JP2001075042A - 光偏向器 - Google Patents

光偏向器

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JP2001075042A
JP2001075042A JP24770199A JP24770199A JP2001075042A JP 2001075042 A JP2001075042 A JP 2001075042A JP 24770199 A JP24770199 A JP 24770199A JP 24770199 A JP24770199 A JP 24770199A JP 2001075042 A JP2001075042 A JP 2001075042A
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JP
Japan
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rotation axis
diaphragm
optical deflector
pair
support beams
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JP24770199A
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Yasuhiro Sugano
泰弘 菅野
Mikio Okumura
実紀雄 奥村
Takayuki Izeki
隆之 井関
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1軸回転方向の駆動手段で2軸方向に走査可
能とし、駆動手段の構成を簡単にする。 【解決手段】 ベース20に一対の第1支持梁24を介
して第1振動板23を支持し、この第1振動板23に第
1支持梁24に直交する一対の第2支持梁26を介して
第2振動板25を支持し、第2振動板25が一対の第1
支持梁24の変形によって第1回転軸Aを中心として揺
動自在に構成すると共に、一対の第2支持梁26の変形
によって第2回転軸Bを中心として揺動自在に構成し、
振動板25の形状は、全体としての重心位置Gが第1回
転軸A及び第2回転軸Bの交点に位置すると共に、その
重心Gに対して点対称であり、且つ、第1回転軸A及び
第2回転軸Bに対して線対称でない平行四辺形とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザビーム等の
光を反射させて光偏向を行う光偏向器に関する。
【従来の技術】電子写真式複写機、レーザビームプリン
タ、バーコードリーダ等の光学機器の走査装置や、光デ
ィスクのトラッキング制御装置の光偏向装置や、レーザ
光をスキャニングして映像を投影する表示装置などには
光偏光器が使用されている。
【0002】一般に、機械的に光偏向を行う光偏光器と
しては、回転多面鏡(ポリゴンミラー)、揺動型反射鏡
(ガルバノミラー)等があるが、ガルバノミラー型のも
のはポリゴンミラー型のものに比べて機構が小型化で
き、又、最近の半導体プロセス技術ではシリコン基板を
用いたマイクロミラーの試作例なども報告されており、
さらに小型化、軽量化、低コスト化が期待できる。
【0003】このようなガルバノミラー型の光偏向器の
2軸方向走査可能な従来例が図7に示されている。図7
において、光偏向器1のベース2上には平板状の振動体
3が固定されている。この振動体3は、方形状の外枠部
4と、この外枠部4の内部スペースに一対の第1支持梁
5を介して揺動自在に支持された方形枠体状の第1振動
部6と、この第1振動部6の更に内部スペースに一対の
第2支持梁7を介して揺動自在に支持された第2振動部
8とから構成されている。第1振動部6は一対の第1支
持梁5を第1回転軸Aとして揺動し、第2振動部8は一
対の第2支持梁7を第2回転軸Bとして揺動し、第1振
動部6と第2振動部8とは互いに直交する方向に揺動す
る。第2振動部8の上面には光反射ミラー9が設けられ
ている。
【0004】又、光偏向器1の駆動手段Dは、ベース2
上に配置された一対の第1電極10と一対の第2電極1
1とを有する。一対の第1電極10は第1振動部6の左
右揺動両側の裏面に対向する位置に配置され、又、一対
