JP2001079012A - 超音波トロッカー装置 - Google Patents

超音波トロッカー装置

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JP2001079012A JP25901999A JP25901999A JP2001079012A JP 2001079012 A JP2001079012 A JP 2001079012A JP 25901999 A JP25901999 A JP 25901999A JP 25901999 A JP25901999 A JP 25901999A JP 2001079012 A JP2001079012 A JP 2001079012A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、トロッカー内針の超音波振動伝達部
材を超音波振動させた際の振動によってトロッカー外套
管の閉塞弁を劣化、破損させたり、トロッカー外套管の
ゴムキャップによって超音波振動伝達部材の超音波振動
が妨げられることを防止できる超音波トロッカー装置を
提供することを最も主要な特徴とする。 【解決手段】トロッカー内針3における超音波振動の振
動伝達棒9以外の部分に振動伝達棒9を被い、フラップ
弁24にトロッカー内針3の超音波振動が伝達されるこ
とを防止するカバー部13を設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者の体内に刺入
され、体腔内への挿入器具の案内管として使用するトロ
ッカー外套管と、超音波振動によって患者の皮膚と体壁
を穿刺、貫通するトロッカー内針とを備えた超音波トロ
ッカー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、超音波振動の振動エネルギーを
利用して生体組織を切除、切開、あるいは破壊する超音
波治療装置が従来から知られている。この超音波治療装
置は、通常、ハウジング内に超音波振動を発生する素子
(以下、振動子)および超音波振動増幅用ホーンが設け
られ、さらに超音波振動伝達部材がネジなどの締結手段
を介してホーンに固定、連結される構成になっている。
【0003】そして、この超音波治療装置の使用時には
生体組織や、結石などの治療対象部位に超音波振動伝達
部材の先端を接触させた状態で振動子を駆動させるよう
になっている。このとき、振動子で発生した超音波振動
はホーンと超音波振動伝達部材とを介して生体組織や、
結石などの治療対象部位に作用し、生体組織や、治療対
象部位の切除、切開あるいは破壊ができる。
【0004】また、本発明は、このような超音波治療装
置の中で、特に、超音波振動によって患者の体壁を安全
に穿刺、貫通して処置具などをガイドする外套管を体壁
に挿入、留置するための超音波トロッカー装置を対象と
するものである。
【0005】この種の超音波トロッカー装置では例えば
特願平10−201964号明細書に開示されるよう
に、振動子などを含む内針ユニットと、患者に穿刺され
る挿入部を有する外套管とが着脱自在に組合せられてい
る。そして、内針ユニットと外套管とを一体的に組み合
わせた状態で内針ユニットを超音波振動させながら患者
の皮膚に刺し、体壁に穿刺して体腔内に挿入するように
なっている。さらに、体腔内に超音波トロッカー装置を
挿入した後、外套管から内針ユニットを抜去することに
よって外套管を体壁に留置して病変部の観察や、処置を
行なうための光学視管や、処置具などの案内管として使
用することができる。
【0006】また、外套管としては特開平9−2762
87号公報に開示されている構成のものがある。ここで
示されている外套管には細長の挿入部とこの挿入部の手
元側に配置された手元側の本体部(握り部)とが設けら
れている。そして、細長の挿入部の中に管路を形成し、
光学視管や、処置具などの内視鏡下外科手術用の機器を
この挿入部の管路の中に挿入して案内するようになって
いる。さらに、本体部の内部にはこの本体部の手元側の
開口を気密に閉塞するための閉塞弁と、この本体内に挿
入した機器が閉塞弁を押し開いている時の気密を確保す
るためのゴムキャップとが設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成のものに
あっては特開平9−276287号公報のような外套管
に従来の超音波トロッカー装置の内針ユニットを挿入し
