JP2001081950A - 床仕上げ構造 - Google Patents

床仕上げ構造

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JP2001081950A
JP2001081950A JP26238299A JP26238299A JP2001081950A JP 2001081950 A JP2001081950 A JP 2001081950A JP 26238299 A JP26238299 A JP 26238299A JP 26238299 A JP26238299 A JP 26238299A JP 2001081950 A JP2001081950 A JP 2001081950A
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JP
Japan
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floor
frame
rail
floor finishing
floor finish
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Application number
JP26238299A
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English (en)
Inventor
Taro Ninagawa
太郎 蜷川
Toshihiro Nagase
利宏 長瀬
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Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Harmonate Seko Gijutsu Center:Kk
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Sekisui Harmonate Seko Gijutsu Center:Kk
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユニット建物における工期の短縮化、人件費
などの経費の削減、品質の安定化などを妨げることの少
ない床仕上げ構造を提供する。 【解決手段】 床の段差部に設置される框2と面一に床
仕上げ材3が設置される床仕上げ構造において、框2の
上面に床仕上げ材3の割付模様23が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、建物の床仕上げ
構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の床仕上げ構造として、例
えば、玄関たたき部から段差を有する玄関ホールの床部
が形成されており、その境界部には框が設けてあり、框
とそれに継がる床仕上げ材とは突き合わせの接合構造と
なっている。また、階段の踊り場或いは最上部の踏み面
材端部の框と、それに継がる床仕上げ材とは突き合わせ
の接合構造となっている。これらの接合部分は施工方法
や経時変化により段差や隙間が生じやすい場所である。
また、訪問者などはまず玄関に入ったところでその建物
の内部の第一印象を受けることが多い。このため、玄関
やそれに通じる階段等には意匠的な外観性も要求され
る。
【0003】例えば、図3は従来の玄関ホールの床部の
断面を示し、2Bは框であり、床仕上げ材3Bと突き合
わせ部23Bの如く突き合わせの接合構造になされてい
る。ここで、5Bは床梁、6Bは床下地材(パーチクル
ボード)、7Bは合板である。即ち、床下地材6Bであ
るパーチクルボードの伸縮に伴い、上面の床仕上げ材3
Bと框2Bとの突き合わせ部23Bに、段差や隙間が生
じやすいという問題があった。
【0004】また、図4は従来の階段の踊り場或いは最
上部の断面を示し、踏み面端部の框2Cと床仕上げ材3
Cとは突き合わせ部23Cの如く突き合わせの接合構造
になされている。ここで、5Cは床梁、6Cは床下地材
(パーチクルボード)である。即ち、従来の階段構造に
おいても、床下地材6Cであるパーチクルボードの伸縮
に伴い、上面の床仕上げ材3Cと框2Cとの突き合わせ
部23Cに、段差や隙間が生じやすいという問題があっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ユニット住
宅などのユニット建物は、建物ユニットや各種の部材の
多くを工業化生産することによって、工期の短縮化、人
件費などの経費の削減、品質の安定化などを図っている
ものである。
【0006】しかし、このようなユニット建物にあっ
て、上記のような床仕上げ構造では、段差や隙間が目立
つ箇所であるので、慎重に作業する等、調整に時間が係
り、工期の長期化、人件費などの経費の増大、品質の不
安定化を招きやすいという不具合もあった。
【0007】この発明は、このような実情を背景として
なされたもので、ユニット建物における工期の短縮化、
人件費などの経費の削減、品質の安定化などを妨げるこ
との少ない床仕上げ構造を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、床の段差部に設置される框と面一に床仕上げ材が設
置される床仕上げ構造において、框の上面に床仕上げ材
の割付模様が形成されてなることを特徴とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、床の段差部に設
置される框と面一に床仕上げ材が設置される床仕上げ構
造において、框と隣接する床仕上げ材と、框とがさねつ
ぎ構造により接合されてなることを特徴とする。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明は、床の段差部に設置さ
れる框と面一に床仕上げ材が設置される床仕上げ構造に
おいて、框の上面に床仕上げ材の割付模様が形成されて
なるので、框と床仕上げ材を突き合わせ接合するという
調整作業がなくなり、作業工数が減り、簡単に美麗に仕
上がる。また、経時変化によって段差や隙間が発生する
ことがない。
【0011】請求項2に記載の発明は、床の段差部に設
置される框と面一に床仕上げ材が設置される床仕上げ構
造において、框と隣接する床仕上げ材と、框とがさねつ
ぎ構造により接合されてなるので、接合が確実になさ
れ、経時変化によって段差や隙間が発生することがな
