JP2001071668A - 個人認証媒体、及びその製造方法 - Google Patents

個人認証媒体、及びその製造方法

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JP2001071668A
JP2001071668A JP24791399A JP24791399A JP2001071668A JP 2001071668 A JP2001071668 A JP 2001071668A JP 24791399 A JP24791399 A JP 24791399A JP 24791399 A JP24791399 A JP 24791399A JP 2001071668 A JP2001071668 A JP 2001071668A
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Masami Sugiuchi
政美 杉内
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 真偽判定が容易で、人物画像の偽変造防止効
果に優れた個人認証媒体を得る。 【解決手段】 人物画像を加熱下で変色する着色剤で形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転免許証、社員
証等、個人の資格や身分を証明するために用いられる人
物画像入りIDカード及び人物画像入り冊子等の個人認
証媒体とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車運転免許証や従業印証等、
資格所有者本人の権認が必要な人物画像入りIDカード
及び人物画像入り冊子に、染料熱拡散記録装置を用いて
顔写真を記録し、氏名・住所・生年月日等の個人文字情
報を熱溶融転写記録した人物画像入りIDカード及び人
物画像入り冊子等の個人認証媒体が実用されている。
【0003】これらのカード、冊子は不正使用を防止す
る必要があるため、偽造が困難で、且つ、真偽判定が容
易な人物画像入りIDカード及び人物画像入り冊子の提
供が要求されている。
【0004】これらの要求に対応できる公知技術とし
て、キャッシュカード等に実用されているカード面内へ
のホログラムの付加が挙げられるが、ホログラムは製造
上の制約から、どのカードも同じ絵柄を取らざるを得な
い。そのため、より高い偽変造防止技術として、人物画
像や文字情報等の個人情報への偽変造防止技術の付与が
求められていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みてなされたもので、その第1の目的は、真偽判定が
容易で、人物画像の偽変造防止効果に優れた個人認証媒
体を提供することにある。
【0006】本発明の第2の目的は、真偽判定が容易
で、人物画像の偽変造防止効果に優れた個人認証媒体を
容易に安価に製造し得る個人認証媒体の製造方法を提供
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、基材
と、該基材上に設けられた加熱下で変色する着色剤で形
成された人物画像とを具備することを特徴とする個人認
証媒体を提供する。
【0008】本発明は、第2に、基材と、該基材上に設
けられた第1の人物画像と、該第1の人物画像上に設け
られた第2の人物画像とを有する個人認証媒体であっ
て、該第1の人物画像及び第2の人物画像のうち一方は
加熱下で変色する着色剤を用いて形成されることを特徴
とする個人認証媒体を提供する。
【0009】本発明は、第3に、基材上に、第1の人物
画像を形成する工程、該第1の人物画像上に第2の人物
画像を形成する工程を含む個人認証媒体の製造方法にお
いて、前記第1及び第2の人物画像のいずれか一方を、
加熱下で変色する着色剤を含むインクを用いて形成する
ことを特徴とする個人認証媒体の製造方法を提供する。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明者は、上記従来の偽変造防
止技術の問題点を解決するために、鋭意検討を重ねた結
果、本発明をなすに至った。
【0011】第1の発明に係る個人認証媒体は、基材
と、基材上に設けられた人物画像とを有し、この人物画
像は、加熱下で変色する着色剤を用いて形成されている
ことを特徴とする。
【0012】また、第2の発明に係る個人認証媒体は、
基材と、基材上に順に設けられた第1の人物画像及び第
2の人物画像とを有し、第1の人物画像及び第2の人物
画像のうち一方は加熱下で変色する着色剤を用いて形成
されることを特徴とする。
【0013】第3の発明に係る方法は、第1の発明に係
