JPH04281339A - 無停電電源装置のバッテリー回路 - Google Patents
無停電電源装置のバッテリー回路Info
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- JPH04281339A JPH04281339A JP3040336A JP4033691A JPH04281339A JP H04281339 A JPH04281339 A JP H04281339A JP 3040336 A JP3040336 A JP 3040336A JP 4033691 A JP4033691 A JP 4033691A JP H04281339 A JPH04281339 A JP H04281339A
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Landscapes
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、複数のバッテリーを
並列接続して構成したバッテリー群を無停電電源装置に
組み込んで、これを充電しつつ使用する無停電電源装置
のバッテリー回路に関する。
並列接続して構成したバッテリー群を無停電電源装置に
組み込んで、これを充電しつつ使用する無停電電源装置
のバッテリー回路に関する。
【０００２】
【従来の技術】図８は無停電電源装置に組み込んだバッ
テリー群を充電する回路の従来例を示した回路図である
。この図８において、交流電源２からの交流電力は整流
器３で直流電力に、次いでインバータ４で再び交流電力
に変換して負荷９にこの交流電力を供給する。交流電源
２が停電した場合でも負荷９に電力を供給し続けること
が出来るように、整流器３とインバータ４とを結合して
いる直流中間回路には、バッテリースイッチ７と阻止ダ
イオード８とを介してバッテリー群を接続する。このバ
ッテリー群は第１バッテリー６Ａ、第２バッテリー６Ｂ
、第３バッテリー６Ｃなる３組のバッテリーの並列接続
で構成しており、このバッテリー群を充電するために充
電器５を設けている。無停電電源装置１０はこれら整流
器３、インバータ４、充電器５、３組のバッテリーの並
列接続で構成しているバッテリー群、バッテリースイッ
チ７、及び阻止ダイオード８で構成している。ここで複
数のバッテリーを並列接続するのは、交流電源２の停電
時に、負荷９へ所定の電力を所定時間連続して供給出来
るようにするためである。
テリー群を充電する回路の従来例を示した回路図である
。この図８において、交流電源２からの交流電力は整流
器３で直流電力に、次いでインバータ４で再び交流電力
に変換して負荷９にこの交流電力を供給する。交流電源
２が停電した場合でも負荷９に電力を供給し続けること
が出来るように、整流器３とインバータ４とを結合して
いる直流中間回路には、バッテリースイッチ７と阻止ダ
イオード８とを介してバッテリー群を接続する。このバ
ッテリー群は第１バッテリー６Ａ、第２バッテリー６Ｂ
、第３バッテリー６Ｃなる３組のバッテリーの並列接続
で構成しており、このバッテリー群を充電するために充
電器５を設けている。無停電電源装置１０はこれら整流
器３、インバータ４、充電器５、３組のバッテリーの並
列接続で構成しているバッテリー群、バッテリースイッ
チ７、及び阻止ダイオード８で構成している。ここで複
数のバッテリーを並列接続するのは、交流電源２の停電
時に、負荷９へ所定の電力を所定時間連続して供給出来
るようにするためである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】充電器５がこのバッテ
リー群を充電する場合、従来は、バッテリー群に流れる
充電電流を一括した値が所定の制限値を越えないように
電流を制限する電流制限方法を採用するのが通常である
。ところで、一般にバッテリーは異常を生じるとその内
部インピーダンスが高くなる。それ故、複数のバッテリ
ーの中の１つの寿命が尽きる等の異常を生じてその内部
インピーダンスが高くなると、この異常バッテリーへ流
