JP2001077769A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2001077769A
JP2001077769A JP25458299A JP25458299A JP2001077769A JP 2001077769 A JP2001077769 A JP 2001077769A JP 25458299 A JP25458299 A JP 25458299A JP 25458299 A JP25458299 A JP 25458299A JP 2001077769 A JP2001077769 A JP 2001077769A
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frequency
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JP25458299A
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English (en)
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Toshiki Mori
俊樹 森
Takaharu Yamamoto
敬治 山本
Miki Yoda
美希 依田
Shigeaki Ashikawa
栄晃 芦川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置運用開始時および装置故障発生時に際して
の装置動作情報の設定を自動的に行うことができるよう
にして保守作業の軽減化を図った無線通信装置を提供す
る。 【解決手段】ODU1の制御監視情報入出力部12に、
この無線通信装置が動作するために必要となる通信周波
数、送信出力レベル、送信状態等の装置動作情報を記憶
する装置情報記憶部122を設けるとともに、IDU2
の制御部22に、交換するユニットを設定するデータ設
定部222および装置情報記憶部122に記憶された装
置動作情報と同一の装置動作情報を記憶する装置情報記
憶部225を設け、装置リセットあるいは電源投入時
に、データ設定部222による設定に基づき交換された
ユニットを判断し、交換されていないユニットの装置動
作記憶部に記憶された装置動作情報を基に装置情報判定
部225により装置の自動設定を行うことでユニット交
換前の状態を維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、屋外ユニット
(ODU)と屋内ユニット(IDU)で構成され、無線
アクセスシステムに用いられる無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無線アクセスシステムに用いら
れる無線通信装置は、屋外ユニット(以下、ODUとい
う)と屋内ユニット(以下、IDUという)とを有して
構成される。そして、この種の無線装置においては、通
信を行うための主信号系と装置状態の設定監視を行う制
御監視系とを有しており、装置運用中は、制御監視系に
より、定期的に装置状態を監視し、故障発生時にはアラ
ームを発生するように構成されている。
【0003】そして、このような無線通信装置において
は、故障発生時には、故障の発生したユニット、すなわ
ち、ODUまたはIDUを交換し、この無線通信装置の
全ての装置動作情報を保守者が再設定することにより運
用を再開している。
【0004】すなわち、ユニットの故障発生時にはこの
故障が発生したユニットの交換前に、装置動作情報を全
て人手により確認して、紙に書き出しておき、ユニット
交換後は、この紙に書き出した装置情報を保守端末等の
入力手段を用いて再度設定を行い運用を再開していた。
【0005】また、装置運用開始前においては、通信周
波数、送信出力等を保守端末等の入力手段を用いて入力
して設定する必要があるが、この場合、従来は使用する
設定パラメータを設定表を用いて変換し、この変換した
設定パラメータを保守端末等の入力手段を用いて保守者
が直接入力していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
無線通信装置では、故障発生時には、故障が発生したユ
ニットの交換前に、装置動作情報を保守者が全て人手に
より確認して、この故障したユニット交換後は、この人
手により確認した装置動作情報を保守者が保守端末等の
入力手段を用いて再度設定する必要があるので、保守作
業が複雑であり、設定ミスが生じ易いという問題があっ
た。
【0007】また、装置運用開始前においては、通信周
波数、送信出力等を保守端末等の入力手段を用いて入力
して設定する必要があるが、この場合、設定可能な通信
周波数は装置毎に数波に限定されており、ここで誤った
周波数を設定するとシステムを正常に運用することがで
きないという問題があった。
【0008】そこで、この発明は、装置運用開始時およ
び装置故障発生時に際しての装置動作情報の設定を自動
的に行うことができるようにして保守作業の軽減化を図
った無線通信装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、屋外ユニットと屋内ユニッ
トとで構成される無線通信装置において、前記屋外ユニ
ットに設けられ、前記無線装置が動作するために必要な
装置動作情報を記憶する第1の記憶手段と、前記屋内ユ
ニットに設けられ、前記第1の記憶手段に記憶された前
記装置動作情報と同一の装置動作情報を記憶する第2の
記憶手段とを具備することを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記装置動作情報は、前記無線装置
の通信周波数、送信出力レベル、送信状態情報を含むこ
とを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記屋外ユニット若しくは前記屋外
ユニットの交換時に、前記第2の記憶手段若しくは前記
第1の記憶手段に記憶された前記装置動作情報を第1の
記憶手段若しくは前記第2の記憶手段に書き込むことで
装置再設定を行うことを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記屋外ユニット若しくは前記屋外
ユニットの内の交換するユニットを設定する設定手段を
更に具備することを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記屋内ユニットに接続された保守
端末を更に具備し、前記屋内ユニットは、前記第2の記
憶手段に記憶された装置動作情報に基づき設定可能な通
信周波数を前記保守端末に通知する通知手段と、前記保
守端末で選択された通信周波数に対応する設定パラメー
タを前記第2の記憶手段から取得して、該設定パラメー
タに基づき前記屋外ユニットの通信周波数を設定する設
定手段とを具備し、前記保守端末は、前記通知手段によ
り前記屋内ユニットから通知された前記設定可能な通信
周波数の中の所望の通信周波数を選択して、該選択結果
を前記屋内装置に通知する選択制御手段を具備すること
を特徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明は、請求項5記
載の発明において、前記選択制御手段は、前記通知手段
により前記屋内ユニットから通知された前記設定可能な
通信周波数を表示する表示手段と、前記表示手段に表示
された前記設定可能な通信周波数の中の所望の通信周波
数を選択する選択手段とを具備することを特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明は、無線通信装
置本体と該無線通信装置本体に接続された保守端末とを
有する無線通信装置において、前記無線通信装置本体
