JP2001070943A - アルカリイオン整水器 - Google Patents

アルカリイオン整水器

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JP2001070943A
JP2001070943A JP25241599A JP25241599A JP2001070943A JP 2001070943 A JP2001070943 A JP 2001070943A JP 25241599 A JP25241599 A JP 25241599A JP 25241599 A JP25241599 A JP 25241599A JP 2001070943 A JP2001070943 A JP 2001070943A
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JP
Japan
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water
alkali ion
ion water
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JP25241599A
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English (en)
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Koichi Hatano
弘一 畑農
Yasushi Hayashi
靖 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インターネット等にアクセスできるアルカリ
イオン整水器を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のアルカリイオン整水器は、操作
フィールド、とネットワークフィールドを備えた操作表
示部と、前記操作表示部にHTMLデータを送出すると
ともに前記操作表示部からの入力データを受信する管理
ブラウザ部と、前記管理ブラウザ部からの指示で前記操
作表示部に操作画面を表示するとともに、前記接続用コ
マンドシンボルからの入力があったときにはネットワー
クに接続してHTTPデータを送受信し、前記操作画面
から入力があったときには前記機器側制御手段との間で
HTTPデータを送受信し、前記機器側制御手段を制御
するサーバ部と、前記機器側制御手段により制御され供
給された水を電気分解する電解部を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道水等の原水を
電気分解して、飲用、医療用として利用するアルカリイ
オン水及び化粧水、殺菌洗浄水等として利用する酸性イ
オン水を製造することができ、インターネット等のネッ
トワークに接続可能なアルカリイオン整水器に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、連続電解方式のイオン水生成器と
してアルカリイオン整水器が普及している。このアルカ
リイオン整水器は、電解槽内で水道水等を電気分解し
て、陽極側に酸性イオン水を生成し、陰極側にアルカリ
イオン水を生成するものである。
【0003】このイオン水生成器は、内部に浄水生成用
の活性炭のカートリッジの交換や、電気分解用のカルシ
ウム等の補充を必要とするものがほとんどで、個々の家
庭でそれぞれメンテナンスが行われており、比較的煩わ
しいため、場合によってはメンテナンスされずに放置さ
れてしまうことさえあった。
【0004】また、情報収集のツールとしてインターネ
ットが大きくクローズアップされてきており、多くの家
庭でもパーソナルコンピュータやTVを用いてインター
ネットから情報を入手することが行われるようになって
きている。しかし、台所やキッチンでインターネット情
報を簡単に入手するのは、パーソナルコンピュータやT
Vといった機器を台所等に置く必要があり、狭い台所事
情を考えるとなかなか困難であった。
【0005】そこで、以下、従来の連続電解方式のアル
カリイオン整水器について説明する。図4は従来のアル
カリイオン整水器の概略構造図、図5は従来のアルカリ
イオン整水器の操作表示部概略図、図6は従来のアルカ
リイオン整水器の要部電気回路図である。
【0006】1は水道水等の原水管、2は水栓、3は水
栓2を介して原水管1と接続されたアルカリイオン整水
器、4は内部に原水中の残留塩素を吸着する活性炭及び
一般細菌や不純物を取り除く中空糸膜等を備えた浄水カ
ートリッジ、5はグリセロリン酸カルシウムや乳酸カル
シウム等のカルシウムイオンを原水中に付与し導電率を
高めるカルシウム供給部、6は通水を確認し後述の制御
手段に制御指示する流量センサ、7は流量センサ6を経
由してきた水を電気分解する電解槽、8は電解槽7を2
分し電極室を形成する隔膜、9,10は隔膜8で2分さ
れて形成された各電極室に配設された電極板、11は電
極板10側の水(電極板10が陽極の場合は酸性イオン
水)を排出する排水管、12は電解槽7と排水管11の
接続部付近に配設されアルカリイオン水を効率よく生成
するために設けられた吐水流量調整用の流量調整部、1
3は電極板9側の水(電極板9が陰極の場合はアルカリ
イオン水)を吐出する吐出管、14は電解槽7内の滞留
水や電極板洗浄時のCa,Mg等からなるスケールが溶
解した洗浄水を排水するための電磁弁、15は排水管1
1を介して電極板10側の水(電極板10が陽極の場合
は酸性イオン水)や電解槽7の滞留水や洗浄水を排水す
る放水管、16は浄水カートリッジ4の有無を検出する
浄水器センサ、17は電源投入用プラグ、18は電源投
入用プラグ17からの交流電源を直流電源に変える電源
