JP2001075343A - 現像剤攪拌搬送装置及び現像剤容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像剤攪拌搬送装置及び現像剤容器及び現像装置及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JP2001075343A
JP2001075343A JP24848299A JP24848299A JP2001075343A JP 2001075343 A JP2001075343 A JP 2001075343A JP 24848299 A JP24848299 A JP 24848299A JP 24848299 A JP24848299 A JP 24848299A JP 2001075343 A JP2001075343 A JP 2001075343A
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Japan
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developer
elastic sheet
stirring shaft
sheet member
stirring
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JP24848299A
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English (en)
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Atsushi Numagami
敦 沼上
Kazufumi Watanabe
一史 渡辺
Takao Nakagawa
貴夫 中川
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、弾性シート部材を固定する攪拌軸
と押さえ部材との結合を超音波等の高周波振動により熱
溶着し、更にはその溶着部を塞ぐ構成とすることで溶着
により発生した異物が現像剤中に混入することを防止す
ることが出来る現像剤攪拌搬送装置、及びこれを備えた
現像剤容器、及びこれを備えた現像装置、及びこれを備
えたプロセスカートリッジ、及びこれを備えた画像形成
装置を提供することを可能にすることを目的としてい
る。 【解決手段】 押さえ部材16の凸部16aを弾性シート部
材8の穴8aに挿通すると共に攪拌軸7の凹部7aに嵌
入し、押さえ部材16の凸部16aの先端部16a1と、攪拌軸
7の凹部7aの底部7cとを超音波振動により熱溶着し
て結合して固定するように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
或いはファクシミリ等の画像形成装置、及びこれに装備
されるプロセスカートリッジ、及びこれに装備される現
像装置、及びこれに装備される現像剤容器、及びこれに
装備される現像剤攪拌搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の複写機やプリンタ或いはファクシ
ミリ等の電子写真画像形成装置に使用されている現像剤
(以下、単に「トナー」という)の攪拌搬送装置の構成
について図6〜図9を用いて説明する。図6(a),
(b)に示す現像剤攪拌搬送装置100は、トナー101を収
容したトナー容器102内で回転可能に配置され、トナー
容器102内のトナー101を攪拌すると共に図示しない現像
領域部に搬送する。
【0003】図6(a),(b)に示すように棒タイプ
の現像剤攪拌搬送装置100では、トナー101を搬送する能
力がそれ程高くないため図6(b)に示すように、トナ
ー容器102の形状が該トナー容器102内のトナー101を重
力のみでもある程度図示しない現像領域部に比較的容易
に送り込むことが可能な形状で形成する必要があった。
このため、トナー容器102内のトナー101の自重が図示し
ない現像領域部にかかるため現像領域部での負担が大き
く、更にはトナー容器102内のトナー101を残さず図示し
ない現像領域部に搬送することが困難である場合が多
い。
【0004】一方、図7(a),(b)に示すように、
回転可能な攪拌軸201に弾性シート部材202が接合された
