JP2001070073A - シートのリクライナ構造 - Google Patents

シートのリクライナ構造

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JP2001070073A
JP2001070073A JP25456899A JP25456899A JP2001070073A JP 2001070073 A JP2001070073 A JP 2001070073A JP 25456899 A JP25456899 A JP 25456899A JP 25456899 A JP25456899 A JP 25456899A JP 2001070073 A JP2001070073 A JP 2001070073A
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pair
teeth
seat
cam
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JP25456899A
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Mitsuhiro Yamashita
光宏 山下
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Delta Kogyo Co Ltd
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Delta Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工コストの高騰を抑えた上でシートバック
のがたつきを確実に防止することができるようにする。 【解決手段】 シートボトムに固定された第1ブラケッ
ト2と、シートバックに固定され、かつ、第1ブラケッ
ト2にカム軸6回りに回動可能に連結された第2ブラケ
ット3と、第1および第2ブラケット3間に介設された
カム5と、カム5の正逆回動によって第1および第2ブ
ラケット3間の点対称位置で径方向に出没する爪歯41
aを備えた一対ロックプレート4とが備えられ、第1ブ
ラケット2には一対の案内溝25が設けられている一
方、第2ブラケット3には案内溝25から突出した爪歯
41aと噛合する内歯34aを備えた一対のラチェット
が設けられ、一対のロックプレート4の各爪歯41a
は、点対称位置からずらされて形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、着座席としてのシ
ートボトムと、このシートボトムの後縁部に傾倒可能に
立設された背凭れとしてのシートバックとの間に介設さ
れ、設定されたシートバックの傾倒位置をロックするよ
うに構成されたシートのリクライナ構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、シートボトムとシートバックとの
間に介設されたシートのリクライナ構造が知られてい
る。このリクライナ構造は、シートボトムおよびこのシ
ートボトムに傾倒可能に取り付けられたシートバックの
いずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固
定され、かつ、第1ブラケットに回動中心回りに相対回
動可能に連結された第2ブラケットとの間に介設されて
いる。
【0003】そして、かかるリクライナ構造には、第1
ブラケットと第2ブラケットとの間に介設された、上記
回動中心と同心の支持軸回りに共回り可能に固定された
カムが設けられている。このカムは、支持軸の正逆回動
によって先端面に係止歯を備えたロックプレートを第1
および第2ブラケット間で径方向に正逆移動させるもの
である。また、第1ブラケットには、径方向に延びる互
いに平行な対向壁を備えた案内溝が設けられ、上記ロッ
クプレートが上記カムの回動で案内溝内を正逆移動する
ことによって係止歯が案内溝から出没するようになって
いる。
【0004】一方、第2ブラケットには、上記回転中心
と同心の円弧軌跡に沿って内歯が形成されたラチェット
が設けられている。これによって、上記カムの回動でロ
ックプレートが案内溝から外方に突出し、その係止歯が
ラチェットの内歯に噛合することによって第1ブラケッ
トと第2ブラケットとの相対回動が規制されるととも
に、カムの逆回動で係止歯の内歯に対する噛合が解除さ
れることにより、第1ブラケットと第2ブラケットとが
相対回動し得るようになる。
【0005】従って、上記支持軸に操作桿を取り付け、
