JP2001058183A - 通液型コンデンサの運転方法及び装置 - Google Patents

通液型コンデンサの運転方法及び装置

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JP2001058183A
JP2001058183A JP11236366A JP23636699A JP2001058183A JP 2001058183 A JP2001058183 A JP 2001058183A JP 11236366 A JP11236366 A JP 11236366A JP 23636699 A JP23636699 A JP 23636699A JP 2001058183 A JP2001058183 A JP 2001058183A
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flow
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Makio Tamura
真紀夫 田村
Daisaku Yano
大作 矢野
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Organo Corp
Japan Organo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通液型コンデンサが有する電気エネルギの有
効利用を図ると共に、消費電力を低減することができる
通液型コンデンサの運転方法及び装置を提供すること。 【解決手段】 一対の電極30、31に直流電圧34を
印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去して脱塩
液を得るイオン成分除去工程と、一対の電極30、31
への印加を解除して、除去されたイオン成分を通液中の
被処理液と共に濃縮液として回収するイオン成分回収工
程とを有し、イオン成分回収工程中にある通液型コンデ
ンサが蓄積する電気的エネルギを一対の電極30、31
間に配置される負荷37に供給し、負荷37を駆動させ
る通液型コンデンサ1の運転方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、その保有する一対
の電極に直流電圧を印加して通液中の被処理液のイオン
成分が除去された脱塩液を得、その後、短絡あるいは逆
接続して一対の電極を再生すると共に、前記除去イオン
成分を通液中の被処理液と共に回収するもので、その目
的に合わせて被処理液のイオン成分を除去及び回収する
通液型コンデンサの効率的な運転方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】通液型コンデンサは、静電力を利用して
被処理液中のイオン成分の除去と回収(再生)を行うも
ので、その原理は以下の通りである。すなわち、通液型
コンデンサは、その保有する一対の電極に直流電圧を印
加して、通液中の被処理液のイオン成分、あるいは電荷
のある粒子、有機物を一対の電極に吸着することにより
除去し、イオン成分が除去された脱塩液を得て、その後
一対の電極を短絡あるいは直流電源を逆接続して、一対
の電極に吸着している前記イオン成分を離脱させ、一対
の電極を再生しつつ除去イオン成分を通液中の被処理液
と共に濃縮液として回収することを繰り返し行うもので
ある。
【0003】このような通液型コンデンサは、特開平5
−258992号公報に開示されており、この公知例の
一例では、カラムに被処理液を導入する入口と、イオン
成分が除去された液を排出する出口とを設け、そのカラ
ム内に上記一対の電極を収容している。これら一対の電
極は、双方とも導電性支持層に高表面積導電性表面層が
支持され、更に非導電性多孔のスペーサが含まれてい
る。従って、一対の電極は、一方の電極の非導電性多孔
のスペーサ、導電性支持層、高表面積導電性表面層、他
方の電極の非導電性多孔のスペーサ、導電性支持層、高
表面積導電性表面層の6層構造となっている。この一対
の電極は、中空の多孔質中心管に高表面積導電性表面層
を内側にして巻かれてカートリッジを形成している。一
方の電極の導電性支持層及び他方の電極の導電性支持層
からはリード線がカラム外に延出され、直流電源に接続
されている。カラムの入口には被処理液供給源が接続さ
