JP2001076610A - ヒューズ装置 - Google Patents

ヒューズ装置

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JP2001076610A JP24659499A JP24659499A JP2001076610A JP 2001076610 A JP2001076610 A JP 2001076610A JP 24659499 A JP24659499 A JP 24659499A JP 24659499 A JP24659499 A JP 24659499A JP 2001076610 A JP2001076610 A JP 2001076610A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶断不良を生じず過電流時に確実に溶断して
報知手段に報知させるヒューズ装置を提供する。 【解決手段】 端子21,21を保護する回路に接続し、電
極端子25a ,25b を報知手段に接続して回路基板にヒュ
ーズ装置1を実装する。可溶体22に通電すると移動体30
が変色してケース体3を介して通電状況を視認する。過
電流にて可溶体22が溶融すると、第1のコイルスプリン
グ40および第2のコイルスプリング41の付勢力にて当接
する移動体30が可溶体22を押し切って溶断する。導電性
の第2のコイルスプリング41が他方の電極端子25b に当
接して電極端子25a ,25b を短絡して報知手段にて報知
させる。移動体30は、第1のコイルスプリング40の付勢
力によりケース体3の内面に当接するまで移動し、ヒュ
ーズ片22a ,22a 間に移動体30が確実に位置し、確実に
端子21,21間を開放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可溶体に当接する
移動体が可溶体の溶断により付勢手段にて移動し報知手
段に接続される電極端子間を短絡させて報知手段にて可
溶体が溶断した旨を報知させるヒューズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒューズ装置としては、
例えば図5および図6に示すような実公昭60−131
57号公報に記載の構成が知られている。
【0003】この図5および図6に示すような実公昭6
0−13157号公報に記載のヒューズ装置は、下面を
開口する箱状の覆体51およびこの覆体51の下面を閉塞す
る台座部52を備えたケース体53を備えている。そして、
このケース体53の台座部52には、一端が外方に貫通しケ
ース体53内に位置する他端間に可溶体にて形成された可
溶体54が張設して取り付けられた一対の端子55,55と、
一端が外方に貫通し警報回路などの報知手段に接続され
る一対の電極端子56a ,56b とが設けられている。これ
ら電極端子56a ,56b の一方は、台座部52の略中央上面
に設けられた導電層57に接続され、他方には導電層57に
絶縁距離を介して離間しケース体53内に位置する他端に
略鍔状に突出する係止部58が設けられている。そして、
ケース体53内には、係止部58を有した他方の電極端子56
b の他端を嵌挿する凹部59を有し電極端子56b の軸方向
に沿って移動自在の絶縁性の移動体60が収容されてい
る。さらに、台座部52の導電層57と移動体60との間に
は、移動体60を可溶体54に当接させて付勢し可溶体54に
張力を与える導電性のコイルスプリング61が配設されて
いる。そして、このコイルスプリング61は、一対の端子
55,55間に過電流が流れて可溶体54が溶断した際に移動
体60を上方に向けて移動し、コイルスプリング61が他方
の電極端子56b の係止部58に当接し、一対の電極端子56
a ,56b 間を短絡して報知手段にて可溶体54が溶断した
ことを報知する構成が採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
5および図6に示すような実公昭60−13157号公
報に記載のヒューズ装置では、移動体60が移動する距離