は、前記保守端末からの無線部種別要求に対応して該無
線通信装置本体の無線部の種別を前記保守端末に通知す
る無線部種別通知手段と、前記保守端末から通知された
設定パラメータに基づき前記無線部の通信周波数を設定
する設定手段とを具備し、前記保守端末は、前記無線通
信装置本体の無線部の種別に対応した複数の設定可能な
設定パラメータを格納する周波数対応テーブルと、前記
無線部種別通知手段により通知された前記無線通信装置
本体の無線部の種別に対応して前記設定可能な設定パラ
メータから設定可能な複数の通信周波数を表示する表示
手段と、前記表示手段に表示された設定可能な複数の通
信周波数の中の所望の周波数を選択する選択手段と、前
記選択手段で選択された周波数に対応する設定パラメー
タを前記無線通信装置本体に通知する設定パラメータ通
知手段とを具備することを特徴とする。
【0016】また、請求項8記載の発明は、送受信機を
有する無線通信装置において、電力信号と電界強度値と
を対応付けたデータを送受信周波数に対応して記憶する
記憶手段と、送受信周波数および前記送受信機の電力信
号に対応して前記記憶手段から電界強度値を読み出す読
出し手段と、前記読出し手段で読み出した電界強度値を
出力する電界強度値出力手段とを具備することを特徴と
する。
【0017】また、請求項9記載の発明は、ATM交換
機を含む無線アクセスシステムで用いられる無線通信装
置において、前記無線通信装置の警報監視情報を接点情
報として収集する接点情報収集手段と、前記接点情報収
集手段で収集した接点情報をシリアルデータに変換して
前記ATM交換機へ送信し、該シリアルデータを該AT
M交換機でATMセルに変換して主信号に重畳して伝送
する伝送手段とを具備することを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる無線通信
装置の実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明す
る。
【0019】図1は、この発明が適用される無線通信装
置の概略構成を示すブロック図である。
【0020】図1において、この無線通信装置は、アン
テナ3、屋外ユニット(ODU)1、屋内ユニット(I
DU)2により概略構成され、ODU1とIDU2は同
軸ケーブル(IFケーブル)4を介して相互に接続され
る。
【0021】ここで、ODU1は、ODU無線部11、
制御監視情報入出力部12、キャリア送受信部13を具
備して構成され、IDU2は、IDU無線部21、制御
部22、キャリア送受信部23を具備して構成される。
【0022】また、IDU2の制御部22には、RS2
32Cを介して保守端末5が接続されるとともに接点監
視装置6が接続されている。
【0023】また、IDU2のODU無線部11には、
光ファイバーケーブルを介して通信装置7が接続されて
いる。また、接点監視装置6と通信装置7との間はRS
232Cを介して接続されている。
【0024】上記構成において、アンテナ3は、図示し
ない対向する加入者ノードの無線装置からの送信波を受
信する。ODU無線部11は、アンテナ3により受信さ
れた受信波(RF信号)に対し、周波数変換および増幅
等の処理を行い、下りIF信号として出力する。
【0025】IDU無線部21は、同軸ケーブル4を介
して供給された下りIF信号に対して復調処理を施し、
ベースバンドの信号に変換し、下り主信号として光ファ
イバーケーブルを介して通信装置7に供給する。
【0026】一方、IDU無線部21は、通信装置7か
ら光ファイバーケーブルを介して供給されたベースバン
ドの上り主信号に対して変調処理を施し、上りIF信号
として出力する。
【0027】ODU無線部11は、同軸ケーブル4を介
して供給された上りIF信号に対し、周波数変換および
増幅等の処理を行い、送信波(RF信号)としてアンテ
ナ3に供給する。
【0028】キャリア送受信部13は、制御監視情報入
出力部12から供給されるODU無線部11の監視情報
等を、同軸ケーブル4を介して流れる主信号である上り
または下りのIF信号に重畳してキャリア送受信部23
に伝送するとともに、キャリア送受信部23から伝送さ
れた制御情報等を制御監視情報入出力部12に対して供
給する。
【0029】同様に、キャリア送受信部23は、制御部
22から供給される制御情報等を、同軸ケーブル4を介
して流れる主信号に重畳してキャリア送受信部13に伝
送するとともに、キャリア送受信部13から伝送された
ODU無線部11の監視情報等を制御部22に対して供
給する。
【0030】制御監視情報入出力部12は、ODU無線
部11の動作状況等を監視して、監視情報を収集すると
ともに、キャリア送受信部23、13を介して伝送され
た制御部22からの制御信号を、ODU無線部11に対
して供給する。
【0031】制御回路22は、IDU無線部21の動作
状況等を監視して、監視情報を収集するとともに、ID
U無線部21に対する制御信号をIDU無線部21に対
して供給する。
【0032】図2は、この発明に係わる無線通信装置の
一実施の形態の詳細構成を示すブロック図である。
【0033】図2において、図1に示したODU1の制
御監視情報入出力部12は、制御監視情報入出力回路1
21、装置情報記憶部122を具備して構成される。
【0034】また、図1に示したIDU2の制御部22
は、ODU通信部221、データ設定部222、監視制
御部223、装置情報判定部224、装置情報記憶部2
25を具備して構成される。
【0035】また、保守端末5は、装置に必要なデータ
設定を行うためのデータ入力部51を具備している。
【0036】他の構成は、図2で図1で用いた符号と同
一の符号を付したように、図1に示した構成と同一であ
る。
【0037】この実施の形態の無線通信装置において
は、ODU1の制御監視情報入出力部12に、この無線
通信装置が動作するために必要となる通信周波数、送信
出力レベル、送信状態等の装置動作情報を記憶する装置
情報記憶部122を設けるとともに、IDU2の制御部
22に、交換するユニットを設定するデータ設定部22
2および装置情報記憶部122に記憶された装置動作情
報と同一の装置動作情報を記憶する装置情報記憶部22
5を設け、装置リセットあるいは電源投入時に、データ
設定部222による設定に基づき交換されたユニットを
判断し、交換されていないユニットの装置動作記憶部に
記憶された装置動作情報を基に装置情報判定部225に
より装置の自動設定を行うことでユニット交換前の状態
を維持する。
【0038】図3は、図2に示した無線通信装置の装置
情報記憶部122および225に記憶される装置動作情
報の一例を示す図である。
【0039】図2に示した無線通信装置の装置情報記憶
部122および225に記憶される装置動作情報は、図
3に示すように、 1)ODU装置製造番号 2)IDU装置製造番号 3)周波数 4)送信出力レベル 5)送信状態 6)装置交換情報 をアドレスA〜Fに記憶しており、図3に示した例にお
いては、装置動作情報のODU装置製造番号が”XXXXXX
XX”であり、IDU装置製造番号が”YYYYYYYY”であ
り、周波数が”1111222233334444(kHz)”であり、
送信出力レベルが”10(dB)”の場合を示しており、
送信状態はONであると”1”、OFFであると”0”
に設定され、装置交換情報はIDUであると”1”、O
DUであると”2”、未設定であると”3”に設定され
る。
【0040】図4は、図2に示した無線通信装置のデー
タ設定手順を示すフローチャートである。
【0041】図4において、まず、装置に必要なデータ
設定を行うために、保守端末5から所定のログイン操作
を行うと(ステップS41)、IDU2の制御部22の
データ設定部222は、操作が可能になったことを示す
