JP2001080035A - 被印刷物保持枠の構造及びその印刷方法 - Google Patents

被印刷物保持枠の構造及びその印刷方法

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JP2001080035A
JP2001080035A JP25671899A JP25671899A JP2001080035A JP 2001080035 A JP2001080035 A JP 2001080035A JP 25671899 A JP25671899 A JP 25671899A JP 25671899 A JP25671899 A JP 25671899A JP 2001080035 A JP2001080035 A JP 2001080035A
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JP25671899A
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Masahito Kirigatani
雅人 桐ケ谷
Masahide Okamoto
正英 岡本
Shosaku Ishihara
昌作 石原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表裏両面印刷方法において、裏面印刷時に印刷
エリアの中央部と周辺部で均一な印圧をかけ、印刷品質
を中央部と周辺部で均一にするとともに、スクリーンが
代っても印刷ストロークの調節の変更を必要としない被
印刷物保持枠とその印刷方法。 【解決手段】被印刷物保持枠において、その貼付け面側
に被印刷物の厚さ分の段差を有し、貼付ける面とは反対
面の枠の内側にスロープを有する被印刷物保持枠に貼ら
れた被印刷物を使用する。また、裏面印刷時において
は、テーブル補強治具を使用し、表面印刷時には使用せ
ず、被印刷物保持枠内側のスロープと同傾斜を有する印
刷テーブル上に設置して、それぞれの面の印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被印刷物保持枠及
びそれによって保持された被印刷物の表裏両面から印刷
する印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被印刷物の表裏両面から印刷する
印刷方法は、特願平6−154389号公報に記載され
ているように、通常パターンのスクリーンを用いてグリ
ーンシートの表面から全てのスルーホール中に導体ペー
ストの埋め込みを行い、その後に、通常パターンを左右
反転した反転スクリーンを用いてグリーンシートの裏面
から全てのスルーホール中に導体ペーストの埋め込みを
行なうことが知られている。
【0003】また、特開昭57−33717号公報に記
載されているように、グリーンシートにスルーホールを
穴明けする場合、グリーンシートを穴明け装置のXYス
テージと連動させて穴明けするため、グリーンシートを
保持治具に固定する必要があることが知られている。こ
の被印刷物保持枠は、作業性を上げたり、工程間でのシ
ート変形を抑制する役割も果たしている。
【0004】図1に従来の被印刷物保持枠101を示し、
図2に、図1の被印刷物保持枠101に被印刷物201を貼り
付けたときのAA'での断面図を示す。従来の被印刷物
保持枠101によって保持された被印刷物201の表裏両面か
ら印刷する際に、まず、図3に示すように、被印刷物20
1の表面に対しては、所望する通常パターンのスクリー
ン301を用いて印刷する。次に、図4に示すように、被
印刷物201の裏面に印刷するために、被印刷物201を被印
刷物保持枠101とともに裏返して印刷テーブル302に設置
し、通常パターンを左右反転した反転スクリーン404を
用いて裏面に印刷することによって行われている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の表裏両
面印刷方法では、裏面に印刷するために被印刷物を裏返
して印刷テーブルに設置し、印刷ストロークが被印刷物
保持枠の内側であるように調節している。しかしなが
ら、その調節が短くなるため印刷エリアの中央部と周辺
部で均一な印圧がかからずに、印刷品質を中央部と周辺
部で均一にすることが出来ない。また、スクリーンが代
るごとに印刷ストロークの調節を行わなければならず、
作業性が悪い。
【0006】特に、印刷ストロークを間違えて長くとっ
てしまった場合、図5に示すように、被印刷物保持枠10
1が印刷面よりも反転スクリーン404側に突出しているた
めに、スキージングによってスクリーンのB点が損傷を
受ける。また、表面を印刷する際に被印刷物保持枠が納
まるように印刷テーブル302には段差が付いているため
に、被印刷物のC点が損傷を受け、作業ミスによる製造
歩留まりが悪くなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による被印刷物保
