JP2001079346A - ガス処理方法とガス処理装置、およびハニカム状活性炭の再生方法 - Google Patents
ガス処理方法とガス処理装置、およびハニカム状活性炭の再生方法Info
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Abstract
率で除去することができるガス処理方法とガス処理装
置、およびをハニカム状活性炭の再生方法を提供するこ
と。 【解決手段】 ダイオキシン類を含むガスを通気抵抗の
小さいハニカム状活性炭に70℃から350℃までの範
囲内の温度で接触させることにより高い除去率でダイオ
キシン類を除去し得る。ハニカム状活性炭にTi、C
r、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、V、Mo、または
Wの中から選ばれた少なくとも一種以上の金属を含む金
属化合物を担持させることにより、ダイオキシン類の除
去率は一層高められる。そして、接触時にアンモニアを
共存させることにより、ダイオキシン類の除去率が更に
増大されるほか、ガス中に硫黄酸化物、窒素酸化物が含
まれる場合、これらも同時に除去される。ハニカム状活
性炭の再生はダイオキシン類の除去時の接触温度よりも
50℃以上高い温度に加熱する。
Description
よるガス処理方法とガス処理装置、およびハニカム状活
性炭の再生方法に関するものであり、更に詳しくは、ダ
イオキシン類を含むガスをハニカム状活性炭に接触させ
てダイオキシン類を除去するガス処理方法とガス処理装
置、およびハニカム状活性炭の再生方法に関するもので
ある。
他各種の燃焼炉の排ガス、特に都市ごみや産業廃棄物の
焼却炉の排ガスに含まれるダイオキシン類(ポリ塩化ジ
ベンゾ−p−ジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフランの総
称)による大気や土壌の汚染、ないしは食品類や母乳の
汚染が大きい社会問題になっており、汚染の防止対策が
緊急に求められている。そして、焼却炉等の燃焼温度を
850℃以上に維持すればダイオキシン類の発生が抑制
されることから、燃焼温度の高温化が一つの対策となっ
ている。
キシン類を含む排ガスを活性炭等に接触させて除去する
処理方法についても種々の試みがある。例えば、焼却炉
の排ガス中へ消石灰と粉末状活性炭との粉末混合物を吹
き込む方法や、粒状活性炭による固定層、移動層、また
は流動層に排ガスを流して接触させる方法等である。
温度の高温化のためには、耐熱材料を多用した炉を新設
するか旧来の炉を改造することになるが、何れにしても
多大の経費と時間を必要とし、その負担は極めて大き
い。なお、焼却炉には規模の小さいものが多数に存在し
ており、これらにも然るべき汚染防止対策が要請されて
いる。
炭等に接触させて除去する処理方法において、消石灰と
粉末状活性炭との粉末混合物を吹き込む方法は吹き込ん
だ後の粉末混合物の処理に難がある。また、粒状活性炭
を使用する方法は圧力損失が大きく、処理塔に装填した
粒状活性炭層に排ガスを接触させるためには大きいエネ
ルギーを必要とする。そのほか、粒状活性炭は幾何学的
外部表面積が小さいためにダイオキシン類の除去効率が
低く、必要な除去を行うには大型の装置が必要になる。
また、粒状活性炭は開口率が小さいので粉塵による目詰
まりを発生し易く、通気抵抗が大きいので発熱や発火の
怖れがある。
に含まれるダイオキシン類を高い除去率で除去すること
ができるガス処理方法とコンパクトなガス処理装置、お
よびそれに伴うハニカム状活性炭の簡易な再生方法を提
供することを課題とする。
発明の4、または発明の8の構成によって解決される
が、以下にそれらの解決手段を説明する。
類を含むガスからダイオキシン類を除去するに際し、ガ
スを70℃から350℃までの範囲内の温度でハニカム
状活性炭に接触させる方法である。このようなガス処理
方法は、通気抵抗が小さくガスとの接触性に優れたハニ
カム状活性炭を使用するのでダイオキシン類を効率よく
除去することができる。そして、ハニカム状活性炭は高
