JP2001076577A - ストッパスイッチ - Google Patents

ストッパスイッチ

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JP2001076577A
JP2001076577A JP29431099A JP29431099A JP2001076577A JP 2001076577 A JP2001076577 A JP 2001076577A JP 29431099 A JP29431099 A JP 29431099A JP 29431099 A JP29431099 A JP 29431099A JP 2001076577 A JP2001076577 A JP 2001076577A
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stop surface
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Koichi Ebina
康一 海老名
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Metrol Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ストッパスイッチのストッパ部材のコンタク
ト軸穴の隙間から塵挨や水等が進入することが絶対にな
いように防塵、防水を可能としたものである。 【解決手段】 ストッパスイッチのストッパ部材のスト
ップ面に穿った穴に密着接合させた非磁性部材を設け、
更に上記非磁性部材の奥の穴に近接スイッチを収める。
検出体が上記ストップ面に当接すると、上記検出体の金
属体を上記非磁性部材を透過して上記近接スイッチが検
知し、検出体がストップ面に着座したという着座信号を
近接スイッチが出力するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、検出体が当接する
ことにより、検出体を所定位置に停止させるストッパ部
材と、上記停止直前に制御信号を出力するスイッチ等を
組み合わせたストッパスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、検出体(例えば被加工物または披
測定物の載せられたテーブル等)が位置決めボルト等の
ストッパ部材に当接することにより、規定された位置に
停止させることはよく行なわれている。更に、検出体が
ストッパ位置に着座したこと確認するか、または検出体
の移動を反転させる動作に切り換えるような制御信号を
発生することが要求される。このような制御信号を出力
するスイッチやドックを、ストッパ部材とは別に取り付
けることは、取付けに手間がかかり、取付けスペースを
要するとともに、スイッチの動作位置の調整が面倒であ
った。
【0003】本出願人は、例えば図8に記載するような
ストッパスイッチを創作した。すなわち、図8は断面図
を示し、82はハウジングで、その左端には先端にコン
タクト83aを圧入した非導電性のコンタクト軸83を
摺動自在の挿入したコンタクト軸83の案内軸受84を
一体的に固定し、コンタクト軸83の右端部には可動接
点85を固定し、更に可動接点85は導電性コイルばね
85aによって常時左方移動習性を有するとともに、上
記可動接点85に一定間隔をおいて対向するように固定
接点86が非導電性のリング87内に移動可能に収めら
れ、導電性コイルばね86aにより常時左方に押されて
いるよう構成されている。85bは可動接点85の導電
環、85cは導電環85bに接続したリード線、86b
は可動接点86の端子、86cは端子86bに接続した
リード線である。上記のように構成されたハウジング8
2を、ストッパ部材81に穿った穴81aに挿入して接
着等で固定する。
【0004】次に動作を説明すると、検出体がストッパ
部材81に近接し、その先端に当接する直前に、コンタ
クト83a、コンタクト軸83、可動接点85が右方に
変位して、固定接点86と接触するために検出体が位置
決めボルトに当接する直前にON信号を送出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図8に記したよう