部、19はアルカリイオン整水器3の動作を制御する制
御手段である。
【0007】次に、22はトランス、23は制御用直流
電源、24は電解用直流電源、25はカレントトランス
デューサ、26は平滑化回路、27は出力制御回路、2
8は電解槽−電磁弁切り替えリレー、29は極性切り替
えリレー、30は電磁弁ソレノイドである。31は吐出
管13から分岐して排水管11もしくは放水管15に接
続される分岐管に設けられたpHセンサである。pHセ
ンサ31としてはガラス電極型のものや、半導体電極
型、イオン導電性隔膜電極型のものが適当である。pH
センサ31で検出したpH値検出信号は、制御手段19
に送信され処理される。また32は操作表示部であり、
図5に詳細に示すように、アルカリイオン整水器3の本
体容器前面に入力用スイッチとランプが多数設けられ、
各種の設定と表示を行えるようになっている。このよう
に前面に設けられているために、本体容器前面だけを操
作すれば直ちにpH値の設定等各種の設定ができる。3
3は記憶部であって、イオン水を使用する度ごとに、後
述するpH設定部321によって設定されるpH値を更
新しながら記憶するものである。
【0008】ところで、操作表示部32において、32
1は生成するイオン水のpH値を複数の濃度レベルに分
けて段階的に設定できるpH設定部であり、一覧表示さ
れている。pH設定部321には、pH値に応じて設定
ボタンが複数設けられている。この実施の形態では6個
設定ボタンが設けられている。また、322はpH設定
部321で所定の濃度レベルを選択設定したとき点灯す
る濃度レベル表示ランプ、323はこの濃度レベルにそ
れぞれ対応したイオン水の用途を表示する用途表示部で
ある。pH設定部321と用途表示部323はともに一
覧表示される。324は生成表示部であり、イオン水生
成中に生成するイオン水の状態が安定すると点灯するも
のである。325はpH値表示部であって、目標となる
pH値がLCD表示される。326はpH微調整部であ
り、pH設定部321で設定されるpH値を各濃度レベ
ル内で微調整して適当な目標値に設定し直すものであ
る。これによって選択可能なpH値の自由度を上げるこ
とができる。327はカルシウム補充リセットスイッチ
であり、328は洗浄報知部である。329はpH校正
部であり、長時間pHセンサ31の使用を続けたとき、
スケール等によって検出値に誤差が生じるようになるの
で、これを校正するものである。
【0009】この操作表示部32を使用してアルカリイ
オン整水器3を動作させるときの説明をする。アルカリ
イオン整水器3の使用者がアク抜きや野菜ゆでという目
的でアルカリイオン水を必要とするときには、使用者は
一覧表示された用途表示部323をみて直ちにpH値が
10以上であると知ることができる。そして使用者が、
用途表示部323に対応した、pH値10以上のイオン
水を設定可能な「アルカリ強」の設定ボタンを押せば、
pH値10以上の濃度レベル表示ランプ322が点灯
し、同時にpH値表示部325にこの「アルカリ強」の
濃度レベルのpH値がLCD表示される。もし、LCD
表示されたpH値を変更したい場合は、pH微調整部3
26のプラスボタンもしくはマイナスボタンを押して調
整すればよい。pH設定部321にはこの他「アルカリ
3」「アルカリ2」「アルカリ1」「浄水」「酸性」の
選択ボタンがある。
【0010】この後水栓2を開くと、水栓2から通水さ
れた原水は、浄水カートリッジ4で原水中の残留塩素の
臭いや一般細菌等の不純物が取り除かれ、カルシウム供
給部5で電解容易な水に処理された後、流量センサ6を
経て電解槽7に通水される。通水後制御手段19が流量
センサ6の信号を読み取り、流量レベルが一定レベルを
越えると制御手段19が通水中と判断する。
【0011】ところでこのとき電解用直流電源24から
の直流電圧電流は、出力制御回路27、電解槽−電磁弁
切り替えリレー28、極性切り替えリレー29を介して
電解槽7の電極板9,10に給電されている。相対的に
プラス電圧を印加する電極板を陽極、マイナス電極板を
印加する電極板を陰極とすると、これにより、電解槽7
内に隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室とが形成され
る。制御手段19はpH設定部321の「アルカリ強」
の設定ボタンが押されるか、あるいはこれに加えてpH
微調整部326によって調整された場合、記憶部33に
記憶されている前回使用のpH値か、もしくは調整され
たpH値である目標のpH値、及びこれに対応したデュ
ーティー比を読みだして、出力制御回路27を動作させ
て電気分解を行う。生成したイオン水のpH値はpHセ
ンサ31によって直ちにフィードバックされ、制御手段
19はデューティー比を増減して目標とするpH値に近
づけるように制御手段19は電気分解を制御する。
【0012】水栓2を止めると、制御手段19は流量セ
ンサ6からの信号で通水終了と判断し、この時点でpH
センサ31が測定したpH値を新しいpH値として、記
憶部33内のpH値を交換的に更新するものである。従
来のアルカリイオン整水器は、このように用途に応じた
pH設定が簡単にでき、pHを自動的に所定の値に制御
できるものであった。
【0013】次に、以上とは別の従来の技術を説明す
る。図7は従来の通信回線で電解条件を設定するイオン
水生成装置の概略構造図である。この従来のイオン水生
成装置は、生成する水質がスペック外になり易く、また
自動制御するイオン水生成装置は高価であるという問題
があることから、これを通信で解決するものである。図
7において、51は原水パイプ、52は定量ポンプ、5
3は電解質パイプ、54は定量ポンプ、55は混合槽、
56は電解槽、57は電源部、58は制御部、59はモ
デム、61は陽極、62は陰極、63は隔膜である。
