JP2001077263A - 樹脂封止型半導体装置の製造方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置の製造方法

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JP2001077263A JP24751799A JP24751799A JP2001077263A JP 2001077263 A JP2001077263 A JP 2001077263A JP 24751799 A JP24751799 A JP 24751799A JP 24751799 A JP24751799 A JP 24751799A JP 2001077263 A JP2001077263 A JP 2001077263A
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Kunikazu Takemura
邦和 竹村
Masanori Nano
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    • H01L2224/48151Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
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    • H01L2224/48245Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic
    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

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  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹脂封止後のリードカット工程でのブレード
切断により、切断したリード部の端面に金属バリが発生
するといった課題があった。 【解決手段】 リードフレームから樹脂封止型半導体装
置をリードカットして分離する際、リード部4の上面に
第1の切断溝13を形成し、再度、回転ブレード11に
より第2の切断溝を形成して切断部を切断し、リード部
4をフレーム枠と分離することにより、多段階で徐々に
切断溝を形成してリード部4を切断するため、リード部
の切断した端面部分へのカエリ部(金属バリ)の発生を
防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、QFN(Quad
Flat Non−leaded Package)
と称される外部端子となるリード部が片面封止された小
型/薄型の樹脂封止型半導体装置の製造方法に関するも
のであり、特に生産効率を向上させるとともに、リード
部の信頼性を向上させた樹脂封止型半導体装置の製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化に対応するため
に、樹脂封止型半導体装置などの半導体部品の高密度実
装が要求され、それにともなって、半導体部品の小型、
薄型化が進んでいる。また小型で薄型でありながら、多
ピン化が進み、高密度の小型、薄型の樹脂封止型半導体
装置が要望されている。
【0003】以下、従来のQFN型の樹脂封止型半導体
装置に使用するリードフレームについて説明する。
【0004】図32は、従来のリードフレームの構成を
示す図であり、図32(a)は平面図であり、図32
(b)は図32(a)のA−A1箇所の断面図である。
【0005】図32に示すように、従来のリードフレー
ムは、フレーム枠101と、そのフレーム枠101内
に、半導体素子が載置される矩形状のダイパッド部10
2と、ダイパッド部102の角部をその先端部で支持
し、端部がフレーム枠101と接続した吊りリード部1
03と、半導体素子を載置した場合、その載置した半導
体素子と金属細線等の接続手段により電気的に接続する
ビーム状のリード部104とより構成されている。そし
てリード部104は、封止樹脂で封止された際、封止樹
脂部に埋設される部分はインナーリード部104aを構
成し、封止樹脂部より露出する部分はアウターリード部
104bを構成するものであり、インナーリード部10
4aとアウターリード部104bとは、一体で連続して
設けられている。図32において、破線で示した領域
は、半導体素子を搭載して樹脂封止型半導体装置を構成
する場合、封止樹脂で封止する領域を示しており、また
一点鎖線で示した部分は、半導体素子を搭載して樹脂封
止し、樹脂封止型半導体装置を構成した後、リード部1
04(アウターリード部104b)を金型で切断する部
分を示している。
【0006】また、従来のリードフレームは、図32
(b)に示すように、ダイパッド部102は吊りリード
部103によって支持されているが、その吊りリード部
103に設けたディプレス部によってダイパッド部10
2がリード部104上面に対して上方に配置されるよ
う、アップセットされているものである。
【0007】次に従来の樹脂封止型半導体装置について
説明する。図33は、図32に示したリードフレームを
用いた樹脂封止型半導体装置を示す図であり、図33
(a)は、内部構成を破線で示した透視平面図であり、
図33(b)は図33(a)のB−B1箇所の断面図で
ある。
【0008】図33に示すように、リードフレームのダ
イパッド部102上に半導体素子105が搭載され、そ
の半導体素子105とリード部104のインナーリード
部104aとが金属細線106により電気的に接続され
ている。そしてダイパッド部102上の半導体素子10
5、インナーリード部104aの外囲は封止樹脂107
により封止されている。そしてそのリード部104(イ
ンナーリード部104a)の底面部分は封止樹脂107
の底面からスタンドオフを有して露出して、外部端子1
08を構成している。なお、封止樹脂107の側面から
はアウターリード部104bが露出しているが、実質的
に封止樹脂107の側面と同一面である。
【0009】次に従来の樹脂封止型半導体装置の製造方
法について説明する。
【0010】まず図34に示すように、フレーム枠と、
そのフレーム枠内に、半導体素子が載置される矩形状で
あって、アップセットされたダイパッド部102と、ダ
イパッド部102の角部をその先端部で支持し、端部が
フレーム枠と接続した吊りリード部と、半導体素子を載
置した場合、その載置した半導体素子と金属細線等の接
続手段により電気的に接続するビーム状のリード部10
4とを有したリードフレームを用意する。
【0011】そして図35に示すように、ダイパッド部
102上に銀ペースト等の接着剤により半導体素子10
5を搭載しボンディングする。
【0012】次に図36に示すように、ダイパッド部1
02上に搭載された半導体素子105の表面の電極パッ
ド(図示せず)とリード部104のインナーリード部1
04aとを金属細線106により電気的に接続する。
【0013】次に図37に示すように、半導体素子10
5が搭載された状態のリードフレームの少なくともリー
ド部104の底面に封止シート109を密着させる。こ
の封止シート109はリード部104の底面に封止樹脂
が回り込まないように保護し、リード部104の底面を
露出させるための部材である。
【0014】次に図38に示すように、リードフレーム
を金型内に載置し、金型によりリード部104を封止シ
ート109に対して押圧した状態でエポキシ系樹脂より
なる封止樹脂107を注入し、リードフレームの外囲と
してダイパッド部102、半導体素子105、リード部
104の上面領域と金属細線106の接続領域を封止す
る。図39には外囲を封止樹脂107で封止した状態を
示している。
【0015】次に図40に示すように、リードフレーム
のリード部104の底面に密着させていた封止シートを
ピールオフ等により除去する。
【0016】次に図41に示すように、リード部104
の切断部110に対して、金型による切断刃111でリ
ードカットを行う。
【0017】そして図42に示すように、リードフレー
ムのダイパッド部102上に半導体素子105が搭載さ
れ、その半導体素子105とリード部104のインナー
リード部104aとが金属細線106により電気的に接
続され、外囲が封止樹脂107により封止され、そして
そのリード部104(インナーリード部104a)の底
面部分は封止樹脂107の底面からスタンドオフを有し
て露出して、外部端子108を構成するとともに、封止
樹脂107の側面からはアウターリード部104bが露
出し、実質的に封止樹脂107の側面と同一面を構成し
た樹脂封止型半導体装置を得る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のリ
ードフレームとそれを用いた樹脂封止型半導体装置の製
造方法では、特にリードフレームに対して樹脂封止した
後は、金型の切断刃によるリードカットを行っていたた
め、その切断工程において、リードカット時の衝撃によ
りリード部の隣接する封止樹脂の部分に樹脂カケ、クラ
ック等が起こり、またリード部が封止樹脂部分から脱落
するといった課題があった。従来の樹脂封止型半導体装
置の構造は、リード部がその上面だけを封止樹脂で覆わ
れたいわゆる片面封止構造であるため、金型の切断刃に
よるリードカットでは、その衝撃いかんによって、リー
ド部、封止樹脂部の破損が発生しやすい状況であった。
【0019】さらに近年、大型のリードフレーム基板上
に半導体素子を搭載し、金属細線で接続した後、外囲を
全体で封止する一括成形が進んでいるが、この一括成形
では、リードフレーム上面全体を封止樹脂が覆った構成
の場合は、リードカットだけでなく、封止樹脂部もカッ
トしなければならないため、金型の切断刃によるカット
手段では対応できないという課題が顕在化してきてい
る。
【0020】本発明は前記した従来の課題および今後の
