JP2001071605A - 印刷機構の検査方法および検査装置 - Google Patents

印刷機構の検査方法および検査装置

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JP2001071605A
JP2001071605A JP25336099A JP25336099A JP2001071605A JP 2001071605 A JP2001071605 A JP 2001071605A JP 25336099 A JP25336099 A JP 25336099A JP 25336099 A JP25336099 A JP 25336099A JP 2001071605 A JP2001071605 A JP 2001071605A
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JP25336099A
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English (en)
Inventor
Takayuki Ito
隆幸 伊藤
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Showa Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Showa Information Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大容量のメモリを設けることなく、かつ簡単に
印刷品質を精度良く検査できる検査方法を提供する。 【解決手段】印刷媒体8の搬送方向Xに対して実質的に
直角方向Yに配列された複数の画素124を選択的にO
NまたはOFFすることにより印刷媒体に印刷を行う印
刷機構1の検査方法であり、印刷媒体8に検査領域Cn
を設け、全ての画素124を少なくとも1回ONおよび
OFFして検査領域Cnに検査マークCMnを印刷し、
検査領域Cnに印刷された実際の検査マークCMnの画
像データを取得し、この画像データの走査信号に基づい
て印刷機構を検査する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷機構のノズル
詰まりやインクタレ等の不具合の有無を検査することに
より印刷物の脱印、汚れ等の印刷欠陥の発生を防止する
印刷機構の検査方法および検査装置に関し、特にきわめ
て簡単に印刷機構の不具合を検査することができる印刷
機構の検査方法および検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷品質の向上を目的として、印刷機構
を検査することにより印刷物の脱印や汚れを防止するこ
とが行われている。たとえば、特許第2628951号
公報には、基準画像データと実際の印刷画像データとの
相違度を画素毎に求め、所定のしきい値を用いて比較す
ることにより印刷機構を検査する装置が開示されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、こうし
た従来の印刷機構の検査装置では、基準となる基準画像
データを保持したまま、実際の印刷物の画像データと比
較して評価するので、基準画像データを保持しておくた
めに大容量のメモリが必要となり、また検査範囲が大き
くなればなるほど比較のための処理時間も長くなるとい
った問題があった。
【0004】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、大容量のメモリを設けるこ
となく、かつ簡単に印刷機構を精度良く検査できる検査
方法および検査装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】(1)上記目的を達成す
るために、本発明の印刷機構の検査方法は、印刷媒体の
搬送方向に対して実質的に直角方向に配列された複数の
画素を選択的にONまたはOFFすることにより前記印
刷媒体に印刷を行う印刷機構の検査方法であって、前記
全ての画素を少なくとも1回ONおよびOFFさせる検
査マークデータを用いて、前記印刷媒体に設けられた検
査領域に検査マークを印刷し、この印刷された検査マー