い除去率でダイオキシン類を除去するので350℃を越
える接触温度は必要とせず、最高温度を350℃とする
ことによって除塵用にバッグフィルターの使用が可能に
なる。
法は、ダイオキシン類を含むガスをハニカム状活性炭に
接触させるに際して、ハニカム状活性炭としてチタン
(Ti)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(F
e)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(C
u)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、および
タングステン(W)の中から選ばれた少なくとも一種の
金属を含む金属化合物を担持させたものを使用する方法
である。このようなガス処理方法は、ダイオキシン類を
一層高い除去率で除去することができる。
法は、ダイオキシン類を含むガスをハニカム状活性炭に
接触させるに際して、アンモニアガスを共存させる方法
である。このようなガス処理方法は、ダイオキシン類に
伴われることが多くハニカム状活性炭の活性点を失活さ
せる塩化水素をアンモニアガスが捕捉し、ダイオキシン
類の除去性能を大幅に向上させるほか、ガスに更に硫黄
酸化物、窒素酸化物が含まれる場合には、硫黄酸化物を
硫酸アンモニウムとして捕捉し、窒素酸化物を窒素ガス
に還元して同時に除去する。
炉等のダイオキシン類を含む排ガスの処理装置におい
て、ハニカム状活性炭を装填した処理塔がユニットとし
て組み込まれている装置である。このようなガス処理装
置は、通気抵抗が小さくガスとの接触性に優れたハニカ
ム状活性炭に排ガスを接触させることにより、ダイオキ
シン類を高い除去率で除去する。
置は、処理塔に装填されているハニカム状活性炭がチタ
ン、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、
バナジウム、モリブデン、およびタングステンの中から
選ばれた少なくとも一種の金属を含む金属化合物を担持
したものである。このようなガス処理装置はダイオキシ
ン類を一層高い除去率で除去する。
置は、吸着塔に装填されているハニカム状活性炭がダイ
オキシン類を含む排ガスと70℃から350℃までの範
囲内の温度で接触されるようにした装置である。このよ
うなガス処理装置は、ダイオキシン類を高い除去率で除
去することができる。そして、ダイオキシン類を高い除
去率で除去するので350℃以上の温度は必要とせず、
そのことによって除塵用にバッグフィルタの使用を可能
にする。
置は、ハニカム状活性炭が排ガスと接触されるに際し
て、アンモニアガスを共存させるようにした装置であ
る。このようなガス処理装置は、ダイオキシン類に伴わ
れることが多くハニカム状活性炭を失活させる塩化水素
をアンモニアが捕捉し、ダイオキシン類の除去性能を大
幅に向上させるほか、排ガスに更に硫黄酸化物、窒素酸
化物が含まれる場合には、これらも同時に除去すること
ができる。
は、ダイオキシン類の除去性能が低下したハニカム状活
性炭を再生するに際し、ダイオキシン類の除去のために
ダイオキシン類を含むガスを接触させた時の加熱温度よ
りも50℃以上高い温度であって約200℃から400
℃までの範囲内の温度に当該ハニカム状活性炭を加熱す
る方法である。ハニカム状活性炭はダイオキシン類を含
む排ガスに伴われてくる燃料由来の未燃焼の炭化水素類
等によって表面が覆われてダイオキシン類の除去性能が
低下するが、このような加熱によって吸着されたダイオ
キシン類、炭化水素類等は脱着されてハニカム状活性炭
は容易に再生される。再生時に脱着されたダイオキシン
類、炭化水素類等は炉に戻すことで再度燃焼、無害化さ
れる。
ス処理装置、およびハニカム状活性炭の再生方法を実施
の形態によって具体的に説明する。
に、ダイオキシン類を含むガスを70℃から350℃ま
での範囲内の温度でハニカム状活性炭に接触させる方法
である。また、本発明のガス処理装置は焼却炉、溶融炉
等のダイオキシン類を含む排ガスの処理装置において、
ハニカム状活性炭を装填した処理塔がユニットとして組