た場合には超音波を伝達する内針ユニットのプローブが
閉塞弁を押し開くため、プローブと閉塞弁とが干渉す
る。この状態でプローブを超音波発振させると閉塞弁に
超音波振動が伝わって閉塞弁の劣化、破損の原因となる
問題がある。
【0008】さらに、気密を維持するためのゴムキャッ
プがプローブに密着するため、プローブの超音波振動を
妨げ、プローブの超音波振動が止まったり、超音波発振
が不安定になるなどの問題がある。
【0009】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的は、トロッカー外套管とトロッカー内針と
を組み合わせた状態で、トロッカー内針の超音波振動伝
達部材を超音波振動させた際の振動によってトロッカー
外套管の閉塞弁などを劣化、破損させたり、トロッカー
外套管のゴムキャップによって超音波振動伝達部材の超
音波振動が妨げられることを防止することができる超音
波トロッカー装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は内部に管路を有
する細長い挿入部と、この挿入部の基端部に配設され、
前記管路に連通する内部空間が形成された手元側端部
と、前記内部空間内に処置具などを挿入するポートと、
前記内部空間を気密に塞ぐバルブ手段とからなるトロッ
カー外套管を備え、このトロッカー外套管に挿脱可能に
挿入されるトロッカー内針に、超音波振動子と、この超
音波振動子が発生する超音波振動を増幅するホーンと、
このホーンに接続された振動伝達部材とが配設された超
音波トロッカー装置において、前記トロッカー内針にお
ける超音波振動の振動伝達要素以外の部分に前記振動伝
達部材を被い、前記バルブ手段に前記トロッカー内針の
超音波振動が伝達されることを防止する振動伝達防止手
段を設けたことを特徴とする超音波トロッカー装置であ
る。そして、本発明ではトロッカー内針における超音波
振動の振動伝達要素以外の部分の振動伝達防止手段によ
って振動伝達部材を被うことにより、トロッカー内針を
トロッカー外套管に組み付けた時に振動伝達防止手段に
よってトロッカー内針の振動伝達部材がバルブ手段に直
接接触することを防止し、バルブ手段にトロッカー内針
の超音波振動が伝達されることを防止するようにしたも
のである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図1および図2(A),(B)を参照して説明する。
図1は本実施の形態の超音波トロッカー装置1全体の概
略構成を示すものである。
【0012】本実施の形態の超音波トロッカー装置1に
はトロッカー外套管2とこのトロッカー外套管2内に挿
脱可能に挿入されて組み付けられるトロッカー内針3と
が設けられている。なお、図1はトロッカー外套管2に
トロッカー内針3を挿入して組み付けた状態を示してい
る。
【0013】また、トロッカー内針3には図2(B)に
示すように略直線状の内針本体4が設けられている。こ
の内針本体4の基端部には手元側の握り部5が設けられ
ている。この手元側の握り部5には略円筒状のハウジン
グ6が設けられている。
【0014】さらに、トロッカー内針3のハウジング6
の中には、図1に示すように超音波振動を発生する素子
である超音波振動子7が配設されている。この超音波振
動子7の先端部には超音波振動を増幅するホーン8が配
置されている。このホーン8の先端部はハウジング6の
先端より前方に伸び、その先に超音波振動伝達棒(振動
伝達部材)9の基端部が固定されている。この振動伝達
棒9の先端には円錐状、あるいは三角錐、あるいは四角
錐状などの先細り形状の穿刺部10が設けられている。
【0015】また、ハウジング6の先端側には円筒状の
外套管接続部材11が連結されている。この外套管接続
部材11の先端開口部の内周面にはCリング12が嵌着
されている。
【0016】さらに、外套管接続部材11の先端部内周
面にはCリング12の嵌着部の後方に振動伝達棒9を被
う円筒状のカバー部(振動伝達防止手段)13の基端部
が連結されている。このカバー部13の先端部は前方に
向けて延設され、外套管接続部材11の先端部位置より
も前方位置に延出されている。このカバー部13の内径
寸法は超音波振動伝達棒9の外径寸法より少し大きく設
定されている。そして、外套管接続部材11の先端部と
カバー部13の基端部との間に外套管接続用のリング状
凹部14が形成されている。
