JP2001077478A - 半導体レーザ素子 - Google Patents

半導体レーザ素子

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JP2001077478A JP24684599A JP24684599A JP2001077478A JP 2001077478 A JP2001077478 A JP 2001077478A JP 24684599 A JP24684599 A JP 24684599A JP 24684599 A JP24684599 A JP 24684599A JP 2001077478 A JP2001077478 A JP 2001077478A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低電流・電圧動作、高温・高信頼動作が可能
なAlGaInP系赤色半導体レーザ素子の構造を提供
する。 【解決手段】 n−GaAs基板101上に、n−Ga
Asバッファ層102、n−AlGaInPクラッド層
103、活性層104、p−AlGaInP下部クラッ
ド層105、p−AlGaInPエッチングストッパ層
106、p−AlGaInP上部クラッド層107、p
−GaInP中間層108、p−GaAs下部コンタク
ト層109をその順序で成長させる。誘電体マスクを用
いてメサストライプ状のリッジ構造をエッチングによっ
て形成し、メサストライプ外のクラッド層状にn−Ga
As電流阻止層110を形成する。その誘電体マスクを
除去し、全面にp−GaAs下部コンタクト層109、
水素拡散防止層111、p−GaAs上部コンタクト層
112を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体レーザ素子に
関し、特にAlGaInP系赤色半導体レーザ素子に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、AlGaInP系赤色半導体レー
ザ素子においては、例えば図4に示すように、n−Ga
As電流阻止層410とp−GaInP中間層408と
を覆うように、一様なp−GaAsコンタクト層409
を有する構造が一般的である。
【0003】p−GaInP中間層409の役割はp−
AlGaInPクラッド層403とp−GaAsコンタ
クト層409との界面にて価電子帯に生ずる大きなエネ
ルギ障壁を緩和し、キャリアを流れやすくして素子抵抗
を低減することにある。したがって、そのエネルギ障壁
が十分低くなるよう、p−GaInP中間層408のキ
ャリア濃度を十分高くすることが重要となる。
【0004】また、p−AlGaInPクラッド層40
3は光閉じ込めの役割だけでなく、活性層からクラッド
層へのキャリアオーバフローを抑制する役割も有する。
したがって、活性層404とp−AlGaInPクラッ
ド層403との伝導帯におけるエネルギ障壁が十分高く
なるよう、p−AlGaInPクラッド層403のキャ
リア濃度を十分高くすることも重要となる。
【0005】尚、図4において、401はn−GaAs
基板、402はn−GaAsバッファ層、405はp−
AlGaInP下部クラッド層、406はp−AlGa
InPエッチングストッパ層、407はp−AlGaI
nP上部クラッド層、413はp側電極、414はn側
電極をそれぞれ示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、半導体レーザ
素子、特にAlGaInP系赤色半導体レーザ素子をM
OVPE(Metal Organics Vapor
Phase Epitaxy)成長によって形成させ
る場合、原料の分解によって発生する水素が結晶成長後
の降温過程で結晶中に取込まれることが知られている。
【0007】また、この水素はpドーパントとV族原子
との結合を切ってV族原子と結合しやすいため、結晶中
に取込まれる水素が多くなると、pドーパントの活性化
率が低下してキャリア濃度が低下することも知られてい
る。
【0008】従来の半導体レーザ素子の構造では、p−
GaAsコンタクト層表面から結晶中に取込まれた水素
がp−GaInP中間層やp−AlGaInPクラッド
層にまで拡散し、p−GaInP中間層やp−AlGa
InPクラッド層のキャリア濃度が低下してしまうとい
う欠点がある。そのため、素子特性の悪化が避けられ
ず、動作電流や動作電圧の増大、高温特性や信頼性の悪
化を招くという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、結晶中に取込まれた水素の影響を受けにくくする
