JP2001072709A - 診断用粒子の製造方法 - Google Patents

診断用粒子の製造方法

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JP2001072709A
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Mitsuhiro Murata
充弘 村田
Satoshi Katayose
聡 片寄
Toru Masukawa
亨 増川
Kiyoshi Kasai
澄 笠井
Mikio Hikata
幹雄 日方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 診断用粒子、特に安定性、抗体感作の効率、
感作粒子の安定性を向上させた免疫診断用粒子の製造方
法に関する。 【解決手段】 (A)炭素数20以下の脂肪族炭化水素
基を有するアクリレートおよび炭素数20以下の脂肪族
炭化水素基を有するメタクリレートからなる群より選ば
れる少なくとも1種20重量%以上、(B)不飽和カル
ボン酸0〜10重量%ならびに(C)前記アクリレー
ト、メタクリレートおよび不飽和カルボン酸と共重合可
能なビニルモノマー0〜80重量%からなるモノマーを
水中で重合して得られる重合体粒子の水分散体をアルカ
リ性とした後、加熱することを特徴とする診断用粒子の
製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、診断用粒子、特に
安定性、抗体感作の効率、感作粒子の安定性を向上させ
た免疫診断用粒子の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】臨床検査の分野において検体中の微量物
質の定量法として、抗原抗体反応を利用した免疫測定法
が広く行われている。なかでもラテックス粒子を用いた
ラテックス免疫比濁法は簡便かつ測定時間が短いことか
ら、近年の迅速検査の要求に応じて広く用いられるよう
になってきた。ラテックス免疫比濁法による検体中の抗
原または抗体の定量は、ラテックス凝集による吸光度変
化を光学的に検出することにより行われる。この吸光度
の変化は、ラテックスの凝集による見かけの粒子径変化
に基づくものである。従来、ラテックス免疫比濁法に
は、抗原または抗体の固定化が容易であることからポリ
スチレン粒子あるいは少量のメタクリル酸、アクリル
酸、イタコン酸、フマル酸などのカルボン酸モノマーと
スチレンを共重合したカルボン酸変性スチレン系粒子な
どのポリスチレン系ラテックス粒子が汎用されてきた。
しかし、ポリスチレン系ラテックスは初期吸光度が高
く、測定機器の測定限界を超えてしまうことがあり、こ
の問題の解決のため屈折率の低いラテックスが開発され
てきた。アクリル系ラテックスは屈折率が低く、初期吸
光度を抑えられるため、測定機器の性能をより有効に利
用することが可能である。アクリル系ラテックスは、一
般的にアニオン系、カチオン系、およびノニオン系の乳
化剤の一種または二種以上の存在下あるいは乳化剤を非
存在下に、アクリルモノマーおよびその他モノマーを過
硫酸塩を重合開始剤として重合させることにより製造さ
れている。この製造方法によれば、アクリル系ポリマー
はその分子鎖両末端に硫酸基を有することが知られてお
り、しかもこの硫酸基は親水性であることから粒子表面
に分布して電気的な相互作用により、比較的安定なラテ
ックスを形成する。しかしながら、この分子鎖末端の硫
酸基は比較的不安定であり、加水分解により水酸基を経
て、カルボキシル基に変化する。この経時変化により、
アクリル系ラテックスの安定性、抗体感作の効率、感作
ラテックスの安定性等にも変化が生じ、検査試薬調製に
おいて問題となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、免疫診断用
粒子における上記のような問題を解決するためになされ
たものであって、アクリル系粒子の安定性、抗体感作の
効率、感作粒子の安定性を向上させた免疫診断用粒子の
製造方法を提供するものである。
【0004】
【発明を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意研究を重ねた結果、本発明の免疫診断用
粒子の製造方法に到達した。すなわち、本発明は、A)
炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を有するアクリレー
トおよび炭素数20以下の脂肪族炭化水素基を有するメ
タクリレートからなる群より選ばれる少なくとも1種2
0重量%以上、(B)不飽和カルボン酸0〜10重量%
ならびに(C)前記アクリレート、メタクリレートおよ