【0017】また、トロッカー外套管2には図2(A)
に示すように管状の細長い挿入部15と、この挿入部1
5の基端部に配設された中空の手元側端部16とが設け
られている。ここで、手元側端部16には挿入部15の
内部管路15aに連通する内部空間16aが形成されて
いる。
【0018】さらに、トロッカー外套管2の手元側端部
16の後端部には後端開口部16bが設けられている。
この後端開口部16bの周縁部位には弾性材料からなる
シールキャップ17が取り付けられている。このシール
キャップ17の後端縁部には挿入部15の内部管路15
aの中心軸O1に対して垂直で、この中心軸O1を横切
る薄いシール膜18が設けられている。このシール膜1
8の中央には小径な円孔19が形成されている。なお、
シールキャップ17の先端部には環状リブ20が設けら
れている。
【0019】また、シールキャップ17の外側にはトロ
ッカー外套管2内に処置具などを挿入する入り口ポート
21を形成するポート構成部材22が配設されている。
このポート構成部材22の後端部にはトロッカー内針3
との接続用の円筒状の接続部22aが形成されている。
そして、トロッカー外套管2とトロッカー内針3との接
続時にはこのポート構成部材22の接続部22aがトロ
ッカー内針3のリング状凹部14内に挿入されて係合さ
れるようになっている。
【0020】さらに、このポート構成部材22の接続部
22aの外周面にはリング状の係合溝23が形成されて
いる。そして、トロッカー外套管2の接続部22aとト
ロッカー内針3のリング状凹部14との係合時には接続
部22aの外周面の係合溝23に外套管接続部材11の
Cリング12が嵌まり込んで係止されるようになってい
る。
【0021】また、トロッカー外套管2の手元側端部1
6の内部には、この手元側端部16の内部空間16aを
気密に塞ぐフラップ弁(バルブ手段)24が設けられて
いる。このフラップ弁24は、挿入部15の内部管路1
5aの中心軸O1に対して垂直で、中心軸O1から少し
離れた位置に配置された軸25を中心として回動可能に
支持されている。ここで、フラップ弁24は、図2
(A)に示すように中心軸O1を横切り、シールキャッ
プ17の環状リブ20に全周的に密着して手元側端部1
6の内部空間16aを気密に塞ぐ閉塞位置と、環状リブ
20から離れて手元側端部16の内部空間16aを開放
する開放位置との間で軸25を中心として回動可能にな
っている。
【0022】さらに、軸25にはフラップ弁24を閉塞
位置の方向に付勢するバネ26が設けられている。そし
て、通常はこのバネ26によってフラップ弁24は中心
軸O1を横切る閉塞位置の方向に付勢されている。
【0023】また、トロッカー外套管2の手元側端部1
6の側壁にはフラップ弁24を開操作する押しボタン2
7が突没可能に設けられている。この押しボタン27は
手元側端部16の側壁の外部側に突出された突出位置
と、手元側端部16の内部側に押し込まれた押し込み位
置との間で軸方向にスライド自在に支持されている。さ
らに、この押しボタン27の内端部は、フラップ弁24
の一部とリンクピン28を介して接続されている。そし
て、この押しボタン27の押し込み操作時にはリンクピ
ン28を介してフラップ弁24が開操作されるようにな
っている。
【0024】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態ではトロッカー外套管2とトロッカー内針
3とが接続されていない場合にはトロッカー外套管2の
手元側端部16内のフラップ弁24は図2(A)に示す
ようにバネ26によって中心軸O1を横切る閉塞位置に
付勢されている。この状態ではフラップ弁24はシール
キャップ17の環状リブ20に全周的に密着して手元側
端部16の内部空間16aが外部から気密に閉塞された
定位置で保持される。
【0025】ここで、押しボタン27を内部空間16a
内に押し込み操作した場合にはリンクピン28を介して
フラップ弁24が旋回する力を発生し、バネ26の付勢
力に逆らって、中心軸O1を横切らずほぼ並行な開放位
置(図1参照)に移動される。これにより、手元側端部
16の内部空間16aを外部と連通させることができ
る。
【0026】また、トロッカー外套管2の手元側端部1
6内のフラップ弁24が閉塞された定位置で保持されて
いる状態で、入り口ポート21から手元側端部16内に
処置具などを挿入すると処置具などが直接フラップ弁2
