JP2001078681A - 画像付食品 - Google Patents

画像付食品

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JP2001078681A
JP2001078681A JP25329399A JP25329399A JP2001078681A JP 2001078681 A JP2001078681 A JP 2001078681A JP 25329399 A JP25329399 A JP 25329399A JP 25329399 A JP25329399 A JP 25329399A JP 2001078681 A JP2001078681 A JP 2001078681A
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image
food
edible film
edge
picture
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JP25329399A
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Takuo Hiraizumi
卓夫 平泉
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HIRAIZUMI KASHI HONPO KK
Original Assignee
HIRAIZUMI KASHI HONPO KK
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Publication date
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  • General Preparation And Processing Of Foods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像に装飾を施してできるだけ食品に対する
食欲を阻害しないようにするとともに、可食フィルムが
経時変化しても画像の外観をできるだけ損ねないように
し、画像の外観品質の保持の向上を図る。 【解決手段】 可食フィルムFに可食インキを用いて写
真等の原画を加工して得られる画像主部GAを有した画
像Gを印刷し、この画像Gが印刷された可食フィルムを
適宜の大きさに裁断して食品に貼着する。画像主部GA
の周囲は内側とは異なる主部縁部10とし、画像全体の
周囲(周縁画像GBの周囲)は内側とは異なる全体縁部
11として構成され、主部縁部10及び全体縁部11
を、それぞれ画像主部GAや周縁画像GBそのものを外
部に向かって画像が徐々に薄くなるようにぼかし加工し
て形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を印刷したシ
ート状の可食フィルムを食品に貼着した画像付食品に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像付食品として、例えば、実開
平1−167187号公報や特開平10−215792
号公報に記載された食品が知られている。これは、可食
フィルムに可食インキを用いて写真や絵柄等の原画を加
工して得られる画像を印刷し、この画像が印刷された可
食フィルムを適宜の大きさに裁断し、ケーキ,チョコレ
ート,かまぼこ等の食品の表面にこのシート状の可食フ
ィルムを貼着して、食品の表面に写真や絵柄等を表出さ
せている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した画
像付食品においては、例えば、写真の場合で説明する
と、写真そのものを可食フィルムに印刷して貼着してい
るので、例えば写真の被写体が人物の場合であると、リ
アルで現実感があり、人物を食するような感が強くなっ
て、その食品を食しようとする食欲を害することがある
等の問題があった。また、上述した画像付食品において
は、写真や絵柄等の画像を可食フィルムに印刷して用い
るが、可食フィルムは水溶性であることから食品が有す
る水分の影響によって、時間の経過とともに可食フィル
ムが食品に溶け込んでいき、そのため、可食フィルムに
印刷された画像が滲んでしまい画像が不明瞭となるとい
う問題があった。特に、写真を原画として加工したよう
な細かく複雑な画像は影響を受け易い。このような現象
は、特に、画像の縁に現れ易く、画像の縁が溶け出すと
画像全体の外観を損ね易くなる。本発明は、このような
問題点に鑑みてなされたもので、画像に装飾を施してで
きるだけ食品に対する食欲を阻害しないようにするとと
もに、可食フィルムが経時変化しても画像の外観をでき
るだけ損ねないようにし、画像の外観品質の保持の向上
を図った画像付食品を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るための本発明の技術的手段は、可食フィルムに可食イ