樹脂封止型半導体装置の製造工程の動向に対応できる樹
脂封止型半導体装置の製造方法を提供するものであり、
生産性を高め、リードフレーム、基板から樹脂封止型半
導体装置を分離する際の切断工程でリード部、封止樹脂
部に欠陥、欠損の発生しない樹脂封止型半導体装置の製
造方法を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の樹脂封止型半導体装置の製造方法
は、金属板よりなるフレーム本体と、前記フレーム本体
の略中央領域内に配設された半導体素子搭載用のダイパ
ッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持し、他端部
でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少なくとも先
端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、他端部が前
記フレーム枠と接続したリード部と、前記リード部のフ
レーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部とより
なるリードフレームを用意する工程と、前記用意したリ
ードフレームの前記ダイパッド部上に半導体素子を搭載
する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した前記半導体
素子の主面上の電極パッドと、前記リードフレームのリ
ード部の各上面とを金属細線により接続する工程と、少
なくとも前記リードフレームの前記半導体素子、ダイパ
ッド部、金属細線、および前記リード部の底面と前記リ
ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、
少なくとも前記リード部の切断部に対してブレードによ
り第1の切断溝を形成し、前記第1の切断溝に対して再
度ブレードにより第2の切断溝を形成して切断部を切断
し、樹脂封止型半導体装置を得る工程とよりなる樹脂封
止型半導体装置の製造方法である。
【0022】また、金属板よりなるフレーム本体と、前
記フレーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子
搭載用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を
支持し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部
と、少なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延
在し、他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部とよりなるリードフレームを用意する工程
と、前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上
に半導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に
搭載した前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記
リードフレームのリード部の各上面とを金属細線により
接続する工程と、前記リードフレームの裏面側の少なく
ともリード部の各底面に封止シートを密着させる工程
と、少なくとも前記リード部の端部に押圧力を付加し、
前記リード部の底面を前記封止シートに押圧した状態
で、前記リードフレームの上面側として前記半導体素
子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
る工程と、樹脂封止後に前記封止シートを前記リードフ
レームより除去する工程と、少なくとも前記リード部の
切断部に対してブレードにより第1の切断溝を形成し、
前記第1の切断溝に対して再度ブレードにより第2の切
断溝を形成して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置
を得る工程とよりなる樹脂封止型半導体装置の製造方法
である。
【0023】その具体的手段は、少なくともリード部の
切断部に対してブレードにより第1の切断溝を形成し、
前記第1の切断溝に対して再度ブレードにより第2の切
断溝を形成して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置
を得る工程は、リード部の切断部に対してブレードによ
り第1の切断溝を形成し、前記第1の切断溝に対して再
度ブレードにより第2の切断溝を形成し、前記第2の切
断溝に対して再々度ブレードにより第3の切断溝を形成
して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程
である樹脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0024】また、ブレードはその断面形状がV型であ
るブレードを用いる樹脂封止型半導体装置の製造方法で
ある。
【0025】また、本発明の樹脂封止型半導体装置の製
造方法は、金属板よりなるフレーム本体と、前記フレー
ム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載用の
ダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持し、
他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少なく
とも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、他端
部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リード
部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記用意
したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体素子
を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した前記
半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフレー
ムのリード部の各上面とを金属細線により接続する工程
と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素子、
ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底面と
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工
程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して第1の
面側からブレードにより第1の切断溝を形成する工程
と、前記第1の切断溝が形成されたリード部の切断部の
第2の面側から再度ブレードにより第2の切断溝を形成
して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程
とよりなる樹脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0026】また本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法は、金属板よりなるフレーム本体と、前記フレーム
本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載用のダ
イパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持し、他
端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少なくと
も先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、他端部
が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リード部
のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部と
よりなるリードフレームを用意する工程と、前記用意し
たリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体素子を
搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した前記半
導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフレーム
のリード部の各上面とを金属細線により接続する工程
と、前記リードフレームの裏面側の少なくともリード部
の各底面に封止シートを密着させる工程と、少なくとも
前記リード部の端部に押圧力を付加し、前記リード部の
底面を前記封止シートに押圧した状態で、前記リードフ
レームの上面側として前記半導体素子、ダイパッド部、
金属細線、および前記リード部の底面と前記リード部の
フレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部を除
く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、樹脂封止
後に前記封止シートを前記リードフレームより除去する
工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して第1
の面側からブレードにより第1の切断溝を形成する工程
と、前記第1の切断溝が形成されたリード部の切断部の
第2の面側から再度ブレードにより第2の切断溝を形成
