JP2001082581A - 駆動力伝達部材、電子写真感光体ユニット、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

駆動力伝達部材、電子写真感光体ユニット、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置

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JP2001082581A
JP2001082581A JP26183399A JP26183399A JP2001082581A JP 2001082581 A JP2001082581 A JP 2001082581A JP 26183399 A JP26183399 A JP 26183399A JP 26183399 A JP26183399 A JP 26183399A JP 2001082581 A JP2001082581 A JP 2001082581A
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Etsuichi Sasako
悦一 笹子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再利用可能な駆動力伝達部材、前記駆動力伝
達部材を有する電子写真感光体ユニット、前記駆動力伝
達部材を有する電子写真感光体を備えるプロセスカート
リッジ、前記プロセスカートリッジを着脱可能な電子写
真画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 駆動力伝達部材36は、駆動源39aよ
り駆動力を伝達される駆動力受け部36dと、円筒部材
7の前記駆動源39a側の端部に固定され、前記駆動力
受け部36dに前記駆動源39aより伝達される駆動力
によって前記円筒部材7を回転駆動させるための固定部
36b1とを、回転体の有するギヤ9kと噛合し、前記
駆動源39aより前記駆動力受け部36dに伝達される
駆動力を前記ギヤ9kを介して前記回転体に伝達するた
めの駆動力伝達ギヤ36aの回転中心軸線c2方向で前
記駆動力伝達ギヤ36aの両側に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動力伝達部材、
電子写真感光体ユニット、プロセスカートリッジ、及び
電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ばレーザープリンタ、LEDプリンタ等)、ファクミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及
び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも
1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して
画像形成装置本体に着脱可能とするものである。更に、
少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカー
トリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもの
をいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジにあって
は、電子写真感光体に駆動力伝達部材を固定し、画像形
成装置本体に設けた駆動源よりこの駆動力伝達部材に駆
動力を伝達し、電子写真感光体を回転駆動しているのが
一般的である。電子写真感光体の回転駆動方式として
は、画像形成装置本体に設けた駆動源としての回転体に
連結突起を設け、電子写真感光体には該電子写真感光体
の回転中心軸線上に連結突起を設けた駆動力伝達部材を
固定し、この連結突起を連結穴に嵌合することにより、
電子写真感光体を回転駆動する方式が提案されている。
【0006】また、画像形成装置本体に設けられた転写
手段である転写ローラや、プロセスカートリッジに設け
られた現像手段としての現像ローラは、ローラ端部にギ
ヤを設け、電子写真感光体に固定されたギヤと噛合する
ことにより回転駆動するのが一般的である。
【0007】このような構成のプロセスカートリッジで
は、電子写真感光体に固定されたギヤは、転写ローラや
現像ローラのローラ端部に設けたひとつのギヤのみに駆
動力を伝達する。また、通常、電子写真感光体は、画像
形成動作を行う際には、画像形成装置本体側の駆動源に
よって一方向にのみ回転される。従って、電子写真感光
体に固定されたギヤは、片側の歯面のみが使用されてい
ることになる。
【0008】また、寿命となったプロセスカートリッジ
は、回収、分解され、ある部品は清掃後再使用され、あ
る部品は、溶融して材料再生される等、様々な形態での
リサイクルが行われている。電子写真感光体の場合は、
両端或いは一端に固定されたギヤを取り外した後、溶融
して材料再生されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであって、その主要な目的は、円
筒部材の端部に固定され、前記円筒部材から取り外した
後に再利用することのできる駆動力伝達部材を提供する
ことにある。
【0010】他の主要な目的は、電子写真感光体の端部
に固定され、前記電子写真感光体から取り外した後に再
利用することのできる駆動力伝達部材を有する電子写真
感光体ユニットを提供することにある。
【0011】また、他の主要な目的は、電子写真感光体
の端部に固定され、前記電子写真感光体から取り外した
後に再利用することのできる駆動力伝達部材を有する電
子写真感光体を備えるプロセスカートリッジを提供する
ことにある。
【0012】また、他の主要な目的は、電子写真感光体
の端部に固定され、前記電子写真感光体から取り外した
後に再利用することのできる駆動力伝達部材を有する電
子写真感光体を備えるプロセスカートリッジを着脱可能
な電子写真画像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る駆動力伝達部材の代表的な構成は、回転
可能な駆動源より駆動力を伝達され、回転駆動されるこ
とによって、円筒部材及び回転体を回転駆動するための
駆動力伝達部材であって、前記駆動源より駆動力を伝達
される駆動力受け部と、前記円筒部材の前記駆動源側の
端部に固定され、前記駆動力受け部に前記駆動源より伝
達される駆動力によって前記円筒部材を回転駆動させる
ための固定部と、前記回転体の有するギヤと噛合し、前
記駆動源より前記駆動力受け部に伝達される駆動力を前
記ギヤを介して前記回転体に伝達するための駆動力伝達
ギヤと、を有し、前記駆動力受け部と前記固定部とを前
記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達
ギヤの両側に備えていることを特徴とする駆動力伝達部
材である。
【0014】上記目的を達成するための本発明に係る駆
動力伝達部材の代表的な構成は、回転可能な駆動源によ
り回転駆動される円筒部材より駆動力を伝達され、回転
駆動されることによって、回転体を回転駆動するための
駆動力伝達部材であって、前記円筒部材の前記駆動源と
反対側の端部に固定され、前記駆動源により回転駆動さ
れる前記円筒部材より駆動力を伝達される固定部と、前
記回転体の有するギヤと噛合し、前記固定部に前記円筒
部材より伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記回転
体に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固
定部を前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆
動力伝達ギヤの両側に備えていることを特徴とする駆動
力伝達部材である。
【0015】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真感光体ユニットの代表的な構成は、電子写真画像
形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジに用い
られる電子写真感光体ユニットにおいて、電子写真感光
体と、前記電子写真画像形成装置本体の有する回転可能
な駆動源より駆動力を伝達され、回転駆動されることに
よって、前記電子写真感光体及び前記電子写真感光体に