が張力が加わった可溶体54に当接する位置から可溶体54
が溶断した後にコイルスプリング61が係止部58に当接す
るまでの距離に限られるので、可溶体54が溶断したヒュ
ーズ片54a ,54a間に移動体60が位置しない状態となっ
て確実な端子55,55間の開放状態が得られないおそれが
ある。また、例えば可溶体54のヒューズ容量を増大させ
た場合、可溶体54の溶断動作に必要な付勢力が不足する
ので、大型のコイルスプリングを用いる必要があり、電
極端子56a ,56b の係止部58に当接する圧力も変動して
報知手段の動作が不安定となるとともに、溶断過程で伸
びが大きくなり、移動体60の移動範囲では確実に溶断さ
れなくなって溶断不良を生じるおそれがある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、溶断不良を生じることなく過電流時に確実に溶断
して報知手段に報知させるヒューズ装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のヒューズ
装置は、内部が中空のケース体と、このケース体に一端
が外方に突出して配設され他端が前記ケース体内に位置
する一対の端子と、これら端子の他端間に張設して取り
付けられる可溶体と、前記ケース体に一端が外方に突出
して前記一対の端子の対向方向に対して交差する方向に
沿って対向して配設され報知手段に電気的に接続される
一対の電極端子と、前記ケース体内に前記電極端子の対
向する方向に沿って移動自在に収容され前記可溶体に当
接する絶縁性の移動体と、前記ケース体内に配設され前
記移動体を可溶体に押し付ける方向に付勢する付勢手段
と、前記ケース体内に前記一対の電極端子の一方および
移動体間に位置して配設され前記可溶体が溶断すること
により前記移動体が移動すると前記一対の電極端子の他
方に当接し前記一対の電極端子間を短絡する導電部材と
を具備したものである。
【0007】そして、ケース体に一端が外方に突出して
配設される一対の端子のケース体内に位置する他端間に
張設して取り付けた可溶体に、ケース体に一端を外方に
突出し端子の対向方向に対して交差する方向に対向し報
知手段に電気的に接続される一対の電極端子の対向方向
に沿って移動自在にケース体内に収容した絶縁性の移動
体を、付勢手段にて押し付けるように付勢して当接させ
るとともに、一対の電極端子の一方および移動体間に可
溶体が溶断した際に電極端子の他方に当接して電極端子
間を短絡する導電部材を配設するため、可溶体の溶断に
より付勢手段の付勢にて移動体が移動する動作と電極端
子間が導電部材にて短絡する動作とが独立するので、移
動体の移動が電極端子間の短絡により規制されることが
なく、移動体の移動により溶断した可溶体間に移動して
確実に端子間が開放され、溶断不良を防止する。
【0008】請求項2記載のヒューズ装置は、請求項1
記載のヒューズ装置において、移動体は、可溶体が溶断
することにより一対の端子間に位置してケース体の内面
に当接するものである。
【0009】そして、移動体を可溶体が溶断することに
より一対の端子間に位置してケース体の内面に当接する
ように配設するため、溶断した可溶体間に移動体が確実
に位置し、例えば溶断後の可溶体間でアークが発生する
などを防止して、確実に端子間を開放する。
【0010】請求項3記載のヒューズ装置は、請求項1
または2記載のヒューズ装置において、導電部材は、移
動体を可溶体に押し付ける方向に付勢する弾性を有する
ものである。
【0011】そして、導電部材に移動体を可溶体に押し
付ける方向に付勢する弾性を付与するため、付勢手段と
の付勢力と合わせて移動体を可溶体に押し付ける方向に
付勢する力が増大し、例えば可溶体の溶断する電流値を
大電流のヒューズ容量に設定することにより可溶体の溶
断時の溶断動作に必要な付勢力が得られ、別途大型の付
勢手段を用いることなく確実に溶断可能で、溶断不良を
防止する。
【0012】請求項4記載のヒューズ装置は、請求項1
ないし3いずれか一記載のヒューズ装置において、移動