なストッパスイッチは構造が簡単ではあるが、ストッパ
部材81に穿たれた穴にコンタクト軸83が挿入されて
いるために、その隙間から塵挨や水等が進入して、スイ
ッチ作動に支障が生じることがあった。
【0006】本発明は、極めて簡単な構造で、上記のよ
うなストッパ部材穴のコンタクト軸穴の隙間から塵挨や
水等が進入することが絶対にないように防塵、防水を可
能としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のストッパスイッチにおいては、外径部に保
持部材に保持されるように、おねじを設けたストッパ部
材の検出体側のストップ面に第一の穴を、上記第一の穴
の奥には、その第一の穴とほぼ同心で第一の穴より直径
の小さい第二の穴を、更に上記第二の穴の奥には上記第
二の穴の端部よりストップ面の反対側の端面にに至るま
で貫通する第一の穴とほぼ同心で上記第二の穴の直径よ
り大きい第三の穴を穿ち、上記第一の穴には非磁性部材
を、その表面が上記ストップ面と同一平面か、同一平面
よりやや窪んだ位置になるように密着接合させるととも
に、上記第三の穴には近接スイッチを、その検出面が上
記非磁性部材の裏面側に接近するように挿入し、上記ス
トッパ部材のストップ面の反対端に設けたねじ部材で止
めるように構成し、上記検出体が上記ストップ面に当接
すると、検出体の金属体を上記非磁性部材を透過して上
記近接スイッチが検知し、検出体が上記ストップ面に着
座したという着座信号を近接スイッチが出力するように
したものである。
【0008】また、本発明のストッパスイッチにおいて
は、外径部に保持部材に保持されるように、おねじを設
けたストッパ部材の検出体側のストップ面に第一の穴
を、上記第一の穴の奥には、その第一の穴とほぼ同心で
第二の穴を上記ストップ面の反対側の端面に至るまで貫
通するように穿ち、上記第一の穴を塞ぐように、円盤形
の可撓性部材の外周部を固着し、上記可撓性部材の中央
の突起部は、上記ストップ面より突出し、上記可撓性部
材の突起部と反対側の裏突起部には金属部材を固着して
あり、上記第二の穴には近接スイッチをその検出面を上
記金属部材側に接近して挿入して、上記ストップ面の反
対端に設けたねじ部材で止めるように構成し、上記検出
体が上記ストップ面に当接すると、上記可撓性部材の突
起部は押圧されて、その可撓性部材がたわんで、上記裏
突起部に設けた上記金属部材が上記近接スイッチに接近
して、近接スイッチが作動し、検出体がストップ面に着
座したという着座信号を出力するようにしたものであ
る。
【0009】また、本発明のストッパスイッチにおいて
は、外径部に保持部材に保持されるように、おねじを設
けたストッパ部材の検出体側のストップ面に第一の穴
を、上記第一の穴の奥には、その第一の穴とほぼ同心で
第二の穴を上記ストップ面の反対側の端面に至るまで貫
通するように穿ち、上記第一の穴を塞ぐように、円盤形
の可撓性部材の外周部を固着し、上記可撓性部材の中央
の突起部は、上記ストップ面より突出し、上記可撓性部
材の突起部と反対側の裏部にはプッシュスイッチユニッ
トのアクチュエータが接するように挿入して、上記スト
ップ面の反対端に備えたねじ部材で止めるように構成
し、上記検出体が上記ストップ面に当接すると、上記可
撓性部材の突起部は押圧されて、上記可撓性部材がたわ
んで、上記可撓性部材の裏部に設けた上記プッシュスイ
ッチのアクチュエータが押圧されてプッシュスイッチユ
ニットが作動し、検出体がストップ面に着座したという
着座信号を出力するようにしたものである。
【0010】また、本発明のストッパスイッチにおいて
は、外径部に保持部材に保持されるように、おねじを設
けたストッパ部材の検出体側のストップ面に第一の穴
を、上記第一の穴の奥に上記第一の穴とほぼ同心で第一
の穴より直径の小さい第二の穴を、更に上記第二の穴の
奥には、上記第一の穴とほぼ同心で第三の穴を上記スト
ップ面の反対側の端面に至るまで貫通するように穿ち、
上記第一の穴には、柔軟性部材を密着接合させ、上記柔
軟性部材の表面は上記ストッパ部材の検出体側のストッ
プ面より突出させるとともに、上記柔軟性部材の裏面に