クの画像データを取得し、この画像データと前記検査マ
ークデータとに基づいて前記印刷機構を検査することを
特徴とする。
【0006】この印刷機構の検査方法では、まず文字、
図形または記号等の実際の印刷を行う際に、印刷媒体に
設けられた検査領域に、全ての画素を少なくとも1回O
NおよびOFFさせる検査マークデータを用いて、検査
マークを印刷する。
【0007】本発明の検査領域は、文字、図形または記
号等の実際の印刷を行う印刷領域とは別に設けられた領
域または印刷領域の邪魔にならない領域であり、たとえ
ば印刷領域の間のそれぞれに分割して設けても良く、ま
たは印刷領域の間に集約して設けても良い。
【0008】そして、実際の印刷とともに印刷された検
査マークにつき、CCDカメラやレーザースキャナなど
のような画像データを取得できる手段によってその画像
データを取得し、取得された検査マークの画像データ
と、基準となる検査マークデータとに基づいて印刷機構
の欠陥の有無を検査する。
【0009】ここで、検査領域に印刷する検査マークと
しては、全ての画素を少なくとも1回ONおよびOFF
するものであれば全て本発明に含まれるが、その一態様
として、印刷媒体の搬送方向に延びる直線マークを挙げ
ることができる。
【0010】このような直線マークの具体的態様は特に
限定されず、たとえば1ドット幅の直線マークであって
も、あるいは複数ドット幅の直線マークであっても良
い。また、各直線マークの間隔は一定の間隔であっても
良いし、不定の間隔であっても良い。
【0011】こうして印刷される直線マークを検査マー
クとして用いた場合、その画像データの処理方法として
は、当該検査マークの本数を求めるか、あるいは画像デ
ータの走査信号の波形を求め、これを基準となる検査マ
ークデータと比較することにより印刷機構の欠陥の有無
を判断する。
【0012】このように、本発明では、実際の印刷と同
時に検査マークを印刷し、かつ当該検査マーク自体およ
びその画像処理を簡素化したので、実際の印刷画像デー
タを保持しておく必要がなく大容量のメモリが不要とな
る以外に、検査マークの信号処理に必要なハードウェア
やソフトウェアの複雑化が回避でき、さらに信号処理時
間も短縮される。
【0013】この結果、安価なシステムで印刷機構の欠
陥の有無を印刷装置へ迅速にフィードバックすることが
でき、印刷不良の大量発生、ひいては印刷工程のライン
ストップを未然に防止することができる。
【0014】(2)上記発明においては特に限定はされ
ないが、請求項9記載の発明では、一つの検査領域に印
刷された検査マークが、その検査領域が設けられた印刷
媒体のページ数に対応する。すなわち、実際に印刷され
た検査マークの本数、波形、形状、太さその他の固有値
によって、その検査マークが印刷された印刷媒体のペー
ジ数が識別できるように、検査マークデータと印刷領域
のページ数との関係が予め設定されている。
【0015】このように検査マークの本数等と印刷媒体
のそのページ数とを識別可能に設定しておけば、上述し
た印刷機構の欠陥の検査以外に、両面印刷時のページズ
レも検査することができる。
【0016】(3)上述の発明においては特に限定され
ないが、請求項10記載の発明では、印刷機構のインク
に、肉眼では視認不可能若しくは視認困難であって特定
波長の光に感応する添加物が添加されている。
【0017】検査マークのインク色によっては、画像取
得手段による検出感度が低い色も存在し、こうした場
合、印刷された検査マークの検査精度が低下するおそれ
もある。このようなときは、検査マークを印刷するイン
クに、肉眼では全く見えないか、あるいは視認が困難で
あって(換言すれば、その塗色の色目に影響を与えな
い)、特定波長の光に対しては感応する物質を添加して
おくことが望ましい。こうすることで、画像取得手段に
よる検査マークの読み取りを行う際に、その特定波長の
光を照射することで検査マークの検出精度を高めること
ができる。
【0018】この種の物質としては、可視光の範囲外の
波長の光でなければ読み取ることができない、たとえば
紫外線や赤外線の照射にのみ感応する色素を挙げること
ができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は本発明の印刷機構の検査装置の実施形態を示すブ
ロック図、図2は印刷機のプリントヘッドの一例を示す