れる充電電流が減少するので、その減少分だけ他の健全
なバッテリーへの充電電流が増加し、その結果、健全な
バッテリーの寿命を短くしてしまう不都合があった。 又、バッテリー群の中の１つのバッテリーの端子電圧が
低下する異常を生じても、並列接続している他の健全な
バッテリーのためにこの電圧低下を発見することが出来
ず、異常バッテリーの劣化を促進してしまう不都合もあ
った。
リー群を充電する場合、従来は、バッテリー群に流れる
充電電流を一括した値が所定の制限値を越えないように
電流を制限する電流制限方法を採用するのが通常である
。ところで、一般にバッテリーは異常を生じるとその内
部インピーダンスが高くなる。それ故、複数のバッテリ
ーの中の１つの寿命が尽きる等の異常を生じてその内部
インピーダンスが高くなると、この異常バッテリーへ流
れる充電電流が減少するので、その減少分だけ他の健全
なバッテリーへの充電電流が増加し、その結果、健全な
バッテリーの寿命を短くしてしまう不都合があった。 又、バッテリー群の中の１つのバッテリーの端子電圧が
低下する異常を生じても、並列接続している他の健全な
バッテリーのためにこの電圧低下を発見することが出来
ず、異常バッテリーの劣化を促進してしまう不都合もあ
った。
【０００４】そこでこの発明の目的は、複数のバッテリ
ーの並列接続で構成したバッテリー群を無停電電源装置
に組み込んで充放電を繰り返す際の個々のバッテリーの
異常を素早く、且つ確実に検出出来るようにすることに
ある。
ーの並列接続で構成したバッテリー群を無停電電源装置
に組み込んで充放電を繰り返す際の個々のバッテリーの
異常を素早く、且つ確実に検出出来るようにすることに
ある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めにこの発明のバッテリー回路は、複数のバッテリーの
並列接続でなるバッテリー群と、このバッテリー群を充
電する充電手段と、負荷に直流電力を供給する直流電源
とを備え、前記バッテリー群をバッテリースイッチと阻
止ダイオードとを介して前記直流電源に接続する構成の
無停電電源装置において、前記バッテリー群を構成して
いる各バッテリーはそれぞれ別個のバッテリースイッチ
と阻止ダイオードとを介して前記直流電源に接続すると
共に、前記充電手段と各バッテリーとはそれぞれ別個の
阻止ダイオードと電流検出手段とを介して接続する構成
にする。更にこのバッテリー群を充電する際の各バッテ
リーの充電電流のうちで最大の充電電流を検出して、こ
の検出最大充電電流が第１所定値を越えれば警報を発す
るか、又はこの検出最大充電電流がこの第１所定値より
も低い値に設定した第２所定値に減少するまで充電電圧
を低下させるか、又はバッテリー群を充電する際の各バ
ッテリーの充電電流のうちで最小の充電電流も検出して
、前記検出最大充電電流と検出最小充電電流との差が設
定した値を越えれば警報を発するか、又はこれらを組み
合わせて使用する。更にバッテリーに負荷を接続した時
にそのバッテリーが放電終止電圧に到達する迄の時間を
、前記バッテリースイッチを切り換えることで各バッテ
リー毎に別個に計測して、異常バッテリーを検出しよう
とするものである。
めにこの発明のバッテリー回路は、複数のバッテリーの
並列接続でなるバッテリー群と、このバッテリー群を充
電する充電手段と、負荷に直流電力を供給する直流電源
とを備え、前記バッテリー群をバッテリースイッチと阻
止ダイオードとを介して前記直流電源に接続する構成の
無停電電源装置において、前記バッテリー群を構成して
いる各バッテリーはそれぞれ別個のバッテリースイッチ
と阻止ダイオードとを介して前記直流電源に接続すると
共に、前記充電手段と各バッテリーとはそれぞれ別個の
阻止ダイオードと電流検出手段とを介して接続する構成
にする。更にこのバッテリー群を充電する際の各バッテ
リーの充電電流のうちで最大の充電電流を検出して、こ
の検出最大充電電流が第１所定値を越えれば警報を発す
るか、又はこの検出最大充電電流がこの第１所定値より
も低い値に設定した第２所定値に減少するまで充電電圧
