JP2001071599A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents

印刷装置および印刷方法

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JP2001071599A
JP2001071599A JP25355699A JP25355699A JP2001071599A JP 2001071599 A JP2001071599 A JP 2001071599A JP 25355699 A JP25355699 A JP 25355699A JP 25355699 A JP25355699 A JP 25355699A JP 2001071599 A JP2001071599 A JP 2001071599A
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Shunichi Kunihiro
俊一 國廣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト装置からのデータに基づいて印刷を行
う場合に印刷モード等、その印刷用データを作成する際
の作成態様に関する情報がない場合でも、適切な印刷用
データを作成することを可能とする。 【解決手段】 印刷を行うべくホスト装置から受信した
データを解析し、そのデータに印刷用データを作成する
際の作成態様を定める印刷モードに関する情報が含まれ
ているか否かを判断する(ステップS302、ステップ
S303)。そして、この印刷モードが指定されていな
い場合には、プリンタ自身の状態、すなわち搭載するイ
ンクの種類を判断し(ステップS306)、その判断に応
じた印刷用データの作成態様で印刷データの作成を行う
(ステップS307、S308、S309)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷装置および印
刷方法に関し、詳しくは印刷用データ作成に際してその
データ作成に関する情報に基づいてデータ作成を行う印
刷装置および印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリンタ等、従来の印刷装置に対してパ
ーソナルコンピュータ等のホスト装置から印刷実行を指
示する場合、一般に印刷品位や印刷速度などに関する印
刷モードはホスト装置において予め設定され、印刷実行
を指示する際にその設定したモードを印刷データととも
に印刷装置に送ることが行われている。例えば一般的な
パーソナルコンピュータでは、アプリケーションと印刷
装置との間にプリンタドライバが介在し、このソフトウ
エアによって印刷装置が解釈可能なコマンドデータとし
て印刷データそのものとともに上記印刷品位や印刷速度
などの印刷モードに関するデータが印刷装置に送られ
る。
【0003】これに対し、このようなホスト装置の指示
に基づいて印刷を行う印刷装置では、その装置で直接用
いる形態の印刷用データの作成を行うが、その際、上記
印刷モードに応じた印刷用データを作成する。すなわ
ち、このような印刷装置では、印刷用データの作成に際
して指示された印刷モードが異なればそれに応じて異な
った態様で印刷用データを作成する必要があり、換言す
れば印刷用データ作成に際してデータ作成方法もしくは
データ作成態様が一意に定まる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年こ
のような印刷装置に対して印刷を指示するホスト装置は
上述のようなパーソナルコンピュータに限られない場合
が多くなりつつある。例えば、小型で携帯型のパーソナ
ルコンピュータやデジタルカメラなど、PDAもしくは
携帯端末から直接印刷装置へ印刷データを送り印刷を行
うシステムもしくは使用環境が提供されつつある。そし
て、このような携帯端末機器では、一般に操作性の向
上、低価格化の観点等から上述した印刷モードなどに関
する指示は行うようには構成されていないことが多い。
このため、従来の印刷装置において以上のような携帯端
末をホスト装置として用いる場合には、印刷用データの
作成に関する指示データが送られてこないため適切な印
刷用データの作成を行うことができず、結果として、上
記携帯端末機器に対応した汎用の印刷装置として用いる
ことができないという問題がある。