ことができ、素子特性が悪化しない半導体レーザ素子を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体レー
ザ素子は、第1導電型半導体基板上に、少なくとも第1
導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層を含
んでなるダブルヘテロ構造を備え、このダブルヘテロ構
造上に少なくとも第2導電型中間層と第2導電型コンタ
クト層とを含む半導体レーザ素子であって、歪を持つ歪
層を前記第2導電型コンタクト層中に備えている。
【0011】本発明による他の半導体レーザ素子は、第
1導電型半導体基板上に、少なくとも第1導電型クラッ
ド層、活性層、第2導電型クラッド層を含んでなるダブ
ルヘテロ構造を備え、このダブルヘテロ構造上に少なく
とも第2導電型中間層と第2導電型コンタクト層とを含
む半導体レーザ素子であって、歪を有する歪層を前記第
2導電型中間層と第2導電型コンタクト層との間に備え
ている。
【0012】すなわち、本発明の第1の半導体レーザ素
子は、第1導電型半導体基板上に、少なくとも第1導電
型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層を含んで
なるダブルヘテロ構造を有し、このダブルヘテロ構造上
に、少なくとも第2導電型中間層と第2導電型コンタク
ト層とを有する半導体レーザ素子において、第2導電型
コンタクト層中に歪を有する層を備えることを特徴とし
ている。
【0013】本発明の第2の半導体レーザ素子は、上記
第1の半導体レーザ素子の構造において、第1導電型が
n型であり、第2導電型がp型であることを特徴として
いる。
【0014】本発明の第3の半導体レーザ素子は、上記
第1の半導体レーザ素子の構造において、半導体基板が
GaAsであり、ダブルへテロ構造がGaInP及びA
lGaInPからなり、中間層がGaInPもしくはA
lGaInPからなり、コンタクト層がGaAsもしく
はAlGaAsからなり、歪層がGaInPもしくはA
lGaInPもしくはInGaAsからなることを特徴
としている。
【0015】本発明の第4の半導体レーザ素子は、上記
第1の半導体レーザ素子の構造において、歪層がGaI
nPもしくはAlGaInPもしくはInGaAsから
なる多層構造であることを特徴としている。
【0016】本発明の第5の半導体レーザ素子は、上記
第1の半導体レーザ素子の構造において、半導体基板の
表面が(001)面に対して2度以上傾斜していること
を特徴としている。
【0017】本発明の第6の半導体レーザ素子は、第1
導電型半導体基板上に、少なくとも第1導電型クラッド
層、活性層、第2導電型クラッド層を含んでなるダブル
ヘテロ構造を有し、このダブルヘテロ構造上に、少なく
とも第2導電型中間層と第2導電型コンタクト層とを有
する半導体レーザ素子において、第2導電型中間層と第
2導電型コンタクト層との間に歪を有する層を備えるこ
とを特徴としている。
【0018】本発明の第7の半導体レーザ素子は、上記
第6の半導体レーザ素子の構造において、第1導電型が
n型であり、第2導電型がp型であることを特徴として
いる。
【0019】本発明の第8の半導体レーザ素子は、上記
第6の半導体レーザ素子の構造において、半導体基板が
GaAsであり、ダブルへテロ構造がGaInP及びA
lGaInPからなり、中間層がGaInPもしくはA
lGaInPからなり、コンタクト層がGaAsもしく
はAlGaAsからなり、歪層がGaInPもしくはA
lGaInPもしくはInGaAsからなることを特徴
としている。
【0020】本発明の第9の半導体レーザ素子は、上記
第6の半導体レーザ素子の構造において、歪層がGaI
nPもしくはAlGaInPもしくはInGaAsから
なる多層構造であることを特徴としている。
【0021】本発明の第10の半導体レーザ素子は、上
記第6の半導体レーザ素子の構造において、半導体基板
の表面が(001)面に対して2度以上傾斜しているこ
とを特徴としている。
【0022】より具体的に、本発明のAlGaInP系
赤色半導体レーザは3回の有機金属気層成長法(MOV
PE法)によって作製される。1回目の結晶成長工程で
はn−GaAs基板上に、n−GaAsバッファ層、n
−AlGaInPクラッド層、活性層、p−AlGaI
nP下部クラッド層、p−AlGaInPエッチングス
トッパ層、p−AlGaInP上部クラッド層、p−G
aInP中間層、p−GaAs下部コンタクト層の一部
を順次成長させている。