び不飽和カルボン酸と共重合可能なビニルモノマー0〜
80重量%からなるモノマー(以下、「特定モノマー」
という)を水中で重合して得られる重合体粒子(以下、
「特定粒子」という)の水分散体ををアルカリ性とした
後加熱することを特徴とする診断用粒子の製造方法を提
供するものである。
【0005】本発明において特定粒子の製造に用いるア
クリレートおよびメタクリレート(以下、これらを単量
体(A)という)の具体例としては、メチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、n−プロピルアクリレート、
イソプロピルアクリレート、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、n−プロピルメタクリレート、イ
ソプロピルメタクリレート、2−エチルヘキシルアクリ
レート、2−エチルヘキシルメタクリレート、n−ブチ
ルアクリレート、n−ブチルメタクリレート、tーブチ
ルアクリレート、tーブチルメタクリレート、イソブチ
ルアクリレート、イソブチルメタクリレート、ペンチル
アクリレート、ペンチルメタクリレート、ステアリルア
クリレート、ステアリルメタクリレート、ラウリルアク
リレート、ラウリルメタクリレートなどの鎖状アルキル
基を有するアルキルアクリレートおよびアルキルメタク
リレート、シクロヘキシルアクリレート、シクロヘキシ
ルメタクリレート、シクロヘキシルエチレングリコール
メタクリレート、シクロヘキシルジプロピレングリコー
ルメタクリレートなどの環状脂肪族基を有するアルキル
アクリレートおよびアルキルメタクリレート、メチル置
換シクロヘキシルアクリレートなどのシクロヘキシル基
の水素原子の一部が炭素数1〜4のアルキル基で置換さ
れた置換シクロヘキシルアクリレート、置換シクロヘキ
シルメタクリレート、シクロヘキセンジメタクリレー
ト、などが挙げられ、これらは単独でまたは2種以上を
組み合わせて用いることができる。特定モノマー中の単
量体(A)の含有割合は、20重量%以上であり、好ま
しくは65〜100重量%である。
【0006】本発明で使用する不飽和カルボン酸(以
下、「単量体(B)」という)は、ラジカル重合性の不
飽和結合およびカルボキシル基を分子中に有する重合性
単量体である。かかる単量体(B)の具体例としては、
アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、イタコン酸、
フマル酸、マレイン酸などを挙げることができる。これ
らは単独または組み合わせて使うことができる。特定モ
ノマー中の単量体(B)の含有量は0〜10重量%、好
ましくは0〜5重量%である。
【0007】前記単量体(A)および単量体(B)と共
重合可能な他のビニルモノマー(以下、「単量体
(C)」という)としては、スチレン、α−メチルスチ
レン、ビニルトルエン、ジビニルベンゼン、スチレンス
ルホン酸などの芳香族ビニル化合物、あるいはメチルメ
タクリレート、メチルアクリレート、エチルアクリレー
トなどの炭素数が3以下のアルキル基を有するアルキル
アクリレートおよびアルキルメタクリレート、あるいは
酢酸ビニルなどのビニルエステル化合物などが挙げられ
る。特定モノマーの単量体(C)の含有割合は、80重
量%未満、好ましくは0〜35重量%である。
【0008】本発明において特定粒子は、通常上記特定
モノマーの(共)重合体のみからなるが、例えば該特定
粒子の表面または内部にポリスチレン、カルボキシル基
変性ポリスチレン、シリカなどが連続的または非連続的
に存在するような構造であってもよい。
【0009】本発明において特定モノマーを重合する際
には重合開始剤として過硫酸塩を用いることが好まし
い。本発明において過硫酸塩は特に限定されないが、過
硫酸カリウム、過硫酸ナトリウム、過硫酸アンモニウム
等が好ましく用いられ、特定モノマーに対する使用割合
は通常、0.01〜5重量%である。また本発明では、
特定モノマーの重合時に乳化剤として、アニオン系、ノ
ニオン系およびカチオン系の乳化剤などを使用すること
もできる。本発明ににおいて、特定モノマーの重合は、
50〜100℃、好ましくは60〜90℃の温度で5〜
50時間攪拌する。
【0010】本発明において特定モノマーの重合終了
後、特定粒子の水分散体にアルカリ金属またはアルカリ
土類金属の水酸化物、酸化物、炭酸塩、重炭酸塩等のア
ルカリ性物質、具体的には水酸化ナトリウム、水酸化カ
リウム、炭酸ナトリウム等の適当量を溶解し、そのpH
を7〜12、好ましくは8〜11とした後、50〜10
0℃、好ましくは50〜90℃の温度に加熱する。本発
明の方法で得られる診断薬用粒子は必要に応じて、遠心
分離法、透析法などの適宜の方法により精製することも
できる。
【0011】本発明において得られる診断薬用粒子の粒
