JP2001070815A - 刃物の研摩方法 - Google Patents
刃物の研摩方法Info
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- JP2001070815A JP2001070815A JP25500499A JP25500499A JP2001070815A JP 2001070815 A JP2001070815 A JP 2001070815A JP 25500499 A JP25500499 A JP 25500499A JP 25500499 A JP25500499 A JP 25500499A JP 2001070815 A JP2001070815 A JP 2001070815A
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Abstract
する。 【解決手段】断面が矩形状に形成された刃先部14を有
する刃物12の研摩方法であって、中央平面部15とこ
の中央平面部15の両側縁のエッジ部とからなる刃先部
14の上記エッジ部を研摩することにより、凹状部17
を形成して、新たなエッジ部16′を形成する。
Description
関する。
処理工程においては、破砕処理が行われており、この破
砕処理のために、例えば二軸剪断式破砕機が使用されて
いる。この二軸剪断式破砕機は、図9に示すように、所
定厚さでかつ外周が多角形状にされた回転刃51が、互
いに平行に配置された一対の回転軸体に多数に装着され
たもので、各回転軸体に装着された回転刃51により、
被破砕物を引き裂くように切断(剪断)するものであ
る。
際に、被破砕物を切断するための刃物52が複数個取り
付けられており、図10の破線にて示すように、この刃
物52は、当然に、稼動時間に比例してその刃物52の
刃先部53の両側エッジ部54が摩耗する。そして、従
来、エッジ部54が摩耗した場合、図10の仮想線にて
示すように、刃先部53の全幅より広い研摩幅を有する
研摩具により、刃先部53が全幅に亘って、一律に研摩
されていた。
部53を一律に研摩する場合、本来、両エッジ部54だ
けが摩耗しているのに、それほど摩耗していない両エッ
ジ部54間の中央平面部55も研摩することになり、研
摩作業に無駄が生じるという欠点があった。そこで、本
発明は、効率的な研摩を行い得る刃物の研摩方法を提供
することを目的とする。
に、本発明の刃物の研摩方法は、断面が矩形状に形成さ
れた刃先部を有する刃物の研摩方法であって、中央平面
部とこの中央平面部の両側縁のエッジ部とからなる刃先
部の上記エッジ部を、凹状部を形成するように、所定範
囲に亘って研摩する方法である。
の両エッジ部に凹状部を形成して新たなエッジ部を形成
するようにしたので、例えば刃先部を、全幅に亘って一
律に研摩する場合に比べて、研摩する部分を非常に小さ
くすることができ、したがって研摩作業を効率良く行う
ことができる。
る刃物の研摩方法を、図1〜図8に基づき説明する。本
実施の形態における刃物は、例えば廃棄物をリサイクル
する際の前処理工程として破砕処理を行うための二軸剪
断式破砕機に使用されるものについて説明する。
に、例えば電動機(図示せず)により回転駆動される一
対の回転軸体1(1A,1B)に、多数の回転刃2(2
A,2B)が、スペーサ3を介して、交互に、並置され
たものである。上記各回転刃2は、図2に示すように、
例えば略6角形状に形成された刃物取付体11の各外周
辺部に、刃物12(ピースカッタともいう)がボルトな
どの固定具によりそれぞれ取り付けられたものである。
うに、取付台座部13と、この取付台座部13から外周
に湾曲状に突出するように形成された刃先部14とから
構成されている。この刃先部14については、図4に示
すように、その断面が矩形状に形成されており、中央平
面部15とこの中央平面部15の両側縁に位置する交差
角θが90度のエッジ部16とから構成されている。な
お、刃先部14を、湾曲状に突出する部分として説明し
たが、勿論、この刃先部14には、エッジ部16が存在
している部分を全て含むものとする。
周囲に取り付けられてなる回転刃2が装着された一対の
回転軸体1(1A,1B)により、被処理物である廃棄
物を破砕、すなわち切断(剪断)する場合、図5の
(a)〜(c)に示すように、対向する刃物12同士が
交互に重なることにより廃棄物Hが切断される。この切
断は、互いに重なる刃物12のエッジ部16同士により
行われるが、刃物12は稼動時間に応じて、図4の破線
にて示すように、その両エッジ部16が摩耗して丸くな
ってしまい、良好な切断を行うことができなくなる。
が生じることになるが、この場合、図6にて示すよう
に、両エッジ部に、先端に所定半径Rの研摩面を有する
研摩具(仮想線にて示す)21を押し当てることによ
り、円弧状の凹状部17を形成する。なお、凹状部17
の半径R、すなわち研摩深さは、刃物12の大きさ、形
状などにより異なるが、摩耗量が2mmとすると、3m
m程度とされる。図7に、円弧状の凹状部17を形成し
た状態の刃物12の全体図を示しておく。
に、円弧状の凹状部17が形成されることにより、新た
なエッジ部16′が形成される。したがって、従来のよ
うに、刃先部の全幅に亘って一律に所定高さでもって研
摩する場合に比べて、研摩する部分が非常に少なく(狭
く)て済むため、研摩時間を短くすることができるとと
もに研摩工具の寿命も延ばすこともできる。例えば、全
幅が75mmとすると、その研摩面積は、従来の場合に
比べて8%程度で済み、研摩作業を効率的に行うことが
できる。
たなエッジ部16′を形成する凹状部17を円弧状に形
成したが、例えば図8に示すように、凹状部17を直角
に形成することもできる。要するに、新たなエッジ部を
形成することができれば、凹状部の断面形状はどのよう
な形状であってもよい。さらに、上記実施の形態におい
ては、二軸剪断式破砕機に使用される刃物について説明
したが、その他の破砕機、切断機などの各種刃物の研摩
方法にも適用できる。
よると、刃先部の両エッジ部に、研摩により、凹状部を
形成して新たなエッジ部を形成するようにしたので、従
来のように、刃先部の全幅に亘って一律に研摩する場合
に比べて、研摩する部分が非常に少なくて済み、したが
って研摩作業を効率良く行うことができる。
要部平面図である。
ある。
る。
る。
る。
の要部断面図である。
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】断面が矩形状に形成された刃先部を有する
刃物の研摩方法であって、中央平面部とこの中央平面部
の両側縁のエッジ部とからなる刃先部の上記エッジ部
を、凹状部を形成するように、研摩することを特徴とす
る刃物の研摩方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25500499A JP3115290B1 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 刃物の研摩方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25500499A JP3115290B1 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 刃物の研摩方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3115290B1 JP3115290B1 (ja) | 2000-12-04 |
JP2001070815A true JP2001070815A (ja) | 2001-03-21 |
Family
ID=17272874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25500499A Expired - Fee Related JP3115290B1 (ja) | 1999-09-09 | 1999-09-09 | 刃物の研摩方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3115290B1 (ja) |
-
1999
- 1999-09-09 JP JP25500499A patent/JP3115290B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3115290B1 (ja) | 2000-12-04 |
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