は金属部材を固着してあり、上記第三の穴には近接スイ
ッチをその検出面を上記金属部材側に接近して挿入し
て、上記ストップ面の反対端に設けたねじ部材で止める
ように構成し、上記検出体が上記ストップ面に当接する
と、上記柔軟部材が押圧されて、その柔軟部材の裏側の
中心部が突出することにより、上記金属部材の近接を上
記近接スイッチが検知し、検出体がストップ面に着座し
たとうい着座信号を近接スイッチが出力するようにした
ものである。
【0011】また、本発明のストッパスイッチにおいて
は、外径部に保持部材に保持されるように、おねじを設
けたストッパ部材の検出体側のストップ面に第一の穴
を、上記第一の穴の奥に上記第一の穴とほぼ同心で第一
の穴より直径の小さい第二の穴を、更に上記第二の穴の
奥には、上記第一の穴とほぼ同心で第三の穴を上記スト
ップ面の反対側の端面に至るまで貫通するように穿ち、
上記第一の穴には、柔軟性部材を密着接合させ、上記柔
軟性部材の表面は上記ストッパ部材の検出体側のストッ
プ面より突出させるとともに、上記柔軟性部材の裏部に
はプッシュスイッチユニットをそのアクチュエータが接
するように挿入して、上記ストップ面の反対端に設けた
ねじ部材で止めるように構成し、上記検出体が上記スト
ップ面に当接すると、上記柔軟部材は押圧されて、その
柔軟部材の裏側の中心部が突出することにより、上記裏
側に接した上記プッシュスイッチのアクチュエータが押
圧されてプッシュスイッチユニットが作動し、検出体が
ストップ面に着座したという信号を出力するようにした
ものである。
【0012】
【発明の実施例の形態】実施例の形態について図面を参
照して説明すると、図1はストッパスイッチの第一の実
施の形態の断面図で、11はストッパ部材で、11aは
検出体Aのストップ面、11bはストッパ部材11を保
持部材(図には記さず)に保持するように設けたおね
じ、11cはストッパ部材11のストップ面11aにス
トッパ部材11のほぼ中心に穿った第一の穴で、その第
一の穴11cには十分防塵、防水可能なように非磁性部
材12を、その表面がストップ面11aと同一か、スト
ップ面11aよりやや窪んだ位置になるようにストッパ
部材11の第一の穴11cに密着接合されている。
【0013】第一の穴11cの奥には、第一の穴11c
とほぼ同心で第一の穴11cより小さい第二の穴11d
を僅かの深さ穿ち、更に第二の穴11dの奥にはストッ
パ部材11の右端11eに至るまで貫通する第一の穴1
1cと同心で第二の穴の直径より大きい第三の穴11f
を穿つ。
【0014】第三の穴11fには近接スイッチ13を、
その検出面13aが第三の穴13fの奥端面に接する迄
スリーブ13bとともに挿入されて、ストッパ部材11
の右端内径のめねじに螺合するおねじを有するねじ部材
14で止められている。近接スイッチ3の検出面13a
と、非磁性部材12の裏面間は第二の穴11dの僅かな
深さの距離だけ離れていることになる。なお、15は検
出スイッチ13のリード線である。
【0015】検出スイッチ13は第7図にその詳細を示
してあり、71は近接スイッチ13のハウジング、72
は検出ゴイル、73は検出回路、74は開閉素子、75
はリード線、Bは金属体である。
【0016】今、金属体Bが検出コイル72に接近する
と、高周波発振回路中の検出コイル72のインピーダン
スもしくは発信周波数が変化し、その変化を検出回路7
3で検出して開閉索子74を制御してリード線75に信
号を出力する。
【0017】第1図の実施の形態の場合は、第7図の金
属体Bは検出体Aと同一であり、その動作は、検出体A
がストップ面11aに当接すると、検出体Aの金属体を
非磁性部材12を透過して近接スイッチ13の検出コイ
ル72(第7図)が検知し、検出体Aがストップ面11
a着座したという着座信号を上記近接スイッチ13が出
力する。
【0018】図2は図1の実施の形態の変形であって、
図1のストッパ部材11の左端部のストップ面11aが
ボルト状の頭部を有しているのに対して、図2は止めね
じ状のストッパ部材21であり、ストップ面22aはお
ねじ22bの外径より小径である以外は図1の実施の形
態と構造、動作とも同一であるので説明を省略する。
【0019】図3(1)は、第二の実施の形態の断面図