プロンプトを保守端末5に出力する(ステップS4
2)。これにより装置情報記憶部122および225に
記憶される装置動作情報の変更が可能になる。
【0042】次に、保守者は、装置運用に必要なデー
タ、すなわち、周波数設定、送信出力、送信状態設定を
示すデータを保守端末5のデータ入力部51を用いてコ
マンド入力する(ステップS43)。ここで、全ての必
要なデータ設定が終了すれば(ステップS44でYE
S)、ステップS45に進むが、全ての必要なデータ設
定が終了していないと(ステップS44でNO)、ステ
ップS43に戻る。
【0043】ステップS45では、設定されたデータを
装置情報記憶部225に書き込むとともに、ODU通信
部224、キャリア送受信部23、同軸ケーブル4、キ
ャリア送受信部13を介して制御監視情報入出力部12
の装置情報記憶部122に書き込み(ステップS4
6)、ログアウトして(ステップS46)、この処理を
終了する。
【0044】上記処理により、ODU1の装置情報記憶
部122およびIDU2の装置情報記憶部225には同
一のデータが設定される。
【0045】図5は、図2に示した無線通信装置のユニ
ット交換が必要になった場合に行う交換ユニット設定手
順を示すフローチャートである。
【0046】この交換ユニット設定手順においては、ま
ず、図4に示したデータ設定手順と同様に、保守端末5
から所定のログイン操作を行うと(ステップS51)、
IDU2の制御部22のデータ設定部222は、操作が
可能になったことを示すプロンプトを保守端末5に出力
する(ステップS52)。これにより装置情報記憶部1
22および225に記憶される装置動作情報の変更が可
能になる。
【0047】次に、保守者は交換したいユニット(OD
U1またはODU2)を保守端末5のデータ入力部51
を用いて入力することにより指定する(ステップS5
3)。そして、データ設定部222は、この保守端末5
のデータ入力部51からの入力に基づき交換対象ユニッ
トを判断し(ステップS54)、ここで交換対象ユニッ
トがIDU2の場合は(ステップS54でIDU交
換)、装置交換情報として、装置情報記憶部225にI
DU交換”1”を書き込むとともに、装置情報記憶部1
22に未設定”3”を書き込む。
【0048】また、ステップS54で、交換対象ユニッ
トがODU1の場合は(ステップS54でODU交
換)、装置交換情報として、装置情報記憶部122にO
DU交換”2”を書き込むとともに、装置情報記憶部2
25に未設定”3”を書き込む。その後、ログアウトし
て(ステップS56)、この処理を終了する。
【0049】上述した交換ユニット設定手順による処理
は、装置リセット時若しくは装置電源投入時に実行され
る。
【0050】図6は、図5に示した交換ユニット設定手
順によりODU1の装置情報記憶部122およびIDU
2の装置情報記憶部225に設定された装置交換情報を
示す図である。
【0051】すなわち、図6(a)に示すように、交換
対象ユニットがIDU2の場合は、装置交換情報とし
て、装置情報記憶部122に未設定”3”が設定され、
装置情報記憶部225にIDU交換”1”が設定され
る。
【0052】また、図6(b)に示すように、交換対象
ユニットがODU1の場合は、装置交換情報として、装
置情報記憶部122にODU交換”2”が設定され、装
置情報記憶部225に未設定”3”が設定される。
【0053】このようにして、ODU1の装置情報記憶
部122およびIDU2の装置情報記憶部225に設定
された装置交換情報に基づき、システム立ち上げ時に自
動でこの無線装置の動作情報を復元する復元手順が実行
される。
【0054】図7は、システム立ち上げ時に図5に示し
た交換ユニット設定手順により設定された装置交換情報
に基づき実行される動作情報復元手順を示すフローチャ
ートである。
【0055】図7において、まず、装置動作情報をOD
U1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報
記憶部225から読み出す(ステップS61)。次に、
ODU1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置
情報記憶部225に記憶されたIDU製造番号およびO
DU製造番号は互いに等しいかを調べる(ステップS6
2)。
【0056】ここで、ODU1の装置情報記憶部122
およびIDU2の装置情報記憶部225に記憶されたI
DU製造番号およびODU製造番号が異なると判断され
ると(ステップS62でNO)、ユニットが交換されて
いると判断して、まず、装置情報記憶部125の装置交
換情報がODU交換かを調べる(ステップS63)。
【0057】ここで、装置情報記憶部125の装置交換
情報がODU交換である場合は(ステップS63でYE
S)、ODU1が交換されていると判断して、IDU2
の装置情報記憶部225に記憶された装置動作情報をO
DU1の装置情報記憶部122へ書き込む(ステップS
64)。
【0058】次に、装置を動作させるために、装置動作
情報をハードポートに設定し(ステップS65)、OD
U1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報
記憶部225の装置交換情報を未設定に設定して(ステ
ップS66)、この処理を終了する。
【0059】また、ステップS63で、装置情報記憶部
122の装置交換情報がODU交換でない場合は、ID
U2の装置情報記憶部225に記憶された装置動作情報
は使用できないとして、次に、装置情報記憶部225の
装置交換情報がIDU交換かを調べる(ステップS6
7)。ここで、装置情報記憶部225の装置交換情報が
IDU交換である場合は(ステップS67でYES)、
IDU2が交換されていると判断して、ODU1の装置
情報記憶部122に記憶された装置動作情報をIDU2
の装置情報記憶部225へ書き込む(ステップS6
8)。
【0060】そして、装置を動作させるために、装置動
作情報をハードポートに設定し(ステップS65)、O
DU1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情
報記憶部225の装置交換情報を未設定に設定して(ス
テップS66)、この処理を終了する。
【0061】また、ステップS67で、装置情報記憶部
122の装置交換情報がIDU交換でない場合は(ステ
ップS67でNO)、ODU1の装置情報記憶部122
およびIDU2の装置情報記憶部225の装置動作情報
が正常で互いに等しいかを判定し(ステップS69)、
正常で互いに等しい場合は(ステップS69でYE
S)、ステップS65に移行し、装置を動作させるため
に、装置動作情報をハードポートに設定し、ODU1の
装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報記憶部
225の装置交換情報を未設定に設定して(ステップS
66)、この処理を終了する。
【0062】また、ステップS69で、ODU1の装置
情報記憶部122およびIDU2の装置情報記憶部22
5の装置動作情報が互いに等しくないと判定されると
(ステップS69でNO)、ODU1の装置情報記憶部
122およびIDU2の装置情報記憶部225の装置動
作情報が正しくないと判断できるため、ODU1の装置
情報記憶部122およびIDU2の装置情報記憶部22
5の全データをクリアし(ステップS70)、この場合
はこの無線通信装置の運用開始ができないため、ODU
1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報記
憶部225の送信状態を強制的にOFF(停波)に設定
し(ステップS71)、運用異常をアラームを発生して
(ステップS72)、ステップS62へ移行する。
【0063】この場合、ODU1の装置情報記憶部12