れ、出口にはイオン成分が除去された脱塩液とイオン成
分を回収した濃縮液とを分ける切替え弁が接続されてい
る。
【0004】上記のような通液型コンデンサの通液方法
を図7を参照して説明する。図7中、50は通液型コン
デンサである。先ず、切替え弁51を開、切替え弁52
を閉の状態とし、スイッチ53をオンして一対の電極5
4、55に直流電圧を印加し、被処理液供給源56から
被処理液を通液型コンデンサ50に供給すると、一対の
電極54、55にイオン成分が吸着され、切替え弁51
の下流側でイオン成分が除去された脱塩液が得られる。
この状態が継続すると、一対の電極54、55にイオン
成分が徐々に吸着され飽和状態となり、イオン成分除去
性能が徐々に低下することが水質監視装置57により測
定されるから、ある時点でスイッチ53をオフして直流
電圧の印加を止める。そして、切替え弁51を閉、切替
え弁52を開の状態にしておき、イオン成分除去性能を
再生させるために、スイッチ58を接点58aに操作し
て一対の電極54、55間を短絡、あるいはスイッチ5
8を接点58bに操作して直流電源60を接続すると、
一対の電極54、55に吸着されていたイオン成分が離
脱し、一対の電極54、55が再生されつつ、切替え弁
52の下流側でイオン成分を回収した濃縮液が得られ、
被処理液中のイオン成分の除去と回収(再生)の1サイ
クルが終了する。そして、被処理液供給源56から被処
理液が常時に通液型コンデンサ50に供給され、上記サ
イクルが繰り返されてイオン成分が除去された脱塩液と
イオン成分を回収した濃縮液とを交互に得ることができ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すような従来
の通液型コンデンサ装置では、通電量に比例した量のイ
オン成分が電極に吸着される。このため、通液型コンデ
ンサ装置へ通液する被処理液の流量、該被処理液中に含
まれるイオン成分濃度及び目標とする脱塩率又は濃縮液
のイオン成分濃度を定めると、該装置の消費電力が決ま
ってしまう。従って、消費電力を低減せしめることは困
難であった。また、イオン成分除去工程直後の通液型コ
ンデンサに蓄積された電気的エネルギを有効利用したも
のではなかったため、電池等の動作電力源、制御回路等
の諸設備を含めた通液型コンデンサ装置の電気効率とい
う点では決して満足のいくものではなかった。
【0006】従って、本発明の目的は、通液型コンデン
サが有する電気エネルギの有効利用を図ると共に、消費
電力を低減することができる通液型コンデンサの運転方
法及び装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる実情において、本
発明者らは、鋭意検討を行った結果、一対の電極に直流
電圧を印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去し
て脱塩液を得るイオン成分除去工程と、前記一対の電極
への印加を解除して、除去されたイオン成分を通液中の
被処理液と共に濃縮液として回収するイオン成分回収工
程とを有し、このイオン成分回収工程中にある通液型コ
ンデンサの電気的エネルギを前記一対の電極間に配置さ
れる負荷に供給し、これを駆動させれば、通液型コンデ
ンサに蓄積された電気エネルギを有効利用できること、
更にこの負荷が、通液型コンデンサの附帯設備や他の通
液型コンデンサであれば、装置全体の電気的エネルギの
効率化が図れること等を見出し、本発明を完成するに至
った。
【0008】すなわち、請求項1の発明は、一対の電極
に直流電圧を印加して通液中の被処理液のイオン成分を
除去して脱塩液を得るイオン成分除去工程と、前記一対
の電極への印加を解除して、前記除去されたイオン成分
を通液中の被処理液と共に濃縮液として回収するイオン
成分回収工程とを有し、前記イオン成分回収工程中にあ
る通液型コンデンサが蓄積する電気的エネルギを前記一
対の電極間に配置される負荷に供給し、該負荷を駆動さ
せることを特徴とする通液型コンデンサの運転方法を提
供するものである。
【0009】また、請求項2の発明は、前記負荷が、蓄
電回路又は並列配置されていてもよい他の通液型コンデ
ンサであることを特徴とする請求項1記載の通液型コン
デンサの運転方法を提供するものである。
【0010】また、請求項3の発明は、被処理液供給源
と、一対の電極に直流電圧を印加して通液中の被処理液
