JP2001069678A - 車両等の充電制御装置 - Google Patents
車両等の充電制御装置Info
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/70—Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 バッテリー充電式の複数の車両を一斉に各充
電器に繋いで充電する際に、基本電力料金を決めるピー
ク電力を充電時間の整定無しで効率良く抑制し、電力料
金の中の基本電力料金を決める契約電力量の低減を図
る。 【解決手段】 複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…を夫々接続
する充電器７Ａ，７Ｂ…と、全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の
電流値を充電用電源１の出力元で検知する電流値検出用
変流器２と、各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続した全動力負
荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力する使用電流設定装置３
と、使用電流設定装置３により予め設定した電力に余地
電力が生じたときに充電器７Ａ，７Ｂ…が通電可能とな
り且つ予め設定した電力最大値以内で充電するように制
限する使用電流制限装置４とにより構成する。使用電流
制限装置４には充電器７Ａ…への接続をスイッチ６Ａ…
により遮断し、他の充電器７Ｂ…に順次切り替えるよう
当該スイッチ６Ａ…を制御するリレー５Ａ…を備える。
電器に繋いで充電する際に、基本電力料金を決めるピー
ク電力を充電時間の整定無しで効率良く抑制し、電力料
金の中の基本電力料金を決める契約電力量の低減を図
る。 【解決手段】 複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…を夫々接続
する充電器７Ａ，７Ｂ…と、全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の
電流値を充電用電源１の出力元で検知する電流値検出用
変流器２と、各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続した全動力負
荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力する使用電流設定装置３
と、使用電流設定装置３により予め設定した電力に余地
電力が生じたときに充電器７Ａ，７Ｂ…が通電可能とな
り且つ予め設定した電力最大値以内で充電するように制
限する使用電流制限装置４とにより構成する。使用電流
制限装置４には充電器７Ａ…への接続をスイッチ６Ａ…
により遮断し、他の充電器７Ｂ…に順次切り替えるよう
当該スイッチ６Ａ…を制御するリレー５Ａ…を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気自動車・フォ
ークリフト・ゴルフカート等のバッテリー充電式の車両
に搭載された夫々のバッテリーを例えば一斉に充電する
ための充電器において、その充電を制御し、充電用電力
の平準化を図る制御装置に係り、例えば倉庫等にフォー
クリフトを何台か所有している事業所において、仕事終
了時に夫々のフォークリフトのバッテリーを順次に充電
させるに好適な車両等の充電制御装置に関する。
ークリフト・ゴルフカート等のバッテリー充電式の車両
に搭載された夫々のバッテリーを例えば一斉に充電する
ための充電器において、その充電を制御し、充電用電力
の平準化を図る制御装置に係り、例えば倉庫等にフォー
クリフトを何台か所有している事業所において、仕事終
了時に夫々のフォークリフトのバッテリーを順次に充電
させるに好適な車両等の充電制御装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、室内で稼動するフォークリフト
はバッテリー充電式のものが殆どで、仕事の終了時にお
いて従業員自らがバッテリーを充電器に繋いでから現場
を離れる場合が多い。そのとき、複数台で使用されてい
るものの全てが一斉に接続されると事業所の電気使用量
が一気に上昇してしまい、それは電気代としての最大需
要電力量ひいては電気料金の上昇につながってしまう。
その理由は、第１に電力会社の電気料金の内訳は、基本
料金と使用料金から構成されていて、その基本料金は１
年の内で一番電気を使った最大３０分の数値で決まって
しまうこと、第２にフォークリフト充電器の特性として
初期に大きな電流が流れながら充電し、終期には電流が
小さくなり時間をかけて充電する特性をもっているため
に一時的にでも充電用交流電力が集中し、大きな電源設
備容量を必要とすることが基本料金の上昇の原因となる
からである。すなわち現在の業務用電力料金は実量制契