この操作桿の操作で支持軸を正逆回動することにより、
係止歯を内歯に噛合させてシートバックの傾倒位置をロ
ックすることができるとともに、上記噛合を解除して傾
倒位置の変更を行うことが可能になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
のようなリクライナ構造においては、案内溝の対向壁面
とロックプレートとの間やカムとロックプレートとの間
など、各所に摺接部分が存在するが、この摺接部分に僅
かではあるが隙間が存在するため、この隙間に起因して
第1ブラケットと第2ブラケットとが互いにがたつき、
これによってシートバックが増幅された状態でがたつ
き、座り心地が悪くなるという不都合を有していた。
【0007】かかる不都合を解消するために、案内溝お
よびロックプレートの寸法精度を向上させ、これによっ
て案内溝の対向壁とロックプレートとの間の隙間寸法を
極力小さくすることが考えられるが、このようにする
と、ロックプレート等に対して極めて精密な高精度の金
属加工を施さなければならず、加工コストが嵩むという
新たな問題点が提起される。
【0008】本発明は、上記のような従来の問題点を解
決するためになされたものであり、加工コストの高騰を
抑えた上でシートバックのがたつきを確実に防止するこ
とができるシートのリクライナ構造を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
シートのリクライナ構造は、シートボトムおよびこのシ
ートボトムに傾倒可能に取り付けられたシートバックの
いずれか一方に固定された第1ブラケットと、他方に固
定され、かつ、上記第1ブラケットに回動中心回りに相
対回動可能に連結された第2ブラケットと、上記第1お
よび第2ブラケット間に介設され、かつ、上記回動中心
と同心の支持軸回りに共回り可能に固定された点対称の
一対のカムと、これらカムの正逆回動によって上記第1
および第2ブラケット間の点対称位置で径方向に出没す
る先端面に係止歯を備えた一対ロックプレートとが備え
られ、上記第1ブラケットには径方向に延びる互いに平
行な対向壁を備えた、上記ロックプレートの出没を案内
する一対の案内溝が設けられている一方、上記第2ブラ
ケットには上記回転中心と同心で形成された、上記案内
溝から突出状態の係止歯と噛合する内歯を備えた一対の
ラチェットが設けられているとともに、上記各ロックプ
レートが上記各案内溝から突出するように上記支持軸を
軸心回りに付勢する付勢手段が設けられ、上記一対のロ
ックプレートの各係止歯および上記一対のラチェットの
各内歯のいずれか一方または双方は、点対称位置からず
らされて形成されていることを特徴とするものである。
【0010】このシートのリクライナ構造によれば、第
1ブラケットと第2ブラケットとの間に介設されたロッ
クプレートの係止歯が、付勢手段の付勢力によって第1
ブラケットの案内溝から外部に突出することにより第2
ブラケットのラチェットの内歯に噛合し、これによって
第1および第2ブラケットの相対回動が規制され、シー
トバックの設定された傾倒位置がロックされた状態にな
る。
【0011】そして、付勢手段の付勢力に抗してロック
プレートの係止歯を案内溝内に没入させることによって
係止歯のラチェットに対する噛合が解除され、これによ
って第1および第2ブラケットの相対回動の規制が解除
されるため、シートバックは、傾倒姿勢を変更し得るよ
うになる。
【0012】従って、支持軸に所定の操作桿を設け、こ
の操作桿を付勢手段の付勢力に抗して操作することによ
り、カムは支持軸回りに共回りしてロックプレートが案
内溝内に没入し、これによる係止歯の内歯に対する噛合
の解除によってシートバックの傾倒位置のロックが解除
されてシートバックの傾倒位置を変更することが可能に
なる。傾倒姿勢が設定された後、操作桿から手を離すこ
とにより、支持軸が付勢手段の付勢力によって回動し、
これによるカムの回動でロックプレートが移動して係止
歯がラチェットの内歯に再度噛合し、これによって設定
されたシートバックの傾倒位置が再びロックされる。
【0013】そして、一対のロックプレートに形成され
た各係止歯および一対のラチェットに形成された各内歯
は、いずれか一方または双方が点対称位置からずらされ
ているため、各ロックプレートの係止歯は、それぞれ対
向した内歯に噛合していくに際し、側面が内歯の側面に
当接しながら内歯間の奥部に入り込んでいき、各係止歯
が対応した内歯に確実に噛合した状態で上記各ロックプ
レートが互いに突っ張り合った状態になり、これによっ