4を押し開く。この場合、トロッカー外套管2内に挿入
された処置具などの外表面にはシールキャップ17の孔
19の周縁部位が密着して手元側端部16の内部空間1
6aと外部との間の気密が維持される。
【0027】また、トロッカー外套管2内にトロッカー
内針3を挿入した場合には、トロッカー内針3の超音波
振動伝達棒9がフラップ弁24を内部空間16a内に押
し開いて開放位置に移動させ、内部空間16aおよび管
路15aの中へ前進させることができる。このとき、外
套管接続部材11のカバー部13がフラップ弁24に当
ってこのフラップ弁24を図1に示すように開放位置に
止めるとともに、トロッカー外套管2のシールキャップ
17の円孔19の周縁部位がカバー部13に密着して内
部空間16aの気密を維持する。
【0028】そして、トロッカー内針3がトロッカー外
套管2内の最終挿入位置まで挿入されるとトロッカー外
套管2のポート構成部材22の接続部22aがトロッカ
ー内針3のリング状凹部14内に挿入されて係合され
る。このとき、トロッカー内針3は外套管接続部材11
のCリング12がトロッカー外套管2の入り口ポート2
1の外周のリング状係合溝23に完全に嵌まり込むまで
押し込まれる。
【0029】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではトロッカー内
針3の外套管接続部材11に振動伝達棒9を被う円筒状
のカバー部13を設け、トロッカー外套管2とトロッカ
ー内針3との接続時にはトロッカー内針3のカバー部1
3をトロッカー外套管2のフラップ弁24に当接させて
このフラップ弁24を開放位置に移動させるようにした
ので、超音波振動を伝達するトロッカー内針3の振動伝
達棒9にフラップ弁24が直接接触することがない。そ
のため、振動伝達棒9を超音波発振させても超音波振動
がフラップ弁24に伝わることがないので、超音波振動
によるフラップ弁24や、リンクピン28、押しボタン
27などの各部材の摩耗、亀裂、破損などを防ぐことが
できる。
【0030】また、同様にカバー部13が振動伝達棒9
を覆い、トロッカー外套管2のシールキャップ17の円
孔19の周縁部位がこの振動伝達棒9に直に密着しない
ので、振動伝達棒9の超音波振動がシールキャップ17
によって抑制されることがなく、常に安定した超音波振
動が得られる効果もある。
【0031】また、図3(A),(B)は第1の実施の
形態の超音波トロッカー装置1の第1の変形例を示すも
のである。本変形例は第1の実施の形態のトロッカー外
套管2の手元側端部16の中のフラップ弁24に代えて
バルブ手段として弾性部材からなるダックビル弁31を
使用したものである。
【0032】このダックビル弁31には弾性材料によっ
て形成された円筒体32の先端側の両側部に内部側に向
けて傾斜させた傾斜面33a,33bが形成されて先細
の開閉部34が設けられている。この先細開閉部34に
はスリット35が形成されている。ここで、ダックビル
弁31は通常は図3(A)に示すように先細開閉部34
がスリット35を気密に閉じる状態で保持されている。
【0033】そして、トロッカー外套管2内にトロッカ
ー内針3を挿入した場合には、トロッカー内針3の超音
波振動伝達棒9がダックビル弁31の先細開閉部34の
スリット35を押し開いて開放位置に移動させたのち、
続いて図3(B)に示すように外套管接続部材11のカ
バー部13がダックビル弁31の先細開閉部34のスリ
ット35を押し開いた開放位置に止めるようになってい
る。このとき、ダックビル弁31の先細開閉部34のス
リット35の周縁部位がカバー部13に密着して内部空
間16aの気密を維持するようになっている。
【0034】そこで、本変形例のように外套管2の中に
ダックビル弁31を設けた場合も、カバー部13が振動
伝達棒9を覆い、ダックビル弁31のスリット35の周
縁部位が振動伝達棒9に直に密着しないので、第1の実
施の形態と同様に振動伝達棒の超音波振動が抑制される
ことなく、常に安定した超音波振動が得られる。
【0035】また、図4(A),(B)は第1の実施の
形態の超音波トロッカー装置1の第2の変形例を示すも
のである。本変形例は第1の実施の形態のトロッカー外
套管2の手元側端部16の中のフラップ弁24に代えて
バルブ手段として弾性部材からなるスリット弁41を使
用したものである。
【0036】このスリット弁41には円板状のバルブプ
レート42の中心部位に直線状のスリット43が形成さ