の第2電極11は第2振動部8の左右揺動両側の裏面に
対向する位置に配置されている。この第1、第2電極1
0、11の相手側の電極として第1、第2振動部6、8
が構成され、各第1電極10と第1振動部6との間には
選択的に電圧を印加できるよう構成されている。又、各
第2電極11と第2振動部8との間にも選択的に電圧を
印加できるよう構成されている。
【0005】上記構成において、第1電極10の一方と
第1振動部6との間に電圧が印加されたときには第1振
動部6が静電力により吸引されて第1振動部6が一対の
第1支持梁5を第1回転軸Aとして回転し、又、第1電
極10の他方と第1振動部6との間に電圧が印加された
ときには第1振動部6が静電力により吸引されて第1振
動部6が一対の第1支持梁5を第1回転軸Aとして上記
の反対方向に回転する。従って、一対の第1電極10に
交互に電圧を印加することによって第1振動部6が揺動
し、同様の理由により一対の第2電極11に交互に電圧
を印加することによって第2振動部8が一対の第2支持
梁7を揺動中心軸Bとして第1振動部6に対して揺動す
る。この第2振動部7の光反射ミラー9に照射された光
は、第1、第2振動部6、8の揺動によって反射角がX
軸走査方向及びY軸走査方向に光偏向される。
【0006】尚、上記従来例と略同一の技術が特開平6
−180428号公報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例の2軸方向走査可能な光偏向器1では、光反射ミラ
ー9を形成した第2振動部8を第1回転軸Aを中心とし
て揺動させる場合には一対の第1電極10に、第2回転
軸Bを中心として揺動させる場合には別の一対の第2電
極11にそれぞれ電圧を供給しなければならなかった。
つまり、各軸方向毎に駆動力を作用させる必要があった
ため、駆動手段Dの構成が複雑であるという問題があっ
た。尚、静電力以外の駆動力を作用させる場合にも同様
である。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、1軸回転方向の駆動手段で2
軸方向に走査でき駆動手段の構成を簡単にできる光偏向
器を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、光反
射ミラー面を有する振動板をベースに対して互いに直交
する第1回転軸及び第2回転軸を中心としてそれぞれ揺
動自在な2軸揺動構成とし、前記振動板は、全体として
の重心位置が前記第1回転軸及び第2回転軸の交点に位
置すると共に、いずれか一方の回転軸を境界として仕切
られる2つの領域の各重心位置が前記第1回転軸及び第
2回転軸に対して共にシフトした位置で、且つ、前記第
1回転軸及び第2回転軸の交点に対して点対称の位置に
なる重心構成としたことを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、前記請求項1に記載の
光偏向器において、前記2軸揺動構成は、前記ベースに
一対の第1支持梁を介して第1振動板を支持し、この第
1振動板に前記第1支持梁に直交する一対の第2支持梁
を介して前記振動板を支持し、前記振動板が前記一対の
第1支持梁の変形によって第1回転軸を中心として揺動
すると共に、前記一対の第2支持梁の変形によって第2
回転軸を中心として揺動するものであることを特徴とす
る。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項1に記載の
光偏向器において、前記2軸揺動構成は、振動板の外側
位置に間隔を置いて平行に配置された一対の第1支持梁
を左右に設け、この4本の第1支持梁の各外端を前記ベ
ースに固定し、左右の一対の第1支持梁の互いの内端を
近接対向し、且つ、上下方向に撓み変形可能な自由端と
して構成し、この4本の第1支持梁の内端と前記振動板
との間を前記第1支持梁に直交し、且つ、前記振動板の
重心を通る軸に対して略対称に配置された第2支持梁で
それぞれ連結し、この各第2支持梁を捩じり変形及び撓
み変形可能に構成し、前記振動板が前記第1支持梁の自
由端の撓み変形と前記第2支持梁の撓み及び捩じり変形
とによって第1回転軸を中心として揺動すると共に、前
記第1支持梁の撓み変形と前記第2支持梁の撓み変形と