のイオン成分を除去し、前記一対の電極への印加を解除
して、除去されたイオン成分を通液中の被処理液に回収
する通液型コンデンサと、前記一対の電極間に接続さ
れ、前記除去されたイオン成分の回収工程にある前記通
液コンデンサが蓄積する電気的エネルギが供給される負
荷と、前記被処理液供給源と前記通液型コンデンサとを
接続する供給配管と、前記通液型コンデンサの流出側に
接続される流出配管と、前記流出配管から二つに分岐し
て途中に切り替え弁を備える脱塩液流出配管及び濃縮液
流出配管と、を有することを特徴とする通液型コンデン
サ装置を提供するものである。
【0011】また、請求項4の発明は、前記通液型コン
デンサ装置は、前記脱塩液流出配管同士を連接し、前記
濃縮液流出配管同士を連接することにより並列に配置接
続されることを特徴とする請求項3記載の通液型コンデ
ンサ装置を提供するものである。
【0012】また、請求項5の発明は、更に、正電極と
前記負荷の間に制御回路を配置したことを特徴とする請
求項3又は4記載の通液型コンデンサ装置を提供するも
のである。
【0013】また、請求項6の発明は、前記負荷が、蓄
電回路又は並列配置していてもよい他の通液型コンデン
サであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項
記載の通液型コンデンサ装置を提供するものである。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態におけ
る通液型コンデンサの通液方法を図1に基づいて説明す
る。図1は本発明の実施の形態である通液型コンデンサ
の通液方法を示すフロー図である。図中、1は通液型コ
ンデンサであり、通液型コンデンサ1の下流側は流出配
管6により水質監視装置8に接続し、更に水質監視装置
8の流出配管10は切替え弁12Aを有する脱塩液流出
配管17と切替え弁12Bを有する濃縮液流出配管21
の二つに分岐している。通液コンデンサ1の上流側は接
続配管3により被処理液供給源5に接続している。被処
理液供給源5は被処理液タンクと、これから被処理液を
定量的に供給するための送液ポンプとを含んでいる(不
図示)。
【0015】前記第1通液型コンデンサ1は、一対の電
極30、31を内蔵し、電極30は直流電源34の陽極
に接続され、電極31はスイッチ33Aを介して直流電
源34の陰極に接続されている。また、電極31はスイ
ッチ32A及び負荷37を順に介して電極30に接続さ
れている。そして、これらの図1に表示の機器類の運転
制御は、シーケンサー、マイコン等の公知の制御機器で
行われ、その詳細な運転制御としては、例えば、後述の
通液型コンデンサの通液方法が挙げられる。
【0016】前記通液型コンデンサ1の構造は、特に制
限されないが、ここではカラム中に金属、黒鉛等の集電
極に高表面積活性炭を接してなる電極30、31を収容
し、これら電極30、31間に非導電性のスペーサを介
在させたものである。そして、直流電圧、例えば、1〜
2Vを印加した状態で、カラム中にイオンを含有する被
処理液を通すと、一対の電極30、31がイオンを吸着
して、イオン成分が除去され脱塩液を得ることができ、
その後、一対の電極30、31を短絡させると、電気的
に中和し吸着していたイオンが一対の電極30、31か
ら離脱し、一対の電極30、31を再生させると共に、
濃厚なイオン成分を回収した濃縮液を得ることができる
ものである。
【0017】通液型コンデンサ1の他の構造例として
は、非導電性多孔質通液性シートからなるスペーサを挟
んで、高比表面積活性炭を主材とする活性炭層である一
対の電極を配置し、該電極の外側に一対の集電極を配置
し、更に該集電極の外側に押さえ板を配置した平板形状
とし、集電極に直流電源を接続し、更に集電極間の短絡
又は直流電源の逆接続を行うものであってもよい。ま
た、電極と集電極とは一体化されたものでもよい。
【0018】また、水質監視装置8は、いずれも液質を
測定するものでイオン除去の程度を正確に把握できる指
標の測定機器であれば特に限定されず、導電率計、比抵
抗計が挙げられ、本実施の形態では導電率計である。
【0019】上記のような通液型コンデンサの通液方法
を説明する。先ず、スイッチ33Aをオンして直流電圧
を一対の電極30、31に印加し、切替え弁12Aを
開、切替え弁12Bを閉の状態とし、水質監視装置8を