み込まれている装置である。更には、本発明のハニカム
状活性炭の再生方法は、ダイオキシン類の除去性能が低
下したハニカム状活性炭を再生するに際し、ダイオキシ
ン類の除去時における加熱温度よりも50℃以上高い温
度であって約200℃から400℃までの範囲内の温度
に当該ハニカム状活性炭を加熱する方法である。
記載する2つの方法によって製造される。第1の方法
は、微粉末とした木炭、石炭、コークス、椰子がら、お
がくず等の活性炭の原料に、ピッチ、粘土鉱物等の結合
剤、アルカリ金属化合物等の賦活剤を加えて水と共に混
練し、混練物を押出成型機によってハニカム形状に押し
出し成型し、一定の長さ(厚さ)に切断して円形状厚
板、方形状厚板とした後に、約50〜150℃の温度で
乾燥し、約450〜700℃の温度で炭化させてから、
水蒸気に暴露して賦活する等の通常的な方法である。ハ
ニカム状活性炭は必要に応じて酸、水等で脱灰処理を施
してもよい。すなわち、活性炭の原料をハニカム形状に
成型した後に、炭化し賦活する方法である。
子がら、おがくず等の活性炭の原料(場合によっては結
合剤、賦活剤を添加し円柱状、不定形状等に成型する)
を通常の方法で炭化、賦活し、必要に応じて酸、水等で
脱灰処理して微粉砕した後、ピッチ、粘土鉱物等の結合
剤を加えて水と共に混練したものを押出成型機によって
ハニカム形状に押し出し成型し、一定の長さ(厚さ)に
切断して円形状厚板、方形状厚板等とする方法であり、
必要に応じて加熱処理される。すなわち、活性炭の原料
を炭化し賦活した後に、ハニカム形状に成型する方法で
ある。勿論、公知の方法で製造してもよく、例えば特開
昭57−95816号公報に開示されている方法によっ
て製造したものであってもよい。
Mn、Fe、Co、Ni、Cu、V、Mo、およびWか
ら選ばれた少なくとも一種の金属を含む金属化合物を担
持させたものであることが好ましく、これら金属化合物
の担持はハニカム活性炭のダイオキシン類の除去率を大
きく向上させる。これらの中でも特に、Co、Cu及び
Vから選ばれた少なくとも1種以上の金属を含む金属化
合物は一層高い除去率を与える。
は次に示す3方法によって製造される。第1の方法は木
炭、石炭、コークス、椰子がら、おがくず等の活性炭の
原料に上記の金属化合物である硝酸塩、硫酸塩、アンモ
ニウム塩、酸化物等を加えて混練し、前述したように、
混練物を押し出し成型して切断した後、通常の方法で炭
化させ、賦活し、必要に応じて脱灰処理する方法であ
る。第2の方法は、前述の金属化合物を水または溶媒に
溶解させるか懸濁させたものを前述の活性炭の原料に加
えて、通常の方法で炭化させて賦活させ、必要に応じて
脱灰処理した後、結合剤を加えて水と共に混練したもの
を押出成型機によってハニカム状に押し出し成型する方
法である。第3の方法は、前述の金属化合物を水または
溶媒に溶解させるか懸濁させ、あらかじめ作製されたハ
ニカム状活性炭に含浸または散布した後に、加熱して乾
燥する方法である。以上の何れの方法においても、必要
な場合には、任意のガス雰囲気、例えば不活性ガス、還
元性ガス、アンモニア含有ガス、燃焼ガス等で加熱また
は焼成してもよい。そして、金属化合物の担持量は、ハ
ニカム状活性炭に対する金属の重量比で示して1/1
0,000〜1/10、好ましくは1/5,000〜2
/3、更に好ましくは1/2,500〜1/5である。
ルが形成される面となる断面の形状は円形、正方形、長
方形、正三角形、その他、どのような形状であってもよ
いが、然るべき円筒形状ないしは角筒形状の処理塔に容
易に経済的に敷き詰め得る形状と寸法を有するものであ
ることが好ましい。従って、およその最大外径は30〜
300mmの範囲内とされる。また、厚さはダイオキシ
ン類の除去性能が保証される範囲内で適宜選択される。
また、厚さは取扱い性の点から5〜200mmであるこ
とが好ましく、厚さ7.5〜150mmであることが更
に好ましい。そして、厚さ10〜100mmであるこ
と、例えば厚さ10〜60mmの範囲内にあることが最
も好ましい。図1は一例としての断面が正方形状である
ハニカム状活性炭1をその内部に形成されている多数の