斜視図、図3は同じく印刷機のプリントヘッドを示すブ
ロック図、図4は本発明に係る印刷領域の一例を示す印
刷物の正面図、図5は本発明に係る検査領域の他の実施
形態を示す印刷物の正面図、図6は本発明に係る検査マ
ークの一例を示す正面拡大図、図7は本発明に係る検査
マークの他の例を示す正面拡大図、図8は本発明に係る
検査マークのさらに他の例を示す正面図、図9は本発明
の印刷機構の検査方法の他の実施形態を示す正面図およ
び波形図である。
【0020】本例ではいわゆる連続インクジェット方式
の印刷機のノズル詰まりやインクタレ等の不具合を検査
する検査装置を例に挙げて本発明を説明する。ただし、
本発明の印刷機構の検査装置および検査方法は、特に印
刷機の印刷方式には限定されない。また、印刷機構の不
具合を検出することにより印刷物の印刷欠陥の発生を防
止するものであることから、本発明を別な観点から捉え
ると、印刷物の検査方法および検査装置でもある。
【0021】まず図1に示すように、本例の印刷機1
は、給紙ロール11と複数のプリントヘッド12と、排
紙ロール13とを有し、用紙8は同図に示す矢印方向X
に供給される。
【0022】各プリントヘッド12は、図2乃至図3に
示すように、インクが収容されたインクタンク121
と、このインクを加圧して供給するインク加圧装置12
2と、インク加圧装置122により供給されたインクを
粒子化するためのピエゾ素子123と、粒子化されたイ
ンクを吐出するための複数のノズル124と、ノズル1
24から吐出されたインクに画像データ(印字データの
ビットマップデータ)に対応したチャージ電圧を印加す
るためのチャージ電極125と、このチャージ電極12
5の下方に設けられ、チャージ電極125により帯電し
たインクを電気的に吸引する偏向電極126と、偏向電
極126にて偏向されたインクを回収するためのキャッ
チャ127とを有している。
【0023】そして、印刷制御手段2から送出された画
像データに応じて、それぞれのチャージ電極125に電
圧が印加/非印加され、これにより帯電したインクは、
偏向電極126によって偏向されてキャッチャ127に
回収される一方で、チャージ電極125により帯電しな
かったインクは、用紙8に落下することにより1ドット
を形成する。
【0024】本例のプリントヘッド12は、こうした図
2に示すプリントヘッドチップが、Y軸方向に印刷幅
(図4にLにて示す。)だけ多数並設され、給紙機構に
設けられたエンコーダデータとともに印刷制御手段2か
ら各プリントヘッド12に対して印刷すべき画像データ
が送出される。以下、この印刷制御手段2またはそれと
実質的に等価な手段に蓄積された或いは生成される本来
的な画像データを、印刷画像データAと称する。この印
刷画像データAは、図4、図5および図8に示す用紙8
の印刷領域W1,W2…(以下、総括的に印刷領域Wn
ともいう。)に印刷される。
【0025】これに対して、用紙8には印刷領域Wn以
外に、後述する検査マークCMを印刷するための検査領
域C1,C2…(以下、総括的に検査領域Cnともい
う。)が設けられている。この検査領域Cnは、上述し
た印刷画像データAによる印刷を行わない非印刷領域で
あって、図4に示す例では、印刷領域W1とこれに隣接
する印刷領域W2との間に検査領域C1が設けられ、印
刷領域W2とこれに隣接する次の印刷領域W3との間に
次の検査領域C2が設けられ、順次これが繰り返されて
いる。また、図5に示す例では、印刷領域W1とこれに
隣接する印刷領域W2との間に比較的広い非印刷領域が
設けられ、ここに複数(ここでは5つ)の検査領域C1
〜C5が設けられている。
【0026】本発明では、検査領域Cnの形成態様につ
いては特に限定されず、図4に示すように各印刷領域W
1,W2,W3の間に存在する狭い非印刷領域を検査領
域C1,C2としても良いし、図5に示すように、ある
周期で比較的広い非印刷領域を設け、ここに複数の検査
領域C1〜C5を設けても良い。
【0027】検査領域Cnに印刷される検査マークCM
の具体的態様については後述するが、検査マークCMの
印刷指令は、図1に示す検査マークデータ格納出力手段
3に格納され、印刷制御手段2を介して各プリントヘッ
ド12に送出される。この検査マークデータ格納出力手
段3から送出され、検査評価の基準となる検査マークデ