【0005】なお、印刷装置自体に印刷用データ作成に
関するデータを入力する構成も考慮できるが、印刷装置
においても、より操作性の向上、低価格化のため複雑な
操作系統はできるだけ排除する傾向にあり、この場合、
上述のような入力のための構成を設けることは好ましい
ことではない。
【0006】本発明は、以上の問題を解決するためにな
されたものであり、その目的とするところは、ホスト装
置から送られるデータに印刷用データの作成態様に関す
る情報がない場合でも適切な印刷用データを作成するこ
とが可能な印刷装置および印刷方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
ホスト装置から送られるデータに基づき印刷媒体に印刷
を行う印刷装置において、指示された作成態様で前記印
刷のための印刷用データを作成する印刷用データ作成手
段と、ホスト装置から送られるデータに、印刷用データ
の作成態様を指示するための情報が含まれているか否か
を判断する情報判断手段と、当該印刷装置の状態を検出
する状態検出手段と、前記情報判断手段が作成態様を指
示するための情報が含まれていないと判断したとき、前
記状態検出手段が検出する状態に対応した作成態様を前
記印刷用データ作成手段に指示する手段と、を具えたこ
とを特徴とする。
【0008】また、別の態様では、ホスト装置から送ら
れるデータに基づき印刷媒体に印刷を行う印刷装置にお
いて、指示された作成態様で前記印刷のための印刷用デ
ータを作成する印刷用データ作成手段と、当該印刷装置
の状態を検出し、該検出した状態に対応した作成態様を
前記印刷用データ作成手段に指示する作成態様情報生成
手段と、を具えたことを特徴とする。
【0009】さらに他の態様として、ホスト装置から送
られるデータに基づき印刷媒体に印刷を行う印刷装置の
印刷方法において、指示された作成態様で前記印刷のた
めの印刷用データを作成し、ホスト装置から送られるデ
ータに、印刷用データの作成態様を指示するための情報
が含まれているか否かを判断し、当該印刷装置の状態を
検出し、前記判断するステップが作成態様を指示するた
めの情報が含まれていないと判断したとき、前記状態を
検出するステップが検出する状態に対応した作成態様を
前記印刷用データ作成手段に指示する、ステップを有し
たことを特徴とする。
【0010】さらに、別の態様として、ホスト装置から
送られるデータに基づき印刷媒体に印刷を行う印刷装置
の印刷方法において、指示された作成態様で前記印刷の
ための印刷用データを作成し、当該印刷装置の状態を検
出し、該検出した状態に対応した作成態様を前記印刷用
データを作成するステップの処理に対して指示する、ス
テップを有したことを特徴とする。
【0011】以上の構成によれば、印刷用データを作成
する際に、例えば同一領域を異なる吐出口で印刷を行う
べく印刷用データを作成したり、画像の低濃度領域は濃
度の低い淡インクで印刷を行うべく印刷用データを作成
する等、印刷用データの作成態様を指示するための印刷
モード等の情報がホスト装置からのデータに含まれてい
ない場合でも、印刷装置側において独自にその装置で用
いるインクの種類等、印刷装置の状態を検出してそれに
応じた作成態様を指示するので、印刷用データの作成態
様に関する情報を印刷装置に送らないよう構成されたホ
スト装置であってもその供給される画像に基づいて印刷
装置の状態に適合した印刷を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明の一実施形態にかかる印刷
装置としてのプリンタの主に概観を示す斜視図である。
【0014】図1において、プリンタ101の外装ケー
スは上ケース102とベース103とに大別することが
できる。プリンタ101の印刷機構はこのケース内に収
納された状態でその印刷動作を行うよう構成されてい
る。印刷機構は、いわゆるシリアルタイプのインクジェ
ットヘッドを備え、また、このヘッドの走査を行うため
のキャリッジ、その駆動機構などを備える。プリンタ1
01で用いられる上記インクジェットヘッドは、電気熱
変換素子に対し印刷用データに応じた電圧パルスを印加
し、これによって発生する熱エネルギーによりインクに
気泡を発生させこの気泡の圧力によってインクを吐出す
るものである。
【0015】プリンタ101に対する給紙は、自動給紙