【0014】このイオン水生成装置においては、制御部
58がモデム59を介して通信回線に接続されている。
イオン水生成装置の利用者は原水とイオン水のサンプル
を装置供給者に予め送っておき、原水とイオン水を送ら
れた装置供給者は水質検査し、水質がスペック内か否か
をチェックして、スペック外であれば更に詳細に検査結
果を分析して、新しい電解条件を決定する。この後装置
供給者は、この新しい電解条件を通信回線を介して利用
者宛てに送信する。
【0015】この電解条件を通信回線から受信した制御
部58は、モデム59から入力されたデータを復号化
し、得られた電解条件のデータに従って電源部57、定
量ポンプ52、定量ポンプ54を制御し、電源部57に
対しては、陽極61及び陰極62に供給する電圧又は電
流を特定するものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のアル
カリイオン整水器は、水の用途に応じたpH設定が簡単
にできるとともに、流量調整の程度や地方々々で原水が
異なっても吐出するイオン水のpH値を所定の値に保つ
ことができ、使用する原水の水質を学習していくことに
より調節する手間が次第に減っていくというものであっ
た。しかし、浄水化するための活性炭や中空糸膜等を備
えた浄水部が浄水カートリッジとなっており、寿命がく
ると交換する必要があり、加えて導電率を高めるための
カルシウム供給部にグリセロリン酸カルシウムや乳酸カ
ルシウム等のカルシウムを補給する必要があって、家庭
内でメンテナンスするのは非常に煩わしいものであっ
た。面倒なため、アルカリイオン整水器をメンテナンス
せずにそのまま放置することさえあった。このように従
来のアルカリイオン整水器は、メンテナンス時期がきた
ら、手間をかけずにメンテナンスしてもらうものではな
かった。
【0017】また、従来の通信回線で電解条件を設定す
るイオン水生成装置は、通信回線から電解条件を更新し
てイオン水生成装置のコストを下げることができるもの
ではあるが、上記のアルカリイオン整水器のように自動
的に水質をスペック内に制御することはできないもので
あった。しかも、装置供給者に繰り返しサンプルを送っ
て検査してもらう必要があり、メンテナンスが面倒な点
は通信回線を利用しても解消するものではなかった。そ
の上、このイオン水生成装置は通信回線で外部に接続さ
れるが、イオン水生成装置自身が情報を発信したり、イ
ンターネット等のネットワーク上の不特定の情報を収集
する情報端末ではなかった。
【0018】そして、レシピ情報等の台所周りのインタ
ーネット情報にアクセスするためには、現在家庭内では
パーソナルコンピュータやTVを用いる外なく、思いつ
いたその場、すなわち台所で直ちに情報収集することは
できず、煩わしさのため情報収集を諦めることが多かっ
た。しかも、インターネットにアクセスする端末が、パ
ーソナルコンピュータでは複雑で、老人や子供には扱い
にくいという問題があった。
【0019】また、台所やキッチンでは火や水、ガスを
扱ったりすることが多く、家庭内のセキュリティー情報
はまさにこの台所やキッチン付近に集中しているといっ
ても過言ではない。近年、セキュリティー情報を監視す
るシステムが普及してきているが、セキュリティー情報
を収集する端末は大掛りな専門の機器を使用せざるをえ
ず、簡易かつ安価にこれら情報をセンシングできるもの
ではなかった。
【0020】そこで、本発明は、インターネット等のネ
ットワーク情報にアクセスすることができ、メンテナン
ス情報を自動的に業者宛てに発信することができ、外部
からも操作することができ、また外部センサを接続して
セキュリティー情報をセンシングして処理できるアルカ
リイオン整水器を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本発明のアルカリイオン整水器は、運転データと入
力用コマンドシンボルが表示された操作フィールド、及
びネットワークへの接続用コマンドシンボルとメンテナ
ンス依頼情報が表示されたネットワークフィールドを備
えた操作表示部と、前記操作表示部にHTMLデータを
送出するとともに前記操作表示部からの入力データを受
信する管理ブラウザ部と、前記管理ブラウザ部からの指
示で前記操作表示部に操作画面を表示するとともに、前
記接続用コマンドシンボルからの入力があったときには
ネットワークに接続してHTTPデータを送受信し、前
記操作画面から入力があったときには前記機器側制御手
段との間でHTTPデータを送受信して前記機器側制御
手段を制御するサーバ部と、前記機器側制御手段により
制御され供給された水を電気分解する電解部を備えたこ
とを特徴とする。
【0022】これにより、インターネット等のネットワ
ーク情報にアクセスすることができ、メンテナンス情報
を自動的に業者宛てに発信することができ、外部からも
操作できる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、運転データと入力用コマンドシンボルが表示された
操作フィールド、及びネットワークへの接続用コマンド
シンボルとメンテナンス依頼情報が表示されたネットワ
ークフィールドを備えた操作表示部と、前記操作表示部
にHTMLデータを送出するとともに前記操作表示部か
らの入力データを受信する管理ブラウザ部と、前記管理
ブラウザ部からの指示で前記操作表示部に操作画面を表
示するとともに、前記接続用コマンドシンボルからの入
力があったときにはネットワークに接続してHTTPデ
ータを送受信し、前記操作画面から入力があったときに
は前記機器側制御手段との間でHTTPデータを送受信
して前記機器側制御手段を制御するサーバ部と、前記機
器側制御手段により制御され供給された水を電気分解す
る電解部を備えたことを特徴とするアルカリイオン整水