【0023】続いて、誘電体マスクを用いてメサストラ
イプ状のリッジ構造がエッチングによって形成される。
その後、誘電体マスクを用いた選択成長法(2回目の結
晶成長工程)によって、メサストライプ外のクラッド層
上にn−GaAs電流阻止層が形成される。
【0024】この誘電体マスクを除去した後に、3回目
の結晶成長工程では全面にp−GaAs下部コンタクト
層の残り、水素拡散防止層、p−GaAs上部コンタク
ト層を順次成長させる。その後、裏面研磨、電極工程を
経てレーザ素子が作製それることとなる。
【0025】本発明の半導体レーザ素子の特徴は、p−
GaAsコンタクト層中に水素拡散防止層を設けた点に
ある。水素拡散防止層は歪を有する層であり、3回目の
結晶成長後の降温過程でp−GaAsコンタクト層表面
から取込まれる水素がp−GaInP中間層やp−Al
GaInPクラッド層へ拡散するのを防止する機能を有
する。
【0026】これは結晶中に取込まれた水素の拡散の容
易さが結晶の歪の大きさに依存するので、歪層が水素に
対して拡散を抑制する障壁の役割、あるいは水素を十分
に取込む井戸の役割を果たすためである。
【0027】したがって、本発明のAlGaInP系赤
色半導体レーザ素子では、従来の問題となっている特性
悪化が発生せず、低電流・低電圧動作及び高温・高信頼
動作が可能となり、それらが要求される用途、例えばポ
ータブルDVDプレイヤーやノートPC用DVD−RO
M等の用途に適した性能を実現することが可能となる。
【0028】尚、1回目、2回目の結晶成長後の降温過
程で結晶中に取込まれる水素は、3回目の結晶成長前の
昇温過程、成長中の高温時に結晶表面から抜け出るた
め、特性悪化の要因となるのは3回目の結晶成長後の降
温過程で取込まれる水素である。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
AlGaInP系赤色半導体レーザの構造を示す断面図
である。図1において、本発明の一実施例によるAlG
aInP系赤色半導体レーザは3回のMOVPE法によ
る結晶成長で作製される。
【0030】1回目の結晶成長工程では、(115)A
方位、つまり(001)から[110]方向へ15.8
度傾斜したn−GaAs基板101上に、0.3μm厚
のn−GaAsバッファ層102、1μm厚のn−Al
GaInPクラッド層103、活性層104、0.3μ
m厚のp−AlGaInP下部クラッド層105、10
nm厚のp−AlGaInPエッチングストッパ層10
6、0.7μm厚のp−AlGaInP上部クラッド層
107、10nm厚のp−GaInP中間層108、
0.3μm厚のp−GaAs下部コンタクト層109を
その順序で成長させる。
【0031】ここで、活性層104は、例えば5nm
厚、+0.5%圧縮歪のGaInPウエル層と5nm厚
のAlGaInPバリア層とで構成される多重量子井戸
(MQW:Multiple Quantum Wel
l)構造とし、MQWの上下に50nm厚のAlGaI
nP光ガイド層を含む構造とする。
【0032】続いて、誘電体マスクを用いて5μm幅の
メサストライプ状のリッジ構造をエッチングによって形
成する。その後、誘電体マスクを用いた選択成長法(2
回目の結晶成長工程)によってメサストライプ外のクラ
ッド層状に1μmのn−GaAs電流阻止層110を形
成する。
【0033】さらに、誘電体マスクを除去し、3回目の
結晶成長工程で全面に1.2μm厚のp−GaAs下部
コンタクト層109、水素拡散防止層111、1.5μ
m厚のp−GaAs上部コンタクト層112を形成す
る。ここで、水素拡散防止層111は、例えば10nm
厚、+0.5%圧縮歪のp−GaInPで構成する。そ
の後、裏面研磨、電極工程を経てレーザ素子が作製され
ることとなる。尚、図1において、113はp側電極、
114はn側電極をそれぞれ示している。
【0034】以上の工程で作成したAlGaInP系赤
色半導体レーザ素子は、p−GaAsコンタクト層中、
もしくはp−GaAsコンタクト層とp−GaInP中
間層との間に、水素拡散防止層を備える。水素拡散防止
層は歪を有する層であり、3回目の結晶成長後の降温過
程でp−GaAsコンタクト層表面から取込まれる水素
がp−GaInP中間層やp−AlGaInPクラッド
層へ拡散するのを防止する。したがって、従来、問題と
なっている特性悪化が発生せず、良好な素子特性を実現
することができる。
【0035】図2は本発明の他の実施例によるAlGa
InP系赤色半導体レーザの構造を示す断面図である。
図2において、本発明の他の実施例によるAlGaIn
