JP2001080442A - エアバッグカバー - Google Patents
エアバッグカバーInfo
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- JP2001080442A JP2001080442A JP25932399A JP25932399A JP2001080442A JP 2001080442 A JP2001080442 A JP 2001080442A JP 25932399 A JP25932399 A JP 25932399A JP 25932399 A JP25932399 A JP 25932399A JP 2001080442 A JP2001080442 A JP 2001080442A
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- cover
- barrier layer
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- line groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 加熱雰囲気下に曝されたとき、テアライン溝
形成部位における「カモメ変形」が発生し難いエアバッ
グカバーを提供すること。 【構成】表皮部及びカバー本体部とを備えたエアバッグ
カバー。カバー本体部16が表皮部14の裏面側に位置
する射出成形部であり、カバー本体部16の裏面に後加
工テアライン溝18を備えた表皮部14が、カバー本体
部16接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層20を備え
ているエアバッグカバー。カバー本体部16の後加工テ
アライン溝18形成部位の裏面にバリア層20と同等又
はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち層26を備
えている。
形成部位における「カモメ変形」が発生し難いエアバッ
グカバーを提供すること。 【構成】表皮部及びカバー本体部とを備えたエアバッグ
カバー。カバー本体部16が表皮部14の裏面側に位置
する射出成形部であり、カバー本体部16の裏面に後加
工テアライン溝18を備えた表皮部14が、カバー本体
部16接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層20を備え
ているエアバッグカバー。カバー本体部16の後加工テ
アライン溝18形成部位の裏面にバリア層20と同等又
はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち層26を備
えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表皮部及びカバー
本体部とを備え、該カバー本体部が前記表皮部の裏面に
接した射出成形部であるとともに、カバー本体部の裏面
に後加工テアライン溝を備えた構成であって、表皮部が
カバー本体部接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層を備
えているエアバッグカバーに関する。
本体部とを備え、該カバー本体部が前記表皮部の裏面に
接した射出成形部であるとともに、カバー本体部の裏面
に後加工テアライン溝を備えた構成であって、表皮部が
カバー本体部接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層を備
えているエアバッグカバーに関する。
【0002】ここでは、インストルメントパネルに組み
込まれるエアバッグ装置におけるエアバッグカバーを例
に採り説明するが、これに限られるものではなく、本発
明は、サイドドア、ピラー、フロント・バックシート等
に組み込まれるエアバッグ装置のエアバッグカバーに勿
論適用できる。
込まれるエアバッグ装置におけるエアバッグカバーを例
に採り説明するが、これに限られるものではなく、本発
明は、サイドドア、ピラー、フロント・バックシート等
に組み込まれるエアバッグ装置のエアバッグカバーに勿
論適用できる。
【0003】
【背景技術】図1に示すようなインストルメントパネル
12における、エアバッグ装置組み付け部位(図1の2
−2線部位)のエアバッグカバーの構成として、例え
ば、図2に示すような構成のものがあつた。
12における、エアバッグ装置組み付け部位(図1の2
−2線部位)のエアバッグカバーの構成として、例え
ば、図2に示すような構成のものがあつた。
【0004】表皮部14及びカバー本体部16とを備
え、該カバー本体部16が表皮部14の裏面に接した射
出成形部であるとともに、カバー本体部16の裏面に後
加工テアライン溝18を備えた構成である。
え、該カバー本体部16が表皮部14の裏面に接した射
出成形部であるとともに、カバー本体部16の裏面に後
加工テアライン溝18を備えた構成である。
【0005】そして当該構成においては、図3に示す如
