JP2001073600A - 鍵、鍵保管装置、および鍵保管制御システム - Google Patents

鍵、鍵保管装置、および鍵保管制御システム

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JP2001073600A
JP2001073600A JP24983699A JP24983699A JP2001073600A JP 2001073600 A JP2001073600 A JP 2001073600A JP 24983699 A JP24983699 A JP 24983699A JP 24983699 A JP24983699 A JP 24983699A JP 2001073600 A JP2001073600 A JP 2001073600A
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Shuji Kasuya
周史 粕谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鍵保管装置の鍵挿入孔との嵌め合いによって
選択的に鍵が挿入し得るとともに、その鍵保管装置の鍵
収納部の蓋を兼ねた鍵であり、この鍵を保管管理し得る
鍵保管装置であって、かつこの鍵保管装置を分散制御す
ることが可能な鍵保管制御システムを提供することを目
的とするものである。 【解決手段】 ホルダ付鍵、その鍵を保管する鍵保管装
置2、鍵保管装置2とその制御装置1とで構成される鍵
保管制御システムであり、磁気カードに書き込まれた情
報をカードリーダで読み取って、制御装置1に送信し、
予め登録された情報との照合を行って、その照合結果に
よる情報を鍵保管装置2で受信し、ホルダ付鍵の保管位
置を認識し、ホルダ付鍵のロック、又はロックを解除し
得る状態とする鍵保管制御システムを構成し得るホルダ
付鍵、鍵保管装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵、鍵保管装置、
および鍵保管制御システムに関し、殊に、ホルダ付鍵を
用い、確実に鍵の保管、管理することができる鍵保管装
置であり、しかも商業ビルや居住用マンション等の管理
区域毎に鍵保管装置を分散させて設置することができ、
かつ鍵を分散して保管することができるとともに、鍵の
集中管理も可能な鍵保管制御システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通常、商業ビル、居住用マンション、事
業所等では、鍵を通用口に設けられた鍵保管装置に保管
し、IDカードによる照合によって、鍵の受け渡しを行
っている。商業ビル、事業所等では、鍵の持ち出しによ
る複製を回避することができるし、居住用マンション等
では、常時保管することによって、鍵の紛失による入室
ができなくなる事態を回避することができる。近年で
は、このような鍵保管装置によって、鍵の受け渡しを自
動化して、記録管理を行うようにしている。
【0003】図8は、従来の鍵保管制御システムの一例
を示している。この従来例は、特公平7−81431号
公報に開示されたものである。図8において、30は鍵
保管盤であり、多数の鍵を収納したケースを収納する収
納部には、蓋31が設けられ、かつカードリーダ32等
が設けられている。鍵保管盤30は、制御部34と接続
されている。制御部34には、カードリーダ33が接続
され、かつ電気錠35、照明機器や空調機器等の付属機
器36、電源37、印字部38、ディスプレイ部39が
接続されている。
【0004】鍵42は、図9に示したケース部41内に
収納して、鍵保管盤30に設けられた蓋31内の収納部
に収納されて保管される。鍵42は、下部ケース44と
上部ケース45とに鎖43で繋がれ、下部ケース44と
上部ケース45とを折り畳むことにより、ケース内に収
納される。鎖43は、ケース開口部46に挿通されて、
鍵42がケース部41内に収納される。
【0005】次に、図10を参照して、鍵保管盤30に
鍵を収納したケース部41の保管について説明する。同
図(a),(b)に示したように、ケース部41を矢印
で示したように、所定の蓋31の部分にケース部41を
押してケース収納部47に差し込む。ケース収納部47
には、押出機構48が設けられており、押出機構48
は、ソレノイド51と、押出棒49と、押出棒49の押
出方向に付勢するスプリング50とが設けられている。
従って、同図(c)に示したように、ケース部41で押
出棒49を押して、ケース部41をケース収納部47に
収納する。ケース部41は、図示しないソレノイド機構
による係止機構で係止される。
【0006】この鍵保管制御システムでは、カードリー