器であるから、HTTPデータでサーバ部と機器側制御
手段間、サーバ部とネットワーク間の送受信を行うこと
により、整水器としてイオン水を生成するとともに、同
時にインターネット等のネットワーク情報にアクセスす
ることができる。
【0024】請求項2に記載された発明は、操作表示部
がタッチパネルであることを特徴とする請求項1記載の
アルカリイオン整水器であるから、タッチパネルに触れ
るだけで操作でき、台所等で指で触れることができ、簡
単に制御、通信できる。
【0025】請求項3に記載された発明は、供給された
水を浄化する浄水カートリッジを備えた請求項1または
2記載のアルカリイオン整水器であるから、イオン水の
ほかに浄水も選択することができる。
【0026】請求項4に記載された発明は、流量センサ
を備え、所定の積算流量になったときにメンテナンス依
頼情報表示を行うとともに、管理ブラウザ部がネットワ
ークを介してメンテナンス依頼メールを送信することを
特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のアルカリイ
オン整水器であるから、家庭内で感覚的に浄水カートリ
ッジの寿命を判断するのでなく客観的な判断ができ、同
時に自動的にメンテナンス依頼メールをメンテナンス業
者等に発信することができる。
【0027】請求項5に記載された発明は、ネットワー
クに接続された端末からの入力によりサーバ部が機器側
制御手段または操作表示部を制御することを特徴とする
請求項1〜4のいずれかに記載のアルカリイオン整水器
であるから、インターネット等のネットワークに接続さ
れた他の端末から、家庭内のアルカリイオン整水器を制
御することができる。
【0028】請求項6に記載された発明は、サーバ部に
は外部センサを接続できる入力ポートが接続され、前記
入力ポートに前記外部センサが接続されたときには、管
理ブラウザ部が前記外部センサによるセンシングを前記
サーバに実行させることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載のアルカリイオン整水器であるから、外部
センサを接続して管理ブラウザ部にコントロールさせ、
外部センサによるセンシングを実行できる。
【0029】請求項7に記載された発明は、管理ブラウ
ザ部がネットワークを介して外部の処理端末に外部セン
サによるセンシングデータを送信して処理させることを
特徴とする請求項6記載のアルカリイオン整水器である
から、外部センサが得たセンシングデータをネットワー
クから外部の処理端末に送って処理することができ、デ
ータ処理を簡単にすることができる。
【0030】請求項8に記載された発明は、管理ブラウ
ザ部が機器側制御手段に外部センサによるセンシングデ
ータを送信して処理させることを特徴とする請求項6記
載のアルカリイオン整水器であるから、機器側制御手段
にセンシングデータを処理させるので簡易にセキュリテ
ィー管理が可能になる。
【0031】請求項9に記載された発明は、管理ブラウ
ザ部が操作表示部にセンシング情報を表示することを特
徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のアルカリイオ
ン整水器であるから、セキュリティー情報の中でもガス
漏れや水漏れ等の操作表示部で報知した方が適当な情報
を直ちに報知できる。
【0032】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。
【0033】(実施の形態)図1は本発明の実施の形態
におけるアルカリイオン整水器の概略構造図である。ま
た図2は本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器の操作表示部概略図、図3は本発明の実施の形態の
アルカリイオン整水器の要部電気回路図である。図1、
図2、図3において、従来の技術の説明で用いた符号と
同一符号のものは本実施の形態においても基本的に同一
であるため、詳細な説明は従来の技術のところに譲って
省略する。
【0034】図1に示すように、1は水道水等の原水
管、2は水栓、3はアルカリイオン整水器、4は浄水カ
ートリッジ、5はカルシウム供給部、6は流量センサ、
7は電解槽、8は隔膜、9,10は電極板、11は排水
管、12は流量調整部、13は吐出管、14は電磁弁、
15は放水管、16は浄水器センサ、17は電源投入用
プラグ、18は電源部、40は機器側制御手段である。
電解槽7内の電極板9,10、電源部18、電磁弁14
等が供給された水を電気分解してイオン水を生成する電
解部を構成する。22はトランス、23は制御用直流電
源、24は電解用直流電源、25はカレントトランスデ
ューサ、26は平滑化回路、27は出力制御回路、28
は電解槽−電磁弁切り替えリレー、29は極性切り替え
リレー、30は電磁弁ソレノイドである。31は吐出管
13から分岐して排水管11もしくは放水管15に接続
される分岐管に設けられたpHセンサである。pHセン
サ31はガラス電極型のものや、半導体電極型、イオン
導電性隔膜電極型のものが適当である。pHセンサ31
で検出したpH値検出信号は、機器側制御手段40に送
信され処理される。33は記憶部である。
【0035】35はタッチパネル等から構成された操作
表示部、36はモデム等のインターフェースを内蔵し、
インターネット等のネットワークに接続可能な通信回線
がこのインターフェイスを介して接続され、操作表示部
35と機器側制御手段40に接続されて制御する通信・
運転処理部である。操作表示部35はアルカリイオン整
水器3の本体容器前面に設けられている。37は通信・
運転処理部36に設けられ、機器側制御手段40を制御
し、操作表示部35に操作画面を表示するための制御コ