を低下させるか、又はバッテリー群を充電する際の各バ
ッテリーの充電電流のうちで最小の充電電流も検出して
、前記検出最大充電電流と検出最小充電電流との差が設
定した値を越えれば警報を発するか、又はこれらを組み
合わせて使用する。更にバッテリーに負荷を接続した時
にそのバッテリーが放電終止電圧に到達する迄の時間を
、前記バッテリースイッチを切り換えることで各バッテ
リー毎に別個に計測して、異常バッテリーを検出しよう
とするものである。
【０００６】
【作用】この発明は、複数のバッテリーを並列接続して
構成したバッテリー群を無停電電源装置に組み込んで充
電する際に、各バッテリーの充電電流のうちで最大の電
流と最小の電流とを検出し、最大電流が所定値を越えれ
ば警報を発するかそれともこの最大電流を減少させるべ
く充電電圧を低下させる。又最大電流と最小電流との差
が所定値を越えれば警報を発する。更にバッテリーに負
荷を接続した時にこのバッテリーが放電終止電圧に到達
するまでの時間を、バッテリースイッチの切り換えによ
り各バッテリー毎に別個に計測することで、個々のバッ
テリーの異常を素早く且つ確実に検出しようとするもの
である。
構成したバッテリー群を無停電電源装置に組み込んで充
電する際に、各バッテリーの充電電流のうちで最大の電
流と最小の電流とを検出し、最大電流が所定値を越えれ
ば警報を発するかそれともこの最大電流を減少させるべ
く充電電圧を低下させる。又最大電流と最小電流との差
が所定値を越えれば警報を発する。更にバッテリーに負
荷を接続した時にこのバッテリーが放電終止電圧に到達
するまでの時間を、バッテリースイッチの切り換えによ
り各バッテリー毎に別個に計測することで、個々のバッ
テリーの異常を素早く且つ確実に検出しようとするもの
である。
【０００７】
【実施例】図１は本発明の第１実施例を示した回路図で
ある。この図１において、交流電源２からの交流電力は
整流器３で直流電力に、次いでインバータ４で再び交流
電力に変換して負荷９にこの交流電力を供給する。本発
明においては、第１バッテリー６Ａと第１スイッチ７Ａ
と第１ダイオード８Ａとの直列回路、第２バッテリー６
Ｂと第２スイッチ７Ｂと第２ダイオード８Ｂとの直列回
路、及び第３バッテリー６Ｃと第３スイッチ７Ｃと第３
ダイオード８Ｃとの直列回路を相互に並列接続してバッ
テリー群を構成し、交流電源２が停電した場合でも負荷
９に電力を供給し続けることが出来るように、整流器３
とインバータ４とを結合している直流中間回路にこのバ
ッテリー群を接続している。更にこのバッテリー群を充
電するために、第４ダイオード２１Ａと第１変流器２２
Ａとを介して第１バッテリー６Ａを充電する回路、第５
ダイオード２１Ｂと第２変流器２２Ｂとを介して第２バ
ッテリー６Ｂを充電する回路、及び第６ダイオード２１
Ｃと第３変流器２２Ｃとを介して第３バッテリー６Ｃを
充電する回路を設けることにより、３組のバッテリーを
別個に充電出来るようにしている。尚無停電電源装置２
０は、整流器３、インバータ４、充電器５、３組のバッ
テリー６Ａ，６Ｂ，６Ｃ、３個のスイッチ７Ａ，７Ｂ，
７Ｃ、６個のダイオード８Ａ，８Ｂ，８Ｃ，２１Ａ，２
１Ｂ，２１Ｃ、３個の変流器２２Ａ，２２Ｂ，２２Ｃ、
及び電流検出回路２３とで構成している。
ある。この図１において、交流電源２からの交流電力は
整流器３で直流電力に、次いでインバータ４で再び交流
電力に変換して負荷９にこの交流電力を供給する。本発
明においては、第１バッテリー６Ａと第１スイッチ７Ａ
と第１ダイオード８Ａとの直列回路、第２バッテリー６
Ｂと第２スイッチ７Ｂと第２ダイオード８Ｂとの直列回
路、及び第３バッテリー６Ｃと第３スイッチ７Ｃと第３
ダイオード８Ｃとの直列回路を相互に並列接続してバッ
テリー群を構成し、交流電源２が停電した場合でも負荷
９に電力を供給し続けることが出来るように、整流器３
とインバータ４とを結合している直流中間回路にこのバ
ッテリー群を接続している。更にこのバッテリー群を充
電するために、第４ダイオード２１Ａと第１変流器２２
