JP2001070947A - 通液型コンデンサの通液方法及び装置 - Google Patents

通液型コンデンサの通液方法及び装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡便で、安価に、しかも脱塩工程から回収工
程又は回収工程から脱塩工程への変更を時間差を生じさ
せることなく行うことができる通液型コンデンサの通液
方法を提供すること。 【解決手段】 一対の電極30、31に直流電圧を印加
して通液中の被処理液のイオン成分を除去して脱塩液を
得、その後一対の電極30、31を短絡あるいは直流電
源を逆接続して、前記除去されたイオン成分を通液中の
被処理液と共に濃縮液として回収する通液型コンデンサ
1であって、通液型コンデンサ1の電極間30、31に
流れる電流値を測定し、該電流値に基づいて被処理液の
流量、被処理液の流路又は電気回路を制御する通液型コ
ンデンサ1の通液方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その保有する一対
の電極に直流電圧を印加して通液中の被処理液のイオン
成分が除去された脱塩液を得、その後、短絡あるいは逆
接続して一対の電極を再生すると共に、前記除去イオン
成分を通液中の被処理液と共に回収するもので、その目
的に合わせて被処理液のイオン成分を除去及び回収する
通液型コンデンサの通液方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通液型コンデンサは、静電力を利用して
被処理液中のイオン成分の除去と回収(再生)を行うも
ので、その原理は以下の通りである。すなわち、通液型
コンデンサは、その保有する一対の電極に直流電圧を印
加して、通液中の被処理液のイオン成分、あるいは電荷
のある粒子、有機物を一対の電極に吸着することにより
除去し、イオン成分が除去された脱塩液を得て、その後
一対の電極を短絡あるいは直流電源を逆接続して、一対
の電極に吸着している前記イオン成分を離脱させ、一対
の電極を再生しつつ除去イオン成分を通液中の被処理液
と共に濃縮液として回収することを繰り返し行うもので
ある。
【0003】このような通液型コンデンサは、特開平5
−258992号公報に開示されており、この公知例の
一例では、カラムに被処理液を導入する入口と、イオン
成分が除去された液を排出する出口とを設け、そのカラ
ム内に上記一対の電極を収容している。これら一対の電
極は、双方とも導電性支持層に高表面積導電性表面層が
支持され、更に非導電性多孔のスペーサが含まれてい
る。従って、一対の電極は、一方の電極の非導電性多孔
のスペーサ、導電性支持層、高表面積導電性表面層、他
方の電極の非導電性多孔のスペーサ、導電性支持層、高
表面積導電性表面層の6層構造となっている。この一対
の電極は、中空の多孔質中心管に高表面積導電性表面層
を内側にして巻かれてカートリッジを形成している。一
方の電極の導電性支持層及び他方の電極の導電性支持層
からはリード線がカラム外に延出され、直流電源に接続
されている。カラムの入口には被処理液供給源が接続さ
れ、出口にはイオン成分が除去された脱塩液とイオン成
分を回収した濃縮液とを分ける切替え弁が接続されてい
る。
【0004】上記のような通液型コンデンサの通液方法
を図5を参照して説明する。図5中、50は通液型コン
デンサである。先ず、切替え弁51を開、切替え弁52
を閉の状態とし、スイッチ53をオンして一対の電極5
4、55に直流電圧を印加し、被処理液供給源56から
被処理液を通液型コンデンサ50に供給すると、一対の
電極54、55にイオン成分が吸着され、切替え弁51
の下流側でイオン成分が除去された脱塩液が得られる。
この状態が継続すると、一対の電極54、55にイオン
成分が徐々に吸着され飽和状態となり、イオン成分除去
性能が徐々に低下することが水質監視装置57により測
定されるから、ある時点でスイッチ53をオフして直流
電圧の印加を止める。そして、切替え弁51を閉、切替
え弁52を開の状態にしておき、イオン成分除去性能を
再生させるために、スイッチ58をオンして一対の電極
54、55間を短絡、あるいは直流電源59を逆接続す
ると、一対の電極54、55に吸着されていたイオン成
分が離脱し、一対の電極54、55が再生されつつ、切
替え弁52の下流側でイオン成分を回収した濃縮液が得
られ、被処理液中のイオン成分の除去と回収(再生)の
1サイクルが終了する。そして、被処理液供給源56か
ら被処理液が常時に通液型コンデンサ50に供給され、
上記サイクルが繰り返されてイオン成分が除去された脱
塩液とイオン成分を回収した濃縮液とを交互に得ること
ができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の通液型コンデンサの通液方法では、水質監視装置と