P系赤色半導体レーザは、図1に示す本発明の一実施例
によるAlGaInP系赤色半導体レーザの3回目の結
晶成長工程で、p−GaAs下部コンタクト層の形成を
省略したものであり、同一構成要素には同一符号を付し
てある。
【0036】すなわち、図2に示すように、本発明の他
の実施例によるAlGaInP系赤色半導体レーザで
は、水素拡散防止層の下面が、1回目の結晶成長工程で
形成されるp−GaAs下部コンタクト層と2回目の結
晶成長工程で形成されるn−GaAs電流阻止層とに接
する構造であり、この構造でも上記の本発明の一実施例
によるAlGaInP系赤色半導体レーザと同様の効果
を発揮する。
【0037】図3は本発明の別の実施例によるAlGa
InP系赤色半導体レーザの構造を示す断面図である。
図2において、本発明の別の実施例によるAlGaIn
P系赤色半導体レーザは、図1に示す本発明の一実施例
によるAlGaInP系赤色半導体レーザにおいて3回
目の結晶成長工程でのp−GaAs下部コンタクト層の
形成の省略に加えて、1回目の結晶成長工程で、p−G
aAs下部コンタクト層の形成を省略したものであり、
同一構成要素には同一符号を付してある。
【0038】すなわち、図3に示すように、本発明の別
の実施例によるAlGaInP系赤色半導体レーザで
は、水素拡散防止層の下面が、p−GaInP中間層と
n−GaAs電流阻止層とに接する構造となっており、
この構造でも上記の本発明の一実施例によるAlGaI
nP系赤色半導体レーザと同様の効果を発揮する。
【0039】尚、図1〜図3においては、単層の圧縮歪
を有する水素拡散防止層を備えた構造を示しているが、
水素拡散防止層が引っ張り歪の場合でも、結晶表面から
取込まれた水素がp−GaInP中間層やp−AlGa
InPクラッド層へ拡散するのを防止する機能を有する
ため、上記と同様の効果が得られる。
【0040】また、水素拡散防止層は多層で構成されて
もよく、その場合、全て圧縮歪、全て引っ張り歪、圧縮
歪及び引っ張り歪の両方のいずれの構成でもよい。さら
に、水素拡散防止層はp−GaAsコンタクト層中のど
の位置に設けてもよい。さらにまた、水素拡散防止層は
歪を有すれば如何様の材料で構成されてもよい。
【0041】このように、p−GaAsコンタクト層中
に歪を有する水素拡散防止層を設けることによって、結
晶中に取込まれた水素の影響が受けにくくなり、従来の
問題となっていた特性悪化が発生しないため、従来に比
べて動作電流・動作電圧を低減することができ、これに
よって高温動作が可能となり、信頼性が向上する。ま
た、特性のばらつきが小さくなり、歩留まりが向上す
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体レー
ザ素子によれば、第1導電型半導体基板上に、少なくと
も第1導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド
層を含んでなるダブルヘテロ構造を備え、このダブルヘ
テロ構造上に少なくとも第2導電型中間層と第2導電型
コンタクト層とを含む半導体レーザ素子において、歪を
持つ歪層を第2導電型コンタクト層中に有することによ
って、結晶中に取込まれた水素の影響を受けにくくする
ことができ、素子特性が悪化しないという効果がある。
【0043】また、本発明の他の半導体レーザ素子によ
れば、第1導電型半導体基板上に、少なくとも第1導電
型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層を含んで
なるダブルヘテロ構造を備え、このダブルヘテロ構造上
に少なくとも第2導電型中間層と第2導電型コンタクト
層とを含む半導体レーザ素子において、歪を有する歪層
を第2導電型中間層と第2導電型コンタクト層との間に
有することによって、結晶中に取込まれた水素の影響を
受けにくくすることができ、素子特性が悪化しないとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるAlGaInP系赤色
半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図2】本発明の他の実施例によるAlGaInP系赤
色半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図3】本発明の別の実施例によるAlGaInP系赤
色半導体レーザの構造を示す断面図である。
【図4】従来例によるAlGaInP系赤色半導体レー
ザの構造を示す断面図である。
【符号の説明】