約、所謂デマンド契約が採用され、ピーク電力が基本電
力料金を決める契約電力量となっているので、需要者に
とってピーク電力を抑えることが電力料金を大幅に節約
することにつながるものである。
はバッテリー充電式のものが殆どで、仕事の終了時にお
いて従業員自らがバッテリーを充電器に繋いでから現場
を離れる場合が多い。そのとき、複数台で使用されてい
るものの全てが一斉に接続されると事業所の電気使用量
が一気に上昇してしまい、それは電気代としての最大需
要電力量ひいては電気料金の上昇につながってしまう。
その理由は、第１に電力会社の電気料金の内訳は、基本
料金と使用料金から構成されていて、その基本料金は１
年の内で一番電気を使った最大３０分の数値で決まって
しまうこと、第２にフォークリフト充電器の特性として
初期に大きな電流が流れながら充電し、終期には電流が
小さくなり時間をかけて充電する特性をもっているため
に一時的にでも充電用交流電力が集中し、大きな電源設
備容量を必要とすることが基本料金の上昇の原因となる
からである。すなわち現在の業務用電力料金は実量制契
約、所謂デマンド契約が採用され、ピーク電力が基本電
力料金を決める契約電力量となっているので、需要者に
とってピーク電力を抑えることが電力料金を大幅に節約
することにつながるものである。
【０００３】そのために従来においては、例えば特開平
１０−０８００７１号公報に開示されているように、バ
ッテリーの無負荷電圧または充電初期電圧を順次測定し
て、その電圧値から夫々のバッテリーの放電量を算出し
てその放電量の回復に必要なそれぞれの充電時間を決定
し、充電用電力が特定時間帯に集中しないように充電開
始時刻を分散して電力ピークを平準化する目的で充電時
間のもっとも長いバッテリーに対して深夜電力時間帯の
開始時刻に充電を開始し、充電時間のもっとも短いバッ
テリーに対して深夜電力時間帯の終了時刻に充電を終了
するようにした充電制御装置が提案されている。
１０−０８００７１号公報に開示されているように、バ
ッテリーの無負荷電圧または充電初期電圧を順次測定し
て、その電圧値から夫々のバッテリーの放電量を算出し
てその放電量の回復に必要なそれぞれの充電時間を決定
し、充電用電力が特定時間帯に集中しないように充電開
始時刻を分散して電力ピークを平準化する目的で充電時
間のもっとも長いバッテリーに対して深夜電力時間帯の
開始時刻に充電を開始し、充電時間のもっとも短いバッ
テリーに対して深夜電力時間帯の終了時刻に充電を終了
するようにした充電制御装置が提案されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来提案
の充電制御装置においては、電気自動車・フォークリフ
ト・ゴルフカート等のバッテリー充電式の車両の新規導
入や旧型車両の廃棄に伴い台数や充電容量の変更が発生
した場合には、従来のように充電開始時刻を分散して電
力ピークを平準化するというような時間差での設定では
いちいち初期設定に戻ってその充電順位や所用時間等を
考慮しながら充電時間を整定し直す必要があり、基本電
力料金を決めるピーク電力を充電時間の整定無しで効率
良く抑制することが不可能となる問題点を有していた。
の充電制御装置においては、電気自動車・フォークリフ
ト・ゴルフカート等のバッテリー充電式の車両の新規導
入や旧型車両の廃棄に伴い台数や充電容量の変更が発生
した場合には、従来のように充電開始時刻を分散して電
力ピークを平準化するというような時間差での設定では
いちいち初期設定に戻ってその充電順位や所用時間等を
考慮しながら充電時間を整定し直す必要があり、基本電
力料金を決めるピーク電力を充電時間の整定無しで効率
良く抑制することが不可能となる問題点を有していた。
【０００５】そこで本発明は叙上のような従来存した諸
事情に鑑み創出されたもので、事業所での終業時間にフ
ォークリフト等のバッテリー充電式の複数の車両の夫々
のバッテリーを一斉に充電器に繋いでも、電力制御装置
で予め任意に設定した契約電力である電力以上には上昇
せずに翌日普段通りにフォークリフトを完全充電状態に
しておくことができると共に、バッテリー充電式の車両
の新規導入や旧型車両の廃棄に伴い台数や充電容量等が
変更されても、基本電力料金を決めるピーク電力を充電
時間の整定無しで効率良く抑制することで電力料金の中
の基本電力料金を決める契約電力量の低減を図ることの
できる車両等の充電制御装置を提供することを目的とす
る。
事情に鑑み創出されたもので、事業所での終業時間にフ
ォークリフト等のバッテリー充電式の複数の車両の夫々
のバッテリーを一斉に充電器に繋いでも、電力制御装置
で予め任意に設定した契約電力である電力以上には上昇
せずに翌日普段通りにフォークリフトを完全充電状態に
しておくことができると共に、バッテリー充電式の車両
の新規導入や旧型車両の廃棄に伴い台数や充電容量等が
変更されても、基本電力料金を決めるピーク電力を充電
時間の整定無しで効率良く抑制することで電力料金の中