して被処理液中のイオン成分濃度を測定する装置が必要
となり、装置構成が複雑になったり、装置の設置費用が
嵩む等の問題があった。また、上記従来の通液型コンデ
ンサ装置では、通液型コンデンサ内で処理された被処理
液が水質監視装置によりそのイオン成分濃度が測定され
るまでに、時間差を生じ、除去工程から回収工程又はそ
の逆の回収工程から除去工程への変更のタイミングを図
るのが困難であるという問題があった。
【0006】従って、本発明の目的は、簡便で、安価
に、しかも除去工程から回収工程又は回収工程から除去
工程への変更を時間差を生じさせることなく精度よく行
うことができる通液型コンデンサの通液方法を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、鋭意検討を行った結果、通液型コンデンサ
の一対の電極間に流れる電流値を測定し、該電流値に基
づいて被処理液の流量、被処理液の流路又は電気回路を
制御すれば、簡便で、安価に、しかも除去工程から回収
工程又は回収工程から除去工程への変更を時間差を生じ
させることなく精度よく行うことができることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、一対の電極
に直流電圧を印加して通液中の被処理液のイオン成分を
除去して脱塩液を得、その後前記一対の電極を短絡ある
いは直流電源を逆接続して、前記除去されたイオン成分
を通液中の被処理液と共に濃縮液として回収する通液型
コンデンサであって、該通液型コンデンサの電極間に流
れる電流値を測定し、該電流値に基づいて被処理液の流
量、被処理液の流路又は電気回路を制御することを特徴
とする通液型コンデンサの通液方法を提供するものであ
る。
【0009】また、請求項2の発明は、一対の電極に直
流電圧を印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去
し、前記一対の電極を短絡あるいは直流電源を逆接続し
て、除去されたイオン成分を通液中の被処理液と共に回
収する通液型コンデンサと、該通液型コンデンサの電極
間を流れる電流を測定する測定回路と、該測定回路の出
力に応じて被処理液の流量、被処理液の流路又は電気回
路を制御する制御回路と、を有することを特徴とする通
液型コンデンサ装置を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態におけ
る通液型コンデンサの通液方法を図1に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施の形態である通液型コンデンサ
の通液方法を示すフロー図である。図中、1は通液型コ
ンデンサであり、通液型コンデンサ1の上流側は供給配
管3により送液ポンプ7に接続され、更に被処理液供給
タンク4に接続されている。一方、通液型コンデンサの
下流側は接続配管(流出配管)6及び接続配管6から分
岐する脱塩液流出配管17と濃縮液流出配管21を有
し、脱塩液流出配管17は切替え弁12Aを配し、濃縮
液流出配管21は切替え弁12Bを配している。
【0011】通液型コンデンサ1は、一対の電極30、
31を内蔵し、両電極30、31間にはスイッチ32及
び電流値測定回路11が直列に接続されている。スイッ
チ32は接点32aに接続した場合、電極30、31間
に直流電源34が接続され、また、接点32bに接続し
た場合、両電極30、31間を短絡するように接続され
ている。また、電流値測定回路11により測定された電
流値は制御回路12に出力され、制御回路12は該電流
値に応じてスイッチ32、切替え弁12A、12B及び
送液ポンプ7を操作するように設定されている。そし
て、これらの図1に表示の機器類の運転制御は、シーケ
ンサー、マイコン等の公知の制御機器で行われ、その詳
細な運転制御としては、例えば、後述の通液型コンデン
サの通液方法が挙げられる。
【0012】前記通液型コンデンサ1の構造は、特に制
限されないが、ここではカラム中に金属、黒鉛等の集電
極に高表面積活性炭を接してなる電極30、31を収容
し、これら電極30、31間に非導電性のスペーサを介
在させたものである。そして、この通液型コンデンサ1
は、一対の電極30、31に直流電源34を接続し、直
流電圧、例えば、1〜2Vを印加した状態で、カラム中
にイオンを含有する被処理液を通すと、一対の電極3
0、31がイオンを吸着して、イオン成分が除去され脱
塩液を得ることができ、その後、一対の電極30、31
を短絡させると、電気的に中和し吸着していたイオンが
一対の電極30、31から離脱し、一対の電極30、3
1を再生させると共に、濃厚なイオン成分を回収した濃
縮液を得ることができるものである。なお、一対の電極