2およびIDU2の装置情報記憶部225の装置交換情
報は未設定に設定され(ステップS66)、この処理を
終了するが、ユニット交換が実施された場合は、ステッ
プS64またはステップS68で設定されるIDU製造
番号およびODU製造番号は、それぞれ相手ユニットの
製造番号が新たに設定される。
【0064】また、ステップS62において、ODU1
の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報記憶
部225に記憶されたIDU製造番号およびODU製造
番号が互いに等しいと判断された場合は(ステップS6
2でYES)、ユニット交換がない状態での装置リセッ
ト若しくは電源のOFF、ONであると判断できるた
め、ステップS69へ移行し、装置動作情報が正しく等
しいかを判定し、正常で互いに等しい場合は(ステップ
S69でYES)、ステップS65に移行し、装置を動
作させるために、装置動作情報をハードポートに設定
し、ODU1の装置情報記憶部122およびIDU2の
装置情報記憶部225の装置交換情報を未設定に設定し
て(ステップS66)、この処理を終了して、この無線
通信装置の運用を開始する。
【0065】なお、ステップS69で、ODU1の装置
情報記憶部122およびIDU2の装置情報記憶部22
5の装置動作情報が互いに等しくないと判定されると
(ステップS69でNO)、上述したと同様に、ODU
1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報記
憶部225の装置動作情報が正しくないと判断できるた
め、ODU1の装置情報記憶部122およびIDU2の
装置情報記憶部225の全データをクリアし(ステップ
S70)、ODU1の装置情報記憶部122およびID
U2の装置情報記憶部225の送信状態を強制的にOF
F(停波)に設定し(ステップS71)、運用異常をア
ラームを発生して(ステップS72)、ステップS62
へ移行し、ODU1の装置情報記憶部122およびID
U2の装置情報記憶部225の装置交換情報は未設定に
設定して(ステップS66)、この処理を終了する。
【0066】このような構成によると、ODU、IDU
等のユニットで構成される無線通信装置において、装置
ユニットの交換時に、ベースとなる装置動作情報がそれ
ぞれのユニットの装置情報記憶部に保存されているた
め、再度のデータ設定操作なしに、交換前の装置状態に
自動的に復帰することができるようになり、保守者の作
業負担の軽減を図ることができる、更に、操作ミスによ
る誤動作を防止することもできる。
【0067】なお、上記実施の形態においては、データ
設定部222により交換ユニットの指定を行っている
が、ハードスイッチを設けて交換ユニットを指定するよ
うに構成してもよい。更には、同軸ケーブル(IFケー
ブル)4の抜き差しを判断して交換ユニットを特定する
ように構成することもできる。
【0068】図8は、この発明に係わる無線通信装置の
他の実施の形態の詳細構成を示すブロック図である。
【0069】図8において、ODU1の制御監視情報入
出力部12は、制御監視情報入出力回路121、装置情
報記憶部122を具備して構成される。
【0070】また、IDU2の制御部22は、ODU通
信部221、データ設定部222、監視制御部223、
装置情報記憶部225、装置情報取得部226、データ
入出力部227を具備して構成される。
【0071】また、保守端末5は、データ入出力部5
2、コマンド分析部53、コマンド入力部54、画面制
御部55、周波数選択部56、他処理部57を具備して
構成される。
【0072】ここで、IDU2のODU通信部221
は、ODU1との通信手順を制御する。また、データ設
定部222は、保守端末5に設定可能周波数情報を送信
し、それに対する保守端末5からの応答を受信して装置
情報記憶部225からのデータを参照してハードポート
の設定を行う。
【0073】また、IDU2の監視制御部223は、こ
の無線通信装置全体の監視、制御を行う。また、装置情
報記憶部225は、装置情報取得部226が取得した装
置動作情報等を保存、記憶する。また、装置情報取得部
226は、ODU1の装置情報記憶部122から装置動
作情報を取得する。また、データ入出力部227は、保
守端末5からのデータの入出力処理を行う。
【0074】また、保守端末5のデータ入出力部52
は、IDU2とのデータの入出力処理を行う。また、コ
マンド分析部53は、ユーザがコマンド入力部54から
入力したコマンドの分析を行う。また、画面制御部55
は、コマンド入力部54から入力された各コマンドに応
じた画面を表示制御する。また、周波数選択部56は、
IDU2から取得した設定可能周波数の中から1つの周
波数を選択する。
【0075】他の構成は、図8で図1で用いた符号と同
一の符号を付したように、図1に示した構成と同一であ
る。
【0076】この実施の形態の無線通信装置は、装置が
交換され、設定可能な周波数が異なっても、保守端末4
により簡単に周波数を指定選択できるように構成したも
のである。
【0077】この実施の形態の無線通信装置において
も、図2に示した無線通信装置と同様に、ODU1およ
びIDU2に、この無線通信装置が動作するために必要
となる通信周波数、送信出力レベル、送信状態等の装置
動作情報を記憶する装置情報記憶部122および装置情
報記憶部225を設けて構成される。
【0078】この実施の形態の無線通信装置において
は、電源投入若しくは装置リセット時に、ODU1の装
置情報記憶部122に設定されているこの無線通信装置
が動作するために必要となる通信周波数等の装置動作情
報をIDU2の装置情報記憶部225に設定し、IDU
2の装置情報記憶部225に設定された装置動作情報を
基に制定可能周波数を保守端末5に通知し、保守端末5
では、通知された設定可能周波数の中から1つの周波数
を選択し、IDU2ではこの選択された周波数に対する
設定パラメータを装置情報記憶部225から取得して、
ODU1の装置情報記憶部122に設定するようにし、
これにより、ODU2が交換され、設定可能周波数が異
なっても、保守端末5により簡単に通信周波数を指定選
択できるように構成される。
【0079】図9は、図8に示した無線通信装置の装置
情報記憶部122および225に記憶される装置動作情
報の一例を示す図である。
【0080】図8に示した無線通信装置の装置情報記憶
部122および225に記憶される装置動作情報は、図
9に示すように、ODU製造番号、設定可能周波数、送
信周波数、受信周波数、設定パラメータ、現設定可能周
波数を含む。
【0081】ここで、ODU製造番号は、図9(a)に
示すように、例えば、”H0000001”のように設
定される。また、設定可能周波数は、図9(b)に示す
ように、例えば、3波に設定される。また、送信周波
数、受信周波数、設定パラメータは、図9(c)に示す
ように設定周波数分設定される。また、現設定可能周波
数は、図9(d)に示すように、一度も設定されていな
い場合はオール”0”となるもので、この現設定可能周
波数は、ODO1の装置情報記憶部122のみに設定さ
れる。
【0082】図10は、図8に示した無線通信装置の装
置立ち上げ時の周波数情報取得処理を示すフローチャー
トである。
【0083】図10において、まず、立ち上げ時にOD
U1の装置情報記憶部122からODU製造番号を取得
する(ステップS111)。
【0084】次に、このODU1の装置情報記憶部12
2から取得したODU製造番号がIDU2の装置情報記
憶部225に記憶されているODU製造番号と等しいか
を照合する(ステップS112)。
【0085】ここで、ODU1の装置情報記憶部122
から取得したODU製造番号がIDU2の装置情報記憶
部225に記憶されているODU製造番号と等しければ