ダ32の操作によって、所定のケース収納部47に収納
されたケース部41を、押出機構48と係止機構とを動
作させて取り出しており、入館時には、出入口に設置さ
れたカードリーダ33で電気錠35を解錠して入館し、
カードリーダ32の共用部の照明・空調などの付属機器
36を制御することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の鍵保管制御シス
テムでは、鍵を保管する際にケースに収納して、図8に
示した鍵保管盤30に鍵を保管していた。従って、ケー
ス内に鍵の把持部を収納し得るように、比較的大きな形
状としなければならないため、鍵保管盤30が大型化す
る欠点がある。また、従来の鍵保管盤は、集中制御型で
あり、分散制御が困難であるために、ある店舗等の管理
区域内に立ち入る場合に、鍵保管盤が設置された鍵集中
管理室に立ち寄って鍵保管盤から鍵を取り出さねばなら
ない欠点があった。従って、ビルの中に複数の店舗等が
存在する場合、集中制御型の鍵保管盤であると、各店舗
毎に集中制御型の鍵保管盤を複数設置しなければならな
いので、設備費が高価となる欠点があるとともに、従来
の鍵保管盤では、その設置箇所に制約を受けて設置でき
ない場合が発生する等の問題があり、従来の鍵保管制御
システムには、改善の余地があった。
【0008】また、従来の鍵保管制御システムでは、押
出機構や係止機構にソレノイドが用いられており、鍵の
係止状態が大きな衝撃音とともにロック状態が開放され
るので、好ましいものではなかった。さらに、このシス
テムの鍵保管制御装置では、補助電源として、通常バッ
テリーが使用されており、停電時に操作した場合に、係
止機構の係止棒等を大きな吸引力で引き込まねばならな
いので、大電力を必要とし、動作を確実なものとするた
めには、バッテリーの容量を大きなものとしなければな
らない欠点があった。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みなされたもので
あって、鍵、鍵保管装置、および鍵保管制御システムに
関し、鍵の把持部に特徴を与えて、鍵保管装置の鍵挿入
孔との嵌め合いによって選択的に鍵が挿入し得るととも
に、その鍵保管装置の鍵収納部の蓋を兼ねた鍵であり、
この鍵を確実に保管管理し得る鍵保管装置であり、かつ
この鍵保管装置を分散制御することが可能な鍵保管制御
システムを提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するためになされたものであり、請求項1の発明は、
ホルダ部の一端から鍵部が突出し、前記ホルダ部を鍵保
管装置に設けたホルダ部挿入孔に嵌合する切欠部を設け
た形状とし、かつ前記ホルダ部にロック溝と前記ホルダ
部の他端に前記ホルダ部挿入孔内への没入を阻止して前
記ホルダ部挿入孔の蓋となる鍔部とを有することを特徴
とする鍵である。
【0011】この発明では、鍵の把持部が、例えば樹脂
成形されたホルダ部で被覆されており、このホルダ部
は、鍵保管装置に設けられたホルダ部挿入孔に嵌合する
形状であるので、先ず、ホルダ付鍵の種別の選択ができ
る構造であり、ホルダ付鍵のホルダ部に鍔部が形成され
ているので、蓋部を押してホルダ付鍵を収納したとして
もホルダ付鍵の鍔部が蓋の役目を果たすようになされて
いる。
【0012】また、請求項2の発明は、ホルダ付鍵のホ
ルダ部が挿入されるホルダ部挿入孔と、前記ホルダ部挿
入孔が多数配列された鍵保管パネルと、前記鍵保管パネ
ルに前記ホルダ部挿入孔に対応して設けられた、ホルダ
付鍵の保管位置や照合状況を表示する表示部と、予め定
められたホルダ付鍵とその保管位置とを認識するため
に、前記鍵保管パネルに設けられた識別情報を読み取る
読取手段と、ホルダ付鍵の鍵部が挿通される鍵挿通孔が
設けられ、かつ前記ホルダ部挿入孔を塞ぐ蓋部と、ホル
ダ付鍵の鍵部を前記鍵挿通孔に挿入して、前記ホルダ部
で前記蓋部を押すことによって鍵収納部内を移動する、
前記蓋部と一体となった可動部材と、前記鍵収納部内に
設けられた、ホルダ付鍵の鍵部の挿入を検知する鍵検知
手段と、前記鍵収納部内に設けられた、前記可動部材に
押されて動作するスイッチと、前記読取手段で読み取ら
れた情報を判定して得られた一致信号と、前記鍵検知手
段による鍵検知信号と、前記スイッチのオン信号とで駆
動するモータと、前記モータの駆動によって回動させ
て、ホルダ付鍵の挿入を阻止するか、又は許可するか、
又はホルダ付鍵のホルダ部のロック溝に係合してホルダ
付鍵をロックするためのレバーと、を有することを特徴
とする鍵保管装置である。
【0013】この発明では、磁気カード等に書き込まれ
た情報を読み取って、予め登録された情報との照合によ