てロックプレートのがたつきが確実に抑制される。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のリクライナ構造
が適用されるリクライニングシートの一実施形態を示す
側面視の説明図である。この図に示すように、自動車用
のシートSは、着座席であるシートボトムS1と、この
シートボトムS1の後方(図1の右方)端部に立設され
た背凭れであるシートバックS2とからなっている。シ
ートボトムS1の後端部とシートバックS2の下端部と
の間には、幅方向(図1の紙面に直交する方向)一対の
リクライナ1が設けられており、このリクライナ1を操
作することによってシートバックS2を、前に倒れた前
倒姿勢と、後ろに倒れた後倒姿勢との間で所望の傾倒姿
勢に姿勢変更し得るようになっている。因に、図1にお
けるシートバックS2は、前倒姿勢と後倒姿勢の中間で
ある起立姿勢に設定されている。
【0015】図2は、リクライナ1の一実施形態を示す
一部切欠き分解斜視図であり、図3は、その組立斜視図
である。また図4は、図3のP線視図であり、図5は、
同Q−Q線断面視図である。また、図2および図3にお
いては、シートSの左方位置に設置されるリクライナ1
を示している。
【0016】これらの図に示すように、リクライナ1
は、シートボトムS1に固定された第1ブラケット2
と、シートバックS2に上記第1ブラケット2に対向し
て固定される第2ブラケット3と、これらブラケット
2,3間に介設される一対のロックプレート4と、カム
軸6回りに正逆共回りして上記一対のロックプレート4
を離接する方向に移動させるカム5と、上記カム軸6を
軸心回りに正逆回動操作する操作レバー7とを備えた基
本構成を有している。
【0017】上記第1ブラケット2は、上部が半円状を
呈しているとともに下部が方形を呈した金属製の板状体
によって形成され、半円状の曲率中心部分に上記カム軸
6を挿通する挿通孔21が穿設されているとともに、第
1ブラケット2の右方の面には、前後方向一対のガイド
部材22が幅方向の外方に向けて膨設されている。各ガ
イド部材22は、挿通孔21を中心とした円弧状に形成
され、かつ、挿通孔21に対して点対称に形状設定され
ている。
【0018】また、上記挿通孔21の右方部分には、第
1ブラケット2の右面に挿通孔21と同心で凹設された
円形のばね装着凹部21aが凹設されている。このばね
装着凹部21aは、後述する渦巻ばね(付勢手段)73
を装着するためのものである。そして、第1ブラケット
2の右面には、ばね装着凹部21aの所定の縁部から径
方向に外方に向かって切り込まれたばね係止スリット2
1bが設けられ、このばね係止スリット21bに渦巻ば
ね8の一方の端部が嵌め込まれて係止されるようになっ
ている。
【0019】上記各ガイド部材22の対向面には、それ
ぞれ上下方向に延びるガイド凹部23が凹設されている
とともに、前方のガイド部材22のガイド凹部23上
部、および後方のガイド部材22のガイド凹部23下部
には上下寸法の大きい長尺突起22aが、また前方のガ
イド凹部23の下部および後方のガイド凹部23の上部
には上下寸法の小さい短尺突起22bがそれぞれ形成さ
れている。
【0020】前後のガイド凹部23間にはロックプレー
ト4およびカム5を収容する収容空間24が形成されて
いる。また、互いに対向した前後の長尺突起22aおよ
び短尺突起22bの対向面は互いに平行に形成されてい
るとともに、対向面間に各ロックプレート4の一部(後
述する爪歯部41)を摺接状態で嵌装する上下一対の嵌
装溝25が形成されている。これら嵌装溝25は、挿通
孔21を挟んで上下で対向配置されているとともに、溝
幅寸法が同一に設定されている。
【0021】また、各ガイド部材22の右側面には、ガ
イド部材22の外周面と同心の円弧状の回転ガイド凸状
22cがそれぞれ設けられ、この回転ガイド凸状22c
が後述する第2ブラケット3の回転ガイド溝31aに摺
接状態で嵌入されるようになっている。
【0022】上記第2ブラケット3は、下方が半円形状
に形成されているとともに上方が矩形状に形成された板
状体から形成されている。かかる第2ブラケット3の右
側面には、半円形状部分の曲率中心を中心とした円形膨
出部31が膨設されているとともに、この円形膨出部3
1の中心部分には上記第1ブラケット2の挿通孔21に
対向し、かつ、挿通孔21より若干大径に寸法設定され
た貫通孔32が穿設されている。
【0023】そして、挿通孔21および貫通孔32をカ
ム軸6より大径に寸法設定することにより、カム軸6が
これら挿通孔21および貫通孔32に遊嵌され、これに