Ａとを介して第１バッテリー６Ａを充電する回路、第５
ダイオード２１Ｂと第２変流器２２Ｂとを介して第２バ
ッテリー６Ｂを充電する回路、及び第６ダイオード２１
Ｃと第３変流器２２Ｃとを介して第３バッテリー６Ｃを
充電する回路を設けることにより、３組のバッテリーを
別個に充電出来るようにしている。尚無停電電源装置２
０は、整流器３、インバータ４、充電器５、３組のバッ
テリー６Ａ，６Ｂ，６Ｃ、３個のスイッチ７Ａ，７Ｂ，
７Ｃ、６個のダイオード８Ａ，８Ｂ，８Ｃ，２１Ａ，２
１Ｂ，２１Ｃ、３個の変流器２２Ａ，２２Ｂ，２２Ｃ、
及び電流検出回路２３とで構成している。
【０００８】図１に示す回路構成により、３組のバッテ
リーはそれぞれ別個に充電と放電をすることになるので
、健全なバッテリーが異常なバッテリーに影響される恐
れを回避出来る。又、充放電電流の計測やバッテリー端
子電圧の計測が個々に行えるので、異常を生じたバッテ
リーの検出と排除を素早く、且つ確実に行うことが出来
る。なお電流検出回路２３は第１変流器２２Ａと第２変
流器２２Ｂと第３変流器２２Ｃから検出した充電電流か
ら、どのバッテリーに異常を生じたかを判定している。
リーはそれぞれ別個に充電と放電をすることになるので
、健全なバッテリーが異常なバッテリーに影響される恐
れを回避出来る。又、充放電電流の計測やバッテリー端
子電圧の計測が個々に行えるので、異常を生じたバッテ
リーの検出と排除を素早く、且つ確実に行うことが出来
る。なお電流検出回路２３は第１変流器２２Ａと第２変
流器２２Ｂと第３変流器２２Ｃから検出した充電電流か
ら、どのバッテリーに異常を生じたかを判定している。
【０００９】図２は本発明の第２実施例を示した回路図
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしている。即ち最大電流検出回路
３１はこれらの変流器が検出する電流の中で最大の電流
値のみをコンパレータ３２に出力する。前述したように
、特定バッテリーの内部インピーダンスが高くなる異常
を生じると、健全なバッテリーの充電電流の増加により
、この健全バッテリーを劣化させようとするのを防止す
るために、検出最大電流値が警報設定器３３で設定した
値をこえるとコンパレータ３２が動作し、警報回路３４
が異常警報を発する。
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしている。即ち最大電流検出回路
３１はこれらの変流器が検出する電流の中で最大の電流
値のみをコンパレータ３２に出力する。前述したように
、特定バッテリーの内部インピーダンスが高くなる異常
を生じると、健全なバッテリーの充電電流の増加により
、この健全バッテリーを劣化させようとするのを防止す
るために、検出最大電流値が警報設定器３３で設定した
値をこえるとコンパレータ３２が動作し、警報回路３４
が異常警報を発する。
【００１０】図３は本発明の第３実施例を示した回路図
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしているのは、図２で既述の第２
実施例回路の場合と同じである。即ち最大電流検出回路
３１はこれらの変流器が検出する電流の中で最大の電流
値のみをコンパレータ３５に出力するのであるが、この
コンパレータ３５はその動作にヒステリシスを有する特
性にしているので、検出最大充電電流値が上限設定器３
６で設定している値を越えると、このコンパレータ３５
が作動して電圧抑制回路３８が充電器５にその出力電圧
を低下させる指令を出力し、充電電流を減少させるので
あるが、この電圧低下指令は検出最大充電電流値が下限
設定器３７で設定した値を下廻るまで継続する。
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしているのは、図２で既述の第２
実施例回路の場合と同じである。即ち最大電流検出回路
３１はこれらの変流器が検出する電流の中で最大の電流
値のみをコンパレータ３５に出力するのであるが、この
コンパレータ３５はその動作にヒステリシスを有する特