体は、温度により変色可能に形成され、ケース体は、前
記移動体の色を外部から視認可能に形成されたものであ
る。
【0013】そして、移動体を温度により変色可能に形
成するとともにケース体を外部から移動体の色を視認可
能に形成したため、例えば通電による可溶体の温度上昇
を移動体の変色により認識可能となり、可溶体を介した
端子間の通電を認識可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を示
すヒューズ装置の構成を図面を参照して説明する。
【0015】図1において、1はヒューズ装置で、この
ヒューズ装置1は、内部空間2を有した略箱状のケース
体3を有している。このケース体3は、下面に開口4を
有した蓋体5と、この蓋体5の下面を内部空間2を区画
して閉塞し着脱可能に取り付けられる台座部6とを備え
ている。
【0016】そして、蓋体5は、例えば透光性を有した
耐熱性のポリサルホン、ポリエーテルサルホン、ポリメ
チルペンテン、ポリエーテルイミド、ナイロンなどの合
成樹脂やガラスなどにて下面に開口4を有した略直方体
の箱状に形成されている。また、蓋体5の長手方向の側
面には、下面の開口4の縁近傍に位置して係合孔部8が
それぞれ設けられている。さらに、蓋体5の内面には、
内方に向けて突出するリブ9が設けられている。
【0017】また、台座部6は、例えば芳香族ポリエス
テル、ポリブチレンテレフタレート、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂などの合成樹脂、あるいはこれら合成樹脂
のガラス繊維入り強化複合材などの耐熱性の合成樹脂な
どにて蓋体5の下面の開口4と略同形状の略長方形の板
状に形成されている。そして、この台座部6の長手方向
の両端面には、蓋体5の係合孔部8に係脱可能に係合し
蓋体5の下面の開口4を閉塞して台座部6が取り付けら
れる係合爪部11がそれぞれ突設されている。なお、この
台座部6が蓋体5に取り付けられた際に、台座部6の上
面である内部空間2に対向する面の縁に蓋体5のリブ9
が当接して台座部6がさらに内部に入り込まないように
位置決めされる。
【0018】さらに、台座部6には、長手方向の一端側
に台座部6の幅方向に沿った壁状の保持壁部12が突設さ
れている。そして、この保持壁部12には、台座部6の中
央に面した略中央に上下方向である保持壁部12の突出方
向に沿って凹溝状の装着溝部13が設けられている。さら
に、台座部6の上面には、長手方向の両側縁近傍に長手
方向に沿った壁状の一対の案内リブ14,14が保持壁部12
の装着溝部13が設けられた面から台座部6の略中央に亘
って突設されている。
【0019】また、台座部6には、長手方向の他端側で
ある保持壁部12と反対側に位置して台座部6の幅方向に
対向する細長棒状例えばピンあるいは細長平板状の一対
の端子21,21が、台座部6を打ち込みなどの圧入により
貫通して配設されている。そして、これら一対の端子2
1,21には、上面側に突出する端部間に張設するように
形成された可溶体22が取り付けられている。なお、この
可溶体22は、例えば異なる金属が層状に形成されて溶断
時に低融点の合金化するものなど、いずれのものでもよ
い。
【0020】さらに、台座部6には、長手方向の一端側
に位置して端子21,21の対向方向に対して交差する方向
である直交方向、すなわち台座部6の長手方向に沿って
対向する細長棒状例えばピンあるいは細長平板状の一対
の電極端子25a ,25b が、台座部6を打ち込みなどの圧
入により貫通して配設されている。そして、一方の電極
端子25a は保持壁部12の装着溝部13に位置して配設さ
れ、他方の電極端子25bは台座部6の上面に突出する寸
法が案内リブ14,14の突出寸法より短く設定されて配設
されている。
【0021】そして、ケース体3の内部空間2には、耐
熱性で絶縁性の例えばフェノール樹脂、エポキシ樹脂、
芳香族ポリエステル、セラミックス、ガラス、あるいは
これらの複合材料などにて形成された移動体30が収容さ
れている。さらに、移動体30は、感熱材料が含有され、