を示し、31はストッパ部材で、31aは検出体Aのス
トップ面、31bはストッパ部材31を保持部材(図に
は記さず)に保持するように設けたおねじ、31cはス
トッパ部材31のストップ面31bにストッパ部材31
のほぼ中心に穿った第一の穴で、その第一の穴11cの
奥には、ストッパ部材31の右端31dに至るまで貫通
する第一の穴31cと同心で第一の穴の直径より大きい
第二の穴31eを穿つ。
【0020】第二の穴31eのストップ面31a側の端
面には、円盤形の可撓性部材32の外周部32aを固着
し、可撓性部材32の中央の突起部32bは、第一の穴
32cを貫通してストップ面31aより突出するととも
に、可撓性部材32の突起部32bと反対側の裏突起部
32cには金属部材32dを固着してある。
【0021】第二の穴31eには近接スイッチ33を、
その検出面33aが第二の穴31eに奥端面に接するよ
うに挿入した中間環36の右端面に接する迄スリーブ3
3bとともに挿入されて、ストッパ部材31の右端内径
のめねじに螺合するおねじを有するねじ部材34で止め
られている。近接スイッチ3の検出面33aと、金属部
材32dの裏面間は中間環36により僅かな深さの距離
だけ離れているようになる。なお、35は検出スイッチ
33のリード線である。
【0022】第3図(1)の実施の形態の場合は、第7
図の金属体Bは金属部材32に対応し、その動作は、検
出体Aがストップ面11aに当接すると、検出体Aに円
盤形の可撓性部材32の突起部32bが押されて、可撓
性部材32がたわみ、金属部材32dが近接スイッチ3
3の検出面33aに近づき、検出コイル72(第7図)
が検知し、検出体Aがストップ面31a着座したという
着座信号を上記近接スイッチ33が出力する。
【0023】図3(2)は、(1)の第一の穴31cを
可撓部材32の外周部32aが挿入できる第一の穴31
c’とし、第一の穴31c’の底面に可撓部材32の外
周部32aを固着したもので、(1)の中間環36は不
要となる以外は(1)と同様である。
【0024】図4(1)は、第三の実施の形態の断面図
を示し、41のストッパ部材は図3(1)のストッパ部
材31と同一であるので、説明は省略する。第二の穴4
1eのストップ面41a側の端面には、円盤形の可撓性
部材42の外周部42aを固着し、可撓性部材42の中
央の突起部42bは、第一の穴42cを貫通してストッ
プ面41aより突出するとともに、可撓性部材42の突
起部42bと反対側の裏突起部42cが設けられてい
る。
【0025】第二の穴41eにはプッシュスイッチ43
が挿入されており、43aは導電性の円筒で、その左端
には小径部43bを設け、小径部43bには絶縁リング
43cが,その右方の鍔部が小径部43bに当接するま
で円筒43aの左端より突出させ、その絶縁リング43
c内には左端穴部43dに向けて固定接点43eを摺動
自在に挿入し、更に固定接点43eを押圧する導電性第
二のコイルばね43fを、その右端内径を端子43nの
外径に接触させた上で挿入し、端子43gが植えられた
端子盤43hは円筒43aの内径の左方奥に圧入固定さ
れている。45aは円筒43aに接続したリード線、4
5bは端子43gに接続されたリード線である。
【0026】図4(1)の左端には先端にコンタクト4
3iを圧入し、反対端には可動接点43jを固着した非
導電性のコンタクト軸43kを配置し、可動接点43j
と円筒43aと間には第一の導電性コイルばね43mを
配置する。コンタクト43iと、コンタクト軸43kと
でプッシュスイッチ43のアクチュエータを形成する。
コンタクト軸43kと第一の導電性コイルばね43m
は、絶縁性の中間環46内に収められ、中間環46と円
筒43aは第二の穴41eに挿入された上、ストッパ部
材41の右端内径のめねじに螺合するおねじを有するね
じ部材44で止められている。
【0027】第4図(1)の動作は、検出体Aがストッ
プ面41aに当接すると、検出体Aに円盤形の可撓性部
材42の突起部42bが押されて、可撓性部材42がた
わみ、可撓性部材42の突起部42bと反対側の裏突起
部42cがプッシュスイッチ43のコンタクト43iを
右方に押してコンタクト軸43kが右方に変位し、可動