ードを含むHTML(HyperText Markup Language)デ
ータを送出するサーバ部であり、38はサーバ部37を
動作して操作表示部35に操作画面を表示するととも
に、操作表示部35からの入力データに基づきサーバ部
37と通信回線を接続するか、機器側制御手段40を制
御して電解部を制御させる管理ブラウザ部である。ネッ
トワーク上のプロトコルであるHTTP(HyperText Tr
ansfer Protocol)が、管理ブラウザ部38に機器側制
御手段40を制御させるためのプロトコルとして採用さ
れているので、インターネット等のネットワーク情報に
アクセスすることに加えて、同じようにアルカリイオン
整水器を制御できるものである。41は周囲からセキュ
リティー情報をセンシングするための外部センサを外付
けできる外部センサ入力ポートである。42は水漏れを
検知するためのフローセンサ、43は火災やバーナのつ
け忘れを発見する熱感知センサ、44はガス漏れを発見
するガス検知センサ44で、必要に応じ適宜外部センサ
入力ポート41に外付けされるものである。
【0036】本実施の形態の操作表示部35はタッチパ
ネルからなり、図2に詳細に示すように、各種の設定と
表示を行えるようになっている。すなわち、操作表示部
35には、管理ブラウザ部39からの指示で操作フィー
ルド35aとインターネットフィールド35bを備えた
操作画面が表示される。この操作フィールド35aには
以下説明する運転データと入力用コマンドシンボルが多
数表示され、インターネットフィールド35bには、イ
ンターネット等のネットワークに接続するためのコマン
ドシンボル35b1と、メンテナンス依頼がなされた旨
の情報を表示するメンテナンス点灯ランプシンボル35
b2が表示される。なお、後述するように外部センサ入
力ポート41に外部センサが外付けされたときには、セ
キュリティー情報ランプシンボル35b3も併せて点灯
もしくは数字表示される。このメンテナンス依頼という
のは、流量センサ6が所定の積算流量になるなど浄水カ
ートリッジ4が交換時期になったと判断される場合に、
機器側制御手段40からの通知でサーバ部38がメンテ
ナンス業者等に対して自動的に発信するメンテナンス依
頼メール等のことである。このメールが送信されると、
メンテナンス点灯ランプシンボル35b2が点灯され
る。
【0037】操作表示部35に表示される操作画面にお
いて、35a1は生成するイオン水のpH値を複数の濃
度レベルに分けて段階的に設定できるpH設定ゾーンで
あり、一覧表示されている。pH設定ゾーン35a1に
は、pH値に応じて設定ボタンがコマンドシンボル(ア
イコン)の形で複数設けられている。この実施の形態で
は6個設定ボタンのコマンドシンボルが設けられてい
る。なお、以下説明する各種ボタンもすべてコマンドシ
ンボルの形で操作画面に表示される。運転データは以下
述べるようにランプシンボルを点灯したり、数字表示さ
れる。また、35a2はpH設定ゾーン35a1で所定
の濃度レベルを選択設定したとき点灯する濃度レベル表
示ランプシンボル、35a3はこの濃度レベルにそれぞ
れ対応したイオン水の用途を表示する用途表示ゾーンで
ある。pH設定ゾーン35a1と用途表示ゾーン35a
3はともに一覧表示される。35a4は生成表示ランプ
シンボルであり、イオン水生成中に生成するイオン水の
状態が安定すると点灯するものである。イオン水生成開
始直後に点滅を開始させ、安定したら点灯するようにす
るのが望ましい。また、35a5はpH値表示部であっ
て、目標となるpH値が表示される。35a6はpH微
調整ボタンであり、pH設定ゾーン35a1で設定され
るpH値を各濃度レベル内で微調整して適当な目標値に
設定し直すものである。これによって選択可能なpH値
の自由度を上げることができる。35a7はカルシウム
補充リセットスイッチであり、35a8は洗浄報知ラン
プシンボルである。35a9はpH校正ボタンであり、
長時間pHセンサ31の使用を続けたとき、スケール等
によって検出値に誤差が生じるようになるので、これを
校正するものである。
【0038】以上説明した各種ボタンのコマンドシンボ
ルに触れると、その入力信号が通信・運転処理部36内
のサーバ部38に送られ、これに基づき管理ブラウザ部
39がサーバ部38からHTTPデータにして機器側制
御手段40に動作指令し、機器側制御手段40はこれに
基づき電解部を制御する。pHセンサ31や流量センサ
6などの検出データは機器側制御手段40に入力され、
記憶部33にメモリされるとともに、制御データ等と併
せて同じようにHTTPデータ化されサーバ部38に送
られる。管理ブラウザ部39はサーバ部38内に設けら
れた操作画面データを生成する画面データ生成部の必要
データを更新し、操作表示部35に更新された操作画面
を表示させる。
【0039】次に、操作画面の下方に設けられたベルト
状のインターネットフィールド35bについて説明す
る。インターネット等のネットワークへの接続用コマン
ドシンボル35b1とメンテナンス依頼情報を表示する
メンテナンス点灯ランプシンボル35b2が設けられて
いる。利用者が指で操作画面上の接続用コマンドシンボ
ル35b1にタッチすると、入力信号がサーバ部38に
送られる。この入力信号を受けた管理ブラウザ部39
は、プロバイダを介しサーバ部38からネットワーク上
の所定のURL(Uniform Resouce Locater)の管理ブ
ラウザにホームページデータをリクエストさせる。この
ホームページデータを取得すると、管理ブラウザ部39
はデフォルト表示している操作画面表示を中止し、この
URLのホームページデータ(HTTPデータ)をHT
MLデータに変換して操作表示部35に表示する。その
後、利用者が再び接続用コマンドシンボル35b1に触
れると、管理ブラウザ部35b1はサーバ部38にネッ