(ステップS112でYES)、ODU1の装置情報記
憶部122の周波数情報データはIDU2の装置情報記
憶部225の周波数情報データと同じであると判断し、
この周波数情報取得処理を終了する。
【0086】また、ステップS112で、ODU1の装
置情報記憶部122から取得したODU製造番号がID
U2の装置情報記憶部225に記憶されているODU製
造番号と異なると判断されると(ステップS112でN
O)、ODU1が交換されていると判断し、ODU1の
装置情報記憶部122から周波数情報データを取得し
(ステップS113)、IDU2の装置情報記憶部22
5へこのODU1の装置情報記憶部122から取得した
周波数情報データとODU製造番号を設定する(ステッ
プS114)。
【0087】次に、IDU2の装置情報記憶部225の
周波数情報データの現設定周波数を0でクリアし(ステ
ップS115)、この周波数情報取得処理を終了する。
【0088】図11は、図8に示した無線通信装置にお
ける周波数設定処理を示すフローチャートである。
【0089】また、図12は、図8に示した無線通信装
置の保守端末5の画面構成例を示す図である。
【0090】図11において、まず、保守端末装置4の
画面上で図12で示した保守端末5の画面の「設定」を
クリックし、装置状態設定メニューを選択する(ステッ
プS121)と、保守端末装置4は、ODU1の装置情
報記憶部122に記憶された周波数情報データを取得し
(ステップS122)、設定可能周波数情報を全て保守
端末5の画面上に表示する(ステップS123)。
【0091】図13は、図12に示した画面操作により
保守端末5の画面上に表示される周波数設定画面を示す
図である。
【0092】ここで、ODU1の装置情報記憶部122
に記憶されている現設定周波数がすでに一度は設定され
ているかを調べる(ステップS124)。ここで、設定
周波数が全て0でなければすでに一度周波数が設定され
ていると判断し(ステップS124でYES)、画面の
現設定周波数を選択状態、すなわち、該当する設定可能
周波数がマークされている状態とする(ステップS12
5)。
【0093】また、周波数がオール0ならまだ周波数が
設定されていないと判断し(ステップS124でN
O)、画面の周波数表示を未選択状態、すなわち、いず
れの周波数もマークされていない状態とする(ステップ
S126)。
【0094】その後、ユーザーにより保守端末装置4に
表示されている設定可能周波数から一つの周波数が選択
されると(ステップS127)、IDU2のデータ設定
部222は、IDU2の装置情報記憶部225の周波数
情報データを検索し、選択された周波数に対応する設定
パラメータを取得し(ステップS128)、ODU1に
対して設定パラメータを設定する(ステップS12
9)。
【0095】これにより、ODU1に周波数が設定され
る。そして、このODU1に設定された周波数をIDU
1の装置情報記憶部225の現設定周波数に保存、記憶
し(ステップS12A)、この周波数設定処理を終了す
る。
【0096】このような構成によると、ODU1、ID
U2等のユニットで構成される無線通信装置において、
ODU1が交換され、この交換されたODU1の設定可
能な周波数が異なっても、ベースとなる装置動作情報が
それぞれのユニットの装置情報記憶部122および22
5に保存されているため、保守端末5から簡単に周波数
を指定選択することが可能になり、保守者の作業負担の
軽減を図ることができ、更に、操作ミスによる誤設定を
防ぐことができる。
【0097】図14は、この発明に係わる無線通信装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。
【0098】図8に示す無線装置においては、IDU2
の装置情報記憶部225に記憶された周波数情報を用い
てODU1ODU無線部11の通信周波数を設定するよ
うに構成したが、この図14に示す無線通信装置におい
ては、周波数情報を保守端末5に記憶し、この保守端末
に記憶した周波数情報を用いてODU1のODU無線部
11の通信周波数を設定する。
【0099】すなわち、図14に示す無線通信装置にお
いては、保守端末5に、ODU無線部11への設定パラ
メータを格納する周波数対応テーブル58を設け、本体
より無線部種別を取得し、この無線部種別に対応する設
定可能な複数の周波数を保守端末5の画面に表示させ、
これらの内の1つを選択することにより、周波数対応テ
ーブル58から本体に押す芯する設定パラメータを取得
し、これを本体に送信するようにし、これにより、本体
のODU1が交換され、設定可能な周波数が異なって
も、保守端末5から簡単に周波数を指定選択できるよう
に構成される。
【0100】図14において、この実施の形態の無線通
信装置は、アンテナ3、ODU1、IDU2により概略
構成され、ODU1とIDU2は同軸ケーブル(IFケ
ーブル)4を介して相互に接続される。
【0101】ここで、ODU1は、ODU無線部11、
制御監視情報入出力部12、キャリア送受信部13を具
備して構成される。
【0102】また、IDU2は、IDU無線部21、キ
ャリア送受信部23、無線種別取得部24、コマンド分
析部25、他処理部26、データ入出力部27を具備し
て構成される。
【0103】また、IDU2のIDU無線部21にはノ
ード部8が接続され、データ入出力部27には保守端末
5が接続される。
【0104】ここで、保守端末5は、データ入出力部5
2、コマンド分析部53、コマンド入力部54、画面制
御部55、周波数選択部56、他処理部57、周波数対
応テーブル58を具備して構成される。
【0105】上記構成において、ODU1は、ODU無
線部11から読み出した無線部種別情報をキャリア送受
信13を介してIDU1に送信し、また、ODU無線部
11に周波数を設定するための設定パラメータを設定す
ることができる。
【0106】IDU2は、キャリア送受信部23を経由
してODU1に各種の指示を出し、該応答を受けること
ができるとともに、データ入出力部27を経由して保守
端末5からのコマンドを受信し、これをコマンド分析部
25で分析して、キャリア送受信部23に指示を出し、
キャリア送受信部23から受信した応答をデータ入出力
部27を経由して保守端末5に返却することができる。
【0107】保守端末5は、コマンド入力部54から入
力したコマンドにより、データ入出力部52を経由して
IDU2から無線部種別を取得し、周波数対応テーブル
58を検索して設定可能な周波数を画面制御部55によ
り画面表示させる。
【0108】そして、この画面表示された設定可能な周
波数の中の所望の周波数が選択されると、この選択され
た周波数に基づき周波数対応テーブル58を検索してO
DU無線部11への設定パラメータを取得し、この取得
した設定パラメータをIDU2へ送信する。
【0109】図15は、図14に示した無線通信装置の
保守端末5に設けられた周波数対応テーブル58の一例
を示す図である。
【0110】図15において、この周波数対応テーブル
58には、各種無線種別ごとに設定可能な送信周波数、
受信周波数、局発周波数、および設定パラメータ値があ
らかじめ格納されている。
【0111】図16は、図14に示した無線通信装置の
周波数テーブルを用いた周波数設定手順を示すフローチ
ャートである。
【0112】また、図17は、図14に示した無線通信
装置の保守端末5の画面構成例を示す図である。
【0113】図16において、まず、周波数の設定画面
を開くために図17に示した画面から起動する(ステッ
プS151)。
【0114】すると、保守端末5は、IDU2へ無線部
種別を取得するための無線部種別取得コマンドを送信す
る(ステップS152)。IDU2でこの無線部種別取
得コマンドを受信すると(ステップS153)、コマン