ある程度の温度が加わると変色するようになっている。
なお、感熱材料を含有させる他に、感熱材料を含有した
塗料を塗布したり、感熱材料を含有した粘着シートなど
を貼り付けるなどしてもよい。そして、この移動体30
は、長手方向の寸法が案内リブ14,14間の距離と略同寸
法に形成された略直方体状の本体部31と、この本体部31
の長手方向の一側面に一体に突設する当接部32とにて略
凸字状に形成され、案内リブ14,14間で案内リブ14,14
に沿って案内されつつ他方の電極端子25b の上端上を滑
動するように移動自在に配設されている。また、移動体
30の本体部31の他側面には、略円形の挿入凹部33が開口
形成されているとともに、この挿入凹部33の周縁から内
周面が連続し外周面が本体部31の上下面に連続して同軸
上に突出する略円筒状の保持部34が一体に設けられてい
る。さらに、当接部32の突出する先端には、先端に向け
て幅狭となるように突出する方向の両側縁に傾斜する傾
斜面36,36が設けられ、先端部が端子21,21の軸方向と
なる上下方向に沿って細長状に形成されて一対の端子2
1,21間に張設して取り付けられる可溶体22の略中央に
当接する当接面37となっている。
【0022】また、移動体30の保持部34内の挿入凹部33
には、付勢手段としての例えばステンレス鋼線やピアノ
線などにて形成された第1のコイルスプリング40が一端
側を保持部34から突出されて収容されている。この第1
のコイルスプリング40は、保持部34から突出する一端側
が一方の電極端子25a に当接し移動体30の当接面37を可
溶体22に押し付け、可溶体22が溶断した際にはケース体
3の蓋体5の内面に当接面37が当接するように付勢力を
作用する状態に、弾性に抗して軸方向に縮められて移動
体30と一方の電極端子25a との間に配設されている。
【0023】さらに、移動体30の保持部34には、導電部
材としての例えばリン青銅やベリリウム銅などにて形成
された第2のコイルスプリング41が一端側に保持部34を
嵌挿して保持部34の外周側に本体部31より外周側に突出
して一方の電極端子25a と移動体30との間に第1のコイ
ルスプリング40を内周側に位置して同軸上に配設されて
いる。この第2のコイルスプリング41は、移動体30の当
接面37が可溶体22に当接する際には一方の電極端子25a
と移動体30の本体部31の側面との間に位置し、可溶体22
が溶断した際には移動体30が第1のコイルスプリング40
にて移動されて本体部31の側面に当接する本体部31より
外周側に突出する端部が他方の電極端子25b に当接して
一方の電極端子25a と他方の電極端子25b との間に位置
するように配設されている。
【0024】次に、上記実施の形態の組立動作を説明す
る。
【0025】まず、あらかじめ成形した台座部6に一対
の端子21,21および一対の電極端子25a ,25b を打ち込
みなどにより貫通して配設しておく。なお、打ち込みに
限らず、台座部6の成形の際に端子21,21および電極端
子25a ,25b とにてインサート成形するなどしてもよ
い。そして、一対の端子21,21の一端間に可溶体22を張
設するように接続する。この後、第1のコイルスプリン
グ40および第2のコイルスプリング41を装着した移動体
30を、可溶体22の略中央に張力が加わるように案内リブ
14,14間に位置されて可溶体22に押し付けられるように
配設する。なお、第1のコイルスプリング40および第2
のコイルスプリング41は、保持壁部12により傾いても電
極端子25a から外れるなどを生じない。
【0026】そして、移動体30を配設した台座部6の係
合爪部11,11を蓋体5の係合孔部8,8にそれぞれ係合
させ、台座部6の上面に蓋体5のリブ9,9を当接させ
て台座部6の上面を覆うように蓋体5を取り付け、ヒュ
ーズ装置1を形成する。
【0027】次に、上記実施の形態の作用を説明する。
【0028】ヒューズ装置1を図示しない所定の電気装
置の例えば回路基板に実装する。この際、一対の端子2
1,21を過電流から保護する回路に接続させ、一対の電