セル11と共に示す斜視図であり、ハニカム活性炭1の
一辺の長さ150mmで、厚さ30mmとしたものであ
る。また、セル11のピッチは1.5mmであり、セル
11を囲んでいるリブの厚さは0.3mmである。
は炭化時に同時に炭化され、結合剤の粘土鉱物は固形分
として残留する。得られるハニカム状活性炭は多孔性の
点で炭素含有量は30重量%以上であることが好まし
く、65重量%以上であることが更に好ましい。炭素含
有量の上限値は99.5重量%である。また、ハニカム
状活性炭のBET法によって測定される比表面積は20
0〜3,000m2 /gであり、好ましくは300〜
2,500m2 /gであり、更に好ましくは350〜
2,000m2 /gである。
ル数と略記する)は好ましくは10〜1,500個/
(インチ)2 、更に好ましくは20〜1,000個/
(インチ)2 、最も好ましくは25〜750個/(イン
チ)2 の範囲内にある。この程度のセル数を有するハニ
カム状活性炭は、ペレット状の円柱状活性炭と比較し
て、通気抵抗が遥かに小さく、熱を容易に除くことがで
き熱をこもらせないので発熱や発火の怖れはなく、広い
温度範囲での使用が可能である。また粉塵による目詰ま
りも発生させない。図2は代表的なハニカム状活性炭
(セル数300個/(インチ)2 )とペレット状の円柱
状活性炭(直径4mmφ×高さ6mm)との積層体につ
いて通気抵抗を比較した図であり、両対数目盛の横軸を
風速、縦軸を圧力損失として示されている。例えば、風
速0.5m/secにおいて、線Aによって示されるハ
ニカム状活性炭の圧力損失は線Bによって示される円柱
状活性炭の圧力損失のほぼ1/10である。
理装置におけるハニカム状活性炭のの使用方法について
説明する。ハニカム状活性炭はダイオキシン類を含むガ
スからダイオキシン類を除去するための処理塔内に装填
して使用される。即ち、図1に示したようなハニカム状
活性炭を処理塔内に層状に敷き詰めて一層とし、これを
多層に積み上げて使用される。この場合、積層されるハ
ニカム状活性炭の機械的強度、ダイオキシン類の除去性
能、接触させるガスの種類に応じて、種類の異なる複数
のハニカム状活性炭、例えば炭素含有量の異なるもの、
セル数の異なるもの、BET比表面積の異なるもの等を
組み合わせて積層してもよい。勿論、金属化合物を担持
させたハニカム状活性炭を組み合わせてもよい。
ガスを、必要な場合にはあらかじめバッグフィルターに
よって除塵した後に、所定の温度でハニカム状活性炭に
接触させる。ハニカム状活性炭にはガス流路としての多
数のセルが形成されているのでガスの空間速度を大きく
取ることができ、空間速度の範囲は、0℃、1気圧に換
算して、3,000〜3,000,000/hrが可能
であり、好ましくは5,000〜2,000,000/
hrの範囲内、更に好ましくは7,500〜1,00
0,000/hrの範囲内にある。
性炭に接触させる温度を70℃未満とすると、共存する
ガスの影響を受けてダイオキシン類の除去率が低くなる
ので、接触温度は70℃以上とすることが必要である。
接触温度を高くする程、ダイオキシン類の除去率は高く
なるので、接触温度は100℃以上とすることが好まし
く、更には130℃以上とすることがより好ましい。そ
して、高い除去率が得られるので350℃を越える接触
温度は必要とせず、350℃を越える接触温度はバッグ
フィルターを高温度に暴露させることになり易く実際的
な除塵を不能にする。最も好ましい接触温度は160℃
〜350℃の範囲内にある。
性炭と接触させる際には、アンモニアガスを共存させる
ことが望ましく、アンモニア(NH3 )の共存はダイオ
キシン類の除去率を大幅に向上させ、接触温度の低下を
可能ならしめる。すなわち、ダイオキシン類を含むガス
に伴われることが多い塩化水素ガスをアンモニアが(式
1)に示すように捕捉するので、塩化水素(HCl)に
よって占められ消費されるハニカム状活性炭の活性点が
ダイオキシン類の除去に使用されるようになるからあ
る。 HCl + NH3 → NH4 Cl (式1)
化水素以外に、硫黄酸化物、窒素酸化物、一酸化炭素が
存在する場合には、硫黄酸化物は硫酸アンモニウムとし