る個人認証媒体を製造するための方法であって、基材上
に、加熱下で変色する着色剤を含むインクを用いて、人
物画像を形成する工程を有する。
【0014】さらに、第4の発明に係る方法は、第2の
発明に係る個人認証媒体を製造するための方法であっ
て、基材上に、第1の人物画像を形成する工程、第1の
人物画像上に第2の人物画像を形成する工程を含み、第
1及び第2の人物画像のいずれか一方を、加熱下で変色
する着色剤を含むインクを用いて形成することを特徴と
する。
【0015】第3及び第4の発明において、第2の人物
画像は、第1の人物画像のパターンと同様のパターンを
有し、第1のパターンと重なるように形成されるか、あ
るいは、第1の人物画像と第2の人物画像は、互いに真
偽判定し得る異なるパターンを有することが好ましい。
【0016】本発明の個人認証媒体によれば、この媒体
を所定の温度に単に加熱するだけで、その人物画像の少
なくとも一部が所定の変色を生じるか、否かを視認する
ことにより、真偽判定が容易に可能となる。また、この
ような人物画像は、本発明に使用されるインクを用いな
ければ、所望の変色を再現することは困難である。
【0017】以下、本発明をさらに詳細に説明する。
【0018】本発明に用いられる可視光線照射下で確認
できる画像は、例えば染料熱拡散記録技術、熱溶融転写
記録技術、熱現像銀塩写真記録技術、電子写真記録技
術、インクジェット記録技術等、階調画像が形成できる
記録技術を用いて形成することができる。簡便性及び階
調性、解像度等の画質の点から、染料熱拡散記録技術、
インクジェット記録技術が好ましい。
【0019】本発明に用いられる加熱下で変色する画像
は、染料熱拡散記録技術、熱溶融転写記録技術、電子写
真記録技術、及びインクジェット記録技術等を用いて形
成することができる。変色する画像の視認性、及び安定
性の点から溶融熱転写記録技術、インクジェット記録技
術が好ましい。
【0020】本発明の製造方法において、溶融熱転写記
録方法により加熱下で変色する画像を形成する工程で
は、インク層に、加熱下で変色する物質を含有させた溶
融熱転写リボンを用いることができる。
【0021】加熱下で変色する物質としては、可逆的に
変色する物質を用いることが好ましく例えばヨウ化水
銀、ヨウ化銀、Ag2HgI4及びCu2HgI4等の複ヨ
ウ化物、クリスタルバイオレットラクトン、ロイコ色素
とビスフェノールAの酸性物質との混含物等を挙げるこ
とが可能であり、上記物質の中から、所望の変色温度に
応じて適宜選択することができる。
【0022】着色剤には、所定の温度で溶融する有機物
質を添加することができる。このような有機物質として
は、一般に溶融型熱転写インクリボンに使用できるワッ
クス及び樹脂を任意に選択できる。
【0023】このような有機物質としては、例えばパラ
フィンワックス、カルナバワックス、キャンデリラワッ
クス、ライスワックス、蜜ロウ、木ロウ、ラノリン、ポ
リエチレンワックス、マイクロクリスタリンワックス、
アミドワックス、エステルワックス、酸化ポリエチレン
ワックス、ロジン、ロジンメチロール化アマイド、エス
テルガム、高級脂肪酸、高級アルコール類のワックス類
や低分子量の石油樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、エ
チレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、エチレン−アクリル
酸エステル共重合体樹脂、スチレン−アクリル酸共重合
体樹脂、及びスチレン−マレイン酸−アクリル酸エステ
ル共重合体樹脂等の樹脂類が挙げられる。
【0024】本発明に好適に使用される溶融型熱転写イ
ンクリボンの基材としては、例えばポリエステルフィル
ム、及びポリアミドフィルム等の耐熱性の高いものが挙
げられる。また、基材に対してインク層と反対面に、耐
熱滑性層としては耐熱性及び平滑性の高いシリコーン樹
脂、アクリル樹脂等を含有する層を形成することもでき
る。
【0025】本発明の受像層表面に形成した、可視光線
照射下で視認できる画像と、加熱下で変色する画像との
間に、画像安定性及び画質の低下を防止するために、中
間層を形成することこともできる。
【0026】中間層としては、少なくとも透明な樹脂が
含有されていれば、その組成に制限はない。
【0027】該透明な樹脂としては、ポリエステル系樹
脂、ポリウレタン系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系
樹脂、ポリビニルブチラール系樹脂、エチレン−酢酸ビ
ニル系樹脂及びこれらの各樹脂の混合物等を例として挙