極端子25a ,25b を図示しないブザーや音声装置などの
発音手段や発光ダイオードなどの発光手段や液晶表示パ
ネルなどの表示手段を備えた報知手段に接続する。
【0029】そして、端子21,21間に通電されて可溶体
22がある程度発熱すると、この熱により移動体30が変色
し、ケース体3を通して視認することにより通電状態が
認識される。なお、回路基板の実装前後の可溶体22に通
電する前においては、ケース体3を通して視認される移
動体30の色により、移動体30の位置を認識でき、ヒュー
ズ装置1が正常か否かを容易に判断できる。
【0030】また、端子21,21間に過電流が流れた際に
は、可溶体22が溶融し、この溶融により第1のコイルス
プリング40および第2のコイルスプリング41の弾性変形
による復元力にて付勢される移動体30により可溶体22が
押し切られて溶断する。そして、移動体30は、可溶体22
の溶融による発熱にて変色する。さらに、移動する移動
体30は第2のコイルスプリング41が他方の電極端子25b
に当接するまで第1のコイルスプリング40および第2の
コイルスプリング41の付勢力にて移動され、第2のコイ
ルスプリング41が他方の電極端子25b に当接することに
より報知手段が作動して可溶体22が溶断した旨を報知す
る。なお、この報知手段と電極端子25a,25b とは、常
時開回路の短絡により動作するものに限らず、常時閉回
路をブレークした場合でも動作して報知できるいずれの
ものでもよい。
【0031】この後、移動体30はさらに第1のコイルス
プリング40の付勢力により当接面37がケース体3の蓋体
5の内面に当接するまで移動され、図4に示すように、
当接面37がケース体3の蓋体5に当接することにより移
動体30が端子21,21間に位置し、アークの発生などによ
る端子21,21間の短絡を防止する。また、ケース体3を
通して変色した移動体30の変色状態を視認することによ
り溶断状態が認識される。
【0032】ここで、可溶体22のヒューズ容量を1Aと
し、移動体30の変色温度を可溶体22のヒューズ容量にお
ける通電電流に対して70%で変色するように形成す
る。すなわち、通電電流が70%となると、周囲温度に
対して可溶体22の温度が十数℃〜30℃程度高くなるこ
とから、回路基板が装着される周囲温度との差が十数℃
〜30℃程度高くなる温度で変色するように形成し、ヒ
ューズ装置1を構成した。そして、過電流を流して溶断
試験、通電試験、遮断試験を行った。
【0033】なお、比較試料として、実公昭60−13
157号公報に記載の構造のヒューズを用いた。すなわ
ち、図5および図6に示すように、ケース体53を構成す
る箱状の覆体51の下面を閉塞する台座部52に、一端が外
方に貫通しケース体53内に位置する他端間にヒューズ装
置1と同一の可溶体54を張設して取り付けた一対の端子
55,55と、一端が外方に貫通し警報回路などの報知手段
に接続される一対の電極端子56a ,56b と設ける。そし
て、一方の電極端子56a は台座部52の略中央上面に設け
られた導電層57に接続し、他方の電極端子56b に導電層
57に絶縁距離を介して離間しケース体53内に位置する他
端に略鍔状に突出する係止部58を設ける。また、ケース
体53内に、係止部58を有した他方の電極端子56b の他端
を嵌挿する凹部59を有し電極端子56b の軸方向に沿って
移動自在の絶縁性の移動体60を収容する。さらに、台座
部52の導電層57と移動体60との間に、移動体60を可溶体
54に当接させて付勢し可溶体54に張力を与え、可溶体54
が溶断した際に移動体60を上方に向けて移動して電極端
子56b の係止部58に当接し、一対の電極端子56a ,56b
間を短絡させる導電性のコイルスプリング61を配設して
構成する。
【0034】その結果、上記実施の形態のヒューズ装置
1では確実に可溶体22が溶断して移動体30がケース体3
内に当接し、比較試料に比して溶断時間もばらつきなく
溶断動作が安定していた。さらに、報知手段も誤作動な
く確実に動作した。
【0035】また、上記実施の形態では、70%通電電
