JP2001079701A - 工具緊締装置 - Google Patents

工具緊締装置

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JP2001079701A
JP2001079701A JP2000252817A JP2000252817A JP2001079701A JP 2001079701 A JP2001079701 A JP 2001079701A JP 2000252817 A JP2000252817 A JP 2000252817A JP 2000252817 A JP2000252817 A JP 2000252817A JP 2001079701 A JP2001079701 A JP 2001079701A
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JP2000252817A
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Joel Judas
ユーダス ヨエル
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ESA Eppinger GmbH
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/18Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine for positioning only
    • B23Q3/183Centering devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B29/00Holders for non-rotary cutting tools; Boring bars or boring heads; Accessories for tool holders
    • B23B29/04Tool holders for a single cutting tool
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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  • Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具支持体に対する工具ホルダの位置誤差を
保証するようにする。 【解決手段】 工具を受容しかつ工具支持体の受容部内
に挿入される工具ホルダを備えた工具緊締装置が、工具
ホルダを有すると共に、工具支持体が対応する受容部を
備えており、工具ホルダ(3)に、所属の調節手段を介
して調節可能な互いに別個に配置された少なくとも2つ
の調節エレメント(26)が設けられているのに対し
て、工具支持体(1)が、挿入された工具ホルダの調節
エレメントに対応配置された少なくとも2つの接触個所
を有しており、該接触個所に、調節エレメントが正確に
適合して接触するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に旋盤の工具を
受容しかつ工具支持体の受容部内に挿入される工具ホル
ダを備えた工具緊締装置であって、工具ホルダと工具支
持体とが、互いに対応配置された支承面と工具支持体に
工具ホルダを固定するための装置とを有しており、受容
孔に対して工具ホルダを位置的に正確に調節するための
調節手段が設けられている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、工具タレットディスク等の形状
の可動な工具支持体を有するCNC・ターニングセンタ
ーの場合には、旋削工具、穿孔工具、フライス工具又は
製作のために必要な別の工具を受容するために工具ホル
ダが使用され、該工具ホルダは工具支持体の対応する受
容部内に挿入される。この場合しばしば、自動的な工具
交換機構が使用され、該工具交換機構は、加工進行ステ
ップに相応して予め調節された工具を有する工具ホルダ
を挿入又は交換する。
【0003】円筒シャフトを有する工具ホルダは、DI
N69880に従って規格化されている。工具ホルダ
は、定置の又は回転する工具を考慮して調整されてい
る。この場合、工具ホルダに固定フランジを装備するこ
とも公知であり、該固定フランジは、工具ホルダが受容
部内に挿入された場合に工具支持体に接触しかつ工具支
持体に不動にねじ結合されるので、工具ホルダは剛性的
に工具支持体に結合される。工具支持体に工具ホルダを
位置固定するために、実地において受容孔の中心に対し
てセンターに設けられた付加的な嵌合いキー溝が使用さ
れ、該嵌合いキー溝内には、工具ホルダのシャフトに設
けられた対応する嵌合いキーが係合する。しばしば、受
容孔の軸線に対して半径方向間隔を置いて配置された固