接点43jも右方に変位して、固定接点43eに接触す
る。
【0028】可動接点43jが固定接点43eに接触し
た直後に、検出体Aがストップ面に41a着座するよう
に設定してあるので、検出体Aがストップ面に41a着
座する直前にリード線45a、円筒43a、第一の導電
性コイルばね43m、可動接点43j、固定接点43
e、第二の導電性コイルばね43f、リード線45bの
回路がONすることにより、検出体Aがストップ面41
a着座したという着座信号を出力する。
【0029】図4(2)は、(1)の第一の穴41cを
可撓部材42の外周部42aが挿入できる第一に穴41
c’とし、第一の穴41c’の底面の可撓部材42の外
周部42aを固着したものであり、あとは(1)と同様
である。
【0030】図5は、第4の実施の形態の断面図を示
し、51はストッパ部材で、51bはストッパ部材51
を保持部材(図には記さず)に保持するように設けたお
ねじ、51cはストッパ部材の左端面51aにストッパ
部材51のほぼ中心に穿った第一の穴で、その第一の穴
51cの奥には、第一の穴51cと同心で第一の穴51
cより径の小さい第二の穴51eを、第二の穴51eの
奥には鍔状突起の51fを、更に鍔状突起51fの奥に
はストッパ部材51の右端51dに至るまで貫通する第
一の穴51cと同心で第一の穴の直径とほぼ同じ第三の
穴51gを穿つ。
【0031】第一の穴51cには、円盤形柔軟部材52
を密着接合し、円盤形柔軟部材52の検出体A側の表面
は右端面51aより突出しているとともに、その裏面に
は金属部材52aを固着してある。第三の穴51gには
近接スイッチ53を、スリーブ53bとともに、スリー
ブ53bの左端面が、第三の穴51gの奥端面に接する
ように挿入されており、スリーブ53bは、ストッパ部
材51の右端内径のめねじに螺合するおねじを有するね
じ部材54で止められている。近接スイッチ53の検出
面53aと、金属部材52aの裏面間は僅かな距離だけ
離れていることになる。なお、55は検出スイッチ53
のリード線である。
【0032】その動作ついて説明すると、検出体Aが円
盤形柔軟部材52に着座すると、円盤形柔軟部材52が
圧縮されて、柔軟部材52の裏面の中央部が突出し、そ
れに固着してある金属部材52aは近接スイッチ53の
検出面53aに近づき、検出コイル72(第7図)が検
知して検出体Aがストップ面31a着座したという着座
信号を上記近接スイッチ53が出力する。
【0033】図6は、第5の実施の形態の断面図を示
し、61はストッパ部材で、61bはストッパ部材61
を保持部材(図には記さず)に保持するように設けたお
ねじ、61cはストッパ部材の右端面61aにストッパ
部材61のほぼ中心に穿った第一の穴で、その第一の穴
61cの奥には、第一の穴61cと同心で第一の穴61
cより径の小さい第二の穴61eを、第二の穴61eの
奥には鍔状突起61fを、更に鍔状突起61fの奥に
は、ストッパ部材61の右端61dに至るまで貫通する
第一の穴51cとほぼ同心の第三の穴61gを穿つ。
【0034】第一の穴61cには、円盤形柔軟部材62
を密着接合し、円盤形柔軟部材62の検出体A側の表面
は左端面61aより突出しているように固着してある。
第三の穴61gには図4のプッシュスイッチ43と同一
プッシュスイッチ63と中間環66が挿入されて、プッ
シュスイッチ63はストッパ部材61の右端内径のめね
じに螺合するおねじを有するねじ部材64で止められて
いる。
【0035】その動作ついで簡単に説明すると、検出体
Aが円盤形柔軟部材62に着座すると、円盤形柔軟部材
62が圧縮されて、円盤形柔軟部材62の反対側の裏面
62aの中央部が突出し、それに接したプッシュスイッ
チ63のコンタクト63iを右方に押してコンタクト軸
63kが右方に変位することにより、可動接点63jも
右方に変位して、固定接点63eに接触する。(プッシ
ュスイッチの動作の詳細については図4の説明を参照の
こと)。すなわち、検出体Aがストップ面61a着座し
たという着座信号をプッシュスイッチ63が出力する。
【0036】以上述べたうち、第3、4図においては、
ストッパ部材はボルト型に限って述べたが、第2、5、
6図のような止めねじ型に適用することは勿論可能であ