ンキを用いて写真等の原画を加工して得られる画像を印
刷し、この画像が印刷された可食フィルムを適宜の大き
さに裁断して食品に貼着してなる画像付食品において、
上記画像の周囲を内側とは異なる縁部として構成した。
このことにより、この画像付食品においては、画像の周
囲が内側とは異なる縁部で装飾されるので、例えば、画
像が写真であって被写体が人物の場合であっても、縁部
を設けたことによって中の人物の現実感が和らげられ、
それだけ、食欲を害する事態が抑制される。また、可食
フィルムは水溶性であることから、食品表面の水分の影
響によって、時間の経過とともに食品に溶け込んでい
き、そのため、可食フィルムに印刷された画像が滲んで
画像が不明瞭になっていこうとし、特にその現象は、画
像の縁に現れ易いが、画像には縁部があるので、画像の
周囲が溶け出しても、画像の内側に影響を与えるまで時
間がかかり、画像の外観が可能な限り保持され、画像の
外観品質の保持が向上させられる。
【0005】また、可食フィルムに可食インキを用いて
写真等の原画を加工して得られる画像主部を有した画像
を印刷し、この画像が印刷された可食フィルムを適宜の
大きさに裁断して食品に貼着してなる画像付食品におい
て、上記画像主部の周囲を内側とは異なる縁部として構
成した。このことにより、画像付食品においては、縁部
によって内部の画像が和らげられ、違和感が抑制されて
食欲を害することが抑制されるとともに、可食フィルム
は水溶性であることから、食品表面の水分の影響によっ
て、時間の経過とともに食品に溶け込んでいき、そのた
め、可食フィルムに印刷された画像が滲んで画像が不明
瞭になっていこうとし、特にその現象は、画像の縁に現
れ易いが、画像には縁部があるので、画像の周囲が溶け
出しても、画像の内側に影響を与えるまで時間がかか
り、画像主部の外観が可能な限り保持され、画像の外観
品質の保持が向上させられる。
【0006】更にまた、可食フィルムに可食インキを用
いて写真等の原画を加工して得られる画像主部を有した
画像を印刷し、この画像が印刷された可食フィルムを適
宜の大きさに裁断して食品に貼着してなる画像付食品に
おいて、上記画像主部の周囲及び画像の周囲の両方を内
側とは異なる縁部として構成した。このことにより、画
像付食品においては、縁部によって内部の画像が和らげ
られ、違和感が抑制されて食欲を害することが抑制され
るとともに、可食フィルムは水溶性であることから、食
品表面の水分の影響によって、時間の経過とともに食品
に溶け込んでいき、そのため、可食フィルムに印刷され
た画像が滲んで画像が不明瞭になっていこうとし、特に
その現象は、画像の縁に現れ易いが、画像全体には縁部
があるので、画像の周囲が溶け出しても、画像の内側に
影響を与えるまで時間がかかり、また、画像主部の周囲
が溶け出してきても、同様に画像主部にも縁部があるこ
とから内側に影響を与えるまで時間がかかり、そのた
め、画像全体更には画像主部の外観が可能な限り保持さ
れ、画像の外観品質の保持が向上させられる。
【0007】そして、必要に応じ、上記縁部を、ぼかし
加工して形成した構成とした。このことにより、内部の
画像がより一層和らげられ、違和感が抑制されて食欲を
害することがなくなり、また、画像効果のみならず装飾
効果によって購買意欲もより一層増加させられるととも
に、可食フィルムの経時変化により縁部が溶けだして画
像が縁部から滲んだりして徐々に崩れても、縁部が予め
ぼかし加工されていることから、溶けることが判別でき
ないようにカムフラージュされ、そのため、より一層画
像の内側に影響を与えにくくなり、画像の外観品質の保
持がより一層向上させられる。また、必要に応じ、上記
縁部を、内側とは異なる色を付して形成した構成とし
た。これによっても、内部の画像がより一層和らげら
れ、違和感が抑制されて食欲を害することがなくなり、
また、画像効果のみならず装飾効果によって購買意欲も
より一層増加させられるとともに、可食フィルムの経時
変化により縁部が溶けだして画像が縁部から滲んだりし
て徐々に崩れても、画像の内側とは異なる縁部が色付け
されることにより、色模様となることから画像の内側の
崩れがますます判別しにくくなり、画像の外観を損ねる
ことが軽減され、画像の外観品質がより一層向上させら
れる。
【0008】そしてまた、必要に応じ、上記画像が印刷
された可食フィルムに油脂を塗布した構成とした。可食
フィルムが食品に溶け込んだり、滲んでいくことが阻害
され、可食フィルムに印刷された画像の状態が悪くなり
画像が不明瞭となる事態に達する時間を遅らせることが
できる。ここで、油脂とは、食用のもので、例えば、バ
ター,マーガリン,カカオバター,サラダ油及び洋菓子
製造で用いられるショートニング等がある。更に、必要
に応じ、上記画像をコンピュータグラフィックスにより
作成した構成としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る画像付食品を説明する。図1には、
