JP2001072130A - 袋状容器 - Google Patents
袋状容器Info
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- JP2001072130A JP2001072130A JP25417099A JP25417099A JP2001072130A JP 2001072130 A JP2001072130 A JP 2001072130A JP 25417099 A JP25417099 A JP 25417099A JP 25417099 A JP25417099 A JP 25417099A JP 2001072130 A JP2001072130 A JP 2001072130A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、筒状の口部材を有する本体を二つ
折りすることにより、安価で且つ容易に製造できる袋状
容器を提供することを課題とする。 【解決手段】プラスチックフィルムから袋状に形成され
且つ容器10内に収容可能な本体3と、該本体3に設け
られた口部材5aとを備えた袋状容器において、筒状の
プラスチックフィルムの各端部3b,3cを重ね合わせ
て二つ折りし、且つ、二つ折りされた各端部3b,3c
を密封状に熱シールすることにより、前記本体3が形成
され、前記口部材5aは、本体内3に内容物が充填され
た際に、天面部3aとなる位置に設けられていることに
ある。
折りすることにより、安価で且つ容易に製造できる袋状
容器を提供することを課題とする。 【解決手段】プラスチックフィルムから袋状に形成され
且つ容器10内に収容可能な本体3と、該本体3に設け
られた口部材5aとを備えた袋状容器において、筒状の
プラスチックフィルムの各端部3b,3cを重ね合わせ
て二つ折りし、且つ、二つ折りされた各端部3b,3c
を密封状に熱シールすることにより、前記本体3が形成
され、前記口部材5aは、本体内3に内容物が充填され
た際に、天面部3aとなる位置に設けられていることに
ある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、剛性を有する容器
内に収容される内袋よりなる袋状容器に係り、特に筒状
の袋を二つ折りしてなる袋状容器に関する。
内に収容される内袋よりなる袋状容器に係り、特に筒状
の袋を二つ折りしてなる袋状容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ドラム缶等の容器内に収
容される袋状容器は、プラスチックフィルムから袋状に
形成されたものが公知である。かかる袋状容器は、図5
(イ)及び(ロ)に示す如く上下端が開口する筒状の胴
部30と、該胴部30の上端を閉塞する、口部材31を
有する上蓋部32と、胴部30の下端を閉塞する下蓋部
35とからなる。
容される袋状容器は、プラスチックフィルムから袋状に
形成されたものが公知である。かかる袋状容器は、図5
(イ)及び(ロ)に示す如く上下端が開口する筒状の胴
部30と、該胴部30の上端を閉塞する、口部材31を
有する上蓋部32と、胴部30の下端を閉塞する下蓋部
35とからなる。
【0003】そして、袋状容器36は、容器としてのド
ラム缶37に収容されると共に、袋状容器36内には、
例えば濃縮果汁、業務用のソース、たれ等の液体、粘体
又は粉体等の内容物が充填されている。
ラム缶37に収容されると共に、袋状容器36内には、
例えば濃縮果汁、業務用のソース、たれ等の液体、粘体
又は粉体等の内容物が充填されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の袋状容器3
6は、それぞれ別体に形成された胴部30及び上下蓋部
32,35の3つの構成部材からなるため、部品点数が
多くなり、各部材の保管及び管理が煩雑となる欠点があ
ると共に、製造に際しては、各別体の部材を熱シールす
る構成であるため、簡易に製造できず(それぞれの部材
の位置合わせ等が必要となるため)、コストが高くなる
欠点があった。
6は、それぞれ別体に形成された胴部30及び上下蓋部
32,35の3つの構成部材からなるため、部品点数が
多くなり、各部材の保管及び管理が煩雑となる欠点があ
ると共に、製造に際しては、各別体の部材を熱シールす
る構成であるため、簡易に製造できず(それぞれの部材
の位置合わせ等が必要となるため)、コストが高くなる
欠点があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題を解決すべくな
されたもので、筒状の口部材を有する本体を二つ折りす
ることにより、安価で且つ容易に製造できる袋状容器を
提供することを課題とする。
されたもので、筒状の口部材を有する本体を二つ折りす
ることにより、安価で且つ容易に製造できる袋状容器を
提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決すべく袋状容器としてなされたものであり、その特徴
は、プラスチックフィルムから袋状に形成され且つ容器
10内に収容可能な本体3と、該本体3に設けられた口
部材5aとを備えた袋状容器において、筒状のプラスチ
ックフィルムの各端部3b,3cを重ね合わせて二つ折
りし、且つ、二つ折りされた各端部3b,3cを密封状
に熱シールすることにより、前記本体3が形成され、前
記口部材5aは、本体内3に内容物が充填された際に、
天面部3aとなる位置に設けられていることにある。