定孔が工具支持体もしくは工具ホルダに設けられてい
て、該固定孔内には、特に工具支持体に対して工具ホル
ダの角度位置を固定する嵌合いピンが挿入されている。
【0004】円筒シャフトで工具支持体の受容孔内に挿
入された工具ホルダの位置固定のための前記の又は類似
の解決手段の基本的な問題点は、工具ホルダ及び工具支
持体における製作誤差並びに工具ホルダ交換のために必
要な受容孔壁部とシャフトとの間の接合遊びが、結果的
に工具ホルダ内に挿入された加工工具の所定の位置不精
度を生ぜしめるということにある。前記位置不精度は、
受容孔の軸線に対して半径方向に配置された工具の角度
位置に関して特に問題となる。それというのも、位置不
精度は長い工具の場合に著しい加工不精度を生ぜしめる
からである。高い加工精度を考慮して設計されたCNC
・ターニングセンターの場合には、工具支持体に対して
相対的な工具ホルダの位置精度は、通常付加的な装置な
しには要求を満たせない。それ故、受容部内に挿入され
た工具ホルダの少なくとも1つの後調整手段が必要であ
る。このことは、シャフトを備えずに構成されていてか
つ工具支持体に対してのみねじ固定又は別の形式で固定
されている工具ホルダにも該当する。
【0005】しかし、機械における工具ホルダのこのよ
うな後調整は、時間を費やしかついわゆる装備時間を著
しく延長させる。更に工具ホルダは、工具ホルダを所要
の(極めて僅かな)位置許容誤差で交換できるように予
備調節できない。このことは特に、自動的な工具交換機
構の場合にも著しく不都合である。
【0006】この場合所定の措置を講ずるために、実地
において既に公知の工具緊締装置においては、工具ホル
ダ及び工具支持体に、調節手段を介して工具支持体の対
応配置された受容孔に対して工具ホルダを特に角度位置
に関し正確に調節できるようにする措置が講じられてい
る。このために工具ホルダのケーシングに、V字形の寸
法の正確な切欠きを有するストリップを調節ゲージによ
って取り付けかつタレットディスクに所属の対応片を不
動にねじ結合することが公知であり、該対応片は、受容
部内に工具ホルダを挿入した場合にV字形のストリップ
内に係合する。別の調節手段は偏心ピンの形状で構成さ
れていて、該偏心ピンは、受容孔の軸線に対して半径方
向間隔をおいて配置された工具支持体の孔内に挿入され
ていてかつ工具ホルダの対応する孔又は受容部内に突入
する。偏心ピンは、開拡締付け部材を備えることができ
かつ例えばスパナ係合部を介して又は外部から接近可能
な調節ねじを介して調節でき、該調節ねじは偏心ピンの
軸線の横で偏心ピンに係合する。
【0007】工具支持体に対して工具ホルダの角度位置
を調節するための前記の全ての装置は、使用中に所定の
欠点を有する。それというのも前記装置は、簡単にしか
も微細に十分操作できないか又は作業員の注意力に不当
に高い要求が課せられているか又は工具支持体、例えば
タレットディスク及び/又は工具ホルダに、例えば付加
的な所要スペースを生ぜしめひいては不都合である措置
を講ずる必要があるからである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】それ故本発明の課題
は、工具支持体、例えばタレットディスクの受容部内に
挿入される、工具を受容する工具ホルダを備えた工具緊
締装置を改良して、工具支持体に不当な又は過剰の費用
を必要とする措置を講ずることなしに及び不当に高い操
作費用を必要とせずに、工具支持体に対して工具ホルダ
を狭い許容誤差で位置固定することができ、これにより
特に工具ホルダを予備調節できかつ角度位置の遊びのな
い伝達が保証されるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題は本発明によれ
ば、特許請求の範囲第1項に記載の特徴を有する本発明
による工具緊締装置によって解決された。
【0010】
【発明の効果】本発明による工具緊締装置では、工具ホ
ルダに、相互間隔をおいて配置されて遊びなく案内され
た少なくとも2つの調節エレメントが設けられているの
に対して、工具支持体には、前記調節エレメントに対応
配置された少なくとも2つの接触個所が設けられてい
る。工具ホルダが受容部内に挿入された場合には、調節
エレメントは位置的に正確に接触個所に接触する。調節
エレメントには工具ホルダにおいて調節手段が対応配置
されていて、該調節手段によって調節エレメントは、受
容部の軸線に対して工具ホルダの軸線位置及び/又は角
度位置を寸法的に正確に調整するために調節可能であ
る。接触個所及び/又は調節エレメントの接触個所と協
働する構成部分は、面状の接触が得られるか又は面/線
接触が得られるように、構成されている。
【0011】有利な構成では、接触個所は工具支持体の
少なくとも1つの受容溝の壁部に形成されていて、前記
受容溝は通常、工具ホルダの支承面の領域に配置されて
いる。このような受容溝は、比較的簡単な手段で精密に
製作可能である。つまり受容溝は、工具支持体の機能に