流の際には、確実に蓋体5を介して変色が確認でき、周
囲温度との補正により通電電流値をも算出できた。
【0036】さらに、溶断後の端子21,21間の絶縁抵抗
は、比較試料が0.2MΩ以下であるのに対し、上記実
施の形態では100MΩ以上得られ、絶縁性が高いこと
がわかった。
【0037】このように、上記実施の形態では、ケース
体3の底部を構成する台座部6に細長棒状の端子21,21
および電極端子25a ,25b をそれぞれ一対ずつ貫通して
取り付け、端子21,21間に張設するように取り付ける可
溶体22に端子21,21の対向方向に対して直交する方向に
押し付けるように移動体30を付勢して配設し、移動体30
の移動により端子21,21の対向方向に対して直交する方
向に対向する一対の電極端子25a ,25b 間を短絡させて
報知手段を作動させるため、ヒューズ装置1が実装され
る回路基板に対して移動体30が略平行に移動する状態と
なり、端子21,21の対向位置と電極端子25a ,25b の対
向位置が移動体30の移動方向の異なる位置に配置でき、
移動体30の移動範囲が回路基板に対して垂直方向に移動
する従来の構成に比して制約を受けにくくなり、移動体
30の移動にて可溶体22が確実に溶断できるとともに、端
子21,21と電極端子25a ,25b との距離を広く設定可能
となって絶縁耐圧を向上でき、低圧回路用に限られるこ
となく高圧回路用にも適用でき、汎用性を向上できる。
【0038】さらに、端子21,21の対向方向と電極端子
25a ,25b との対向方向が交差する方向である略直交で
あることから、端子21,21および電極端子25a ,25b を
従来のような複雑な形状にする必要がなく、端子21,21
および電極端子25a ,25b を簡略化でき、製造性を向上
できるとともに、細長棒状の端子21,21および電極端子
25a ,25b をそれぞれ打ち込みなどの圧入、あるいはイ
ンサート成形などにて貫通して配設でき、例えば従来の
端子21,21を樹脂や接着剤にて固定する構成に比して組
立製造性を向上できる。
【0039】そして、移動体30を可溶体22の溶断のため
に移動させる第1のコイルスプリング40と、移動体30の
移動により報知手段に接続される一対の電極端子25a ,
25b間を短絡させる第2のコイルスプリング41とが別部
材であることから、可溶体22の溶断のために移動する移
動体30の動作と、報知手段にて報知させるために電極端
子25a ,25b 間を短絡する動作とが独立し、移動体30の
移動が電極端子25a ,25b の短絡のための動作により制
約されることを防止でき、確実に移動体30の移動により
可溶体22を溶断でき、溶断不良を防止できるとともに、
電極端子25a ,25b に当接する第2のコイルスプリング
41の接圧を一定に設定でき、報知手段に流れる電流値が
安定して誤作動なく安定して報知手段の報知が得られ
る。
【0040】また、可溶体22の溶断により移動体30が端
子21,21間に位置してケース体3の蓋体5の内面に当接
するまで第1のコイルスプリング40にて付勢するように
配設したため、可溶体22が溶断したヒューズ片22a ,22
a 間に移動体30が確実に位置し、例えば溶断後のヒュー
ズ片22a ,22a 間でアークが発生するなどを防止でき、
確実に端子21,21間を開放でき、確実に過電流から回路
を保護できる。
【0041】そして、案内リブ14,14間に位置して略凸
字状の移動体30を配設したため、ヒューズ22の溶断後に
端子21,21と電極端子25a ,25b との間も略区画され、
絶縁耐圧を向上でき、より高圧回路にも適用でき、汎用
性を向上できるとともに、移動体30を確実に可溶体22を
押し切る方向に安定して移動でき、溶断不良を防止でき
る。
【0042】さらに、可溶体22の溶断により電極端子25
a ,25b 間を短絡させる第2のコイルスプリング41を、
可溶体22に張力を作用させる位置から電極端子25a ,25
b 間を短絡するまで移動体30を付勢するため、例えば可
溶体22を溶断する電流値が大電流のヒューズ容量に設定
