JP2001078826A - 櫛 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 〔課題〕本発明は、分け毛の１本線となる白い地肌を、
千鳥形におおいかくして、めだたない分け目をつくるた
めに、公知である櫛の形と歯並びを利用して、歯や歯先
に変化をさせた特徴のある櫛を提供する。 〔解決手段〕巾のある低い歯の上部に従来の歯先のある
歯を設けて、隣接するように背の高い歯を並べて、歯先
を丸めて順次並列させて設けた櫛である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】〔発明の属する技術分野〕本発明は、１本
線に分けた髪の白い地肌を、千鳥の形に柔らかく、おお
い被せるための櫛に関するものである。

【０００２】〔従来の技術〕従来より、柄のとがったと
ころで、分け毛したり、分け目の上を、左右にふり分け
て千鳥形にセットしていたが、長時間を要した。簡単に
千鳥分けのできる櫛を要望されていたがなかった。

【０００３】〔発明が解決しようとする課題〕本発明
は、公知である櫛の形と歯並びを利用して、歯先の長短
と、歯巾のことなる歯並に変化させて、要望に応えるた
めになされたものである。

【０００４】〔課題を解決するための手段〕 （イ）櫛状の板体（１）に低い巾のある歯（２）（２）
の上部に歯先（３）を設ける。 （ロ）歯先（３）に隣接するように、背の高い歯（４）
を並設する。 （ハ）背の高い歯（４）と低い歯（２）を順次並列して
設けた。 以上の構成よりなる櫛である。

【０００５】〔発明の実施の形態〕本発明の実施の形態
を説明する。櫛の形に仕上げた板（１）に従来の歯３本
分を、まとめた巾広の１枚歯を造り、その低い巾のある
歯（２）の上部に、歯先（３）のように３本の歯切りを
する。歯先（３）の隣りに歯２本分を１本とした形の背
高の歯（４）を設けて、歯先を丸るめて造り順次繰返し
て歯切りして設ける。本発明は以上のような構成で、こ
れを使用するときは、千鳥分けを作りたい頭部の地肌ま
で、歯先を軽く下して、左右どちらかえ櫛を直立移動さ
せることで、背の高い歯先が、髪を素通りして、低い３
本歯先が髪を、すくいとって千鳥分け毛ができる。

【０００６】〔発明の効果〕以上のような構成にするこ
とによって、洗い髪の直後であっても、直線分けの上か
らでも、間隙の揃った千鳥形分け毛が、簡単にセットが
できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の側面図である。

【符号の説明】

１ 櫛状の板体 ２ 低い巾のある歯 ３ 歯先 ４ 背の高い歯

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）櫛状の板体（１）に低い歯（２）を
   設けて、低い歯（２）の上部に歯先（３）を設ける。 （ロ）歯先（３）に隣接するように背の高い歯（４）を
   並設する。 （ハ）背の高い歯（４）と低い歯（２）を順次並列させ
   て設けた。 以上の如く構成された櫛。