関し妨げにならずしかも付加的な所要スペースを必要と
しない。簡単な構成では、受容溝は、横断面を方形に形
成されているが、基本的には別の横断面成形形状、例え
ばV字形も可能である。この場合、調節エレメントは溝
壁部に接触する部分で溝形状に相応して形成されてい
る。平行な溝壁部を有する溝の場合には、調節エレメン
トは有利には正確に嵌合するスライディングブロックと
して形成されているのに対して、例えば横断面V字形の
溝の場合には、溝壁部と調節エレメントとの係合領域に
おいて調節エレメントがプリズム状又はくさび状に形成
されていることが重要である。
【0012】ほぼ工具支持体の受容溝内の接触個所に相
互間隔をおいて正確に適合する2つの調節エレメントに
よって既に、工具ホルダの極めて密な製作誤差で再現可
能な角度位置固定が保証される。その都度の使用目的の
要求に関連して、相互間隔をおいて配置された2つ以上
の調節エレメントを工具支持体に設けることができ、該
調節エレメントは、工具ホルダの軸線を中心に環状に分
配されている。従って、例えば2つの交差する受容溝を
工具支持体内に設けることができ、受容溝の交差個所
は、孔の形状の受容部及びシャフトを有する工具ホルダ
の場合受容孔の領域に位置する。工具支持体には4つの
調節エレメントが設けられているので、相互間隔を置い
て位置する4つの接触個所が得られる。これによって、
工具支持体に対する工具ホルダの角度位置のみならず、
受容部の軸線に対する工具ホルダの軸線の位置(側方の
軸線のずれ)を高い精度をもって調節もしくは修正で
き、特に軸線のずれを調節もしくは修正することのみが
重要である使用ケースの場合には、工具支持体内の円形
の受容溝で十分である。
【0013】工具ホルダが工具支持体の受容部内に挿入
された場合には、工具ホルダの調節エレメントは所定の
プレロードをもって接触個所に接触する。このことは有
利な構成では、工具支持体のガイド内で摺動可能に案内
された調節エレメントを接触個所に遊びなく圧着するプ
レロード部材又は付勢部材によって得られる。
【0014】このために、シャフトを有する工具ホルダ
の適当な構成の場合には、工具ホルダは予備センタリン
グ手段を備えられる。この場合、工具ホルダのシャフト
に予備センタリング手段が対応配置され、該センタリン
グ手段によって、シャフトの少なくとも一部が片側で半
径方向で、該シャフト部分を受容する受容孔の壁部に弾
性的に圧着される。この場合特に簡単な構成上の関連性
は、前記予備センタリング手段又はプレロード部材が弾
性的なトロイダルリングによって形成されていることに
よって得られ、該トロイダルリングは、受容孔の壁部に
対してシャフトをシールするために大抵いずれにせよ設
けられていてかつこの場合シャフト縦軸線に対して偏心
的な支承面に、通常シャフトのトロイダルリング溝の底
部に受容されている。接触個所、例えば受容溝の壁部に
おける適当に予備調節された調節エレメントのこのよう
な接触によって、受容溝の壁部と調節エレメントとの間
の接合遊びは重要ではなく、こにより工具ホルダ交換時
の角度偏差が最小化される。
【0015】本発明による工具緊締装置は、規定のプレ
ロードをもって工具ホルダの角度位置の遊びのない伝達
を可能にし、この場合必要であれば、工具ホルダと受容
部との間の軸線のずれをも考慮できる。工具緊締装置は
採算可能な費用で高い精度で製作できる。それというの
も、過剰な必要を必要とすることなしに、例えば受容溝
を極めて正確に工具支持体内に加工できるからである。
工具ホルダに設けられる調節エレメントは正確な調整
(0.01mm以下の範囲)を可能にし、この調整は、
工具支持体に設けられる接触個所と協働して製作誤差の
申し分のない補償を可能にする。
【0016】更に、工具ホルダは工具支持体に対応する
受容部において申し分なく予備調節される。工具交換時
には、位置精度に関し反復可能な結果が得られ、これは
実地において、例えば受容孔の軸線から150mmの間
隔を置いて位置する横方向で緊締される工具の工具先端
の場合には、許容誤差+/−0.01mmの再現可能な
精度が得られることを意味する。
【0017】工具緊締装置の別の特徴及び利点は、以下
の実施例の説明からも明らかである。工具緊締装置の別
の有利な構成は、その他の請求項に記載されている。
【0018】
【発明の実施の形態】第1図で図示の工具緊締装置は、
半径方向に配置された工具を有する公知の工具・星形タ
レット(詳細に図示せず)の一部であるタレットディス
クの形状の工具支持体1を有している。工具支持体1
は、正多角形として構成されていてかつ周方向で工具ホ
ルダ(符号3で概略的に図示)用の支承面2を有してい
る。各支承面2の領域では、工具支持体1は半径方向に
向いた円筒状の受容孔4を備えていて、該受容孔は、段
孔として支承面2に接続された円筒状の区分5を備えて
構成されていてかつ工具ホルダ3用の受容部を形成して
いる。例えば第3図及び第4図から明らかなように、工