および手差し給紙の双方が可能に構成されている。自動
給紙の場合、不図示の給紙装置が装着される。コネクタ
117は、そのための接続部である。また、位置決め穴
118a及び118bは装着の際にプリンタ本体と給紙
装置との位置決めのために用いられる。一方、手差し給
紙の場合は、給紙トレイ116が用いられる。このよう
に給紙された印刷媒体としての用紙は、印刷機構を構成
する搬送ローラなどの用紙搬送機構によってヘッドの走
査に同期して搬送される。
【0016】以上説明したプリンタ101は、ホスト装
置としてパーソナルコンピュータの他、上述した携帯型
パーソナルコンピュータやデジタルカメラなどのPDA
もしくは形態端末を用いることができ、そのための接続
部(不図示)が設けられている。
【0017】なお、本発明の適用は上述した熱エネルギ
ーを利用したインクジェット方式に限られないことは勿
論であり、例えばピエゾ素子等の電気機械変換素子を用
いたインクジェット方式による印刷装置に適用すること
もできる。また、インクジェット方式に限らず、例えば
熱転写方式、感熱方式などの印刷装置に対しても本発明
を適用できることは以下の説明からも明らかである。
【0018】図2は、図1にて上述した印刷装置におけ
る主に印刷用データ作成に関する構成を示すブロック図
である。
【0019】ホスト装置からプリンタ101へ送信され
るデータは、入力データとしてデータ受信I/F部10
12にて受信されるとともに所定のメモリに一時的に格
納される。
【0020】この受信した入力データは、データ解析部
1014、印刷用データ作成部1015および印刷デバ
イス状態検出1016によって、その印刷用データ作成
方法もしくは作成態様が決定されるとともに印刷用デー
タの作成が行われる。
【0021】すなわち、データ解析部1014は、入力
データについてその内容の判別を行い、その判別に応じ
た処理部にデータを渡す処理を行う。判別した内容が印
刷を行うべき画像データである場合、そのデータを印刷
用データ作成部1015へ渡すとともに、後述されるよ
うに、その画像データに印刷モードに関する情報が含ま
れているか否かを判別する。印刷用データ作成部101
5は、図3にて後述されるように、画像データにその印
刷モードが指示されている場合はその印刷モードに応じ
た印刷用データの作成を行い、また、指示されていない
場合は、印刷デバイス状態検出1016が検出するデバ
イス状態に応じた印刷用データの作成を行う。
【0022】印刷デバイス状態検出1016は、インク
センサ1017による検出に基づき、プリンタ101で
用いられているインクの種類を検出する。本実施形態の
プリンタは、シアン、マゼンタ、イエローおよびブラッ
クそれぞれのインクを吐出するヘッドに、さらに濃度の
低い淡シアンおよび淡マゼンタインクそれぞれのヘッド
を着脱自在に具える。これとともに、それぞれのヘッド
に供給するインクを貯留した個々のインクタンクを同様
に着脱自在に装着できるものである。インクセンサ10
17は、上記個々のインクタンクの装着を検出するもの
であり、印刷デバイス状態検出1016はこのセンサ1
017の出力信号の組合せによって装着されているイン
クの種類を検出する。
【0023】本実施形態では、上記画像データとともに
指示される印刷モードとして、高品位印刷を行うハイク
オリティーモード、高速印刷を行うドラフトモードおよ
び通常の通常印刷モードが設定されており、印刷用デー
タ作成部1015は、例えばハイクオリティーモードの
場合、同一領域をヘッドの複数回の走査を行いかつ異な
るインク吐出口から吐出されたインクによって印刷す
る、いわゆるマルチパス印刷を行うべく、印刷用データ
を作成する。このような各印刷モードに応じた印刷用デ
ータの作成や、そのデータに応じたヘッド等の印刷機構
の制御は公知のものを用いることができ、その詳細な説
明は省略する。
【0024】一方、印刷デバイス状態検出1016の検
出に基づいて印刷用データの作成を行う場合は、その検
出がモノクロインクの場合、すなわち、ユーザがモノク
ロ印刷を行うべくブラックインクのみのインクタンクを
装着している場合、モノクロ印刷用のデータの作成を行
う。同様に、印刷デバイス状態検出1016がシアン、
マゼンタ、イエローおよびブラックそれぞれのインクタ
ンクが装着されていることを検出した場合は、カラー印
刷の場合の印刷用データの作成を行う。さらに上記イン