るし、第5、6図においては、ストッパ部材は止めねじ
型に限って述べたが、第1、3、4図のようなボルト型
に適用することも勿論可能である。同様に、上記した実
施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱し
ない範囲において種々の変更を加えることができる。
【0037】
【発明の効果】本発明は、極めて簡単な構造で、ストッ
パ部材のコンタクト軸穴の隙間から塵挨や水等が進入す
ることが絶対にないように、防塵、防水を可能としたも
のである。
【0038】更に、近接スイッチを使用したために、無
接点による着座信号が得られるために、可動部がないた
めに応答性速度と摩耗などによる耐久性が向上した。
(図1、2の第1の実施の形態、図3の第2の実施の形
態、図5の第4の実施の形態)。
【0039】更にまた、検出体Aが円盤形柔軟部材62
に着座するようにしたので、検出体Aが着座する際のシ
ョックを吸収でき、当接による検出体やストッパ部材の
変形を防止できる。(図5の第4の実施の形態、図6の
第5の実施の形態)。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の断面図である。
【図2】図2は図1の実施の形態の変形の断面図であ
る。
【図3】(1)は第2の実施の形態の断面図で、(2)
は(1)の実施の形態の変形の一部断面図である。
【図4】(1)は第3の実施の形態の断面図で、(2)
は(1)の実施の形態の変形の一部断面図である。
【図5】第4の実施の形態の断面図である。
【図6】第5の実施の形態の断面図である。
【図7】近接スイッチの構成図である。
【図8】従来の実施の形態の断面図である。
【符号の説明】
11、21、31、41、51、61 ストッパ部材 12、22 非磁性部材 13、23、33、53 近接スイッチ 32、42 可撓性部材 32b、52a 金属部材 43、63 プッシュスイッ
チ 43i、63i コンタクト(ア
クチュエータ) 43k、63k コンタクト軸
(アクチュエータ) 52、62 柔軟部材 A 検出体 B 金属体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外径部に保持部材に保持されるように、
    おねじを設けたストッパ部材の検出体側のストップ面に
    第一の穴を、上記第一の穴の奥には、その第一の穴とほ
    ぼ同心で第一の穴より直径の小さい第二の穴を、更に上
    記第二の穴の奥には上記第二の穴の端部よりストップ面
    の反対側の端面にに至るまで貫通する第一の穴とほぼ同
    心で上記第二の穴の直径より大きい第三の穴を穿ち、上
    記第一の穴には非磁性部材を、その表面が上記ストップ
    面と同一平面か、同一平面よりやや窪んだ位置になるよ
    うに密着接合させるとともに、上記第三の穴には近接ス
    イッチを、その検出面が上記非磁性部材の裏面側に接近
    するように挿入し、上記ストッパ部材のストップ面の反
    対端に設けたねじ部材で止めるように構成し、上記検出
    体が上記ストップ面に当接すると、検出体の金属体を上
    記非磁性部材を透過して上記近接スイッチが検知し、検
    出体が上記ストップ面に着座したという着座信号を近接
    スイッチが出力することを特徴としたストッパスイッ
    チ。
  2. 【請求項2】 外径部に保持部材に保持されるように、
    おねじを設けたストッパ部材の検出体側のストップ面に
    第一の穴を、上記第一の穴の奥には、その第一の穴とほ
    ぼ同心で第二の穴を上記ストップ面の反対側の端面に至
    るまで貫通するように穿ち、上記第一の穴を塞ぐよう
    に、円盤形の可撓性部材の外周部を固着し、上記可撓性
    部材の中央の突起部は、上記ストップ面より突出し、上
    記可撓性部材の突起部と反対側の裏突起部には金属部材
    を固着してあり、上記第二の穴には近接スイッチをその
    検出面を上記金属部材側に接近して挿入して、上記スト
    ップ面の反対端に設けたねじ部材で止めるように構成
    し、上記検出体が上記ストップ面に当接すると、上記可