決すべく袋状容器としてなされたものであり、その特徴
は、プラスチックフィルムから袋状に形成され且つ容器
10内に収容可能な本体3と、該本体3に設けられた口
部材5aとを備えた袋状容器において、筒状のプラスチ
ックフィルムの各端部3b,3cを重ね合わせて二つ折
りし、且つ、二つ折りされた各端部3b,3cを密封状
に熱シールすることにより、前記本体3が形成され、前
記口部材5aは、本体内3に内容物が充填された際に、
天面部3aとなる位置に設けられていることにある。
【0007】そして、筒状のプラスチックフィルムから
形成された袋状の本体3内に、口部材5aから内容物を
充填すると、本体3は、断面円形状に膨張し、内容物を
収容することができる。
形成された袋状の本体3内に、口部材5aから内容物を
充填すると、本体3は、断面円形状に膨張し、内容物を
収容することができる。
【0008】また、本体3は、容器10に収容されて使
用されるため、容器10がドラム缶等のように断面形状
が円形で且つコストの安いものであっても衛生的に使用
できる。
用されるため、容器10がドラム缶等のように断面形状
が円形で且つコストの安いものであっても衛生的に使用
できる。
【0009】しかも、前記本体3は、ドラム缶10に収
容可能で、内容物の充填時に前記ドラム缶10の内周径
と略同等の直径となるのが好ましい。
容可能で、内容物の充填時に前記ドラム缶10の内周径
と略同等の直径となるのが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3は本発明の
一実施の形態を示し、本実施形態の袋状容器1は、単体
又は複数層の熱シール性を有する筒状のプラスチックフ
ィルム2から構成された本体3と、該本体3内に内容物
を充填又は取り出すべく、本体3の天面部3aに取り付
けられた単数又は複数(本実施の形態では2個)の口部
材5a,5bから構成され、ドラム缶10の内袋として
使用されるものである。
て図面を参照しながら説明する。図1〜図3は本発明の
一実施の形態を示し、本実施形態の袋状容器1は、単体
又は複数層の熱シール性を有する筒状のプラスチックフ
ィルム2から構成された本体3と、該本体3内に内容物
を充填又は取り出すべく、本体3の天面部3aに取り付
けられた単数又は複数(本実施の形態では2個)の口部
材5a,5bから構成され、ドラム缶10の内袋として
使用されるものである。
【0011】前記本体3を構成するフィルムとしては、
内面及び外面が熱シール性を有するもので、単層の場合
には、例えばポリエチレンフィルムを挙げることができ
る。また、複数層の場合には、ポリエチレン/ナイロン
/ポリエチレンの積層フィルムを挙げることができる。
また、フィルムは、ガスバリア性を有する樹脂を積層し
たものを採用することもできる。尚、フィルムとして
は、インフレーション法により形成した筒状のものが好
ましい。
内面及び外面が熱シール性を有するもので、単層の場合
には、例えばポリエチレンフィルムを挙げることができ
る。また、複数層の場合には、ポリエチレン/ナイロン
/ポリエチレンの積層フィルムを挙げることができる。
また、フィルムは、ガスバリア性を有する樹脂を積層し
たものを採用することもできる。尚、フィルムとして
は、インフレーション法により形成した筒状のものが好
ましい。
【0012】前記本体3を形成するには、図3及び図4
に示す如く筒状のプラスチックフィルム2の各端部3
b,3cを重ね合わせて二つ折りし且つ、二つ折りされ
た各端部3b,3cを密封状に熱シール(斜線で示す部
分11)する。二つ折りされた本体3は4重状態となる
が、それぞの片7a,7b,7c,7dが二つ折りされ
た本体3の幅方向の全長にわたって一体的に密封状にシ
ールされる(図4(ロ)参照)。尚、口部材5a,5b
は、熱シール11を行う前に、筒状のフィルム2の天面
部3aとなる位置に円形の孔を施し、口部材を挿入して
その周縁部をフィルム2に熱シールして装着する。
に示す如く筒状のプラスチックフィルム2の各端部3
b,3cを重ね合わせて二つ折りし且つ、二つ折りされ
た各端部3b,3cを密封状に熱シール(斜線で示す部
分11)する。二つ折りされた本体3は4重状態となる
が、それぞの片7a,7b,7c,7dが二つ折りされ
た本体3の幅方向の全長にわたって一体的に密封状にシ
ールされる(図4(ロ)参照)。尚、口部材5a,5b
は、熱シール11を行う前に、筒状のフィルム2の天面
部3aとなる位置に円形の孔を施し、口部材を挿入して
その周縁部をフィルム2に熱シールして装着する。
【0013】かかる袋状容器1を使用する際には、袋状
容器1の本体3をドラム缶10に入れ、一方の口部材5
aから内容物を充填すると、本体3の胴部は、内容物に
より膨張して断面円形となる。このとき、下端部3cと
上端部3bは、シール部分が中心となり、底面と天面が
それぞれ形成される。尚、他方の口部材5bは排気用と
して使用する。本体3の直径は、ドラム缶10の内周面
の直径と略同等に設定されている。
容器1の本体3をドラム缶10に入れ、一方の口部材5
aから内容物を充填すると、本体3の胴部は、内容物に
より膨張して断面円形となる。このとき、下端部3cと
上端部3bは、シール部分が中心となり、底面と天面が
それぞれ形成される。尚、他方の口部材5bは排気用と
して使用する。本体3の直径は、ドラム缶10の内周面
の直径と略同等に設定されている。
【0014】従って、本体3を円筒状のドラム缶10の