の基本電力料金を決める契約電力量の低減を図ることの
できる車両等の充電制御装置を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明にあっては、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…
が夫々接続される充電器７Ａ，７Ｂ…と、全動力負荷８
Ａ，８Ｂ…の電流値を充電用電源１の出力端で検知する
電流値検出用変流器２と、各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続
される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力させる使
用電流設定装置３と、使用電流設定装置３により予め設
定された電力に余地電力が生じたときに充電器７Ａ，７
Ｂ…が通電可能となり且つ電力値が予め設定された電力
最大値内に収まるようにして契約電力を上昇することな
く充電するように制限する使用電流制限装置４とを有す
るものである。使用電流制限装置４には、充電が終了し
た充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）の電源は自動的に遮断さ
れ、これを検知して他の充電器７Ｂ（７Ｃ…）に順次切
り替えるようスイッチ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）を制御する
リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を備えたものとすることが
できる。使用電流制限装置４は、使用電流設定装置３に
より予め設定された電力最大値内に収まるように複数の
動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちのいくつかを選択して充電
させるものとし、また、選択した動力負荷８Ａ，８Ｂ…
に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合計電力を、予め設定
した最大値を超えないように監視する機能を有するもの
とすることができる。
ため、本発明にあっては、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…
が夫々接続される充電器７Ａ，７Ｂ…と、全動力負荷８
Ａ，８Ｂ…の電流値を充電用電源１の出力端で検知する
電流値検出用変流器２と、各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続
される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力させる使
用電流設定装置３と、使用電流設定装置３により予め設
定された電力に余地電力が生じたときに充電器７Ａ，７
Ｂ…が通電可能となり且つ電力値が予め設定された電力
最大値内に収まるようにして契約電力を上昇することな
く充電するように制限する使用電流制限装置４とを有す
るものである。使用電流制限装置４には、充電が終了し
た充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）の電源は自動的に遮断さ
れ、これを検知して他の充電器７Ｂ（７Ｃ…）に順次切
り替えるようスイッチ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）を制御する
リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を備えたものとすることが
できる。使用電流制限装置４は、使用電流設定装置３に
より予め設定された電力最大値内に収まるように複数の
動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちのいくつかを選択して充電
させるものとし、また、選択した動力負荷８Ａ，８Ｂ…
に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合計電力を、予め設定
した最大値を超えないように監視する機能を有するもの
とすることができる。
【０００７】以上のように構成された本発明に係る車両
等の充電制御装置にあって、電流値検出用変流器２によ
り全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を充電用電源１の出
力端で検知させ、その検知情報に基づき使用電流設定装
置３により各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続される全動力負
荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力させる。使用電流制限装
置４により電力値が予め設定された電力最大値内に収ま
るように制限して充電器７Ａ，７Ｂ…を通電状態にさ