    撓性部材の突起部は押圧されて、その可撓性部材がたわ
    んで、上記裏突起部に設けた上記金属部材が上記近接ス
    イッチに接近して、近接スイッチが作動し、検出体がス
    トップ面に着座したという着座信号を出力することを特
    徴としたストッパスイッチ。
  3. 【請求項3】 外径部に保持部材に保持されるように、
    おねじを設けたストッパ部材の検出体側のストップ面に
    第一の穴を、上記第一の穴の奥には、その第一の穴とほ
    ぼ同心で第二の穴を上記ストップ面の反対側の端面に至
    るまで貫通するように穿ち、上記第一の穴を塞ぐよう
    に、円盤形の可撓性部材の外周部を固着し、上記可撓性
    部材の中央の突起部は、上記ストップ面より突出し、上
    記可撓性部材の突起部と反対側の裏部にはプッシュスイ
    ッチユニットのアクチュエータが接するように挿入し
    て、上記ストップ面の反対端に備えたねじ部材で止める
    ように構成し、上記検出体が上記ストップ面に当接する
    と、上記可撓性部材の突起部は押圧されて、上記可撓性
    部材がたわんで、上記可撓性部材の裏部に設けた上記プ
    ッシュスイッチのアクチュエータが押圧されてプッシュ
    スイッチユニットが作動し、検出体がストップ面に着座
    したという着座信号を出力することを特徴としたストッ
    パスイッチ。
  4. 【請求項4】 外径部に保持部材に保持されるように、
    おねじを設けたストッパ部材の検出体側のストップ面に
    第一の穴を、上記第一の穴の奥に上記第一の穴とほぼ同
    心で第一の穴より直径の小さい第二の穴を、更に上記第
    二の穴の奥には、上記第一の穴とほぼ同心で第三の穴を
    上記ストップ面の反対側の端面に至るまで貫通するよう
    に穿ち、上記第一の穴には、柔軟性部材を密着接合さ
    せ、上記柔軟性部材の表面は上記ストッパ部材の検出体
    側のストップ面より突出させるとともに、上記柔軟性部
    材の裏面には金属部材を固着してあり、上記第三の穴に
    は近接スイッチをその検出面を上記金属部材側に接近し
    て挿入して、上記ストップ面の反対端に設けたねじ部材
    で止めるように構成し、上記検出体が上記ストップ面に
    当接すると、上記柔軟部材が押圧されて、その柔軟部材
    の裏側の中心部が突出することにより、上記金属部材の
    近接を上記近接スイッチが検知し、検出体がストップ面
    に着座したとうい着座信号を近接スイッチが出力するこ
    とを特徴としたストッパスイッチ。
  5. 【請求項5】 外径部に保持部材に保持されるように、
    おねじを設けたストッパ部材の検出体側のストップ面に
    第一の穴を、上記第一の穴の奥に上記第一の穴とほぼ同
    心で第一の穴より直径の小さい第二の穴を、更に上記第
    二の穴の奥には、上記第一の穴とほぼ同心で第三の穴を
    上記ストップ面の反対側の端面に至るまで貫通するよう
    に穿ち、上記第一の穴には、柔軟性部材を密着接合さ
    せ、上記柔軟性部材の表面は上記ストッパ部材の検出体
    側のストップ面より突出させるとともに、上記柔軟性部
    材の裏部にはプッシュスイッチユニットをそのアクチュ
    エータが接するように挿入して、上記ストップ面の反対
    端に設けたねじ部材で止めるように構成し、上記検出体
    が上記ストップ面に当接すると、上記柔軟部材は押圧さ
    れて、その柔軟部材の裏側の中心部が突出することによ
    り、上記裏側に接した上記プッシュスイッチのアクチュ
    エータが押圧されてプッシュスイッチユニットが作動
    し、検出体がストップ面に着座したという信号を出力す
    ることを特徴としたストッパスイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101491614B1 (ko) 2012-11-07 2015-02-09 한일이화 주식회사 패스너 누락 감지장치

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