現像剤攪拌搬送装置200では、トナー容器102の内部に収
容されたトナー101を搬送する能力に優れており、例え
ば、図7(b)に示すように、重力のみではトナー容器
102内のトナー101を図示しない現像領域部に容易には送
り込めないような容器形状の場合でも適用可能である。
この場合、トナー101を確実に搬送することが必須であ
るため、曲げ強度の比較的強い弾性シート部材202を用
いることが多い。
【0005】図7(b)に示すトナー容器102の形状は
該トナー容器102内のトナー101の自重が図示しない現像
領域部にかからない構成とすることが出来、トナー容器
102内のトナー101を残さず図示しない現像領域部に搬送
することが出来るものである。
【0006】図8は図7(a)に示す現像剤攪拌搬送装
置200の組立て説明図であり、図9は図7(a)及び図
8のA−A断面図である。攪拌軸201は断面方形状で形
成され、該攪拌軸201の1面の回転軸方向には複数のモ
ールド等からなるボス部201aが設けられている。
【0007】そして、このボス部201aに弾性シート部材
202に形成された穴202a及び断面L字形の押さえ部材203
に形成された穴203aを嵌合して挿通した後、押さえ部材
203から突出したボス部201aの先端を図9に示すように
熱により溶かして(熱カシメ)、固定している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来例では、トナー容器102内に露出するボス部201aの
先端を熱カシメにより固定していたため、現像剤攪拌搬
送装置200の回転により攪拌搬送されるトナー101から受
ける機械的な反力や振動等により熱カシメされたボス部
201aの先端の外形部201bから微細なモールド片が剥がれ
てトナー容器102内に落ち、トナー101に混入する虞があ
った。
【0009】一方、近年では、1ドット再現性を高める
高画質化を目的としたトナー101の小粒径化及びプロセ
ススピードの高速化が進むにつれて現像性能を向上する
ために現像プロセスの改善が行われている。
【0010】この改善された現像装置のトナー101に上
述したような微細なモールド片が入り込むと画像不良、
特に画像の縦方向に白くスジが入る現象を起こす虞があ
る。
【0011】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、弾性シート部材を固定する攪
拌軸と押さえ部材との結合を超音波等の高周波振動によ
り熱溶着し、更にはその溶着部を塞ぐ構成とすることで
溶着により発生した異物が現像剤中に混入することを防
止することが出来る現像剤攪拌搬送装置、及びこれを備
えた現像剤容器、及びこれを備えた現像装置、及びこれ
を備えたプロセスカートリッジ、及びこれを備えた画像
形成装置を提供せんとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る現像剤攪拌搬送装置の代表的な構成は、
攪拌軸を中心に回転し、現像剤に接触して該現像剤を攪
拌搬送する弾性シート部材を有する現像剤攪拌搬送装置
において、前記弾性シート部材の回転軸方向に1または
複数の穴が形成され、前記攪拌軸の回転軸方向に前記弾
性シート部材の穴に対応した1または複数の凹部が形成
され、前記弾性シート部材の穴に挿通されて前記攪拌軸
の凹部に嵌入される凸部が形成された押さえ部材を有
し、前記押さえ部材の凸部を前記弾性シート部材の穴に
挿通すると共に前記攪拌軸の凹部に嵌入し、前記押さえ
部材の凸部の先端部と前記攪拌軸の凹部の底部とを高周
波振動により熱溶着して結合させたことを特徴とする。
【0013】本発明は、上述の如く構成したので、弾性
シート部材を固定する攪拌軸と押さえ部材との結合を超
音波等の高周波振動により熱溶着し、更にはその溶着を
押さえ部材の凸部の先端部と攪拌軸の凹部の底部との間
で行い、該溶着部を塞ぐ構成とすることで溶着により発
生した異物が現像剤中に混入することを防止することが
出来る。
【0014】また、本発明に係る現像剤攪拌搬送装置の
他の代表的な構成は、攪拌軸を中心に回転し、現像剤に
接触して該現像剤を攪拌搬送する弾性シート部材を有す
る現像剤攪拌搬送装置において、前記弾性シート部材の
回転軸方向に1または複数の穴が形成され、前記攪拌軸