作用するプロセス手段を回転駆動するための第一の駆動
力伝達部材と、前記駆動源により回転駆動される前記電
子写真感光体より駆動力を伝達され、回転駆動されるこ
とによって、前記電子写真感光体に作用する、前記電子
写真画像形成装置本体に設けられた本体プロセス手段を
回転駆動するための第二の駆動力伝達部材と、を有し、
前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源より駆動力を
伝達される駆動力受け部と、前記電子写真感光体の前記
駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受け部に前記駆
動源より伝達される駆動力によって前記電子写真感光体
を回転駆動させるための固定部と、前記プロセス手段の
有するギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動力受け部
に伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記プロセス手
段に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記駆
動力受け部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの回転
中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えてお
り、前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光体
の前記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源に
より回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝
達される固定部と、前記回転体の有するギヤと噛合し、
前記固定部に前記電子写真感光体より伝達される駆動力
を前記ギヤを介して前記本体プロセス手段に伝達するた
めの駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定部を前記駆動
力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの
両側に備えていることを特徴とする電子写真感光体ユニ
ットである。
【0016】上記目的を達成するための本発明に係るプ
ロセスカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形
成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおい
て、電子写真感光体と、前記電子写真感光体に形成され
た静電潜像を現像剤により現像するための現像手段と、
前記電子写真画像形成装置本体の有する回転可能な駆動
源より駆動力を伝達され、回転駆動されることによっ
て、前記電子写真感光体及び前記現像手段を回転駆動す
るための第一の駆動力伝達部材と、前記駆動源により回
転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達さ
れ、回転駆動されることによって、前記電子写真感光体
に作用する、前記電子写真画像形成装置本体に設けられ
た本体プロセス手段を回転駆動するための第二の駆動力
伝達部材と、前記電子写真感光体を前記第一の駆動力伝
達部材及び前記第二の駆動力伝達部材を介して保持する
と共に前記現像手段を保持するカートリッジ枠体と、を
有し、前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源より駆
動力を伝達される駆動力受け部と、前記電子写真感光体
の前記駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受け部に
前記駆動源より伝達される駆動力によって前記電子写真
感光体を回転駆動させるための固定部と、前記現像手段
の有するギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動力受け
部に伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記現像手段
に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記駆動
力受け部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの回転中
心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えており、
前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光体の前
記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源により
回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達さ
れる固定部と、前記本体プロセス手段の有するギヤと噛
合し、前記固定部に前記電子写真感光体より伝達される
駆動力を前記ギヤを介して前記本体プロセス手段に伝達
するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定部を前
記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達
ギヤの両側に備えていることを特徴とするプロセスカー
トリッジである。
【0017】上記目的を達成するための本発明に係る電
子写真画像形成装置の代表的な構成は、プロセスカート
リッジを着脱可能であって、記録媒体に画像を形成する
ための電子写真画像形成装置において、(a)回転可能
な駆動源と、(b)本体プロセス手段と、(c)電子写
真感光体と、前記電子写真感光体に形成された静電潜像
を現像剤により現像するための現像手段と、前記駆動源
より駆動力を伝達され、回転駆動されることによって、
前記電子写真感光体及び前記現像手段を回転駆動するた
めの第一の駆動力伝達部材と、前記駆動源により回転駆
動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達され、回
転駆動されることによって、前記電子写真感光体に作用
する前記本体プロセス手段を回転駆動するための第二の
駆動力伝達部材と、前記電子写真感光体を前記第一の駆
動力伝達部材及び前記第二の駆動力伝達部材を介して保
持すると共に前記現像手段を保持するカートリッジ枠体
と、を有し、前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源
より駆動力を伝達される駆動力受け部と、前記電子写真
感光体の前記駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受
け部に前記駆動源より伝達される駆動力によって前記電
子写真感光体を回転駆動させるための固定部と、前記現
像手段の有するギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動
力受け部に伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記現
像手段に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前
記駆動力受け部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの
回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えて
おり、前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光
体の前記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源
により回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を
伝達される固定部と、前記本体プロセス手段の有するギ
ヤと噛合し、前記固定部に前記電子写真感光体より伝達
される駆動力を前記ギヤを介して前記本体プロセス手段
に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定