によって第2回転軸を中心として揺動するものであるこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、前記請求項1〜請求項
3のいずれかに記載の光偏向器において、前記重心構成
は、前記振動板の形状がその重心に対して点対称であ
り、且つ、前記第1回転軸及び第2回転軸に対して線対
称でないことによって構成したことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、前記請求項2又は請求
項4に記載の光偏向器において、前記第1振動板に第1
回転軸を中心とする回転モーメントを付与する駆動手段
を有し、この駆動手段が前記振動板の固有振動数を重畳
した信号で前記第1振動板を駆動することを特徴とす
る。
【0014】請求項6の発明は、前記請求項3又は請求
項4に記載の光偏向器において、前記第1支持梁に自由
端を上下動させる駆動力を付与する駆動手段を有し、こ
の駆動手段が前記振動板の第1回転軸を中心とする揺動
の固有振動数、及び、前記振動板の第2回転軸を中心と
する揺動の固有振動数の少なくとも一方の固有振動数を
重畳した信号で前記第1支持梁を駆動することを特徴と
する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0016】図1及び図2は本発明の第1実施形態を示
し、図1(A)は光偏向器の平面図、図1(B)は図1
(A)のM−M線断面図、図2(A)は振動板の平面
図、図2(B)、(C)はそれぞれ振動板に駆動揺動方
向とは別に回転モーメントが発生することを説明するた
めの振動板の概略左側面図である。
【0017】図1(A)、(B)において、光偏向器1
Aのベース20には一対の振動体支持部20aが立設さ
れ、この一対の振動体支持部20a上に振動体21が固
定されている。この振動体21は、振動体支持部20a
に固定される一対の固定部22と、この一対の固定部2
2の内側スペースに配置された第1振動板23と、この
第1振動板23の重心を通る第1回転軸A上の位置で第
1振動板23と各固定部22とを連結する一対の第1支
持梁24と、前記第1振動板23の開口部23a内に配
置された振動板である第2振動板25と、この第2振動
板25の重心を通り、前記第1回転軸Aに直交する第2
回転軸B上の位置で第2振動板25と第1振動板23と
を連結する一対の第2支持梁26とから一体的に構成さ
れている。
【0018】第2振動板25は、一対の第1支持梁24
が捩じり変形することによって第1振動板23と共に第
1回転軸Aを中心として揺動し、又、第2支持梁26が
捩じり変形することによって揺動中心軸Bを中心として
揺動する。又、第2振動板25の形状は、全体としての
重心位置Gが前記第1回転軸A及び第2回転軸Bの交点
に位置すると共に、その重心に対して点対称であり、且
つ、第1回転軸A及び第2回転軸Bに対して線対称でな
い形状、この第1実施形態では平行四辺形にて構成され
ている。
【0019】そして、このような形状とすることによっ
て、第2振動板25は、第2回転軸Bを境界として仕切
られる2つの領域S1、S2(図1(A)、図2(A)
では明確化のためにハッチングにて示す)の各重心位置
g1、g2が第1回転軸A及び第2回転軸Bに対して共
にシフトした位置で、且つ、第1回転軸A及び第2回転
軸Bの交点に対して点対称の位置になる重心構成となっ
ている。
【0020】前記第2振動板25の上面には光反射ミラ
ー面27が設けられており、光反射ミラー面27は例え
ば第2振動板25の上面に光反射膜を施すことによって
作られる。
【0021】光偏向器1Aの駆動手段D1(図示せず)
は、ベース20上に配置された一対の電極28a、28
bのみを有し、この一対の電極28a、28bは第1振
動板23の左右揺動端部分に対向する下方位置にそれぞ
れ設けられている。この一対の電極28a、28bの相
手側電極として第1振動板23が構成され、一対の電極
28a、28bのいずれか一方と第1振動板23との間
には選択的に電圧を印加できるよう構成されている。
【0022】上記構成において、図1(B)の実線で示
すように、一対の第1電極28a、28bが電圧無印加
の状態では第1振動板23及び第2振動板25は共に中
立位置に位置する。この状態にあって、一対の第1電極
28a、28bに交互に電圧が印加されると、第1振動