く、表皮部14がカバー本体部16との接触側に耐熱性
樹脂からなるバリア層20を備えている。表皮部14の
構成は、図例では、裏側から耐熱性樹脂からなるバリア
層20、軟質発泡材料からなるクッション層22、およ
び軟質合成樹脂からなる意匠層24の三層構成である。
く、表皮部14がカバー本体部16との接触側に耐熱性
樹脂からなるバリア層20を備えている。表皮部14の
構成は、図例では、裏側から耐熱性樹脂からなるバリア
層20、軟質発泡材料からなるクッション層22、およ
び軟質合成樹脂からなる意匠層24の三層構成である。
【0006】そして、意匠層24は、例えば、軟質ポリ
塩化ビニルやオレフィン系やスチレン系の熱可塑性エラ
ストマー(TPE)等で形成し、クッション層22は、
例えば、発泡ポリプロピレン(PP)・ポリエチレン
(PE)等で形成し、上記バリア層24は、例えば、結
晶性PP、無機充填剤配合PP(PPF)やオレフィン
系熱可塑性エラストマー(TPE)で形成していた。そ
して、カバー本体部16は、ヒンジ特性、飛散防止等の
見地及び表皮部との熱融着性さらには軽量化の見地か
ら、主として、オレフィン系やスチレン系の非極性TP
Eで形成していた。
塩化ビニルやオレフィン系やスチレン系の熱可塑性エラ
ストマー(TPE)等で形成し、クッション層22は、
例えば、発泡ポリプロピレン(PP)・ポリエチレン
(PE)等で形成し、上記バリア層24は、例えば、結
晶性PP、無機充填剤配合PP(PPF)やオレフィン
系熱可塑性エラストマー(TPE)で形成していた。そ
して、カバー本体部16は、ヒンジ特性、飛散防止等の
見地及び表皮部との熱融着性さらには軽量化の見地か
ら、主として、オレフィン系やスチレン系の非極性TP
Eで形成していた。
【0007】即ち、予め三層構成としたシート体を所定
形状に裁断後、真空成形等により賦形した状態で、カバ
ー本体部材料を射出成形してカバー本体部16を成形す
る。なお、インストルメントパネル本体部13は、カバ
ー本体部16の材料と熱融着可能なPPF等の構造強度
を備えた非極性合成樹脂で成形する。
形状に裁断後、真空成形等により賦形した状態で、カバ
ー本体部材料を射出成形してカバー本体部16を成形す
る。なお、インストルメントパネル本体部13は、カバ
ー本体部16の材料と熱融着可能なPPF等の構造強度
を備えた非極性合成樹脂で成形する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のエ
アバッグカバーの場合、耐熱テスト(例えば、110℃
雰囲気×1時間)に曝した場合、図4に示すような反り
が後加工テアラインの両側に発生する、即ち、いわゆる
「カモメ変形」が発生することが分かった。
アバッグカバーの場合、耐熱テスト(例えば、110℃
雰囲気×1時間)に曝した場合、図4に示すような反り
が後加工テアラインの両側に発生する、即ち、いわゆる
「カモメ変形」が発生することが分かった。
【0009】本発明は、上記にかんがみて、耐熱テスト
により後加工テアライン両側に「カモメ変形」が発生し
難いエアバッグカバーを提供することを目的とする。
により後加工テアライン両側に「カモメ変形」が発生し
難いエアバッグカバーを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意開発に努力をする過程で、カバ
ー本体部の後加工テアラインの両側にバリア層と同等又
はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示すシート材(裏打ち
材)を配置することにより、上記課題が解決できること
を見出して、下記構成のエアバッグカバーに想到した。
を解決するために、鋭意開発に努力をする過程で、カバ
ー本体部の後加工テアラインの両側にバリア層と同等又
はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示すシート材(裏打ち
材)を配置することにより、上記課題が解決できること
を見出して、下記構成のエアバッグカバーに想到した。
【0011】表皮部及びカバー本体部とを備え、該カバ
ー本体部が前記表皮部の裏面側に位置する射出成形部で
あるとともに、前記カバー本体部の裏面に後加工テアラ
イン溝を備えた構成であって、前記表皮部がカバー本体
部接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層を備えているエ
アバッグカバーにおいて、カバー本体部の裏面にバリア
層と同等又はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち
層を形成して、カバー本体部の後加工テアライン溝形成
部位周辺の曲げ応力を増させたことを特徴とする。
ー本体部が前記表皮部の裏面側に位置する射出成形部で
あるとともに、前記カバー本体部の裏面に後加工テアラ
イン溝を備えた構成であって、前記表皮部がカバー本体