部を前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動
力伝達ギヤの両側に備えているプロセスカートリッジを
取り外し可能に装着するための装着手段と、(d)前記
記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有することを
特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0018】(作用)上記駆動力伝達部材においては、
円筒部材の端部に固定されている固定部を該円筒部材か
ら取り外し、前記円筒部材に固定されていた前記固定部
と反対側の固定部を新たな円筒部材の端部に固定する。
これによって、駆動力伝達部材を再利用することができ
る。
【0019】上記電子写真感光体ユニットにおいては、
電子写真感光体の端部に固定されている駆動力伝達部材
の固定部を該電子写真感光体から取り外し、前記電子写
真感光体に固定されていた前記固定部と反対側の固定部
を新たな電子写真感光体の端部に固定する。これによっ
て、駆動力伝達部材を再利用することができる。
【0020】上記プロセスカートリッジにおいては、電
子写真感光体の端部に固定されている駆動力伝達部材の
固定部を該電子写真感光体から取り外し、前記電子写真
感光体に固定されていた前記固定部と反対側の固定部を
新たな電子写真感光体の端部に固定する。これによっ
て、駆動力伝達部材を再利用することができる。
【0021】上記電子写真画像形成装置においては、前
記プロセスカートリッジを装着手段に対し着脱可能に装
着することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0023】〔電子写真画像形成装置及びプロセスカー
トリッジ〕まず、図1及び図2を用いて、本発明の実施
の形態を適用する電子写真画像形成装置としてのレーザ
ービームプリンタAについて説明する。また図3にプロ
セスカートリッジBの側断面図を示す。
【0024】このレーザービームプリンタAは、図1に
示すように、電子写真画像形成プロセスによって記録媒
体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)2に画像を
形成するものである。そしてドラム形状の電子写真感光
体(以下、感光体ドラムと称す)7にトナー像を形成す
る。詳しくは、帯電手段8によって感光体ドラム7に帯
電を行い、次いでこの感光体ドラム7に光学手段1から
画像情報に応じた静電潜像を形成する。そしてこの静電
潜像を現像手段9によって現像してトナー像を形成す
る。そしてカセット3aにセットした記録媒体2を前記
トナー像の形成と同期して、ピックアップローラ3b、
搬送ローラ対3c、3d及びレジストローラ対3eで反
転転送する。次いで、プロセスカートリッジBの有する
前記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段とし
ての転写ローラ4に電圧を印加することによって記録媒
体2に転写する。その後トナー像の転写を受けた記録媒
体2を搬送ガイド3fで定着手段5へと搬送する。この
定着手段5は駆動ローラ5c及びヒータ5aを内蔵する
定着ローラ5bを有する。そして通過する記録媒体2に
熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。
そしてこの記録媒体2を排出ローラ対3g,3h,3i
で搬送し、反転経路3jを通して排出トレイ6へと排出
する。この排出トレイ6は電子写真画像形成装置Aの電
子写真画像形成装置本体(以下、画像形成装置本体とい
う)14の上面に設けられている。なお揺動可能なフラ
ッパ3kを動作させ、排出ローラ対3mによって反転経
路3jを介することなく記録媒体2を排出することもで
きる。本実施の形態においては、前記ピックアップロー
ラ3b、搬送ローラ対3c,3d、レジストローラ対3
e、搬送ガイド3f、排出ローラ対3g,3h,3i及
び排出ローラ対3mによって搬送手段3を構成してい
る。
【0025】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、少なくとも1つのプロセス手段を備え
たものである。ここでプロセス手段としては、例えば電
子写真感光体を帯電させる帯電手段、電子写真感光体に
形成された静電潜像を現像する現像手段、電子写真感光
体表面に残留するトナーをクリーニングするためのクリ
ーニング手段等がある。本実施の形態のプロセスカート
リッジBは、図3及至図5に示すように、感光層7e
(図10参照)を有する電子写真感光体である感光体ド
ラム7を回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印
加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。次
いで光学系1からの画像情報に応じたレーザービーム光
を露光開口1eを介して感光体ドラム7へ照射して静電
潜像を形成する。そしてこの静電潜像をトナーを用いて
現像手段9によって現像する。即ち、帯電ローラ8は感
光体ドラム7に接触して設けられており、感光体ドラム
7に帯電を行う。なおこの帯電ローラ8は感光体ドラム
7に対して従動回転する。また、現像手段9は、感光体
ドラム7の現像領域へトナーを供給して、感光体ドラム
7に形成された静電潜像を現像する。なお光学系1は、
レーザーダイオード1a、ポリゴンミラー1b、レンズ
1c、反射ミラー1dを有している。
【0026】ここで、前記現像手段9は、トナー容器1
1A内のトナーをトナー送り部材9bの回転によって、
現像ローラ9cへ送り出す。そして、固定磁石を内蔵し
た現像ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9
dによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ロー
ラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光体ドラム7の
現像領域へ供給する。そして、そのトナーを前記静電潜
像に応じて感光体ドラム7へ転移させることによってト
ナー像を形成して可視像化する。ここで現像ブレード9
dは、現像ローラ9cの周面のトナー量を規定すると共
に摩擦帯電電荷を付与するものである。またこの現像ロ
ーラ9cの近傍には現像室内のトナーを循環させるトナ
ー攪拌部材9eを回動可能に取り付けている。
【0027】そして、転写ローラ4に前記トナー像と逆
極性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたト
ナー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段
10によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去す
る。ここで、クリーニング手段10は感光体ドラム7に
当接して設けられた弾性クリーニングブレード10aに
よって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落して除
去トナー溜め10bへ集める。
【0028】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bは、トナーを収納するトナー容器(トナー収納部)1
1Aを有するトナー枠体11と現像ローラ9c、現像ブ
レード9d等の現像手段9を保持する現像枠体12とを
結合し、これに感光体ドラム7、クリーニングブレード
10a等のクリーニング手段10及び、帯電ローラ8を
保持するクリーニング枠体13を回動可能に結合してカ
ートリッジ化したものである。即ち、トナー枠体11と
現像枠体12とを結合して現像ユニットDとし、これに
クリーニング枠体13を回転可能に結合して構成したカ
ートリッジ枠体としてのハウジングB1内に、感光体ド
ラム7、帯電ローラ8、現像手段9及びクリーニング手
段10等を収納してカートリッジ化したものである。
【0029】また、このプロセスカートリッジBには、
画像情報に応じたレーザービーム光を感光体ドラム7へ
照射するための露光開口部1e及び感光体ドラム7を記
録媒体2に対向するための転写開口部12nが設けてあ
る。詳しくは、露光開口部1eはクリーニング枠体13
に設けられており、また、転写開口部13nは現像枠体