持枠は、貼付け面側に被印刷物の厚さ分の段差を有し、
貼付ける面とは反対面の枠の内側にスロープを有する。
また、本発明による表裏両面印刷方法は、前記の被印刷
物保持枠を使用することを特徴とする。このとき、枠の
内側のスロープ形状は、スクリーンの大きさ及び印刷条
件のギャップクリアランスにあわせて設計する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図6は本発明の一実施例によ
るスロープ付被印刷物保持枠601を示す立体図である。
図7は、図6のスロープ付被印刷物保持枠601に被印刷
物201を貼り付けたときのBB'での断面図を示す。図8
は、裏面印刷時の断面図を示す。スロープ付被印刷物保
持枠601に貼られた被印刷物201は、テーブル補強治具80
3が設置されている印刷テーブル302に搭載されている。
この時、スキージの長さはスロープ付被印刷物保持枠60
1の内径以下とする。
【0009】印刷テーブル302は、その周辺部において
スロープ付被印刷物保持枠601と同傾斜角のスロープを
有する。これは、表面印刷時において、スロープ付被印
刷物保持枠601が納まるようにするためである。表面印
刷時においては、テーブル補強治具803を取り除き、被
印刷物201をスロープ付被印刷物保持枠601とともに裏返
して印刷テーブル302に設置する(図9)。
【0010】図10と図11において、スロープ付被印
刷物保持枠601のスロープ傾斜角θについて説明する。
スクリーン枠901の内径をlmとし、スロープ付被印
刷物保持枠601の内径をlsとし、印刷条件のギャッ
プクリアランスをgとする。このとき、スキージ903が
D点に到達した時のスクリーン404の変形角度αは、次
式で表される。
【0011】
【数1】
【0012】したがって、スロープ付被印刷物保持枠60
1のスロープ傾斜角θを次式を満たすように設計すれ
ば、スクリーン404には屈曲するような負荷がかからな
くなる。
【0013】
【数2】
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、裏
面印刷する場合に、被印刷物保持枠がスクリーンを傷め
ないようにスロープを有している。このために、印刷ス
トロークを十分長くとることができるので、印刷ストロ
ークの調節ミスがあってもスクリーンを傷めることな
く、印刷領域内の中央部と周辺部で均一な印圧をかけら
れるので、印刷品質を均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の被印刷物保持枠である斜視図。
【図2】従来の被印刷物保持枠に被印刷物を貼り付けた
断面図である。
【図3】従来の被印刷物保持枠による表面印刷時の断面
図である。
【図4】従来の被印刷物保持枠による裏面印刷時の断面
図である。
【図5】図4における点線円部分の拡大平面図である。
【図6】本発明の被印刷物保持枠の斜視図である。
【図7】本発明の被印刷物保持枠に被印刷物を貼り付け
た断面図である。
【図8】本発明の被印刷物保持枠による裏面印刷時の断
面図である。
【図9】本発明の被印刷物保持枠による表面印刷時の被
印刷物の設置断面図である。
【図10】スクリーンの変形角度の説明図である。
【図11】図10における点線円部分の拡大図である。
【符号の説明】
101…従来の被印刷物保持枠、201…被印刷物、301…通
常パターンのスクリーン、302…印刷テーブル、404…反
転スクリーン、601…スロープ付被印刷物保持枠、803…
テーブル補強治具、901…スクリーン枠、902…スキー
ジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 昌作 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所生産技術研究所内 Fターム(参考) 2C035 AA06 FA29 FD01 FF04 FF07 FF10 5E317 BB01 CC23 CD36 GG01 GG16 5E343 AA02 AA11 BB72 DD03 FF02 FF03 GG06 GG08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被印刷物を保持する枠であって、その貼付
    け面側に被印刷物の厚さ分の段差を有し、貼付ける面と
    は反対面の枠の内側にスロープを有することを特徴とす
    る被印刷物保持枠。
  2. 【請求項2】被印刷物の表裏両面から印刷する方法であ
    って、被印刷物保持枠を用いることを特徴とする請求項
    1に記載の被印刷物保持枠の印刷方法。
JP25671899A 1999-09-10 1999-09-10 被印刷物保持枠の構造及びその印刷方法 Pending JP2001080035A (ja)

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