部接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層を備えているエ
アバッグカバーにおいて、カバー本体部の裏面にバリア
層と同等又はそれ以上の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち
層を形成して、カバー本体部の後加工テアライン溝形成
部位周辺の曲げ応力を増させたことを特徴とする。
【0012】表皮部におけるバリア層と前記カバー本体
部の熱膨張係数の差が、110℃×1Hの加熱処理によ
りバイメタル作用が発生しない範囲内とすることが、エ
アバッグカバーにバイメタル的な熱変形が発生せずに望
ましい。
部の熱膨張係数の差が、110℃×1Hの加熱処理によ
りバイメタル作用が発生しない範囲内とすることが、エ
アバッグカバーにバイメタル的な熱変形が発生せずに望
ましい。
【0013】裏打ち層をバリア層と同一材料・肉厚で形
成することが、裏打ち材(シート材)を共用できて生産
性の見地から望ましい。
成することが、裏打ち材(シート材)を共用できて生産
性の見地から望ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態につい
て、図例(主として図5)に基づいて説明をする。既述
例と同一部分については、同一図符号を付して、それら
の説明を省略することがある。
て、図例(主として図5)に基づいて説明をする。既述
例と同一部分については、同一図符号を付して、それら
の説明を省略することがある。
【0015】本実施形態のエアバッグカバー11Aは、
図1に示すようなインストルメントパネル12に組み込
まれたものであり、既述例と同様、表皮部14及びカバ
ー本体部16とを備えている。そして、カバー本体部1
6が表皮部14の裏面側に位置する射出成形部であると
ともに、カバー本体部16の裏面に後加工テアライン溝
18を備え、さらに、表皮部14がカバー本体部16接
触側に耐熱性樹脂からなるバリア層20を備えている。
図例では、前述同様、裏側から耐熱性樹脂からなるバリ
ア層20、軟質発泡材料からなるクッション層22、お
よび感触性に優れた軟質合成樹脂からなる意匠層24層
の三層構成である。
図1に示すようなインストルメントパネル12に組み込
まれたものであり、既述例と同様、表皮部14及びカバ
ー本体部16とを備えている。そして、カバー本体部1
6が表皮部14の裏面側に位置する射出成形部であると
ともに、カバー本体部16の裏面に後加工テアライン溝
18を備え、さらに、表皮部14がカバー本体部16接
触側に耐熱性樹脂からなるバリア層20を備えている。
図例では、前述同様、裏側から耐熱性樹脂からなるバリ
ア層20、軟質発泡材料からなるクッション層22、お
よび感触性に優れた軟質合成樹脂からなる意匠層24層
の三層構成である。
【0016】上記エアバッグカバー11における表皮部
14及びカバー本体部16は、具体的には、下記のよう
な仕様とする。なお、表皮部14は、クッション層のな
くした、即ち、クッシション層肉厚:0mmの二層構成も
可能である。
14及びカバー本体部16は、具体的には、下記のよう
な仕様とする。なお、表皮部14は、クッション層のな
くした、即ち、クッシション層肉厚:0mmの二層構成も
可能である。
【0017】表皮部14の肉厚を0.8〜6.2mmにす
るとき、各層の肉厚は、バリア層:0.4〜1.5mm、
クッション層:0〜4mm、意匠層(スキン層):0.4
〜0.7mmとする。
るとき、各層の肉厚は、バリア層:0.4〜1.5mm、
クッション層:0〜4mm、意匠層(スキン層):0.4
〜0.7mmとする。
【0018】そして、バリア層20を形成する耐熱性樹
脂としては、無機充填剤配合PP(PPF)やオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(TP0)を使用できる。こ
れらの曲げ弾性率及び熱膨張係数は、40%タルク充填
PP:3087〜4312MPa、5.5〜8.0×1
0-5/℃であり、TPO:10.8〜137MPa、1
3.0〜17.0×10-5/℃であるが、TPOの場
合、曲げ弾性率が高め(100MPa以上)で、線膨張
係数が低め(14.0×10-5/℃以下)のものを使用
することが、形態保持性及び耐熱性等の見地から望まし
い。
脂としては、無機充填剤配合PP(PPF)やオレフィ
ン系熱可塑性エラストマー(TP0)を使用できる。こ
れらの曲げ弾性率及び熱膨張係数は、40%タルク充填
PP:3087〜4312MPa、5.5〜8.0×1
0-5/℃であり、TPO:10.8〜137MPa、1
3.0〜17.0×10-5/℃であるが、TPOの場
合、曲げ弾性率が高め(100MPa以上)で、線膨張
係数が低め(14.0×10-5/℃以下)のものを使用
することが、形態保持性及び耐熱性等の見地から望まし
い。
【0019】クッション層22を形成する軟質発泡材料
としては、軟質発泡ポリプロピレン(PP)・ポリエチ
レン(PE)等を使用することができる。これらの曲げ
