JP2001071246A - 研削盤によるカムシャフト等の非真円形状を有するワークの研削方法並びに、研削盤及び、研削盤のチャック部 - Google Patents

研削盤によるカムシャフト等の非真円形状を有するワークの研削方法並びに、研削盤及び、研削盤のチャック部

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JP2001071246A
JP2001071246A JP25182999A JP25182999A JP2001071246A JP 2001071246 A JP2001071246 A JP 2001071246A JP 25182999 A JP25182999 A JP 25182999A JP 25182999 A JP25182999 A JP 25182999A JP 2001071246 A JP2001071246 A JP 2001071246A
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rotation
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Kazufumi Murakami
和史 村上
Ko Matsumoto
耕 松本
Kazuhiro Aoyama
和浩 青山
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Shigiya Machinery Works Ltd
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Shigiya Machinery Works Ltd
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  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械コストを低減すると共に、研削のための
ワークwの脱着の手間を軽減して作業の効率化を図り、
さらには研削途中でのワークwの脱着を不必要として加
工精度を向上させる。 【解決手段】 主軸台センタ9と心押台センタ22とで
支持されたワークwの端面に係止して主軸3の回転を伝
達するものとした端面係止手段10と、前記二つのセン
タ9、22で支持されたワークwの端部周面jを把持し
て主軸3の回転を伝達するものとした周面把持締結手段
11とを形成し、最初は端面係止手段10によるワーク
wの回転中に、その端部周面jを研削し、次にこの研削
された端部周面jを周面把持締結手段11に把持させて
ワークwを回転させ、この回転中にワークwの未研削部
分caを研削するように実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、研削盤によるカム
シャフト等の非真円形状を有するワークの研削方法並び
に、研削盤及び、研削盤のチャック部に関する。
【0002】
【従来の技術】カムシャフトの一般的な研削では、先ず
ワーク端部の真円周面を円筒専用研削盤で研削し、次に
カム専用研削盤でその非真円形周面部を研削するように
実施している。
【0003】上記円筒或いはカムの専用研削盤は、基礎
台上に左右移動されるワーク支持台と前後移動される砥
石台とを備え、ワーク支持台上には主軸台センタ、主軸
及び、この主軸に固定されたチャック部を備えた主軸台
と、心押台センタを左右移動可能に装着された心押台と
を対向状に設け、また砥石台上には回転駆動される研削
砥石を設けた構成となされている。
【0004】使用に際しては、主軸台センタと心押台セ
ンタとでワークの左右端面を挟むことによりワークを支
持させ、さらに前記ワークの一端をチャック部に把持さ
せて主軸を回転させる。これによりワークはチャック部
を介して主軸の回転を伝達され、送り回転されるものと
なる。このワーク回転中に、砥石台を前後移動させ、回
転状態の研削砥石をワーク周面に当接させるようにす
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のカム研
削に於いては、円筒専用研削盤とカム専用研削盤の二種
類の研削盤が必要となって機械コストが嵩むのであり、
また研削加工途中にワークを円筒研削盤から取り外して
カム専用研削盤に装着し直すため、段取りに多くの手間