て固定されるほか、窒素酸化物はアンモニアによって還
元されて窒素ガスとなり、一酸化炭素も酸化されて除去
される。すなわち、排ガスの窒素酸化物や硫黄酸化物に
よる大気汚染を同時に防ぎ得るというメリットがある。
例えば、ガスに硫黄酸化物(SO2 、SO3 )が含まれ
る場合には、これらは通常的な酸素(O2 )および水分
(H2 O)の存在下、(式2)、(式3)に従って硫酸
(H2 SO4 )化される。 SO2 + O2 /2 → SO3 (式2) SO3 + H2 O → H2 SO4 (式3) そして生成する硫酸は、(式4)に示すように、アンモ
ニアと反応し硫酸アンモニウム((NH4 )2 SO4 )
として固定される。 H2 SO4 + 2NH3 → (NH4 )2 SO4 (式4) また、窒素酸化物(NOx )は、(式5)に示すよう
に、窒素(N2 )に還元される。 NOx + NH3 → N2 (式5) そして(式5)の一例は(式6)として示される。 6NO + 4NH3 → 5N2 +6H2 O (式6)
シン類を含むガスに含まれる塩化水素、窒素酸化物、硫
黄酸化物の化学当量の総和を最大量として、必要に応じ
減量してもよい。そして当該アンモニアガス量の下限は
塩化水素の化学当量である。アンモニアを吹き込む箇所
はバッグフィルターの前後の何れであってもよい。ま
た、吹き込み時には、アンモニアを均等に共存させると
いう点で、他の不活性ガスで希釈して吹き込むことが望
ましい。なお、ハニカム状活性炭との接触温度において
アンモニアを発生するような化合物、例えば尿素の粉末
をアンモニアに変えて吹き込むようにしてもよい。その
他、メチルアミン類もアンモニアと同等に作用する。
は、燃料由来の未燃焼で比較的高沸点の炭化水素類等が
ダイオキシン類と比較して多量に含まれているが、ハニ
カム状活性炭をダイオキシン類の除去に長時間の使用を
続けると、炭化水素類等がハニカム状活性炭の表面を覆
うようになるので、BET比表面積が大きいハニカム状
活性炭をであっても徐々にダイオキシン類の除去性能が
低下してくる。従って、ハニカム状活性炭の再生が必要
になるが、ハニカム状活性炭は粒状活性炭に比較して通
気抵抗が小さいので、再生処理の方法は簡単である。す
なわち、ダイオキシン類の除去性能が低下したハニカム
状活性炭の再生は、ダイオキシン類の除去に際してダイ
オキシン類を含むガスを接触させた時の加熱温度よりも
50℃以上高い温度であって約200〜400℃の範囲
内の温度に当該ハニカム状活性炭を加熱するだけでよ
い。再生に要する時間は再生時の加熱温度にもよるが、
通常的には5分間〜10時間、好ましくは10分間〜
7.5時間、更に好ましくは20分間〜5時間の範囲内
にある。このようにして、ハニカム状活性炭の表面を覆
っている未燃焼の炭化水素類等は脱着され、ハニカム状
活性炭のダイオキシン類の除去性能が回復される。
%である限り特に制限されない。これはハニカム状活性
炭の通気抵抗が小さく、粒状活性炭のように発熱、発火
の危険がないからである。むしろ、酸素濃度0.5〜2
1容積%の酸素の存在はハニカム状活性炭の表面に炭化
水素類等から炭素がデポジットすることを抑制する効果
が認められる。上記の酸素濃度の制限のもとに、ハニカ
ム状活性炭の再生は不活性ガス、還元性ガス、アンモニ
ア含有ガス、燃焼ガス等の雰囲気で行うことも可能であ
る。例えば、再生はダイオキシンを除去する条件下で、
その温度のみを加熱処理温度よりも50℃以上高い温度
であって約200〜400℃の範囲内に入る条件で行え
ばよい。その時の再生後のガスは焼却炉に戻す方法が好
ましい。
業用溶融炉、ガス燃焼炉等における排ガスの中和塔やス
クラバー等からなるガス処理装置において、ハニカム状
活性炭を装填した処理塔をユニットとして組み込むこと
により、排ガスからダイオキシン類を除去し得るガス処
理装置とすることができる。すなわち、処理塔は、排ガ
スの入口管、出口管を備えた円筒形状または角筒形状の
塔の下部に格子状受皿を設け、その上へ図1に示したよ
うなハニカム状活性炭を単位として敷き詰めて一層と
し、これを多層に積み重ねて装填する。必要な場合には