せ、動力負荷８Ａ，８Ｂ…を充電させる。使用電流制限
装置４は、リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を介してスイッ
チ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）をオフ状態にさせることにより
充電中に充電が終了した充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）が
オフし、余地電力が生じた場合、他の充電器７Ｂ（７Ｃ
…）…に対応するリレー５Ｂ（５Ｃ…）…を介してスイ
ッチ６Ｂ（６Ｃ…）…をオン状態にさせることにより他
の充電器７Ｂ（７Ｃ…）…への接続を行なわせる。使用
電流制限装置４は、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうち
のいくつかを選択してして充電させることで、使用電流
設定装置３により予め設定された契約電力である電力最
大値以内で充電させると共に、選択した動力負荷８Ａ，
８Ｂ…に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合計電力を、予
め設定した最大値を超えないように監視させる。
等の充電制御装置にあって、電流値検出用変流器２によ
り全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を充電用電源１の出
力端で検知させ、その検知情報に基づき使用電流設定装
置３により各充電器７Ａ，７Ｂ…に接続される全動力負
荷８Ａ，８Ｂ…の電流値を入力させる。使用電流制限装
置４により電力値が予め設定された電力最大値内に収ま
るように制限して充電器７Ａ，７Ｂ…を通電状態にさ
せ、動力負荷８Ａ，８Ｂ…を充電させる。使用電流制限
装置４は、リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を介してスイッ
チ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）をオフ状態にさせることにより
充電中に充電が終了した充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）が
オフし、余地電力が生じた場合、他の充電器７Ｂ（７Ｃ
…）…に対応するリレー５Ｂ（５Ｃ…）…を介してスイ
ッチ６Ｂ（６Ｃ…）…をオン状態にさせることにより他
の充電器７Ｂ（７Ｃ…）…への接続を行なわせる。使用
電流制限装置４は、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうち
のいくつかを選択してして充電させることで、使用電流
設定装置３により予め設定された契約電力である電力最
大値以内で充電させると共に、選択した動力負荷８Ａ，
８Ｂ…に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合計電力を、予
め設定した最大値を超えないように監視させる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施の形態を説明すると、図１において示される符号１
は受電設備の例えば商用電源から成る充電用電源であ
り、符号２はこの充電用電源１の出力端に接続された二
次巻線を有する電流トランスにおける動力トランスに付
加させた電流値検出用変流器であり、この電流値検出用
変流器２を経て、例えば複数階の倉庫等の各階に複数の
屋内配線により分岐させてある。そして、各階に配置さ
れた複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…としての例えばフォー
クリフトの充電式バッテリーに夫々接続されるように、
各動力負荷８Ａ，８Ｂ…に対応し且つ放電量に応じた適
正充電の行なえるものとした例えばマイクロコンピュー
タ搭載の複数の充電器７Ａ，７Ｂ…夫々に例えばマグネ
ット式のスイッチ６Ａ，６Ｂ…を介して接続させてあ
る。
実施の形態を説明すると、図１において示される符号１
は受電設備の例えば商用電源から成る充電用電源であ
り、符号２はこの充電用電源１の出力端に接続された二
次巻線を有する電流トランスにおける動力トランスに付
加させた電流値検出用変流器であり、この電流値検出用
変流器２を経て、例えば複数階の倉庫等の各階に複数の
屋内配線により分岐させてある。そして、各階に配置さ
れた複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…としての例えばフォー
クリフトの充電式バッテリーに夫々接続されるように、
各動力負荷８Ａ，８Ｂ…に対応し且つ放電量に応じた適
正充電の行なえるものとした例えばマイクロコンピュー
タ搭載の複数の充電器７Ａ，７Ｂ…夫々に例えばマグネ
ット式のスイッチ６Ａ，６Ｂ…を介して接続させてあ
る。
【０００９】電流値検出用変流器２の出力は使用電流設