ド分析部25で無線部種別取得コマンドと判断し、キャ
リア送受信部部23を介してODU1にこの無線部種別
取得コマンドを送信する。
【0115】この無線部種別取得コマンドは、キャリア
送受信部13、制御監視入出力部12を介してODU無
線部11に送信され、これにより、ODU無線部11か
ら無線部種別情報を読み出す(ステップS152)。こ
れにより、保守端末5へ応答が送信される(ステップS
155)。
【0116】保守端末5では、ODU無線部11からの
無線部種別情報を受信し、この無線部種別情報を検索キ
ーをして周波数対応テーブル58を検索し、該当する設
定可能な送信周波数、受信周波数を取得し、保守端末5
の周波数設定画面に選択可能周波数一覧を画面表示する
(ステップ158)。
【0117】図18は、図17に示した画面操作により
保守端末5の画面上に表示される周波数設定画面を示す
図である。
【0118】保守者は、図18に示した周波数設定画面
の選択可能周波数の中から一つの周波数を選択する選択
入力を行うと(ステップS159)と、この選択した周
波数を検索キーとして周波数対応テーブル58を検索
し、ODUへの設定パラメータを取得する(ステップ1
60)。
【0119】次に、保守端末5は、この取得した設定パ
ラメータをデータ入出力部41を介しIDU2に送信す
る(ステップS161)。そして、IDU2送信された
設定パラメータはIDU2のデータ入出力部27を介し
て受信され(ステップS162)、コマンド分析部25
へ送信され、コマンド分析部25でODU無線部11に
設定する設定パラメータであると判断されと、キャリア
送受信回路23を介してODU1へ送信される。
【0120】ODU1で受信した設定パラメータは、キ
ャリア送受信部13、制御監視情報入出力部12を介し
てODU無線部11に送信され、ODU無線部11にこ
の設定パラメータを設定する(ステップS163)。こ
れにより、ODU無線部11の通信周波数が保守者が選
択した周波数に設定される。
【0121】このODU無線部11に対する設定パラメ
ータの設定が終了すると、保守端末5へ応答を送信し
(ステップS164)、設定が完了したことを保守者に
知らせ、この処理を終了する。
【0122】図19は、この発明に係わる無線通信装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。
【0123】この図19に示す実施の形態の無線通信装
置は、受信電力と受信電界強度値とを対応付けた特性デ
ータを各受信周波数に対応して記憶した受信電界用補正
データ記憶部115と送信電力と送信電界強度値とを対
応付けた特性データを各送信周波数に対応して記憶した
送信電界用補正データ記憶部116とを設け、この受信
電界用補正データ記憶部115および送信電界用補正デ
ータ記憶部116に記憶されたデータを用いて受信電界
強度値および送信電界強度値を演算出力するように構成
することで、高精度の受信電界強度値および送信電界強
度値を得ることができるようにしたものである。
【0124】図19において、この実施の形態の無線通
信装置は、アンテナ300と無線部100から構成さ
れ、無線部100は、受信回路111、受信回路111
から出力される受信電力信号をディジタル化するA/D
変換器112、送信回路113、送信回路113から出
力される送信電力信号をディジタル化するA/D変換器
114、受信電力と受信電界強度値とを対応付けた特性
データを各受信周波数に対応して記憶した受信電界用補
正データ記憶部115、送信電力と送信電界強度値とを
対応付けた特性データを各送信周波数に対応して記憶し
た送信電界用補正データ記憶部116、A/D変換器1
12およびA/D変換器114の出力およびを入力し、
受信電界用補正データ記憶部115および送信電界用補
正データ記憶部116の記憶データを参照して受信電界
強度値および送信電界強度値を出力する演算部117を
具備して構成される。
【0125】図20は、図19に示した無線通信装置の
受信電界用補正データ記憶部115に記憶される特性デ
ータの一例を示す図である。
【0126】図20において、この受信電界用補正デー
タ記憶部115は、電力信号(X)に対応して電界強度
値(Y)が対応付けて記憶された特性データからなり、
この特性データは、受信する周波数により異なるため、
受信電界用補正データ記憶部115には、受信周波数分
の特性データが記憶されている。
【0127】この図20に示した受信電界用補正データ
記憶部115を用いると、例えば、ある受信周波数のと
きの電力信号(X)がXmであるとすると、このときの
電界強度値(Y)はYmとして求めることができる。
【0128】図21は、図20に示した受信電界用補正
データ記憶部115に記憶される特性データをグラフで
示した図である。
【0129】図21から明らかなように、電力信号
(X)と電界強度値(Y)との関係は一般に曲線にな
り、電力信号(X)から簡単に対応する電界強度値
(Y)を求めることは難しいが、図20に示した特性デ
ータを用いることにより電力信号(X)に対応する電界
強度値(Y)を高精度で求めることができる。
【0130】なお、図20および図21には受信電界用
補正データ記憶部115に記憶される特性データを示し
たが、送信電界用補正データ記憶部116に記憶される
特性データも同様である。
【0131】図22は、図19に示した無線通信装置に
おける受信電界強度値の出力処理を説明するフローチャ
ートである。
【0132】アンテナ300から入力した電波は、受信
回路111で受信され、この受信回路111からは受信
波の電力信号が出力される。この受信波の電力信号はA
/D変換器112によってディジタル化される。
【0133】演算部115は、まず、このA/D変換器
112によってディジタル化された受信波の電力信号を
読み出す(ステップ191)。そして、演算部115
は、図20に示したような受信電界用補正データ記憶部
115に記憶された特性データを用いてこの電力信号を
検索する(ステップ192)。そして、この検索結果に
対応した電界強度値を受信電界用補正データ記憶部11
5から読み出す(ステップ193)。
【0134】ここで、受信電界用補正データ記憶部11
5に記憶されている特性データは、図20および図21
で示したように、無線部100個々で特性が異なること
により、これを補正するためにあらかじめ登録されてい
るデータである。
【0135】また、この特性データは、受信する周波数
により異なるため、図20に示したように装置内には周
波数に対応した複数データを記憶している。
【0136】なお、ステップ193で用いる特性データ
は、受信する周波数に対応したものであり、どの特性デ
ータを用いるかはあらかじめ決定されている。
【0137】ステップ194では、ステップ193にお
いて受信電界用補正データ記憶部115から読み出した
電界強度値を受信電界強度値として出力し、この処理を
終了する。
【0138】図23は、図19に示した無線通信装置に
おける送信電界強度値の出力処理を説明するフローチャ
ートである。
【0139】送信回路113から出力される送信波の電
力信号はA/D変換器113によってディジタル化され
る。
【0140】演算部115は、まず、このA/D変換器
113によってディジタル化された送信波の電力信号を
読み出す(ステップ201)。そして、演算部115
は、送信電界用補正データ記憶部116に記憶された特
性データを用いてこの電力信号を検索し(ステップ20
2)、この検索結果に対応した電界強度値を受信電界用
補正データ記憶部116から読み出す(ステップ20
3)。
【0141】ここで、送信電界用補正データ記憶部11
6に記憶される特性データは、無線部100個々で特性
が異なることにより、これを補正するためにあらかじめ
登録されているデータである。