よってカム軸6の軸心と、第1および第2ブラケットと
の相対回動の中心とが、たとえば寸法誤差によって心ず
れした状態になっていてもカム軸6の回動が可能であ
り、一対のロックプレート4に対するカム軸6の回動操
作が常に確実に行われるとともに、一対のロックプレー
ト4の一方のみがラチェット34に噛合する、いわゆる
片効き状態の発生を有効に防止し得るようになってい
る。
【0024】また、円形膨出部31の左側部には、第2
ブラケット3の板状部分が円形に刳抜かれた状態の装着
凹部33が設けられている。この装着凹部33の内径寸
法は、上記一対のガイド部材22の曲率半径より僅かに
大きく寸法設定されている。そして、第1ブラケット2
と第2ブラケット3とを合わせた状態で、各ガイド部材
22は、それらの円弧外周面が内周面に摺接しながら装
着凹部33内に装着されるようになっている。
【0025】また、円形膨出部31の左側面には、上記
回転ガイド凸状22cに対応した円弧状の回転ガイド溝
31aが凹設され、回転ガイド凸状22cが回転ガイド
溝31aに嵌め込まれることによって第1ブラケット2
と第2ブラケット3との相対回動がより安定して行われ
るようになっている。
【0026】かかる装着凹部33の内周面には、径方向
に切り込まれることによって形成された内歯からなるラ
チェット34が全周長に亘って設けられ、第1ブラケッ
ト2と第2ブラケット3とは、回転ガイド凸状22cが
回転ガイド溝31aに嵌まり込んだ状態で挿通孔21の
中心回りに相対回動し得るようになっている。そして、
ラチェット34が、回転ガイド溝31aより径寸法の大
きい装着凹部33の内周面に形成されていることによっ
て、ロックピッチ(内歯ラチェットの1枚の歯と隣の歯
との間の中心角)を小さい角度にすることが可能にな
り、より小さいピッチで第1ブラケット2と第2ブラケ
ット3との相対回動をロックすることが可能になり、結
果としてより精密にロック位置を位置決めすることがで
きるようになっている。
【0027】かかる第2ブラケット3の上縁部には、前
後端部にそれぞれ取付け孔35が穿設され、これらの取
付け孔35を介してボルト止めされることにより第2ブ
ラケット3がシートバックS2に固定されるようになっ
ている。また、第2ブラケット3は、前後の取付け孔3
5間に穿設された前後方向一対の係止孔36を有してい
る。これらの係止孔36は、上部スペーサ37を介して
上部押え板38をねじ止めするためのものであり、上部
スペーサ37および上部押え板38にはそれぞれ係止孔
36に対応した孔が穿設されている。
【0028】そして、第2ブラケット3の左面上部に上
部スペーサ37および上部押え板38を積層した状態で
それぞれに係止孔36にボルトBを挿通した後、ナット
Nで締結することにより、上部押え板38が上部スペー
サ37を介して第2ブラケット3に固定されることにな
る。上記上部スペーサ37の厚み寸法は、第1ブラケッ
ト2の厚み寸法より僅かに大きく寸法設定されている。
【0029】また、上記第1ブラケット2の下縁部に
は、前後端部にそれぞれ取付け孔26が穿設され、これ
らの取付け孔26を介してボルト止めされることにより
第1ブラケット2がシートボトムS1に固定されるよう
になっている。また、第1ブラケット2には、前後の取
付け孔26間に穿設された前後方向一対の係止孔27が
穿設されている。これらの係止孔27は、下部スペーサ
28を介してL字形状を呈した下部押え板29をねじ止
めするためのものであり、下部スペーサ28および下部
押え板29にはそれぞれ係止孔27に対応した孔が穿設
されている。
【0030】そして、第1ブラケット2の右面下部に下
部スペーサ28および下部押え板29を積層した状態で
それぞれに係止孔27に通したボルトBを挿通してから
ナットNで締結することにより、下部押え板29が下部
スペーサ28を介して第1ブラケット2に固定される。
上記下部スペーサ28の厚み寸法は、第2ブラケット3
の厚み寸法より僅かに大きく寸法設定されている。
【0031】従って、第1ブラケット2のガイド部材2
2を第2ブラケット3の装着凹部33に嵌め込んだ状態
で上部スペーサ37を介して上部押え板38を第2ブラ
ケット3にボルト止めするとともに、下部スペーサ28
を介して下部押え板29を第1ブラケット2にボルト止
めすることにより、図5に示すように、上部押え板38
の下縁部と第2ブラケット3との間に第1ブラケット2
の上縁部が挾持されるとともに、下部押え板29の上縁
部と第1ブラケット2との間に第2ブラケット3の下縁
部が挾持された状態で第1ブラケット2と第2ブラケッ