101 n−GaAs基板 102 n−GaAsバッファ層 103 n−AlGaPnPクラッド層 104 活性層 105 p−AlGaInP下部クラッド層 106 p−AlGaInPエッチングストッパ層 107 p−AlGaInP上部クラッド層 108 p−GaInP中間層 109 p−GaAs下部コンタクト層 110 n−GaAs電流阻止層 111 水素拡散防止層 112 p−GaAs上部コンタクト層 113 p側電極 114 n側電極

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型半導体基板上に、少なくとも
    第1導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層
    を含んでなるダブルヘテロ構造を備え、このダブルヘテ
    ロ構造上に少なくとも第2導電型中間層と第2導電型コ
    ンタクト層とを含む半導体レーザ素子であって、歪を持
    つ歪層を前記第2導電型コンタクト層中に有することを
    特徴とする半導体レーザ素子。
  2. 【請求項2】 前記第1導電型はn型であり、前記第2
    導電型はp型であることを特徴とする請求項1記載の半
    導体レーザ素子。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板はGaAsであり、前記
    ダブルへテロ構造はGaInP及びAlGaInPから
    なり、前記中間層はGaInPとAlGaInPとのい
    ずれかからなり、前記コンタクト層はGaAsとAlG
    aAsとのいずれかからなり、前記歪層はGaInPと
    AlGaInPとInGaAsとのいずれかからなるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の半導体レ
    ーザ素子。
  4. 【請求項4】 前記歪層はGaInPとAlGaInP
    とInGaAsとのいずれかからなる多層構造であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載の
    半導体レーザ素子。
  5. 【請求項5】 前記半導体基板の表面が(001)面に
    対して2度以上傾斜していることを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれか記載の半導体レーザ素子。
  6. 【請求項6】 第1導電型半導体基板上に、少なくとも
    第1導電型クラッド層、活性層、第2導電型クラッド層
    を含んでなるダブルヘテロ構造を備え、このダブルヘテ
    ロ構造上に少なくとも第2導電型中間層と第2導電型コ
    ンタクト層とを含む半導体レーザ素子であって、歪を有
    する歪層を前記第2導電型中間層と第2導電型コンタク
    ト層との間に有することを特徴とする半導体レーザ素
    子。
  7. 【請求項7】 前記第1導電型はn型であり、前記第2
    導電型はp型であることを特徴とする請求項6記載の半
    導体レーザ素子。
  8. 【請求項8】 前記半導体基板はGaAsであり、前記
    ダブルへテロ構造はGaInP及びAlGaInPから
    なり、前記中間層はGaInPとAlGaInPとのい
    ずれかからなり、前記コンタクト層はGaAsとAlG
    aAsとのいずれかからなり、前記歪層はGaInPと
    AlGaInPとInGaAsとのいずれかからなるこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7記載の半導体レ
    ーザ素子。
  9. 【請求項9】 前記歪層はGaInPとAlGaInP
    とInGaAsとのいずれかからなる多層構造であるこ
    とを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか記載の
    半導体レーザ素子。
  10. 【請求項10】 前記半導体基板の表面が(001)面
    に対して2度以上傾斜していることを特徴とする請求項
    6から請求項9のいずれか記載の半導体レーザ素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011119450A (ja) * 2009-12-03 2011-06-16 Nec Corp 端面発光型半導体発光素子および画像表示装置

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