弾性率及び熱膨張係数を、発泡体についてのものではな
いが、参照的に示すと、非充填PP:1176〜172
4MPa、11×10-5/℃、軟質PE:58.8〜〜
413.5MPa、16〜18×10-5/℃である。
としては、軟質発泡ポリプロピレン(PP)・ポリエチ
レン(PE)等を使用することができる。これらの曲げ
弾性率及び熱膨張係数を、発泡体についてのものではな
いが、参照的に示すと、非充填PP:1176〜172
4MPa、11×10-5/℃、軟質PE:58.8〜〜
413.5MPa、16〜18×10-5/℃である。
【0020】意匠層24を形成する感触性に優れた軟質
合成樹脂としては、ソフト感に優れた軟質ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、TPO等を使用することができる。これ
らの曲げ弾性率及び線膨張係数は、軟質PVC:前者は
不明、7.0〜25.0×10-5/℃、TPOは前述の
通りであるが、軟質PVCの場合、11.0×10-5/
℃以上のものを使用する。
合成樹脂としては、ソフト感に優れた軟質ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、TPO等を使用することができる。これ
らの曲げ弾性率及び線膨張係数は、軟質PVC:前者は
不明、7.0〜25.0×10-5/℃、TPOは前述の
通りであるが、軟質PVCの場合、11.0×10-5/
℃以上のものを使用する。
【0021】また、カバー本体部16の肉厚は、後加工
テアライン溝18の形成部位で、2.5〜4mm、通常、
3.5mm前後とする。
テアライン溝18の形成部位で、2.5〜4mm、通常、
3.5mm前後とする。
【0022】カバー本体部(基材部)16は、飛散防止
等の見地及び表皮部との熱融着性さらには軽量化の見地
から、主として、オレフィン系(TPO)やスチレン系
(SBC)の非極性TPEで形成する。このとき、これ
らの曲げ弾性率及び線膨張係数は、TPOは前述の通り
であるが、SBC:27.4〜1029MPa、13.
0〜13.7×10-5/℃である。
等の見地及び表皮部との熱融着性さらには軽量化の見地
から、主として、オレフィン系(TPO)やスチレン系
(SBC)の非極性TPEで形成する。このとき、これ
らの曲げ弾性率及び線膨張係数は、TPOは前述の通り
であるが、SBC:27.4〜1029MPa、13.
0〜13.7×10-5/℃である。
【0023】なお、カバー本体部に使用可能なTPOと
しては、下記各タイプのものを使用できるが、耐熱性等
の見地から部分架橋ブレンド型ないし完全架橋ブレンド
型が望ましい。
しては、下記各タイプのものを使用できるが、耐熱性等
の見地から部分架橋ブレンド型ないし完全架橋ブレンド
型が望ましい。
【0024】ブレンド型:軟質相(ゴム成分)となる
オレフィン系ゴム(EPDM、EPM、IIR等)と硬
質相(樹脂成分)となるポリオレフィン樹脂とを単に機
械的にブレンドしたもの。
オレフィン系ゴム(EPDM、EPM、IIR等)と硬
質相(樹脂成分)となるポリオレフィン樹脂とを単に機
械的にブレンドしたもの。
【0025】部分架橋ブレンド型:上記ブレンド型に
おいてゴム成分を有機過酸化物等の架橋剤で部分架橋さ
せたもの。ゴム成分の部分架橋は、ゴムと樹脂とのブレ
ンド時に架橋剤を加えて部分架橋させるか、又は、予め
部分架橋したゴム成分を加えて混練することにより行な
う。
おいてゴム成分を有機過酸化物等の架橋剤で部分架橋さ
せたもの。ゴム成分の部分架橋は、ゴムと樹脂とのブレ
ンド時に架橋剤を加えて部分架橋させるか、又は、予め
部分架橋したゴム成分を加えて混練することにより行な
う。
【0026】完全架橋ブレンド型:ゴム成分と樹脂成
分の混練して溶融物とした状態で、硫黄等を含む加硫系
薬剤を添加してゴム成分を完全架橋(動的架橋)させ
て、樹脂成分を連続相、完全架橋させたゴム成分を分散
相とする複合体。
分の混練して溶融物とした状態で、硫黄等を含む加硫系
薬剤を添加してゴム成分を完全架橋(動的架橋)させ
て、樹脂成分を連続相、完全架橋させたゴム成分を分散
相とする複合体。
【0027】また、同じく、カバー本体部に使用可能な
SBCとしては、下記各タイプのものを使用できるが、
水素添加したSEBS、SEPSが耐候性の見地から望
ましい。
SBCとしては、下記各タイプのものを使用できるが、
水素添加したSEBS、SEPSが耐候性の見地から望
ましい。
【0028】ABA型トリブロック:ポリスチレン
(PS)を硬質相、ポリブタジエン(BR)、ポリイソ
プレン(IR)等の共役ジエン系ゴムを軟質相とするト
リブロック体で、PS−BR−PS(SBS)、PS−
IR−PS(SIS)及びそれら及びそれらの水素添加
物であるPS−ポリ(エチレン−ブチレン)−PS(S
EBS)、PS−ポリ(エチレン−プロピレン)−PS
(SEPS)等がある。
(PS)を硬質相、ポリブタジエン(BR)、ポリイソ
プレン(IR)等の共役ジエン系ゴムを軟質相とするト