る情報を受信して、ホルダ付鍵の保管位置を認識し、ホ
ルダ付鍵のロック、又はロックを解除し得る状態とす
る。ホルダ付鍵のロック機構は、モータを作動させて、
その回転軸に連動するレバーによって、ホルダ付鍵をロ
ックしたり、あるいはロックを解除する機構となってお
り、この操作では、鍵収納部内に挿入されたホルダ付鍵
の鍵部を検出する鍵検知手段でその鍵部の挿入を確実に
検知し、かつ所定のストロークのホルダ部で蓋部と可動
部材とを押すことにより、可動部材でスイッチをオンと
し、初めて、レバーを回動するようになされており、ホ
ルダ付鍵を確実に保管することができる。
【0014】また、請求項3の発明は、前記鍵保管装置
の鍵挿通孔が設けられ蓋部が、ホルダ付鍵の鍵部を鍵挿
通孔に挿入して、前記ホルダ付鍵のホルダ部を押し込む
ことによって移動して、前記ホルダ付鍵が収納され、前
記ホルダ付鍵の保管時、前記ホルダ部の鍔部を前記ホル
ダ部挿入孔を塞ぐ蓋とすることを特徴とする請求項2に
記載の鍵保管装置である。
【0015】この発明では、ホルダ付鍵を収納すること
で、ホルダ付鍵の鍔部を、鍵収納部の蓋を兼ねることが
可能であり、しかも蓋部は、ホルダ付鍵で押すと移動
し、ホルダ付鍵の押圧を止めると、内蔵されているバネ
の反発力によって、前方に押し出されるようになされた
摺動する構造であり、強固な構造である。
【0016】また、請求項4の発明は、ホルダ付鍵を保
管する鍵保管装置とその制御装置とによる鍵保管制御シ
ステムにおいて、前記鍵保管装置の読取手段によって、
IDカード等に書き込まれた情報を読み取って、前記制
御装置に伝送して、その情報が予め登録された情報と一
致か不一致かを判定し、一致した場合、一致信号を前記
鍵保管装置に伝送して、前記鍵保管装置の所定位置の鍵
収納部の表示灯を点灯させ、該表示灯が点灯する位置の
蓋部の鍵挿通孔に、ホルダ付鍵の鍵部を挿入して、該蓋
部をホルダ付鍵のホルダ部で押し、鍵収納部内に挿入さ
れる該ホルダ付鍵の鍵部を、鍵検知手段で検出し、かつ
前記蓋部と一体となった可動部材でスイッチを動作させ
て、モータを駆動させ、該モータの回転軸と連動するレ
バーを回動させて、前記ホルダ付鍵のホルダ部のロック
溝に係合させて、保管するとともに、前記鍵保管装置に
保管した前記ホルダ付鍵を取り出す場合は、IDカード
等に書き込まれた情報を前記読取手段で読み取って前記
制御装置に伝送し、その情報が予め登録された情報と一
致か不一致かを判定し、一致した場合、前記表示灯を点
灯させて、該表示灯が点灯する位置の鍵収納部に収納さ
れている前記ホルダ付鍵を押して、前記スイッチを動作
させ、前記モータを駆動させて、前記レバーを回動させ
てロック状態を解除し、鍵収納部から前記ホルダ付鍵を
取り出すようにしたことを特徴とする鍵保管制御システ
ムである。
【0017】この発明では、ホルダ付鍵を保管する鍵保
管装置とその制御装置とで鍵保管制御システムを構成し
ている。磁気カード等に書き込まれた情報をカードリー
ダ等で読み取って、制御装置に送信し、予め登録された
情報との照合を行って、その照合結果による情報を鍵保
管装置で受信して、ホルダ付鍵の保管位置を認識し、ホ
ルダ付鍵のロック、又はロックを解除し得る状態とする
鍵保管制御システムである。制御装置からの情報に基づ
いて、ホルダ付鍵を鍵保管装置に挿入又は鍵保管装置に
収納されて保管されているホルダ付鍵を取り出すように
している。
【0018】また、請求項5の発明は、前記制御装置が
制御システムによって、前記鍵保管装置の読取手段によ
るIDカード又は指紋等の情報を読み取って、予め制御
装置で登録された情報と照合して一致/不一致を判定
し、その判定情報を前記鍵保管装置に伝送することを特
徴とする請求項4に記載の鍵保管制御システムである。
【0019】この発明では、一のビルの中に複数の店舗
等の管理区域が混在する場合、管理区域毎に異なった管
理者によって、鍵が管理されており、その管理区域の出
入口に鍵保管装置を設置することが可能であり、各鍵保
管装置は、分散制御することができる。従って、各鍵保
管装置で個々に操作することができる。無論、各鍵保管
装置が、LONシステムによって、制御装置と接続する
ようにシステムを構成してもよい。
【0020】また、請求項6の発明は、前記制御装置
が、前記鍵保管装置にホルダ付鍵の保管操作、又は取出
操作に連動して、前記管理区域の空調機器、照明機器等
を制御する信号を出力することを特徴とする請求項4又
は5に記載の鍵保管制御システムである。
【0021】この発明では、鍵の保管、取り出しの際
に、その管理区域の空調機器、照明機器等を制御するこ
とができ、しかもこの制御情報をコンピュータに送信し