定装置３に入力され、この使用電流設定装置３には各充
電器７Ａ，７Ｂ…に接続される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の電流値を入力させるようにしてある。
定装置３に入力され、この使用電流設定装置３には各充
電器７Ａ，７Ｂ…に接続される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の電流値を入力させるようにしてある。
【００１０】また、使用電流設定装置３には使用電流制
限装置４が接続されていて、使用電流設定装置３で設定
された数値以下の電流値になった時に使用電流制限装置
４に信号が送られ、設定された電流値の範囲内で出力が
行なわれるように使用電流制限装置４から分岐して例え
ばマグネット式の各スイッチ６Ａ，６Ｂ…に近接配置さ
せたリレー５Ａ，５Ｂ…から当該スイッチ６Ａ，６Ｂ…
にオン・オフの信号を発信するようにしてある。
限装置４が接続されていて、使用電流設定装置３で設定
された数値以下の電流値になった時に使用電流制限装置
４に信号が送られ、設定された電流値の範囲内で出力が
行なわれるように使用電流制限装置４から分岐して例え
ばマグネット式の各スイッチ６Ａ，６Ｂ…に近接配置さ
せたリレー５Ａ，５Ｂ…から当該スイッチ６Ａ，６Ｂ…
にオン・オフの信号を発信するようにしてある。
【００１１】すなわち、使用電流制限装置４は、使用電
流設定装置３により予め設定された電力（契約電力）に
余地電力が生じたときに余地電力の範囲内で、他の充電
器７Ｂ，７Ｃ…に切り替えて充電するようにしてある。
例えば、１台目の動力負荷８Ａへの充電がピーク電力を
超えて電流値が下がり始めて安定した時点で１台目の動
力負荷８Ａに対応するリレー５Ａを作動させてスイッチ
６Ａをオフにしてから、２台目の動力負荷８Ｂへの充電
を開始するために２台目の動力負荷８Ｂに対応する他の
リレー５Ｂが作動して当該リレー５Ｂに対応するスイッ
チ６Ｂをオンにするものとしてあり、以後この動作を全
台の動力負荷８Ａ，８Ｂ…の充電完了まで順次繰り返す
ようにしてある。また、リレー５Ａ，５Ｂ…と共にタイ
マー回路（図示せず）を夫々設けることにより充電器７
Ａ，７Ｂ…の接続を順次切り替えるようにしても良い。
流設定装置３により予め設定された電力（契約電力）に
余地電力が生じたときに余地電力の範囲内で、他の充電
器７Ｂ，７Ｃ…に切り替えて充電するようにしてある。
例えば、１台目の動力負荷８Ａへの充電がピーク電力を
超えて電流値が下がり始めて安定した時点で１台目の動
力負荷８Ａに対応するリレー５Ａを作動させてスイッチ
６Ａをオフにしてから、２台目の動力負荷８Ｂへの充電
を開始するために２台目の動力負荷８Ｂに対応する他の
リレー５Ｂが作動して当該リレー５Ｂに対応するスイッ
チ６Ｂをオンにするものとしてあり、以後この動作を全
台の動力負荷８Ａ，８Ｂ…の充電完了まで順次繰り返す
ようにしてある。また、リレー５Ａ，５Ｂ…と共にタイ
マー回路（図示せず）を夫々設けることにより充電器７
Ａ，７Ｂ…の接続を順次切り替えるようにしても良い。
【００１２】尚、使用電流制限装置４には、選択した動
力負荷８Ａ，８Ｂ…に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合
計電力を例えばリミッターで設定した最大値を超えない
ように監視する機能を付与してある。
力負荷８Ａ，８Ｂ…に対応する充電器７Ａ，７Ｂ…の合
計電力を例えばリミッターで設定した最大値を超えない
ように監視する機能を付与してある。
【００１３】一方、動力負荷８Ａへの充電による電力が
使用電流設定装置３で設定した電流値以上になると直ち
に使用電流制限装置４は動力負荷８Ａへの充電を停止
し、他の動力負荷８Ｂ…の接続に切り替えて優先的に充
電を行なわせるようにすることにより一定以上の電力量
以上にならないようにしてある。
使用電流設定装置３で設定した電流値以上になると直ち
に使用電流制限装置４は動力負荷８Ａへの充電を停止
し、他の動力負荷８Ｂ…の接続に切り替えて優先的に充
電を行なわせるようにすることにより一定以上の電力量
以上にならないようにしてある。
【００１４】尚、本実施の形態における電流値検出用変
流器２、使用電流設定装置３、使用電流制限装置４夫々
は、充電器７Ａ，７Ｂ…とは独立した装置であるので、
当該充電器７Ａ，７Ｂ…に対し変調等の影響を全く与え
ることがないものとしてある。また必要に応じてフォー
クリフトの台数、すなわち動力負荷８Ａ，８Ｂ…を任意
に増減できるものとしてある。
流器２、使用電流設定装置３、使用電流制限装置４夫々
は、充電器７Ａ，７Ｂ…とは独立した装置であるので、
当該充電器７Ａ，７Ｂ…に対し変調等の影響を全く与え
ることがないものとしてある。また必要に応じてフォー
クリフトの台数、すなわち動力負荷８Ａ，８Ｂ…を任意
に増減できるものとしてある。
【００１５】次に以上のように構成された実施の形態に
ついての使用、動作の一例を説明するに、先ず、フォー