リブロック体で、PS−BR−PS(SBS)、PS−
IR−PS(SIS)及びそれら及びそれらの水素添加
物であるPS−ポリ(エチレン−ブチレン)−PS(S
EBS)、PS−ポリ(エチレン−プロピレン)−PS
(SEPS)等がある。
【0029】(AB)n X型ラジアルブロック:上記
トリブロック型をカップリング反応により合成するに際
して、カップリング剤の官能基数nが3以上の場合に合
成されるものである。
トリブロック型をカップリング反応により合成するに際
して、カップリング剤の官能基数nが3以上の場合に合
成されるものである。
【0030】また、上記テアラインの形態は、図例で
は、展開ドアが両開き(観音開き)となるH字型である
が、片開きとなるC字形であってもよい。また、テアラ
イン溝の深さは、通常、バリア層が確実に切断される深
さで、せいぜいクッション層22に対しての切れ込みが
半分以下とする。
は、展開ドアが両開き(観音開き)となるH字型である
が、片開きとなるC字形であってもよい。また、テアラ
イン溝の深さは、通常、バリア層が確実に切断される深
さで、せいぜいクッション層22に対しての切れ込みが
半分以下とする。
【0031】本実施形態では、上記構成のエアバッグカ
バー11Aにおいて、カバー本体部16の裏面のテアラ
イン溝形成部位周辺にバリア層20と同等又はそれ以上
の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち層26を形成して、カ
バー本体部16の後加工テアライン溝18形成部位周辺
の曲げ応力を増大させたことを特徴的構成とする。
バー11Aにおいて、カバー本体部16の裏面のテアラ
イン溝形成部位周辺にバリア層20と同等又はそれ以上
の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち層26を形成して、カ
バー本体部16の後加工テアライン溝18形成部位周辺
の曲げ応力を増大させたことを特徴的構成とする。
【0032】ここで、同等とは、例えば、バリア層20
の材料として曲げ弾性率3500MPaのPPFを使用
して、裏打ち層26も同一肉厚とする場合、80%以
上、望ましくは95%の曲げ弾性率2800MPa以
上、望ましくは3325MPa以上のものを使用する。
裏打ち層の肉厚を厚くすれば曲げ弾性率の低いものも使
用可能である。例えば、バリア層20の肉厚を1.5倍
とするときは、バリア層20が上記曲げ弾性率であると
き、2333MPaあれば十分である。また、裏打ち層
の剛性の上限は特に限定されないが、エアバッグの膨出
時、エアバッグを損傷させない範囲の硬さ示すものとす
る。
の材料として曲げ弾性率3500MPaのPPFを使用
して、裏打ち層26も同一肉厚とする場合、80%以
上、望ましくは95%の曲げ弾性率2800MPa以
上、望ましくは3325MPa以上のものを使用する。
裏打ち層の肉厚を厚くすれば曲げ弾性率の低いものも使
用可能である。例えば、バリア層20の肉厚を1.5倍
とするときは、バリア層20が上記曲げ弾性率であると
き、2333MPaあれば十分である。また、裏打ち層
の剛性の上限は特に限定されないが、エアバッグの膨出
時、エアバッグを損傷させない範囲の硬さ示すものとす
る。
【0033】具体的には、裏打ち層26の肉厚は、上記
の如く、バリア層20を形成する材料の曲げ弾性率にも
よるが、通常、同一特性の材料を使用するため、バリア
層26と略同一肉厚とする。例えば、バリア層20の肉
厚が1mmの場合、裏打ち層26の肉厚も1±0.2mm、
望ましくは1±0.1mmとする。そして、裏打ち層26
は、図6に示す如く、点線で示すカバー本体部16の裏
面全体部全体に形成してもよいが、二点鎖線に示す如
く、点線で示す後加工テアライン溝18を挟んで両側及
び前後で合計5〜10mm(片側2.5〜5mm) 以上、望
ましくは片側3mm以上としたH字形シートとしてもよ
い。ただし、エアバッグの展開特性等との関係からヒン
ジ部手前まで止めておくことが望ましい。ヒンジ部まで
裏打ち層26又は26Aが伸びると、ヒンジ部の曲げ特
性(回動特性)が阻害されるおそれがあるためである。
の如く、バリア層20を形成する材料の曲げ弾性率にも
よるが、通常、同一特性の材料を使用するため、バリア
層26と略同一肉厚とする。例えば、バリア層20の肉
厚が1mmの場合、裏打ち層26の肉厚も1±0.2mm、
望ましくは1±0.1mmとする。そして、裏打ち層26
は、図6に示す如く、点線で示すカバー本体部16の裏
面全体部全体に形成してもよいが、二点鎖線に示す如
く、点線で示す後加工テアライン溝18を挟んで両側及
び前後で合計5〜10mm(片側2.5〜5mm) 以上、望
ましくは片側3mm以上としたH字形シートとしてもよ
い。ただし、エアバッグの展開特性等との関係からヒン
ジ部手前まで止めておくことが望ましい。ヒンジ部まで
裏打ち層26又は26Aが伸びると、ヒンジ部の曲げ特
性(回動特性)が阻害されるおそれがあるためである。
【0034】当然のことながら、後加工テアライン溝1