トワークからの切り離しと、再び操作表示部35に操作
画面の表示を命じることになる。このとき表示されるの
は、機器側制御手段40から送られた更新データにより
更新された操作画面となる。なお、メンテナンス依頼情
報を表すメンテナンス点灯ランプシンボル35b2が点
灯するのは、上記した通り、サーバ部38がメンテナン
ス業者等に対して自動的にメンテナンス依頼メール等を
発信したときである。
【0040】ところで、インターネット等のネットワー
クに接続された他の入出力端末の管理ブラウザから、制
御データを本実施の形態のサーバ部38に送ると、管理
ブラウザ39はその制御データをサーバ部38から機器
側制御手段40に送って制御させることができる。これ
により、アルカリイオン整水器を遠隔操作でき、専門業
者による点検等も可能になるものである。
【0041】また、本実施の形態のアルカリイオン整水
器の外部センサ入力ポート41には、水漏れを検知する
ためのフローセンサ42、火災やバーナの点け忘れを発
見する熱感知センサ43、ガス漏れを発見するガス検知
センサ44等の外部センサを外付けできる。管理ブラウ
ザ部39にはこれらセンサごとに処理プログラムが入力
されて各センサのセンシングコントロールを行い、得ら
れたセンシングデータを処理する。すなわち、外付けセ
ンサごとにどのようなセンシングを行い、如何なる処理
をするか、またどのセンサを使い、場合によっては、外
部の専門家にセンシングデータをネットワークから送っ
て監視してもらうのか、あるいは内部的にアルカリイオ
ン整水器本体1内の機器側制御手段40で処理して、簡
易にセキュリティー管理を行うのか等、センシング管理
機能が管理ブラウザ部39にプログラム入力されてい
る。加えて、ブラウザ部39はサーバ部38に命じて得
られた処理結果をセキュリティー情報ランプシグナル3
5b3からセンシング情報として表示する。この際点灯
して報知するか、数字表示を行うかはセンサごと適宜決
定される。このように、本実施の形態のアルカリイオン
整水器は、セキュリティー管理を行うセンシング端末と
して使用することができる。
【0042】次に、この操作表示部35を使用してアル
カリイオン整水器3を動作させたときの説明をする。ア
ルカリイオン整水器3の使用者がアク抜きや野菜ゆでと
いう目的でアルカリイオン水を必要とするとき、使用者
は一覧表示された用途表示ゾーン35a3をみて直ちに
pH値が10以上であると知ることができる。なお、上
記のアク抜きや野菜ゆでを含め以下で述べる用途表示ゾ
ーン35a3で説明する具体的な用途は、単に代表例を
取り上げているにすぎず、当然ながらこれに限られるも
のではない。そして使用者が、用途表示ゾーン35a3
に対応した、pH値10以上のイオン水を設定可能な
「アルカリ強」の設定ボタンのコマンドシンボルに触れ
ると、pH値10以上の濃度レベル表示ランプシンボル
35a2が点灯し、同時にpH値表示部35a5にこの
「アルカリ強」の濃度レベルのpH値が数値表示され
る。もし、表示されたpH値を変更したい場合は、pH
微調整部35a6のプラスボタンもしくはマイナスボタ
ンをに触れて調整すればよい。この後水栓2を開くと、
水栓2から通水された原水は、浄水カートリッジ4で原
水中の残留塩素の臭いや一般細菌等の不純物が取り除か
れ、カルシウム供給部5で電解容易な水に処理された
後、流量センサ6を経て電解槽7に通水される。通水後
機器側制御手段40が流量センサ6の信号を読み取り、
流量レベルが一定レベルを越えると機器側制御手段40
が通水中と判断する。
【0043】ところでこのとき電解用直流電源24から
の直流電圧電流は、出力制御回路27、電解槽−電磁弁
切り替えリレー28、極性切り替えリレー29を介して
電解槽7の電極板9,10に給電されている。相対的に
プラス電圧を印加する電極板を陽極、マイナス電極板を
印加する電極板を陰極とすると、これにより、電解槽7
内に隔膜8で仕切られた陽極室と陰極室とが形成され
る。機器側制御手段40はpH設定ゾーン35a1の
「アルカリ強」の設定ボタンに触れるか、あるいはこれ
に加えてpH微調整ボタン35a6によって調整された
場合、記憶部33に記憶されている前回使用のpH値
か、もしくは調整されたpH値である目標のpH値、及
びこれに対応したデューティー比を読みだして、出力制
御回路27を動作させて電気分解を行う。なお、使用開
始当初通水するときはpH10(図2において濃度レベ
ル表示ランプシンボル35a2の左側に表示した初期値
である)が予め記憶部33に入力されている。生成した
イオン水のpH値はpHセンサ31によって直ちにフィ
ードバックされ、機器側制御手段40はデューティー比
を増減して目標とするpH値に近づけるように機器側制
御手段40は電気分解を制御する。制御されて吐出され
るイオン水のpH値は、実質的にみてpH表示部35a
5に表示されたpH値にほぼ等しいから、使用者がこの
表示をみれば生成中のイオン水のpH値を知ることがで
きる。
【0044】水栓2を止めると、機器側制御手段40は
流量センサ6からの信号で通水終了と判断し、この時点
でpHセンサ31が測定したpH値を新しいpH値とし
て、記憶部33内のpH値を交換的に更新する。ただ流
量調整部12をそのままの状態にし、且つある特定の場
所で水質が一定した原水を利用するような場合には、例
え場所々々で水質が異なっていても、機器側制御手段4
0がこれらを学習していくため更新したpH値に変更を
加える必要がなくなり、その後の操作がきわめて簡単に
なる。通常使用者の嗜好もそれほどは変化しないもので
あるから、pH設定ゾーン35a1の選択ボタンを選択
するだけで次第にpH微調整ボタン35a6で微調整を
することは必要なくなるものである。
【0045】以上はpH設定ゾーン35a1で「アルカ