して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程
とよりなる樹脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0027】また、本発明の樹脂封止型半導体装置の製
造方法は、金属板よりなるフレーム本体と、前記フレー
ム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載用の
ダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持し、
他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少なく
とも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、他端
部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リード
部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記用意
したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体素子
を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した前記
半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフレー
ムのリード部の各上面とを金属細線により接続する工程
と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素子、
ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底面と
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工
程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して、その
断面形状がV型である第1のブレードにより、断面V型
の第1の切断溝を形成し、前記断面V型の第1の切断溝
に対して第2のブレードにより第2の切断溝を形成して
切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程とよ
りなる樹脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0028】また、金属板よりなるフレーム本体と、前
記フレーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子
搭載用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を
支持し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部
と、少なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延
在し、他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部とよりなるリードフレームを用意する工程
と、前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上
に半導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に
搭載した前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記
リードフレームのリード部の各上面とを金属細線により
接続する工程と、前記リードフレームの裏面側の少なく
ともリード部の各底面に封止シートを密着させる工程
と、少なくとも前記リード部の端部に押圧力を付加し、
前記リード部の底面を前記封止シートに押圧した状態
で、前記リードフレームの上面側として前記半導体素
子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
る工程と、樹脂封止後に前記封止シートを前記リードフ
レームより除去する工程と、少なくとも前記リード部の
切断部に対して、その断面形状がV型である第1のブレ
ードにより、断面V型の第1の切断溝を形成し、前記断
面V型の第1の切断溝に対して第2のブレードにより第
2の切断溝を形成して切断部を切断し、樹脂封止型半導
体装置を得る工程とよりなる樹脂封止型半導体装置の製
造方法である。
【0029】その具体的手段は、第2のブレードはその
先端部が平坦であるブレードを用いる樹脂封止型半導体
装置の製造方法である。
【0030】また、第2のブレードは第1のブレードと
同等のブレードを用いる樹脂封止型半導体装置の製造方
法である。
【0031】また、本発明の樹脂封止型半導体装置の製
造方法は、金属板よりなるフレーム本体と、前記フレー
ム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載用の
ダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持し、
他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少なく
とも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、他端
部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リード
部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記用意
したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体素子
を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した前記
半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフレー
ムのリード部の各上面とを金属細線により接続する工程
と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素子、
ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底面と
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工
程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して第1の
幅を有する第1のブレードにより第1の切断溝を形成す
る第1の切断工程と、前記第1の切断溝に対して前記第
1のブレードよりもブレード幅の小さい第2のブレード
により第2の切断溝を形成して切断部を切断し、樹脂封
止型半導体装置を得る第2の切断工程とよりなる樹脂封
止型半導体装置の製造方法である。
【0032】また、金属板よりなるフレーム本体と、前
記フレーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子
搭載用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を
支持し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部
と、少なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延
在し、他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、
前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けら
れた切断部とよりなるリードフレームを用意する工程
と、前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上
に半導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に
搭載した前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記
リードフレームのリード部の各上面とを金属細線により
接続する工程と、前記リードフレームの裏面側の少なく
ともリード部の各底面に封止シートを密着させる工程
と、少なくとも前記リード部の端部に押圧力を付加し、
前記リード部の底面を前記封止シートに押圧した状態
で、前記リードフレームの上面側として前記半導体素
子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
る工程と、樹脂封止後に前記封止シートを前記リードフ
レームより除去する工程と、少なくとも前記リード部の
切断部に対して第1の幅を有する第1のブレードにより
第1の切断溝を形成する第1の切断工程と、前記第1の
切断溝に対して前記第1のブレードよりもブレード幅の
小さい第2のブレードにより第2の切断溝を形成して切
断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る第2の切断
工程とよりなる樹脂封止型半導体装置の製造方法であ
る。
【0033】その具体的手段は、第1のブレードの幅は
150[μm]であり、第2のブレードの幅は100
[μm]であるブレードを用いる樹脂封止型半導体装置
の製造方法である。
【0034】また、第1のブレードはその断面形状がV
型であるブレードを用いる樹脂封止型半導体装置の製造
方法である。
【0035】また、第2のブレードはその断面形状がV
型であるブレードを用いる樹脂封止型半導体装置の製造
方法である。
【0036】また、第1のブレード,第2のブレードは