がかかるほか、加工精度の確保に格別な注意が要求され
るのである。
【0006】本発明は、カムシャフトのような非真円形
状を有するワークであっても、単一の研削盤により、手
間少なく、しかも加工精度を損ねることなく研削できる
ようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、請求項1に
記載したように、主軸台センタと心押台センタとで支持
されたワークの端面に係止して主軸の回転を伝達するも
のとした端面係止手段と、前記二つのセンタで支持され
たワークの端部周面を把持して主軸の回転を伝達するも
のとした周面把持締結手段とを形成し、最初は端面係止
手段によるワークの回転中にその端部周面を研削し、次
にこの研削された端部周面を周面把持締結手段に把持さ
せてワークを回転させ、この回転中にワークの未研削部
分を研削するように実施する。
【0008】これによれば、カムシャフト等の非真円形
状を有するワークを主軸台センタと心押台センタとで支
持させた後は、この支持状態を維持したまま、ワークの
端部真円周面及び他の非真円周面部分等が研削されるも
のとなる。
【0009】上記発明の実施に使用される研削盤は、請
求項2に記載したように、主軸台センタと心押台センタ
とで支持されたワークの端面に係止して主軸の回転を伝
達するものとした端面係止手段と、前記ワークの端部周
面を把持して主軸の回転を伝達するものとした周面把持
締結手段とを備えたチャック部を主軸と同体状に設け、
この際、周面把持締結手段はその不使用時に前記二つの
センタで支持されたワークの周囲から外れるように変形
される構成となす。
【0010】この際、請求項3に記載したように、周面
把持締結手段は主軸方向へ移動されるコレット把持締結
機構を備えたものとなし、このコレット把持締結機構は
ワークの周面に圧接可能となされたコレットと、これを
支持案内して変形させるためのコレット支持案内スリー
ブとを具備したものとなす。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る研削盤の要部
を示す平面視断面図、図2は前記要部の一部を拡大した
図、図3は前記研削盤のチャック部の正面図、図4及び
図5は前記チャック部の部品を示す斜視図、図6〜図8
は前記研削盤の制御機構の作動を示す説明図である。
【0012】図1〜図3に於いて、1は主軸台の一部
で、2は心押台であり、これら主軸台1及び心押台2は
左右向きの主軸3方向へ移動可能となされた図示しない
ワーク支持台上に対向状に設けられている。
【0013】主軸台1の本体フレーム4には軸受筒5が
左右向きに嵌着固定されており、軸受筒5には玉軸受6
を介して主軸3が回転変位自在に装着されている。主軸
3の先端にはフランジ7がボルト固定され、このフラン
ジ7の前面にチャック部8が固定されている。主軸3中
心部のテーパ孔3aには主軸台センタ9が嵌着され、こ
のセンタ9の前寄り部はフランジ7及びチャック部8の
中心部に位置され、その円錐状先端部9aはチャック部
8の前端面から幾分前方へ張り出した状態となされてい
る。
【0014】上記チャック部8は、ワークwの端面に嵌
合して主軸3の回転をその端面に伝達するものとした端
面係止手段10と、ワークWの端部周面をコレット把持
締結機構により把持締結して主軸3の回転をその端部周
面jに伝達するものとした周面把持締結手段11とを備
えている。
【0015】ここで、先ず端面係止手段10について説
明すると、次のとおりである。即ち、フランジ7の前面
に円筒案内体12をボルト固定すると共に、円筒案内体
12の前部に中間円筒部材13をボルト固定し、さらに
中間円筒部材13の前部に係止部材14をボルト固定し
ている。
【0016】この係止部材14は図4に示すようなもの
となされるのであって、即ち、前記中間円筒部材13の
前端面直径方向へ架け渡される本体部14aと、この本
体部14aの前面中央箇所に形成された突部14bと、
この突部14bの中央に形成された透孔14cと、前記
突部14bの前面に突出形成された係止ピン14dとを
備えたものとなされる。この際、突部14bの前面は主
軸台センタ9の円錐状先端部9aが透孔14cを通り抜
けて前方へ張り出すように位置させる。
【0017】次に周面把持締結手段11について説明す
ると、次のとおりである。即ち、フランジ7にボルト固
定される外筒部材15を備えており、この外筒部材15