れている。ここで、スリット弁41は通常は図4(A)
に示すようにバルブプレート42がスリット43を気密
に閉じる状態で保持されている。
【0037】そして、トロッカー外套管2内にトロッカ
ー内針3を挿入した場合には、トロッカー内針3の超音
波振動伝達棒9がスリット弁41のスリット43を押し
開いて開放位置に移動させたのち、続いて図4(B)に
示すように外套管接続部材11のカバー部13がスリッ
ト弁41のスリット43を押し開いた開放位置に止める
ようになっている。このとき、スリット弁41のスリッ
ト43の周縁部位がカバー部13に密着して内部空間1
6aの気密を維持するようになっている。
【0038】そこで、本変形例のように外套管2の中に
スリット弁41を設けた場合も、カバー部13が振動伝
達棒9を覆い、スリット弁41のスリット43の周縁部
位が振動伝達棒9に直に密着しないので、第1の実施の
形態と同様に振動伝達棒の超音波振動が抑制されること
なく、常に安定した超音波振動が得られる。
【0039】また、図5乃至図7は本発明の第2の実施
の形態を示すものである。本実施の形態は第1の実施の
形態(図1および図2(A),(B)参照)の超音波ト
ロッカー装置1におけるトロッカー内針3の構成を次の
通り変更したものである。なお、この変更部分以外は第
1の実施の形態の超音波トロッカー装置1と同一構成に
なっており、ここではその説明を省略する。
【0040】図5はトロッカー内針3のハウジング6の
先端に取り付けられた外套管接続部材51の先端部分を
示すものである。また、図6は外套管接続部材51を先
端側から見た状態、図7は図5のVII−VII線断面
図をそれぞれ示す。
【0041】すなわち、本実施の形態におけるトロッカ
ー内針3の外套管接続部材51には図7に示すように先
端部内周面に円筒状のカバー部(振動伝達防止手段)5
2の基端部が連結されている。このカバー部52の先端
部は前方に向けて延設され、外套管接続部材51の先端
部位置よりも前方に延出されている。このカバー部52
の内径寸法は超音波振動伝達棒9の外径寸法より少し大
きく設定されている。
【0042】また、外套管接続部材51の先端部外周面
上には、図5に示すように一対のスリット53が形成さ
れ、これらのスリット53間に短冊状の腕部54が構成
されている。なお、この腕部54は図6に示すように円
周方向の対称位置に2つ設けてもよく、1つあるいは3
つ以上でもよい。
【0043】また、図7に示すように各腕部54の付け
根の部分にはこの腕部54を内側に押し込むために指を
掛ける肉厚のボタン55が設けられている。さらに、こ
のボタン55の先端部には各腕部54の内側にそれぞれ
舌状部56が形成されている。各舌状部56は先端部側
が前方に、且つ内方に向けて斜めに延設されている。各
舌状部56の先端部には外向きに垂直に張り出したカギ
状の係合凸部57が形成されている。
【0044】また、トロッカー外套管2の手元側端部1
6の後端部には、図7中に仮想線で示すように、入り口
ポート58を形成するポート構成部材59における入り
口ポート58の周縁部位に全周的に先端側に向かうにし
たがって内径寸法が徐々に小さくなるすり鉢状のテーパ
面60が形成されている。さらに、このテーパ面60の
先端部(すり鉢状の奥部)には内方向に向けて突設され
たリング状の係合部(あご部)61が形成されている。
【0045】次に、上記構成の作用について説明する。
本実施の形態ではトロッカー外套管2内にトロッカー内
針3を挿入する際に、トロッカー外套管2の入り口ポー
ト58内に接続部材51の舌状部56を押し込んでいく
と、トロッカー外套管2のテーパ面60に沿って舌状部
56が内側に曲げられて係合部61を通り抜けた後、各
舌状部56の先端部の係合凸部57が外方向に広がり、
係合部61に引っ掛かる。これにより、トロッカー外套
管2内にトロッカー内針3が挿入されて組み合わされた
状態で係止される。
【0046】また、接続部材51の外表面から外に出て
いる腕部54あるいはボタン55を内側に押し込むと各
舌状部56の先端部の係合凸部57が内側に押し下げら
れて係合部61との係合が外れる。これにより、トロッ
カー外套管2から接続部材51を取り外すことができ
る。
【0047】そこで、上記構成のものにあっては次の効
果を奏する。すなわち、本実施の形態ではトロッカー外
套管2内にトロッカー内針3が挿入されて組み合わされ
た状態で係止する係合部の係脱操作用の腕部54を接続