その断面形状がそれぞれV型であるブレードを用いる樹
脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0037】前記構成の通り、本発明の樹脂封止型半導
体装置の製造方法は、特に切断分離したリード部の端面
に発生するカエリ部(金属バリ)の発生を抑えるもので
あり、特にリードカット工程では、リード部に対して徐
々に切削を行い、またその切削をブレードの形状、幅、
切断する面の方向を変えて実施することにより、1度に
切削する量を低減し、回転ブレードの切削によるリード
部材料である金属材のはね上がりの度合いを低減し、リ
ード部の端面に残留するカエリ部の発生を抑えることが
できる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の樹脂封止型半導体
装置の製造方法の一実施形態について図面を参照しなが
ら説明する。
【0039】まず本実施形態のリードフレームについて
説明する。
【0040】図1は本実施形態のリードフレームの一部
分を示す図であり、図1(a)は平面図であり、図1
(b)は図1(a)のC−C1箇所の断面図である。
【0041】図1に示すように、本実施形態のリードフ
レームは、フレーム枠1と、そのフレーム枠1内に、半
導体素子が載置される矩形状のダイパッド部2と、ダイ
パッド部2の角部をその先端部で支持し、端部がフレー
ム枠1と接続した吊りリード部3と、半導体素子を載置
した場合、その載置した半導体素子と金属細線等の接続
手段により電気的に接続するビーム状のリード部4とよ
り構成されている。そしてリード部4は、封止樹脂で封
止された際、封止樹脂部に埋設される部分はインナーリ
ード部4aを構成し、封止樹脂部より露出する部分はア
ウターリード部4bを構成するものであり、インナーリ
ード部4aとアウターリード部4bとは、一体で連続し
て設けられている。図1において、破線で示した領域
は、半導体素子を搭載して樹脂封止型半導体装置を構成
する場合、封止樹脂で封止する領域を示しており、また
一点鎖線で示した部分は、半導体素子を搭載して樹脂封
止し、樹脂封止型半導体装置を構成した後、リード部4
(アウターリード部4b)を切断する切断部5を示して
いる。
【0042】また、本実施形態のリードフレームは、図
1(b)に示すように、ダイパッド部2は吊りリード部
3によって支持されているが、その吊りリード部3に設
けたディプレス部によってダイパッド部2がリード部4
上面に対して上方に配置されるよう、アップセットされ
ているものである。
【0043】なお、リードフレームは、図1に示した構
成よりなるパターンが1つではなく、複数個、左右、上
下に連続して配列されるものである。
【0044】次に本実施形態のリードフレームを用いた
樹脂封止型半導体装置について説明する。図2は、図1
に示したリードフレームを用いた樹脂封止型半導体装置
を示す図であり、図2(a)は、内部構成を破線で示し
た透視平面図であり、図2(b)は図2(a)のD−D
1箇所の断面図である。
【0045】図2に示すように、リードフレームのダイ
パッド部2上に半導体素子6が搭載され、その半導体素
子6とリード部4のインナーリード部4aとが金属細線
7により電気的に接続されている。そしてダイパッド部
2上の半導体素子6、インナーリード部4aの外囲は封
止樹脂8により封止されている。そしてそのリード部4
(インナーリード部4a)の底面部分は封止樹脂8の底
面からスタンドオフを有して露出して、外部端子9を構
成している。なお、封止樹脂8の側面からはアウターリ
ード部4bが露出しているが、実質的に封止樹脂8の側
面と同一面である。
【0046】次に本実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法について説明する。
【0047】まず図3に示すように、フレーム枠と、そ
のフレーム枠内に、半導体素子が載置される矩形状であ
って、アップセットされたダイパッド部2と、ダイパッ
ド部2の角部をその先端部で支持し、端部がフレーム枠
と接続した吊りリード部と、半導体素子を載置した場
合、その載置した半導体素子と金属細線等の接続手段に
より電気的に接続するビーム状のリード部4とを有した
リードフレームを用意する。
【0048】そして図4に示すように、ダイパッド部2
上に銀ペースト等の接着剤により半導体素子6を搭載し
ボンディングする。
【0049】次に図5に示すように、ダイパッド部2上
に搭載された半導体素子6の表面の電極パッド(図示せ
ず)とリード部4のインナーリード部4aとを金属細線
7により電気的に接続する。
【0050】次に図6に示すように、半導体素子6が搭
載された状態のリードフレームの少なくともリード部4
の底面に封止シート10を密着させる。この封止シート
10はリード部4の底面に封止樹脂が回り込まないよう
に保護し、リード部4の底面を露出させるための部材で
ある。
【0051】次に図7に示すように、リードフレームを
金型内に載置し、金型によりリード部4を封止シート1
0に対して押圧した状態でエポキシ系樹脂よりなる封止
樹脂8を注入し、リードフレームの外囲としてダイパッ
ド部2、半導体素子6、リード部4の上面領域と金属細
線7の接続領域を封止する。図8には外囲を封止樹脂8
で封止した状態を示している。
【0052】次に図9に示すように、リードフレームの
リード部4の底面に密着させていた封止シート10をピ
ールオフ等により除去する。
【0053】次に図10に示すように、リード部4の切
断箇所5に対して、回転ブレード11でリードカットを
行う。
【0054】そして図11に示すように、リードフレー
ムのダイパッド部2上に半導体素子6が搭載され、その
半導体素子6とリード部4のインナーリード部4aとが
金属細線7により電気的に接続され、外囲が封止樹脂8
により封止され、そしてそのリード部4(インナーリー
ド部4a)の底面部分は封止樹脂8の底面からスタンド
オフを有して露出して、外部端子9を構成するととも
に、封止樹脂8の側面からはアウターリード部4bが露
出し、実質的に封止樹脂8の側面と同一面を構成した樹
脂封止型半導体装置を得るものである。
【0055】以上、本実施形態のリードフレームを用い
て樹脂封止型半導体装置を製造する際、樹脂封止後のリ
ードカット工程では、金型の切断刃に代えて、基板ダイ
シング等で用いるような回転ブレード11で切削して切
断することにより、切断されるリード部4(切断部5)
に対しては、切断時の押圧力による衝撃が印加されず、
リード部4、そのリード部4近傍の封止樹脂8に対する
ダメージを解消してリードカットすることができる。そ
のため、リード部、封止樹脂部に欠陥、欠損の発生をな
くして信頼性の高い樹脂封止型半導体装置を得ることが
できる。
【0056】次に本実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法で得られた樹脂封止型半導体装置に起こり得る
別の課題について説明する。
【0057】図12は本実施形態の樹脂封止型半導体装
置の課題を示す断面図である。図12に示す樹脂封止型
半導体装置は、基本構成は前記した図2に示した樹脂封
止型半導体装置と同様であるが、製造過程において、回
転ブレードでリード部4の切断部5を切削してリードカ
ットしているため、回転ブレードによる回転力とリード
部4の素材である金属材料(銅材)との関係により、切
断したリード部4のアウターリード部4bの面に金属材
によるカエリ部12(金属バリ)が形成されてしまう。
このカエリ部12により、樹脂封止型半導体装置を基板
実装する際、実装不良を誘発したり、ハンダ接合時のハ
ンダブリッジを起こしたりする可能性があり、カエリ部
12が発生しないようリードカット、または発生したカ
エリ部12を除去する必要性が生じている。なお、図1
2では、カエリ部12は、リード部4の底面側に示して
いるが、リード部4の側面側、およびリード部4の上面
側にも発生する場合もある。
【0058】通常、カエリ部12の発生要因としては、
リード切断で用いる回転ブレードの切削によって、リー
ド部4を構成している材料である金属材(例えばCu
材)がはね上げられ、金属材の一部が薄膜状に突出し、
カエリ部12として切断されたリード部4の端面に残留
するものと考えられる。
【0059】以下、本発明の樹脂封止型半導体装置の製
造方法について、主としてリード部4の側面側と底面側
とに発生するカエリ部12の除去、またはそれ自体の発
生を防止する実施形態について、課題解決における実施
形態として図面を参照しながら説明する。
【0060】まず本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法におけるカエリ部発生防止の実施形態の第1の実施
形態について説明する。
【0061】図13〜図17は、樹脂封止型半導体装置
の製造方法として、リードフレームのダイパッド部2上
に半導体素子6を搭載し、リード部4と金属細線で電気
的に接続し、外囲を封止樹脂8で封止した後のリードフ
レームから樹脂封止型半導体装置を分離する際のリード
カット工程を示す断面図である。なお、それ以前の工程
については、図3〜図9と同等である。
【0062】本実施形態では、図13に示すように、樹
脂封止後のリードフレームのダイパッド部2上に半導体
素子6が搭載され、その半導体素子6の電極とリード部
4のインナーリード部4aとが金属細線7により接続さ
れ、外囲を封止樹脂8で封止された状態のリード部4の
切断部5に対して、回転ブレード11によりリード部4
の上面部分に第1の切断溝13を形成する。図14には
第1の切削溝13を形成した状態を示す。
【0063】そして図15,図16に示すように、リー
ド部4の上面に形成した第1の切断溝13に対して、再
度、回転ブレード11により第2の切断溝14を形成し
て切断部を切断し、リード部4をフレーム枠と分離して
樹脂封止型半導体装置を得る。
【0064】図17には、切断分離後のダイパッド部2