本発明の第一の実施の形態に係る画像付食品Sを示して
いる。この画像付食品Sは、誕生日等の記念日等に食さ
れる所謂デコレーションケーキであり、例えば、円柱状
のスポンジケーキ1の表面に生クリーム2を塗り、周囲
に絞り出した生クリーム3や苺等の果物4を飾り付ける
ことにより作られている。この食品において、Fは可食
フィルムである。可食フィルムFには、図2に示すよう
に、可食インキを用いて写真(実施の形態では子供の顔
の写真)等の原画を加工して得られる画像主部GAを有
した画像Gが印刷されている。画像主部GAは円形に抽
出されその外側に花柄の模様の周縁画像GBを形成して
いる。この画像Gが印刷された可食フィルムFは、適宜
の大きさに裁断されて食品の上面中央に貼着されてい
る。
【0010】また、画像主部GAの周囲は内側とは異な
る主部縁部10として構成されている。また、画像全体
の周囲(周縁画像GBの周囲)は内側とは異なる全体縁
部11として構成されている。主部縁部10及び全体縁
部11は、それぞれ画像主部GAや周縁画像GBそのも
のを外部に向かって画像が徐々に薄くなるようにぼかし
加工して形成されている。即ち、原画そのものをぼかし
加工している(図面ではぼかしの状態そのものを表すこ
とができないので、点の集合で表示している)。更にま
た、内側とは異なる色が付されて形成されている。付さ
れた色自体もぼかし加工されている。色は適宜に選択し
て良い。このような画像Gは、例えば、パーソナルコン
ピュータ等によって、画像データとして作成される。そ
して、この画像データを、専用の印刷機を用いて可食フ
ィルムFに印刷する。ここで、可食フィルムFは、例え
ばコーンスターチ等を用いて製造される市販されている
もので、食用可能な白色のシート状のものであり、下面
が台紙に付着されて保護されている。同様に可食インキ
も食用可能なもので、市販されている。更に、可食フィ
ルムFは、画像Gが印刷された後、適宜の大きさに裁断
されるとともに、下面を保護していた台紙から剥されて
食品の所定の位置に貼着される。この貼着の際には、可
食フィルムFの表面、特に、貼着面には、油脂が塗布さ
れる。油脂としては、例えば、バター,マーガリン,カ
カオバター,サラダ油,洋菓子製造で用いられるショー
トニング等が用いられる。実験では、カカオバターが優
れている。
【0011】従って、この実施の形態に係る画像付食品
Sを作成する際には、図3に示すように、先ず、デコレ
ーションに使用したい原画(例えば写真)を用意する
(1−1)。次に、この原画をスキャナ等で読み込んで
パーソナルコンピュータに取り込んでデジタルデータと
する(1−2)。デジタルデータとなった画像データを
加工する(1−3)。画像Gの加工は、パーソナルコン
ピュータを使用することによって、原画からの画像デー
タを所定の形にトリミングして画像Gとする。実施の形
態では、原画からの画像データを所定の形にトリミング
して画像主部GAとし、その周囲に模様からなる周縁画
像GBを設けて画像Gとする。画像主部GAの主部縁部
10及び画像G(周縁画像GB)の全体縁部11には、
色を付け、かつ、ぼかし加工する。また、適宜にイラス
トや文字を加えたりして行なう。次に、加工が終わった
画像Gを可食インキを用いて可食フィルムFに印刷する
(1−4)。印刷後、可食フィルムFを適宜の大きさに
裁断する(1−5)。それから、下面を保護していた台
紙から可食フィルムFを丁寧に剥し、例えば加熱により
液状としたショートニング等の油脂を可食フィルムFの
表面に塗布する(1−6)。その後、予め円柱状のスポ
ンジケーキ1の表面に生クリーム2を塗った食品の飾り
つけたい部分に、この可食フィルムFを載置して貼着す
る(1−7)。また、適宜に、例えば、食品の周囲に、
絞り出した生クリーム3や苺等の果物4を飾り付ける。
これにより、画像付食品Sが完成する(1−8)。
【0012】このようにして作成された画像付食品Sに
おいては、画像主部GAの周囲に主部縁部10があり、
画像全体の周囲には全体縁部11があるので、人物のあ
る画像主部GAが主部縁部10,周縁画像GB及び全体
縁部11で装飾されることになり、そのため、写真の被
写体が人物の場合であっても、縁部を設けたことによっ
て中の人物の現実感が和らげられ、それだけ、食欲を害
する事態が抑制される。即ち、写真そのものであると、
リアルで現実感があり、人物を食するような感が強くな
って、その食品を食しようとする食欲を害することがあ
り、また、食欲のみならず購買意欲にも影響を与えかね
ないが、本実施の形態では、縁部の装飾によって、人物
が和らげられ、違和感が抑制されて、食欲を害すること
がなく、写真という珍しさもあって購買意欲もより一層
増加させられるのである。そして、ぼかし加工されてい
ることから、より一層人物が和らげられ、違和感が抑制
される。また、可食フィルムFは水溶性であることか
ら、食品表面(ケーキ表面)の水分の影響によって、時
間の経過とともに可食フィルムFが食品に溶け込んでい
き、そのため、可食フィルムFに印刷された画像Gが滲