性にしているので、検出最大充電電流値が上限設定器３
６で設定している値を越えると、このコンパレータ３５
が作動して電圧抑制回路３８が充電器５にその出力電圧
を低下させる指令を出力し、充電電流を減少させるので
あるが、この電圧低下指令は検出最大充電電流値が下限
設定器３７で設定した値を下廻るまで継続する。
【００１１】図４は本発明の第４実施例を示した回路図
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出している充電電
流を処理する回路をあらわしているは、図２と図３で既
述の第２，第３の実施例回路の場合と同じである。この
図４に示す第４実施例回路では、これらの変流器が検出
する電流の中で最大の電流値を最大電流検出回路３１で
検出するのと同時に、これら変流器が検出する電流の中
で最小の電流値を最小電流検出回路４１で検出する。加
算器４２はこれら検出最大充電電流値と検出最小充電電
流値との差を演算し、その演算結果をコンパレータ４３
に入力するので、このコンパレータ４３はその入力偏差
値が警報設定器４４で設定した値を越えたときに動作し
、警報回路４５が警報を発する。
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出している充電電
流を処理する回路をあらわしているは、図２と図３で既
述の第２，第３の実施例回路の場合と同じである。この
図４に示す第４実施例回路では、これらの変流器が検出
する電流の中で最大の電流値を最大電流検出回路３１で
検出するのと同時に、これら変流器が検出する電流の中
で最小の電流値を最小電流検出回路４１で検出する。加
算器４２はこれら検出最大充電電流値と検出最小充電電
流値との差を演算し、その演算結果をコンパレータ４３
に入力するので、このコンパレータ４３はその入力偏差
値が警報設定器４４で設定した値を越えたときに動作し
、警報回路４５が警報を発する。
【００１２】図５は本発明の第５実施例を示した回路図
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしているのは、これまでに説明し
た各実施例回路の場合と同じである。又、この第５実施
例回路は図３で既述の第３実施例回路と、図４で既述の
第４実施例回路とを一緒にした回路構成となっている。 即ち最大電流検出回路３１が各変流器からの電流の中で
最大の電流値を検出して、その値が上限設定器３６の設
定値を越えれば、ヒステリシスを有するコンパレータ３
５を経て電圧抑制回路３８が充電器５に電圧低下を指令
するのであるが、この電圧低下指令は検出最大充電電流
値が下限設定器３７の設定値を下廻る迄継続する。一方
、最小電流検出回路４１が各変流器からの電流の中で最
小の電流値を検出しており、これら検出最大充電電流値
と検出最小充電電流値との差を加算器４２が演算し、こ
の加算器４２の演算結果が警報設定器４４で設定した値
を上廻ると、コンパレータ４３が作動して警報回路４５
が警報を発する。
であって、図１で既述の第１実施例回路における３個の
変流器２２Ａと２２Ｂと２２Ｃとが検出する充電電流を
処理する回路をあらわしているのは、これまでに説明し
た各実施例回路の場合と同じである。又、この第５実施
例回路は図３で既述の第３実施例回路と、図４で既述の
第４実施例回路とを一緒にした回路構成となっている。 即ち最大電流検出回路３１が各変流器からの電流の中で
最大の電流値を検出して、その値が上限設定器３６の設
定値を越えれば、ヒステリシスを有するコンパレータ３
５を経て電圧抑制回路３８が充電器５に電圧低下を指令
するのであるが、この電圧低下指令は検出最大充電電流
値が下限設定器３７の設定値を下廻る迄継続する。一方
、最小電流検出回路４１が各変流器からの電流の中で最
小の電流値を検出しており、これら検出最大充電電流値
と検出最小充電電流値との差を加算器４２が演算し、こ
の加算器４２の演算結果が警報設定器４４で設定した値
を上廻ると、コンパレータ４３が作動して警報回路４５
が警報を発する。