上に半導体素子6が搭載され、その半導体素子6とリー
ド部4のインナーリード部4aとが金属細線7により電
気的に接続され、外囲が封止樹脂8により封止され、そ
してそのリード部4(インナーリード部4a)の底面部
分は封止樹脂8の底面からスタンドオフを有して露出し
て、外部端子9を構成するとともに、封止樹脂8の側面
からはアウターリード部4bが露出し、実質的に封止樹
脂8の側面と同一面を構成した樹脂封止型半導体装置を
示し、リード部4の切断した端面にはカエリ部の発生は
ない。
【0065】なお、本実施形態では、第1の切断溝13
を形成した後、第2の切断溝14を形成してリード部4
を切断するという2段階のブレードによるリード切断の
実施形態を示したが、2段階ではなく、リードフレーム
の材質、回転ブレード11の回転数、ブレード材質、切
断時の被切断物の送り速度によっては、2段階ではな
く、例えば3段階以上の複数回に分けて切断溝を形成
し、リード部4の切断した端面部分へのカエリ部の発生
を確実に防止することができる。
【0066】また、使用するブレードはその断面形状が
V型であるブレードを用いることによっても、リード部
4の切断した端面部分へのカエリ部の発生を低減できる
ものである。
【0067】以上、本実施形態では、樹脂封止した後の
リードフレームに対して、リード切断して樹脂封止型半
導体装置を分離する際、リード部の切断部に対して、2
段階以上の複数回に分けて回転ブレードによる切断溝を
形成していき、リード部を切断することにより、リード
部の切断した端面部分へのカエリ部の発生を防止するこ
とができる。これはリード部の切断部を徐々に切断する
ことにより、1度に切削する量を低減し、回転ブレード
の切削によるリード部材料である金属材のはね上がりの
度合いを低減し、リード部の端面に残留するカエリ部の
発生を抑えることができるためである。
【0068】次に本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法におけるカエリ部発生防止の実施形態の第2の実施
形態について説明する。
【0069】図18〜図22は、樹脂封止型半導体装置
の製造方法として、リードフレームのダイパッド部2上
に半導体素子6を搭載し、リード部4と金属細線で電気
的に接続し、外囲を封止樹脂8で封止した後のリードフ
レームから樹脂封止型半導体装置を分離する際のリード
カット工程を示す断面図であり、多段リードカットの変
形形態である。なお、それ以前の工程については、図3
〜図9と同等である。
【0070】本実施形態では、図18、図19に示すよ
うに、樹脂封止後のリードフレームのダイパッド部2上
に半導体素子6が搭載され、その半導体素子6の電極と
リード部4のインナーリード部4aとが金属細線7によ
り接続され、外囲を封止樹脂8で封止された状態のリー
ド部4の切断部5に対して、回転ブレード11によりリ
ード部4の上面部分(第1の面)に第1の切断溝13を
形成する。
【0071】そして図20に示すように、第1の切削溝
13を形成した状態のリードフレームの底面側(第2の
面)から、回転ブレード11によりリード部4の第1の
切断溝13に相当するリード部分に対して第2の切断溝
を形成する。
【0072】そして図21に示すように、第2の切断溝
14によりリード部4を切断し、リード部4をフレーム
枠と分離して樹脂封止型半導体装置を得る。
【0073】図22には、切断分離後のダイパッド部2
上に半導体素子6が搭載され、その半導体素子6とリー
ド部4のインナーリード部4aとが金属細線7により電
気的に接続され、外囲が封止樹脂8により封止され、そ
してそのリード部4(インナーリード部4a)の底面部
分は封止樹脂8の底面からスタンドオフを有して露出し
て、外部端子9を構成するとともに、封止樹脂8の側面
からはアウターリード部4bが露出し、実質的に封止樹
脂8の側面と同一面を構成した樹脂封止型半導体装置を
示し、リード部4の切断した端面にはカエリ部の発生は
ない。
【0074】なお、使用するブレードはその断面形状が
V型であるブレードを用いることによっても、リード部
4の切断した端面部分へのカエリ部の発生を低減できる
ものである。
【0075】以上、本実施形態では、樹脂封止した後の
リードフレームに対して、リード切断して樹脂封止型半
導体装置を分離する際、リード部に第1の切断部を形成
した後、その第1の切断部の裏面側から第2の切断部を
形成することによってリード部を切断することにより、
リード部の切断した端面部分へのカエリ部の発生を防止
することができる。これはリード部の切断部を徐々に切
断することにより、1度に切削する量を低減し、回転ブ
レードの切削によるリード部材料である金属材のはね上
がりの度合いを低減し、リード部の端面に残留するカエ
リ部の発生を抑えることができるためである。
【0076】次に本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法におけるカエリ部発生防止の実施形態の第3の実施
形態について説明する。
【0077】図23〜図26は、樹脂封止型半導体装置
の製造方法として、リードフレームのダイパッド部2上
に半導体素子6を搭載し、リード部4と金属細線で電気
的に接続し、外囲を封止樹脂8で封止した後のリードフ
レームから樹脂封止型半導体装置を分離する際のリード
カット工程を示す断面図であり、多段リードカットの変
形形態である。なお、それ以前の工程については、図3
〜図9と同等である。
【0078】本実施形態では、図23に示すように、樹
脂封止後のリードフレームのダイパッド部2上に半導体
素子6が搭載され、その半導体素子6の電極とリード部
4のインナーリード部4aとが金属細線7により接続さ
れ、外囲を封止樹脂8で封止された状態のリード部4の
切断部5に対して、第1のブレードとして、ブレード先
端の断面形状がV型の回転ブレード15によりリード部
4の上面部分にV型の第1の切断溝16を形成する。図
24にはV型の第1の切削溝16を形成した状態を示
す。
【0079】そして図25に示すように、リード部4の
上面に形成したV型の第1の切断溝16に対して、再
度、第2のブレードとして、通常用いるブレード先端が
平坦な回転ブレード11により第2の切断溝を形成して
切断部を切断し、リード部4をフレーム枠と分離して樹
脂封止型半導体装置を得る。
【0080】図26には樹脂封止型半導体装置を切断分
離した状態を示し、ダイパッド部2上に半導体素子6が
搭載され、その半導体素子6とリード部4のインナーリ
ード部4aとが金属細線7により電気的に接続され、外
囲が封止樹脂8により封止され、そしてそのリード部4
(インナーリード部4a)の底面部分は封止樹脂8の底
面からスタンドオフを有して露出して、外部端子9を構
成するとともに、封止樹脂8の側面からはアウターリー
ド部4bが露出し、実質的に封止樹脂8の側面と同一面
を構成した樹脂封止型半導体装置を示し、リード部4の
切断した端面にはカエリ部の発生はない。図26中、切
断分離した部分が第2の切断溝14を示している。
【0081】また本実施形態の樹脂封止型半導体装置
は、切断分離の際に形成した第1の切断溝16がV型で
あるため、その形状が残り、リード部4の切断した端面
の上面部分(アウターリード部4b)は、テーパー状
(ベベル形状)を有しているものであり、基板実装時の
ハンダ接合においては、ハンダのフィレットがよりリー
ド表面に形成されるため、樹脂封止型半導体装置として
実装強度が向上する構造を有している。
【0082】なお、本実施形態では、V型の第1の切断
溝16を形成した後、第2の切断溝14を形成してリー
ド部4を切断するという2段階のブレードによるリード
切断の実施形態を示したが、2段階ではなく、リードフ
レームの材質、回転ブレード11の回転数、ブレード材
質、切断時の被切断物の送り速度によっては、2段階で
はなく、例えば3段階の複数回に分けて切断溝を形成
し、リード部4の切断した端面部分へのカエリ部の発生
を確実に防止することができる。
【0083】また、第2のブレードとして、第1のブレ
ードと同様にその断面形状がV型であるブレードを用い
ることによっても、リード部4の切断した端面部分への
カエリ部の発生を低減できるものである。
【0084】以上、本実施形態では、樹脂封止した後の
リードフレームに対して、リード切断して樹脂封止型半
導体装置を分離する際、リード部の切断部に対して、複
数回に分けて回転ブレードによる切断溝を順次形成して
いき、リード部を切断することにより、リード部の切断
した端面部分へのカエリ部の発生を防止することができ
る。これはリード部の切断部を徐々に切断することによ
り、1度に切削する量を低減し、回転ブレードの切削に
よるリード部材料である金属材のはね上がりの度合いを
低減し、リード部の端面に残留するカエリ部の発生を抑
えることができるためである。またV型のブレードによ
ってV型の切断溝を形成することにより、リード部の断
面方向への切断を徐々に行うため、リード部端面への垂
直位置への回転ブレードの切削によるリード部材料であ
る金属材のはね上がりの度合いを低減し、リード部の端
面に残留するカエリ部の発生を抑えることができる。
【0085】次に本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法におけるカエリ部発生防止の実施形態の第4の実施
形態について説明する。
【0086】図27〜図31は、樹脂封止型半導体装置
の製造方法として、リードフレームのダイパッド部2上
に半導体素子6を搭載し、リード部4と金属細線で電気
的に接続し、外囲を封止樹脂8で封止した後のリードフ
レームから樹脂封止型半導体装置を分離する際のリード
カット工程を示す断面図であり、多段リードカットの変
形形態である。なお、それ以前の工程については、図3
〜図9と同等である。
【0087】本実施形態では、図27に示すように、樹
脂封止後のリードフレームのダイパッド部2上に半導体