ータを、基準検査マークデータBと称する。
【0028】なお、図1においては、印刷制御手段2と
検査マーク格納出力手段3とが便宜的に別の構成要素と
して示されているが、ハードウェアおよびソフトウェア
の具体的構成如何では、これら印刷制御手段2と検査マ
ーク格納出力手段3とが、一つの制御装置として具体化
されることもある。
【0029】印刷機1のプリントヘッド12の下流に
は、CCDカメラ、CCDラインセンサまたはレーザー
スキャナなどで構成される画像取得手段4が設けられて
おり、この画像取得手段4によって、用紙8に実際に印
刷された検査マークCMの画像データが取得される。上
記印刷画像データAや基準検査マークデータBに対し、
この画像データを検査マークCMの画像データCと称す
る。
【0030】なお、画像取得手段4であるCCDカメラ
は、CCDの画素が用紙8のY軸方向に複数並設されて
なり、プリンタヘッド12のドット単位で、取得された
画像データBを解析できる解像度を有するものである。
【0031】本例の印刷機構の検査装置は、画像取得手
段4に取り込まれた検査マークCMの画像データCを演
算処理して解析するための検査マーク解析手段5を有す
る。この検査マーク解析手段5は、たとえばCPU,R
OMおよびRAMを備えたパーソナルコンピュータやマ
イクロコンピュータで構成することができる。
【0032】また評価手段6は、検査マーク解析手段5
から送出された検査マークCMの走査信号(検査マーク
データC)と、検査マークデータ格納出力手段3から取
り込まれる基準の検査マークデータBとを比較して、そ
の同一性を判断するもので、両者が同一である場合には
「印刷欠陥なし」、両者が異なるときは「印刷欠陥あ
り」との結果を、ディスプレイや警報機などの外部装置
へ出力する。
【0033】なお、検査マーク解析手段5と評価手段6
とは一つのハードウェアおよびソフトウェアにて構成す
ることもでき、これらを総称して検査マーク解析評価手
段ともいう。
【0034】次に、本発明の検査マークCMの一例を説
明する。図6は、図4に示す用紙8の検査領域C1,C
2…を1ドット毎に拡大して示したもので、実線の黒丸
印が「印刷(インクON)」を表し、何もない部位が
「非印刷(インクOFF)」を表しているものとする。
【0035】本例では、まず第1の検査領域C1に、プ
リントヘッド12の各ノズル124のうちの第1番目、
第5番目、第9番目…のノズル124、つまり4ドット
おきにノズル124をON(インクON)とし、1ドッ
ト幅の直線状の検査マークCM1を印刷する。次の第2
の検査領域C2に、プリントヘッド12の各ノズル12
4のうちの第2番目、第6番目、第10番目…のノズル
124、つまり第1の検査領域C1への印刷時にONし
たノズル124から1ドットずれたノズル124をON
とし、同様に1ドット幅の直線状の検査マークCM2を
印刷する。第3の検査領域C3に対しても、さらに1ド
ットずれたノズル124を4ドットおきにONとして1
ドット幅の直線状の検査マークCM3を印刷する。本例
では、第1の検査領域C1から第4の検査領域C4(図
示は省略する。)まで、こうした検査マークCM1〜C
M4を印刷すれば、プリントヘッド12の各ノズル12
4が、1回ONするとともに3回OFFすることにな
る。
【0036】このように第1乃至第4の検査領域C1〜
C4に印刷された検査マークCM1〜CM4を、それぞ
れ画像取得手段4にて撮像し、この画像データを検査マ
ーク解析手段5に送出して各検査領域C1〜C4のそれ
ぞれについて検査マークCM1〜CM4の本数をカウン
トする。このとき、画像取得手段4にて撮像された画像
データを検査マーク解析手段5に送出する際(あるいは
検査マーク解析手段5自体で実行しても良いが)、図6
に示すように走査方向Yについて複数回走査SC1〜S
C4を行うことが望ましい。
【0037】第nの検査領域Cnに印刷される検査マー
クCMnの本数は、検査マークデータ格納出力手段3か
ら送られる基準検査マークデータBより既知であること
から、評価手段6にて本数が一致していれば印刷欠陥が
ないものと評価し、本数が不一致であれば印刷欠陥が生
じているものと評価する。つまり、たとえば第1番目の
ノズル124にノズル詰まりが生じていると、図6に示
す第1の検査領域C1の最左の検査マークCMは印刷さ