8が連続的である場合又は間欠的(例えば、3mmスリッ
トでスリット間の1mm幅)関係なく、テアライン溝18
の両側に連続的に形成する。
8が連続的である場合又は間欠的(例えば、3mmスリッ
トでスリット間の1mm幅)関係なく、テアライン溝18
の両側に連続的に形成する。
【0035】上記において、表皮部14におけるバリア
層20とカバー本体部16の熱膨張係数の差が、110
℃×1Hの加熱処理によりバイメタル作用が発生しない
範囲、即ち、それぞれ近似する(±20%以内、望まし
くは10%以内)熱膨張係数を備えたものを選定するこ
とが望ましい。
層20とカバー本体部16の熱膨張係数の差が、110
℃×1Hの加熱処理によりバイメタル作用が発生しない
範囲、即ち、それぞれ近似する(±20%以内、望まし
くは10%以内)熱膨張係数を備えたものを選定するこ
とが望ましい。
【0036】上記構成のエアバッグカバーは、従来にお
ける方法と裏打ち材をカバー本体部射出成形時におい
て、金型に裏打ち材をセットする以外は、基本的には同
じである。
ける方法と裏打ち材をカバー本体部射出成形時におい
て、金型に裏打ち材をセットする以外は、基本的には同
じである。
【0037】即ち、図7に示す如く、予め、真空成形し
た表皮材(表皮部)14を固定型30にセットした状態
で、裏打ち材(裏打ち層)26を可動型32にセット
し、その後、型閉めを行ない、カバー本体部16の成形
材料を注入する。このとき、カバー本体部16の成形材
料は、カバー本体部16のバリア層20及び裏打ち層2
6の各形成材料と熱融着可能な同種材料(上記例ではオ
レフィン系相互)であるため、カバー本体部16は表皮
部14及び裏打ち層26と一体化される。このとき、同
時に二色成形的にインストルメントパネル本体部13も
同時成形する。なお、上記表皮材14を固定型30にセ
ットする際、二点鎖線で示す如く、スラブウレタン28
等で表皮材14の裏面に裏打ち材26を固定保持してお
けば、裏打ち材26のセット作業が不要となる。
た表皮材(表皮部)14を固定型30にセットした状態
で、裏打ち材(裏打ち層)26を可動型32にセット
し、その後、型閉めを行ない、カバー本体部16の成形
材料を注入する。このとき、カバー本体部16の成形材
料は、カバー本体部16のバリア層20及び裏打ち層2
6の各形成材料と熱融着可能な同種材料(上記例ではオ
レフィン系相互)であるため、カバー本体部16は表皮
部14及び裏打ち層26と一体化される。このとき、同
時に二色成形的にインストルメントパネル本体部13も
同時成形する。なお、上記表皮材14を固定型30にセ
ットする際、二点鎖線で示す如く、スラブウレタン28
等で表皮材14の裏面に裏打ち材26を固定保持してお
けば、裏打ち材26のセット作業が不要となる。
【0038】こうして成形した、インストルメントパネ
ル12に一体化されたエアバッグカバー11Aにおい
て、超音波カッタ(ウェルダー)等で、裏面から裏打ち
層26、カバー本体部16及びバリア層20を貫通切断
して後加工テアライン溝18を形成する。
ル12に一体化されたエアバッグカバー11Aにおい
て、超音波カッタ(ウェルダー)等で、裏面から裏打ち
層26、カバー本体部16及びバリア層20を貫通切断
して後加工テアライン溝18を形成する。
【0039】こうして製造したエアバッグカバー11A
は、耐熱試験(例えば110℃×1H)してもいわゆ
る、テアライン両側に「カモメ変形」が発生しない。
は、耐熱試験(例えば110℃×1H)してもいわゆ
る、テアライン両側に「カモメ変形」が発生しない。
【0040】その理由は、バリア層と同様の剛性を備え
た裏打ち層を形成することにより、カバー本体部の剛性
(曲げ応力)が裏打ち材のそれに近づくためと推定され
る。
た裏打ち層を形成することにより、カバー本体部の剛性
(曲げ応力)が裏打ち材のそれに近づくためと推定され
る。
【0041】例えば、バリア層20及びカバー本体部1
6が、前者:3500MPaのPPF、後者:100M
PaのTPOを使用したとする。そして、加熱雰囲気下
にエアバッグカバー本体が曝されると、バリア層20が
熱膨張してテアーライン溝形成部位で相互に衝突する。
このとき、バリア層に形成された溝幅はバリア層の熱膨
張を吸収する程大きくないため、バリア層はカバー本体
部16より柔らかいクッション層20側へ逃げて、従来
と同様、カモメ変形しようとする。ところが、カバー本
体部16の裏面にはバリア層と同様の剛性(曲げ応力)
を示す裏打ち層26を備えているため、カバー本体部1
6のカモメ変形が抑制されて、外観に分かるようなカモ
メ変形が発生しない。
6が、前者:3500MPaのPPF、後者:100M
PaのTPOを使用したとする。そして、加熱雰囲気下
にエアバッグカバー本体が曝されると、バリア層20が
熱膨張してテアーライン溝形成部位で相互に衝突する。
このとき、バリア層に形成された溝幅はバリア層の熱膨
張を吸収する程大きくないため、バリア層はカバー本体
部16より柔らかいクッション層20側へ逃げて、従来