んでしまい画像が不明瞭になっていく。特に、写真を原
画として加工されたような細かく複雑な画像主部GAは
影響を受け易い。しかしながら、可食フィルムFの表面
に油脂が塗布されているので、油脂によって可食フィル
ムFが食品に溶け込んでいくことが阻害され、可食フィ
ルムFに印刷された画像Gの状態が滲んで画像Gが不明
瞭となるまでの時間が、油脂を塗布しないものに比較し
て長くなり、そのため、画像Gの外観が可能な限り保持
され、画像Gの外観品質の保持が向上させられる。
【0013】また、画像Gが不明瞭になっていく現象
は、特に、画像Gの縁に現れ易いが、画像Gには全体縁
部11があるので、画像Gの周囲が溶け出しても、全体
縁部11がぼかし加工されていることから、溶けること
が判別できないようにカムフラージュされ、そのため、
より一層画像の内側に影響を与えにくくなり、画像の外
観品質の保持がより一層向上させられる。また、全体縁
部11には、内側とは異なる色を付して形成されている
ので縁部が滲んでも色模様となることから画像の内側の
崩れがますます判別しにくくなり、画像の外観を損ねる
ことが軽減され、画像の外観品質がより一層向上させら
れる。更に、主部縁部10があるので、画像主部GAの
周囲が溶け出してきても、同様に画像主部GAの内側に
影響を与えるまで時間がかかり、画像主部GAの外観が
可能な限り保持され、画像Gの外観品質の保持が向上さ
せられる。即ち、画像Gの全体の周囲だけでなく、画像
主部GAの周囲もぼかし加工及び色加工され、要するに
縁部が二重となるので、水分による溶解の影響を受け易
い写真を原画として加工した細かく複雑な画像主部GA
が、可食フィルムFの経時変化によってもその外観が可
能な限り保持され、画像Gの外観品質の保持が向上させ
られるのである。
【0014】図4には、本発明の第二の実施の形態に係
る画像付食品Sの可食フィルムFを示している。この可
食フィルムFは、上記第一の実施の形態と略同様である
が、上記と異なって、画像主部GAの周囲のみが縁部1
0としてぼかし加工及び色加工して形成されている。従
って、この第二の実施の形態に係る画像付食品Sの可食
フィルムFによっても、縁部の装飾によって内部の写真
が和らげられ、違和感が抑制されて食欲を害する等の事
態が抑制される。可食フィルムFが経時変化しても画像
主部GAの外観が可能な限り保持され、画像Gの外観品
質の保持が向上させられる。
【0015】図5には、本発明の第三の実施の形態に係
る画像付食品Sの、可食フィルムFを示している。この
可食フィルムFは、上記第一の実施の形態と略同様であ
るが、上記と異なって、画像Gの周縁(周縁画像GBの
周縁)のみが縁部11としてぼかし加工及び色加工して
形成されている。従って、この第三の実施の形態に係る
画像付食品Sの可食フィルムFによっても、縁部の装飾
によって内部の写真が和らげられ、違和感が抑制されて
食欲を害する等の事態が抑制される。可食フィルムFが
経時変化しても画像Gの外観が可能な限り保持され、画
像Gの外観品質の保持が向上させられる。
【0016】
【実施例】以下、可食フィルムFの実施例について説明
する。図6は、第一の実施の形態に対応している可食フ
ィルムFを示している。この可食フィルムFは、可食イ
ンキを用いて写真(実施の形態では赤ちゃんの顔の写
真)の原画を加工して得られる画像主部GAを有した画
像Gが印刷されている。画像主部GAは星形に抽出され
その外側に木のイラストの絵模様からなる周縁画像GB
を形成している。また、画像主部GAの周囲は内側とは
異なる主部縁部10として構成されている。また、画像
全体の周囲(周縁画像GBの周囲)は内側とは異なる全
体縁部11として構成されている。主部縁部10及び全
体縁部11は、それぞれ画像主部GAや周縁画像GBそ
のものをぼかし加工及び色加工して形成されている。
【0017】図7及び図8は、第二の実施の形態に対応
している可食フィルムFを示している。この可食フィル
ムFは、可食インキを用いて写真(実施の形態では子供
の顔の写真)の原画を加工して得られる画像主部GAを
有した画像Gが印刷されている。画像主部GAは円形も
しくは楕円形に抽出されその外側に文字が入った帯状の
模様からなる周縁画像GBを形成している。また、画像
主部GAの周囲は内側とは異なる主部縁部10として構
成されている。そして、主部縁部10は、画像主部GA
そのものをぼかし加工及び色加工して形成されている。
【0018】図9は、第三の実施の形態に対応している
可食フィルムFを示している。この可食フィルムFは、
可食インキを用いて写真(実施の形態では結婚式の新郎
新婦の写真)の原画を加工して得られる画像Gが印刷さ
れている。画像Gはハート形に抽出され、その周囲は内
側とは異なる縁部11として構成されている。また、こ
の縁部11は画像Gそのものをぼかし加工及び色加工し
て形成されている。
【0019】尚、上記実施の形態及び実施例では縁部を
ぼかし加工及び色加工して形成したが、必ずしもこれに
限定されるものではなく、ぼかし加工のみ行なっても良