12とクリーニング枠体13との間に構成される。
【0030】更にこのプロセスカートリッジBには、画
像形成装置本体14から取り外したときに転写開口部1
3nを覆い、感光体ドラム7を長時間光に晒されるある
いは異物との接触等から保護するドラムシャッタ部材1
8が現像枠体12に回動可能に設けられている。
【0031】そしてこのプロセスカートリッジBは、操
作者によって画像形成装置本体14のカートリッジ装着
手段に対し着脱可能である。このカートリッジ装着手段
は、図1に示す軸35aを中心に開閉部材35を開く
と、カートリッジ装着部の空間が現れ、その左右に不図
示のカートリッジ装着ガイド部材が配されている。そし
て、プロセスカートリッジBのガイド18a及び18b
(図4及び図5参照)が前記装着ガイド部材に嵌合して
導かれ、プロセスカートリッジBが画像形成装置本体1
4に着脱されるものである。なおこの着脱動作に連動し
て、前記ドラムシャッタ部材18は開閉する。
【0032】〔感光体ドラムユニット(電子写真感光体
ユニット)の構成〕次に本実施の形態に係るプロセスカ
ートリッジに用いられる電子写真感光体ユニットとして
の感光体ドラムユニットの構成について、図6及至図1
2を用いて詳細に説明する。
【0033】図6は感光体ドラムユニットの中間部分を
省略した外観斜視図であり、図7の(a)は感光体ドラ
ムの一端部に固定されるドラムフランジの外観斜視図、
(b)は感光体ドラムの他端部に固定されるドラムフラ
ンジの外観斜視図であり、図8は図7の(b)に示すド
ラムフランジの側面図であり、図9は図7の(a)に示
すドラムフランジの側面図であり、図10は感光体ドラ
ムユニットの支持構成及び駆動伝達構成の模式説明図で
あり、図11は感光体ドラムユニットに設けられたアー
ス接点部材の構成説明図であり、図12はアース接点部
材の正面図である。
【0034】前記プロセスカートリッジBは、図6及び
図10に示すように、円筒部材としての感光体ドラム7
の両端部に駆動力伝達部材としてのドラムフランジ3
6,37を固定して一体化した感光体ドラムユニットU
を、クリーニング枠体13で回転可能に保持している。
【0035】本実施の形態で示す感光体ドラムユニット
Uは、アルミシリンダーの外側に有機光導電体層7eを
塗布して感光体ドラム7を構成し、該感光体ドラム7の
両端部に固定したドラムフランジ36,37を介してク
リーニング枠体13に回転自在に支持されている。感光
体ドラム7の周上には、既に述べたように、感光体ドラ
ム7上に残ったトナー(残留トナー)を除去するための
クリーニングブレード10a、感光体ドラム7の表面を
一様に帯電させるための一次帯電ローラ8、回転体とし
ての現像ローラ9c、本体プロセス手段としての転写ロ
ーラ4等が配置されている。そして、画像形成装置本体
14に設けられた図示しない駆動モーターにより回転駆
動される駆動源としての回転部材である駆動軸39aの
駆動力をドラムフランジ36に伝達することによって、
前記感光体ドラム7を画像形成動作に応じて回転させる
ようにしている。
【0036】(ドラムフランジの構成)感光体ドラム7
の回転中心となる回転中心軸線c1方向(図10参照)
の一方の端部(駆動軸39a側の端部)には、第一の駆
動力伝達部材としてのドラムフランジ36が固定されて
いる。前記ドラムフランジ36は、図7(a)及び図1
0に示すように、感光体ドラム7の端部側に固定部とし
ての筒状の嵌合外径部36b1を有する。前記嵌合外径
部36b1は、感光体ドラム7の内径部7dに嵌合さ
れ、感光体ドラム7の端部を該嵌合外径部36b1に設
けた凹部36c内に曲げ切ることによって固定してい
る。また、前記ドラムフランジ36は、嵌合外径部36
b1の隣に駆動力伝達ギヤとしてのギヤ36aを有す
る。前記ギヤ36aは、現像ローラ9c(図示せず)に
設けられている現像ローラギヤ9kに噛合し、該現像ロ
ーラギヤ9kを介して現像ローラ9cに駆動力を伝達す
る。また、前記ドラムフランジ36は、画像形成装置本
体14側の駆動軸39aから駆動力を受ける(伝達され
る)ための駆動力受け部としての凸部36dを有する。
前記凸部36dは、図7(a)及び図9に示すように、
多角柱形状(本実施の形態では三角柱)となっており、
前記駆動軸39aに設けられた連結穴としての駆動力伝
達凹部39bに嵌合して該駆動軸39aと係合し、該駆
動軸39aより駆動力を伝達される。また、前記ドラム
フランジ36は、感光体ドラム7をクリーニング枠体1
3に保持するための保持部としての円筒状の軸部36b
2を嵌合外径部36b1の反対側に有する。前記軸部3
6b2は、クリーニング枠体13に設けられた軸受部材
300の嵌合内径部300aに回転可能に嵌合され、こ
れによって感光体ドラム7を該軸受部材300によって
クリーニング枠体13に回転可能に軸支する。
【0037】前記嵌合外径部36b1と軸部36b2と
は、同一形状となっている。したがって、前記嵌合外径
部36b1は、前記軸受部材300の嵌合内径部300
aに嵌合され、感光体ドラム7を該軸受部材300によ
ってクリーニング枠体13に回転可能に軸支する前記軸
部36b2としての機能を備える構成となっている。ま
た、前記軸部36b2は、感光体ドラム7の内径部7d
に嵌合され、感光体ドラム7の端部を固定する前記嵌合
外径部36b1としての機能を備える構成となってい
る。また、切り欠き部36cも同様にギヤ36aの回転
中心軸線c2方向で嵌合外径部36bl及び軸部36b
2に夫々配設されている。前記凸部36dは、ギヤ36
aの回転中心軸線c2方向で該ギヤ36aの両側に一体
的に設けられている。ここで、前記感光体ドラム7の回
転中心軸線c1、前記ギヤ36aの回転中心軸線c2、
及び前記駆動軸39aの回転中心軸線c3は、夫々該感
光体ドラム7の回転中心軸線c1方向で一致している。
即ち、本実施の形態で示すドラムフランジ36は、前記
ギヤ36aと前記嵌合外径部36b1と前記軸部36b
2と前記凸部36dとを一体に有し、該ギヤ36aの回
転中心軸線c2と該ギヤ36aの幅方向の中心線c21
とが直交する仮想平面に対して、該嵌合外径部36b1
と該軸部36b2が対称形状となり、かつ該凸部36d
が対称形状となるよう形成されている。
【0038】一方、感光体ドラム7の回転中心軸線c1
方向のもう一方の端部(駆動軸39a側と反対側の端
部)には、第二の駆動力伝達部材としてのドラムフラン
ジ37が固定されている。前記ドラムフランジ37は、
図7(b)及び図10に示すように、感光体ドラム7の
端部側に固定部としての筒状の嵌合外径部37bを有す
る。前記嵌合外径部37bの感光体ドラム7端部への固
定方法については、上述したドラムフランジ36と同様
に、感光体ドラム7の内径部7dに嵌合外径部37bが
嵌合され、感光体ドラム7の端部を該嵌合外径部37b
に設けた凹部37c内に曲げ切ることにより固定してい
る。また、ドラムフランジ37は、嵌合外径部37bの
隣に駆動力伝達ギヤとしてのギヤ37aを有する。前記
ギヤ37aは、転写ローラ4(図示せず)に設けられて
いる転写ローラギヤ4aに噛合し、該転写ローラギヤ4
aを介して転写ローラ4に駆動力を伝達する。従って、
転写ローラ4は、感光体ドラム7の回転に呼応して回転
駆動される。また、前記ドラムフランジ37は、感光体
ドラム7をクリーニング枠体13に保持するための保持
部としての円筒状の嵌合穴部37d(図8及び図10参
照)を有する。前記嵌合穴部37dは、クリーニング枠
体13に設けられたドラム軸100の軸部100bを回
転可能に軸支し、感光体ドラム7を該ドラム軸100に
よってクリーニング枠体13に回転可能に軸支する。
尚、ドラム軸100は、導電性材料(例えば、鉄)より
なり、軸部100bよりも大径に形成された外径部10
0aがクリーニング枠体13に設けられた圧入内径部1
3klに圧入されて固定されている。更にドラムフラン
ジ37には、図10及び図11に示すように、ドラムア
ース接点200が設けられている。前記ドラムアース接
点200は、導電性材料(例えば、銅合金、SUS等)
よりなり、熱溶着等によりドラムフランジ37に設けら
れたドラムアース接点取り付け部(図示せず)に固定さ
れている。ドラムアース接点200は、図12に示すよ
うに、略円板状に形成された基板200cの外周の2箇
所に第一接点部200bを有し、該第一接点部200b
間の中央部位に第一接点部200aを有している。そし
て、第一接点部200bが感光体ドラム7の内径部7d
に圧接し、第二接点部200aがドラム軸100の先端