具ホルダ3は円筒状のシャフト6を有していて、該シャ
フトは、大直径の円筒状のシャフト区分又はガイド区分
7を備えていてかつ、工具ホルダ3が工具支持体1内に
挿入された場合に、所属の受容孔4もしくは受容孔の区
分5内に受容されている。シャフト6はケーシング8を
有していて、該ケーシング内には、シャフトに対して同
軸的なスピンドル9が転がり軸受け10,11,12,
13を介して回転可能に支承されている。スピンドル9
は一端に、工具支持体1の領域に設けられた駆動源用の
連結手段14を備えていてかつ他端で工具16、例えば
ドリルを緊締するためのコレット15を備えていてる。
工具16は、スピンドル9の工具受容部17内に受容さ
れていてかつ軸方向で調節ねじ18に支持される。ケー
シング8は2部分から構成されていて、この場合、一方
の部分がシャフト区分7に成形されていてかつ他方の部
分がカバー19の形状で内側六角穴付きねじ20(第5
図)によって一方の部分にねじ結合されている。この場
合、シャフト区分7を介して側方に突出する、平らな支
承面21を備えたフランジ区分が得られるような配置形
式がとられている。前記フランジ区分によって、挿入さ
れた工具ホルダは工具支持体1の支承面2に接触しかつ
支承面の領域には4つの固定ねじ22が設けられてい
て、該固定ねじによって、工具ホルダ3はフランジ状の
部分を介して工具支持体1にねじ結合されている。
【0019】更に符号23で、冷却又は潤滑媒体供給部
用の接続管路が図示されている。シャフト区分7には、
弾性的なトロイダルリング(O・リング)25が挿入さ
れている環状溝24が設けられていて、前記トロイダル
リングは、工具ホルダを挿入した場合に、シャフト6を
受容孔4に対してシールする。
【0020】本発明によれば、工具ホルダ3のケーシン
グ8内には、シャフト6の軸線27を中心に環状に均一
に分配されて配置されているスライディングブロック2
6の形状の4つの調節エレメントが設けられている。ス
ライディングブロック26は、それぞれ対で互いに直交
する直径28,29上に位置していて(第5図参照)か
つ軸方向で工具ホルダ3の支承面21から突出してい
る。スライディングブロック26は、横断面をほぼ方形
に(第4図及び第5図)に形成されかつガイド区分30
を成形されている。ガイド区分30によってスライディ
ングブロックは、ケーシング8の、シャフト6の軸線2
7に対して平行な横断面方形の溝状のガイド31内に受
容されている。ガイド31は、ねじ止めされたカバー薄
板320(第4図)によって外部に対してカバーされて
いる。第6図で図示の円a範囲内の一区分を図示した特
に第7図から明らかなように、平行な側面で制限された
横断面方形の溝状のガイド31内には外向きに傾斜した
くさび面又は斜面33を備えた加圧板32が挿入されて
いて、該くさび面又は斜面33は、ガイド区分30に形
成された対応するくさび面34と共にくさび伝動装置を
形成している。軸線方向では加圧板32は、ばねスリー
ブ35を介してケーシング8のカバー19に支持されて
いる。ばねスリーブ35内には皿ばね組36が挿入され
ていて、該皿ばね組は、支承面21から離反する第7図
で矢印xで図示の方向で、スライディングブロックにプ
レロードをかけている。ガイド31の縦軸線に対してほ
ぼ同軸的なスライディングブロック26のねじ孔37内
及びスライディングブロックのガイド区分30内には、
内側六角穴付き調節ねじ38がねじ込まれていて、該調
節ねじは、カバ19内の孔39を介して延びていてかつ
工具ホルダ3の前面側から調節可能である。
【0021】くさび面34とは反対側ではスライディン
グブロック26のガイド区分30内に、第2の皿ばね組
41が挿入されている切欠き40が設けられている。皿
ばね組は、切欠き40内で摺動可能に案内されたばね皿
42に支持され、該ばね皿は、くさび面34とは反対側
に位置するガイド31の直線的な内壁43に圧着されて
いる。ガイド区分30は、ガイド31内に位置する、く
さび面に面した領域44で引き込まれていて、これによ
りガイド区分30はガイド31の内部で所定の横方向可
動性を有する。
【0022】調節ねじ38,くさび面34を備えたガイ
ド区分30及び加圧板32は、皿ばね組36,41及び
さらばね42と協働して、スライディングブロック26
用の調節手段を形成する。調節ねじ38の回動により、
ばね皿42及び皿ばね組42を介してくさび面34でプ
レロード下で加圧板32の斜面33に圧着されひいては
ガイド31内で回動不能に保持されるガイド区分30
は、スライディングブロック26と共に、長手方向x
(第7図)で、第1の皿ばね組36によって及ぼされる
プレロード作用に抗してシフトされる。この場合、スラ
イディングブロック26のシフトはガイド31の内面4
5(第3図)に対して平行に行われるのに対して、同時
にスライディングブロック26は二重矢印y(第7図)
で示した横方向運動を実施する。横方向運動の調節範囲