ト3とが相対回動可能に互いに結合されるようになって
いる。
【0032】上記ロックプレート4は、図4に示すよう
に、第1ブラケット2に膨設された一対のガイド部材2
2の長尺突起22aと短尺突起22bとの間の嵌装溝2
5に摺接状態で上下動可能に嵌め込まれる爪歯部41
と、この爪歯部41の側縁部から第1ブラケット2のば
ね装着凹部21aを迂回してガイド凹部23に嵌まり込
むように延設された足部42とからなっている。爪歯部
41は、先端縁に形成された第2ブラケット3のラチェ
ット34に噛合する爪歯41aを有しており、ガイド部
材22が装着凹部33に嵌め込まれた状態で爪歯41a
がラチェット34に噛合することにより第1ブラケット
2と第2ブラケット3との相対回動が規制されるように
なっている。
【0033】上記足部42は、外側の縁部がガイド凹部
23の内縁部に摺接するように形状設定されているとと
もに、長さ寸法がガイド凹部23の上下寸法より距離d
だけ短く寸法設定され、これによってガイド凹部23内
で距離dだけ上下動し得るようになっている。上記距離
dは、上記爪歯41aの歯の深さ寸法より若干大きめに
設定され、ロックプレート4が挿通孔21から径方向に
外方に向けて移動することによって爪歯41aがラチェ
ット34に噛合する一方、ロックプレート4が挿通孔2
1の方向に向けて移動することにより爪歯41aのラチ
ェット34に対する噛合が解除されるようになってい
る。
【0034】かかるロックプレート4は、足部42の先
端側に第1ブラケット2の上下方向に延びる中心線に向
かって突設された係合部43を有しているとともに、爪
歯部41の上記足部42と反対側の縁部が第1ブラケッ
ト2の横方向に延びる中心線に向かって突出した三角形
状の突出部44を有している。そして、突出部44の先
端から係合部43にかけてカム5の一部(後述する扇状
突起52)を収容する湾曲凹部45が形成されている。
【0035】また、係合部43および突出部44の上下
方向に延びる縁部は、それぞれ長尺突起22aおよび短
尺突起22bの対向縁面と面一状態になるとともに、挿
通孔21を中心とした点対称状態で一対のロックプレー
ト4を前後のガイド凹部23に嵌め込むことによって、
前後のロックプレート4の係合部43と上記突出部44
とが互いに当接し合い、これによって各ロックプレート
4の収容空間24(図2)への装着状態が安定するよう
になっている。
【0036】上記カム5は、所定径寸法のカム本体51
と、このカム本体51の互いに対向した縁部から外方に
向かって突設された扇形の一対の扇状突起52とからな
っている。カム本体51の中心部分には、カム軸6が軸
心回りに共回り可能に嵌入される一対の円弧孔53が穿
設されている。各円弧孔53は、曲率中心がカム本体5
1の中心と一致しているとともに、曲率半径は同一に寸
法設定されている。また、上記扇状突起52は、中心角
が略90°に角度設定されている一方、上記湾曲凹部4
5は、その内壁面に扇状突起52の両端角部が摺接しな
がらカム5がカム軸6回りに共回りし得るように形状設
定されている。
【0037】具体的には、湾曲凹部45は、突出部44
の先端から爪歯41aの方向に向かって斜めに形成され
た傾斜部45aと、この傾斜部45aと上記係合部43
との間に形成された湾曲部45bとから構成されてい
る。
【0038】そして、カム5をカム軸6回りに時計方向
に回動させることにより、扇状突起52の一方の角部5
2aが各ロックプレート4の係合部43を押圧して爪歯
部41が互いに接近する方向に移動し、これによって爪
歯41aのラチェット34に対する噛合が解除される一
方、カム5をカム軸6回りに反時計方向に回動させるこ
とにより、扇状突起52の他方の角部52bが各ロック
プレート4の傾斜部45aを押圧して爪歯部41が互い
に離反する方向に移動し、これによって爪歯41aがラ
チェット34に噛合するように傾斜部45aおよび湾曲
部45bの形状が設定されている。
【0039】上記カム軸6は、上記カム5の円弧孔53
に摺接状態で嵌入される断面視が小判形状の軸本体61
と、この軸本体61の右方位置に形成されたフランジ6
2と、このフランジ62の右面から右方に向けて突設さ
れた二つ割れ部63と、上記軸本体61の左面に同心で
螺設されたねじ孔に螺着される抜止めねじ64とを備え
て構成されている。二つ割れ部63は、曲率半径を共有
する一対の片割れ軸63aによって形成されている。各
片割れ軸63aは、断面形状がそれぞれ円弧形状を呈
し、上記カム5の一対の円弧孔53にそれぞれ嵌入し得
るように曲率径寸法が設定されている。片割れ軸63a