【0142】また、この特性データは、送信する周波数
により異なるため、装置内には周波数に対応した複数デ
ータを記憶している。
【0143】なお、ステップ203で用いる特性データ
は、送信する周波数に対応したものであり、どの特性デ
ータを用いるかはあらかじめ決定されている。
【0144】ステップ204では、ステップ203にお
いて送信電界用補正データ記憶部116から読み出した
電界強度値を送信電界強度値として出力し、この処理を
終了する。
【0145】このようにこの実施の形態の無線通信装置
においては、無線部100内の受信電界用補正データ記
憶部115および送信電界用補正データ記憶部116に
記憶した特性データを用いて受信電界値または送信電界
値を補正して出力するため、誤差の少ない高精度の受信
電界値または送信電界値を得ることができる。
【0146】図24は、この発明に係わる無線通信装置
の更に他の実施の形態を示すブロック図である。
【0147】図24には、この実施の形態の無線通信装
置が適用されるシステム構成を示している。
【0148】図24において、この通信システムは、複
数のリモートノード(RN)234−1〜234−7と
1台のベースノード(BN)235とを無線回線237
−1〜237−8を用いてリング状に接続して構成され
ており、ベースノード(BN)235には光ファイバケ
ーブル237を介してセンタノード(CN)236が接
続されている。
【0149】リモートノード(RN)234−1〜23
4−7は、リモートノード(RN)234−4に代表し
てその詳細が示されるように、無線機41、42、接点
収集装置43、ATM交換機44を具備して構成され
る。
【0150】他のリモートノード(RN)234−1〜
234−3および234−5〜234−7もリモートノ
ード(RN)234−4と同一構成からなる。
【0151】なお、図24において、無線機41、42
の詳細構成は、それぞれ図1に示したようにODUとI
DUにより構成されている。
【0152】この実施の形態の無線通信装置において
は、無線機41、42の警報監視信号は、接点監視信号
として無線機41、42から入出力される。
【0153】接点収集装置43は、この無線機41、4
2から入出力される接点監視信号を収集して、シリアル
データに変換しATM交換機44に入力する。
【0154】ATM交換機44は、入力したシリアルデ
ータをATMセルに変換し、このATMセルを無線機4
1、42への主信号に重畳して伝送する。
【0155】このような構成によると無線通信装置の大
型化、高コスト化をすることなくこの無線通信装置をセ
ンタノード(CN)236により遠隔制御することが可
能になる。
【0156】すなわち、従来のこの種の無線通信装置に
おいては、 1)無線通信装置の警報監視信号を無線通信装置内部
で、SDHフレームのオーバヘッド部に重畳して伝送す
る 2)無線通信装置の警報監視信号を無線通信装置内部
で、シリアルデータに変換してからATM交換機に入力
してATMセル化して主信号に重畳して伝送する等の手
法が知られているが、1)の手法によると、無線通信装
置内部でSDHフレームを終端し、しかもそのオーバヘ
ッド部分を分離、挿入する構成が必要となり、このため
複雑な高速信号の処理回路が必要で、このために装置が
高価格化、大型化するという問題があり、また2)の手
法によると無線通信装置内部に警報信号をシリアルデー
タに変換してATM交換機へ入力する構成が必要となる
ので、これによって、装置が高価格化、大型化するとい
う問題があった。
【0157】しかし、この実施の形態の無線通信装置に
よると、無縁通信装置からの警報監視信号をこの無線通
信装置の外部に設けた接点集装置43でシリアルデータ
に変換してATM交換機44に入力するように構成した
ので、安価で、小型の無線通信装置を提供することがで
きる。
【0158】図25は、図24に示した無線通信装置の
無線機の概略構成を示すブロック図である。
【0159】図25において、この実施の形態の無線通
信装置の無線機41は、アンテナ3に接続されるODU
1とこのODU1に同軸ケーブル(IFケーブル)3を
介して接続されるIDUを具備して構成される。そし
て、IDU2には接点集装置43が接続される。
【0160】ここで、接点集装置43は、IDU2から
入出力される接点監視信号を収集して、この接点監視信
号をシリアルデータに変換し、図24に示したATM交
換機44に入力する。
【0161】図26は、図25に示したIDU2の概略
構成を示すブロック図である。
【0162】図26において、IDU2は、主信号部2
51と系穂処理部252を具備して構成され、警報処理
部252は、主信号部251での障害情報を処理して、
これを接点信号に変換して、図25に示した接点収集装
置43に入出力する。
【0163】上記構成によると、無線通信装置は警報監
視信号接点情報で入出力するだけであり、このため非常
に小型の無線通信装置を提供することができる。
【0164】また、上記接点情報はATM交換機でAT
Mセルに変換されて伝送されるため、この無線通信装置
を遠隔より簡単に監視制御することができ、保守コスト
の低い、信頼性の高いシステムを提供することができ
る。
【0165】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ODU、IDUのそれぞれに同一の装置動作情報を
記憶する装置情報記憶手段を設け、電源投入時若しくは
装置リセット時にODU若しくはIDUのいずれかの装
置情報記憶手段に記憶された装置送だ情報を用いて装置
の再設定を自動的に行うように構成したので、装置運用
開始時および装置故障発生時に際しての保守作業を大幅
な軽減化を可能にした無線通信装置を提供することがで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用される無線通信装置の概略構成
を示すブロック図である。
【図2】この発明に係わる無線通信装置の一実施の形態
の詳細構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示した無線通信装置の装置情報記憶部1
22および225に記憶される装置動作情報の一例を示
す図である。
【図4】図2に示した無線通信装置のデータ設定手順を
示すフローチャートである。
【図5】図2に示した無線通信装置のユニット交換が必
要になった場合に行う交換ユニット設定手順を示すフロ
ーチャートである。
【図6】図5に示した交換ユニット設定手順によりOD
U1の装置情報記憶部122およびIDU2の装置情報
記憶部225に設定された装置交換情報を示す図であ
る。
【図7】システム立ち上げ時に図5に示した交換ユニッ
ト設定手順により設定された装置交換情報に基づき実行
される動作情報復元手順を示すフローチャートである。
【図8】この発明に係わる無線通信装置の他の実施の形
態の詳細構成を示すブロック図である。
【図9】図8に示した無線通信装置の装置情報記憶部1
22および225に記憶される装置動作情報の一例を示
す図である。
【図10】図8に示した無線通信装置の装置立ち上げ時
の周波数情報取得処理を示すフローチャートである。
【図11】図8に示した無線通信装置における周波数設
定処理を示すフローチャートである。
【図12】図8に示した無線通信装置の保守端末5の画
面構成例を示す図である。
【図13】図12に示した画面操作により保守端末5の
画面上に表示される周波数設定画面を示す図である。
【図14】この発明に係わる無線通信装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図15】図14に示した無線通信装置の保守端末5に
設けられた周波数対応テーブル58の一例を示す図であ
る。
【図16】図14に示した無線通信装置の周波数テーブ