監視可能状態にして、被処理液供給源5のポンプを作動
させ、被処理液を通液コンデンサ1に定量的に供給す
る。この段階で通液型コンデンサ1はイオン成分除去工
程に入り、被処理液は通液型コンデンサ1の一対の電極
30、31にイオン成分を吸着され、イオン成分が除去
された脱塩液となり、接続配管17(脱塩液流出配管)
により排出される。
【0020】この状態を継続すると、やがて一対の電極
のイオン吸着能が飽和状態に近づき、イオン除去能は低
下し、徐々に脱塩液の導電率が上昇する。水質監視装置
8により測定された導電率が脱塩液採液不可値になる
と、切替え弁12Aを閉、切替え弁12Bを開として、
直ちに通液型コンデンサへの直流電圧の印加を止める。
この状態で、通液型コンデンサ1には電気的エネルギが
蓄積されているから、スイッチ33Aをオフ、スイッチ
32Aをオンすると、一対の電極30、31に吸着され
ていたイオン成分が脱離し、一対の電極30、31が再
生されつつ、負荷37に直流出力が供給される。これに
より、イオン成分除去工程における通液型コンデンサに
蓄積された電気的エネルギを負荷37に供給でき、負荷
37に仕事をさせることができる。
【0021】上記除去工程及び回収工程を1サイクルと
し、このサイクルを繰り返して行うことにより、被処理
液からイオン成分が除去された脱塩液及び前記除去され
たイオン成分を回収したイオン濃度の高い濃縮液を得る
と共に、通液型コンデンサ1の一対の電極30、31の
飽和と再生の繰り返しを図る。
【0022】本発明において、負荷としては、該通液型
コンデンサ装置の内外にて必要なモーター、発光体、ヒ
ーター等の任意の回路、他の通液型コンデンサ及び蓄電
回路等が挙げられる。当該他の通液型コンデンサは、イ
オン成分除去工程にある通液型コンデンサ及びイオン成
分回収工程にある通液型コンデンサが共に使用できる。
また、蓄電回路としては、鉛蓄電池、電気二重層コンデ
ンサ等が挙げられる。
【0023】次に、負荷として、イオン成分回収工程に
ある通液型コンデンサを用いる場合の運転方法を図2に
基づいて説明する。図2中、図1と同一構成要素には同
一符号を付してその説明を省略し、異なる点について主
に説明する。図中、通液型コンデンサ1は、第1通液型
コンデンサ1a及び負荷としての第2通液型コンデンサ
1bを備え、それらの上流側はいずれも供給配管3、供
給配管4により被処理液供給源5に接続され、一方、そ
の下流側はいずれも接続配管6、接続配管7により第1
水質監視装置8及び第2水質監視装置9にそれぞれ接続
されている。そして、これら第1水質監視装置8及び第
2水質監視装置9は、いずれも接続配管10、接続配管
11により第1自動弁12及び第2自動弁13に接続さ
れ、これら第1自動弁12及び第2自動弁13は互いに
接続配管14により接続されている。更に、第1自動弁
12は接続配管14及び集合排出管15(濃縮液流出配
管)により濃縮液回収槽16に接続され、接続配管17
及び集合排出管18(脱塩液流出配管)により脱塩液回
収槽19に接続されている。また、第2自動弁13は接
続配管20及び集合排出管18(脱塩液流出配管)によ
り脱塩液回収槽19に接続され、接続配管21及び接続
配管15(濃縮液流出配管)により濃縮液回収槽16に
接続されている。
【0024】第1自動弁12及び第2自動弁13は三方
弁であり、いずれも上流側の受入ポート12a及び13
a、回収ポート12b及び13b、除去ポート12c及
び13cがあり、受入ポート12a及び13aは第1水
質監視装置8及び第2水質監視装置9に、回収ポート1
2b及び13bは濃縮液回収槽16に、除去ポート12
c及び13cは脱塩液回収槽19にそれぞれ接続してい
る。また、一対の電極30a、31a、30b、31b
はスイッチ43により直流電源34が印加されるように
接続され、スイッチ32及び33の操作により、一対の
電極30a、31a並びに一対の電極30b、31bが
それぞれ短絡するように、あるいは電極30aと30b
が、電極31aと31bがそれぞれ独立して接続するよ
うになっている。このように、第1通液コンデンサ1a
と第2通液コンデンサ1bは、被処理液供給源5を共通
とし、脱塩液流出配管同士を連接し、濃縮液流出配管同
士を連接することにより並列に配置されている。
【0025】次に、上記実施の形態例の通液型コンデン
サ装置の運転方法を図2に基づいて説明する。図2中、