素子6が搭載され、その半導体素子6の電極とリード部
4のインナーリード部4aとが金属細線7により接続さ
れ、外囲を封止樹脂8で封止された状態のリード部4の
切断部5に対して、第1のブレードとして、ブレード幅
が通常使用するブレードよりも広い幅広の回転ブレード
17により、リード部4の上面部分に切削して第1の切
断溝18を形成する。図28には第1の切削溝18を形
成した状態を示す。
【0088】そして図29,図30に示すように、リー
ド部4の上面に形成した第1の切断溝18に対して、再
度、第2のブレードとして、通常用いるブレード先端が
平坦な回転ブレード11により第2の切断溝14を形成
して切断部を切断し、リード部4をフレーム枠と分離し
て樹脂封止型半導体装置を得る。すなわち、第2のブレ
ードは第1のブレードよりも幅が狭いブレードで切断す
るものである。図30中、切断分離した部分が第2の切
断溝14を示している。
【0089】図31には樹脂封止型半導体装置を切断分
離した状態を示し、ダイパッド部2上に半導体素子6が
搭載され、その半導体素子6とリード部4のインナーリ
ード部4aとが金属細線7により電気的に接続され、外
囲が封止樹脂8により封止され、そしてそのリード部4
(インナーリード部4a)の底面部分は封止樹脂8の底
面からスタンドオフを有して露出して、外部端子9を構
成するとともに、封止樹脂8の側面からはアウターリー
ド部4bが露出し、実質的に封止樹脂8の側面と同一面
を構成した樹脂封止型半導体装置を示し、リード部4の
切断した端面にはカエリ部の発生はない。
【0090】また本実施形態の樹脂封止型半導体装置
は、使用するブレードの違いにより、切断分離の際に形
成した第1の切断溝18が第2の切断溝14よりも幅広
であるため、その段差形状が残り、リード部4の切断し
た端面の上面部分(アウターリード部4b)は、階段状
の段差形状を有しているものであり、基板実装時のハン
ダ接合においては、ハンダのフィレットがよりリード表
面に形成されるため、樹脂封止型半導体装置として実装
強度が向上する構造を有している。
【0091】なお、本実施形態では、幅広の第1の切断
溝18を形成した後、第2の切断溝14を形成してリー
ド部4を切断するという2段階のブレードによるリード
切断の実施形態を示したが、2段階ではなく、リードフ
レームの材質、回転ブレード11の回転数、ブレード材
質、切断時の被切断物の送り速度によっては、2段階で
はなく、例えば3段階以上の複数回に分けて切断溝を形
成し、リード部4の切断した端面部分へのカエリ部の発
生を確実に防止することができる。
【0092】また、本実施形態の回転ブレードとして
は、第1のブレード17の幅は、100〜200[μ
m]であって、好ましくは150[μm]であり、第2
のブレード11の幅は、50[μm]〜100[μm]
であって、好ましくは100[μm]である。
【0093】また、第2のブレードとして、その断面形
状がV型であるブレードを用いることによっても、リー
ド部4の切断した端面部分へのカエリ部の発生を低減で
きるものである。
【0094】以上、本実施形態では、樹脂封止した後の
リードフレームに対して、リード切断して樹脂封止型半
導体装置を分離する際、リード部の切断部に対して、複
数回に分けて回転ブレードによる切断溝を順次形成して
いき、リード部を切断することにより、リード部の切断
した端面部分へのカエリ部の発生を防止することができ
る。これはリード部の切断部を徐々に切断することによ
り、1度に切削する量を低減し、回転ブレードの切削に
よるリード部材料である金属材のはね上がりの度合いを
低減し、リード部の端面に残留するカエリ部の発生を抑
えることができるためである。またV型のブレードによ
ってV型の切断溝を形成することにより、リード部の断
面方向への切断を徐々に行うため、リード部端面への垂
直位置への回転ブレードの切削によるリード部材料であ
る金属材のはね上がりの度合いを低減し、リード部の端
面に残留するカエリ部の発生を抑えることができる。
【0095】さらに本実施形態では、フレーム枠内に1
つのダイパッド部と、それに対向して配置された複数の
リード部とにより構成されたユニットをその領域内に複
数ユニット有したリードフレームに対して、各ユニット
ごとに樹脂封止してパッケージ部を構成し、各ユニット
間に露出したリード部をその切断部で切断する例を示し
たが、本実施形態で示したように、リード部に対して徐
々に切削を行い、またその切削をブレードの形状、幅、
切断する面の方向を変えてリードカットを実施する手段
によって、一括成形としてリードフレーム内の各ユニッ
トを包括して全面樹脂封止し、各ユニット間のリード部
の上面、すなわち各ユニット間のリード部の切断部に封
止樹脂が形成された場合においても、同様な作用効果を
奏するものである。
【0096】以上、リード部の側面側と底面側とに発生
するカエリ部の除去、またはそれ自体の発生を防止する
各実施形態について説明した通り、リード部に対して徐
々に切削を行い、またその切削をブレードの形状、幅、
切断する面の方向を変えて実施することにより、1度に
切削する量を低減し、回転ブレードの切削によるリード
部材料である金属材のはね上がりの度合いを低減し、リ
ード部の端面に残留するカエリ部の発生を抑えることが
できる。もちろん各実施形態で示したブレード幅、ブレ
ード形状、切削する面の方向等については、組み合わせ
ることによっても、リード部の端面に残留するカエリ部
の発生を抑えることができる。
【0097】
【発明の効果】以上、本発明の樹脂封止型半導体装置の
製造方法において、樹脂封止後のリードカット工程で
は、金型の切断刃に代えて、基板ダイシング等で用いる
ような回転ブレードで切削して切断することにより、切
断されるリード部に対しては、切断時の押圧力による衝
撃が印加されず、リード部、そのリード部近傍の封止樹
脂に対するダメージを解消してリードカットすることが
できる。そのため、リード部、封止樹脂部に欠陥、欠損
の発生をなくして信頼性の高い樹脂封止型半導体装置を
得ることができる。
【0098】また、リードカット工程では、リード部に
対して徐々に切削を行い、またその切削をブレードの形
状、幅、切断する面の方向を変えて実施することによ
り、1度に切削する量を低減し、回転ブレードの切削に
よるリード部材料である金属材のはね上がりの度合いを
低減し、リード部の端面に残留するカエリ部の発生を抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のリードフレームを示す図
【図2】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置を
示す図
【図3】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図4】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図5】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図6】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図7】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図8】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図9】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図10】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図11】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図12】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の課題を示す断面図
【図13】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図14】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図15】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図16】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図17】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図18】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図19】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図20】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図21】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図22】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図23】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図24】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図25】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図26】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図27】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図28】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図29】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図30】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図31】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法を示す断面図