は段付きの案内孔15a、15bをなす内孔を形成され
ている。後側の案内孔15aと円筒案内体12の案内部
12aとの間には第一の筒形ピストン16を嵌挿し、こ
のピストン16の前端に図5に示すようなコレット17
をボルト固定させている。筒形ピストン16には外周面
に鍔部16aが形成されており、この鍔部16aの後側
と前側のそれぞれにシリンダ室s1、s2が形成され
る。この際、前記中間円筒部材13の外周面にキー部材
18を主軸方向に固定するのであり、筒形ピストン16
はこのキー部材18に主軸3中心線回りの回転を規制さ
れた状態で主軸3方向へ案内されるものとなす。外筒部
材15の前端面には案内孔としての内孔を形成されたリ
ング形カバー部材19がボルト固定されており、このカ
バー部材19の後方で且つ筒形ピストン16の外周面と
前記案内15b孔との間に第二の筒形ピストン20が嵌
挿されると共に、このピストン20の前端に、テーパ面
tの形成されたコレット支持案内スリーブ21がボルト
固定されている。この第二の筒形ピストン20にも外周
面に鍔部20aが形成されており、この鍔部20aの後
側に先のシリンダ室s2と連通されるシリンダ室s3が
形成され、前側には先のシリンダ室s2と連通されるシ
リンダ室s4が形成されている。
【0018】心押台2は主軸台1に対向し主軸3中心線
に合致するように配置されるのであって、円錐状先端部
22aを具備した心押台センタ22を主軸3方向の移動
可能に装着されたものとなされる。
【0019】さらに主軸台1と心押台2の間で図示しな
い基礎台上には砥石台23が設けてある。この砥石台2
3は主軸3方向と直交した前後方向Xへ移動可能となさ
れた台フレーム23aを備え、この台フレーム23a上
に特定軸心24回りへ回転駆動される研削砥石25を設
けたものとなされている。
【0020】次に周面把持締結手段を把持解放作動させ
るための油圧制御機構について図6を参照して説明する
と、図示しない油圧発生装置に接続される圧力油供給ラ
インPと圧力油戻りラインをT形成し、これらのライン
P、Tをソレノイド式の方向制御弁26、27に結合
し、一方の方向制御弁26からは二系統の油路a、bを
延出させ、一つの油路aは第一の筒形ピストン16に対
応したシリンダ室s1に、そして他の一つの油路bは第
一の筒形ピストン16に対応した他のシリンダ室s2及
び第二の筒形ピストン20に対応したシリンダ室s3に
連通させ、また他方の方向制御弁27から延出させた油
路cは第二の筒形ピストン20に対応したシリンダ室s
4に連通させている
【0021】ここに、SOLA及びSOLBは方向制御
弁26を制御作動させるためのソレノイドであり、SO
LCは方向制御弁27を制御作動させるためのソレノイ
ドである。
【0022】上記の如く構成した研削盤を使用してカム
シャフトの研削を実施するには、例えば、次のように行
う。先ず油圧制御機構のすべてのソレノイドSOLA、
SOLB、SOLCを非通電状態とし、方向制御弁2
6、27を図6に示す状態となす。これにより、圧力
油がシリンダ室s4に流入し、第二の筒形シリンダ20
及びコレット支持案内スリーブ21がシリンダ室s4内
の圧力油に押されて図2中の左方向へ後退し、これに関
連して第一の筒形ピストン16が第二の筒形ピストン2
0に押されて同様に後退し、コレット17及びコレット
支持案内スリーブ21は図1中の主軸3回転中心線より
も上方に示すように何れもその移動範囲内の最左位置に
移動するものとなる。この状態の下で、ワークとしての
カムシャフトwを主軸台センタ9と心押台センタ22と
の間に位置させ、この状態で心押台センタ22を左方へ
移動させることにより図2に示すようにカムシャフトw
の左右端面の中心部を二つのセンタ9、22で挟み付け
てカムシャフトwを支持させると共に係止ピン14dを
カムシャフトwの一端面に予め形成された基準孔kに嵌
合させた状態とする。この際、カムシャフトwの端部真
円形周面(ジャーナル)jの外側空間は研削砥石25の
近接に対して解放された状態となり、研削砥石25は端
部真円形周面jに当接し得る状態となる。
【0023】次に主軸3、主軸台1及び砥石台23を図
示しないコンピュータ制御装置により関連作動させて、
カムシャフトwの端部真円形周面jの研削を実施させ
る。この際、係止ピン14dは主軸3の回転を案内筒体
12、中間円筒部材13及び係止部材14を介して伝達