の回転軸方向に前記弾性シート部材の穴に対応した1ま
たは複数の凸部が形成され、前記弾性シート部材の穴に
挿通された前記攪拌軸の凸部に嵌合される凹部が形成さ
れた押さえ部材を有し、前記攪拌軸の凸部を前記弾性シ
ート部材の穴に挿通すると共に前記押さえ部材の凹部に
嵌入し、前記攪拌軸の凸部の先端部と前記押さえ部材の
凹部の底部とを高周波振動により熱溶着して結合させた
ことを特徴とする。
【0015】上記構成によれば、弾性シート部材を固定
する攪拌軸と押さえ部材との結合を超音波等の高周波振
動により熱溶着し、更にはその溶着を攪拌軸の凸部の先
端部と押さえ部材の凹部の底部との間で行い、該溶着部
を塞ぐ構成とすることで溶着により発生した異物が現像
剤中に混入することを防止することが出来る。
【0016】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る現像剤攪拌
搬送装置、及びこれを備えた現像剤容器、及びこれを備
えた現像装置、及びこれを備えたプロセスカートリッ
ジ、及びこれを備えた画像形成装置の一例として電子写
真方式のプロセスカートリッジを着脱可能に装備するプ
リンタに適用した場合の一実施形態を具体的に説明す
る。
【0017】図1は本発明に係る現像剤攪拌搬送装置を
備えた現像剤容器を有する現像装置がプロセスカートリ
ッジに装備され、これを装着した画像形成装置の構成を
示す断面説明図、図2は本発明に係る現像剤攪拌搬送装
置を備えた現像剤容器の構成を示す断面説明図、図3は
本発明に係る現像剤攪拌搬送装置の第1実施形態の組立
て説明図、図4は図3のA−A断面図である。
【0018】先ず、図1〜図4を用いて本発明に係る現
像剤攪拌搬送装置の第1実施形態及びこれを備えた現像
剤容器、及びこれを備えた現像装置、及びこれを備えた
プロセスカートリッジ、及びこれを備えた画像形成装置
の構成について説明する。
【0019】図1において、1は画像形成装置本体であ
り、2は画像形成手段であって画像情報に応じた画像を
担持する像担持体となる電子写真感光体ドラムである。
感光体ドラム2は図1の時計回り方向に回転され、帯電
手段3により該感光体ドラム2の表面が一様に帯電され
た後、露光手段4から出射されたレーザ光がミラー4a
を反射して感光体ドラム2の表面に照射され、静電潜像
が形成される。
【0020】感光体ドラム2の表面に形成された静電潜
像は、現像装置5から現像剤となるトナー6が供給され
てトナー画像として可視像化される。現像装置5の現像
剤容器5aの内部には攪拌軸7を中心に回転可能に配置
され、トナー6に接触して該トナー6を攪拌搬送する弾
性シート部材8を有する現像剤攪拌搬送装置9が設けら
れており、現像領域部となる感光体ドラム2に対向する
位置には現像剤攪拌搬送装置9により攪拌搬送されたト
ナー6を担持する現像剤担持体となる現像スリーブ10が
設けられている。
【0021】現像剤攪拌搬送装置9は、例えば6秒に1
回の割合で回転し、現像剤容器5a内に収容されたトナ
ー6をほぐしながら現像スリーブ10が配置された現像領
域部に送り込む。
【0022】図2に示すように、現像剤容器5aの形状
は該現像剤容器5a内のトナー6の自重が現像スリーブ
10が配置される現像領域部にかからない構成であるため
トナー6の凝集が発生せず、現像剤攪拌搬送装置9の回
転により現像剤容器5a内のトナー6を残さず現像スリ
ーブ10が配置される現像領域部に搬送することが出来る
ものである。
【0023】本実施形態の現像スリーブ10は直径が16
mmの非磁性アルミスリーブで、表面を導電性粒子を含有
する樹脂層でコートしたスリーブである。現像スリーブ
10内には4極のマグネットロール10aが配置されてお
り、現像剤規制部材としてはJIS硬度40°程度のシリ
コンゴムシート10bを現像スリーブ10に対して当接力が
30〜40gf/cm(現像スリーブ10の長手方向における
1cm当たりの当接荷重)となるように設定されている。
【0024】トナー6は負帯電性磁性一成分トナーが用
いられる。成分としては、結着樹脂としてスチレンn−
ブチルアクリレート共重合体100重量部に磁性体粒子
80重量部、モノアゾ系鉄錯体の負荷電制御剤2重量
部、ワックスとして低分子量ポリプロピレン3重量部を
140℃に加熱された2軸エクストルーダーで溶融混練