て、記憶させることができるので、ビル全体の管理を自
動的に確実に実施することができる。
【0022】なお、本発明では、磁気カード等の書き込
まれた情報を接触型のカードリーダで読み取ることに限
定することなく、非接触型のカードリーダを用いて、読
み取るようにことが可能である。また、指紋を指紋照合
リーダを用いて読み取り、その情報を制御装置に伝送し
て、予め登録されている情報であるか否かを判断して、
その情報を鍵保管装置に伝送して、鍵の保管、取り出し
を行うことができる。また、LONシステムによる情報
の送受信を行う場合には、固有のプロトコルでなされる
ことは、明らかである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る鍵、鍵保管装
置、および鍵保管制御システムの実施の形態について、
図面を参照して説明する。
【0024】本発明の鍵保管制御システムの実施形態に
ついて、図1を参照して説明する。同図において、1は
制御装置、2(21 〜2n)は鍵保管装置、3(31
3n)は電気錠、4(41 〜4n)は電気錠の制御と通
信を行うためのインターフェース(IF)、5はカード
リーダ、6(61 〜6n)は防犯用の各種センサの入力
装置、7はコンピュータである。制御装置1は、互いに
LAN( Local AreaNetwork)を始めとする各種のデー
タ通信手段で接続が可能であるとともに、制御装置1
は、コンピュータ7との接続が可能である。さら、制御
装置1には、バッテリー1aが内蔵され、空調機器や照
明機器との接続が可能である。
【0025】なお、鍵保管装置2は、カードリーダ内蔵
型であるが、この鍵保管装置2以外に、カードリーダ内
蔵型の鍵保管装置2を複数配列した集中管理型に適した
鍵保管装置2a、非接触カードリーダ型の鍵保管装置2
b、指紋照合型の鍵保管装置2c等の接続が可能であ
る。
【0026】また、この鍵保管制御システムは、通信に
よって、端末機器を分散制御することが可能なシステム
であり、複数の店舗や居住用マンション等の管理区域の
出入口のそれぞれに鍵保管装置2を設置して、制御装置
1で接続することができる。鍵保管装置2は、通信によ
って、情報の送受信がなされており、電気錠3も同様の
通信が可能である。他の機器も同様の通信方式によって
送受信が可能であり、これらの機器と制御装置1とは、
2線方式で接続することができる。無論、LON( Loc
al Oparation Network)通信によって、情報の送受信を
行うことも可能であり、各機器に所定のプロトコルによ
る送受信が可能な制御回路が備えられることにより、電
気錠3も同様に制御装置1とLON通信が可能である。
また、他の機器も同様に、LON通信が可能な制御回路
を内蔵することによって、送受信が可能である。
【0027】先ず、本発明の鍵の実施形態について、図
2を参照して説明する。本実施形態の鍵は、図1に示し
た鍵保管装置2、非接触カードリーダ型の鍵保管装置2
b、又は指紋照合型リーダを備える鍵保管装置2c等に
収納される鍵であり、図2(a)にその斜視図、図2
(b)にその側面図、図2(c)にその正面図が図示さ
れている。同図は、ホルダ付鍵8であり、ホルダ部8a
とその一端に鍵部8bとが設けられ、ホルダ部8aの他
端に鍔部8dが設けられている。ホルダ部8aの一側面
には、ロック溝8cが設けられている。鍔部8dには、
その表面に施錠位置等を示す表示部8eが表示し得る。
【0028】本実施形態のホルダ付鍵8は、ホルダ部8
aに鍵の把持部8gが挟持され、ホルダ部8aから鍵部
8bが突出した構造である。ホルダ付鍵8は、保管する
際に、そのホルダ部8aを鍵保管装置の収納部に没入し
て収納される。ホルダ付鍵8の鍔部8dは、その表面が
鍵収納部から露出して蓋を兼ねる構造である。ホルダ部
8aは、鍵部8bの軸方向の面に切り欠きされた切欠部
8fと、その軸方向に対して、直角方向の面に切欠部8
hが設けられている。なお、ホルダ部8aは、樹脂成形
される場合と、二枚の樹脂製板で把持部8gを挟持する
構造であってもよい。
【0029】因みに、同図(d)に示すように、切欠部
8fは、所定の角度Aに設定されており、同一ビル内の
異なった管理区域内で異ならせるようにしてもよいし、
この角度をビル毎に異なるようにしても良い。また、同
図(e)に示すように、切欠き角度Bである切欠部8h
を形成することによって、ホルダ付鍵8を鍵保管装置の
鍵収納部に挿入した際、鍵保管装置の鍵収納部内に、こ
の切欠部8hが当接する面を形成することで、さらに適
合するホルダ付鍵の選択ができるようにしてもよい。ま
た、図示されていないが、この切欠部8hを利用して、
鍵収納部側から突出する部材を設けることによって、ホ