子径は特に制限はないが、通常0.03〜10μmであり、
さらに好ましくは0.05〜1μmである。本発明で製造さ
れる診断薬用粒子は固形分濃度0.05w/v%に相当
する当該粒子の水分散体とした場合、下記式1に示す条
件を満たすものである。 A < M0 + M1 * r + M2 * r2 + M3 * r3 + M4 * r4 式1 (式中、M0 = 0.012573,M1 = -0.0020732,M2 = 6.333
e-5 M3 = -8.7935e-8,M4 = 3.529e-11であり、rは粒子の粒
子径(nm)を示す)下記式2は、ポリスチレン系粒子
の粒子径と、固形分濃度0.05w/v%に相当する当
該粒子の水分散液が示す波長600nmにおける吸光度
との間の関係である。 A= M0 + M1 * r + M2 * r2 + M3 * r3 + M4 * r4 式2 (式中、M0 = 0.012573,M1 = -0.0020732,M2 = 6.333
e-5,M3 = -8.7935e-8,M4 = 3.529e-11を示し、rは粒
子径(nm)を表す。したがって、ポリスチレン系粒子の
未凝集状態における吸光度を低減させるためには、上記
式2より低い吸光度領域を示す式1を満たすことにより
達成される。さらに本発明で製造される診断薬用粒子
は、固形分濃度0.05w/v%水分散液の波長600nmの
吸光度が式1の右辺に係数Kをかけた式である下記式3
を満たすことがより好ましい。 A<K (M0 + M1 * r + M2 * r2 + M3 * r3 + M4 * r4) 式3 (式中、M1〜M4は式1に同じであり、Kは1未満である
が、好ましくは0.95以下であり、さらに好ましくは0.90
以下である。)
【0012】本発明で得られる診断薬用粒子には、抗体
・抗原あるいは核酸など生化学的物質を感作させること
もできる。これらの生化学的物質の感作は、本発明にお
いて特定重合体の製造において特定モノマーとして単量
体(B)を使用しない場合には、主に物理吸着法で、単
量体(B)を使用した場合には主に化学結合法が採用で
きる。本発明の診断薬用粒子に担持することができる抗
原または抗体とは、検体中に一般に含まれている成分に
反応するものであれば特に制限されないが、例えば、ア
ンチプラスミン検査用抗アンチプラスミン抗体、Dダイ
マー検査用抗Dダイマー抗体、FDP検査用抗FDP抗
体、tPA検査用抗tPA抗体、TAT検査用抗トロン
ビン=アンチトロンビン複合体抗体、FPA検査用抗F
PA抗体等の凝固線溶関連検査用抗原または抗体;BF
P検査用抗BFP抗体、CEA検査用抗CEA抗体、A
FP検査用抗AFP抗体、フェリチン検査用抗フェリチ
ン抗体、CA19−9検査用抗CA19−9抗体等の腫
瘍関連検査用抗原または抗体;アポリポタンパク検査用
抗アポリポタンパク抗体、β2―ミクロブロブリン検査
用抗β2―ミクロブロブリン抗体、α1―ミクログロブ
リン検査用抗α1―ミクログロブリン抗体、免疫グロブ
リン検査用抗免疫グロブリン抗体、CRP検査用抗CR
P抗体等の血清蛋白関連検査用抗原または抗体;HCG
検査用抗HCG抗体等の内分泌機能検査用抗原または抗
体;HBs抗原検査用抗HBs抗体、HBs抗体検査用
HBs抗原、HCV抗体検査用HCV抗原、HIV―1
抗体用HIV−1抗原、HIV―2抗体検査用HIV−
2抗原、HTLV―1検査用HTLV−1抗原、マイコ
プラズマ症検査用マイコプラズマ抗原、トキソプラズマ
検査用トキソプラズマ抗原、ASO検査用ストレプトリ
ジンO抗原等の感染症関連検査用抗原または抗体;抗D
NA抗体検査用DNA抗原、RF検査用熱変成ヒトIg
G等自己免疫関連検査用抗原または抗体;ジゴキシン検
査用抗ジゴキシン抗体、リドカイン検査用抗リドカイン
抗体等の薬物分析用抗原または抗体などを挙げることが
できるが、これらに限定されるものではない。抗体とし
てはポリクローナル抗体またはモノクローナル抗体のど
ちらを用いてもかまわない。感作された診断薬粒は、さ
らに必要に応じて、水性溶剤で洗浄したり、あるいは遠
心分離により、粒子に吸着されていない抗原や抗体を除
去した後、緩衝液等に再分散させて粒子試薬とする。
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例によりさら
に詳しく説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定
されるものではない。
【0013】実施例1 (1)シクロヘキシルメタクリレート100部、水50
0部、過硫酸カリウム1部、ドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム0.2部の重合処方にて、5Lの攪拌機付