30、31間に印加する電圧は任意に設定することがで
きる。
【0013】通液型コンデンサの他の構造例としては、
非導電性多孔質通液性シートからなるスペーサを挟ん
で、高比表面積活性炭を主材とする活性炭層である一対
の電極を配置し、該電極の外側に一対の集電極を配置
し、更に該集電極の外側に押さえ板を配置した平板形状
とし、集電極に直流電源を接続し、更に集電極間の短絡
又は直流電源の逆接続を行うものであってもよい。ま
た、電極と集電極とは一体化されたものでもよい。
【0014】次に、本発明の通液型コンデンサの通液方
法を図1に基づいて説明する。図1中、先ず、切替え弁
12Aを開、切替え弁12Bを閉とし、スイッチ32を
接点32aに接続して直流電圧34を一対の電極30、
31に印加し、送液ポンプ7を作動させ、被処理液供給
タンク4の被処理液を通液型コンデンサ1に定量的に供
給する。被処理液は通液型コンデンサ1の一対の電極3
0、31にイオン成分を吸着され、イオン成分が除去さ
れた脱塩液となり、脱塩液流出配管17から流出され
る。すなわち、通液型コンデンサ1はイオン成分除去工
程に入る。
【0015】この状態を継続すると、やがて一対の電極
のイオン吸着能が飽和状態に近づき、イオン除去能は低
下し、徐々に両電極30、31間に電流が流れなくな
る。電流値測定回路11にて測定された電流値が、予め
設定された電流値以下となると、電極30、31のイオ
ン吸着力が低下したものとみなして、制御回路12は送
液ポンプ7を停止、スイッチ32を中立、切替え弁12
Aを閉、切替え弁12Bを開とするよう指示信号をだ
す。続いて、スイッチ32を接点32bに操作し、一対
の電極30、31を短絡させ、送液ポンプ7を運転、吸
着したイオン成分を一対の電極30、31から離脱さ
せ、液側に移動させて一対の電極30、31を再生す
る。すなわち、通液型コンデンサ1はイオン回収工程に
入る。ここで、電流値測定回路11はスイッチ32から
電極30を通って電極31へ流れる方向を正の電流方向
とする。
【0016】回収工程の当初、両電極間には大きな負の
電流が流れるが、この状態を継続すると、やがて一対の
電極に吸着していたイオンの脱離が終わり、徐々に両電
極間に電流が流れなくなる。電流値測定回路11で測定
された電流値が、予め設定された電流値以上となると、
電極のイオン脱離が終了したものとみなし、制御回路1
2は送液ポンプ7を停止し、スイッチ32を中立、切替
え弁12Aを開、切替え弁12Bを閉とするように指示
信号をだす。
【0017】上記除去工程及び回収工程を1サイクルと
し、このサイクルを繰り返して行うことにより、被処理
液からイオン成分が除去された脱塩液及び前記除去され
たイオン成分を回収したイオン濃度の高い濃縮液を得る
と共に、通液型コンデンサ1の一対の電極30、31の
飽和・再生の繰り返しを図るものである。
【0018】本発明において、通液型コンデンサは複数
台であってもよく、例えば2台を並列配置して、一方の
通液型コンデンサをイオン成分除去工程とし、他方の通
液型コンデンサをイオン成分回収工程とし、これを交互
に繰り返して行う通液方法にも適用できる。
【0019】
【実施例】次に、実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、これは単に例示であって、本発明を制限
するものではない。 実施例1 被処理液は市水を用い、通液型コンデンサは、関西熱化
学社製のものを使用し、図2に示すように、配置接続し
た。また、通液型コンデンサに対する印加電圧は直流
1.2Vとした。電流計13により測定された電流値は
制御回路12に出力され、制御回路12によりスイッチ
32を操作するように設定した。ここで、電流値はスイ
ッチ32から電極30を通って電極31に流れる方向を
正の電流方向とする。導電率計14は被処理水の導電率
をモニターするため通液型コンデンサの流出配管に取付
けた。制御回路12には入出力ポートを備えたパーソナ
ルコンピュータを用いた(不図示)。制御回路12は、
電流計13より得られた電流値が2A(図3中、X値)
を切った時に通液型コンデンサを除去工程から回収工程
に、電流値が−0.1A(図3中、Y値)を超えた時に
回収工程から除去工程に切替えるようにプログラムし
た。
【0020】被処理液を通液型コンデンサに0.3L/
分で定量供給した時の、電流計13より測定された電流
値の変化を図3に示す。経過時間0分において、手動に
てスイッチ32を接点32aに接続し両電極30、31
間に直流電源34により直流電圧を印加した。その後
は、制御回路12に該通液型コンデンサ装置の制御を委
ねた。直流電圧の印加直後、電流値が大きく跳ね上がっ
た後、3A前後で一定の状態となった。この間、電極3
0、31へのイオン成分の吸着が行われ、15分を経過
した頃(図中、A点)より、電流値の低下傾向が観測さ