板23の左右揺動端部分に交互に静電力が作用して第1
振動板23が図1(B)の仮想線で示すように、一対の
第1支持梁部24の捩じれにより第1回転軸Aを中心と
して揺動する。この揺動によって第2振動板25も第1
回転軸Aを中心として共に揺動する。
【0023】このような第2振動板25の揺動に際して
第2振動板25の双方の領域S1、S2にはその質量の
非対称性より回転モーメントM1、M2が作用する。こ
の回転モーメントM1、M2は各領域S1、S2の重心
位置g1、g2に外力Fが作用すると等価に考えること
ができる。具体的には、図2(A)のR1回転方向に際
して一方の領域S1の重心位置g1は第1回転軸Aに対
して左側にシフトした位置(シフト量D1)であるため
下方の回転モーメントM1(=F・D1)として作用
し、他方の領域S2の重心位置g2は第1回転軸Aに対
して右側にシフトした位置(シフト量D1)であるため
上方の回転モーメントM2(=F・D1)として作用す
る。図2(A)のR2回転方向に際しては、反対の関係
が成り立つ。尚、各重心g1、g2が第1回転軸A上に
位置すればこのような回転モーメントは作用しない。そ
して、この回転モーメントM1、M2は各重心位置g
1、g2が点対称位置であるため互いに方向が逆で、且
つ、大きさが同じである。
【0024】ここで、第2振動板25は一対の第2支持
梁26で支持されており、上記外力Fを第2回転軸Bに
対して考えた場合には、一方の領域S1の重心位置g1
は第2回転軸Bに対して上側にシフトした位置(シフト
量D2)であり、他方の領域S2の重心位置g2は第2
回転軸Bに対して下側にシフトした位置(シフト量D
2)であるので、図2(B)、(C)に示すように、互
いに逆方向で、且つ、大きさが同じ回転モーメントM3
(=F・D2)、M4(=F・D2)として作用するた
め、この回転モーメントM3、M4によって第2振動板
25が第2回転軸Bを中心として揺動する。尚、各重心
g1、g2が第2回転軸B上に位置すればこのような回
転モーメントは作用しない。
【0025】以上より、第1実施形態では、第1振動板
23に第1回転軸Aを中心とする回転モーメントを付与
して第1振動板23を第1回転軸Aを中心に揺動させる
と、第2振動板25には第2回転軸Bを中心とする回転
モーメントが発生して第2回転軸Bを中心にも揺動する
ため、1軸回転方向の駆動手段D1で2軸方向に走査で
き駆動手段D1の構成を簡単にできる。
【0026】また、駆動手段D1が第2振動板25の固
有振動数を重畳した信号で第1振動板23を駆動するよ
う構成すれば、第2振動板25が共振により揺動する。
従って、第1振動板23を小さく揺動させるだけで共振
により第2振動板25が第2回転軸Bを中心として大き
く揺動するため、省電力化に供する。
【0027】図3及び図4は本発明の第2実施形態を示
し、図3(A)は光偏向器の斜視図、図3(B)はその
概略正面図、図4は光偏光器の平面図である。図3及び
図4において、光偏光器1Bのベース30上には一定の
間隔を置いて左右一対の振動体支持部30aが一体的に
設けられ、この一対の振動体支持部30aの間の上面は
その前後両端部30bに対しその中央部が凹部30cと
して構成されている。このように構成されたベース30
上に振動体31が配置されている。
【0028】この振動体31は、一対の第1支持梁32
a、32bを有する左アーム体32と、一対の第1支持
梁33a、33bを有する右アーム体33と、振動板3
4と、4本の第2支持梁35a、35b、36a、36
bとから一体的に構成されている。左アーム体32は、
左外側端部が左方の振動体支持部30aに固定され、間
隔を置いて平行に内側に延長配置され、内側端部が自由
端である一対の第1支持梁32a、32bを有する。右
アーム体33は、右外側端部が右方の振動体支持部30
aに固定され、間隔を置いて平行に内側に延長配置さ
れ、内側端部が自由端である一対の第1支持梁33a、
33bを有する。振動板34は、4本の第1支持梁32
a、32b、33a、33bで囲まれたスペースに配置
される。4本の第2支持梁35a、35b、36a、3
6bは、振動板34と4本の第1支持梁32a、32
b、33a、33bとの間を連結する。
【0029】左右の一対の第1支持梁32a、32b、
33a、33bは、互いに対向する内端が近接対向し、