は、詳述するように、例えば+/−0.05mmの範囲
である。スライディングブロック26の寸法は精密スラ
イディングブロックとして極めて正確に加工される。く
さび伝動装置33/34を介して、y方向で極めて正確
で微細な調節が得られるのに対して、同時に調節手段は
セルフロッキング作用を有していて、これにより、調節
ねじ38を介して一度調節されたスライディングブロッ
ク26の調節は寸法的に正確に維持される。
【0023】特に第1図及び第2図から明らかなよう
に、工具支持体1の各支承面2の領域には、平行な側面
で制限された横断面方形のそれぞれ2つの受容溝45,
46が設けられていて、該受容溝は受容孔4の領域で、
溝軸線45a,46aの交点が受容孔4の軸線50上に
位置するように、直交している。嵌合キー溝とも呼ばれ
る受容溝45,46は、工具ホルダ3が固定ねじ22及
び所属のねじ孔を介して工具支持体1に固定されている
場合に、工具ホルダ3の4つのスライディングブロック
26を受容する。
【0024】精密スライディングブロック26の寸法は
受容溝45,46の幅に、工具支持体1に工具ホルダ3
を被せ嵌めた場合にスライディングブロック26がほぼ
0.02mmクラスの僅かな接合遊びのみを有するよう
に、互いに適合されている。第5図で図示のように、工
具ホルダ3の4つのスライディングブロック26は、そ
れぞれ2つの互いに対置するスライディングブロック2
6が受容溝45,46内に係合するように、配置されて
おり、この場合スライディングブロック26は、隣接す
るガイド31のばね皿42が時計回り方向で見て常時同
じ側に位置するように、方向付けられている。
【0025】工具ホルダ3が工具支持体1に設けられた
場合には、スライディングブロック26は加圧板32と
は反対側に位置する接触面49によって、寸法的に正確
な面状の接触個所を形成する溝45の側壁48にもしく
は溝46の対応する側壁49に正確に適合して接触する
(第2図及び第7図)。工具ホルダ3内でのスライディ
ングブロック26の第5図に基づき記述の方向付けに基
づいて、各受容溝45,46内に2つの接触個所が形成
され、該接触個所は、受容孔の軸線50の両側で互いに
対置する受容溝の側壁48,49に位置する。4つの調
節ねじ38の適当な調節によって、4つのスライディン
グブロック26は、スライディングブロック26と受容
溝45,46との間の少なくとも接合遊びに相応する調
節行程に亘って第7図のy方向に移動することができ
る。前記調節運動によって、スライディングブロック2
6及び受容溝45,46を介して工具支持体1に対する
工具ホルダ3の角度位置を最高の精度で微細に調節で
き、しかも、受容孔4の軸線50に対するシャフト6の
軸線27ひいては工具ホルダ3の工具の軸線27を側方
にシフトさせひいては例えば製作誤差補償のために軸線
のずれを調節もしくは補正することができる。従って工
具ホルダ3は、精密・スライディングブロック26を介
して受容溝45,46にセンタリングされかつ工具支持
体1に対して精密に調節及び調整される。
【0026】実地においては工具ホルダ3は、工具支持
体1に対応する受容部で予備調節される。この予備調節
は正確に再現可能であるので、工具ホルダ3が工具支持
体1の受容部内に挿入された場合に、角度位置及び場合
によって生ずる軸線のずれを遊びなく伝達できる。
【0027】精密・スライディングブロック26として
例えば18H6フィット(18H6fit)で製作され
ている横断面方形の記述のスライディングブロック26
の代わりに、例えば溝側壁48,49の接触個所に線接
触する異なって構成された調節エレメントを使用するこ
ともできる。接触個所は溝側壁に設ける必要はない。基
本的には受容溝は、工具支持体の構造的な条件に関連し
て凹部、突起又は別の適当な構成エレメントに配置する
こともできる。工具ホルダの角度位置調節のみが重要で
ある場合には、通常2つの接触個所と1つの受容溝4
5,46で十分であるのに対して、他面シャフト6と受
容孔4との間の軸線のずれのみを調整もしくは補正すれ
ばよい場合には、受容孔4の軸線50に対して同心的な
円形の1つの受容溝又は凹部で十分である(第2図符号
51鎖線で図示)。
【0028】第6図では、第3図による工具ホルダを組
立状態で図示していて、この場合、受容溝45の側壁4
8の接触個所における精密・スライディングブロック2
6の対の接触が図示されている。工具支持体3のシャフ
ト区分7を受容孔4の区分に対してシールする弾性的な
トロイダルリング25は同時に、取付時に工具ホルダを
工具支持体に対して予備センタリングするために利用さ
れる。このために、トロイダルリング25を受容する環
状溝24は、図面明瞭化のために第7図では図示されて
いない値52だけ偏心的に軸線50及び受容孔4に対し
てずらされて形成されている。これによって、トロイダ
ルリング25は、その周方向の一部に亘ってより強く圧
縮され、この結果スライディングブロック26は、トロ