第1通液型コンデンサ1aは除去工程、第2通液型コン
デンサ1bは回収工程にあるものとして、以降説明す
る。この状態では43は接点43aと接続され、スイッ
チ32は中立とし、電極31aを陽(+)、電極30a
を陰(−)の直流電圧を印加しながら、被処理液中のイ
オン成分を除去する状態にある。すなわち、第1自動弁
12を回収ポート12cに操作し、第1水質監視装置8
を監視可能状態にして、被処理液供給源5のポンプを作
動させ、被処理液を第1通液型コンデンサ1aに定量的
に供給する。被処理液は第1通液型コンデンサ1aの一
対の電極30、31にイオン成分を吸着され、イオン成
分が除去された脱塩液となり、第1水質監視装置8にて
導電率が測定される。そして、イオン成分が除去された
脱塩液を脱塩液回収槽19に流出して除去工程に入る。
【0026】一方、第2通液型コンデンサ1bはスイッ
チ33を接点33bと接続し、電極30bと電極31b
を短絡せしめ、電極30bからは陰イオンを、電極31
bからは陽イオンを被処理液中に回収する状態にある。
すなわち、第2自動弁13は回収ポート13bに操作
し、吸着したイオン成分を一対の電極30b、31bか
ら離脱させ、液側に移動させて一対の電極30b、31
bを再生する状態にある。そして、イオン成分を回収し
た液を濃縮液回収槽16に流出して回収工程に入る。
【0027】第1通液型コンデンサ1aは上記状態を継
続すると、やがて一対の電極のイオン吸着能が飽和状態
に近づき、イオン除去能は低下し、徐々に脱塩液の導電
率が上昇する。第1水質監視装置8にて測定された導電
率が脱塩液採液不可値になると、第1自動弁12を回収
ポート12bに操作し、直ちにスイッチ43を中立にし
電極31a、電極30aへの直流電圧の印加を止め、ス
イッチ32を32b、スイッチ33を33aに操作し、
第1通液型コンデンサ1aはイオン成分の回収工程に入
る。すなわち、第1通液型コンデンサ1aと負荷である
通液型コンデンサ1b間に電流が流れることにより、第
1通液型コンデンサ1aの電極30a、電極31aに吸
着されたイオン成分は被処理液中へ脱離し、濃縮液を濃
縮液回収槽16に排出される。一方、第2通液型コンデ
ンサ1bは、電極30bに陰、電極31bに陽の電圧を
印加された状態となり、電気的な反発により電極30b
からは陰イオン、電極31bからは陽イオンの脱離が更
に進行する。
【0028】ある時点でスイッチ32は接点32a、ス
イッチ33は中立とし、続いてスイッチ43を接点43
bに操作することにより、以降、第1通液型コンデンサ
1aは回収工程、第2通液型コンデンサ1bは除去工程
に入る。そして、上記サイクルが繰り返されて、イオン
成分が除去された脱塩液とイオン成分を回収した濃縮液
を連続的に得ることができる。このように、負荷とし
て、他の通液型コンデンサを使用し、該他の通液型コン
デンサがイオン成分回収工程にあれば、当該他の通液型
コンデンサに特に直流電源を設けることなく、通液型コ
ンデンサからのイオン成分の脱離を促進せしめることが
でき、本体の通液型コンデンサ装置の電気的エネルギを
有効利用できる。
【0029】次に、負荷として、イオン成分除去工程に
ある通液型コンデンサを用いる場合の運転方法を図3に
基づいて説明する。図3中、図2と同一構成要素には同
一符号を付してその説明を省略し、異なる点について主
に説明する。すなわち、図3中、図2と異なる点は、ス
イッチ38、39及び40の操作により、一対の電極3
0a、31a並びに一対の電極30b、31bがそれぞ
れ短絡するように、あるいは電極30aと31bが、電
極31aと30bがそれぞれ独立して接続するようにな
っている点である。
【0030】上記実施の形態例の通液型コンデンサ装置
の運転方法を図3に基づいて説明する。図3中、第1通
液型コンデンサ1aは除去工程、第2通液型コンデンサ
1bは回収工程にあるものとして、以降説明する。この
状態では、スイッチ43は接点43a、スイッチ38は
中立、スイッチ40は開とし、電極31aに陽(+)、
電極30aに陰(−)の直流電圧を印加しながら、被処
理液中のイオン成分を除去する状態にある。一方、負荷
である第2通液型コンデンサ1bはスイッチ39を接点
39bと接続し、電極30bと電極31aを短絡せし
め、電極30bからは陰イオンを、電極31bからは陽
イオンを被処理液中に回収する状態にある。