されて、カムシャフトwを主軸3と同体状に送り回転さ
せるものとなり、この回転中、主軸3に作用する研削負
荷は被研削部が真円形であるため比較的小さいものとな
る。
【0024】カムシャフトwの端部真円形周面jの研削
が終了し、主軸3及び砥石台23の作動が停止されたと
き、ソレノイドそl2のみを通電状態となし、方向制御
弁26、27を図6に示す状態となす。これにより、
圧力油がシリンダ室s2及びシリンダ室s3に流入し、
第一の筒形ピストン16及びコレット17はシリンダ室
s2内の圧力油で後退位置に保持され、また第二の筒形
ピストン20及びコレット支持案内スリーブ21はシリ
ンダ室s2及びs3内の圧力油で図1中の右側へ前進さ
れる。
【0025】次にソレノイドSOLB及びソレノイドS
OLCのみを通電状態となし、方向制御弁26、27を
図7に示す状態となす。これにより、圧力油がシリン
ダ室s1に流入し、第一の筒形ピストン16及びコレッ
ト17はシリンダ室s1内の圧力油で前進される。この
コレット17に押されて、第二の筒形ピストン20及び
コレット支持案内スリーブ21は図1中の主軸3中心線
よりも下方に示すように位置される。
【0026】次にソレノイドSOLBのみを通電状態と
なし、方向制御弁26、27を図7に示す状態とな
す。これにより、圧力油がシリンダ室s1に流入し、第
一の筒形ピストン16及びコレット17はシリンダ室s
1内の圧力油で前進側へ押圧され、一方、第二の筒形ピ
ストン20及びコレット支持案内スリーブ21はシリン
ダ室s4内の圧力油で後退側へ押圧される。この際、第
一の筒形ピストン16は圧力油の接する受圧面積が第二
の筒形ピストン20のそれよりも大きいため、コレット
17は図7の位置を維持したまま、コレット支持案内
スリーブ21がコレット17に押し付けられるものとな
る。これにより、コレット保持案内スリーブ21はその
テーパ面tでコレット17の前部外周面を縮径させるよ
うに作用し、縮径されたコレット17は図1中の主軸3
中心線よりも下方に示す位置で、既に研削された状態の
カムシャフトwの端部真円形周面jを把持し締結した状
態となる。
【0027】この後、主軸3、主軸台1及び砥石台23
を図示しないコンピュータ制御装置により関連作動させ
て、カムシャフトwの非真円形周面部caの研削を実施
させる。この際、主軸3に作用する研削負荷は被研削面
が非真円形であるため比較的大きいものとなるが、主軸
3の回転は主に案内筒体12、中間筒部材13、キー部
材18、第一の筒形ピストン16及びコレット17を介
してカムシャフトwの端部真円形周面jに伝達されるた
め、係止ピン14dに過大な負荷が作用することはな
い。またコレット17は大きな締結力でカムシャフトw
を把持して主軸3の強大な回転力をカムシャフトwに伝
達し得るものであるため、カムシャフトwの非真円形周
面部caは迅速的確に研削されるものとなる。
【0028】カムシャフトwの非真円形周面部caの研
削が終了して、主軸3、研削砥石25、主軸台1及び砥
石台23の作動が停止されたとき、ソレノイドSOLA
及びソレノイドSOLCのみを通電状態となし、方向制
御弁26、27を図8に示す状態となす。これによ
り、圧力油がシリンダ室s2、s3に流入し、第一の筒
形ピストン16及びコレット17はシリンダ室s2内の
圧力油で後退され、一方、第二の筒形ピストン20及び
コレット支持案内スリーブ21はシリンダ室s3内の圧
力油で前進される。これにより、コレット支持案内スリ
ーブ21のテーパ面tはコレット17の前部外周面から
離れるため、コレット17は自身の弾性で拡径し、カム
シャフトwの端部真円形周面jの把持を解放する。な
お、コレット支持案内スリーブ21は図1中の主軸3中
心線よりも下方に示す位置に保持される。
【0029】最後に再びすべてのソレノイドSOLA、
SOLB、SOLCを非通電状態とし、方向制御弁2
6、27を図6に示す状態となす。これにより、コレ
ット17及びコレット支持案内スリーブ21は再び図1
中の主軸3回転中心線よりも上方に示すように復帰され
る。この状態の下で、研削済みのカムシャフトwを主軸
台センタ9及び心押台センタ22から取り外すのであ
り、以後は研削すべき各カムシャフトwについて上記処
理を繰り返す。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、カムシャフト等の研削
