JP2002275719A - かつら用毛髪とそれを使用したかつら - Google Patents

かつら用毛髪とそれを使用したかつら

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JP2002275719A
JP2002275719A JP2001079243A JP2001079243A JP2002275719A JP 2002275719 A JP2002275719 A JP 2002275719A JP 2001079243 A JP2001079243 A JP 2001079243A JP 2001079243 A JP2001079243 A JP 2001079243A JP 2002275719 A JP2002275719 A JP 2002275719A
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Japan
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hair
wig
hairs
color
color tone
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JP2001079243A
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Hideo Hayakawa
英雄 早川
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Funny Kk
Funny Co Ltd
Original Assignee
Funny Kk
Funny Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 かつら用毛髪が根本から毛先に向かって徐々
に色調が自然な感じで変化するようにする。 【解決手段】 長さ及び色調が異なる複数本ずつの毛髪
2A,2B,2C,2Dを、根本2a側の一端を揃えて
それらを無作為に混ぜ合わせ、髪梳き動作により先端2
b側を不揃いにして一つに束ねてかつら用毛髪とする。
それにより、各毛髪2A〜2Dの1本々が根本2aから
先端2bにかけて色が変化していくように見えるので、
自然さと深みのあるものになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、色調に変化を持
たせたかつら用毛髪とそれを使用したかつらに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、女性がおしゃれで頭部に付ける
洋かつらには、カラフルな色調のものがある。そして、
そのかつらの中には毛髪の付け根部分から毛先に向かっ
て、濃い色から薄い色に色調を変化させたものもある。
このように毛髪の色調を長さ方向の途中から変化させる
ようにした従来のかつらは、毛髪を何本ずつかにまとめ
て、それを長さ方向の途中まで異なる色に染め、それを
染める長さを何段階かに変えたものを複数用意し、それ
らを合体させてかつらの毛髪取付体に取り付けることに
より、全体として付け根側と毛先側とで色調の異なるか
つらにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の色調に変化を持たせるようにしたかつらは、
色調の変化を毛髪の長さ方向の途中まで異なる色で染め
ることにより行なうものであったので、色調の変化が毛
髪の長さ方向で急激になってしまうため、色調の変化が
やわらかで自然な感じの変化にならないという問題点が
あった。この発明は、上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、かつら用毛髪が根本から毛先に向かって徐々
に色調が自然な感じで変化するようにすることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、長さ及び色が異なる複数本ずつの毛髪か
らなり、その各毛髪は途中から色が変化することなく全
体が同一色に形成され、その長さ及び色が異なる複数本
ずつの毛髪を根本側の一端を揃えて無作為に混ぜ合わせ
て髪梳き動作により上記各毛髪の先端を不揃いにした状
態で一つに束ねたかつら用毛髪を提供する。また、その
かつら用毛髪を使用するかつらとして、人体の頭部にか
ぶる毛髪取付体に多数の上記かつら用毛髪の上記根本側
をそれぞれ取り付けたかつらを提供する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1はこの発明によるかつら用
毛髪を構成する毛髪の長さと色調を説明するための説明
図、図2は同じくそのかつら用毛髪を一つに束ねた状態
を示す図である。このかつら用毛髪は、図1に色調の違
いを便宜上ハッチングや点描等を使用して図示したよう
に、長さ及び色が異なる複数本(図1では便宜上太く2
本ずつ図示しているが実際には多数本)ずつの毛髪2
A,2B,2C,2D(この種類は適宜増減可)からな
り、その各毛髪2A〜2Dは、それぞれが途中から色が
変化することなく全体が同一色に形成されている。そし
て、この実施の形態では、例えば毛髪2Aよりも毛髪2
Bの色調を薄い色にし、その毛髪2Bよりも毛髪2Cの
色調を薄い色にし、さらにその毛髪2Cよりも毛髪2D
の色調を薄い色にしている。なお、この毛髪は、色調は
同じで長さのみ異なるものを加えるようにしてもよい。
【0006】図1に示した長さ及び色調が異なる複数本