クリフト使用の作業による仕事の終了時において、従業
員自ら倉庫等の各階に配された複数の動力負荷８Ａ，８
Ｂ…としてのフォークリフトの充電器付きバッテリーあ
るいは各階に配された夫々の充電器７Ａ，７Ｂ…に例え
ば一斉にでも接続しておいてから現場を離れる。このと
き電流値検出用変流器２により全動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の電流値が充電用電源１の出力端で検知され、当該検知
情報に基づき使用電流設定装置３に例えば契約電力とし
ての電力を設定し、この電力により、各充電器７Ａ，７
Ｂ…に接続される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値が入
力される。使用電流制限装置４により電力値が予め設定
された電力最大値以内に収まるように充電器７Ａ，７Ｂ
…を通電状態にしてから動力負荷８Ａ，７Ｂ…を充電す
る。
ついての使用、動作の一例を説明するに、先ず、フォー
クリフト使用の作業による仕事の終了時において、従業
員自ら倉庫等の各階に配された複数の動力負荷８Ａ，８
Ｂ…としてのフォークリフトの充電器付きバッテリーあ
るいは各階に配された夫々の充電器７Ａ，７Ｂ…に例え
ば一斉にでも接続しておいてから現場を離れる。このと
き電流値検出用変流器２により全動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の電流値が充電用電源１の出力端で検知され、当該検知
情報に基づき使用電流設定装置３に例えば契約電力とし
ての電力を設定し、この電力により、各充電器７Ａ，７
Ｂ…に接続される全動力負荷８Ａ，８Ｂ…の電流値が入
力される。使用電流制限装置４により電力値が予め設定
された電力最大値以内に収まるように充電器７Ａ，７Ｂ
…を通電状態にしてから動力負荷８Ａ，７Ｂ…を充電す
る。
【００１６】すなわち、例えば１台目の動力負荷８Ａへ
の充電がピーク電力を超えて電流値が下がり始めて安定
した時点で使用電流制限装置４のリレー５Ａが作動して
マグネット式のスイッチ６Ａをオフにしてから、他のリ
レー５Ａが作動して当該リレー５Ａに対向する他のスイ
ッチ６Ａをオンにして２台目の動力負荷８Ｂへの充電が
開始され、以後この動作を全台の動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の充電完了まで順次繰り返す。また、他の動力負荷８Ｂ
の充電が始まり、使用電流設定装置３により予め設定さ
れた電流値以上になるとただちに充電を停止させ、他の
動力負荷８Ｃを優先させて充電するため、許容された電
力量以上に上昇するのを阻止する。こうして使用電流制
限装置４は、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちの１台
あるいは許容範囲内の複数台のいくつかを選択して充電
させ、使用電流設定装置３により予め設定された電力最
大値以内で充電させるのである。
の充電がピーク電力を超えて電流値が下がり始めて安定
した時点で使用電流制限装置４のリレー５Ａが作動して
マグネット式のスイッチ６Ａをオフにしてから、他のリ
レー５Ａが作動して当該リレー５Ａに対向する他のスイ
ッチ６Ａをオンにして２台目の動力負荷８Ｂへの充電が
開始され、以後この動作を全台の動力負荷８Ａ，８Ｂ…
の充電完了まで順次繰り返す。また、他の動力負荷８Ｂ
の充電が始まり、使用電流設定装置３により予め設定さ
れた電流値以上になるとただちに充電を停止させ、他の
動力負荷８Ｃを優先させて充電するため、許容された電
力量以上に上昇するのを阻止する。こうして使用電流制
限装置４は、複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちの１台
あるいは許容範囲内の複数台のいくつかを選択して充電
させ、使用電流設定装置３により予め設定された電力最
大値以内で充電させるのである。
【００１７】尚、本実施の形態における充電制御装置
は、倉庫等の複数のフォークリフトを有する事業所にお
いて使用されるものとしているが、その他に電気自動車
やゴルフカート等の充電制御装置としても利用すること
ができる。
は、倉庫等の複数のフォークリフトを有する事業所にお
いて使用されるものとしているが、その他に電気自動車
やゴルフカート等の充電制御装置としても利用すること
ができる。
【００１８】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば事業所での終業時間に複数のフォークリフトの夫々
のバッテリーを一斉に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、
使用電流制限装置４により使用電流設定装置３で予め任
意に設定した電力以上には上昇せずに翌日普段通りにフ
ォークリフトを完全充電状態にしておくことができる。
また、バッテリー充電式の車両の新規導入や旧型車両の