面100cに弾性的に接するよう嵌合穴部37dの外径
部位に配置されて、感光体ドラム7とドラム軸100が
電気的に接続されるよう構成されている。尚、画像形成
装置本体14には、接点部材(不図示)が配設されてお
り、プロセスカートリッジBを画像形成装置本体14に
装着すると、前記接点部材が前記ドラム軸100の端面
100dと電気的に接続し、感光体ドラム7のアースが
可能となる。
【0039】前記嵌合外径部37bと嵌合穴部37dと
図示しないドラムアース接点取り付け部は、夫々ギヤ3
7aの回転中心軸線c4方向で該ギヤ37aの両側に設
けられている。ここで、前記感光体ドラム7の回転中心
軸線c1、前記ギヤ37aの回転中心軸線c4は、夫々
該感光体ドラム7の回転中心軸線c1方向で一致してい
る。即ち、本実施の形態で示すドラムフランジ37は、
前記ギヤ37aと前記嵌合外径部37bと前記嵌合穴部
37dと前記ドラムアース接点取り付け部とを一体に有
し、該ギヤ37aの回転中心軸線c4と該ギヤ37aの
幅方向の中心線c41とが直交する仮想平面に対して、
該嵌合外径部37bと嵌合穴部37dとドラムアース接
点取り付け部が対称形状となるよう形成されている。
【0040】本実施の形態で示す感光体ドラムユニット
Uをクリーニング枠体13に回転可能に保持したプロセ
スカートリッジBを、画像形成装置本体14に装着する
と、画像形成装置本体14に設けられた駆動軸39a
が、カートリッジ装着部を構成する画像形成装置本体1
4のフレーム14aより突出し、該駆動軸39aの駆動
力伝達凹部39bがドラムフランジ36の凸部36dと
嵌合して係合し、ドラムフランジ36のギヤ36aが現
像ローラギヤ9kに噛合し、ドラムフランジ37のギヤ
37aが転写ローラ4の転写ローラギヤ4aに噛合す
る。そして、駆動軸39aが駆動モーターによって回転
駆動されることでドラムフランジ36を介して感光体ド
ラム7が回転駆動され、ドラムフランジ36のギヤ36
aと噛合している現像ローラギヤ9kに駆動力が伝達さ
れ、現像ローラ9cが回転駆動される。また、ドラムフ
ランジ37のギヤ37aと噛合している転写ローラギヤ
4aに駆動力が伝達され、感光体ドラム7の回転に呼応
して、転写ローラ4が回転駆動される。
【0041】即ち、本実施の形態に係るドラムフランジ
36は、回転可能な駆動軸39aより駆動力を伝達さ
れ、回転駆動されることによって、感光体ドラム7及び
現像ローラ9cを回転駆動するものである。そして、駆
動軸39aより駆動力を伝達される凸部36dと、感光
体ドラム7の駆動軸39a側の端部に固定され、凸部3
6dに駆動軸39aより伝達される駆動力によって感光
体ドラム7を回転駆動させるための嵌合外径部36b1
(又は軸部36b2)と、前記現像ローラ9cの有する
現像ローラギヤ9kと噛合し、駆動軸39aより凸部3
6dに伝達される駆動力をギヤ36aを介して現像ロー
ラ9cに伝達するためのギヤ36aと、を有し、凸部3
6dと嵌合外径部36b1(又は軸部36b2)とをギ
ヤ36aの回転中心軸線c2方向でギヤ36aの両側に
備えた構成となっている。
【0042】また、本実施の形態に係るドラムフランジ
37は、回転可能な駆動軸39aにより回転駆動される
感光体ドラム7より駆動力を伝達され、回転駆動される
ことによって、転写ローラ4を回転駆動するものであ
る。そして、感光体ドラム7の駆動軸39aと反対側の
端部に固定され、駆動軸39aにより回転駆動される感
光体ドラム7より駆動力を伝達される嵌合外径部37b
と、転写ローラ4の有する転写ローラギヤ4aと噛合
し、嵌合外径部37bに感光体ドラム7より伝達される
駆動力を転写ローラギヤ4aを介して転写ローラ4に伝
達するためのギヤ37aと、を有し、嵌合外径部37b
をギヤ37aの回転中心軸線c4方向でギヤ37aの両
側に備えた構成となっている。
【0043】ここで、上記感光体ドラムユニットUのド
ラムフランジ36,37を再利用する手順について説明
する。
【0044】先ず、プロセスカートリッジBから感光体
ドラムユニットUを取り外し、感光体ドラム7の両端に
固定されたドラムフランジ36,37を該感光体ドラム
7から取り外す。本実施の形態によるドラムフランジ3
6,37の取り外し方法は、感光体ドラム7の端面部の
曲げ切ってある部分を切断することで、ドラムフランジ
36,37を感光体ドラム7から容易に取り外すことが
できる。そして、ドラムフランジ37においては、感光
体ドラム7から取り外した後、ドラムアース接点200
を取り外す。
【0045】次に、上記方法により取り外したドラムフ
ランジ36を、新しい感光体ドラム7に取り付ける際に
は、はじめに感光体ドラム7に固定されていた嵌合外径
部36b1側とは反対側の軸部36b2を新しい感光体
ドラム7の駆動軸39a側の端部の内径部7dに嵌合さ
せ、該感光体ドラム7の端部を該軸部36b2の凹部3
6c内に曲げ切ることによって固定する。また、ドラム
フランジ37を、新しい感光体ドラム7に取り付ける際
には、はじめに感光体ドラム7に固定されていた嵌合外
径部37b側とは反対側の嵌合外径部37bに設けられ
ているドラムアース接点取り付け部にあらかじめ新しい
ドラムアース接点200を固定しておく。そして、前記
ドラムアース接点200を固定した嵌合外径部37bを
新しい感光体ドラム7の駆動軸39a側と反対側の端部
の内径部7dに嵌合させ、該感光体ドラム7の端部を該
嵌合外径部37bの凹部37c内に曲げ切ることによっ
て固定する。こうして新しい感光体ドラムに前記ラムフ
ランジ36,37を固定した感光体ドラムユニットUを
該ドラムフランジ36,37を介してクリーニング枠体
13に回転可能に保持させることによって、ドラムフラ
ンジ36に設けたギヤ36aは、前回現像ローラギヤ9
k1と噛合していなかった側の歯面が該現像ローラギヤ
9klと新たに噛合する。また、ドラムフランジ37に
設けたギヤ37aは、前回転写ローラギヤ4aと噛合し
ていなかった側の歯面が該転写ローラギヤ4aと新たに
噛合する。
【0046】このように本実施の形態によれば、第一の
駆動力伝達部材であるドラムフランジ36に設けたギヤ
36aの回転中心軸線c2方向で該ギヤ36aの両側
に、円筒部材である感光体ドラム7に固定するための固
定部としての嵌合外径部36b1(又は軸部36b2)
と、駆動源としての回転部材である駆動軸39aから駆
動力を伝達されるための駆動力受け部である凸部36d
を夫々設けることにより、ドラムフランジ36を取り外
して反転させて再度感光体ドラム7に取り付けることが
できるため、ギヤ36aの両側の歯面を有効に使うこと
が可能となる。また、第二の駆動力伝達部材であるドラ
ムフランジ37に設けたギヤ37aの回転中心軸線c4
方向で該ギヤ37aの両側に、円筒部材である感光体ド
ラム7に固定するための固定部としての嵌合外径部37
bを夫々設けることにより、ドラムフランジ37を取り
外して反転させて再度感光体ドラム7に取り付けること
ができるため、ギヤ37aの両側の歯面を有効に使うこ
とが可能となる。
【0047】《他の実施の形態》前述の実施の形態で
は、感光体ドラム7とドラムフランジ36,37とを、
感光体ドラム7の端部をドラムフランジ36,37の凹
部36c,37c内に曲げ切ることにより固定する方法
を例示したが、本発明ではこれに限らず、例えば、接着
によって感光体ドラム7とドラムフランジ36,37と
を固定することも可能である。そして、ドラムフランジ
36,37と感光体ドラム7の固定部分を急速に冷却す
る等により、取り外すことができる。この場合には、ド
ラムフランジ36の嵌合外径部36b1の内径側に固定
部としての嵌合内径部36b3を設け、軸部36b2の
内径側に該嵌合内径部36b3と対称同一形状の固定部
としての嵌合内径部36b4を設け(図10参照)、該
嵌合内径部36b4に軸受部材300の軸部300b、
或いは感光体ドラム7の端部を嵌合させればよい。
【0048】また、前述の実施の形態では、ドラムフラ
ンジ37の軸支にドラム軸100を用いる構成について
例示したが、本発明ではこれに限るものではなく、軸受
部材を用いて軸支することも可能である。この場合は、
ドラムフランジ36と同様に、クリーニング枠体13に
軸受部材を設け、該軸受部材をドラムフランジ37に設
けた固定部としての嵌合外径部を構成する軸部37eま
たは、該軸部37eの内径部37f(図10参照)と嵌
合させればよい。
【0049】また前述した実施の形態で示したプロセス
カートリッジBは単色画像を形成する場合を例示した