【００１３】図６は本発明の第６実施例を示した回路図
であって、図１で既述の第１実施例回路におけるバッテ
リー群の部分をあらわしている。図６に示す第６実施例
回路は、バッテリーとバッテリースイッチと阻止ダイオ
ードとの直列回路の並列接続回路に、更に電圧変化検出
回路５１を並列に接続した回路構成である。ここで、無
停電電源装置或いは無停電電源装置の直流中間回路に負
荷を接続し、第１スイッチ７Ａのみをオンにして他の第
２スイッチ７Ｂと第３スイッチ７Ｃとはオフにすると、
前記の負荷には第１バッテリー６Ａのみが直流電力を供
給するので、この第１バッテリー６Ａの端子電圧の時間
的変化を電圧変化検出回路５１で監視し、この端子電圧
が当該バッテリーの放電終止電圧まで低下すれば、オン
していた第１スイッチ７Ａをオフに、オフしていた第２
スイッチ７Ｂをオンにして、負荷への直流電力の供給を
第２バッテリー６Ｂに切り換える。この状態で第２バッ
テリー６Ｂの端子電圧が放電終止電圧まで低下すれば、
第３バッテリー６Ｃに切り換える。このようにして、各
バッテリーが放電終止電圧に到達するまでの時間を計測
することで、不良バッテリーを検出する。
であって、図１で既述の第１実施例回路におけるバッテ
リー群の部分をあらわしている。図６に示す第６実施例
回路は、バッテリーとバッテリースイッチと阻止ダイオ
ードとの直列回路の並列接続回路に、更に電圧変化検出
回路５１を並列に接続した回路構成である。ここで、無
停電電源装置或いは無停電電源装置の直流中間回路に負
荷を接続し、第１スイッチ７Ａのみをオンにして他の第
２スイッチ７Ｂと第３スイッチ７Ｃとはオフにすると、
前記の負荷には第１バッテリー６Ａのみが直流電力を供
給するので、この第１バッテリー６Ａの端子電圧の時間
的変化を電圧変化検出回路５１で監視し、この端子電圧
が当該バッテリーの放電終止電圧まで低下すれば、オン
していた第１スイッチ７Ａをオフに、オフしていた第２
スイッチ７Ｂをオンにして、負荷への直流電力の供給を
第２バッテリー６Ｂに切り換える。この状態で第２バッ
テリー６Ｂの端子電圧が放電終止電圧まで低下すれば、
第３バッテリー６Ｃに切り換える。このようにして、各
バッテリーが放電終止電圧に到達するまでの時間を計測
することで、不良バッテリーを検出する。
【００１４】図７は図６に示している第６実施例回路の
動作を示したタイムチャートであって、■は第１スイッ
チ７Ａの動作、■は第２スイッチ７Ｂの動作、■は第３
スイッチ７Ｃの動作、■はバッテリー端子電圧の変化を
それぞれあらわしている。この図７において、第１バッ
テリー６Ａの放電時間はＴ０ からＴ１ までの期間で
あって、第１バッテリー６Ａの端子電圧がＶＥ なる放
電終止電圧まで低下したＴ１ 時点で、第２バッテリー
６Ｂに切り換わっており、次いで同様な順序で第３バッ
テリー６Ｃに切り換わる。これらＴ０ からＴ１ まで
の期間と、Ｔ１ からＴ２ までの期間と、Ｔ２ から
Ｔ３ までの期間それぞれの長短から、どのバッテリー
が不良であるかを検出することが出来る。
動作を示したタイムチャートであって、■は第１スイッ
チ７Ａの動作、■は第２スイッチ７Ｂの動作、■は第３
スイッチ７Ｃの動作、■はバッテリー端子電圧の変化を
それぞれあらわしている。この図７において、第１バッ
テリー６Ａの放電時間はＴ０ からＴ１ までの期間で
あって、第１バッテリー６Ａの端子電圧がＶＥ なる放
電終止電圧まで低下したＴ１ 時点で、第２バッテリー
６Ｂに切り換わっており、次いで同様な順序で第３バッ
テリー６Ｃに切り換わる。これらＴ０ からＴ１ まで
の期間と、Ｔ１ からＴ２ までの期間と、Ｔ２ から
Ｔ３ までの期間それぞれの長短から、どのバッテリー
が不良であるかを検出することが出来る。
【００１５】
【発明の効果】複数のバッテリーを並列接続したバッテ
リー群を無停電電源装置に組み込んで充放電を繰り返す
際に、従来は複数バッテリーのうちに異常なものがあっ
ても検出が困難であるため見過ごしていた。又、異常バ
ッテリーが混在することにより健全なバッテリーの劣化
が促進されてしまう等の不都合もあったが、本発明によ