廃棄に伴い台数や充電容量等が変更された場合でも、基
本電力料金を決めるピーク電力を充電時間の整定無しで
効率良く抑制できることで電力料金の中の基本電力料金
を決める契約電力量の低減を図ることができる。
えば事業所での終業時間に複数のフォークリフトの夫々
のバッテリーを一斉に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、
使用電流制限装置４により使用電流設定装置３で予め任
意に設定した電力以上には上昇せずに翌日普段通りにフ
ォークリフトを完全充電状態にしておくことができる。
また、バッテリー充電式の車両の新規導入や旧型車両の
廃棄に伴い台数や充電容量等が変更された場合でも、基
本電力料金を決めるピーク電力を充電時間の整定無しで
効率良く抑制できることで電力料金の中の基本電力料金
を決める契約電力量の低減を図ることができる。
【００１９】すなわちこれは本発明が、複数の動力負荷
８Ａ，８Ｂ…が夫々接続される各充電器７Ａ，７Ｂ…の
電流値を使用電流設定装置３に入力させ、使用電流設定
装置３により予め設定された電力に余地電力が生じたと
きに充電器７Ａ，７Ｂ…が通電可能となり且つ電力値が
予め設定された電力最大値内に収まるようにして充電す
るように制限する使用電流制限装置４を備えたものとし
たからであり、これにより複数のフォークリフトを一斉
に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、設定した電力以上は
通電しないので、電気設備容量を大幅に増設する必要が
なく、また需要者においては契約電力を小さくできるこ
とで、基本料金が安くなり経済的効果も大きくなるので
ある。
８Ａ，８Ｂ…が夫々接続される各充電器７Ａ，７Ｂ…の
電流値を使用電流設定装置３に入力させ、使用電流設定
装置３により予め設定された電力に余地電力が生じたと
きに充電器７Ａ，７Ｂ…が通電可能となり且つ電力値が
予め設定された電力最大値内に収まるようにして充電す
るように制限する使用電流制限装置４を備えたものとし
たからであり、これにより複数のフォークリフトを一斉
に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、設定した電力以上は
通電しないので、電気設備容量を大幅に増設する必要が
なく、また需要者においては契約電力を小さくできるこ
とで、基本料金が安くなり経済的効果も大きくなるので
ある。
【００２０】特に、従来のように需要者の所有している
フォークリフトの電力容量や台数を考慮しながら時間差
で制御するものではなく、動力トランスの出力端で電流
を検知し、この電流検知情報に基づき使用電流制限装置
４において使用電流を制限するので、基本電力料金を決
めるピーク電力を充電時間の整定無しで効率良く抑制す
ることができる。そのため、例えば充電終了時間をフォ
ークリフトの使用終了時に毎日設定する必要もなくな
り、しかも例えば１階から２階への使用場所の変更が生
じた場合でも、動力トランスの元で電流を検知している
ので、設定値を変更する必要もない。また使用電流の制
限は、使用電流設定装置３でその増減に合わせて設定値
を増減するだけで対応できるので大変に便利である。
フォークリフトの電力容量や台数を考慮しながら時間差
で制御するものではなく、動力トランスの出力端で電流
を検知し、この電流検知情報に基づき使用電流制限装置
４において使用電流を制限するので、基本電力料金を決
めるピーク電力を充電時間の整定無しで効率良く抑制す
ることができる。そのため、例えば充電終了時間をフォ
ークリフトの使用終了時に毎日設定する必要もなくな
り、しかも例えば１階から２階への使用場所の変更が生
じた場合でも、動力トランスの元で電流を検知している
ので、設定値を変更する必要もない。また使用電流の制
限は、使用電流設定装置３でその増減に合わせて設定値
を増減するだけで対応できるので大変に便利である。
【００２１】使用電流制限装置４には、充電が終了した
充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）の電源は自動的に遮断さ
れ、これを検知して他の充電器７Ｂ（７Ｃ…）に順次切
り替えるようスイッチ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）を制御する
リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を備えたものとしたので、
簡易なリレー回路構成により充電器７Ａ，７Ｂ…相互に
対する接続の自動切り替えが容易なものとなるため、フ
ォークリフトを一斉に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、
設定した電力以上は通電しないようにすることができ
る。
充電器７Ａ（７Ｂ，７Ｃ…）の電源は自動的に遮断さ
れ、これを検知して他の充電器７Ｂ（７Ｃ…）に順次切