が、本発明に係るプロセスカートリッジは単色の画像を
形成する場合のみならず、現像手段を複数設け、複数色
の画像(例えば2色画像、3色画像或はフルカラー等)
を形成するカートリッジにも好適に適用することができ
る。
【0050】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。なお、一般的にはドラム状のものが
用いられており、アルミ合金等のシリンダー上に光導電
体を蒸着または塗工等を行ったものである。
【0051】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、前記クリーニングブレード以外
にも、ファーブラシ、磁気ブラシ等を用いてクリーニン
グ手段を構成しても良い。
【0052】トナー枠体11、現像枠体12を形成する
材質としては、プラスチック例えばポリスチレン、AB
S樹脂(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重
合体)、変性PPE樹脂(ポリフェニレンエーテル)、
変性PPO樹脂(ポリフェニレンオキサイド)、ポリカ
ーボネイト、ポリエチレン、ポリプロピレン等である。
【0053】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外に
も、例えば、電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0054】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可能と
するものをいう。そして、このプロセスカートリッジ
は、使用者自身が装置本体に着脱することができる。そ
こで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うこと
ができる。
【0055】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る駆動
力伝達部材は、円筒部材から取り外した後に再利用する
ことができる。
【0057】また、本発明に係る電子写真感光体ユニッ
トは、駆動力伝達部材を電子写真感光体の端部から取り
外した後に再利用することができる。
【0058】また、本発明に係るプロセスカートリッジ
は、駆動力伝達部材を電子写真感光体の両端から取り外
した後に再利用することができる。
【0059】また、本発明に係る電子写真画像形成装置
は、電子写真感光体の端部から取り外した後に再利用す
ることのできる駆動力伝達部材を有するプロセスカート
リッジを着脱可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る電子写真画像形成装置の
主要部を説明する断面図である。
【図2】 図1に示した電子写真画像形成装置の外観斜
視図である。
【図3】 本実施の形態に係るプロセスカートリッジの
断面図である。
【図4】 本実施の形態に係るプロセスカートリッジの
外観斜視図である。
【図5】 本実施の形態に係るプロセスカートリッジの
外観斜視図である。
【図6】 本実施の形態に係る感光体ドラムユニットの
外観斜視図である。
【図7】 本実施の形態に係るドラムフランジの外観斜
視図である。
【図8】 本実施の形態に係るドラムフランジの側面図
である。
【図9】 本実施の形態に係るドラムフランジの側面図
である。
【図10】 本実施の形態に係る感光体ドラムユニット
の支持構成及び駆動伝達構成の模式説明図である。
【図11】 本実施の形態に係る感光体ドラムユニット
に用いられるアース接点部材の構成説明図である。
【図12】 本実施の形態に係る感光体ドラムユニット
に用いられるドラムアース接点部材の正面図である。
【符号の説明】
A…電子写真画像形成装置(レーザービームプリンタ) B…プロセスカートリッジ B1…ハウジング U…感光体ドラムユニット 2…記録媒体 3…搬送手段 4…転写口一ラ 7…電子写真感光体 8…帯電ローラ 9…現像手段 9c…現像ローラ 10…クリーニング手段 36…ドラムフランジ 36a…ギヤ 36bl…嵌合外径部 36b2…軸部 36b3,36b4…嵌合内径部 36d…凸部 37…ドラムフランジ 37a…ギヤ 37b…嵌合外径部 37d…嵌合穴部 37e…軸部 37f…内径部 39a…駆動軸 39b…凹部

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能な駆動源より駆動力を伝達さ
    れ、回転駆動されることによって、円筒部材及び回転体
    を回転駆動するための駆動力伝達部材であって、 前記駆動源より駆動力を伝達される駆動力受け部と、 前記円筒部材の前記駆動源側の端部に固定され、前記駆
    動力受け部に前記駆動源より伝達される駆動力によって
    前記円筒部材を回転駆動させるための固定部と、 前記回転体の有するギヤと噛合し、前記駆動源より前記
    駆動力受け部に伝達される駆動力を前記ギヤを介して前
    記回転体に伝達するための駆動力伝達ギヤと、 を有し、 前記駆動力受け部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤ
    の回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備え
    ていることを特徴とする駆動力伝達部材。
  2. 【請求項2】 前記円筒部材を新たな円筒部材に交換す
    る際、前記駆動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部の
    うち、前記円筒部材に固定されていた側とは異なる側の
    固定部を前記新たな円筒部材の前記駆動源側の端部に固
    定することを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達部
    材。
  3. 【請求項3】 前記駆動力受け部は、前記駆動力伝達ギ
    ヤの回転中心軸線上に設けられた連結突起であり、前記
    駆動源は、回転中心軸線上に連結穴を有する回転部材で
    あり、前記駆動力受け部としての連結突起が前記駆動源
    としての回転部材の連結穴に嵌合されて前記回転部材と
    係合することを特徴とする請求項1に記載の駆動力伝達
    部材。
  4. 【請求項4】 回転可能な駆動源により回転駆動される
    円筒部材より駆動力を伝達され、回転駆動されることに
    よって、回転体を回転駆動するための駆動力伝達部材で
    あって、 前記円筒部材の前記駆動源と反対側の端部に固定され、
    前記駆動源により回転駆動される前記円筒部材より駆動
    力を伝達される固定部と、 前記回転体の有するギヤと噛合し、前記固定部に前記円
    筒部材より伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記回
    転体に伝達するための駆動力伝達ギヤと、 を有し、 前記固定部を前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で
    前記駆動力伝達ギヤの両側に備えていることを特徴とす
    る駆動力伝達部材。
  5. 【請求項5】 前記円筒部材を新たな円筒部材と交換す
    る際、前記駆動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部の
    うち、前記円筒部材に固定されていた側とは異なる側の
    固定部を前記新たな円筒部材の前記駆動源側と反対側の
    端部に固定することを特徴とする請求項4に記載の駆動
    力伝達部材。
  6. 【請求項6】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    プロセスカートリッジに用いられる電子写真感光体ユニ
    ットにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真画像形成装置本体の有する回転可能な駆動
    源より駆動力を伝達され、回転駆動されることによっ
    て、前記電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用
    するプロセス手段を回転駆動するための第一の駆動力伝
    達部材と、 前記駆動源により回転駆動される前記電子写真感光体よ