い。
【0012】
【発明の実施の形態】図1(イ)は第1実施形態の玄関
入り口部の床仕上げ構造を示す斜視図、図1(ロ)は図
1(イ)のX−X線断面図、図2(イ)は第2実施形態
の階段踊り場の床仕上げ構造を示す断面図、図2(ロ)
は図2(イ)のK部を拡大して示す断面図である。
【0013】(第1実施形態)図1の玄関入り口部10
は、玄関ドア(不図示)を開けると、たたき4と、段差
を設けて床部(床仕上げ材)3からなる玄関ホールに継
がっている。この段差部を有する部分の立周壁部に外観
意匠性の面から框2が設けられている。
【0014】図1(ロ)に示すように、本発明の玄関の
床仕上げ構造に用いられる框2は上面部21が床仕上げ
材3と同じ材質で一体になされて作られており、上面部
21には床仕上げ材3と同様な割付模様23,23が形
成されている。また、さね部24を有する。そして、本
発明の玄関の床仕上げ構造の施工方法としては、床梁5
の上に床下地材であるパーチクルボード6を敷設し、そ
の上に合板7を敷設し釘で固定する。次に框2の裏面側
に接着剤を塗布して合板7の上に設置する。位置決めが
終了したら、さね部24の所にフィニッシュネイル8で
固定し、框2の垂下部22と一体になされた合板7をビ
ス9で固定する。さらに、框2の上面部21のさね部2
4と床仕上げ材3の小穴31と嵌合し、床仕上げ材3の
裏面側は接着剤を塗布して合板7の上に設置して、第1
実施形態の玄関の床仕上げ構造ができあがる。
【0015】本実施形態によれば、以下の作用がある。 (1)玄関のたたき4と床の段差部に設置される框2
と、それに継がる上面部21が床仕上げ材3と同一材質
で、同様な割付模様23が形成され一体化されているの
で、突き合わせ部の調整作業がなく作業工数が減る。ま
た、経時変化によって段差や隙間が発生することがな
い。 (2)框2とそれに継がる上面部21が床仕上げ材3と
同一材質で、同様な割付模様23が形成され一体化され
ているので、簡単に美麗に仕上がる。 (3)框2と隣接する床仕上げ材3と、框2とがさねつ
ぎ24,31構造により接合されてなるので、接合が確
実になされ、この部分が経時変化によって段差や隙間が
発生することがない。
【0016】(第2実施形態)図2(イ)は階段踊り場
20の床仕上げ構造を示す断面図であり、踊り場の踏み
面端部の框2Aとそれに継がる上面部21Aが床仕上げ
材3と同じ材質で同様な割付模様23Aが形成され一体
になされて作られており、また、さね部24Aを有す
る。 そして、本発明の階段踊り場20床仕上げ構造の
施工方法としては、床梁5Aの上に床下地材であるパー
チクルボード6Aを敷設し、その上に6mm厚のゴム製
の遮音シート61Aを敷設し固定する。次に框2Aの裏
面側に接着剤を塗布して防水シート61Aの上に設置す
る。位置決めが終了したら、さね部24Aの所にフィニ
ッシュネイル8で固定する。さらに、框2Aの上面部2
1Aのさね部24Aと床仕上げ材3の小穴31と嵌合
し、床仕上げ材3の裏面側は接着剤を塗布して防水シー
ト61Aの上に設置して、第2実施形態の階段踊り場の
床仕上げ構造ができあがる。
【0017】本実施形態によれば、以下の作用がある。 (1)踊り場の踏み面端部の框2Aとそれに継がる上面
部21Aが床仕上げ材3と同じ材質で同様な割付模様2
3Aが形成され一体になされて作られているので、突き
合わせ部の調整作業がなく作業工数が減る。また、経時
変化によって段差や隙間が発生することがない。 (2)框2Aとそれに継がる上面部21Aが床仕上げ材
3と同一材質で同様な割付模様23Aが形成され一体に
なされて作られているので、簡単に美麗に仕上がる。 (3)框2Aと隣接する床仕上げ材3と、框2Aとがさ
ねつぎ24A,31構造により接合されてなるので、接
合が確実になされ、この部分が経時変化によって段差や
隙間が発生することがない。
【0018】
【発明の効果】請求項1に記載の発明は、床の段差部に
設置される框と面一に床仕上げ材が設置される床仕上げ
構造において、框の上面に床仕上げ材の割付模様が形成
されてなるので、框と床仕上げ材を突き合わせ接合する
という調整作業がなくなり、作業工数が減り、簡単に美
麗に仕上がる。また、経時変化によって段差や隙間が発
生することがない。
【0019】請求項2に記載の発明は、床の段差部に設
置される框と面一に床仕上げ材が設置される床仕上げ構
造において、框と隣接する床仕上げ材と、框とがさねつ
ぎ構造により接合されてなるので、接合が確実になさ
れ、経時変化によって段差や隙間が発生することがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は第1実施形態の玄関入り口部の床仕上
げ構造を示す斜視図、(ロ)は図1(イ)のX−X線断
面図である。
【図2】(イ)は第2実施形態の階段踊り場の床仕上げ
構造を示す断面図、(ロ)は図2(イ)のK部を拡大し
て示す断面図である。
【図3】従来の玄関ホールの床部の断面図である。
【図4】従来の階段の踊り場或いは最上部の断面図であ
る。
【符号の説明】
10 玄関入り口部 20 階段踊り場 2,2A 框 2B,2C 従来の框 21,21A 框の上面部(床仕上げ材) 22,22A 框の垂下部 23,23A 割付模様 24,24A さね部 3 床仕上げ材 31 小穴 4 たたき 5 床梁 6 床下地材(パーチクルボード) 7 合板 8 フィニッシュネイル 9 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長瀬 利宏 茨城県つくば市和台32 株式会社セキスイ ハーモネート施工技術センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床の段差部に設置される框と面一に床仕
    上げ材が設置される床仕上げ構造において、框の上面に
    床仕上げ材の割付模様が形成されてなることを特徴とす
    る床仕上げ構造。
  2. 【請求項2】 床の段差部に設置される框と面一に床仕
    上げ材が設置される床仕上げ構造において、框と隣接す
    る床仕上げ材と、框とがさねつぎ構造により接合されて
    なることを特徴とする床仕上げ構造。
JP26238299A 1999-09-16 1999-09-16 床仕上げ構造 Pending JP2001081950A (ja)

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