く適宜変更して良い。また、ぼかし加工は、原画のある
画像そのものをぼかすようにしているが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、原画とは別の縁を設けてぼ
かすようにしても良く、適宜変更して良い。更に、縁部
は、上述した態様のものに限定されず、花柄模様の枠状
の縁やリング状の枠等、種々に設けて良く、適宜変更し
て良い。また、写真等の原画を加工する際、円形や楕円
形やハート形にトリミングして、その縁部をぼかし加工
したがこれに限定されず、種々の形にトリミングして、
種々のイラストをつけ加えたり、模様を付して加工して
も構わない。更にまた、上記実施の形態では、本発明を
食品としてデコレーションケーキの場合に適用したが、
必ずしもこれに限定されるものではなく、どのような食
品に適用しても良いことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像付食
品によれば、可食フィルムに可食インキを用いて写真等
の原画を加工して得られる画像を印刷し、この画像が印
刷された可食フィルムを適宜の大きさに裁断して食品に
貼着してなる画像付食品において、画像の周囲を内側と
は異なる縁部として構成したので、画像が例えば写真で
あっても、縁部の装飾によって内部の画像を和らげ、違
和感を抑制して食欲を害する事態を防止することができ
る。特に、従来のように、写真そのものを可食フィルム
に印刷して貼着した場合、その写真の被写体が人物の場
合であると、リアルで現実感があり、人物を食するよう
な感が強くなって、その食品を食しようとする食欲を害
することがあるが、本発明では、縁部の装飾によって内
部の人物画像が和らげられ、食欲を害する事態を抑制で
きるのである。また、画像効果のみならず装飾効果によ
って購買意欲もより一層増加させることができる。更
に、可食フィルムの経時変化により画像の縁部から徐々
に崩れても、写真を原画として加工したような細かく複
雑な画像の内側が溶ける事態を遅らせることができ、画
像の外観品質の保持を向上させることができる。
【0021】また、写真等の原画を加工して得られる画
像主部の周囲を内側とは異なる縁部として構成した場合
には、縁部によって内部の画像を和らげて違和感を抑制
し、食欲を害することを抑制できるとともに、可食フィ
ルムの経時変化により画像の縁部から徐々に崩れても、
写真を原画として加工したような細かく複雑な画像主部
の内側が溶ける事態を遅らせることができ、そのため、
画像主部の外観品質の保持を向上させることができる。
【0022】更にまた、画像主部と画像全体の周囲を内
側とは異なる縁部として構成した場合には、縁部によっ
て内部の画像を和らげて違和感を抑制し、食欲を害する
ことを抑制できるとともに、可食フィルムの経時変化に
より画像の縁部から徐々に崩れても、画像全体の周囲だ
けでなく、画像主部の周囲にも縁部があり、要するに縁
部が二重となるので、内部の画像を和らげてより一層違
和感が抑制され、水分による溶解の影響を受け易い写真
を原画として加工した細かく複雑な画像主部が、可食フ
ィルムの経時変化によってもその外観が可能な限り保持
され、画像の外観品質の保持を確実に向上させることが
できる。
【0023】そして、縁部を、ぼかし加工して形成した
場合には、内部の画像をより一層和らげることができ、
違和感を抑制して食欲を害することがなくなり、また、
画像効果のみならず装飾効果によって購買意欲もより一
層増加させることができるとともに、可食フィルムの経
時変化により縁部が溶けだして画像が縁部から滲んだり
して徐々に崩れても、ぼかし加工しているので、崩れが
著しく現れず、画像の外観を損ねることが軽減され、画
像の外観品質の保持を向上させる。また、縁部を、内側
とは異なる色を付して形成した場合には、内部の画像を
より一層和らげることができ、違和感を抑制して食欲を
害することがなくなり、また、画像効果のみならず装飾
効果によって購買意欲もより一層増加させることができ
るとともに、可食フィルムの経時変化により縁部が溶け
だして画像が縁部から滲んだりして徐々に崩れても、色
模様となるので、崩れが著しく現れず、画像の外観を損
ねることが軽減され、画像の外観品質の保持を向上させ
る。
【0024】そしてまた、画像が印刷された可食フィル
ムに油脂を塗布した場合には、油脂によって可食フィル
ムが食品に溶け込んだり、滲んでいくことが阻害され、
可食フィルムに印刷された画像の状態が悪くなり画像が
不明瞭となる事態に達する時間を遅らせることができ
る。また、画像をコンピュータグラフィックスにより作
成すれば、違和感のない食品に良く合致した画像を作成
することができる。即ち、写真等の画像をコンピュータ
グラフィックスにより加工して、可食フィルムを介して
食品に表示できるようにし、しかも、写真等の画像の生
の状態を縁部によって和らげて食欲や購買意欲をそそる