ルダ付鍵8の取り出し時のクリック感を与えるようにし
てもよい。
【0030】次に、本発明の実施形態の鍵保管装置につ
いて、図3,図4を参照して説明する。図3(a)は、
本実施形態の鍵保管装置の正面図を示し、図3(b)
は、鍵保管装置を設置した概略側面図である。図4
(a)は、鍵保管装置の要部を示す斜視図、図4(b)
は、鍵保管装置にホルダ付鍵が収納された状態を示す概
略側面図を示している。
【0031】図3(a),(b)において、鍵保管パネ
ル2Aには、ホルダ付鍵8を収納して保管する、例えば
5個の鍵収納部2Bと、カードリーダ5Aとが設けら
れ、かつ鍵保管パネル2Aの表面には、鍵収納部2Bに
対応して、表示灯18が設けられている。鍵保管パネル
2Aを埋込ボックス2Cに装着することによって、埋込
ボックス2C内に、鍵収納部2Bと、カードリーダ5A
と、表示灯18とが収納される。鍵収納管11には、モ
ータ15が設置されてその回転軸にホルダ付鍵8をロッ
クするためのレバー16が設けられ、可動部材9が鍵収
納管11内を摺動し得るようになされている。可動部材
9の一端面が蓋部9aとなっており、この蓋部9aによ
って、ホルダ付鍵8のホルダ部が挿通し得る開口した挿
入孔を塞ぐようになされている。なお、図示されてい
が、照合結果を報知する警報(照合音,エラー音)を発
するブザーを鍵保管パネル2A又はその内部に設けられ
ている。
【0032】続いて、鍵保管装置の鍵収納部2Bについ
て、図4を参照して説明する。同図(a)は、鍵収納部
を示す斜視図であり、同図(b)は、その概要を示す部
分断面図である。同図(a),(b)において、鍵収納
部2Bは、鍵収納管11の外側にモータ15が設置さ
れ、その回動軸にレバー16が設けられている。可動部
材9には、鍵収納管11内を摺動し得るように、摺動突
起9b,9c,9dが設けられ、可動部材9の一端面に
蓋部9aが設けられている。可動部材9の他端面には、
ネジ12の一端が固定され、ネジ12の他端が鍵収納管
11の奧壁部に固定され、ネジ12には支持棒13が挿
通されている。鍵収納管11の側壁部には、開口部11
aが形成されて、可動部材9の摺動突起9b,9cがこ
の開口部11aの嵌合して可動部材9が摺動するように
なされている。摺動突起9dは、摺動突起9b,9cと
反対側に設けられ、鍵収納管11の開口部11aに、摺
動突起9b〜9dが係合して、可動部材9が摺動し得る
ようになされている。
【0033】蓋部9aと可動部材9には、鍵挿入孔10
が設けられ、鍵挿入孔10にホルダ付鍵8の鍵部8bが
挿入され、ホルダ付鍵8を押圧することによって、蓋部
9aと可動部材9とが摺動する。図4(b)の矢印Y
は、可動部材9の摺動範囲を示している。なお、可動部
材9と蓋部9aとは、一体に構成され、これらの材質
は、例えば樹脂製である。無論、別体のものを組み合わ
せて一体としてもよい。
【0034】さらに、鍵収納管11内には、リミットス
イッチ14と光電センサによる鍵検知部17が配置され
ている。リミットスイッチ14は、可動部材9の他端面
で押圧することによって動作する。また、鍵検知部17
は、そのセンサ部にホルダ付鍵8の鍵部8bが挿通され
ることによって、ホルダ付鍵8の挿入を検出することが
できる。鍵収納管11内にホルダ付鍵8が挿入される
と、先ず、鍵部8bの先端が鍵検知部17に挿入され、
ホルダ付鍵8が差し込まれたことが検出される。さら
に、ホルダ付鍵8を奧まで押し込むとリミットスイッチ
14がオンとなり、ホルダ付鍵8から手を離すと、リミ
ットスイッチ14はオフとなる。
【0035】モータ15の回転軸には、軸に対して直角
方向に突出するように、レバー14が設けられ、鍵収納
管11内に鍵が保管されていない状態では、レバー14
は、可動部材9の摺動を阻止するように、図4(a)に
示したように、倒れた位置になっている。制御装置から
収納許可信号(一致信号等)を受信すると、モータ15
が動作し得る状態となり、レバー14を回動させて、可
動部材9が摺動可能な状態となる。鍵検知部17とリミ
ットスイッチ14とからの信号によって、モータ15が
動作し、再びレバー14を回動させて、ホルダ付鍵8の
ロック溝8cにレバー14が係合して、ホルダ付鍵8を
ロック状態とする。この状態で、ホルダ付鍵8は、2〜
3mm程度押すことができ、リミットスイッチ14のオ
ンとし得る。
【0036】続いて、図5〜図7を参照して、ホルダ付
鍵の保管操作と取出操作について説明する。図5は、鍵
保管制御システムの要部を示すブロック図であり、図6
は、保管動作を示す図であり、同図(a)はホルダ付鍵
の未保管の状態であり、同図(b)はホルダ付鍵が保管
された状態を示している。図7(a),(b)は、その