リ強」を選択した場合の説明であるが、pH設定ゾーン
35a1にはこの他「アルカリ3」「アルカリ2」「ア
ルカリ1」「浄水」「酸性」の選択ボタンがある。「ア
ルカリ3」は濃度レベルがpH値9〜9.5に相当し、
用途表示ゾーン35a3で表示した飲用、料理用という
用途に対応している。「アルカリ2」は濃度レベルがp
H値8.5〜9であり、用途表示ゾーン35a3で表示
した炊飯用という用途に対応している。また、「アルカ
リ1」は濃度レベルがpH値8〜8.5であり、用途表
示ゾーン35a3で表示した通常の飲用に使用する飲用
初期という用途に対応しているものである。「浄水」は
濃度レベルがpH値6〜8であって、用途表示ゾーン3
5a3で表示した浄水を吐出するものである。この場
合、機器側制御手段40は電気分解をするためのシーケ
ンスの動作指令を出さない。そして使用者が水栓2を開
くと、水栓2から通水された原水は、浄水カートリッジ
4で原水中の残留塩素の臭いや不純物を取り除かれた
後、カルシウム供給部5を通って電気分解しない電解槽
7を通過して、吐出管13から吐出されるものである。
そして、上述したように用途はこれらに限られるもので
はない。また、濃度レベルの数やそのときのpH値の範
囲も必要に応じて設定することができるものである。
【0046】さらに「酸性」は濃度レベルがpH値4〜
6に相当し、用途表示ゾーン35a3で表示した洗顔用
という用途に対応している。もし使用者が洗顔したいと
思えば、段階的に一覧表示された用途表示ゾーン35a
3の中で洗顔という表示を見つければ、これと対応した
「酸性」の選択ボタンが洗顔に適した選択ボタンである
ことを直ちに知ることができる。そしてこの「酸性」選
択ボタンを押すと、pH値4〜6の濃度レベル表示ラン
プシンボル35a2が点灯し、pH値表示部35a5に
この濃度レベルで前回使用したpH値が表示される。も
し、表示されたpH値を変更したい場合には、pH微調
整ボタン35a6のプラスボタンもしくはマイナスボタ
ンを押して調整する。
【0047】続いて水栓2を開くと、水栓2から通水さ
れた原水は、浄水カートリッジ4とカルシウム供給部5
と流量センサ6を経て電解槽7に通水される。機器側制
御手段40が流量センサ6の信号を読み取って、流量レ
ベルが一定レベルを越えたとき機器側制御手段40は通
水中と判断する。
【0048】ところでこのとき電解用直流電源24から
の直流電圧電流が電解槽7の電極板9,10に給電され
る。機器側制御手段40はpH設定ゾーン35a1の
「酸性」の設定ボタン、もしくはこれに加えてpH微調
整ボタン35a6が調整されると、前回使用のpH値
か、あるいは微調整されたpH値を読みだすが、これと
同時に、このpH値に対応するデューティー比を記憶部
33から読みだし、出力制御回路27を動作させて電気
分解を行う。生成したイオン水のpH値はpHセンサ3
1によって直ちにフィードバックされ、デューティー比
は増減されて目標とするpH値に近づけられる。このよ
うにして吐出管13から所望のpH値の酸性イオン水が
吐出される。水栓2を止めると、機器側制御手段40は
流量センサ6からの信号で通水終了と判断し、同時にこ
の時点でpHセンサ31が測定したpH値を「酸性」に
おける新しいpH値として、記憶部33内のpH値を更
新する。
【0049】ところで本実施の形態においてはpH設定
ゾーン35a1にとくに専用の選択ボタンのコマンドシ
ンボルを設けることはしていないが、用途表示ゾーン3
5a3に表示した洗いもの等の用途のために、強酸性イ
オン水を生成、利用することができる。すなわちpH設
定ゾーン35a1の「アルカリ強」の選択ボタンに触れ
るとともに水栓2を絞れば、電気分解によって強アルカ
リイオン水とともに強酸性イオン水が生成されるから、
別途設けた酸性水スタンドに接続されている放水管15
から排出される強酸性イオン水を使用すれば、専用の選
択ボタンなしにでもpH値3以下の強酸性イオン水の利
用が可能になる。もちろん専用の選択ボタンを設けて、
電気分解によって吐出管13から強酸性イオン水を吐出
させることもできる。
【0050】このように本実施の形態によれば、水の用
途に応じたpH値の設定を簡単にすることができ、用途
表示ゾーン35a3に強酸性イオン水の生成吐出方法を
表示をすることにより、「強酸性」に対応した選択ボタ
ンを設けないで強酸性イオン水を生成することができ、
システムをコンパクトにすることができる。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から分かるように、本発明の
アルカリイオン整水器によれば、台所やキッチンなどか
ら直接インターネット等のネットワーク情報に簡単にア
クセスすることができる。
【0052】また、浄水カートリッジ等の交換時期にき
たときには、アルカリイオン整水器が自動的に交換時期
を判断するとともに、メンテナンス情報を業者宛てに自
動的に発信することができ、煩わしいメンテナンス作業
から開放される。
【0053】さらに、ネットワークに接続された他の情
報端末から、アルカリイオン整水器の管理ブラウザ部を
遠隔操作することができ、専門業者による遠隔操作でア
ルカリイオン整水器の点検等を行うことができる。
【0054】加えて、センシングを行う外付けセンサを
取付けて、ネットワークを介して専門家にセンシングデ
ータを送って監視してもらったり、アルカリイオン整水
器内で簡易にセキュリティー管理を行うことができ、ア
ルカリイオン整水器をセキュリティー管理を行うセンシ
ング端末として使用することができる。
【0055】そして、本発明のアルカリイオン整水器
は、用途に応じたpH値の設定を簡単にすることがで
き、各地で原水が異なっていても生成するイオン水のp
H値を所定の値に保つことができ、使用する原水の水質