間には後述する渦巻ばね8の中心側端部が嵌め込まれる
かしめ溝63bが形成されている。
【0040】上記片フランジ62は外径寸法が挿通孔2
1の内径寸法より大きく寸法設定され、軸本体61が挿
通孔21に左方から嵌入された状態でフランジ62に阻
止されることにより軸本体61は右方に抜け止めされる
ようにしている。
【0041】そして、軸本体61が挿通孔21に嵌入さ
れた状態で各円弧孔53をそれぞれ対応した片割れ軸6
3aに外嵌し、ついで所定の工具を用いて各片割れ軸6
3aの先端部を互いに当接する方向にかしめることによ
ってカム5が第1ブラケット2の収容空間24にカム軸
6と共回り可能に装着された状態になるようにしてい
る。
【0042】図6は、渦巻ばね8が第1ブラケット2の
ばね装着凹部21aに装着された状態を示す斜視図であ
る。この図に示すように、渦巻ばね8は、その中心部分
に内側に向かって折り曲げられて形成した内側係止端部
81を有しているとともに、外側の端部に外方に向かっ
て折り曲げられて形成した外側係止端部82を有してい
る。そして、二つ割れ部63が第1ブラケット2の左側
から挿通孔21に挿通された状態で渦巻ばね8の内側係
止端部81をかしめ溝63bに嵌め込んだ後、付勢力を
貯めるように渦巻ばね8を二つ割れ部63回りに巻き付
け、最後に外側係止端部82を第1ブラケット2のばね
係止スリット21bに嵌め込むことによって、渦巻ばね
8は付勢力が付与された状態でばね装着凹部21a内に
装着されることになる。
【0043】そして、上記のようにして渦巻ばね8がば
ね装着凹部21aに装着されると、この渦巻ばね8によ
ってカム軸6に取り付けられている操作レバー7はカム
軸6回りに反時計方向に向かう付勢力を受け、これによ
って普段は操作レバー7が前方に向かって先下がりのロ
ック姿勢に設定されるようになっている。
【0044】上記操作レバー7は、その基端部に上記軸
本体61のフランジ62より左方の軸本体61が嵌入さ
れる小判孔71を有している。そして、第1ブラケット
2の挿通孔21に嵌入されたカム軸6の軸本体61に操
作レバー7の小判孔71を外嵌した状態で抜止めねじ6
4を軸本体61左端面のねじ孔に螺着して締結すること
により、操作レバー7は、抜け止めされた状態でカム軸
6に共回り可能に装着される。従って、操作レバー7は
渦巻ばね8によってカム軸6回りに反時計方向に付勢力
を受け、これによるカム5のカム軸6回りの反時計方向
への回動によって爪歯41aがラチェット34に噛合
し、常時は第1ブラケット2と第2ブラケット3との相
対回動が規制され、設定されたシートバックS2の傾斜
姿勢が維持されるようになっている。
【0045】そして、本発明は、上記のようなリクライ
ナ1において、一対のロックプレート4の爪歯41aお
よび各爪歯41aに対応して形成されたラチェット34
の内歯のいずれか一方または双方は、各爪歯41aが対
応したラチェット34の内歯に噛合した状態で上記各ロ
ックプレートが互いに突っ張り合うように点対称位置か
らずれた状態で形成されてなるものであり、かかる構成
を採用することにより係止位置にある一対のロックプレ
ート4間のがたつきを抑制し、これによってシートバッ
クS2の前後方向に向かう揺れを防止するものである。
【0046】図7は、本発明に係るがたつき防止構造の
第1実施形態を示す図であり、(イ)は、第1ロックプ
レートと第2ロックプレートとを並べて置いた平面図、
(ロ)は、第1および第2ロックプレートがラチェット
に装着された状態を示す説明図である。なお、図7にお
いて、ロックプレート4の爪歯41aおよびラチェット
34の内歯34aについては、見易くするため寸法的に
実際よりも誇張して示している。従って、図7では歯数
が実際のものより大幅に少なく示されているが、爪歯4
1aと内歯34aとの間の相対的な位置関係は実際のも
のと同一である。
【0047】まず、図7の(イ)に示すように、第1実
施形態のがたつき防止構造においては、一対のロックプ
レート4は爪歯41aを除いて相似形の第1ロックプレ
ート4aと第2ロックプレート4bとからなっている。
そして、第1ロックプレート4aの爪歯41aを標準タ
イプのものとした場合、第2ロックプレート4bの爪歯
41aは、標準タイプの爪歯41aに対して周方向に1
/2ピッチずらせて形成されている。各ロックプレート
4の爪歯41aの比較を容易にするために第1ロックプ
レート4aの爪歯41aを第2ロックプレート4bの爪
歯41aの部分に仮想線で表示している。
【0048】これに対し、ラチェット34の内歯34a
は、図7の(ロ)に示すように、上下の対称位置で互い