保管操作と取出操作操作の概略を示すフローチャートで
ある。先ず、図5において、20は鍵保管装置内に収納
された回路基板に形成された制御回路である。制御回路
20には、制御装置1と通信制御(一例とし、LON通
信等)可能な回路が収納されて接続され、かつリミット
スイッチ14と鍵検知部17とモータ15と表示灯18
とそれぞれ接続されている。鍵保管装置のカードリーダ
5Aも同様に、制御回路20を介して制御装置1と接続
されている。
【0037】図6(a)は、ホルダ付鍵の未保管の状態
を示しており、可動部材9は、スプリング12によって
押されて、可動部材9の蓋部9aが鍵保管パネル2Aの
ホルダ部挿入孔2Dを塞いだ状態となって、可動部材9
が鍵保管パネル2Aの裏面側に当接する。レバー16が
可動部材9の進路を塞いでいる。図6(a)は、ホルダ
付鍵の保管された状態であり、ホルダ付鍵8のロック溝
8cにレバー16が係合している。可動部材9は、ホル
ダ付鍵8で押し込まれた状態となっている。
【0038】続いて、図5,図6を参照し、図7(a)
のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ホルダ付
鍵の保管操作について説明する。
【0039】ステップS1において、磁気カードをカー
ドリーダ5Aに挿入して、磁気カードに書き込まれたI
Dコードを読み取り、その情報を制御回路20を介し
て、制御装置1に送信し、制御装置1では、そのIDコ
ードが予め登録されたIDコードであるか否かを照合し
て一致/不一致の判定をする。通常、レバー16は、倒
れた状態であり、摺動部材9の摺動が阻止されて摺動ホ
ルダ付鍵8を挿入することはできない。従って、IDコ
ードの照合が一致すると、表示灯18が点灯し、図6
(a)に示したように、モータ15を駆動させてレバー
16を90度回動させて、可動部材9が摺動し得る状態
となる。
【0040】次に、ステップS2に進む。表示灯18が
点灯している鍵収納部2Bに対応する可動部材9の鍵挿
入孔10に、ホルダ付鍵8の鍵部8bを差し込み、ホル
ダ部8aで可動部材9を押圧して、可動部材9を可動さ
せて稼動鍵収納管11の奧へと押し込む。
【0041】そして、ステップS3に進み、可動部材9
が押されて、ホルダ付鍵8の鍵部8bが鍵検知部17を
通過すると、鍵検知部17は、鍵の挿入を検知する。そ
して、さらに、ホルダ付鍵8を押すと、リミッタスイッ
チ14が動作する。リミッタスイッチ14の動作によっ
て、モータ15が動作して、レバー16が再び、90度
回動する。レバー16は、ホルダ付鍵8のホルダ部8a
に設けられたロック溝8cに係合されて、ホルダ付鍵8
はロック状態となる。鍵収納部2Bへのホルダ付鍵8の
挿入操作は、表示灯18が点灯している間に実施し、ホ
ルダ付鍵8がロックされると表示灯18は消灯する。
【0042】続いて、ホルダ付鍵の取出操作を図7
(b)を参照して説明する。先ず、ステップS1では、
磁気カードを操作して、カードリーダ5AでIDコード
を読み取って、制御回路20を介して、制御装置1に読
み取った情報を照合して、一致/不一致を判定する。照
合が一致した場合、一致信号を制御回路20に送り、表
示灯18を点灯させる。ステップS2に進み、表示灯1
8が点灯している間に、鍵収納部2Bに収納されたホル
ダ付鍵8の蓋部9aを押し込む。リミットスイッチ14
がオン状態となる。ステップS3に進み、リミットスイ
ッチ14がオン状態で、モータ15が駆動して、レバー
16を横方向から縦方向に90回動させている。ロック
状態であったホルダ付鍵8は、解除されて、鍵収納部2
Bからホルダ付鍵8が取り出し得る状態となる。
【0043】なお、取り出しの際に、図示されていない
が、ホルダ付鍵8が鍵収納部2Bから飛び出さないよう
に、ホルダ付鍵8の一部が鍵収納部から突出した状態
で、所定の位置で止まるように可動ピンを突出させて制
動を与えるようにしてもよい。
【0044】なお、図6(a)では、ホルダ付鍵8の未
保管状態であり、可動部材9は、その蓋部9aが鍵保管
パネル2Aの鍵挿入孔2Dから突出して、鍵保管パネル
2Aの表面と略面一の状態で閉じられた状態となってい
る。可動部材9の蓋部9aによって閉じられた鍵保管パ
ネル2Aの鍵挿入孔2Dは、ホルダ付鍵8のホルダ部8
aが貫通する形状であり、ホルダ部8aの端面の鍔部8
dは、鍵挿入孔2Dより大きいので、ホルダ付鍵8を押
し込んだとしても鍵挿入孔2Dを貫通することはない。
【0045】また、上記実施形態では、図1で示したよ
うに、磁気カードを利用して、照合を行うものである
が、非接触型の磁気カードや指紋照合、あるいは指紋照
合と磁気カードとの両方で照合するようにしてもよい。