し、冷却した混練物をハンマーミルで粗粉砕し、該粗粉
砕物をジェットミルで微粉砕し、得られた微粉砕物を風
力分級して、重量平均粒径5.0μmの分級粉を得る。
【0025】重量平均粒径5.0μmの分級品に疎水性
シリカ微粉体1.0重量部をヘンシェルミキサーで混合
し、現像剤を得る。そして、重量平均粒径が3.5〜
7.0μmの範囲(主に6μm程度)のものが用いられ
る。
【0026】感光体ドラム2と現像スリーブ10との間に
は直流バイアス電圧に交流バイアス電圧を重畳した図示
しないバイアス電圧供給電源が接続されており、これに
より適正な現像バイアス電圧を印加するようになってい
る。
【0027】現像スリーブ10に印加される現像バイアス
電圧は、例えば感光体ドラム2と現像スリーブ10との間
のギャップが300μm程度であった場合、直流電圧5
00V、交流電圧としてピークからピークまでの電圧V
PPが1600Vで周波数2200Hzの矩形波を印加す
る。
【0028】感光体ドラム2の帯電電位は600Vに帯
電され、レーザ露光部の電位を−150Vとしてレーザ
露光部を反転現像する。
【0029】一方、シートカセット11に収容された紙や
合成樹脂等からなるシートPは給送ローラ12により繰り
出された後、図示しない分離手段により一枚ずつ分離給
送され、図示しないレジストローラ対により感光体ドラ
ム2のトナー画像と同期が取られて感光体ドラム2と該
感光体ドラム2に対向する転写装置13との間に送られ
る。
【0030】そして、転写装置13の作用によりトナー6
により可視像化された感光体ドラム2の表面上のトナー
画像がシートPに転写された後、定着装置14に搬送され
て加熱、加圧処理されてトナー画像が永久定着される。
【0031】一方、シートPに転写されずに感光体ドラ
ム2の表面上に残留した残留トナーはブレード15aを有
するクリーニング装置15により除去される。その後、感
光体ドラム2の表面は再び帯電手段3により帯電されて
前述した画像形成工程を繰り返す。
【0032】本実施形態では、現像装置5、クリーニン
グ装置15、感光体ドラム2及び帯電手段3が一体的にカ
ートリッジ化されたプロセスカートリッジとして構成さ
れており、該プロセスカートリッジは図示しない開閉カ
バーを開けて画像形成装置本体1に対して着脱可能に構
成されている。
【0033】本実施形態の現像剤攪拌搬送装置9は、図
3及び図4に示すように、回転軸方向に1または複数の
方形状の穴8aが形成された弾性シート部材8と、該弾
性シート部材8の穴8aに対応する1または複数の方形
状の凹部7aが回転軸方向に形成されたモールド製の攪
拌軸7と、弾性シート部材8の穴8aに挿通されると共
に攪拌軸7の凹部7aに嵌入される1または複数の方形
状の凸部16aが回転軸方向に形成されたモールド製の押
さえ部材16を有して構成される。攪拌軸7は断面方形状
で形成され、該攪拌軸7の1面の回転軸方向に凹部7a
が形成されている。
【0034】本実施形態では図3に示すように弾性シー
ト部材8の穴8a、攪拌軸7の凹部7a、押さえ部材16
の凸部16aを夫々3つ設けた場合について説明するが1
または他の複数設けて構成しても良い。
【0035】そして、押さえ部材16の凸部16aを弾性シ
ート部材8の穴8aに挿通すると共に攪拌軸7の凹部7
aに嵌入すると、弾性シート部材8の穴8aが押さえ部
材16の凸部16aに嵌合して係止されることで位置決めさ
れ、更に弾性シート部材8の穴8aの縁部8bが攪拌軸
7の凹部7aの縁部7bと、押さえ部材16の凸部16aの
縁の鍔部16bとに当接挟持されて支持される。
【0036】そして、押さえ部材16の凸部16aの先端部
16a1と、攪拌軸7の凹部7aの底部7cとを超音波等の
高周波振動により熱溶着して結合し、攪拌軸7、弾性シ
ート部材8及び押さえ部材16を一体的に固定する。ここ
で、高周波振動による熱溶着とは、所定の周波数の高周
波を目的の溶着部に当てて振動熱により溶着するもので
ある。
【0037】上記構成によれば、弾性シート部材8を固
定する攪拌軸7と押さえ部材16との結合を超音波等の高
周波振動により熱溶着し、更にはその溶着を押さえ部材
16の凸部16aの先端部16a1と攪拌軸7の凹部7aの底部
7cとの間で行い、該溶着部を塞ぐ構成とすることで溶
着によりモールド片が発生したとしても発生したモール