ような新規で優れた画像付食品を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係る画像付食品を
示す斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施の形態に係る画像付食品の
可食フィルムを示す図である。
【図3】本発明の第一の実施の形態に係る画像付食品を
作成する工程を示す図である。
【図4】本発明の第二の実施の形態に係る画像付食品の
可食フィルムを示す図である。
【図5】本発明の第三の実施の形態に係る画像付食品の
可食フィルムを示す図である。
【図6】本発明の第一の実施例に係る画像付食品の可食
フィルムを示す図である。
【図7】本発明の第二の実施例に係る画像付食品の可食
フィルムを示す図である。
【図8】本発明の第二の実施例に係る画像付食品の可食
フィルムを示す図である。
【図9】本発明の第三の実施例に係る画像付食品の可食
フィルムを示す図である。
【符号の簡単な説明】
S 画像付食品 1 スポンジケーキ 2 生クリーム 3 絞り出した生クリーム 4 果物 F 可食フィルム G 画像 GA 画像主部 GB 周縁画像 10 主部縁部 11 全体縁部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月24日(2000.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】そして、上記縁部を、ぼかし加工して形成
した構成とした。このことにより、内部の画像がより一
層和らげられ、違和感が抑制されて食欲を害することが
なくなり、また、画像効果のみならず装飾効果によって
購買意欲もより一層増加させられるとともに、可食フィ
ルムの経時変化により縁部が溶けだして画像が縁部から
滲んだりして徐々に崩れても、縁部が予めぼかし加工さ
れていることから、溶けることが判別できないようにカ
ムフラージュされ、そのため、より一層画像の内側に影
響を与えにくくなり、画像の外観品質の保持がより一層
向上させられる。また、上記縁部を、内側とは異なる色
を付して形成した構成とした。これによっても、内部の
画像がより一層和らげられ、違和感が抑制されて食欲を
害することがなくなり、また、画像効果のみならず装飾
効果によって購買意欲もより一層増加させられるととも
に、可食フィルムの経時変化により縁部が溶けだして画
像が縁部から滲んだりして徐々に崩れても、画像の内側
とは異なる縁部が色付けされることにより、色模様とな
ることから画像の内側の崩れがますます判別しにくくな
り、画像の外観を損ねることが軽減され、画像の外観品
質がより一層向上させられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】そしてまた、上記画像が印刷された可食フ
ィルムに油脂を塗布した構成とした。可食フィルムが食
品に溶け込んだり、滲んでいくことが阻害され、可食フ
ィルムに印刷された画像の状態が悪くなり画像が不明瞭
となる事態に達する時間を遅らせることができる。ここ
で、油脂とは、食用のもので、例えば、バター,マーガ
リン,カカオバター,サラダ油及び洋菓子製造で用いら
れるショートニング等がある。更に、上記画像をコンピ
ュータグラフィックスにより作成した構成としている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の実施の形態に係る画像付食品を説明する。図1には、
本発明の実施の形態に係る画像付食品Sを示している。
この画像付食品Sは、誕生日等の記念日等に食される所
謂デコレーションケーキであり、例えば、円柱状のスポ
ンジケーキ1の表面に生クリーム2を塗り、周囲に絞り
出した生クリーム3や苺等の果物4を飾り付けることに
より作られている。この食品において、Fは可食フィル
ムである。可食フィルムFには、図2に示すように、可
食インキを用いて写真(実施の形態では子供の顔の写
真)等の原画を加工して得られる画像主部GAを有した
画像Gが印刷されている。画像主部GAは円形に抽出さ
れその外側に花柄の模様の周縁画像GBを形成してい
る。この画像Gが印刷された可食フィルムFは、適宜の
大きさに裁断されて食品の上面中央に貼着されている。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図4には、本発明の開発過程で考えられた
画像付食品Sの可食フィルムFを示し、参考のために開
示する。この可食フィルムFは、上記実施の形態と略同
様であるが、上記と異なって、画像主部GAの周囲のみ
が縁部10としてぼかし加工及び色加工して形成されて
いる。従って、この可食フィルムFによっても、縁部の
装飾によって内部の写真が和らげられ、違和感が抑制さ
れて食欲を害する等の事態が抑制される。可食フィルム
Fが経時変化しても画像主部GAの外観が可能な限り保
持され、画像Gの外観品質の保持が向上させられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図5には、本発明の開発過程で考えられた