れないので、当該第1の検査領域C1における検査マー
クCM1の本数は1本だけ少なくなる。逆に、たとえば
第3番目のノズル124にタレが生じていると、この第
3番目のノズルが本来OFFすべき、たとえば第1の検
査領域C1においても第3番目のノズル位置に検査マー
クが現れるので、当該第1の検査領域C1における検査
マークCM1の本数は1本多くなる。
【0038】ちなみに、本例のようにプリントヘッド1
2が複数設けられている場合(多色印刷等の場合、図1
参照)には、それぞれのプリントヘッド12毎に異なる
検査領域に異なる検査マークを印刷すれば良い。たとえ
ば、第1のプリントヘッド12による検査マークCM
は、上述した4つの検査領域C1〜C4に印刷し、第2
のプリントヘッド12による検査マークCMは、次の検
査領域Cnを使用すれば、上述した手順で各プリントヘ
ッド12の検査を行うことができる。
【0039】こうした検査法を用いると、検査マークC
Mnの本数を測定すれば足りるので、演算スピードが著
しく速くなる。
【0040】なお、本発明の検査マークCMは、上述し
た1ドット幅の検査マークにのみ限定されず、たとえば
図7に示すように複数ドット幅(図示する例では2ドッ
ト幅)の直線状検査マークCMnとすることもできる。
この場合には、検査マークCMnは太い直線マークとな
る。
【0041】また、本発明の検査マークCMは、一つの
検査領域Cnに一定間隔で印刷する必要はなく、たとえ
ば図8に示すように、ある検査領域C1に印刷された検
査マークCM1の互いの間隔に何らの規則性がなくても
よい。他の検査領域C2に印刷される検査マークCM2
についても同様である。要するに、その検査領域に印刷
されるべき基準の検査マークの本数さえ既知であれば足
りる。
【0042】また、印刷された検査マークCMに基づい
て印刷機構の評価を行う解析手法も、上述した本数のカ
ウントのみに何ら限定されることはない。たとえば、図
9(A)に示すように、一つの検査領域C1,C2に規
則性のある2本の直線状マークCM1,CM2を印刷
し、これをCCDカメラまたはCCDラインセンサで撮
像し、得られた走査信号を波形で捉えて、走査信号の解
析および評価を行うこともできる。すなわち、同図
(A)に示される検査マークCM1やCM2をCCDラ
インセンサにて撮像した結果、その出力信号が同図
(B)のような規則的な波形Eになっているかどうか
を、電子回路などハード的またはソフト的な判定回路を
用いて判断することもできる。
【0043】第2実施形態 本発明の印刷機構の検査方法および検査装置は、プリン
トヘッド12のノズル詰まりやインクタレなどの不具合
の検査に加えて、両面印刷時のページズレも検査するこ
とができる。
【0044】図10は本発明の印刷機構の検査装置の他
の実施形態を示す模式図であって、印刷装置を平面から
見た図である。まず、概要を説明すると、連続紙である
用紙8は給紙ロール11から供給され、第1のプリント
ヘッド12Aにより用紙8の一方の面の印刷領域Waに
印刷が施される。このとき、上述した第1実施形態と同
様の手順で検査領域(この面に設けられた検査領域をC
aとする。)にも検査マークが印刷される。この第1の
プリントヘッド12Aにて印刷された検査マークは第1
の画像取得手段4Aにてその画像データが取り込まれ
る。
【0045】第1の画像取得手段4Aの下流には中間ロ
ール14が設けられており、この中間ロール14を通過
することにより用紙8が裏返されて第2のプリントヘッ
ド12Bへ送られ、この第2のプリントヘッド12Bに
より用紙8の他方の面の印刷領域Wbに印刷が施され
る。このときも、上述した第1実施形態と同様の手順で
検査領域(この面に設けられた検査領域をCbとす
る。)に検査マークが印刷される。この第2のプリント
ヘッド12Bにて印刷された検査マークは第2の画像取
得手段4Bにてその画像データが取り込まれる。
【0046】このような両面印刷を行う場合には、表裏
に印刷されるべきページ数が決まっており、表裏のペー
ジがズレると、ズレた長さ分だけ印刷物が使い物になら
ない。本実施形態では、上述した第1実施形態の如き検
査マークCMを用いて、ノズル詰まりやインクタレを検
査するとともに、用紙の検査領域に印刷する検査マーク
の固有値(たとえば本数)とそのページ数とを対応させ