別個独立に上下方向に撓み変形及び捩じり変形可能に構
成されている。各第2支持梁35a、35b、36a、
36bは各第1支持梁32a、32b、33a、33b
に直交し、且つ、振動板34の重心Gを通る第1回転軸
Aに対して略対称位置に配置されている。第2支持梁3
5a、35b、36a、36bは、捩じり変形及び撓み
変形可能に構成されている。
【0030】振動板34は、第1実施形態と同様に平行
四辺形にて構成されている。振動板34の上面には光反
射ミラー面37が設けられており、光反射ミラー面37
は例えば振動板34の上面に光反射膜を施すことによっ
て作られる。
【0031】光偏向器1Bの駆動手段D2は、ベース2
0上に配置された一対の電極38a、38bのみを有
し、この一対の電極38a、38bは第1支持梁32
a、32b、33a、33bの前後内端部分に対向する
下方位置にそれぞれ設けられている。この一対の電極3
8a、38bの相手側電極として第1支持梁32a、3
2b、33a、33bが構成され、前方の電極38a及
び前方の第1支持梁32a、33aの間と、後方の電極
38b及び後方の第1支持梁32b、33bの間とに選
択的に電圧を印加できるよう構成されている。又、図4
において、40は電極引き出し線、41は接続パッドで
ある。
【0032】上記構成において、一対の電極38a、3
8bが電圧無印加の状態では振動板34は中立位置に位
置する。この状態にあって、一対の電極38a、38b
に交互に電圧が印加されると、前方の第1支持梁32
a、33a及び前方の第2支持梁35a、36aの組
と、後方の第1支持梁32b、33b及び後方の第2支
持梁35b、36bの組とが交互に上下方向に撓み変形
及び捩じり変形して振動板34が第2回転軸Bを中心と
して揺動する。
【0033】このような振動板34の揺動に際して振動
板34の双方の領域S1、S2にはその質量の非対称性
より前記第1実施形態と同様に回転モーメントM1、M
2が作用し、この回転モーメントにより振動板34は、
図3(B)に示すように、第1支持梁32a、32b、
33a、33bの撓み及び捩じり変形及び第2支持梁3
5a、35b、36a、36bの撓み及び捩じり変形に
よって第1回転軸Aを中心として揺動する。
【0034】以上より、第2実施形態では、振動板34
に第2回転軸Bを中心とする回転モーメントを付与して
振動板34を第2回転軸Bを中心に揺動させると、振動
板34には第1回転軸Aを中心とする回転モーメントが
発生して第1回転軸Aを中心にも揺動するため、1軸回
転方向の駆動手段D2で2軸方向に走査でき駆動手段D
2の構成を簡単にできる。
【0035】また、駆動手段D2が振動板34の第1回
転軸Aを中心とする揺動の固有振動数を重畳した信号で
振動板34を駆動するよう構成すれば、振動板34が共
振により揺動する。従って、振動板34を小さく揺動さ
せるだけで共振により振動板34が第1回転軸Aを中心
として大きく揺動するため、省電力化に供する。
【0036】第2実施形態の変形例として、駆動手段D
2は、左側の一対の第1支持梁32a、32bの下方位
置と、右側の一対の第1支持梁33a、33bの下方位
置とに一対の電極を有し、この一対の電極に交互に電圧
を印加することによって振動板34を第1回転軸Aを中
心として揺動させるよう構成しても良い。すると、前記
と同様の理由により、振動板34には第2回転軸Bを中
心とする回転モーメントが発生して第2回転軸Bを中心
にも揺動する。共振で揺動させる場合には、振動板34
の第2回転軸Bを中心とする揺動の固有振動数を重畳し
た信号で振動板34を駆動する。
【0037】図5及び図6は本発明の第3実施形態を示
し、図5は光偏向器の斜視図、図6は光偏光器の平面図
である。図5及び図6において、この第3実施形態にあ
って前記第2実施形態と比較して光偏向器1Cの駆動手
段D3(図示せず)の構成のみが相違し、他の構成は同
一であるため、駆動手段D3の構成のみを説明し、その
他の構成は図面に同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0038】即ち、光偏向器1Cの駆動手段D3は、4
本の第1支持梁32a、32b、33a、33bの上面
に固定されたPZT(PbZrO−PbTiO)等
からなる圧電体43a、43b、44a、44bを有す