別の画像付食品Sの可食フィルムFを示し、参考のため
に開示する。この可食フィルムFは、上記実施の形態
略同様であるが、上記と異なって、画像Gの周縁(周縁
画像GBの周縁)のみが縁部11としてぼかし加工及び
色加工して形成されている。従って、この可食フィルム
Fによっても、縁部の装飾によって内部の写真が和らげ
られ、違和感が抑制されて食欲を害する等の事態が抑制
される。可食フィルムFが経時変化しても画像Gの外観
が可能な限り保持され、画像Gの外観品質の保持が向上
させられる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【実施例】以下、可食フィルムFの実施例について説明
する。図6は、上述した実施の形態に対応している可食
フィルムFを示している。この可食フィルムFは、可食
インキを用いて写真(実施例では赤ちゃんの顔の写真)
の原画を加工して得られる画像主部GAを有した画像G
が印刷されている。画像主部GAは星形に抽出されその
外側に木のイラストの絵模様からなる周縁画像GBを形
成している。また、画像主部GAの周囲は内側とは異な
る主部縁部10として構成されている。また、画像全体
の周囲(周縁画像GBの周囲)は内側とは異なる全体縁
部11として構成されている。主部縁部10及び全体縁
部11は、それぞれ画像主部GAや周縁画像GBそのも
のをぼかし加工及び色加工して形成されている。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】図7及び8は、本発明の開発過程で考えら
れた画像付食品Sに対応している可食フィルムFの一例
を示し、参考のために開示する。この可食フィルムF
は、可食インキを用いて写真(ここでは子供の顔の写
真)の原画を加工して得られる画像主部GAを有した画
像Gが印刷されている。画像主部GAは円形もしくは楕
円形に抽出されその外側に文字が入った帯状の模様から
なる周縁画像GBを形成している。また、画像主部GA
の周囲は内側とは異なる主部縁部10として構成されて
いる。そして、主部縁部10は、画像主部GAそのもの
をぼかし加工及び色加工して形成されている。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】図9は、本発明の開発過程で考えられた別
の画像付食品Sに対応している可食フィルムFの一例を
示し、参考のために開示する。この可食フィルムFは、
可食インキを用いて写真(ここでは結婚式の新郎新婦の
写真)の原画を加工して得られる画像Gが印刷されてい
る。画像Gはハート形に抽出され、その周囲は内側とは
異なる縁部11として構成されている。また、この縁部
11は画像Gそのものをぼかし加工及び色加工して形成
されている。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】尚、上記実施の形態及び実施例では、ぼ
し加工は、原画のある画像そのものをぼかすようにして
いるが、必ずしもこれに限定されるものではなく、原画
とは別の縁を設けてぼかすようにしても良く、適宜変更
して良い。更にまた、上記実施の形態では、本発明を食
品としてデコレーションケーキの場合に適用したが、必
ずしもこれに限定されるものではなく、どのような食品
に適用しても良いことは勿論である。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】また、写真等の原画を加工して得られる画
像主部の周囲を内側とは異なる縁部として構成したの
で、縁部によって内部の画像を和らげて違和感を抑制
し、食欲を害することを抑制できるとともに、可食フィ
ルムの経時変化により画像の縁部から徐々に崩れても、
写真を原画として加工したような細かく複雑な画像主部
の内側が溶ける事態を遅らせることができ、そのため、
画像主部の外観品質の保持を向上させることができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】更にまた、画像主部と画像全体の周囲を内
側とは異なる縁部として構成したので、縁部によって内
部の画像を和らげて違和感を抑制し、食欲を害すること
を抑制できるとともに、可食フィルムの経時変化により
画像の縁部から徐々に崩れても、画像全体の周囲だけで
なく、画像主部の周囲にも縁部があり、要するに縁部が
二重となるので、内部の画像を和らげてより一層違和感
が抑制され、水分による溶解の影響を受け易い写真を原
画として加工した細かく複雑な画像主部が、可食フィル
ムの経時変化によってもその外観が可能な限り保持さ
れ、画像の外観品質の保持を確実に向上させることがで
きる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】そして、縁部を、ぼかし加工して形成した
ことから、内部の画像をより一層和らげることができ、
違和感を抑制して食欲を害することがなくなり、また、
画像効果のみならず装飾効果によって購買意欲もより一