【図32】従来のリードフレームを示す図
【図33】従来の樹脂封止型半導体装置を示す図
【図34】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図35】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図36】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図37】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図38】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図39】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図40】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図41】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【図42】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示
す断面図
【符号の説明】
1 フレーム枠 2 ダイパッド部 3 吊りリード部 4 リード部 5 切断部 6 半導体素子 7 金属細線 8 封止樹脂 9 外部端子 10 封止シート 11 回転ブレード 12 カエリ部 13 第1の切断溝 14 第2の切断溝 15 V型の回転ブレード 16 V型の第1の切断溝 17 幅広の回転ブレード 18 第1の切断溝 101 フレーム枠 102 ダイパッド部 103 吊りリード部 104 リード部 105 半導体素子 106 金属細線 107 封止樹脂 108 外部端子 109 封止シート 110 切断部 111 切断刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 竹村 邦和 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 (72)発明者 南尾 匡紀 大阪府高槻市幸町1番1号 松下電子工業 株式会社内 Fターム(参考) 5F061 AA01 BA01 CA21 CB12 CB13 EA03 5F067 AA01 AA09 AB04 BC12 DB00 DE14 DE20

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素
    子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
    面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
    けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
    る工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対してブ
    レードにより第1の切断溝を形成し、前記第1の切断溝
    に対して再度ブレードにより第2の切断溝を形成して切
    断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程とより
    なることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、前記リードフレームの裏面側の少なくともリー
    ド部の各底面に封止シートを密着させる工程と、少なく
    とも前記リード部の端部に押圧力を付加し、前記リード
    部の底面を前記封止シートに押圧した状態で、前記リー
    ドフレームの上面側として前記半導体素子、ダイパッド
    部、金属細線、および前記リード部の底面と前記リード
    部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
    を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、樹脂
    封止後に前記封止シートを前記リードフレームより除去
    する工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して
    ブレードにより第1の切断溝を形成し、前記第1の切断
    溝に対して再度ブレードにより第2の切断溝を形成して
    切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程とよ
    りなることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】 少なくともリード部の切断部に対してブ
    レードにより第1の切断溝を形成し、前記第1の切断溝
    に対して再度ブレードにより第2の切断溝を形成して切
    断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程は、少
    なくともリード部の切断部に対してブレードにより第1
    の切断溝を形成し、前記第1の切断溝に対して再度ブレ
    ードにより第2の切断溝を形成し、前記第2の切断溝に
    対して再々度ブレードにより第3の切断溝を形成して切
    断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂
    封止型半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 ブレードはその断面形状がV型であるブ
    レードを用いることを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素
    子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
    面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
    けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
    る工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して第
    1の面側からブレードにより第1の切断溝を形成する工
    程と、前記第1の切断溝が形成されたリード部の切断部
    の第2の面側から再度ブレードにより第2の切断溝を形
    成して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工
    程とよりなることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、前記リードフレームの裏面側の少なくともリー
    ド部の各底面に封止シートを密着させる工程と、少なく
    とも前記リード部の端部に押圧力を付加し、前記リード
    部の底面を前記封止シートに押圧した状態で、前記リー
    ドフレームの上面側として前記半導体素子、ダイパッド
    部、金属細線、および前記リード部の底面と前記リード
    部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
    を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、樹脂
    封止後に前記封止シートを前記リードフレームより除去
    する工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して
    第1の面側からブレードにより第1の切断溝を形成する
    工程と、前記第1の切断溝が形成されたリード部の切断
    部の第2の面側から再度ブレードにより第2の切断溝を
    形成して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る
    工程とよりなることを特徴とする樹脂封止型半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、少なくとも前記リードフレームの前記半導体素
    子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部の底
    面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設
    けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止す
    る工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対して、
    その断面形状がV型である第1のブレードにより、断面
    V型の第1の切断溝を形成し、前記断面V型の第1の切
    断溝に対して第2のブレードにより第2の切断溝を形成
    して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る工程
    とよりなることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製
    造方法。