イダルリングによって生ぜしめられる弾性的なプレロー
ドによって溝側壁に圧着される。シャフト区分7の直径
は受容孔区分5の直径よりも多少小さく、これにより工
具支持体に対する工具ホルダの正確な位置に関する補償
が可能にされている。スライディングブロック26をそ
の接触個所に圧着する前記プレロードによって、工具支
持体の位置調節のための接合遊び(第6図及び第7図で
符号53で誇張して図示)を無視できるので、固定ねじ
22を不動に締付けた場合に工具ホルダは、工具支持体
に対して予め調節された位置を正確に占める。
【0029】工具支持体に対する工具ホルダの角度位置
の正確な調節は特に、工具ホルダがシャフト軸線に対し
て横方向に延びるかなり長い工具を受容する場合に、必
要である。このための一例は、第8図乃至第10図で図
示されていて、この場合工具16用の横方向受容部を有
する工具ホルダ3aが図示されている。工具ホルダ3a
は基本的に、第1図乃至第7図で既述の工具ホルダ3に
類似して構成されている。それ故同じ構成部材には同じ
符号が付されていて、繰り返し詳述しない。相違点はほ
ぼ、第3図のカバー19の代わりにケーシング8aが伝
動装置ケーシング54を支持していて、該伝動装置ケー
シング内には、マイタ歯車伝動装置55を介して、軸線
27に対して直角に方向付けられた軸線方向を有する、
コレット15及び工具16を支持するスピンドル9a
が、回転可能に支承されている。スピンドル9aの駆動
は、シャフト6内に回転可能に支承された、連結手段1
4を支持する軸56を介して行われる。スピンドル支承
形式及びマイタ歯車伝動装置55の詳細は公知であり、
詳述しない。
【0030】工具ホルダ3aは、特に第10図から明ら
かなように、軸線27を中心に均一に分配されて配置さ
れた4つの調節エレメントを有していて、該調節エレメ
ントは工具支持体の受容溝45,46内に係合する。調
節エレメントは同様に、精密・スライディングブロック
26,26aの形状で構成されていて、該スライディン
グブロックのうち3つのスライディングブロックが、第
1図乃至第7図による実施例のスライディングブロック
26に相応している。しかし第4のスライディングブロ
ック26aはほぼL字形に形成されている(第8図及び
第9図)。スライディングブロック26,26aは、既
述のようにケーシング8aのガイド31,31a内で案
内されていてかつ第7図に基づき説明したように調節ね
じ38を介して調節される。ケーシング8aのフランジ
状の部分内に配置されたスライディングブロック26の
調節ねじ38には固定のために外部から容易に操作可能
である(第8図及び第9図)に対して、伝動装置ケーシ
ング54の領域での前記スライディングブロック26の
調節ねじ38の、軸線27に対して平行な配置は、接近
性に関し困難をもたらす。この理由からこの領域ではケ
ーシング8aのフランジ状の部分におけるガイド31a
は、軸線27に対して直角に方向付けられて配置されて
いるので、調節ねじ38にはケーシング8aの周方向側
から接近可能である。L字形の構成に基づき支承面21
から軸方向に突出するスライディングブロック26a
は、その他の点でスライディングブロック26と同じ形
式で受容孔45,46の1つ内の所属の接触個所と協働
する。ガイド31aは、周方向側に向けてフランジ状の
ケーシング部分の対応する凹部内に挿入されたフランジ
片57によって閉鎖されていて、該フランジ片は、ねじ
58(第10図)を介して固着されていてかつフランジ
片内にはばねスリーブ35も形成されている(第7
図)。
【0031】第8図で符号59で示した工具長さは、工
具ホルダ3aの僅かばかりの角度位置誤差だけで工具先
端の著しい側方の位置誤差を生ぜしめることを、明らか
にしている。精密・スライディングブロック26,26
aの詳述した予備調節及びトロイダルリング25によっ
て生ぜしめられる同様に既述したプレロードによって、
取付時の接合遊びは無視でき、これにより工具交換時の
工具先端の位置誤差を最小化できる。
【0032】既述の工具緊締装置は、駆動される工具を
有する工具ホルダ3,3aのために適するにのみなら
ず、あらゆる形式の工具ホルダのためにも使用可能であ
る。従って第11図乃至第14図では一例として駆動さ
れない工具、即ち、ドリルロッド(詳述しない)用の工
具ホルダ3bが図示されている。既述の実施例と同じ構
成部材には同じ符号が付されていて、繰り返し詳述しな
い。工具ホルダケーシング8bは、円筒状のシャフト6
と一体に構成されていてかつドリルロッド用の横方向に
延びる受容部60を有している。ケーシング8a内に
は、所属の精密・スライディングブロック26を有する
4つのガイド31が設けられている。精密・スライディ
ングブロック26は第5図に類似した第13図に相応し
て、均一にシャフト6の軸線27を中心として分配され
て配置されている。ガイド31は、ケーシング8bのフ
ランジ状の部分61内に収容されていて、該部分内には