【0031】第1通液型コンデンサ1aはこの状態を継
続すると、やがて一対の電極のイオン吸着能が飽和状態
に近づき、この時点で第1通液型コンデンサ1aの除去
工程、第2通液型コンデンサ1bの回収工程が終了し、
第1通液型コンデンサ1aは回収工程、第2通液型コン
デンサ1bは除去工程に入る。先ず、スイッチ43を中
立にし、電極31a、電極30aへの直流電圧の印加を
止め、スイッチ38を接点38b、スイッチ39を中
立、スイッチ40を閉に操作する。この時、第1通液型
コンデンサ1a、第2通液型コンデンサ1b間に電流が
流れることにより、第1通液型コンデンサ1aの電極3
1a、電極30aに吸着されたイオン成分は被処理液へ
脱離する一方、第2通液型コンデンサ1bは電極30b
に陽(+)、31bに陰(−)の電圧を印加された状態
となり、被処理液からのイオン成分の除去が進行する。
【0032】ある時点でスイッチ38を接点38a、ス
イッチ40を開、スイッチ43を接点43bに操作する
ことにより、以降、第1通液型コンデンサ1aは短絡さ
れた状態で回収工程が続き、一方、第2通液型コンデン
サ1bは直流電圧を印加された状態で除去工程が続く、
そして、上記サイクルが繰り返されてイオン成分が除去
された脱塩液とイオン成分を回収した濃縮液を連続的に
得ることができる。このように、負荷として、他の通液
型コンデンサを使用し、該他の通液型コンデンサがイオ
ン成分除去工程にあれば、イオン成分の除去工程に必要
な一部の電力を回収工程にある本体側の通液型コンデン
サから供給することができ、本体側の通液型コンデンサ
装置の電気的エネルギを有効利用できると共に、負荷側
の通液型コンデンサ装置の消費電力の低減が図れる。
【0033】本発明の通液型コンデンサ装置には、通液
型コンデンサの正電極と前記負荷の間に制御回路を設け
ることもできる。該制御回路としては、電流の逆流を防
止する整流回路、回収工程中にある通液型コンデンサの
直流出力を一定に保つ安定化回路、回収工程中にある通
液型コンデンサの直流出力を昇圧する昇圧型直流−直流
変換回路、該直流出力を降圧する降圧型直流−直流変換
回路、該直流出力を監視する監視回路等が挙げられる。
【0034】制御回路として安定化回路を用いた通液型
コンデンサ装置のフローを図4に示す。図中、イオン成
分の回収工程中にある通液型コンデンサ1から取り出さ
れた直流電流は安定化回路41にて、一定の直流出力に
整えられた後、負荷37に供給される。これにより、負
荷37として供給電源の変動に弱い回路を使用すること
が可能となる。
【0035】制御回路として監視回路、例えば電流計を
用いた通液型コンデンサ装置のフローを図5に示す。図
中、イオン成分の回収工程の初期段階では、スイッチ4
7は接点47bに操作され、通液型コンデンサ1から取
り出された直流電流は負荷37に供給される。該直流電
流は監視回路42にて監視され、一定の電流値を下回る
状態を検知すると、スイッチ47を接点47aに操作
し、電極30と電極31間は短絡した状態とすることが
できる。
【0036】負荷として蓄電回路を用い、制御回路とし
て直流−直流変換回路を用いた通液型コンデンサ装置の
フローを図6に示す。図中、イオン成分の回収工程中に
ある通液型コンデンサ1から取り出された直流電流は直
流−直流変換回路45にて、任意の電圧に昇圧又は降圧
された後、蓄電回路46に貯蔵される。蓄電回路46に
蓄えられた電気エネルギは、通液型コンデンサ装置内外
に設置された電気回路の動作電源として使用することが
できる。また、通液型コンデンサのイオン成分除去工程
又は回収工程に必要な電力の一部として用いることもで
きる。
【0037】本発明によれば、一対の電極に直流電圧を
印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去して脱塩
液を得るイオン成分除去工程と、前記一対の電極への印
加を解除して、除去されたイオン成分を通液中の被処理
液と共に濃縮液として回収するイオン成分回収工程とを
有し、このイオン成分回収工程中にある通液型コンデン
サの電気的エネルギを前記一対の電極間に配置される負
荷に供給し、これを駆動させるため、通液型コンデンサ
に供給された電気エネルギの一部を回収することが可能
となり、電力の有効利用が図れると共に、負荷側にとっ
ても消費電力を低減することができる。また、通液型コ
ンデンサにおいて消費される電力は分離せしめるイオン