  8. 【請求項8】 金属板よりなるフレーム本体と、前記フ
    レーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭載
    用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支持
    し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、少
    なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在し、
    他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、前記
    用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半導体
    素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載した
    前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リードフ
    レームのリード部の各上面とを金属細線により接続する
    工程と、前記リードフレームの裏面側の少なくともリー
    ド部の各底面に封止シートを密着させる工程と、少なく
    とも前記リード部の端部に押圧力を付加し、前記リード
    部の底面を前記封止シートに押圧した状態で、前記リー
    ドフレームの上面側として前記半導体素子、ダイパッド
    部、金属細線、および前記リード部の底面と前記リード
    部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切断部
    を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、樹脂
    封止後に前記封止シートを前記リードフレームより除去
    する工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対し
    て、その断面形状がV型である第1のブレードにより、
    断面V型の第1の切断溝を形成し、前記断面V型の第1
    の切断溝に対して第2のブレードにより第2の切断溝を
    形成して切断部を切断し、樹脂封止型半導体装置を得る
    工程とよりなることを特徴とする樹脂封止型半導体装置
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 第2のブレードはその先端部が平坦であ
    るブレードを用いることを特徴とする請求項7または請
    求項8に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 第2のブレードは第1のブレードと同
    等のブレードを用いることを特徴とする請求項7または
    請求項8に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 金属板よりなるフレーム本体と、前記
    フレーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭
    載用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支
    持し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、
    少なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在
    し、他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前
    記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられ
    た切断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、
    前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半
    導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載
    した前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リー
    ドフレームのリード部の各上面とを金属細線により接続
    する工程と、少なくとも前記リードフレームの前記半導
    体素子、ダイパッド部、金属細線、および前記リード部
    の底面と前記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍
    に設けられた切断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封
    止する工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対し
    て第1の幅を有する第1のブレードにより第1の切断溝
    を形成する第1の切断工程と、前記第1の切断溝に対し
    て前記第1のブレードよりもブレード幅の小さい第2の
    ブレードにより第2の切断溝を形成して切断部を切断
    し、樹脂封止型半導体装置を得る第2の切断工程とより
    なることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 金属板よりなるフレーム本体と、前記
    フレーム本体の略中央領域内に配設された半導体素子搭
    載用のダイパッド部と、先端部で前記ダイパッド部を支
    持し、他端部でフレーム枠と接続した吊りリード部と、
    少なくとも先端部が前記ダイパッド部に向かって延在
    し、他端部が前記フレーム枠と接続したリード部と、前
    記リード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられ
    た切断部とよりなるリードフレームを用意する工程と、
    前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半
    導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド部上に搭載
    した前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リー
    ドフレームのリード部の各上面とを金属細線により接続
    する工程と、前記リードフレームの裏面側の少なくとも
    リード部の各底面に封止シートを密着させる工程と、少
    なくとも前記リード部の端部に押圧力を付加し、前記リ
    ード部の底面を前記封止シートに押圧した状態で、前記
    リードフレームの上面側として前記半導体素子、ダイパ
    ッド部、金属細線、および前記リード部の底面と前記リ
    ード部のフレーム枠と接続した領域近傍に設けられた切
    断部を除く領域を封止樹脂により樹脂封止する工程と、
    樹脂封止後に前記封止シートを前記リードフレームより
    除去する工程と、少なくとも前記リード部の切断部に対
    して第1の幅を有する第1のブレードにより第1の切断
    溝を形成する第1の切断工程と、前記第1の切断溝に対
    して前記第1のブレードよりもブレード幅の小さい第2
    のブレードにより第2の切断溝を形成して切断部を切断
    し、樹脂封止型半導体装置を得る第2の切断工程とより
    なることを特徴とする樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】 第1のブレードの幅は150[μm]
    であり、第2のブレードの幅は100[μm]であるブ
    レードを用いることを特徴とする請求項11または請求
    項12に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 第1のブレードはその断面形状がV型
    であるブレードを用いることを特徴とする請求項11ま
    たは請求項12に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 第2のブレードはその断面形状がV型
    であるブレードを用いることを特徴とする請求項11ま
    たは請求項12に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方
    法。
  16. 【請求項16】 第1のブレード,第2のブレードはそ
    の断面形状がそれぞれV型であるブレードを用いること
    を特徴とする請求項11または請求項12に記載の樹脂
    封止型半導体装置の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6882048B2 (en) * 2001-03-30 2005-04-19 Dainippon Printing Co., Ltd. Lead frame and semiconductor package having a groove formed in the respective terminals for limiting a plating area
JP2015142088A (ja) * 2014-01-30 2015-08-03 株式会社ディスコ パッケージ基板の分割方法
JP2017199888A (ja) * 2016-04-30 2017-11-02 新日本無線株式会社 半導体装置の製造方法及び半導体装置

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