固定ねじ22用の孔62が配置されている。第14図で
図示のように、ガイド31は方形溝の形式で構成されて
いて、該方形溝内には、製作上の理由から一方の端面で
円筒面63によって閉鎖されている。従って、ばねスリ
ーブ35bもその形状に関し対応して適合されている。
【0033】選択的にフランジ状のケーシング部分61
の代わりに、ケーシング8bに結合される適当なフラン
ジを使用することもでき、これは全ての工具ホルダ3,
43a,3bに該当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】星形タレットディスクの形状の工具支持体と工
具ホルダとを有する本発明による工具緊締装置の概略的
な平面図。
【図2】工具ホルダ用の支承面を図示して第1図のII
−II線に沿った断面図として第1図による工具緊締装
置の工具支持体を示した図。
【図3】工具緊締装置の工具ホルダを軸方向で断面して
詳細に図示した側面図。
【図4】第3図の工具ホルダの平面図。
【図5】第3図の工具ホルダをコレット側から見た側面
図。
【図6】断面図で図示の第1図による工具支持体の受容
孔内に挿入された第4図による工具ホルダの第4図に相
応する図。
【図7】軸方向で断面して調節エレメントを図示した、
第6図による工具ホルダの一部の拡大側面図。
【図8】本発明による工具緊締装置用の工具ホルダの別
の実施例の軸方向断面図。
【図9】第8図の工具ホルダの平面図。
【図10】第8図の工具ホルダをシャフト側から見た
図。
【図11】本発明による工具緊締装置用の工具ホルダ
の、定置の工具のために使用される実施例の平面図。
【図12】第11図XII−XII線に沿って断面した
第11図による工具ホルダの側面図。
【図13】第1図の工具ホルダをシャフト側から見た
図。
【図14】軸方向で断面して調節エレメントを図示し
た、第11図による工具ホルダの一部の平面図。
【符号の説明】
1 工具支持体、 3 工具ホルダ、4.5 受容孔、
6 シャフト、 25トロイダルリング、 26 スラ
イディングブロック、 31 ガイド、 33 くさび
面又は斜面、 34 くさび面、 41 皿ばね組、
45.46.51 受容溝、 48.49 接触個所、
53 接合遊び、 50 軸線、

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特に旋盤の工具を受容しかつ工具支持体
    の受容部内に挿入される工具ホルダを備えた工具緊締装
    置であって、工具ホルダと工具支持体とが、互いに対応
    配置された支承面と工具支持体に工具ホルダを固定する
    ための装置とを有しており、受容孔に対して工具ホルダ
    を位置的に正確に調節するための調節手段が設けられて
    いる形式のものにおいて、工具ホルダ(3)が、相互間
    隔をおいて配置されて遊びなく案内された少なくとも2
    つの調節エレメント(26)を有しており、工具支持体
    (1)に、前記調節エレメントに対応配置された少なく
    とも2つの接触個所(48,49)が形成されており、
    該接触個所に、工具ホルダ(3)が受容部(4,5)内
    に挿入された場合に、工具ホルダの調節エレメントが正
    確に適合して接触するようになっており、調節エレメン
    ト(26)に、工具ホルダ(3)の調節手段(38等)
    が対応配置されていて、該調節手段によって調節エレメ
    ントが、受容部の軸線に対して工具ホルダ(3)の軸線
    位置及び/又は角度位置を寸法的に正確に調整するため
    に調節可能であることを特徴とする、工具緊締装置。
  2. 【請求項2】 シャフト(6)を有する工具ホルダ
    (3)の位置調整のために調節エレメントの調節行程
    が、少なくとも、工具ホルダのシャフトとシャフトに対
    応配置された受容孔(4)の内壁との間に存在する接合
    遊び(53)内に、位置しており、工具ホルダを挿入し
    た場合に、調節調節エレメントがプレロードを受けて接
    触個所に接触するようになっている、請求項1記載の工
    具緊定装置。
  3. 【請求項3】 接触個所が、受容部(4)の軸線(5
    0)を中心に分配されて配置されている、請求項1又は
    2記載の工具緊定装置。
  4. 【請求項4】 接触個所が、工具支持体(1)の少なく
    とも1つの受容溝(45,46)の壁部(48;49)
    に形成されている、請求項1から3までのいずれか1項
    記載の工具緊定装置。
  5. 【請求項5】 受容溝(45,46)が、受容部(4)
    に対して横方向に延びるように配置されている、請求項
    4記載の工具緊定装置。
  6. 【請求項6】 接触個所が、2つの交差する受容溝(4
    5,46)の溝壁(48,49)に形成されていて、前
    記受容溝の交差個所が、受容部(4)の領域に位置して