ることにより、ページズレの検査も行うこととしてい
る。
【0047】たとえば、図11は本実施形態の検査マー
クの一例を示す印刷物の平面図であり、表面の上から第
6ページ、第7ページおよび第10ページが印刷され、
図示は省略するが、第6ページの裏面には第5ページ、
第7ページの裏面には第8ページ、第10ページの裏面
には第9ページが印刷されるものとする。
【0048】本例では、同図に示すように印刷物8のペ
ージ数に応じて検査マークCMの本数を定めておく。つ
まり、第6ページの検査領域には6本の検査マークCM
6を印刷し、第7ページの検査領域には7本の検査マー
クCM7を印刷する。同様に、第6ページの裏面の第5
ページには5本の検査マークCM5を印刷し、第7ペー
ジの裏面の第8ページには8本の検査マークCM8を印
刷する。
【0049】このようなページ数に対応した検査マーク
CMとすることにより、印刷機構の不具合検出のみなら
ず、両面印刷のページズレも同時に検査することができ
る。なお、図11に示す検査マークの態様は一例であっ
て、本発明ではページ数が識別可能な検査マークCMで
あれば具体的態様は限定されない。また、第1実施形態
の印刷機構の不具合検出とは別に、ページズレを検査す
るように検査マークを専用に印刷しても良い。
【0050】第3実施形態 上述した実施形態では、検査領域Cnに印刷される検査
マークCMは、プリントヘッド12のインクによって印
刷される。しかしながら、黄色のようにインクの色によ
っては検査マークCMの本数や波形をCCDやレーザス
キャナで検出し難い場合もある。
【0051】このため、このような色のインクには非可
視光の染料(添加物)を加えておき、検査マークCMを
検出する際に、その染料に感応する波長の光を照射する
ことで検査マークCMの検出感度を高めることもでき
る。勿論、全てのインクにこの種の染料を加えても良
い。
【0052】このような添加物としては、添加されるイ
ンクの色目に影響がなく、しかも特定波長の光に感応す
る物質であれば特に限定されない。たとえば、可視光の
波長帯域(380〜800nm)ではさほど吸収を示さ
ず、780〜830nmの近赤外光の波長帯域での吸収
が大きいアゾ系色素(たとえば下記一般式[I]で表さ
れるもの、特開平7−224238号公報参照)や、同
じく可視光の波長帯域(380〜800nm)ではさほ
ど吸収を示さず、300〜400nmの紫外光の波長帯
域での吸収が大きいベンゾフェノン誘導体系色素、ベン
ゾトリアゾール誘導体系色素等(たとえば特開平11−
148034号公報参照)を挙げることができる。
【0053】
【化1】
【0054】なお、上記式[I]において、A,Cは置
換もしくは非置換のフェニル基又は置換もしくは非置換
のナフチル基を表し、Bは置換もしくは非置換のフェニ
レン基又は置換もしくは非置換のナフチレン基を表し、
nは0又は1の数を表わす。
【0055】前者の近赤外光を吸収する色素は、遊離酸
の形が前記一般式[I]で表されるものであり、詳しく
は前記一般式[I]において、A,B及びCで表わされ
るフェニル基、ナフチル基、フェニレン基又はナフチレ
ン基の置換基としては、−SOH基、−COOH
基、アミノ基、水酸基、塩素、臭素、フッ素などのハロ
ゲン原子、アセチルアミノ基などのアルキルカルボニル
アミノ基及びベンゾイルアミノ基などのアリールカルボ
ニルアミノ基を含むアシルアミノ基、置換基を有してい
てもよいアルキル基(例えばメチル基、エチル基、i−
プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブ
チル基、2−エチルヘキシル基などの直鎖もしくは分岐
鎖状のアルキル基;ベンジル基などのフェニル基で置換
されたアルキル基;トリフルオロメチル基などのハロ置
換アルキル基;ジメチルアミノメチル基などのアルキル
アミノ基で置換されたアルキル基等)、又は置換基を有
していてもよいアルコキシ基(例えばメトキシ基、エト
キシ基、i−プロポキシ基、n−ブトキシ基、sec−
ブトキシ基、t−ブトキシ基、2−エチルヘキシルオキ
シ基など直鎖もしくは分岐鎖状のアルコキシ基;ヒドロ
キシエトキシ基などのヒドロキシアルコキシ基;ベンジ
ルオキシ基、メトキシエトキシ基、ベンジルオキシエト
キシ基などのフェニル基、アルコキシ基や置換アルコキ