と同様、カモメ変形しようとする。ところが、カバー本
体部16の裏面にはバリア層と同様の剛性(曲げ応力)
を示す裏打ち層26を備えているため、カバー本体部1
6のカモメ変形が抑制されて、外観に分かるようなカモ
メ変形が発生しない。
【0042】なお、カバー本体部16もバリア層と近似
する剛性(曲げ応力)を示す材料で形成すれば、カモメ
変形は発生しないが、カバー本体部16のヒンジ特性
(ドア部展開性)が低下するおそれがあり、ヒンジ部設
計に制限を受ける。
する剛性(曲げ応力)を示す材料で形成すれば、カモメ
変形は発生しないが、カバー本体部16のヒンジ特性
(ドア部展開性)が低下するおそれがあり、ヒンジ部設
計に制限を受ける。
【0043】こうした製造したインストルメントパネル
12は、エアバッグ装置34をバッグカバー体の裏面に
形成された取り付け脚部17、17を介して組み付け
て、車両に装着する。なお、各図例中、36はエアバッ
グ、38はインフレータである。
12は、エアバッグ装置34をバッグカバー体の裏面に
形成された取り付け脚部17、17を介して組み付け
て、車両に装着する。なお、各図例中、36はエアバッ
グ、38はインフレータである。
【0044】そして、車両が所定値以上の衝撃を受ける
と、インフレータ38から流入するガスによりエアバッ
グ36が膨出し、該エアバッグ36の膨出力により、テ
アライン溝が破断して、エアバッグが展開する。このと
き、カバー本体部の裏面に裏打ち層があっても、ヒンジ
部直前までであるので、エアバッグカバーのドア展開性
能に影響を与えることはない。更に、裏打ち層26は、
カバー本体部16と成形時に熱融着しているため、飛散
も防止できる。
と、インフレータ38から流入するガスによりエアバッ
グ36が膨出し、該エアバッグ36の膨出力により、テ
アライン溝が破断して、エアバッグが展開する。このと
き、カバー本体部の裏面に裏打ち層があっても、ヒンジ
部直前までであるので、エアバッグカバーのドア展開性
能に影響を与えることはない。更に、裏打ち層26は、
カバー本体部16と成形時に熱融着しているため、飛散
も防止できる。
【0045】
【発明の効果】本発明のエアバッグカバーは、上記の如
く、カバー本体部の後加工テアライン溝形成部位の裏面
に前記バリア層と同様の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち
層が形成して、前記カバー本体部の後加工テアライン溝
形成部位周辺の曲げ応力を増大させた構成により、加熱
雰囲気下に曝されたとき、後加工テアライン溝形成部位
における「カモメ変形」が抑制される。即ち、本発明の
エアバッグカバーは、耐熱テストにより後加工テアライ
ン両側に「カモメ変形」が発生し難い。
く、カバー本体部の後加工テアライン溝形成部位の裏面
に前記バリア層と同様の剛性(曲げ応力)を示す裏打ち
層が形成して、前記カバー本体部の後加工テアライン溝
形成部位周辺の曲げ応力を増大させた構成により、加熱
雰囲気下に曝されたとき、後加工テアライン溝形成部位
における「カモメ変形」が抑制される。即ち、本発明の
エアバッグカバーは、耐熱テストにより後加工テアライ
ン両側に「カモメ変形」が発生し難い。
【図1】本発明のエアバッグカバーを適用する自動車用
内装品の一例であるインストルメントパネルの概略斜視
図
内装品の一例であるインストルメントパネルの概略斜視
図
【図2】図1の2−2線部位における概略断面図
【図3】図2の要部拡大詳細断面図
【図4】図3における「カモメ変形」を示す断面図
【図5】本発明の一実施形態における要部拡大詳細断面
図(従来例である図3に対応する。)
図(従来例である図3に対応する。)
【図6】同じく後加工テアライン溝と裏打ち層及びカバ
ー本体部との位置関係を示すモデル図
ー本体部との位置関係を示すモデル図
【図7】本発明における一実施形態の成形態様を示す金
型概略図
型概略図
11、11A エアバッグカバー 12 インストルメントパネル 14 表皮部 16 カバー本体部 18 後加工テアライン溝 20 バリア層 22 クッション層 24 意匠層(スキン層) 26 裏打ち層(裏打ち材) 34 エアバッグ装置 36 エアバッグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 明雄 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 上野 樹広 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 Fターム(参考) 3D054 AA14 AA17 AA18 AA22 BB09 BB16 BB22 FF17
Claims (3)
- 【請求項1】 表皮部及びカバー本体部とを備え、該カ
バー本体部が前記表皮部の裏面側に位置する射出成形部
であるとともに、前記カバー本体部の裏面に後加工テア
ライン溝を備えた構成であって、前記表皮部がカバー本
体部接触側に耐熱性樹脂からなるバリア層を備えている