    り駆動力を伝達され、回転駆動されることによって、前
    記電子写真感光体に作用する、前記電子写真画像形成装
    置本体に設けられた本体プロセス手段を回転駆動するた
    めの第二の駆動力伝達部材と、 を有し、 前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源より駆動力を
    伝達される駆動力受け部と、前記電子写真感光体の前記
    駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受け部に前記駆
    動源より伝達される駆動力によって前記電子写真感光体
    を回転駆動させるための固定部と、前記プロセス手段の
    有するギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動力受け部
    に伝達される駆動力を前記ギヤを介して前記プロセス手
    段に伝達するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記駆
    動力受け部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの回転
    中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えてお
    り、 前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光体の前
    記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源により
    回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達さ
    れる固定部と、前記回転体の有するギヤと噛合し、前記
    固定部に前記電子写真感光体より伝達される駆動力を前
    記ギヤを介して前記本体プロセス手段に伝達するための
    駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定部を前記駆動力伝
    達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側
    に備えていることを特徴とする電子写真感光体ユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】 更に、前記第一の駆動力伝達部材は、前
    記電子写真感光体を前記プロセスカートリッジの有する
    枠体に保持するための保持部を、前記駆動力伝達ギヤの
    回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えて
    いることを特徴とする請求項6に記載の電子写真感光体
    ユニット。
  8. 【請求項8】 前記電子写真感光体を新たな電子写真感
    光体と交換する際、前記第一の駆動力伝達部材が前記駆
    動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部のうち、前記電
    子写真感光体に固定されていた側とは異なる側の固定部
    を前記新たな電子写真感光体の前記駆動源側の端部に固
    定することを特徴とする請求項6に記載の電子写真感光
    体ユニット。
  9. 【請求項9】 前記第一の駆動力伝達部材が有する前記
    駆動力受け部は、前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線上
    に設けられた連結突起であり、前記駆動源は、回転中心
    軸線上に連結穴を有する回転部材であり、前記駆動力受
    け部としての連結突起が前記駆動源としての回転部材の
    連結穴に嵌合されて前記回転部材と係合することを特徴
    とする請求項6に記載の電子写真感光体ユニット。
  10. 【請求項10】 更に、前記第二の駆動力伝達部材は、
    前記電子写真感光体を前記プロセスカートリッジの有す
    る枠体に保持するための保持部を、前記駆動力伝達ギヤ
    の回転中心軸線方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備え
    ていることを特徴とする請求項6に記載の電子写真感光
    体ユニット。
  11. 【請求項11】 前記電子写真感光体を新たな電子写真
    感光体と交換する際、前記第二の駆動力伝達部材が前記
    駆動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部のうち、前記
    電子写真感光体に固定されていた側とは異なる側の固定
    部を前記新たな電子写真感光体の前記駆動源側と反対側
    の端部に固定することを特徴とする請求項6に記載の電
    子写真感光体ユニット。
  12. 【請求項12】 前記プロセス手段とは、前記電子写真
    感光体に形成された静電潜像を現像剤により現像するた
    めの現像手段であることを特徴とする請求項6に記載の
    電子写真感光体ユニット。
  13. 【請求項13】 前記本体プロセス手段とは、前記プロ
    セス手段としての、前記電子写真感光体に形成された静
    電潜像を現像剤により現像するための現像手段による前
    記静電潜像の現像剤像を記録媒体に転写するための転写
    手段であることを特徴とする請求項6に記載の電子写真
    感光体ユニット。
  14. 【請求項14】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤によ
    り現像するための現像手段と、 前記電子写真画像形成装置本体の有する回転可能な駆動
    源より駆動力を伝達され、回転駆動されることによっ
    て、前記電子写真感光体及び前記現像手段を回転駆動す
    るための第一の駆動力伝達部材と、 前記駆動源により回転駆動される前記電子写真感光体よ
    り駆動力を伝達され、回転駆動されることによって、前
    記電子写真感光体に作用する、前記電子写真画像形成装
    置本体に設けられた本体プロセス手段を回転駆動するた
    めの第二の駆動力伝達部材と、 前記電子写真感光体を前記第一の駆動力伝達部材及び前
    記第二の駆動力伝達部材を介して保持すると共に前記現
    像手段を保持するカートリッジ枠体と、 を有し、 前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源より駆動力を
    伝達される駆動力受け部と、前記電子写真感光体の前記
    駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受け部に前記駆
    動源より伝達される駆動力によって前記電子写真感光体
    を回転駆動させるための固定部と、前記現像手段の有す
    るギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動力受け部に伝
    達される駆動力を前記ギヤを介して前記現像手段に伝達
    するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記駆動力受け
    部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線
    方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えており、 前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光体の前
    記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源により
    回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達さ
    れる固定部と、前記本体プロセス手段の有するギヤと噛
    合し、前記固定部に前記電子写真感光体より伝達される
    駆動力を前記ギヤを介して前記本体プロセス手段に伝達
    するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定部を前