ずつの毛髪2A,2B,2C,2Dは、図2に示すよう
に根本2a側の一端を揃えてそれらを無作為に混ぜ合わ
せて一つに束ねてかつら用毛髪1にしている。その毛髪
2A〜2Dを束ねる際には、図3に示すような髪梳き具
3を使用する。その髪梳き具3は、ハックルと呼んでい
るものであり、基台5の上面に多数の髪梳き棒6を、例
えば2〜3cm間隔で垂直にそれぞれ植設したものであ
る。そして、この髪梳き具3の髪梳き棒6に、図示のよ
うに根本2a側を揃えて束状に持った毛髪2A〜2Dの
先端側を上側から差し込むように落とし込んで、それを
矢示A方向に引く髪梳き動作を数回繰り返す。この髪梳
き動作により、毛髪2A,2B,2C,2Dは無作為に
混ぜ合わされると共に、例えば毛髪2Aは図4に示すよ
うに、それぞれが同一の長さに形成されて根本2a(図
3参照)が揃えられることにより先端2bも揃えられて
いたものが、その先端2b側が髪梳き動作時に髪梳き棒
6に引っ張られたりすることにより不揃いになる。
【0007】なお、毛髪2B,2C,2Dも同様に、そ
の先端側が髪梳き動作により、それぞれ不揃いになる。
そして、その状態で毛髪2A,2B,2C,2Dの各根
本2aを一体に固定すれば、図2に示したようなかつら
用毛髪1ができる。このように、かつら用毛髪1は、そ
れぞれ多数本の長さ及び色が異なる毛髪2A,2B,2
C,2Dからなり、その多数本の各毛髪2A,2B,2
C,2Dはそれぞれが同じ長さであっても上記髪梳き動
作を行なうことにより、先端が不揃いになるので、異な
る色調のものを混ぜ合わせても、図2に示したように
(色の変化は図示できないので、色調が徐々に変化する
様子を点描の濃淡で図示している)、根本2aから先端
2bに向かって、より自然な感じのボカシ(色の変化)
ができる。それにより、各毛髪2A〜2Dが、あたかも
1本の毛髪で根本2aから先端2bにかけて色が変化し
ていくように見えるので、自然さと深みのあるかつら用
毛髪1となる。なお、毛髪2A,2B,2C,2Dとし
ては、例えばポリエステル製の人口毛髪をそれぞれ使用
する。
【0008】また、毛髪2A,2B,2C,2Dの長さ
は、図5に示すように一番長い毛髪2Dの1/4(25
%)程度ずつ毛髪2C,2B,2Aが短くなっていくよ
うにすれば、毛髪の色の変化が良好となるため見栄えの
するものになる。また、かつら用毛髪を図6に示すよう
に3種類の長さの毛髪で構成する場合には、一番長い毛
髪2C′の1/3(約33%)程度ずつ毛髪2B′,2
A′が短くなっていくようにすれば、毛髪の色の変化が
良好となるため見栄えのするものになる。図7は図2に
示したかつら用毛髪1を多数使用したかつらを示す外観
図である。このかつらは、人体の頭部にかぶるネット状
に形成した毛髪取付体10に、多数のかつら用毛髪1の
根本2a側をそれぞれ取り付けている。したがって、各
かつら用毛髪1は、それぞれが根本2aから先端2bに
かけて色が変化していくように見えるので、自然さと深
みのあるかつらになる。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるか
つら用毛髪及びそれを使用したかつらによれば、長さ及
び色が異なる複数本ずつの毛髪を根本側の一端を揃えて
無作為に混ぜ合わせて髪梳き動作により各毛髪の先端を
不揃いにした状態で一つに束ねただけのものでありなが
ら、それぞれの各毛髪の1本々が根本から先端にかけて
色が変化していくように見えるので、自然さと深みのあ
るものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるかつら用毛髪を構成する毛髪の
長さと色調を説明するための説明図である。
【図2】同じくそのかつら用毛髪を一つに束ねた状態を
示す図である。
【図3】髪梳き具を使用して束ねた毛髪を梳いている状
態を示す斜視図である。
【図4】同じくその髪梳き具を使用した髪梳き動作によ
り毛髪の先端が不揃いになった様子を示す説明図であ
る。
【図5】4種類の毛髪を長さが一番長い毛髪の長さに対
して1/4程度ずつ順次短くする場合を説明するための
説明図である。
【図6】3種類の毛髪を長さが一番長い毛髪の長さに対
して1/3程度ずつ順次短くする場合を説明するための
説明図である。
【図7】図2に示したかつら用毛髪を多数使用したかつ
らを示す外観図である。
【符号の説明】
1:かつら用毛髪 2A,2B,2C,2D:毛髪 2a:根本 10:毛髪取付体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長さ及び色が異なる複数本ずつの毛髪か
    らなり、その各毛髪は途中から色が変化することなく全
    体が同一色に形成され、その長さ及び色が異なる複数本
    ずつの毛髪を根本側の一端を揃えて無作為に混ぜ合わせ
    て髪梳き動作により前記各毛髪の先端を不揃いにした状
    態で一つに束ねたこと特徴とするかつら用毛髪。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のかつら用毛髪を使用する
    かつらであって、人体の頭部にかぶる毛髪取付体に多数
    の前記かつら用毛髪の前記根本側をそれぞれ取り付けた
    ことを特徴とするかつら。
JP2001079243A 2001-03-19 2001-03-19 かつら用毛髪とそれを使用したかつら Pending JP2002275719A (ja)

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