シ基で置換されたアルコキシ基;ヒドロキシカルボニル
メトキシ基などのヒドロキシカルボニル基で置換された
アルコキシ基等)が挙げられる。なお、これらのアシル
アミノ基、アルキル基及びアルコキシ基の炭素数は9個
以下である。またアルキル基やアルコキシ基が置換基を
有している場合には、置換基も含めた全体の炭素数が9
個以下であるのが好ましい。
【0056】一方、後者の紫外光を吸収する色素につい
ては、このような紫外線吸収基を導出する化合物とし
て、例えばベンゾフェノン誘導体[2,4−ジヒドロキ
シベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベン
ゾフェノン];ベンゾトリアゾール誘導体[2−(2’
−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−
5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾー
ル、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブ
チルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2’−ヒドロキシ−3’−n−ドデシル−5’−メ
チルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒド
ロキシ−3’−(3’’,4’’,5’’,6’’,テ
トラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニ
ル〕ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−
3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−〔2−ヒドロキシ−3,5−ビス−(α,
α’−ジメチルベンジル)フェニル〕−2H−ベンゾト
リアゾール、メチル−3−〔3−t−ブチル−5−(2
H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシ
フェニル〕プロピオネート−ポリエチレングリコール縮
合物];シアノアクリレート誘導体[エチル 2−シア
ノ−3,3−ジフェニルアクリレート、オクチル 2−
シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート]等を挙げる
ことができる。
【0057】前者の色素を添加したときは、画像取得手
段の照射光として780〜830nmの近赤外光が用い
られ、後者の色素を添加したときは画像取得手段の照射
光として300〜400nmの紫外光が用いられる。
【0058】こうすることで、画像取得手段4によって
検査マークCMの読み取りを行う際に、色素に応じた特
定波長の光を照射することで検査マークCMの検出精度
を高めることができる。
【0059】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0060】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、実際
の印刷と同時に検査マークを印刷し、かつ当該検査マー
ク自体およびその画像処理を簡素化したので、実際の印
刷画像データを保持しておく必要がなく大容量のメモリ
が不要となる以外に、検査マークの信号処理に必要なハ
ードウェアやソフトウェアの複雑化が回避でき、さらに
信号処理時間も短縮される。
【0061】この結果、安価なシステムで印刷機構の不
具合を印刷装置へ迅速にフィードバックすることがで
き、印刷不良の大量発生、ひいては印刷工程のラインス
トップを未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷機構の検査装置の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】印刷機のプリントヘッドの一例を示す斜視図で
ある。
【図3】図2の印刷機を示すブロック図である。
【図4】本発明に係る検査領域の一例を示す印刷物の正
面図である。
【図5】本発明に係る検査領域の他の例を示す印刷物の
正面図である。
【図6】本発明に係る検査マークの一例を示す正面拡大