る。各圧電体43a、43b、44a、44bに電圧が
印加されると、圧電材料が分極して各第1支持梁32
a、32b、33a、33bに撓み変形力を付与するも
のである。
【0039】前方の圧電体43a、44a同士と後方の
圧電体43b、44b同士とを組として交互に電圧を印
加することによって振動板34が第2回転軸Bを中心に
強制揺動し、この強制揺動により前記と同様な回転モー
メントが発生して振動板34が第1回転軸Aを中心とし
て揺動する。又、左側の一対の圧電体43a、43b同
士と右側の一対の圧電体44a、44b同士とを組とし
て交互に電圧を印加することによって振動板34が第1
回転軸Aを中心に強制揺動し、この強制揺動により前記
と同様な回転モーメントが発生して振動板34が第2回
転軸Bを中心として揺動する。以上より、1軸回転方向
の駆動手段D3で2軸方向に走査でき駆動手段D3の構
成を簡単にできる。
【0040】また、駆動手段D3が振動板34の第1回
転軸A又は第2回転軸Bを中心とする揺動の固有振動数
を重畳した信号で振動板34を第2回転軸B又は第1回
転軸Aを中心として強制揺動するよう構成すれば、振動
板34が共振により揺動する。従って、振動板34を小
さく揺動させるだけで共振により振動板34が第1回転
軸A又は第2回転軸Bを中心として大きく揺動するた
め、省電力化に供する。
【0041】尚、駆動手段D3は、各第1支持梁32
a、32b、33a、33bの上下面にそれぞれ圧電体
を固定しこの上下一対の圧電体によってピエゾバイモル
フを構成したものとしても良い。そして、一対のピエゾ
バイモルフには互いに逆位相の電圧を周期的に印加する
よう構成する。このように構成すれば、より強い撓み変
形力を付与することができる。
【0042】尚、前記第1、第2実施形態では、駆動手
段D1、D2が静電力によって振動板25を強制揺動さ
せ、第3実施形態では、駆動手段D3が圧電力によって
振動体34を強制揺動させるよう構成したが、駆動源は
これに限定されるものではなく、例えば電磁力等で駆動
させるものでも良い。
【0043】尚、前記第1〜第3実施形態では、振動板
25、34の形状を平行四辺形として構成することによ
って振動板25、34の重心構成を所定のものとして構
成したが、振動板25、34の全体としての重心Gが第
1回転軸A及び第2回転軸Bの交点に位置し、振動板2
5、34の形状がその重心Gに対して点対称であり、且
つ、第1回転軸A及び第2回転軸Bに対して線対称でな
い形状であれば良い。また、振動板25、34の重心構
成を所定のものとして構成するのに、振動板25、34
の形状ではなく質量可変等によって所定の重心構成を実
現しても良い。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、光反射ミラー面を有する振動板をベースに対し
て互いに直交する第1回転軸及び第2回転軸を中心とし
てそれぞれ揺動自在な2軸揺動構成とし、前記振動板
は、全体としての重心位置が前記第1回転軸及び第2回
転軸の交点に位置すると共に、いずれか一方の回転軸を
境界として仕切られる2つの領域の各重心位置が前記第
1回転軸及び第2回転軸に対して共にシフトした位置
で、且つ、前記第1回転軸及び第2回転軸の交点に対し
て点対称の位置になる重心構成としたので、振動板に第
1回転軸又は第2回転軸を中心とする回転モーメントを
付与して振動板を第1回転軸又は第2回転軸を中心に揺
動させると、振動板には駆動力を付与しない方の回転軸
を中心とする回転モーメントが発生してその回転軸を中
心にも揺動するため、1軸回転方向の駆動手段で2軸方
向に走査可能となり、駆動手段の構成を簡単にできる。
【0045】請求項2の発明によれば、請求項1に記載
の光偏向器において、前記2軸揺動構成は、前記ベース
に一対の第1支持梁を介して第1振動板を支持し、この
第1振動板に前記第1支持梁に直交する一対の第2支持
梁を介して前記振動板を支持し、前記振動板が前記一対
の第1支持梁の変形によって第1回転軸を中心として揺
動すると共に、前記一対の第2支持梁の変形によって第
2回転軸を中心として揺動するものであるので、第1振
動板に第1回転軸を中心とする回転モーメントを付与し
て振動板を第1回転軸を中心に揺動させると、振動板に