    いる、請求項4又は5記載の工具緊定装置。
  7. 【請求項7】 受容溝の縦軸線(45a,46a)が、
    受容部(4)の軸線(50)と交差するように配置され
    ている、請求項5記載の工具緊定装置。
  8. 【請求項8】 接触個所が、工具支持体(1)の円環状
    に形成された受容溝(51)の壁部に形成されている、
    請求項1記載の工具緊定装置。
  9. 【請求項9】 工具緊定装置が、工具ホルダ(3)内に
    4つの調節エレメント(26)をかつ工具支持体(1)
    に前記調節エレメントに対応配置された4つの接触個所
    を有していて、該接触個所が、受容部(4)の軸線を中
    心に環状に分配されて配置されている、請求項1から3
    までのいずれか1項記載の工具緊定装置。
  10. 【請求項10】 接触個所に、調節エレメント(26)
    用の支承面が設けられている、請求項1から9までのい
    ずれか1項記載の工具緊定装置。
  11. 【請求項11】 調節エレメント(26)が、工具支持
    体(1)のガイド(31)内で摺動可能に案内されてお
    り、調節手段(38等)が、工具ホルダ(3)の外面側
    から操作可能に構成されている、請求項1から10まで
    のいずれか1項記載の工具緊定装置。
  12. 【請求項12】 調節エレメント(26)が、工具ホル
    ダ(3)内に回動不能に案内されている、請求項11記
    載の工具緊定装置。
  13. 【請求項13】 調節手段が、それぞれの調節エレメン
    トと協働するくさび伝動装置(33/34)を有してお
    り、該くさび伝動装置によって、調節エレメント(2
    6)の長手方向に向けられた、ガイド(31)内での調
    節エレメントのシフト(x)が、調節エレメント(2
    6)の少なくとも一部の、前記方向に対して横方向に向
    けられた調節運動(y)に変換可能である、請求項11
    又は12記載の工具緊定装置。
  14. 【請求項14】 調節エレメント(26)が、ガイド
    (31)内でばね弾性的にプレロードをかけられてい
    る、請求項13記載の工具緊定装置。
  15. 【請求項15】 調節エレメント(26)が、ガイド
    (31)内でばね手段(41)によってガイド面(3
    3)に遊びなく圧着されている、請求項13記載の工具
    緊定装置。
  16. 【請求項16】 調節エレメント(26)が、第1のば
    ね手段(26)によってシフト方向にかつ第2のばね手
    段(42)によって側方のガイド面(33)に対してば
    ね弾性的にプレロードをかけられている、請求項15記
    載の工具緊定装置。
  17. 【請求項17】 調節エレメント(26)が、少なくと
    も、工具ホルダ(3)の支承面から突出する領域で、ス
    ライディングブロックとして構成されていて、該スライ
    ディングブロックの寸法が、工具支持体(1)内の対応
    配置された受容溝(45,46)の寸法に適合してい
    る、請求項11から16までのいずれか1項記載の工具
    緊定装置。
  18. 【請求項18】 調節手段が、工具ホルダの外面側から
    操作可能な調節ねじ(38)を有している、請求項1か
    ら17までのいずれか1項記載の工具緊定装置。
  19. 【請求項19】 調節エレメント(26a)が、ほぼL
    字形に形成されている、請求項11から17までのいず
    れか1項記載の工具緊定装置。
  20. 【請求項20】 工具ホルダ(3)がシャフト(6)を
    有しており、工具ホルダ(3)のシャフト(6)に予備
    センタリング手段(25)が対応配置されており、予備
    センタリング手段によって、シャフトの少なくとも一部
    が、片側で半径方向で、工具支持体(1)内の前記シャ
    フト部分を受容する受容孔(4,5)の壁部に対して、
    弾性的に圧着可能である、請求項1から19までのいず
    れか1項記載の工具緊定装置。
  21. 【請求項21】 予備センタリング手段が、弾性的なト
    ロイダルリング(25)によって形成されていて、該ト
    ロイダルリングが、シャフト縦軸線に対して偏心的なシ
    ャフト(6)の支承面に受容されている、請求項20記
    載の工具緊定装置。
  22. 【請求項22】 工具支持体が、工具タレットの一部で
    ある、請求項1から21までのいずれか1項記載の工具
    緊定装置。
  23. 【請求項23】 工具支持体(1)が、機械テーブルの
    一部であるか又は保持又は緊締装置で使用するために機
    械テーブルに配置されている、請求項1から21までの
    いずれか1項記載の工具緊定装置。
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