層増加させることができるとともに、可食フィルムの経
時変化により縁部が溶けだして画像が縁部から滲んだり
して徐々に崩れても、ぼかし加工しているので、崩れが
著しく現れず、画像の外観を損ねることが軽減され、画
像の外観品質の保持を向上させる。また、縁部を、内側
とは異なる色を付して形成したので、内部の画像をより
一層和らげることができ、違和感を抑制して食欲を害す
ることがなくなり、また、画像効果のみならず装飾効果
によって購買意欲もより一層増加させることができると
ともに、可食フィルムの経時変化により縁部が溶けだし
て画像が縁部から滲んだりして徐々に崩れても、色模様
となるので、崩れが著しく現れず、画像の外観を損ねる
ことが軽減され、画像の外観品質の保持を向上させる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】そしてまた、画像が印刷された可食フィル
ムに油脂を塗布したことから、油脂によって可食フィル
ムが食品に溶け込んだり、滲んでいくことが阻害され、
可食フィルムに印刷された画像の状態が悪くなり画像が
不明瞭となる事態に達する時間を遅らせることができ
る。また、画像をコンピュータグラフィックスにより作
するので、違和感のない食品に良く合致した画像を作
成することができる。即ち、写真等の画像をコンピュー
タグラフィックスにより加工して、可食フィルムを介し
て食品に表示できるようにし、しかも、写真等の画像の
生の状態を縁部によって和らげて食欲や購買意欲をそそ
るような新規で優れた画像付食品を提供できる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像付食品を示す斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る画像付食品の可食フ
ィルムを示す図である。
【図3】本発明の実施の実施の形態に係る画像付食品を
作成する工程を示す図である。
【図4】本発明の開発過程で考えられた画像付食品の可
食フィルムを示す図である。
【図5】本発明の開発過程で考えられた別の画像付食品
の可食フィルムを示す図である。
【図6】本発明の実施例に係る画像付食品の可食フィル
ムを示す図である。
【図7】本発明の開発過程で考えられた画像付食品の可
食フィルムの一例を示す図である。
【図8】本発明の開発過程で考えられた画像付食品の可
食フィルムの別の一例を示す図である。
【図9】本発明の開発過程で考えられた画像付食品の可
食フィルムのまた別の例を示す図である。
【符号の説明】 S 画像付食品 1 スポンジケーキ 2 生クリーム 3 絞り出した生クリーム 4 果物 F 可食フィルム G 画像 GA 画像主部 GB 周縁画像 10 主部縁部 11 全体縁部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可食フィルムに可食インキを用いて写真
    等の原画を加工して得られる画像を印刷し、この画像が
    印刷された可食フィルムを適宜の大きさに裁断して食品
    に貼着してなる画像付食品において、上記画像の周囲を
    内側とは異なる縁部として構成したことを特徴とする画
    像付食品。
  2. 【請求項2】 可食フィルムに可食インキを用いて写真
    等の原画を加工して得られる画像主部を有した画像を印
    刷し、この画像が印刷された可食フィルムを適宜の大き
    さに裁断して食品に貼着してなる画像付食品において、
    上記画像主部の周囲を内側とは異なる縁部として構成し
    たことを特徴とする画像付食品。
  3. 【請求項3】 可食フィルムに可食インキを用いて写真
    等の原画を加工して得られる画像主部を有した画像を印
    刷し、この画像が印刷された可食フィルムを適宜の大き
    さに裁断して食品に貼着してなる画像付食品において、
    上記画像主部の周囲及び画像の周囲の両方を内側とは異
    なる縁部として構成したことを特徴とする画像付食品。
  4. 【請求項4】 上記縁部を、ぼかし加工して形成したこ
    とを特徴とする請求項1,2または3記載の画像付食
    品。
  5. 【請求項5】 上記縁部を、内側とは異なる色を付して
    形成したことを特徴とする請求項4記載の画像付食品。
  6. 【請求項6】 上記画像が印刷された可食フィルムに油
    脂を塗布したことを特徴とする請求項1,2,3,4ま
    たは5記載の画像付食品。
  7. 【請求項7】 上記画像をコンピュータグラフィックス
    により作成したことを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5または6記載の画像付食品。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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