成分量に比例するため、被処理液中に含まれるイオン成
分の濃度が高い場合、消費電力の低減効果は大きくな
る。また、直流電圧を印加する動作電源として電池、バ
ッテリ、燃料電池等を用いる通液型コンデンサにおいて
は、供給される電力が制限され、消費電力を可能な限り
低減せしめる必要があることから、本発明の方法を好適
に用いることができる。このような例として、例えば、
車載式又は可搬式燃料電池を動作電源として使用すれ
ば、該燃料電池から排出される水を通液型コンデンサを
用いて精製し、精製水を再使用することができる点で好
ましい。
【0038】
【実施例】次に、実施例を挙げて、本発明を更に具体的
に説明するが、これは単に例示であって、本発明を制限
するものではない。 実施例1 図2に示すように、通液型コンデンサ2台を配置接続し
た。被処理液は導電率330μS/cmの市水を用い、0.
3L/分で定量供給とした。通液型コンデンサは、関西
熱化学社製のものを使用し、また、通液型コンデンサに
対する印加電圧は直流2Vとした。一方の通液型コンデ
ンサに30分間直流電圧を印加しイオン成分の除去工程
とし、同時に、他方(負荷側)の通液型コンデンサを短
絡してイオン成分の回収を行った。その後、直流電圧の
印加を止め、スイッチ32を接点32bに操作し、スイ
ッチ33を接点33aに操作して、双方の通液型コンデ
ンサを相互に接続するように操作し、5分間放置した。
すなわち、直前まで除去工程にあった一方の通液型コン
デンサはイオン成分の回収工程に入り、また直前まで短
絡状態にあった他方の通液型コンデンサは、除去工程時
とは逆の電圧が印加された。このサイクルを繰り返し、
イオン成分の濃縮水と脱塩水を得た。この条件で、一方
及び他方の通液型コンデンサから流出するイオン成分が
除去された脱塩水及びイオン成分を回収した濃縮水の導
電率を測定し、平均導電率を算出した。その結果、イオ
ン成分が除去された脱塩水の平均導電率は30μS/cmで
あり、イオン成分を回収した濃縮水の平均導電率は83
0μS/cmであった。
【0039】比較例1 図7に示すように、通液型コンデンサ1台を配置接続し
た。被処理液は導電率330μS/cmの市水を用い、0.
3L/分で定量供給とした。通液型コンデンサは、関西
熱化学社製のものを使用し、また、通液型コンデンサに
対する印加電圧は直流2Vとした。この通液型コンデン
サにスイッチ53をオンして30分間直流電圧を印加し
イオン成分の除去工程とし、その後、スイッチ53をオ
フし、スイッチ58を接点58aに操作して、通液型コ
ンデンサを35分間短絡させ、更に今度はスイッチ58
を接点58bに操作して2Vの直流電圧をイオン成分除
去工程時とは逆の電位となるように印加した。この条件
で、通液型コンデンサから流出するイオン成分が除去さ
れた脱塩水及びイオン成分を回収した濃縮水の導電率を
測定し、平均導電率を算出した。その結果、イオン成分
が除去された脱塩水の平均導電率は30μS/cmであり、
イオン成分を回収した濃縮水の平均導電率は840μS/
cmであった。
【0040】実施例1及び比較例1から、同程度の導電
率を有する脱塩水及び濃縮水を得るのに、比較例1では
回収用の直流電源が必要であったのに対し、実施例1で
は除去工程を終えた一方の通液型コンデンサより供給さ
れる電気的エネルギを利用することができた。すなわ
ち、実施例1では消費電力を低減せしめることは明らか
である。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、イオン成分の回収工程
中にある通液型コンデンサから取り出される直流電流を
用いて、電極間に接続された負荷を可動させることがで
き、電気エネルギを有効利用することができる。また、
負荷側にとっては、消費電力が低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態である通液型コンデンサの
運転方法を示すフロー図である。
【図2】本発明の他の実施の形態である通液型コンデン
サの運転方法を示すフロー図である。
【図3】本発明の他の実施の形態である通液型コンデン
サの運転方法を示すフロー図である。
【図4】図1の変形例を示すフロー図である。
【図5】図1の他の変形例を示すフロー図である。
【図6】図1の他の変形例を示すフロー図である。
【図7】従来の通液型コンデンサの通液方法を示すフロ