ド片が外に出ないように押さえ部材16の凸部16aで攪拌
軸7の凹部7aを塞いでいるため現像剤容器5a内のト
ナー6中に異物として微細なモールド片が混入すること
がなく、画像不良、特に画像の縦方向に白くスジが入る
現象を起こすことを防止することが出来る。
【0038】次に図5を用いて本発明に係る現像剤攪拌
搬送装置の第2実施形態について説明する。図5は本発
明に係る現像剤攪拌搬送装置の第2実施形態の組立て説
明図である。尚、前記第1実施形態と同様に構成したも
のは同一の符号を付して説明を省略する。
【0039】前記第1実施形態では図3に示すように攪
拌軸7に凹部7aを設け、押さえ部材16に凸部16aを設
けて構成したが、本実施形態では、図5に示すように攪
拌軸7に凸部7eを設け、押さえ部材16に凹部16dを設
けて構成したものである。
【0040】即ち、図5に示すように、モールド製の攪
拌軸7の回転軸方向に弾性シート部材8の穴8aに対応
した1または複数の方形状の凸部7eが形成され、モー
ルド製の押さえ部材16の回転軸方向に攪拌軸7の凸部7
eに嵌合される方形状の凹部16dが形成されている。攪
拌軸7は断面方形状で形成され、該攪拌軸7の1面の回
転軸方向に方形状の凸部7eが形成されている。
【0041】そして、攪拌軸7の凸部7eを弾性シート
部材8の穴8aに挿通すると共に押さえ部材16の凹部16
dに嵌入すると、弾性シート部材8の穴8aが攪拌軸7
の凸部7eに嵌合して係止されることで位置決めされ、
更に弾性シート部材8の穴8aの縁部8bが攪拌軸7の
凸部7eの縁の鍔部7fと、押さえ部材16の凹部16dの
縁部16eとに当接挟持されて支持される。
【0042】そして、攪拌軸7の凸部7eの先端部7e1
と、押さえ部材16の凹部16dの底部とを前述の第1実施
形態と同様に超音波等の高周波振動により熱溶着して結
合し、攪拌軸7、弾性シート部材8及び押さえ部材16を
一体的に固定する。
【0043】上記構成によれば、弾性シート部材8を固
定する攪拌軸7と押さえ部材16との結合を超音波等の高
周波振動により熱溶着し、更にはその溶着を攪拌軸7の
凸部7eの先端部7e1と押さえ部材16の凹部16dの底部
との間で行い、該溶着部を塞ぐ構成とすることで溶着に
よりモールド片が発生したとしても発生したモールド片
が外に出ないように攪拌軸7の凸部7eで押さえ部材16
の凹部16dを塞いでいるため現像剤容器5a内のトナー
6中に異物として微細なモールド片が混入することがな
く、画像不良、特に画像の縦方向に白くスジが入る現象
を起こすことを防止することが出来る。他の構成は前記
第1実施形態と同様に構成され、同様の効果を得ること
が出来るものである。
【0044】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、請求項1に記載した発明によれば、弾性シー
ト部材を固定する攪拌軸と押さえ部材との結合を超音波
等の高周波振動により熱溶着し、更にはその溶着を押さ
え部材の凸部の先端部と攪拌軸の凹部の底部との間で行
い、該溶着部を塞ぐ構成とすることで溶着により発生し
た異物が現像剤中に混入することを防止することが出
来、画像不良、特に画像の縦方向に白くスジが入る現象
を起こすことを防止することが出来る。
【0045】また、請求項2に記載した発明によれば、
弾性シート部材を固定する攪拌軸と押さえ部材との結合
を超音波等の高周波振動により熱溶着し、更にはその溶
着を攪拌軸の凸部の先端部と押さえ部材の凹部の底部と
の間で行い、該溶着部を塞ぐ構成とすることで溶着によ
り発生した異物が現像剤中に混入することを防止するこ
とが出来、画像不良、特に画像の縦方向に白くスジが入
る現象を起こすことを防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る現像剤攪拌搬送装置を備えた現像
剤容器を有する現像装置がプロセスカートリッジに装備
され、これを装着した画像形成装置の構成を示す断面説
明図である。
【図2】本発明に係る現像剤攪拌搬送装置を備えた現像
剤容器の構成を示す断面説明図である。
【図3】本発明に係る現像剤攪拌搬送装置の第1実施形
態の組立て説明図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】本発明に係る現像剤攪拌搬送装置の第2実施形