れば充電電流の最大値が所定値を越えたか否かで異常を
検出できる。又、充電電流の最大値と最小値との差が所
定値を越えたか否かで異常を検出出来る。更にバッテリ
ーを１組づつ放電する際の放電終止電圧に到達する迄の
時間から不良を検出できるので、複数のバッテリーを並
列接続していても、異常を生じたバッテリーを素早く且
つ確実に検出出来るし、健全なバッテリーまで劣化させ
てしまう恐れを回避出来る効果も得られる。
リー群を無停電電源装置に組み込んで充放電を繰り返す
際に、従来は複数バッテリーのうちに異常なものがあっ
ても検出が困難であるため見過ごしていた。又、異常バ
ッテリーが混在することにより健全なバッテリーの劣化
が促進されてしまう等の不都合もあったが、本発明によ
れば充電電流の最大値が所定値を越えたか否かで異常を
検出できる。又、充電電流の最大値と最小値との差が所
定値を越えたか否かで異常を検出出来る。更にバッテリ
ーを１組づつ放電する際の放電終止電圧に到達する迄の
時間から不良を検出できるので、複数のバッテリーを並
列接続していても、異常を生じたバッテリーを素早く且
つ確実に検出出来るし、健全なバッテリーまで劣化させ
てしまう恐れを回避出来る効果も得られる。
【図１】本発明の第１実施例を示した回路図
【図２】本
発明の第２実施例を示した回路図
発明の第２実施例を示した回路図
【図３】本発明の第３
実施例を示した回路図
実施例を示した回路図
【図４】本発明の第４実施例を示
した回路図
した回路図
【図５】本発明の第５実施例を示した回路図
【図６】本発明の第６実施例を示した回路図
【図７】図
６に示している第６実施例回路の動作を示したタイムチ
ャート
６に示している第６実施例回路の動作を示したタイムチ
ャート
【図８】無停電電源装置に組み込んだバッテリー群を充
電する回路の従来例を示した回路図
電する回路の従来例を示した回路図
３ 整流器
４ インバータ
５ 充電器
６Ａ 第１バッテリー
６Ｂ 第２バッテリー
６Ｃ 第３バッテリー
７ バッテリースイッチ
７Ａ 第１スイッチ
７Ｂ 第２スイッチ
７Ｃ 第３スイッチ
８ 阻止ダイオード
８Ａ 第１ダイオード
８Ｂ 第２ダイオード
８Ｃ 第３ダイオード
１０ 無停電電源装置
２０ 無停電電源装置
２２Ａ 第１変流器
２２Ｂ 第２変流器
２２Ｃ 第３変流器
２３ 電流検出回路
３１ 最大電流検出回路
３２ コンパレータ
３３ 警報設定器
３４ 警報回路
３５ コンパレータ
３６ 上限設定器
３７ 下限設定器
３８ 電圧抑制回路
４１ 最小電流検出回路
４２ 加算器
４３ コンパレータ
４４ 警報設定器
４５ 警報回路
５１ 電圧変化検出回路
Claims (6)
- 【請求項１】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続することを特徴とする無停電電
源装置のバッテリー回路。 - 【請求項２】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続し、前記各バッテリーの充電電
流のうちで最大の充電電流を検出する最大電流検出手段
と、この検出最大充電電流が第１所定値を越えたことを
検出する第１電流検出手段とを備え、この第１電流検出
手段が動作すれば警報を発することを特徴とする無停電
電源装置のバッテリー回路。 - 【請求項３】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続し、前記各バッテリーの充電電
流のうちで最大の充電電流を検出する最大電流検出手段
と、この検出最大充電電流が第１所定値を越えたことを
検出する第１電流検出手段と、この第１所定値よりも低
い値の第２所定値を設定する第２電流検出手段とを備え
、前記最大充電電流が第１所定値に達するとこの最大充
電電流が第２所定値に減少するまで前記充電手段の出力
電圧を低下させることを特徴とする無停電電源装置のバ
ッテリー回路。 - 【請求項４】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続し、前記各バッテリーの充電電