れるようになった。これは、電極に吸着するイオン成分
が飽和に達したことに起因するものであり、予め設定し
ておいた値(X値)を下回った段階で、制御回路12は
除去工程から回収工程へ切替える操作、すなわち、スイ
ッチ32を接点32aから32bに切替える操作信号を
出した。
【0021】回収工程に入った直後、電流値は大きく下
がった後、徐々に上がる傾向が観測された。これは、電
極に吸着していたイオン成分が脱離することに起因する
ものであり、予め設定しておいた値(Y値)を上回った
段階で、制御回路12は回収工程から除去工程へ切替え
る操作、すなわち、スイッチ32を接点32bから32
aに切替える操作信号を出した。
【0022】比較例1 制御回路12を動作させず、経過時間0分において手動
にてスイッチ32を接点32aに接続して両電極30、
31間に直流電源34により直流電圧を印加して以降、
導電率計14にて被処理液の導電率を測定した以外は、
実施例1と同様の方法で行った。その結果、被処理水の
導電率は20分過ぎ(図中、B点)から上昇傾向が観測
された。
【0023】実施例1及び比較例1から明らかなよう
に、実施例1では電流計の設定値3Aで除去工程から回
収工程へ、設定値−0.1Aで回収工程から除去工程へ
切り換えられ時間的な遅れを生じさせることがなかっ
た。一方、除去工程の後半で生じる電極の吸着能の低下
は、経過時間約15分後のA点で生じる(図3参照)の
に対して、比較例1では経過時間約20分後のB点で感
知しており、約5分間の遅れを生じることが判る。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、一対の電極に直流電圧
を印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去して脱
塩液を得、その後前記一対の電極を短絡あるいは直流電
源を逆接続して、前記除去されたイオン成分を通液中の
被処理液と共に濃縮液として回収する通液型コンデンサ
であって、該通液型コンデンサの電極間に流れる電流値
を測定し、該電流値に基づいて被処理液の流量、被処理
液の流路又は電気回路を制御することにより、時間差を
生じさせることなく除去工程から回収工程又は回収工程
から除去工程への変更のタイミングを精度よく図ること
ができる。また、測定手段として電流計を用いることが
可能であり、高価で、定期的な測定電極の交換等メンテ
ナンスの必要となる導電率計を用いなくてもよいという
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である通液型コンデンサの
通液方法を示すフロー図である。
【図2】実施例及び比較例で使用した通液型コンデンサ
装置のフロー図である。
【図3】実施例1における電流値の経時変化を示すグラ
フである。
【図4】比較例1における導電率の経時変化を示すグラ
フである。
【図5】従来の通液型コンデンサの通液方法を示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
1、50 通液型コンデンサ 3 供給配管 4 被処理液供給タンク 5、56 被処理液供給源 6、10、17、21 接続配管 7 送液ポンプ 11 電流値測定回路 12 制御回路 13 電流計 14 導電率計 30、31、54、55 電極 32、53、58 スイッチ 34、59 直流電源 12A、12B、51、52 切替弁 57 水質監視装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極に直流電圧を印加して通液中
    の被処理液のイオン成分を除去して脱塩液を得、その後
    前記一対の電極を短絡あるいは直流電源を逆接続して、
    前記除去されたイオン成分を通液中の被処理液と共に濃
    縮液として回収する通液型コンデンサであって、該通液
    型コンデンサの電極間に流れる電流値を測定し、該電流
    値に基づいて被処理液の流量、被処理液の流路又は電気
    回路を制御することを特徴とする通液型コンデンサの通
    液方法。
  2. 【請求項2】 一対の電極に直流電圧を印加して通液中
    の被処理液のイオン成分を除去し、前記一対の電極を短
    絡あるいは直流電源を逆接続して、除去されたイオン成
    分を通液中の被処理液と共に回収する通液型コンデンサ
    と、該通液型コンデンサの電極間を流れる電流を測定す
    る測定回路と、該測定回路の出力に応じて被処理液の流
    量、被処理液の流路又は電気回路を制御する制御回路
    と、を有することを特徴とする通液型コンデンサ装置。
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