クタンクに加え、淡シアンおよび淡マゼンタのインクタ
ンクを装着していることを検出した場合は写真調印刷の
態様で印刷用データの作成を行う。具体的には、この印
刷デバイス状態検出1016の検出に基づいて印刷デー
タを作成するときは、後述のようにマルチパス印刷を行
うよう設定されており、印刷用データの作成は、上記用
いるインクの種類に加え、このマルチパス印刷を考慮し
た印刷用データの作成を行う。この印刷用データの作成
自体についても、公知のものを用いることができる。
【0025】なお、本実施形態のプリンタは、6種類の
インクについてそのインクタンクを着脱自在に搭載する
ものであるが、本発明の適用はこのような形態に限られ
ない。例えば、モノクロ印刷専用のプリンタであっても
良く、さらにその場合にブラックインクを貯留するイン
クが固定式のものであってもよい。そのような場合、印
刷デバイス状態検出1016が検出する結果は常に同じ
ものとなるが、ホスト装置から送られる画像データに印
刷モードに関する情報が含まれていない場合にはこの検
出情報に基づいて印刷用データの作成態様を定めること
ができる。
【0026】また、印刷デバイス状態検出1016が検
出するデバイス状態は上述のようなインクの種類に限ら
れるものでもない。例えば、プリンタで用いるべくセッ
トされている印刷用紙等、印刷媒体の種類であってもよ
い。この場合、通常日常的に用いられている普通紙、イ
ンクジェットプリントの専用紙であるコート紙、OHP
用の印刷に用いられる透明プラスチックフィルムなど
を、公知の光学的方法などを用いた印刷媒体センサ(1
017)によって検知し、それに応じて印刷デバイス状
態検出1016が印刷媒体の種類を判別することができ
る。この場合、印刷用データ作成部1015は、判別結
果に応じて、例えばインクの滲みや印刷濃度を考慮した
印刷用データの作成を行う。具体的には例えば透明プラ
スチックフィルムを用いる場合、単位面積に当たりに吐
出されるインクの量を多くする印刷用データの作成を行
う。なお、このような印刷媒体の種類に応じた印刷用デ
ータの作成については公知のものを適用でき、その詳細
な説明は省略する。
【0027】また、印刷媒体の種類に応じて上述の用に
印刷用データの作成を行う場合、これとともにまたはこ
れに代えて媒体の種類に応じて上述のドラフトモード等
の印刷モードを設定してもよい。
【0028】以上のように作成された印刷用データは、
上述したインクジェットヘッドなどを備えた印刷機構1
018へ送られ、印刷が行われて印刷結果の出力が行わ
れる。
【0029】なお、上述した印刷用データの作成に関す
るデータ解析部1014、印刷用データ作成部101
5、印刷デバイス状態検出1016は、具体的にはプリ
ンタ101の制御部を構成するCPUが、図3にて後述
する処理手順などを格納するROMおよびCPUによる
処理実行のワークエリアとして用いられるRAMを用い
て実行されるソフトウエアとして実現されるものであ
る。
【0030】図3は、上記構成に基づく印刷用データの
作成処理を説明するフローチャートである。
【0031】ステップS301でホスト装置からデータ
の受信を行うと、データ解析部1014による入力デー
タの解析を行う(ステップS302)。この解析で印刷を
行うべき画像データであることを検出すると、その画像
データについて印刷モードが指定されているか否かを判
断する(ステップS303)。印刷モードが指定されてい
る場合には、ステップS304で、上述したように、そ
のモードに対応した態様で印刷用データの作成を行う。
【0032】一方、印刷モードが指示されていない場合
にはステップS306へ移行し、印刷デバイス状態検出
1016によりデバイス状態のチェックを行う。このチ
ェックによりプリンタ101に搭載されるインクタンク
がブラックインクのみであると判断したときは、ステッ
プS307でモノクロインクによる印刷のための印刷用
データの作成を行う。同様に、プリンタ101に搭載さ
れるインクが上述した4種類のインクである場合にはカ
ラー印刷を行うべくカラー印刷用データを作成し(ステ
ップS308)、また、淡インクを含む写真用インクが
搭載されていると判断した場合は写真調印刷のための印
刷用データの作成を行う(ステップS309)。
【0033】なお、このようなデバイス状態のチェック
に基づいて印刷用データの作成を行う場合、本実施形態