ー図である。
【符号の説明】
1、50 通液型コンデンサ 1a 第1通液型コンデンサ 1b 第2通液型コンデンサ 3、4 供給配管 6、7、10、11、14、17、20、21 接続配
管 5、56 被処理液供給源 8 第1水質監視装置 9 第2水質監視装置 12 第1自動弁 12a、13a 受入ポート 12b、13b 回収ポート 12c、13c 除去ポート 13 第2自動弁 16 濃縮液回収槽 15、18 集合排出管 19 脱塩液回収槽 30、31、30a、30b、31a、31b、54、
55 電極 32、32A、33、33A、38、39、40、4
3、47 スイッチ 34、59 直流電源 37 負荷 41 安定化回路 42 監視回路 45 直流−直流変換回路 46 蓄電回路 57 水質監視装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D061 DA01 DB18 DC19 EA02 EB04 EB05 EB14 EB16 EB29 EB31 EB37 EB39 GA21 GC02 GC14 GC16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の電極に直流電圧を印加して通液中
    の被処理液のイオン成分を除去して脱塩液を得るイオン
    成分除去工程と、前記一対の電極への印加を解除して、
    前記除去されたイオン成分を通液中の被処理液と共に濃
    縮液として回収するイオン成分回収工程とを有し、前記
    イオン成分回収工程中にある通液型コンデンサが蓄積す
    る電気的エネルギを前記一対の電極間に配置される負荷
    に供給し、該負荷を駆動させることを特徴とする通液型
    コンデンサの運転方法。
  2. 【請求項2】 前記負荷が、蓄電回路又は並列配置して
    いてもよい他の通液型コンデンサであることを特徴とす
    る請求項1記載の通液型コンデンサの運転方法。
  3. 【請求項3】 被処理液供給源と、一対の電極に直流電
    圧を印加して通液中の被処理液のイオン成分を除去し、
    前記一対の電極への印加を解除して、除去されたイオン
    成分を通液中の被処理液に回収する通液型コンデンサ
    と、前記一対の電極間に接続され、前記除去されたイオ
    ン成分の回収工程にある前記通液コンデンサが蓄積する
    電気的エネルギが供給される負荷と、前記被処理液供給
    源と前記通液型コンデンサとを接続する供給配管と、前
    記通液型コンデンサの流出側に接続される流出配管と、
    前記流出配管から二つに分岐して途中に切り替え弁を備
    える脱塩液流出配管及び濃縮液流出配管と、を有するこ
    とを特徴とする通液型コンデンサ装置。
  4. 【請求項4】 前記通液型コンデンサ装置は、前記脱塩
    液流出配管同士を連接し、前記濃縮液流出配管同士を連
    接することにより並列に配置接続されることを特徴とす
    る請求項3記載の通液型コンデンサ装置。
  5. 【請求項5】 更に、正電極と前記負荷の間に制御回路
    を配置したことを特徴とする請求項3又は4記載の通液
    型コンデンサ装置。
  6. 【請求項6】 前記負荷が、蓄電回路又は並列配置して
    いてもよい他の通液型コンデンサであることを特徴とす
    る請求項3〜5のいずれか1項記載の通液型コンデンサ
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITPD20100144A1 (it) * 2010-05-05 2011-11-06 Idropan Dell Orto Depuratori Srl Metodo di funzionamento di una apparecchiatura per la purificazione di un fluido ed apparecchiatura per la purificazione di un fluido.
JP5678388B1 (ja) * 2013-04-15 2015-03-04 有限会社ターナープロセス 系に保持されている水性液体のイオン濃度を低減する装置および方法、ならびにその装置を備える装置

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