最上層の上に格子状抑え皿を配して構成される。
排ガスを一定の温度で接触させるために、要すれば、処
理塔に保温材ないしは加熱用ジャケットが付加される。
また、ハニカム状活性炭に接触させる排ガスに共存させ
るアンモニアガスの吹き込みノズルを入口管の上流に挿
入したものとすることが好ましい。
置、およびハニカム状活性炭の再生方法を実施例によっ
て具体的に説明するが、勿論、本発明はこれらによって
限定されるものではない。
の排ガスをバッグフィルターで除塵した後のガスについ
て、ダイオキシン類の除去テストを行った。外形寸法が
縦150mm×横150mm×厚さ30mmで、活性炭
含有量70重量%、セル数300個/(インチ)2 、B
ET比表面積850m2 /gのハニカム状活性炭を多数
枚用意して、底面の内法が300mm×300mmの角
塔形状の処理塔の内部に、各層に4枚を敷き詰め、トー
タルの高さが300mmとなるように10層に積層し
た。この処理塔に除塵した上記の排ガスを温度177℃
として線流速1.97m/sec、空間速度24,00
0/hr(何れも0℃、1気圧の状態に換算)で流し
て、処理塔の入口と出口におけるダイオキシン類、およ
び硫黄酸化物(SOx )、窒素酸化物(NOx )、一酸
化炭素の濃度を測定し、それぞれの除去率を求めて表1
に示した。なお、排ガスの組成は、平均値で酸素18.
4容積%、水蒸気22容積%、塩化水素95ppmであ
った。
(T)とダイオキシン類(W)の何れの測定において
も、ダイオキシン類は高い除去率で除去されている。ま
た、この実施例1においては、アンモニアガスを吹き込
みは行っていないが、硫黄酸化物は100%、窒素酸化
物は58%、一酸化炭素は55%が除去された。
連続テストを行ったところ、ダイオキシン類の除去率が
65%に低下したので、他の条件は同様にし排ガスの温
度のみ300℃に昇温して30分間流し、処理塔内のハ
ニカム状活性炭の再生を行った。そして、排ガスの温度
を177℃に戻し、6時間後に、実施例1と同様にし
て、ダイオキシン類の除去率を測定したところ、除去率
は95%に回復していた。その結果を表2に示した。
ィルターで除塵した後の排ガスにアンモニアガスを濃度
が300ppmとなるように吹き込み、実施例1と同様
にして、ダイオキシン類の除去率を測定したところ、ダ
イオキシン類の除去率は98%を示した。測定結果を表
3に示した。
カム状活性炭について、金属化合物の種類によるダイオ
キシン類の除去率を比較した。所定量のTiOSO4
(硫酸チタニル)、Cr(NO3 )3 ・9H2 O(硝酸
クロム)、Mn(NO3 )2 ・6H2 O(硝酸マンガ
ン)、Fe(NO3 )2 ・6H2 O(硝酸鉄)、Co
(NO3 )2 ・6H2 O(硝酸コバルト)、Ni(NO
2 )2 ・6H2 O(硝酸ニッケル)、Cu(NO3 )2
・6H2 O(硝酸銅)、NH4 VO3 (バナジン酸アン
モニウム)、(NH4 )2 W4 O13・8H2 O(タング
ステン酸アンモニウム)、(NH4)6 Mo7 O24・4
H2 O(モリブデン酸アンモニウム)のそれぞれを水に
溶解して、これら10種の水溶液を各21gを作成し
た。また、サイズが直径50mmφ×厚さ20mmで、
活性炭含有量70重量%、セル数300個/(インチ)
2 、BET比表面積910m2 /gのハニカム状活性炭
Aを77枚作成した。そして、ハニカム状活性炭Aの各
7枚に対して上記10種の水溶液をそれぞれ散布し、窒
素ガス気流中において温度300℃で1時間加熱するこ
とにより、ハニカム状活性炭Aに対して金属換算で各1
重量%の金属化合物を担持させ、表1に示すハニカム状
活性炭B、C、D、E、F、G、H、I、J、Kを作成
した。これにハニカム状活性炭Aを加えた11種類のハ
ニカム状活性炭を各7枚を用意した。
それぞれ内径50mmφのカラム内に積層して高さ14
0mmに装填し、実施例1と同様に、プラスチック廃棄
物焼却炉の排ガス(バッグフィルターで除塵したもの)
を温度230℃に保持して、線流速1.97m/se
c.空間速度51,500/hr(何れも0℃、1気圧