に点対称に形成されている。従って、第1ロックプレー
ト4aを第1ブラケット2の一対のガイド部材22間に
形成された収容空間24の上部位置に装着するととも
に、第2ロックプレート4bを同下部位置に装着するこ
とにより、各ロックプレート4a,4bは、渦巻ばね8
(図2)の付勢力によってカム5を介して互いに反対方
向に突出され、これによって第1ロックプレート4aの
爪歯41aが上方位置の内歯34aに噛合するととも
に、第2ロックプレート4bの爪歯41aが下方位置の
内歯34aに噛合した状態になっている。
【0049】また、各ロックプレート4a,4bの爪歯
41aがラチェット34の内歯34aに噛合した状態で
第1ロックプレート4aはその爪歯41aの右側側面が
上位の内歯34aの左側面に摺接し、渦巻ばね8の付勢
力に起因した、カム軸6回りに反時計方向に向かう内歯
34a左側面からの反作用力Fを受けて左方に移動する
とともに、第2ロックプレート4bは、その爪歯41a
が下位の内歯34aの右側面に摺接することにより内歯
34aの右側面から上記同様にからカム軸6回りに時計
方向に向かう反作用力Fを受けて右方に移動するように
なっている。
【0050】そして、各ロックプレート4a,4bは、
それぞれの爪歯41aが内歯34aの歯間最奥部に到達
するまでに各爪歯部41の径方向中心側縁部(突出部4
4)が他方のロックプレート4の足部42に形成された
係合部43に当止するとともに、各係合部43の径方向
外方端縁がそれぞれ対向したガイド部材22のガイド凹
部23内面に当止するように形状設定および寸法設定さ
れている。
【0051】従って操作レバー7が、図4に示すよう
に、前方に向かって水平に延びるロック姿勢に設定され
ている状態では、渦巻ばね8の付勢力によって図7の
(ロ)に「=」印で示す部分が互いに押圧当接して各ロ
ックプレート4a,4bが内歯34aを介して互いに突
っ張り合った状態になっているため、リクライナ1内で
の一対のロックプレート4のがたつきが有効に抑制さ
れ、シートバックS2のぐらつきが防止されることにな
る。
【0052】図8は、本発明に係るがたつき防止構造の
第2実施形態を示す説明図である。この実施形態におい
ては、一対のロックプレート4は爪歯41aを含めて全
く同一形状のものが採用されているのに対し、ラチェッ
ト34については、下部内歯341aが上部内歯340
aに対してカム軸6の軸心を中心とした点対称位置から
1/2ピッチだけ変位されている。具体的には、下部内
歯341aは、上部内歯340aの点対称位置に対して
歯ピッチの中心角の1/2角度である「θ」だけずらせ
て形成されているのである。
【0053】第2実施形態のがたつき防止構造によれ
ば、第1実施形態のがたつき防止構造の作用に加え、一
対のロックプレート4の形状を全く同一にすることがで
きるため、例えば同一のプレス金型を用いてプレス加工
することで一対のロックプレート4を得ることが可能に
なり、その分設備コストの低減化に寄与することができ
る。
【0054】本発明は上記の実施形態に限定されるもの
ではなく、以下の内容をも包含するものである。
【0055】(1)上記の実施形態においては、シート
ボトムS1に固定される第1ブラケット2にガイド部材
22が設けられているとともに、シートバックS2と一
体の第2ブラケット3にラチェット34が形成されてい
るが、本発明は、第1ブラケット2にガイド部材22を
設け、第2ブラケット3にラチェット34を設けること
に限定されるものではなく、上記実施形態とは逆に第1
ブラケット2にラチェットを設けるとともに、第2ブラ
ケット3にガイド部材を設けるようにしてもよい。ただ
し逆にした場合は、シートバックS2の傾倒角度の変化
によって操作レバー7も回動するため、操作レバー7に
代えて円形のダイヤル式の操作部材を設けることが好ま
しい。
【0056】(2)上記の実施形態においては、リクラ
イナ1はシートSの左方に装着する助手席用のものを挙
げて説明しているが、本発明は、リクライナ1がシート
Sの左方用のものに限定されるものではなく、シートS
の右方に設けられるものであってもよい。但し、右方用
のものの場合は、図2に示す左方用のものと左右対称の
状態で組み付けられる。
【0057】(3)上記の実施形態においては、二つ割
れ部63の基端側に渦巻ばね8を装着するようにしてい
るが、本発明は、渦巻ばね8を二つ割れ部63の基端側
に装着することに限定されるものではなく、二つ割れ部
63の先端側に渦巻ばね8の内側係止端部81を挟み込
み、片割れ軸63aのかしめ処理によって内側係止端部
81を一対の片割れ軸63a間に固定するようにしても