態の組立て説明図である。
【図6】従来例を説明する図である。
【図7】従来例を説明する図である。
【図8】従来例を説明する図である。
【図9】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置本体、2…感光体ドラム、3…帯電手
段、4…露光手段、4a…ミラー、5…現像装置、5a
…現像剤容器、6…トナー、7…攪拌軸、7a…凹部、
7b…縁部、7c…底部、7e…凸部、7e1…先端部、
7f…鍔部、8…弾性シート部材、8a…穴、8b…縁
部、9…現像剤攪拌搬送装置、10…現像スリーブ、10a
…マグネットロール、10b…シリコンゴムシート、11…
シートカセット、12…給送ローラ、13…転写装置、14…
定着装置、15…クリーニング装置、15a…ブレード、16
…押さえ部材、16a…凸部、16a1…先端部、16b…鍔
部、16d…凹部、16e…縁部、P…シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 貴夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AB03 AB06 AB15 AD06 AD13 AD23 AD36 BA09 EA13 FA00 FA13 FA25 GA17 4F211 AH73 AH81 AJ03 TA01 TC11 TN20 TQ05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 攪拌軸を中心に回転し、現像剤に接触し
    て該現像剤を攪拌搬送する弾性シート部材を有する現像
    剤攪拌搬送装置において、 前記弾性シート部材の回転軸方向に1または複数の穴が
    形成され、 前記攪拌軸の回転軸方向に前記弾性シート部材の穴に対
    応した1または複数の凹部が形成され、 前記弾性シート部材の穴に挿通されて前記攪拌軸の凹部
    に嵌入される凸部が形成された押さえ部材を有し、 前記押さえ部材の凸部を前記弾性シート部材の穴に挿通
    すると共に前記攪拌軸の凹部に嵌入し、前記押さえ部材
    の凸部の先端部と前記攪拌軸の凹部の底部とを高周波振
    動により熱溶着して結合させたことを特徴とする現像剤
    攪拌搬送装置。
  2. 【請求項2】 攪拌軸を中心に回転し、現像剤に接触し
    て該現像剤を攪拌搬送する弾性シート部材を有する現像
    剤攪拌搬送装置において、 前記弾性シート部材の回転軸方向に1または複数の穴が
    形成され、 前記攪拌軸の回転軸方向に前記弾性シート部材の穴に対
    応した1または複数の凸部が形成され、 前記弾性シート部材の穴に挿通された前記攪拌軸の凸部
    に嵌合される凹部が形成された押さえ部材を有し、 前記攪拌軸の凸部を前記弾性シート部材の穴に挿通する
    と共に前記押さえ部材の凹部に嵌入し、前記攪拌軸の凸
    部の先端部と前記押さえ部材の凹部の底部とを高周波振
    動により熱溶着して結合させたことを特徴とする現像剤
    攪拌搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の現像剤
    攪拌搬送装置を有し、前記攪拌軸を中心に回転する前記
    弾性シート部材により内部に収容された現像剤を攪拌す
    ると共に現像領域部に搬送することを特徴とする現像剤
    容器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の現像剤容器と、前記攪
    拌軸を中心に回転する前記弾性シート部材により攪拌搬
    送された現像剤を担持する現像剤担持体とを有すること
    を特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の現像装置と、画像情報
    に応じた画像を担持する像担持体とを有することを特徴
    とするプロセスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のプロセスカートリッジ
    が装置本体に対して着脱可能に構成されたことを特徴と
    する画像形成装置。
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