することにより可溶体22が溶断する際に大きな押し切り
力が必要となっても、第1のコイルスプリング40の付勢
力の他に第2のコイルスプリング41の付勢力により、溶
断動作に必要な十分な付勢力が得られ、確実に溶断で
き、溶断不良を防止できる。そしてさらに、第1のコイ
ルスプリング40の代わりに付勢力の大きい他の部材に交
換する必要がなく、同一の部材にてヒューズ容量の異な
るヒューズ装置1を構成でき、ヒューズ容量の異なるヒ
ューズ装置1に対する部品点数を減少でき、コストを低
減できるとともに、付勢力の異なる他の部材に交換する
ことにより電極端子21,21間に当接して短絡する際の当
接圧力が変動して通電性が変動し、報知手段にて報知さ
せるための電流値が変動して報知手段が誤作動するなど
を防止できる。さらに、ヒューズ容量が増大することに
より溶断までの可溶体22の伸びが大きくなっても確実に
溶断でき、溶断動作が不安定となることも防止できる。
そして、第1のコイルスプリング40と第2のコイルスプ
リング41との付勢力の組み合わせにより付勢力を細かく
設定でき、各種ヒューズ容量の異なるヒューズ装置1を
少ない部品点数で形成できる。
【0043】また、移動体30を温度により変色可能に形
成するとともにケース体3を外部から移動体30の変色を
認識可能に形成したため、例えば通電による可溶体22の
温度上昇にて移動体30の変色を認識することにより、可
溶体22を介した端子21,21間が通電することを確認でき
る。なお、通電時の色と溶断時の色とを異ならしめるこ
とにより、通電と溶断との双方を確認できる。
【0044】なお、上記実施の形態において、移動体30
をケース体3の内面に当接させて説明したが、端子21,
21間を短絡しないように略区画可能であればケース体3
の内面に当接するまでの付勢を付与しなくてもよい。
【0045】また、移動体30の形状は凸字状に限らず、
可溶体22を溶断の際に確実に押し切って端子21,21間を
開放できるいずれの形状でもよい。
【0046】そして、付勢手段として、第1のコイルス
プリング40を用いて説明したが、板ばね、皿ばね、ゴム
などの弾性部材など移動体30を可溶体22の押し切り方向
に付勢させるいずれの構成でもできる。
【0047】さらに、移動体30を温度により変色可能に
形成したが、変色しなくてもよく、この場合にはケース
体3も外部から移動体30を認識可能に透光性を有した材
料にて形成する必要もない。
【0048】また、端子21,21および電極端子25a ,25
b として細長棒状のものを用いて説明したが、例えばケ
ース体3から突出する部分の代わりにケース体3の外面
に層状に形成して面実装可能に形成したり、ケース体3
から突出する部分をケース体3の長手方向の一端面側か
ら突出するように折曲して移動体30が回路基板に対して
略垂直方向に移動するように縦型に実装可能に形成する
などしてもよい。
【0049】さらに、端子21,21の対向方向と電極端子
25a ,25b の対向方向とを略直交方向に位置させて説明
したが、斜めに交差する方向としてもよい。なお、構造
が簡略化して小型化が図れ、製造性の向上が図れること
から、移動体30の可溶体22を押し切り方向である移動方
向と電極端子25a ,25b の対向方向とを沿うようにす
る。
【0050】また、導電部材としては、弾性により移動
体30に付勢力を作用させる構成に限らず、移動体30の移
動により電極端子25a ,25b 間を短絡可能な金属板や金
属リボン、リード線などいずれの構成でもよい。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載のヒューズ装置によれば、
一対の端子間に張設した可溶体に、端子の対向方向に対
して交差する方向に対向し報知手段に接続される一対の
電極端子の対向方向に沿って移動自在の絶縁性の移動体
を、付勢手段にて押し付けるように付勢して当接させ、
一対の電極端子の一方および移動体間に可溶体が溶断し
た際に電極端子の他方に当接して電極端子間を短絡する
導電部材を配設するため、可溶体の溶断により付勢手段