げることができる。
【0028】本発明では、各人物画像上あるいは該両画
像の間に、紫外線遮蔽層を設けることが可能である。紫
外線遮蔽層は、少なくとも透明樹脂及び紫外線吸収剤が
含有されていれば特にその組成に制限はない。透明な樹
脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹
脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリビニルブチ
ラール系樹脂、エチレン−酢酸ビニル系樹脂及びこれら
の各樹脂の混合物等を挙げることができる。
【0029】紫外線吸収剤としては、酸化チタン、酸化
セリウム、酸化錫等の無機酸化物の紫外線吸収剤、ベン
ゾフェノン系、ベンゾトリアゾール系、ベンゾエート
系、サリチル醍系、シアノアクリレート系等の有機化合
物系紫外線吸収剤を挙げることができる。
【0030】加熱下で変色する着色剤を含むインクを用
いて形成される人物画像は、可視光線下で視認可能な顕
色剤と加熱下で変色する物質とを混在させた液体もしく
は固体インクを用いて形成することができる。このよう
なインクを用いた記録方法としては、昇華型記録方法、
溶融熱転写記録方法、インクジェット記録方法等、階調
画像が形成できる記録方法が好ましい。
【0031】
【実施例】実施例1 図1は、本発明に係るIDカードの一例を表す正面図を
示す。人物画像203はカード所有者の上半身画像であ
り、個人文字情報206は、カード所有者の名前・住所
・生年月日・資格所得日・資格種類・取得番号等を示す
個人情報で、何れも可視光線照射下で視認できる顕色剤
を用いてカード基材201上に記録されている。
【0032】図2は、図1に示すIDカードの概略断面
図を示す。図示するように、このIDカードは、カード
基材201と、このカード基材201上の人物画像形成
領域に順に設けられた第1の人物画像3、紫外線遮蔽層
13、及び第2の人物画像23からなる人物画像203
と、第1の個人文字情報6、紫外線遮蔽層16、及び第
2の個人文字情報26からなる個人文字情報206と、
人物画像203、及び個人文字情報206が形成された
カード基材201上を被覆する保護層1とを有する。
【0033】上記IDカードの作成について具体的に説
明する。
【0034】受像層の作成;厚さが50μmの白色ポリ
エステルフィルム(東レKK製、商品型番;E20)を
用意し、その片面に、次の組成の樹脂液を塗布し、12
0℃で30分間、加熱、乾燥して、受像層を形成した。
【0035】 メチルエチルケトン…30重量部 トルエン………………30重量部 ポリエステル・ウレタン樹脂(東洋紡KK製、商品型番;UR-1400)…30重量 部 アミノ変性シリコーンオイル(東芝シリコーンKK製、商品型番;TSF4700)… 0.2重量部 イソシアネート(日本ポリウレタンKK製、商品名;コロネート2513…1重量部 カード化;上記した方法で作成した受像層付きフィルム
を、厚さが350μmのポリエステルフィルム2枚と張
り合わせて一体化した後、外径寸法が85.6mm×5
4.0mmの形状に打ち抜き、カード基材201を作成
した。
【0036】可視光線照射下で見える画像の記録;作成
したカード基材201の受像層形成面に昇華性染料を含
有させたインクリボンを当接し、インクリボンの背面か
らTPH(発熱抵抗体配列密度;400DPI)を用い
て熱エネルギーを加え、人物画像3と個人文字情報6を
カード面に記録した。
【0037】使用したインクリボンは、イエロー色昇華
性染料、マゼンタ色昇華性染料、シアン色昇華性染料を
それぞれ含有するインク層が順々に繰り返し設けられて
おり、記録すべき人物画像の色分解データに基づいて記
録動作を繰り返し、カラーの人物画像3を形成した。
【0038】紫外線遮蔽層の付与;厚さが4.5μmの
ポリエステルフィルムにポリエチレンワックス製の離形
層を設け、この離形層上に下記組成の樹脂液を塗布乾燥
して紫外線遮蔽層形成用リボンを作成した。
【0039】 メチルエチルケトン…30重量部 トルエン………………30重量部 ポリエステル・ウレタン樹脂(東洋紡KK製、商品型番;UR-1400)…30重量 部 紫外線吸収剤(住友化学製、商品型番;スミソーブ200)…3重量部 紫外線吸収剤(住友化学製、商品型番;スミソーブ300)…6重量部 作成した紫外線遮蔽層形成用リボンを、カード記録面に
熱転写し、カード上に形成した人物画像3及び個人文字
情6を、各々紫外線吸収層13,16で被覆した。
【0040】加熱下で変色する画像の記録;厚さ4.5
μmのポリエステルフィルムの片面に、厚さ0.1μm
のカルナウバワックスを設け、この表面に次の組成のイ