ではいずれの場合も3パスまたは4パスのマルチパス印
刷を行うモードが設定されており、印刷用データの作成
においても当然、このマルチパス印刷の態様が考慮され
る。
【0034】また、ステップS306で、インクの種類
の検出に加えて印刷媒体の検出を行う場合は、それに応
じた印刷モードを設定するようにすることもできる。こ
のモードとしては、例えばモノクロ印刷において普通紙
を用いる場合、ドラフトモード、コート紙を用いる場合
通常モードとし、カラー印刷において普通紙を用いる場
合通常モード、コート紙を用いる場合マルチパス(ハイ
クォリティー)モード、さらに写真調印刷において普通
紙を用いる場合3パスのマルチパスモード、コート紙を
用いる場合6パスのマルチパスモードとすることができ
る。この場合も、印刷用データの作成は設定された印刷
モードを考慮したものとなる。
【0035】このように、ホスト装置から送られてくる
印刷モードに関する情報が不充分な場合でも、デバイス
の状態に応じて印刷方法自体(品位、速度、データ)につ
いても一意に決定することが可能となる。
【0036】以上のように、ホスト装置から送られる画
像データに特に印刷モードの指示がない場合、すなわ
ち、その画像データに基づいて印刷用データを作成する
場合の作成態様もしくは作成方法が特定できない場合で
あっても、印刷デバイス状態検出が検出するデバイスの
状態に応じて、プリンタ側で独自に印刷用データの作成
態様もしくは作成方法を定めることができる。この結
果、例えばデジタルカメラ等の携帯情報端末がホスト装
置としてプリンタに画像データを供給し、その場合にこ
のホスト装置が印刷モードを指定する機能を有していな
い場合でも、プリンタの状態に応じた適切な印刷を行う
ことができ、これにより、種々のホスト装置に対応でき
る汎用のプリンタを実現することが可能となる。
【0037】以上の印刷用データの作成を終了すると、
ステップS305にて印刷機構へ作成した印刷用データ
を送り、これに基づく印刷動作を行う。
【0038】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、印刷用データを作成する際に、例えば同一領
域を異なる吐出口で印刷を行うべく印刷用データを作成
したり、画像の低濃度領域は濃度の低い淡インクで印刷
を行うべく印刷用データを作成する等、印刷用データの
作成態様を指示するための印刷モード等の情報がホスト
装置からのデータに含まれていない場合でも、印刷装置
側において独自にその装置で用いるインクの種類等、印
刷装置の状態を検出してそれに応じた作成態様を指示す
るので、印刷用データの作成態様に関する情報を印刷装
置に送らないよう構成されたホスト装置であってもその
供給される画像に基づいて印刷装置の状態に適合した印
刷を行うことができる。
【0039】この結果、種々のホスト装置に適切に対応
できる汎用の印刷装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかるプリンタの主に外
観を示す斜視図である。
【図2】上記プリンタにおける主に印刷用データの作成
に関する構成を示すブロック図である。
【図3】上記印刷用データの作成処理の手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
101 プリンタ 1012 データ受信I/F部 1014 データ解析部 1015 印刷用データ作成部 1016 印刷デバイス状態検出 1017 インクセンサ 1018 印刷機構

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホスト装置から送られるデータに基づき
    印刷媒体に印刷を行う印刷装置において、 指示された作成態様で前記印刷のための印刷用データを
    作成する印刷用データ作成手段と、 ホスト装置から送られるデータに、印刷用データの作成
    態様を指示するための情報が含まれているか否かを判断
    する情報判断手段と、 当該印刷装置の状態を検出する状態検出手段と、 前記情報判断手段が作成態様を指示するための情報が含
    まれていないと判断したとき、前記状態検出手段が検出
    する状態に対応した作成態様を前記印刷用データ作成手
    段に指示する手段と、を具えたことを特徴とする印刷装
    置。