を単一の研削盤で実施することができるため、機械コス
トを軽減させることができると共に研削に於けるワーク
の脱着の手間を軽減させて作業の効率化を図ることがで
き、さらには研削途中でのワークの脱着を不必要として
加工精度を向上させることができる。
【0031】また請求項3に記載したように周面把持締
結手段をコレット及びコレット支持案内スリーブで形成
すれば、簡易な構造により強大は把持締結力が得られる
ものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る研削盤の要部を示す平面視断面図
である。
【図2】前記要部の一部を拡大した図である。
【図3】前記研削盤のチャック部の正面図である。
【図4】前記チャック部の係止部材を示す斜視図であ
る。
【図5】前記チャック部のコレットを示す斜視図であ
る。
【図6】前記研削盤の制御機構の作動を示す説明図であ
る。
【図7】前記研削盤の制御機構の作動を示す説明図であ
る。
【図8】前記研削盤の制御機構の作動を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 主軸台 2 心押台 3 主軸 8 チャック部 9 主軸台センタ 10 端面係止手段 11 周面把持締結手段 17 コレット 21 コレット支持案内スリーブ 22 心押台センタ ca ワークの未研削部分(非真円形周面部) w ワーク(カムシャフト)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青山 和浩 広島県福山市箕島町5378番地 株式会社シ ギヤ精機製作所内 Fターム(参考) 3C032 JJ01 JJ18 3C049 AA03 AA11 AB04 BC02 CA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸台センタと心押台センタとで支持さ
    れたワークの端面に係止して主軸の回転を伝達するもの
    とした端面係止手段と、前記二つのセンタで支持された
    ワークの端部周面を把持して主軸の回転を伝達するもの
    とした周面把持締結手段とを形成し、最初は端面係止手
    段によるワークの回転中に、その端部周面を研削し、次
    にこの研削された端部周面を周面把持締結手段に把持さ
    せてワークを回転させ、この回転中にワークの未研削部
    分を研削するように実施することを特徴とする研削盤に
    よるカムシャフト等の非真円形状を有するワークの研削
    方法。
  2. 【請求項2】 主軸台センタと心押台センタとで支持さ
    れたワークの端面に係止して主軸の回転を伝達するもの
    とした端面係止手段と、前記ワークの端部周面を把持し
    て主軸の回転を伝達するものとした周面把持締結手段と
    を備えたチャック部を主軸と同体状に設け、この際、周
    面把持締結手段はその不使用時に前記二つのセンタで支
    持されたワークの周囲から外れるように変形される構成
    としたことを特徴とする研削盤。
  3. 【請求項3】 周面把持締結手段が主軸方向へ移動され
    るコレット把持締結機構を備え、このコレット把持締結
    機構はワークの周面に圧接可能となされたコレットと、
    これを支持案内して縮径変形させるためのコレット支持
    案内スリーブとを具備してなることを特徴とする請求項
    2記載の研削盤。
  4. 【請求項4】 主軸台センタと心押台センタとで支持さ
    れたワークの端面に係止されて主軸の回転を伝達するも
    のとした端面係止手段と、前記ワークの端部周面を把持
    して主軸の回転を伝達するものとした周面把持締結手段
    とを備えてなることを特徴とする研削盤のチャック部。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008105146A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Tsugami Corp 主軸装置
US8584560B2 (en) 2006-10-26 2013-11-19 Tsugami Corporation Main spindle device

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