は第2回転軸を中心とする回転モーメントが発生して第
2回転軸を中心にも揺動するため、前記請求項1の発明
と同様な効果がある。
【0046】請求項3の発明によれば、請求項1に記載
の光偏向器において、前記2軸揺動構成は、振動板の外
側位置に間隔を置いて平行に配置された一対の第1支持
梁を左右に設け、この4本の第1支持梁の各外端を前記
ベースに固定し、左右の一対の第1支持梁の互いの内端
を近接対向し、且つ、上下方向に撓み変形及び捩じり変
形可能な自由端として構成し、この4本の第1支持梁の
内端と前記振動板との間を前記第1支持梁に直交し、且
つ、前記振動板の重心を通る軸に対して略対称に配置さ
れた第2支持梁でそれぞれ連結し、この各第2支持梁を
捩じり変形及び撓み変形可能に構成し、前記振動板が前
記第1支持梁の自由端の撓み変形及び捩じり変形と前記
第2支持梁の撓み及び捩じり変形とによって第1回転軸
を中心として揺動すると共に、前記第1支持梁の撓み変
形と前記第2支持梁の撓み変形及び捩じり変形とによっ
て第2回転軸を中心として揺動するものであるので、第
1支持梁に第1回転軸又は第2回転軸を中心とする回転
モーメントを付与して振動板を第1回転軸又は第2回転
軸を中心に揺動させると、振動板には駆動力を付与しな
い方の回転軸を中心とする回転モーメントが発生してそ
の回転軸を中心にも揺動するため、前記請求項1の発明
と同様な効果がある。
【0047】請求項4の発明によれば、請求項1〜請求
項3のいずれかに記載の光偏向器において、前記重心構
成は、前記振動板の形状がその重心に対して点対称であ
り、且つ、前記第1回転軸及び第2回転軸に対して線対
称でないことによって構成したので、請求項1〜請求項
3の発明の効果に加え、振動板の形状を所定の形状とす
れば良いため、設計変更が容易である、コストアップに
ならない等の利点がある。
【0048】請求項5の発明によれば、請求項2又は請
求項4に記載の光偏向器において、前記第1振動板に第
1回転軸を中心とする回転モーメントを付与する駆動手
段を有し、この駆動手段が前記振動板の固有振動数を重
畳した信号で前記第1振動板を駆動するので、請求項2
又は請求項4の発明の効果に加え、第1振動板を小さく
揺動させるだけで共振により振動板が第2回転軸を中心
として大きく揺動するため、省電力化に供する。
【0049】請求項6の発明によれば、請求項3又は請
求項4に記載の光偏向器において、前記第1支持梁に自
由端を上下動させる駆動力を付与する駆動手段を有し、
この駆動手段が前記振動板の第1回転軸を中心とする揺
動の固有振動数、及び、前記振動板の第2回転軸を中心
とする揺動の固有振動数の少なくとも一方の固有振動数
を重畳した信号で前記第1支持梁を駆動するので、請求
項3又は請求項4の発明の効果に加え、第1支持梁を小
さく揺動させるだけで共振により振動板が第1回転軸又
は第2回転軸を中心として大きく揺動するため、省電力
化に供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(A)は光偏向
器の平面図、(B)は図1(A)のM−M線断面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、(A)は振動板
の平面図、(B)、(C)はそれぞれ振動板に駆動揺動
方向とは別に回転モーメントが発生することを説明する
ための振動板の概略左側面図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示し、(A)は光偏向
器の分解斜視図、(B)は光偏向器の概略正面図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態を示し、光偏向器の平面
図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示し、光偏向器の分解
斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示し、光偏向器の平面
図である。
【図7】従来例の光偏向器の分解斜視図である。
【符号の説明】