換算)で流し、カラムの入口と出口におけるダイオキシ
ン類の濃度を測定して、その結果を表4に示した。ま
た、比較例としてBET比表面積660m2 /gの円柱
状活性炭(直径4mmφ×高さ6mm)P、および円柱
状活性炭Pに、上記と同様にして、1重量%のVを担持
させたものQをそれぞれ内径50mmφのカラム内に高
さが140mmとなるように充填し、上記と同様に、カ
ラムの入口と出口におけるダイオキシン類の濃度を測定
して表4に示した。
物を担持させることによってダイオキシン類の除去率が
95%以上に向上することがわかる。そして、その効果
は特にCo、Cu、Vの化合物について大である。その
ほか、ハニカム状活性炭は円柱状活性炭と比較して大き
い除去率を示すことがわかる。
が、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発
明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
スに、ダイオキシン類以外に硫黄酸化物、窒素酸化物等
が含まれている場合を説明したが、これら硫黄酸化物、
窒素酸化物等を含まない排ガス、またはこれら硫黄酸化
物、窒素酸化物等をあらかじめ除去した排ガス、ないし
はこれらの焼却炉等の排ガスではなく、工程上で発生す
るダイオキシンを含むガスについても、本発明のガス処
理方法およびガス処理装置が適用されることは言うまで
もない。
は、ダイオキシン類を含む排ガス源としてプラッスチッ
ク廃棄物の焼却炉を例示したが、これ以外の産業廃棄物
の焼却炉、都市ごみの焼却炉、窯業用キルン、ガラス溶
融炉、コークス炉、廃棄ガス燃焼炉、その他において、
ダイオキシン類を含む排ガスを発生する炉に本発明のガ
ス処理方法およびガス処理装置が適用される。
を除去すべき排ガスにアンモニアガスを吹き込み共存さ
せたが、そのほかハニカム状活性炭との接触温度でアン
モニアを発生する化合物、例えば尿素の粉末を吹き込ん
で熱分解させてアンモニアを発生させてもよい。アンモ
ニアの一部または全部をメチルアミン、エチルアミンに
替えても同様な効果が得られる。また実施例4において
は、ハニカム状活性炭に担持させる金属化合物を主とし
て硝酸塩として添加したが、塩酸塩、硫酸塩、またはハ
ロゲン化物の水溶液として添加することも可能であり、
また金属化合物が水以外の溶媒に溶解性を有する場合に
はその溶液を使用してもよい。また実施例1から実施例
3までにおいて使用したハニカム状活性炭1ではセル1
1の形状を正方形としたが、正方形以外の正三角形、正
六角形、その他の形状としても何等差し支えない。
およびハニカム状活性炭の再生方法は以上に説明したよ
うな形態で実施され、次に記載するような効果を奏す
る。
キシン類を含有するガスからダイオキシン類を除去する
に際し、当該ガスを70℃から350℃までの範囲内の
温度でハニカム状活性炭に接触させるので、粒状活性炭
と比較して通気抵抗が小さくダイオキシン類を高い効率
で除去することができることにより、ガス処理装置をコ
ンパクトにすることを可能にすると共に、低コストの除
去を可能にする。
Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、V、Mo、およ
びWの中の少なくとも一種の金属を含む金属化合物を担
持させたハニカム状活性炭を使用するので、ダイオキシ
ン類を一層高い除去率で除去する。発明の3のガス処理
方法によれば、ダイオキシン類を含むガスをハニカム状
活性炭に接触させるに際して共存させるアンモニアガス
がダイオキシン類に共存しハニカム状活性炭の活性点を
失活させる塩化水素を捕捉するので、結果的にダイオキ
シン類の除去性能を大きく向上させる。また、ガスに更
に硫黄酸化物や窒素酸化物が含まれる場合には、共存さ
せるアンモニアガスが硫黄酸化物を硫酸アンモニウムと
して固定し、窒素酸化物を還元して窒素ガスとするの
で、ガス中からダイオキシン類と同時に硫黄酸化物と窒
素酸化物を除去することができる。
炉、溶融炉等のダイオキシン類を含む排ガスの処理装置
にハニカム状活性炭を装填した処理塔がユニットとして
組み込まれているので、焼却炉、溶融炉等の排ガスから