よい。ただしこの場合は、操作レバー7を第2ブラケッ
ト3側に取り付けるようにするのが好ましい。
【0058】(4)上記の実施形態においては、一対の
ロックプレート4の爪歯41a、および上下位置にある
ラチェット34の内歯34aのいずれか一方のみが点対
称位置で歯ピッチを1/2だけずらすようにしている
が、本発明は、ずらせる変位が歯ピッチの1/2である
ことに限定されるものではなく、1/2以下であればよ
い。なお、1/2以下のいずれのピッチを採用するか
は、ロックプレート4のがたつきの度合いに応じて適宜
設定することができる。また、爪歯41aおよび内歯3
4a双方の歯ピッチをずらせることも可能である。この
場合は、各歯41a,34aのずらせ割合の合計が1/
2以下になるように(例えば爪歯41aを1/5ピッチ
ずらせた場合は、内歯34aを3/10ピッチずらせる
等)それぞれのずらせ割合を設定することが好ましい。
【0059】
【発明の効果】本発明の請求項1記載のシートのリクラ
イナ構造によれば、第1ブラケットおよび第2ブラケッ
ト間に介設される一対のロックプレートの各係止歯およ
び一対のラチェットの各内歯のいずれか一方または双方
を点対称位置からずらして形成したため、各ロックプレ
ートの係止歯は、それぞれ対向した内歯に噛合していく
に際し、側面が内歯の側面に当接しながら内歯間の奥部
に入り込んでいき、各係止歯が対応した内歯に確実に噛
合した状態で上記各ロックプレートが互いに突っ張り合
った状態になり、これによってロックプレートのがたつ
きを確実に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリクライナ構造が適用されるリクライ
ニングシートの一実施形態を示す側面視の説明図であ
る。
【図2】リクライナの一実施形態を示す一部切欠き分解
斜視図である。
【図3】図2のリクライナの組立斜視図である。
【図4】図3のP線視図である。
【図5】図3のQ−Q線断面図である。
【図6】渦巻ばねが第1ブラケットのばね装着凹部に装
着された状態を示す斜視図である。
【図7】本発明に係るがたつき防止構造の第1実施形態
を示す図であり、(イ)は第1ロックプレートと第2ロ
ックプレートとを並べて置いた平面図、(ロ)は第1お
よび第2ロックプレートがラチェットに装着された状態
を示す説明図である。
【図8】本発明に係るがたつき防止構造の第2実施形態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 リクライナ 2 第1ブラケット 21b ばね係止スリット 22c 回転ガイド凸状 3 第2ブラケット 31a 回転ガイド溝 34 ラチェット 34a 内歯 4 ロックプレート 4a 第1ロックプレート 4b 第2ロックプレート 41 爪歯部 41a 爪歯 42 足部 43 係合部 44 突出部 5 カム 6 カム軸 7 操作レバー 8 渦巻ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートボトムおよびこのシートボトムに
    傾倒可能に取り付けられたシートバックのいずれか一方
    に固定された第1ブラケットと、他方に固定され、か
    つ、上記第1ブラケットに回動中心回りに相対回動可能
    に連結された第2ブラケットと、上記第1および第2ブ
    ラケット間に介設され、かつ、上記回動中心と同心の支
    持軸回りに共回り可能に固定された点対称の一対のカム
    と、これらカムの正逆回動によって上記第1および第2
    ブラケット間の点対称位置で径方向に出没する先端面に
    係止歯を備えた一対ロックプレートとが備えられ、上記
    第1ブラケットには径方向に延びる互いに平行な対向壁
    を備えた、上記ロックプレートの出没を案内する一対の
    案内溝が設けられている一方、上記第2ブラケットには
    上記回転中心と同心で形成された、上記案内溝から突出
    状態の係止歯と噛合する内歯を備えた一対のラチェット
    が設けられているとともに、上記各ロックプレートが上
    記各案内溝から突出するように上記支持軸を軸心回りに
    付勢する付勢手段が設けられ、上記一対のロックプレー
    トの各係止歯および上記一対のラチェットの各内歯のい
    ずれか一方または双方は、点対称位置からずらされて形
    成されていることを特徴とするシートのリクライナ構
    造。
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