部材51と同一部材で一体に形成することができるの
で、部品点数が少なく、安価に作ることができる効果が
ある。
【0048】また、図8は本発明の第3の実施の形態を
示すものである。本実施の形態は第2の実施の形態(図
5乃至図7参照)のトロッカー内針3の構成を次の通り
変更したものである。なお、この変更部分以外は第1の
実施の形態の超音波トロッカー装置1と同一構成になっ
ており、ここではその説明を省略する。
【0049】すなわち、本実施の形態ではトロッカー内
針3のハウジング6の先端に設けられた外套管接続部材
51の外表面に、外表面から内部まで貫通する一つまた
は複数の一つの貫通孔71を設けたものである。
【0050】そこで、本実施の形態では接続部材51の
先端から洗滌水を流し込むと貫通孔71から流れ出る。
また、この貫通孔71を通して、接続部材51の内部に
照明光を入れ、かつ、この貫通孔71を通して内部を観
察することができる。さらに、この貫通孔71からブラ
シを中に入れて中を洗うこともできる。
【0051】したがって、本実施の形態では外套管接続
部材51の外表面に、外表面から内部まで貫通する一つ
または複数の一つの貫通孔71を設けたので、外套管接
続部材51の内部をきれいに洗滌できる。また、外套管
接続部材51の中が洗滌できているか観察することもで
きる。
【0052】さらに、本発明は上記実施の形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。次に、本出願の他
の特徴的な技術事項を下記の通り付記する。 記 (付記項1) 内部に空間を有する本体部と空間内に処
置具などを挿入するポートと空間に連通する管路を有す
る細長の挿入部と空間を気密に塞ぐバルブ手段とからな
るトロッカー外套管と、超音波振動子と超音波振動子が
発生する超音波振動を増幅するホーンとホーンに接続さ
れた振動伝達部材とからなるトロッカー内針と、からな
る超音波トロッカー装置において、トロッカー内針にバ
ルブ手段を開く手段を設けたことを特徴とする超音波ト
ロッカー装置。
【0053】(付記項2) 付記項1の超音波トロッカ
ー装置において、トロッカー外套管が空間を気密に塞ぐ
バルブ手段と空間内に挿入された処置具などの外表面に
密着して気密を維持するシール手段とを有し、振動伝達
部材が外套管のシール手段に接触しないように振動伝達
部材を覆うカバー手段を設けたことを特徴とする超音波
トロッカー装置。
【0054】(付記項3) 付記項1の超音波トロッカ
ー装置において、トロッカー外套管のバルブ手段が外套
管の空間内で旋回移動するフラップ弁であることを特徴
とする超音波トロッカー装置。
【0055】(付記項4) 付記項1の超音波トロッカ
ー装置において、トロッカー外套管のバルブ手段が外套
管の空間内に設けられた弾性部材からなるダックビル弁
であることを特徴とする超音波トロッカー装置。
【0056】(付記項5) 付記項1の超音波トロッカ
ー装置において、トロッカー外套管のバルブ手段が外套
管の空間内に設けられた弾性材料からなるスリット弁で
あることを特徴とする超音波トロッカー装置。
【0057】(付記項1〜5の従来技術) 本発明は、
患者の皮膚に刺して体腔内に挿入し、病変部の観察や処
置を行なうための光学視管や処置具を体腔内に挿入する
ための案内管として使用するトロッカー外套管と超音波
振動によって患者の皮膚と体壁を穿刺、貫通するトロッ
カー内針とからなる超音波トロッカー装置に関する。
【0058】従来から超音波振動の振動エネルギーを利
用して生体を切除、切開あるいは破壊する超音波治療装
置が知られている。この超音波治療装置は、通常、ハウ
ジング内に超音波振動を発生する素子(以下振動子)お
よび超音波振動増幅用ホーンが設けられ、超音波振動伝
達部材がネジなどの締結手段を介してホーンに固定、連
結されている。この構成により、超音波振動伝達部材の
先端を生体組織や結石などの治療対象部位に接触させた
状態で振動子を駆動させると、振動子で発生した超音波
振動がホーンと超音波振動伝達部材を介して生体組織や
結石などの治療対象部位に作用し、生体組織や治療対象
部位の切除、切開あるいは破壊ができる。
【0059】本発明は、この超音波治療装置の中で、特
に、超音波振動によって患者の体壁を安全に穿刺、貫通
して処置具などをガイドする外套管を体壁に挿入、留置
するための超音波トロッカー装置に関するものである。