【0046】また、本発明の鍵は、そのホルダ部が進入
する鍵保管パネル2Aの鍵挿入孔2Dの形状によって、
ホルダ部の切欠部の角度を異ならせることによって、形
状の異なるホルダ部を有するホルダ付鍵の進入を阻止す
ることができる。
【0047】従って、同一ビル内で、異なった事業所や
店舗等が混在する場合に、ホルダ付鍵の切欠部の位置角
度を異ならせることによって、感覚的に鍵の保管位置を
認知し得る。例えば、ホルダ部の切欠部の位置を、上下
又は左右、上下及び/又は左右、または切欠部の角度や
その形状を変えることによって、その形状が蓋部の形状
であるので、外観からもその位置を知ることができる。
【0048】なお、ホルダ付鍵のロック解除時、ホルダ
付鍵が飛び出すのを阻止するために、鍵部が設けられた
ホルダ部端面の切欠部を利用して、この切欠部に可動部
材を阻止する突起が突出するようにして、ホルダ付鍵を
押すことによって、その切欠部でその突起を押して、飛
び出しを阻止する機構を解除するようにしうてもよい。
【0049】また、本発明の鍵保管装置は、制御装置で
照合を行う鍵保管制御システムを構成している。また、
この制御装置は、鍵の解錠・施錠等によって、照明機器
・空調機器等を制御するようにしてもよい。また、制御
装置は、防犯機器を接続して、ビル管理を行ってよい。
【0050】
【発明の効果】上記記載のように、本発明によれば、ホ
ルダ付鍵が用いられ、ホルダ付鍵のホルダ部の形状によ
って、鍵保管装置の鍵挿入孔の開口形状でホルダ付鍵の
種類を選択することが可能である利点がある。また、鍵
保管装置の鍵収納部のホルダ挿入孔を塞いでいる蓋部
は、ホルダ付鍵を押すことによって、可動部材とともに
摺動する構造であり、ホルダ付鍵の収納時は、ホルダ付
鍵の鍔部が蓋の役目をするようになされており、鍵保管
装置の鍵収納部の蓋が、従来のような扉状の蓋ではない
ので、その構造が強固である利点がある。
【0051】また、本発明によれば、鍵保管装置がモー
タによる回転軸にレバーを設けて、回転軸を回動するこ
とによって、ホルダ付鍵をロックする機構を備え、従来
のように、鍵のロック機構にソレノイドを使用していな
ので、消費電力を抑制することが可能であり、低消費電
力で十分にロック動作及び解除動作を行うことができる
ので、バッテリー等の非常電源による動作でも比較的長
時間動作させることができる利点がある。
【0052】また、本発明によれば、鍵保管制御システ
ムが通信で行われるので、鍵保管装置を分散させて設置
することができるので、鍵保管装置を店舗等の管理区域
毎の出入口に設置することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の鍵保管制御システムの実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の鍵を示す図である。
【図3】本発明の鍵保管装置の実施形態を示す図であ
る。
【図4】本実施形態の鍵収納部を示す図である。
【図5】本発明の鍵保管制御システムの概要を示すブロ
ック図である。
【図6】鍵収納を説明するための図である。
【図7】鍵保管と、取り出し操作を説明するためのフロ
ーチャト図である。
【図8】従来の鍵保管制御システムの一例を示すブロッ
ク図である。
【図9】従来の鍵の収納ケースを示す図である。
【図10】鍵の収納動作を説明する図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2(21 〜2n),2a〜2c 鍵保管装置 2A 鍵収納パネル 2B 鍵収納部 2C 埋込ボックス 3(31 〜3n) 電気錠 4(41 〜4n) インターフェース(IF) 5 カードリーダ1 〜98 6(61 〜6n) 防犯機器 8 ホルダ付鍵 8a ホルダ部 8b 鍵部 8c ロック溝 8d 鍔部 8e 表示部 8f,8h 切欠部 8g 把持部 9 可動部材 9a 蓋部 10 鍵挿入孔 11 鍵収納管 12 バネ 13 支持棒 14 リミッタスイッチ 15 モータ 16 レバー 17 鍵検知部 18 表示灯 20 制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダ部の一端から鍵部が突出し、前記
    ホルダ部を鍵保管装置に設けたホルダ部挿入孔に嵌合す
    る切欠部を設けた形状とし、かつ前記ホルダ部にロック
    溝と前記ホルダ部の他端に前記ホルダ部挿入孔内への没
    入を阻止して前記ホルダ部挿入孔の蓋となる鍔部とを有
    することを特徴とする鍵。
  2. 【請求項2】 ホルダ付鍵のホルダ部が挿入されるホル