1A〜1C 光偏光器 20、30 ベース 23 第1振動板 24、32a、32b、33a、33b 第1支持梁 25 第2振動板(振動板) 26、35a、35b、36a、36b 第2支持梁 27、37 光反射ミラー 34 振動板 A 第1回転軸 B 第2回転軸 G 重心 S1、S2 領域 g1、g2 領域の重心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井関 隆之 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 Fターム(参考) 2H041 AA12 AB14 AC06 AZ03 2H045 AB13 AB38 BA18 DA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光反射ミラー面を有する振動板をベース
    に対して、互いに直交する第1回転軸及び第2回転軸を
    中心として、それぞれ揺動自在な2軸揺動構成とし、 前記振動板は、全体としての重心位置が前記第1回転軸
    及び第2回転軸の交点に位置すると共に、いずれか一方
    の回転軸を境界として仕切られる2つの領域の各重心位
    置が前記第1回転軸及び第2回転軸に対して共にシフト
    した位置で、且つ、前記第1回転軸及び第2回転軸の交
    点に対して点対称の位置になる重心構成としたことを特
    徴とする光偏向器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の光偏向器におい
    て、 前記2軸揺動構成は、前記ベースに一対の第1支持梁を
    介して第1振動板を支持し、この第1振動板に前記第1
    支持梁に直交する一対の第2支持梁を介して前記振動板
    を支持し、前記振動板が前記一対の第1支持梁の変形に
    よって第1回転軸を中心として揺動すると共に、前記一
    対の第2支持梁の変形によって第2回転軸を中心として
    揺動するものであることを特徴とする光偏向器。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の光偏向器におい
    て、 前記2軸揺動構成は、振動板の外側位置に間隔を置いて
    平行に配置された一対の第1支持梁を左右に設け、この
    4本の第1支持梁の各外端を前記ベースに固定し、左右
    の一対の第1支持梁の互いの内端を近接対向し、且つ、
    上下方向に撓み変形可能な自由端として構成し、この4
    本の第1支持梁の内端と前記振動板との間を前記第1支
    持梁に直交し、且つ、前記振動板の重心を通る軸に対し
    て略対称に配置された第2支持梁でそれぞれ連結し、こ
    の各第2支持梁を捩じり変形及び撓み変形可能に構成
    し、前記振動板が前記第1支持梁の自由端の撓み変形と
    前記第2支持梁の撓み及び捩じり変形とによって第1回
    転軸を中心として揺動すると共に、前記第1支持梁の撓
    み変形と前記第2支持梁の撓み変形とによって第2回転
    軸を中心として揺動するものであることを特徴とする光
    偏向器。
  4. 【請求項4】 前記請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載の光偏向器において、 前記重心構成は、前記振動板の形状がその重心に対して
    点対称であり、且つ、前記第1回転軸及び第2回転軸に
    対して線対称でないことによって構成したことを特徴と
    する光偏向器。
  5. 【請求項5】 前記請求項2又は請求項4に記載の光偏
    向器において、 前記第1振動板に第1回転軸を中心とする回転モーメン
    トを付与する駆動手段を有し、この駆動手段が前記振動
    板の固有振動数を重畳した信号で前記第1振動板を駆動
    することを特徴とする光偏向器。
  6. 【請求項6】 前記請求項3又は請求項4に記載の光偏
    向器において、 前記第1支持梁に自由端を上下動させる駆動力を付与す
    る駆動手段を有し、この駆動手段が前記振動板の第1回
    転軸を中心とする揺動の固有振動数、及び、前記振動板
    の第2回転軸を中心とする揺動の固有振動数の少なくと
    も一方の固有振動数を重畳した信号で前記第1支持梁を
    駆動することを特徴とする光偏向器。
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