図である。
【図7】本発明に係る検査マークの他の例を示す正面拡
大図である。
【図8】本発明に係る検査マークのさらに他の例を示す
正面図である。
【図9】本発明の印刷機構の検査方法の他の実施形態を
示す正面図および波形図である。
【図10】本発明の印刷機構の検査装置の他の実施形態
を示す模式図である。
【図11】図10に示す印刷機構の検査装置による検査
方法を説明するための印刷物の正面図である。
【符号の説明】
1…印刷機(印刷機構) 2…印刷制御手段(印刷機構) 3…検査マークデータ格納出力手段 4…CCDカメラ(画像取得手段) 5…検査マーク解析手段(検査マーク解析評価手段) 6…評価手段(検査マーク解析評価手段) 8…用紙(印刷媒体)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷媒体の搬送方向に対して実質的に直角
    方向に配列された複数の画素を選択的にONまたはOF
    Fすることにより前記印刷媒体に印刷を行う印刷機構の
    検査方法であって、 前記全ての画素を少なくとも1回ONおよびOFFさせ
    る基準検査マークデータを用いて、前記印刷媒体に設け
    られた検査領域に検査マークを印刷し、 この印刷された検査マークの画像データを取得し、 この画像データと前記基準検査マークデータとに基づい
    て前記印刷機構を検査する印刷機構の検査方法。
  2. 【請求項2】前記検査マークは、前記印刷媒体の搬送方
    向に延びる直線マークである請求項1記載の印刷機構の
    検査方法。
  3. 【請求項3】前記検査マークは、1ドット幅又は複数ド
    ット幅の直線マークである請求項2記載の印刷物の検査
    方法。
  4. 【請求項4】前記検査領域は、前記印刷媒体の複数箇所
    に分割して設けられている請求項1記載の印刷機構の検
    査方法。
  5. 【請求項5】前記検査領域は、前記印刷媒体の一箇所に
    集約して設けられている請求項1記載の印刷機構の検査
    方法。
  6. 【請求項6】一つの検査領域における各直線マークは、
    画素の配列方向に、一定間隔又は不定間隔で印刷される
    請求項2〜5記載の印刷機構の検査方法。
  7. 【請求項7】前記印刷された検査マークを前記画素の配
    列方向に走査して検査マークの本数を求め、この求めら
    れた本数と前記基準検査マークデータの本数とを比較す
    ることにより前記印刷機構を検査する請求項2〜6の何
    れかに記載の印刷機構の検査方法。
  8. 【請求項8】前記印刷された検査マークを前記画素の配
    列方向に走査して走査信号の波形を求め、この求められ
    た波形と前記基準検査マークデータの波形とを比較する
    ことにより前記印刷機構を検査する請求項2〜7の何れ
    かに記載の印刷物の検査方法。
  9. 【請求項9】一つの検査領域に印刷された検査マーク
    が、その検査領域が設けられた印刷媒体のページ数に対
    応する請求項1〜8の何れかに記載の印刷機構の検査方
    法。
  10. 【請求項10】前記印刷機構のインクに、肉眼では視認
    不可能若しくは視認困難であって特定波長の光に感応す
    る添加物が添加されている請求項1〜9の何れかに記載
    の印刷機構の検査方法。
  11. 【請求項11】印刷媒体の搬送方向に対して実質的に直
    角方向に配列された複数の画素を選択的にONまたはO
    FFすることにより前記印刷媒体に印刷を行う印刷機構
    を検査する装置であって、 前記全ての画素を少なくとも1回ONおよびOFFさせ
    て前記印刷媒体に設けられた検査領域に検査マークを印
    刷する基準検査マークデータを有し、この基準検査マー
    クデータを前記印刷機構へ送出する検査マークデータ格
    納出力手段と、 前記検査領域に印刷された検査マークの画像データを取
    得する画像取得手段と、 前記画像取得手段で取得された画像データと前記基準検
    査マークデータとに基づいて前記印刷機構を検査する検
    査マーク解析評価手段と、を有する印刷機構の検査装
    置。
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