  2. 【請求項2】 前記印刷装置はインクを吐出して印刷を
    行うものであり、前記状態検出手段は、当該印刷装置で
    用いられるインクの種類を前記状態として検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記状態検出手段は、当該印刷装置で用
    いられる印刷媒体の種類を前記状態として検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記印刷装置は、熱エネルギーを利用し
    てインクに気泡を生じさせ該気泡の圧力によってインク
    を吐出するヘッドを用いて印刷を行うことを特徴とする
    請求項1ないし3のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 【請求項5】 ホスト装置から送られるデータに基づき
    印刷媒体に印刷を行う印刷装置において、 指示された作成態様で前記印刷のための印刷用データを
    作成する印刷用データ作成手段と、 当該印刷装置の状態を検出し、該検出した状態に対応し
    た作成態様を前記印刷用データ作成手段に指示する作成
    態様情報生成手段と、を具えたことを特徴とする印刷装
    置。
  6. 【請求項6】 前記印刷装置はインクを吐出して印刷を
    行うものであり、前記作成態様情報生成手段は、当該印
    刷装置で用いられるインクの種類を前記状態として検出
    することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記作成態様情報生成手段は、当該印刷
    装置で用いられる印刷媒体の種類を前記状態として検出
    することを特徴とする請求項5に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 ホスト装置から送られるデータに基づき
    印刷媒体に印刷を行う印刷装置の印刷方法において、 指示された作成態様で前記印刷のための印刷用データを
    作成し、 ホスト装置から送られるデータに、印刷用データの作成
    態様を指示するための情報が含まれているか否かを判断
    し、 当該印刷装置の状態を検出し、 前記判断するステップが作成態様を指示するための情報
    が含まれていないと判断したとき、前記状態を検出する
    ステップが検出する状態に対応した作成態様を前記印刷
    用データ作成手段に指示する、ステップを有したことを
    特徴とする印刷方法。
  9. 【請求項9】 前記印刷装置はインクを吐出して印刷を
    行うものであり、前記状態を検出するステップは、当該
    印刷装置で用いられるインクの種類を前記状態として検
    出することを特徴とする請求項8に記載の印刷方法。
  10. 【請求項10】 前記状態を検出するステップは、当該
    印刷装置で用いられる印刷媒体の種類を前記状態として
    検出することを特徴とする請求項8に記載の印刷方法。
  11. 【請求項11】 前記印刷装置は、熱エネルギーを利用
    してインクに気泡を生じさせ該気泡の圧力によってイン
    クを吐出するヘッドを用いて印刷を行うことを特徴とす
    る請求項8ないし10のいずれかに記載の印刷方法。
  12. 【請求項12】 ホスト装置から送られるデータに基づ
    き印刷媒体に印刷を行う印刷装置の印刷方法において、 指示された作成態様で前記印刷のための印刷用データを
    作成し、 当該印刷装置の状態を検出し、該検出した状態に対応し
    た作成態様を前記印刷用データを作成するステップの処
    理に対して指示する、ステップを有したことを特徴とす
    る印刷方法。
  13. 【請求項13】 前記印刷装置はインクを吐出して印刷
    を行うものであり、前記作成態様を指示するステップ
    は、当該印刷装置で用いられるインクの種類を前記状態
    として検出することを特徴とする請求項12に記載の印
    刷方法。
  14. 【請求項14】 前記作成態様を指示するステップは、
    当該印刷装置で用いられる印刷媒体の種類を前記状態と
    して検出することを特徴とする請求項12に記載の印刷
    方法。
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