内周形状に沿わすことができ、円筒状のドラム缶10の
内容積を有効に利用できる。そして、口部材5a,5b
は本体3の天面部3aに設けられていることから、該内
容物を上方から簡単に排出することができる。
内周形状に沿わすことができ、円筒状のドラム缶10の
内容積を有効に利用できる。そして、口部材5a,5b
は本体3の天面部3aに設けられていることから、該内
容物を上方から簡単に排出することができる。
【0015】また、安価なドラム缶10を使用し且つ本
体3を単体の筒状フィルムから形成することにより、全
体のコストを安くすることができる。
体3を単体の筒状フィルムから形成することにより、全
体のコストを安くすることができる。
【0016】発明は上記の実施の形態に限定されるもの
ではない。例えば、口部材は任意のものが採用可能であ
り、複数個設ける場合には、一方の充填又は排出用の口
部材を口径の大きなものを採用し、他方の排気用の口部
材を口径の小さいものを採用可能である。また、容器は
ドラム缶に限定されるものではなく、断面矩形状の紙製
のカートン等であっても良いが、内容物を充填したとき
に膨張して、外観上は円柱状になるため、ドラム缶等の
円柱状容器の内袋として好ましい。
ではない。例えば、口部材は任意のものが採用可能であ
り、複数個設ける場合には、一方の充填又は排出用の口
部材を口径の大きなものを採用し、他方の排気用の口部
材を口径の小さいものを採用可能である。また、容器は
ドラム缶に限定されるものではなく、断面矩形状の紙製
のカートン等であっても良いが、内容物を充填したとき
に膨張して、外観上は円柱状になるため、ドラム缶等の
円柱状容器の内袋として好ましい。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の袋状容器の本体
は、筒状のプラスチックフィルムの各端部を重ね合わせ
て二つ折りし、且つ、二つ折りされた各端部を密封状に
熱シールすることにより、形成され、前記口部材は、本
体内に内容物が充填された際に、天面部となる位置に設
けられているので、単体の筒状フィルムから簡単に製造
でき、コストを安くすることができる。
は、筒状のプラスチックフィルムの各端部を重ね合わせ
て二つ折りし、且つ、二つ折りされた各端部を密封状に
熱シールすることにより、形成され、前記口部材は、本
体内に内容物が充填された際に、天面部となる位置に設
けられているので、単体の筒状フィルムから簡単に製造
でき、コストを安くすることができる。
【図1】本発明の一実施の形態における一部破断を含む
全体斜視図。
全体斜視図。
【図2】同使用状態を示す一部破断を含む斜視図。
【図3】(イ)及び(ロ)は、本体の製造過程をそれぞ
れ示す斜視図。
れ示す斜視図。
【図4】(イ)は二つ折りされた本体の正面図、(ロ)
は、同断面図。
は、同断面図。
【図5】従来例を示し、(イ)は一部破断を含む斜視
図、(ロ)は分解斜視図。
図、(ロ)は分解斜視図。
3…容器本体、3a…天面部、3b,3c…端部、5
a,5b…口部材
a,5b…口部材
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックフィルムから袋状に形成さ
れ且つ容器(10)内に収容可能な本体(3)と、該本
体(3)に設けられた口部材(5a)とを備えた袋状容
器において、筒状のプラスチックフィルムの各端部(3
b),(3c)を重ね合わせて二つ折りし、且つ、二つ
折りされた各端部(3b),(3c)を密封状に熱シー
ルすることにより、前記本体(3)が形成され、前記口
部材(5a)は、本体内(3)に内容物が充填された際
に、天面部(3a)となる位置に設けられていることを
特徴とする袋状容器。 - 【請求項2】 前記本体(3)は、ドラム缶(10)に
収容可能で、内容物の充填時に前記ドラム缶(10)の
内周径と略同等の直径となる請求項1に記載の袋状容
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25417099A JP2001072130A (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 袋状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25417099A JP2001072130A (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 袋状容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001072130A true JP2001072130A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17261215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25417099A Pending JP2001072130A (ja) | 1999-09-08 | 1999-09-08 | 袋状容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001072130A (ja) |
-
1999
- 1999-09-08 JP JP25417099A patent/JP2001072130A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20040701 |