ンク層を塗布形成して約50℃で無色から青色に変色す
る画像形成用のインクリボン(UV−M)を作成した。
【0041】 ラロパールA81(BASF製)…90重量部 クリスタルバイオレット……………10重量部 ビスフェノールA……………………10重量部 得られたインクリボンを用いて、加熱下で視認できる人
物画像23及び個人文字情報26を記録した。
【0042】保護層の形成;その後、次に示す組成の紫
外線硬化樹脂液をカード表面に25μm厚になるように
塗布し、紫外線を照射して保護層を形成した。
【0043】 紫外線硬化樹脂液組成 脂環式エポキシ樹脂(米国UCC製、商品型番;UVR6110)…56重量部 εカプロラクトントリオール…………17重量部 グリシジルエーテル……………………24重量部 6弗化アンチモンスルホニウム塩……3重量部 シリコーンポリエーテル……………0.5重量部 ステアリルアルコール……………………1重量部 尚、樹脂液の硬化は、東芝ライテック社製の紫外線照射
装置(型番;トスキュア401)を用いて行った。
【0044】以上の如くして作成したIDカードは、通
常の室内照明下で人物画像A及び個人文字構報Bが視認
でき、且つ、50℃に加熱することにより、人物画像2
03及び個人文字情報206が青色に変色した。
【0045】実施例2 図3は、本発明に係るIDカードの他の一例を表す断面
図を示す。図示するように、このIDカードは、カード
基材207と、このカード基材207上の人物画像形成
領域に順に設けられた人物画像208、個人文字情報2
09と、人物画像208、個人文字情報209上にそれ
ぞれ設けられた紫外線遮蔽層211,210と、人物画
像208、個人文字情報209、及び紫外線遮蔽層21
1,210が形成されたカード基材201上を被覆する
保護層1とを有する。
【0046】上記IDカードの作成について具体的に説
明する。
【0047】受像層の作成;ポリエステル・ウレタン樹
脂、アミノ変性シリコーンオイル、及びイソシアネート
の代わりに、 塩化ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸ジエチルエステル(7/1/2)共重合 体エマルジョン …15重量部 顔料(合成非晶質シリカ) …15重量部 を用いること以外は、実施例と同様にして白色ポリエス
テルフィルム上に受像層を作成した。
【0048】カード化;実施例1と同様にしてカード化
を行った。
【0049】画像の記録;作成したカード基材207の
受像層形成面に、下記組成を有する各色のインクジェッ
ト用インクを用いてインクジェット記録方式により人物
記録208を行った。
【0050】なお、このうち、マゼンタ色のインクにの
み加熱下で変色する染料を配合した。
【0051】 ・イエロー色インク アゾ系イエロー染料 … 8重量部 脂肪族系石油溶剤 …84重量部 フェネチルクメン … 8重量部 ・シアン色インク スチリル系シアン染料 … 8重量部 脂肪族系石油溶剤 …84重量部 フェネチルクメン … 8重量部 ・マゼンタ色インク インジゴ系マゼンタ染料 … 8重量部 クリスタルバイオレット … 3重量部 ビスフェノールA … 3重量部 脂肪族系石油溶剤 …77重量部 フェネチルクメン … 9重量部 また、カード基材207の受像層形成面に、実施例1と
同様にして文字情報209を形成した。
【0052】紫外線遮蔽層の付与 人物画像208及び文字情報209上に、各々実施例1
と同様にして紫外線遮蔽層210,211を作と成し
た。
【0053】保護層の形成;その後実施例1と同様にし
て保護層を形成した。
【0054】以上の如くして作成したIDカードは、通
常の室内照明下で人物画像及び個人文字構報が視認で
き、且つ、50℃に加熱することにより、人物画像20
8のうちマゼンタ色インクの画点が青色に変色した。
【0055】以上、可視光線照射下で視認できる画像記
録技術として染料熱拡散記録技術を用い、紫外線照射下
で視認できる画像記録技術として熱溶融転写記録技術を
用いて本発明に実施例を説明したが、熱現像銀塩写真記
録技術、電子写真記録技術、インクジェット記録技術等
を用いて実施することが出来ることは言うまでもない。
【0056】
【発明の効果】本発明の個人認証媒体によれば、真偽判
定が容易となり、人物画像の優れた偽変造防止効果が得
られる。
【0057】また、本発明の個人認証媒体の製造方法に
よれば、真偽判定が容易で、人物画像の偽変造防止効果
に優れた個人認証媒体を容易に安価に製造し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる人物画像入りIDカードの一例
を表す正面図