きガラスフラスコを用いて、窒素雰囲気下、温度80
℃、6時間で重合を行い、特定粒子(以下、「粒子1」
という)を得た。重合転化率は98%以上であった。得
られた特定粒子の粒径は123nmであった。 (2)上記(1)で得られた特定粒子1の反応終了後、
反応容器内の雰囲気を空気で置換し、pHを8.4に調
製し、70℃で24時間攪拌した。得られた粒子(以
下、「粒子2」という)の粒径は124nmであった。
【0014】試験例 (1)実施例1で得られた粒子2を透析により精製し、
固形分濃度10w/v%に調製し、50mMトリス緩衝
液pH7.4で10倍に希釈した。10mg/mlの抗
ヒトCRP抗体は50mMトリス緩衝液pH7.4で1
0倍希釈した。両者を等量混合し、37℃で1時間攪拌
の後、粒子希釈緩衝液で2回遠心洗浄し、1%BSAを
含む50mM トリス緩衝液pH7.4で固形分0.2
5w/v%となるよう希釈して抗原感作粒子液(R2)
とした。 (2)(1)で調整した抗原感作粒子液(R2)300
μl、1%BSAを含む50mMのpH7.4トリス緩
衝液300μlおよび被検査物質3μlを混合、攪拌し
て試料1とし、211秒目の吸光度を計測するエンドポ
イント法を用いてCRP量を測定し、検量線を作成し
た。結果を図1に示す。CRP量の測定条件は以下の通
り。 装置:日立7020型自動分析装置使用波長:600n
m、測定温度37℃ さらに、上記試料1を室温で保存した試料2を上記と同
様にしてCRP測定し、検量線を作成した。結果を図1
に示す。
【0015】
【発明の効果】本発明の製造方法によれば、非特異凝集
や感度が高くまた、その性質が長続きする保存安定性安
定性に優れた免疫診断用粒子が得られる。本発明の製造
方法によって得られた診断薬用粒子に、抗原または抗体
を感作させた粒子試薬は、従来のアルカリ加熱処理を行
わない粒子に比較して、非特異凝集反応がなく、かつ高
感度である。
【0016】
【図面の簡単な説明】
【図1】 試験例のエンドポイント法による検量線を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) //(C08F 220/12 220:04 222:02) (72)発明者 笠井 澄 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 日方 幹雄 東京都中央区築地二丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 4J011 KA02 KA08 KA10 KB08 KB09 KB14 KB29 4J100 AB02R AB03R AB07R AB16R AG04R AJ01Q AJ02Q AJ08Q AJ09Q AL03P AL03R AL04P AL05P AL08P BA08P BC04P CA01 CA04 CA05 GC29 HB37 HB39

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A)炭素数20以下の脂肪族炭化水素
    基を有するアクリレートおよび炭素数20以下の脂肪族
    炭化水素基を有するメタクリレートからなる群より選ば
    れる少なくとも1種20重量%以上、(B)不飽和カル
    ボン酸0〜10重量%ならびに(C)前記アクリレー
    ト、メタクリレートおよび不飽和カルボン酸と共重合可
    能なビニルモノマー0〜80重量%からなるモノマーを
    水中で重合して得られる重合体粒子の水分散体をアルカ
    リ性とした後、加熱することを特徴とする診断用粒子の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 前記重合体粒子を固形分濃度0.05w
    /v%含有する水分散体とした場合の波長600nmに
    おける吸光度Aが下記式1で表されることを特徴とする
    請求項1記載の製造方法。 A < M0 + M1 * r + M2 * r2 + M3 * r3 + M4 * r4 式1 (式中、M0 = 0.012573,M1 = -0.0020732,M2 = 6.333
    e-5 M3 = -8.7935e-8,M4 = 3.529e-11であり、rは粒子の粒
    子径(nm)を示す)
  3. 【請求項3】 アルカリ性とした前記重合体粒子の水分
    散体を50〜100℃で加熱することを特徴とする請求
    項1記載の診断用粒子の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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