の付勢にて移動体が移動する動作と電極端子間が導電部
材にて短絡する動作とが独立するので、移動体の移動が
電極端子間の短絡により規制されることがなく、移動体
が溶断した可溶体間に移動でき確実に端子間を開放して
溶断不良を防止できる。
【0052】請求項2記載のヒューズ装置によれば、請
求項1記載のヒューズ装置の効果に加え、移動体を可溶
体が溶断した際に一対の端子間に位置してケース体の内
面に当接させるため、溶断した可溶体間に移動体を確実
に位置させることができ、例えば溶断後の可溶体間でア
ークが発生するなどを防止して、確実に端子間を開放で
きる。
【0053】請求項3記載のヒューズ装置によれば、請
求項1または2記載のヒューズ装置の効果に加え、導電
部材に移動体を可溶体に押し付ける方向に付勢する弾性
を付与するため、付勢手段との付勢力と合わせて移動体
を可溶体に押し付ける方向に付勢する力を増大でき、例
えば可溶体の溶断する電流値を大電流のヒューズ容量に
設定することにより可溶体の溶断時の溶断動作に必要な
付勢力が得られ、別途大型の付勢手段を用いることなく
確実に溶断でき、溶断不良を防止できる。
【0054】請求項4記載のヒューズ装置によれば、請
求項1ないし3いずれか一記載のヒューズ装置の効果に
加え、移動体を温度により変色可能に形成しケース体を
外部から移動体の変色を視認可能に形成したため、例え
ば通電による可溶体の温度上昇を移動体の変色により認
識でき、可溶体を介した端子間の通電を認識できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すヒューズ装置の側
面断面図である。
【図2】同上平面断面図である。
【図3】同上分解斜視図である。
【図4】同上ヒューズが溶断した状態を示す平面断面図
である。
【図5】従来例のヒューズ装置を示す側面断面図であ
る。
【図6】同上ヒューズが溶断した状態を示す側面断面図
である。
【符号の説明】
1 ヒューズ装置 3 ケース体 21 端子 22 可溶体 25a ,25b 電極端子 30 移動体 40 付勢手段としての第1のコイルスプリング 41 導電部材としての第2のコイルスプリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が中空のケース体と、このケース体
    に一端が外方に突出して配設され他端が前記ケース体内
    に位置する一対の端子と、 これら端子の他端間に張設して取り付けられる可溶体
    と、 前記ケース体に一端が外方に突出して前記一対の端子の
    対向方向に対して交差する方向に沿って対向して配設さ
    れ報知手段に電気的に接続される一対の電極端子と、 前記ケース体内に前記電極端子の対向する方向に沿って
    移動自在に収容され前記可溶体に当接する絶縁性の移動
    体と、 前記ケース体内に配設され前記移動体を可溶体に押し付
    ける方向に付勢する付勢手段と、 前記ケース体内に前記一対の電極端子の一方および移動
    体間に位置して配設され前記可溶体が溶断することによ
    り前記移動体が移動すると前記一対の電極端子の他方に
    当接し前記一対の電極端子間を短絡する導電部材とを具
    備したことを特徴とするヒューズ装置。
  2. 【請求項2】 移動体は、可溶体が溶断することにより
    一対の端子間に位置してケース体の内面に当接すること
    を特徴とした請求項1記載のヒューズ装置。
  3. 【請求項3】 導電部材は、移動体を可溶体に押し付け
    る方向に付勢する弾性を有することを特徴とした請求項
    1または2記載のヒューズ装置。
  4. 【請求項4】 移動体は、温度により変色可能に形成さ
    れ、 ケース体は、前記移動体の色を外部から視認可能に形成
    されたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記
    載のヒューズ装置。
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