【0060】従来の超音波トロッカー装置は特願平10
−201964号明細書に開示されるように、振動子な
どを含む内針ユニットと患者に穿刺される挿入部を有す
る外套管とが着脱自在に組合せられ、内針ユニットと外
套管を組み合わせた状態で内針ユニットを超音波振動さ
せながら患者の体壁に穿刺し、体腔内にアプローチした
後、外套管から内針ユニットを抜去することによって外
套管を体壁に留置して処置具などの案内管として使用す
ることができる。
【0061】一方、外套管は特開平9−276287号
に開示されるように中に光学視管や処置具などの内視鏡
下外科手術用の機器を案内することの出来る管路を有す
る細長の挿入部と、この挿入部の手元側に設けられた本
体部とから成り、本体部には本体部の手元側の開口を気
密に閉塞するための閉塞弁と、本体内に挿入した機器が
開閉弁を押し開いている時の気密を確保するためのゴム
キャップとが設けられている。
【0062】(付記項1〜5が解決しようとする課題)
しかし、従来の超音波トロッカー装置では、外套管に
内針ユニットを挿入すると超音波を伝達する内針ユニッ
トのプローブが閉塞弁を押し開くため、プローブと閉塞
弁が干渉する。この状態でプローブを超音波発振させる
と閉塞弁に超音波振動が伝わって閉塞弁の劣化、破損の
原因となる恐れがあった。
【0063】また、気密を維持するためのゴムキャップ
がプローブに密着するため、プローブの超音波振動を妨
げ、プローブの超音波振動が止まったり、安定して超音
波発振しないという不具合があった。
【0064】(付記項1〜5の目的) 本発明の目的は
以下の通り。トロッカー外套管にトロッカー内針を組み
合わせた時に、トロッカー内針の超音波振動伝達部材を
超音波振動させた時に、振動によってトロッカー外套管
の閉塞弁などを劣化、破損させたり、トロッカー外套管
のゴムキャップが超音波振動伝達部材の超音波振動を妨
げたりすることがないように改良された超音波トロッカ
ー装置を提供することを目的とする。
【0065】(付記項1〜5の課題を解決するための手
段) 課題解決の手段、作用は以下の通り。トロッカー
内針をトロッカー外套管に組み付けた時にトロッカー外
套管のフラップ弁を押し開き、また、トロッカー外套管
の手元ポートに取り付けられたシールキャップがトロッ
カー内針の超音波振動伝達部材に密着しないように覆う
カバー部材をトロッカー内針のハウジングに設けた。
【0066】(付記項1〜5の効果) 本発明の効果は
以下の通り。トロッカー外套管とトロッカー内針を組み
合わせた時に、トロッカー内針の超音波振動伝達部材の
超音波振動がトロッカー外套管の閉塞弁に伝わって劣
化、破損させたりすることなく、安全であり、また、ト
ロッカーの寿命も長くなった。また、トロッカー外套管
のゴムキャップが超音波振動伝達部材に密着して超音波
振動を妨げることがないので、トロッカー内針の超音波
振動を止めることなく、また、常に安定して超音波振動
させることができる。
【0067】
【発明の効果】本発明によればトロッカー内針における
超音波振動の振動伝達要素以外の部分に振動伝達部材を
被い、バルブ手段にトロッカー内針の超音波振動が伝達
されることを防止する振動伝達防止手段を設けたので、
トロッカー外套管とトロッカー内針とを組み合わせた状
態で、トロッカー内針の超音波振動伝達部材を超音波振
動させた際の振動によってトロッカー外套管の閉塞弁な
どを劣化、破損させたり、トロッカー外套管のゴムキャ
ップによって超音波振動伝達部材の超音波振動が妨げら
れることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態における超音波ト
ロッカー装置全体の概略構成を一部断面にして示す側面
図。
【図2】 (A)は第1の実施の形態の超音波トロッカ
ー装置におけるトロッカー外套管の縦断面図、(B)は
トロッカー内針の斜視図。
【図3】 第1の実施の形態の超音波トロッカー装置に
おけるバルブ手段の第1の変形例を示すもので、(A)
はダックビル弁の閉塞状態を示す斜視図、(B)はダッ
クビル弁の開状態を示す斜視図。
【図4】 第1の実施の形態の超音波トロッカー装置に
おけるバルブ手段の第2の変形例を示すもので、(A)
はスリット弁の閉塞状態を示す斜視図、(B)はスリッ
ト弁の開状態を示す斜視図。
【図5】 本発明の第2の実施の形態の超音波トロッカ
ー装置におけるトロッカー内針の外套管接続部材の先端
部分を示す側面図。