【図2】図1に示すIDカードの概略断面図
【図3】本発明にかかる人物画像入りIDカードの他の
一例を表す概略断面図
【符号の説明】
1…被覆層 3…第1の人物画像 6…第1の文字情報 13,16…紫外線遮蔽層 23…第2の人物画像 26…第2の文字情報 203,208…人物画像 206,209…文字情報

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材と、該基材上に設けられた加熱下で
    変色する着色剤で形成された人物画像とを具備すること
    を特徴とする個人認証媒体。
  2. 【請求項2】 基材と、該基材上に設けられた第1の人
    物画像と、該第1の人物画像上に設けられた第2の人物
    画像とを有する個人認証媒体であって、該第1の人物画
    像及び第2の人物画像のうち一方は加熱下で変色する着
    色剤を用いて形成されることを特徴とする個人認証媒
    体。
  3. 【請求項3】 前記第2の人物画像は、前記第1の人物
    画像のパターンと同様のパターンを有し、該第1のパタ
    ーンと重なるように形成されることを特徴とする請求項
    2に記載の個人認証媒体。
  4. 【請求項4】 前記第1の人物画像と第2の人物画像
    は、互いに真偽判定し得る異なるパターンを有する請求
    項2に記載の個人認証媒体。
  5. 【請求項5】 前記人物画像は、少なくとも可視光線下
    で視認可能な顕色剤と加熱下で変色する物質とを混在さ
    せた液体もしくは固体インクを用いて形成されることを
    特徴とする請求項1に記載の個人認証媒体。
  6. 【請求項6】 前記第1または第2の人物画像は、少な
    くとも可視光線下で見える顕色剤と加熱下で変色する物
    質とを混在させた液体もしくは固体インクを用いて形成
    されることを特徴とする請求項2に記載の個人認証媒
    体。
  7. 【請求項7】 前記人物画像上に紫外線吸収剤含有層を
    さらに設けることを特徴とする請求項1に記載の個人認
    証媒体。
  8. 【請求項8】 前記第1または第2の人物画像上に紫外
    線吸収剤含有層をさらに設けることを特徴とする請求項
    2に記載の個人認証媒体。
  9. 【請求項9】 基材上に、加熱下で変色する着色剤を含
    むインクを用いて、人物画像を形成する工程を有する個
    人認証媒体の製造方法。
  10. 【請求項10】 基材上に、第1の人物画像を形成する
    工程、該第1の人物画像上に第2の人物画像を形成する
    工程を含む個人認証媒体の製造方法において、前記第1
    及び第2の人物画像のいずれか一方を、加熱下で変色す
    る着色剤を含むインクを用いて形成することを特徴とす
    る個人認証媒体の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の人物画像は、前記第1の人
    物画像のパターンと同様のパターンを有し、該第1のパ
    ターンと重なるように形成されることを特徴とする請求
    項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1の人物画像と第2の人物画像
    は、互いに真偽判定し得る異なるパターンを有する請求
    項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記人物画像は、少なくとも可視光線
    下で視認可能な顕色剤と加熱下で変色する物質とを混在
    させた液体もしくは固体インクを用いて形成されること
    を特徴とする請求項9に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記人物画像上に紫外線吸収剤含有層
    をさらに設けることを特徴とする請求項9または10に
    記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002283777A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Toshiba Corp 個人認証媒体及びその製造方法

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JP2002283777A (ja) * 2001-03-23 2002-10-03 Toshiba Corp 個人認証媒体及びその製造方法

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