ダイオキシン類を除去することができる。発明の5のガ
ス処理装置によれば、処理塔内に装填されているハニカ
ム状活性炭にTi、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、C
u、V、Mo、およびWの中の少なくとも一種の金属を
含む金属化合物を担持されているので、接触される排ガ
スからダイオキシン類を一層高い除去率で除去する。
内に装填されているハニカム状活性炭にダイオキシン類
を含む排ガスを70℃から350℃までの範囲内の温度
で接触させるので、焼却炉、溶融炉等の排ガスからダイ
オキシン類を高い除去率で除去する。発明の7のガス処
理装置によれば、処理塔内に装填されているハニカム状
活性炭に焼却炉、溶融炉等の排ガスを接触させるに際し
てアンモニアガスを共存させるので、排ガスからダイオ
キシン類を高い除去率で除去し得る。また、排ガス中に
更に硫黄酸化物や窒素酸化物が含まれている場合には、
硫黄酸化物を硫酸アンモニウムとして固定し、窒素酸化
物を窒素ガスに還元するので、ダイオキシン類と同時に
硫黄酸化物、窒素酸化物の除去が可能であり大気汚染を
効果的に防ぐ。
よれば、ダイオキシン類の除去時に適用した加熱温度よ
りも50℃以上高い温度で加熱するという簡易な方法で
ダイオキシン類の除去性能が低下したハニカム状活性炭
を再生することができるのでこの面からもダイオキシン
類の除去の低コスト化を可能にする。
関係を示す図であり、線Aはハニカム状活性炭の場合、
線Bは円柱状活性炭(ペレット状)の場合を示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 ダイオキシン類を含むガスからダイオキ
シン類を除去するに際し、前記ガスを70℃から350
℃までの範囲内の温度でハニカム状活性炭に接触させる
ことを特徴とするガス処理方法。 - 【請求項2】 前記ハニカム状活性炭がチタン(T
i)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(F
e)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(C
u)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、および
タングステン(W)の中から選ばれた少なくとも一種の
金属を含む金属化合物を担持したものである請求項1に
記載のガス処理方法。 - 【請求項3】 ダイオキシン類を含む前記ガスを前記ハ
ニカム状活性炭に接触させるに際して、アンモニアガス
を共存させる請求項1または請求項2に記載のガス処理
方法。 - 【請求項4】 ダイオキシン類を含む排ガスの処理装置
において、 ハニカム状活性炭を装填した処理塔がユニットとして組
み込まれていることを特徴とするガス処理装置。 - 【請求項5】 前記ハニカム状活性炭がチタン(T
i)、クロム(Cr)、マンガン(Mn)、鉄(F
e)、コバルト(Co)、ニッケル(Ni)、銅(C
u)、バナジウム(V)、モリブデン(Mo)、および
タングステン(W)の中から選ばれた少なくとも一種の
金属を含む金属化合物を担持したものである請求項4に
記載のガス処理装置。 - 【請求項6】 前記ハニカム状活性炭が前記排ガスと7
0℃から350℃までの範囲内の温度で接触される請求
項4または請求項5に記載のガス処理装置。 - 【請求項7】 前記ハニカム状活性炭が前記排ガスと接
触されるに際して、アンモニアガスを共存させるように
構成されている請求項4から請求項6までの何れかに記
載のガス処理装置。 - 【請求項8】 ダイオキシン類の除去性能が低下したハ
ニカム状活性炭を再生するに際し、ダイオキシン類の除
去のためにダイオキシン類を含むガスを接触させた時の
加熱温度よりも50℃以上高い温度であって約200℃
から400℃までの範囲内の温度に前記ハニカム状活性
炭を加熱することを特徴とするハニカム状活性炭の再生
方法。
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