【図6】 第2の実施の形態の超音波トロッカー装置に
おけるトロッカー内針の外套管接続部材を先端側から見
た状態を示す正面図。
【図7】 第2の実施の形態の超音波トロッカー装置に
おけるトロッカー内針の外套管接続部材の縦断面図。
【図8】 本発明の第3の実施の形態の超音波トロッカ
ー装置におけるトロッカー内針の側面図。
【符号の説明】
2 トロッカー外套管 3 トロッカー内針 7 超音波振動子 8 ホーン 9 超音波振動伝達棒(振動伝達部材) 13 カバー部(振動伝達防止手段) 15 挿入部 15a 内部管路 16 手元側端部 16a 内部空間 21 入り口ポート 24 フラップ弁(バルブ手段) 31 ダックビル弁(バルブ手段) 41 スリット弁(バルブ手段)
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は内部に管路を有
する細長い挿入部と、この挿入部の基端部に配設され、
前記管路に連通する内部空間が形成された手元側端部
と、前記内部空間内に処置具などを挿入するポートと、
前記内部空間を気密に塞ぐバルブ手段とからなるトロッ
カー外套管を備え、このトロッカー外套管に挿脱可能に
挿入されるトロッカー内針に、超音波振動子と、この超
音波振動子が発生する超音波振動を増幅するホーンと、
このホーンに接続された振動伝達部材とが配設された超
音波トロッカー装置において、前記トロッカー内針にお
ける超音波振動の振動伝達要素以外の部分に前記振動伝
達部材の一部を被い、前記バルブ手段に前記トロッカー
内針の超音波振動が伝達されることを防止する振動伝達
防止手段を設けたことを特徴とする超音波トロッカー装
置である。そして、本発明ではトロッカー内針における
超音波振動の振動伝達要素以外の部分の振動伝達防止手
段によって振動伝達部材を被うことにより、トロッカー
内針をトロッカー外套管に組み付けた時に振動伝達防止
手段によってトロッカー内針の振動伝達部材がバルブ手
段に直接接触することを防止し、バルブ手段にトロッカ
ー内針の超音波振動が伝達されることを防止するように
したものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】(付記項2) 付記項1の超音波トロッカ
ー装置において、トロッカー外套管が空間を気密に塞ぐ
バルブ手段と空間内に挿入された処置具などの外表面に
密着して気密を維持するシール手段とを有し、振動伝達
部材が外套管のバルブ手段及びシール手段に接触しない
ように振動伝達部材の一部を覆うカバー手段を設けたこ
とを特徴とする超音波トロッカー装置。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】変更
【補正内容】
【0067】
【発明の効果】本発明によればトロッカー内針における
超音波振動の振動伝達要素以外の部分に振動伝達部材
一部を被い、バルブ手段にトロッカー内針の超音波振動
が伝達されることを防止する振動伝達防止手段を設けた
ので、トロッカー外套管とトロッカー内針とを組み合わ
せた状態で、トロッカー内針の超音波振動伝達部材を超
音波振動させた際の振動によってトロッカー外套管の閉
塞弁などを劣化、破損させたり、トロッカー外套管のゴ
ムキャップによって超音波振動伝達部材の超音波振動が
妨げられることを防止することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に管路を有する細長い挿入部と、こ
    の挿入部の基端部に配設され、前記管路に連通する内部
    空間が形成された手元側端部と、前記内部空間内に処置
    具などを挿入するポートと、前記内部空間を気密に塞ぐ
    バルブ手段とからなるトロッカー外套管を備え、 このトロッカー外套管に挿脱可能に挿入されるトロッカ
    ー内針に、超音波振動子と、この超音波振動子が発生す
    る超音波振動を増幅するホーンと、このホーンに接続さ
    れた振動伝達部材とが配設された超音波トロッカー装置
    において、 前記トロッカー内針における超音波振動の振動伝達要素
    以外の部分に前記振動伝達部材を被い、前記バルブ手段
    に前記トロッカー内針の超音波振動が伝達されることを
    防止する振動伝達防止手段を設けたことを特徴とする超
    音波トロッカー装置。
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