り替えるようスイッチ６Ａ（６Ｂ，６Ｃ…）を制御する
リレー５Ａ（５Ｂ，５Ｃ…）を備えたものとしたので、
簡易なリレー回路構成により充電器７Ａ，７Ｂ…相互に
対する接続の自動切り替えが容易なものとなるため、フ
ォークリフトを一斉に充電器７Ａ，７Ｂ…に繋いでも、
設定した電力以上は通電しないようにすることができ
る。
【００２２】使用電流制限装置４は、使用電流設定装置
３により予め設定された電力最大値内に収まる範囲内で
複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちのいくつかを選択し
て充電させるものとしたので、需要者においては契約電
力を極力小さくすることができる。
３により予め設定された電力最大値内に収まる範囲内で
複数の動力負荷８Ａ，８Ｂ…のうちのいくつかを選択し
て充電させるものとしたので、需要者においては契約電
力を極力小さくすることができる。
【図１】本発明の実施の一形態における概略回路構成図
である。
である。
１…充電用電源 ２…電流値検出
用変流器 ３…使用電流設定装置 ４…使用電流制
限装置 ５Ａ，５Ｂ……リレー ６Ａ，６Ｂ……
スイッチ ７Ａ，７Ｂ……充電器 ８Ａ，８Ｂ……
動力負荷
用変流器 ３…使用電流設定装置 ４…使用電流制
限装置 ５Ａ，５Ｂ……リレー ６Ａ，６Ｂ……
スイッチ ７Ａ，７Ｂ……充電器 ８Ａ，８Ｂ……
動力負荷
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 5G003 AA01 BA02 CA01 FA06 5H030 AS08 BB18 BB26 BB27 FF41 FF42 5H115 PA11 PG04 PG05 PG07 PI16 PI29 PO07 PO13 QE12 QN02 SE10 TI05 TO12 TO14 TR20 TU20
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の動力負荷が夫々接続される充電器
と、全動力負荷の電流値を充電用電源の出力端で検知す
る電流値検出用変流器と、各充電器に接続される全動力
負荷の電流値を入力させる使用電流設定装置と、使用電
流設定装置により予め設定された電力に余地電力が生じ
たときに充電器が通電可能となり且つ電力値が予め設定
された電力最大値内に収まるようにして契約電力を上昇
することなく充電するように制限する使用電流制限装置
とを有することを特徴とする車両等の充電制御装置。 - 【請求項２】 使用電流制限装置には、充電が終了した
充電器の電源は自動的に遮断され、これを検知して他の
充電器に順次切り替えるようスイッチを制御するリレー
を備えたものとした請求項１記載の車両等の充電制御装
置。 - 【請求項３】 使用電流制限装置は、使用電流設定装置
により予め設定された電力最大値内に収まるようにして
動力負荷を充電させるように複数の動力負荷のうちのい
くつかを選択するものとした請求項１または２記載の車
両等の充電制御装置。 - 【請求項４】 使用電流制限装置は、選択した動力負荷
に対応する充電器の合計電力を、予め設定した最大値を
超えないように監視する機能を有するものとした請求項
１乃至３のいずれか記載の車両等の充電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484499A JP2001069678A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 車両等の充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484499A JP2001069678A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 車両等の充電制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001069678A true JP2001069678A (ja) | 2001-03-16 |
Family
ID=17124824
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24484499A Pending JP2001069678A (ja) | 1999-08-31 | 1999-08-31 | 車両等の充電制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001069678A (ja) |
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-
1999
- 1999-08-31 JP JP24484499A patent/JP2001069678A/ja active Pending
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