を学習していくことで調節する手間が次第に減っていく
アルカリイオン整水器を提供することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器の概略構造図
【図2】本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器の操作表示部概略図
【図3】本発明の実施の形態におけるアルカリイオン整
水器の要部電気回路図
【図4】従来のアルカリイオン整水器の概略構造図
【図5】従来のアルカリイオン整水器の操作表示部概略
【図6】従来のアルカリイオン整水器の要部電気回路図
【図7】従来の通信回線で電解条件を設定するイオン水
生成装置の概略構造図
【符号の説明】
1 原水管 2 水栓 3 アルカリイオン整水器 4 浄水カートリッジ 5 カルシウム供給部 6 流量センサ 7 電解槽 8 隔膜 9,10 電極板 11 排水管 12 流量調整部 13 吐出管 14 電磁弁 15 放水管 16 浄水器センサ 17 電源投入用プラグ 18 電源部 19 制御手段 20,35 操作表示部 21 付着物 22 トランス 23 制御用直流電源 24 電解用直流電源 25 カレントトランスデューサ 26 平滑化回路 27 出力制御回路 28 電解槽−電磁弁切り替えリレー 29 極性切り替えリレー 30 電磁弁ソレノイド 31 pHセンサ 33 記憶部 35a 操作フィールド 35a1 pH設定ゾーン 35a2 濃度レベル表示ランプシンボル 35a3 用途表示ゾーン 35a4 生成表示ランプシンボル 35a5 pH値表示部 35a6 pH微調整ボタン 35a7 カルシウム補充リセットスイッチ 35a8 洗浄報知ランプシンボル 35a9 pH校正ボタン 35b インターネットフィールド 35b1 接続用コマンドシンボル 35b2 メンテナンス点灯ランプシンボル 36 通信・運転処理部 37 インターフェイス 38 サーバ部 39 管理ブラウザ部 40 機器側制御手段 41 外部センサ入力ポート 42 フローセンサ 43 熱感知センサ 44 ガス検知センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4D061 DA03 DB07 DB08 EA02 EB01 EB04 EB12 EB17 EB19 EB37 EB39 FA06 FA09 FA12 GA02 GA03 GA30 GB30 GC02 GC20 5B049 BB07 CC21 DD00 DD01 EE02 FF03 FF04 GG04 GG07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転データと入力用コマンドシンボルが表
    示された操作フィールド、及びネットワークへの接続用
    コマンドシンボルとメンテナンス依頼情報が表示された
    ネットワークフィールドを備えた操作表示部と、 前記操作表示部にHTMLデータを送出するとともに前
    記操作表示部からの入力データを受信する管理ブラウザ
    部と、 前記管理ブラウザ部からの指示で前記操作表示部に操作
    画面を表示するとともに、前記接続用コマンドシンボル
    からの入力があったときにはネットワークに接続してH
    TTPデータを送受信し、前記操作画面から入力があっ
    たときには機器側制御手段との間でHTTPデータを送
    受信して前記機器側制御手段を制御するサーバ部と、 前記機器側制御手段により制御され供給された水を電気
    分解する電解部を備えたことを特徴とするアルカリイオ
    ン整水器。
  2. 【請求項2】操作表示部がタッチパネルであることを特
    徴とする請求項1記載のアルカリイオン整水器。
  3. 【請求項3】供給された水を浄化する浄水カートリッジ
    を備えた請求項1または2記載のアルカリイオン整水
    器。
  4. 【請求項4】流量センサを備え、所定の積算流量になっ
    たときにメンテナンス依頼情報表示を行うとともに、管
    理ブラウザ部がネットワークを介してメンテナンス依頼
    メールを送信することを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載のアルカリイオン整水器。
  5. 【請求項5】ネットワークに接続された端末からの入力
    によりサーバ部が機器側制御手段または操作表示部を制
    御することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のアルカリイオン整水器。
  6. 【請求項6】サーバ部には外部センサを接続できる入力
    ポートが接続され、前記入力ポートに前記外部センサが
    接続されたときには、管理ブラウザ部が前記外部センサ
    によるセンシングを前記サーバに実行させることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載のアルカリイオン
    整水器。
  7. 【請求項7】管理ブラウザ部がネットワークを介して外
    部の処理端末に外部センサによるセンシングデータを送
    信して処理させることを特徴とする請求項6記載のアル
    カリイオン整水器。
  8. 【請求項8】管理ブラウザ部が機器側制御手段に外部セ
    ンサによるセンシングデータを送信して処理させること
    を特徴とする請求項6記載のアルカリイオン整水器。
  9. 【請求項9】管理ブラウザ部が操作表示部にセンシング
    情報を表示することを特徴とする請求項6〜8のいずれ
    かに記載のアルカリイオン整水器。
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