ルを用いた周波数設定手順を示すフローチャートであ
る。
【図17】図14に示した無線通信装置の保守端末5の
画面構成例を示す図である。
【図18】図17に示した画面操作により保守端末5の
画面上に表示される周波数設定画面を示す図である。
【図19】この発明に係わる無線通信装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図20】図19に示した無線通信装置の受信電界用補
正データ記憶部115に記憶される特性データの一例を
示す図である。
【図21】図20に示した受信電界用補正データ記憶部
115に記憶される特性データをグラフで示した図であ
る。
【図22】図19に示した無線通信装置における受信電
界強度値の出力処理を説明するフローチャートである。
【図23】図19に示した無線通信装置における送信電
界強度値の出力処理を説明するフローチャートである。
【図24】この発明に係わる無線通信装置の更に他の実
施の形態を示すブロック図である。
【図25】図24に示した無線通信装置の無線機の概略
構成を示すブロック図である。
【図26】図25に示したIDU2の概略構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
1 屋外ユニット(ODU) 2 屋内ユニット(IDU) 3 アンテナ 4 同軸ケーブル(IFケーブル) 5 保守端末 6 接点監視装置 7 通信装置 11 ODU無線部 12 制御監視情報入出力部 13 キャリア送受信部 21 IDU無線部 22 制御部 23 キャリア送受信部 24 無線部種別取得部 25 コマンド分析部 26 他処理部 27 データ入出力部 41 無線機 42 無線機 43 接点収集装置 44 ATM交換機 51 データ入力部 52 データ入出力部 53 コマンド分析部 54 コマンド入力部 55 画面制御部 56 周波数選択部 57 他処理部 58 周波数対応テーブル 121 制御監視情報入出力回路 122 装置情報記憶部 221 ODU通信部 222 データ設定部 223 監視制御部 224 装置情報判定部 225 装置情報記憶部 226 装置情報取得部 227 データ入出力部 234−1〜234−7 リモートノード(RN) 235 ベースノード(BN) 236 センタノード(CN)
フロントページの続き (72)発明者 依田 美希 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 芦川 栄晃 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5K035 AA07 BB01 DD01 EE01 5K042 AA03 BA11 CA02 CA13 CA17 DA16 DA19 DA22 DA32 EA03 EA14 FA15 GA01 GA06 HA02 HA13 HA16 JA08 LA13 LA15

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋外ユニットと屋内ユニットとで構成さ
    れる無線通信装置において、 前記屋外ユニットに設けられ、前記無線装置が動作する
    ために必要な装置動作情報を記憶する第1の記憶手段
    と、 前記屋内ユニットに設けられ、前記第1の記憶手段に記
    憶された前記装置動作情報と同一の装置動作情報を記憶
    する第2の記憶手段とを具備することを特徴とする無線
    通信装置。
  2. 【請求項2】 前記装置動作情報は、 前記無線装置の通信周波数、送信出力レベル、送信状態
    情報を含むことを特徴とする請求項1記載の無線通信装
    置。
  3. 【請求項3】 前記屋外ユニット若しくは前記屋外ユニ
    ットの交換時に、前記第2の記憶手段若しくは前記第1
    の記憶手段に記憶された前記装置動作情報を第1の記憶
    手段若しくは前記第2の記憶手段に書き込むことで装置
    再設定を行うことを特徴とする請求項1記載の無線通信
    装置。
  4. 【請求項4】 前記屋外ユニット若しくは前記屋外ユニ
    ットの内の交換するユニットを設定する設定手段を更に
    具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信装
    置。
  5. 【請求項5】 前記屋内ユニットに接続された保守端末
    を更に具備し、 前記屋内ユニットは、 前記第2の記憶手段に記憶された装置動作情報に基づき
    設定可能な通信周波数を前記保守端末に通知する通知手
    段と、 前記保守端末で選択された通信周波数に対応する設定パ
    ラメータを前記第2の記憶手段から取得して、該設定パ
    ラメータに基づき前記屋外ユニットの通信周波数を設定
    する設定手段とを具備し、 前記保守端末は、 前記通知手段により前記屋内ユニットから通知された前
    記設定可能な通信周波数の中の所望の通信周波数を選択
    して、該選択結果を前記屋内装置に通知する選択制御手
    段を具備することを特徴とする請求項1記載の無線通信
    装置。
  6. 【請求項6】 前記選択制御手段は、 前記通知手段により前記屋内ユニットから通知された前
    記設定可能な通信周波数を表示する表示手段と、 前記表示手段に表示された前記設定可能な通信周波数の
    中の所望の通信周波数を選択する選択手段とを具備する
    ことを特徴とする請求項5記載の無線通信装置。
  7. 【請求項7】 無線通信装置本体と該無線通信装置本体
    に接続された保守端末とを有する無線通信装置におい
    て、 前記無線通信装置本体は、 前記保守端末からの無線部種別要求に対応して該無線通
    信装置本体の無線部の種別を前記保守端末に通知する無
    線部種別通知手段と、 前記保守端末から通知された設定パラメータに基づき前
    記無線部の通信周波数を設定する設定手段とを具備し、 前記保守端末は、 前記無線通信装置本体の無線部の種別に対応した複数の
    設定可能な設定パラメータを格納する周波数対応テーブ
    ルと、 前記無線部種別通知手段により通知された前記無線通信
    装置本体の無線部の種別に対応して前記設定可能な設定
    パラメータから設定可能な複数の通信周波数を表示する
    表示手段と、 前記表示手段に表示された設定可能な複数の通信周波数
    の中の所望の周波数を選択する選択手段と、 前記選択手段で選択された周波数に対応する設定パラメ
    ータを前記無線通信装置本体に通知する設定パラメータ
    通知手段とを具備することを特徴とする無線通信装置。
  8. 【請求項8】 送受信機を有する無線通信装置におい
    て、 電力信号と電界強度値とを対応付けたデータを送受信周
    波数に対応して記憶する記憶手段と、 送受信周波数および前記送受信機の電力信号に対応して
    前記記憶手段から電界強度値を読み出す読出し手段と、 前記読出し手段で読み出した電界強度値を出力する電界
    強度値出力手段とを具備することを特徴とする無線通信
    装置。
  9. 【請求項9】 ATM交換機を含む無線アクセスシステ
    ムで用いられる無線通信装置において、 前記無線通信装置の警報監視情報を接点情報として収集
    する接点情報収集手段と、 前記接点情報収集手段で収集した接点情報をシリアルデ
    ータに変換して前記ATM交換機へ送信し、該シリアル
    データを該ATM交換機でATMセルに変換して主信号
    に重畳して伝送する伝送手段とを具備することを特徴と
    する無線通信装置。
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