    記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達
    ギヤの両側に備えていることを特徴とするプロセスカー
    トリッジ。
  15. 【請求項15】 更に、前記第一の駆動力伝達部材は、
    前記電子写真感光体を前記カートリッジ枠体に保持する
    ための保持部を、前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方
    向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えていることを特徴
    とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  16. 【請求項16】 前記電子写真感光体を新たな電子写真
    感光体と交換する際、前記第一の駆動力伝達部材が前記
    駆動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部のうち、前記
    電子写真感光体に固定されていた側とは異なる側の固定
    部を前記新たな電子写真感光体の前記駆動源側の端部に
    固定することを特徴とする請求項14に記載のプロセス
    カートリッジ。
  17. 【請求項17】 前記第一の駆動力伝達部材が有する前
    記駆動力受け部は、前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線
    上に設けられた連結突起であり、前記駆動源は、回転中
    心軸線上に連結穴を有する回転部材であり、前記駆動力
    受け部としての連結突起が前記駆動源としての回転部材
    の連結穴に嵌合されて前記回転部材と係合することを特
    徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記電子写真感光体を新たな電子写真
    感光体と交換する際、前記第二の駆動力伝達部材が前記
    駆動力伝達ギヤの両側に備える前記固定部のうち、前記
    電子写真感光体に固定されていた側とは異なる側の固定
    部を前記新たな電子写真感光体の前記駆動源側と反対側
    の端部に固定することを特徴とする請求項14に記載の
    プロセスカートリッジ。
  19. 【請求項19】 更に、前記第二の駆動力伝達部材は、
    前記電子写真感光体を前記カートリッジ枠体に保持する
    ための保持部を、前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方
    向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えていることを特徴
    とする請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 前記本体プロセス手段とは、前記電子
    写真感光体に形成された静電潜像を前記現像手段が現像
    剤により現像した現像剤像を記録媒体に転写するための
    転写手段であることを特徴とする請求項14に記載のプ
    ロセスカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    電子写真感光体と前記現像手段とを一体的にカートリッ
    ジ化して、前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能と
    する請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記プロセスカートリッジとは、前記
    電子写真感光体に帯電を行うための帯電手段、前記電子
    写真感光体に残留する現像剤を除去するためのクリーニ
    ング手段の少なくとも一つと前記電子写真感光体と前記
    現像手段とを一体的にカートリッジ化して、前記電子写
    真画像形成装置本体に着脱可能とすることを特徴とする
    請求項14に記載のプロセスカートリッジ。
  23. 【請求項23】 プロセスカートリッジを着脱可能であ
    って、記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形
    成装置において、(a)回転可能な駆動源と、(b)本
    体プロセス手段と、(c)電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤によ
    り現像するための現像手段と、 前記駆動源より駆動力を伝達され、回転駆動されること
    によって、前記電子写真感光体及び前記現像手段を回転
    駆動するための第一の駆動力伝達部材と、 前記駆動源により回転駆動される前記電子写真感光体よ
    り駆動力を伝達され、回転駆動されることによって、前
    記電子写真感光体に作用する前記本体プロセス手段を回
    転駆動するための第二の駆動力伝達部材と、 前記電子写真感光体を前記第一の駆動力伝達部材及び前
    記第二の駆動力伝達部材を介して保持すると共に前記現
    像手段を保持するカートリッジ枠体と、 を有し、 前記第一の駆動力伝達部材は、前記駆動源より駆動力を
    伝達される駆動力受け部と、前記電子写真感光体の前記
    駆動源側の端部に固定され、前記駆動力受け部に前記駆
    動源より伝達される駆動力によって前記電子写真感光体
    を回転駆動させるための固定部と、前記現像手段の有す
    るギヤと噛合し、前記駆動源より前記駆動力受け部に伝
    達される駆動力を前記ギヤを介して前記現像手段に伝達
    するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記駆動力受け
    部と前記固定部とを前記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線
    方向で前記駆動力伝達ギヤの両側に備えており、 前記第二の駆動力伝達部材は、前記電子写真感光体の前
    記駆動源と反対側の端部に固定され、前記駆動源により
    回転駆動される前記電子写真感光体より駆動力を伝達さ
    れる固定部と、前記本体プロセス手段の有するギヤと噛
    合し、前記固定部に前記電子写真感光体より伝達される
    駆動力を前記ギヤを介して前記本体プロセス手段に伝達
    するための駆動力伝達ギヤと、を有し、前記固定部を前
    記駆動力伝達ギヤの回転中心軸線方向で前記駆動力伝達
    ギヤの両側に備えているプロセスカートリッジを取り外
    し可能に装着するための装着手段と、(d)前記記録媒
    体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  24. 【請求項24】 前記駆動源は、回転中心軸線上に連結
    穴を有する回転部材であり、前記第一の駆動力伝達部材
    の有する前記駆動力受け部は、前記駆動力伝達ギヤの回
    転中心軸線上に設けられた連結突起であり、前記駆動力
    受け部としての連結突起が前記駆動源としての回転部材
    の連結穴に嵌合されて前記回転部材と係合することを特
    徴とする請求項23に記載の電子写真画像形成装置。
  25. 【請求項25】 前記本体プロセス手段とは、前記電子
    写真感光体に形成された静電潜像を前記現像手段が現像
    剤により現像した現像剤像を前記記録媒体に転写するた
    めの転写手段であることを特徴とする請求項23に記載
    の電子写真画像形成装置。
JP26183399A 1999-09-16 1999-09-16 駆動力伝達部材、電子写真感光体ユニット、プロセスカートリッジ、及び電子写真画像形成装置 Pending JP2001082581A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397253C (zh) * 2004-09-30 2008-06-25 夏普株式会社 显影剂存放容器和连接部件

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN100397253C (zh) * 2004-09-30 2008-06-25 夏普株式会社 显影剂存放容器和连接部件

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