    ダ部挿入孔と、 前記ホルダ部挿入孔が多数配列された鍵保管パネルと、 前記鍵保管パネルに前記ホルダ部挿入孔に対応して設け
    られた、ホルダ付鍵の保管位置や照合状況を表示する表
    示部と、 予め定められたホルダ付鍵とその保管位置とを認識する
    ために、前記鍵保管パネルに設けられた識別情報を読み
    取る読取手段と、 ホルダ付鍵の鍵部が挿通される鍵挿通孔が設けられ、か
    つ前記ホルダ部挿入孔を塞ぐ蓋部と、 ホルダ付鍵の鍵部を前記鍵挿通孔に挿入して、前記ホル
    ダ部で前記蓋部を押すことによって鍵収納部内を移動す
    る、前記蓋部と一体となった可動部材と、 前記鍵収納部内に設けられた、ホルダ付鍵の鍵部の挿入
    を検知する鍵検知手段と、 前記鍵収納部内に設けられた、前記可動部材に押されて
    動作するスイッチと、 前記読取手段で読み取られた情報を判定して得られた一
    致信号と、前記鍵検知手段による鍵検知信号と、前記ス
    イッチのオン信号とで駆動するモータと、 前記モータの駆動によって回動させて、ホルダ付鍵の挿
    入を阻止するか、又は許可するか、又はホルダ付鍵のホ
    ルダ部のロック溝に係合してホルダ付鍵をロックするた
    めのレバーと、 を有することを特徴とする鍵保管装置。
  3. 【請求項3】 前記鍵保管装置の鍵挿通孔が設けられ蓋
    部が、ホルダ付鍵の鍵部を鍵挿通孔に挿入して、前記ホ
    ルダ付鍵のホルダ部を押し込むことによって移動して、
    前記ホルダ付鍵が収納され、前記ホルダ付鍵の保管時、
    前記ホルダ部の鍔部を前記ホルダ部挿入孔を塞ぐ蓋とす
    ることを特徴とする請求項2に記載の鍵保管装置。
  4. 【請求項4】 ホルダ付鍵を保管する鍵保管装置とその
    制御装置とによる鍵保管制御システムにおいて、 前記鍵保管装置の読取手段によって、IDカード等に書
    き込まれた情報を読み取って、前記制御装置に伝送し
    て、その情報が予め登録された情報と一致か不一致かを
    判定し、一致した場合、一致信号を前記鍵保管装置に伝
    送して、前記鍵保管装置の所定位置の鍵収納部の表示灯
    を点灯させ、該表示灯が点灯する位置の蓋部の鍵挿通孔
    に、ホルダ付鍵の鍵部を挿入して、該蓋部をホルダ付鍵
    のホルダ部で押し、鍵収納部内に挿入される該ホルダ付
    鍵の鍵部を、鍵検知手段で検出し、かつ前記蓋部と一体
    となった可動部材でスイッチを動作させて、モータを駆
    動させ、該モータの回転軸と連動するレバーを回動させ
    て、前記ホルダ付鍵のホルダ部のロック溝に係合させ
    て、保管するとともに、 前記鍵保管装置に保管した前記ホルダ付鍵を取り出す場
    合は、IDカード等に書き込まれた情報を前記読取手段
    で読み取って前記制御装置に伝送し、その情報が予め登
    録された情報と一致か不一致かを判定し、一致した場
    合、前記表示灯を点灯させて、該表示灯が点灯する位置
    の鍵収納部に収納されている前記ホルダ付鍵を押して、
    前記スイッチを動作させ、前記モータを駆動させて、前
    記レバーを回動させてロック状態を解除し、鍵収納部か
    ら前記ホルダ付鍵を取り出すようにしたことを特徴とす
    る鍵保管制御システム。
  5. 【請求項5】 前記制御装置が制御システムによって、
    前記鍵保管装置の読取手段によるIDカード又は指紋等
    の情報を読み取って、予め制御装置で登録された情報と
    照合して一致/不一致を判定し、その判定情報を前記鍵
    保管装置に伝送することを特徴とする請求項4に記載の
    鍵保管制御システム。
  6. 【請求項6】 前記制御装置が、前記鍵保管装置にホル
    ダ付鍵の保管操作、又は取出操作に連動して、前記管理
    区域の空調機器、照明機器等を制御する信号を出力する
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の鍵保管制御シ
    ステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101938784B1 (ko) * 2018-01-18 2019-01-15 주식회사 에스제이하이테크 피식별부가 구비된 키홀더 및 이의 관리 시스템 및 방법
WO2023021663A1 (ja) * 2021-08-19 2023-02-23 日本たばこ産業株式会社 エアロゾル生成装置の電源ユニット、エアロゾル生成装置、及びエアロゾル生成装置の制御方法

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