エアバッグカバーにおいて、 前記カバー本体部の後加工テアライン溝形成部位の裏面
に前記バリア層と同等又はそれ以上の剛性(曲げ応力)
を示す裏打ち層を形成して、前記カバー本体部の後加工
テアライン溝形成部位周辺の曲げ応力を増大させたこと
を特徴とするエアバッグカバー。 - 【請求項2】 前記表皮部におけるバリア層と前記本体
部の熱膨張係数の差が、110℃×1Hの加熱処理によ
りバイメタル作用が発生しない範囲内であることを特徴
とする請求項1記載のエアバッグカバー。 - 【請求項3】 前記裏打ち層がバリア層と同一材料・肉
厚で形成されていることを特徴とする請求項1記載のエ
アバッグカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25932399A JP2001080442A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エアバッグカバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25932399A JP2001080442A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エアバッグカバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001080442A true JP2001080442A (ja) | 2001-03-27 |
Family
ID=17332501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25932399A Withdrawn JP2001080442A (ja) | 1999-09-13 | 1999-09-13 | エアバッグカバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001080442A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1512587A1 (en) | 2003-09-04 | 2005-03-09 | Takata Corporation | Airbag cover, airbag module |
JP2006137344A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Takata Corp | エアバッグ装置及びそのための内装パネル |
US7213832B2 (en) | 2003-06-30 | 2007-05-08 | Takata Corporation | Airbag module and module cover |
US7398991B2 (en) | 2003-04-15 | 2008-07-15 | Takata Corporation | Cover component of airbag system, airbag system, and vehicle interior trim |
-
1999
- 1999-09-13 JP JP25932399A patent/JP2001080442A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7398991B2 (en) | 2003-04-15 | 2008-07-15 | Takata Corporation | Cover component of airbag system, airbag system, and vehicle interior trim |
US7213832B2 (en) | 2003-06-30 | 2007-05-08 | Takata Corporation | Airbag module and module cover |
CN100352701C (zh) * | 2003-06-30 | 2007-12-05 | 高田株式会社 | 气囊盖、气囊组件 |
EP1512587A1 (en) | 2003-09-04 | 2005-03-09 | Takata Corporation | Airbag cover, airbag module |
JP2006137344A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Takata Corp | エアバッグ装置及びそのための内装パネル |
EP1657124A3 (en) * | 2004-11-12 | 2008-03-05 | Takata Corporation | Airbag system and interior panel for the same |
JP4569272B2 (ja) * | 2004-11-12 | 2010-10-27 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20061205 |