流のうちで最大の充電電流を検出する最大電流検出手段
と、最小の充電電流を検出する最小電流検出手段と、こ
れら最大電流検出値と最小電流検出値との差が設定値を
越えたか否かを検出する差電流検出手段とを備え、この
差電流検出手段が動作すれば警報を発することを特徴と
する無停電電源装置のバッテリー回路。 - 【請求項５】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続し、前記各バッテリーの充電電
流のうちで最大の充電電流を検出する最大電流検出手段
と、この検出最大充電電流が第１所定値を越えたことを
検出する第１電流検出手段と、この第１所定値よりも低
い値の第２所定値を設定する第２電流検出手段と、最大
電流検出値と最小電流検出値との差が設定値を越えたか
否かを検出する差電流検出手段とを備え、前記最大充電
電流が第１所定値に達するとこの最大充電電流が第２所
定値に低下するまで前記充電手段の出力電圧を低下させ
ると共に、前記差電流検出手段が動作すれば警報を発す
ることを特徴とする無停電電源装置のバッテリー回路。 - 【請求項６】複数のバッテリーの並列接続でなるバッテ
リー群と、このバッテリー群を充電する充電手段と、負
荷に直流電力を供給する直流電源とを備え、前記バッテ
リー群をバッテリースイッチと阻止ダイオードとを介し
て前記直流電源に接続する構成の無停電電源装置におい
て、前記バッテリー群を構成している各バッテリーはそ
れぞれ別個のバッテリースイッチと阻止ダイオードとを
介して前記直流電源に接続すると共に、前記充電手段と
各バッテリーとはそれぞれ別個の阻止ダイオードと電流
検出手段とを介して接続し、バッテリーの放電終止電圧
を検出する電圧検出手段と、この放電終止電圧に到達す
るまでの時間を計測するタイマーとを備え、前記バッテ
リースイッチを順次切り換えて、同一負荷に対する放電
終止電圧到達時間を計測してバッテリーの劣化を検出す
ることを特徴とする無停電電源装置のバッテリー回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040336A JPH04281339A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 無停電電源装置のバッテリー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3040336A JPH04281339A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 無停電電源装置のバッテリー回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04281339A true JPH04281339A (ja) | 1992-10-06 |
Family
ID=12577790
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3040336A Pending JPH04281339A (ja) | 1991-03-07 | 1991-03-07 | 無停電電源装置のバッテリー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04281339A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202241A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電源システムならびに電源システム制御のためのプログラムおよびそれを記録した記録媒体 |
| JP2008228449A (ja) * | 2007-03-13 | 2008-09-25 | Fuji Electric Systems Co Ltd | 電池の充放電回路スイッチ制御方式 |
| JP2009254063A (ja) * | 2008-04-03 | 2009-10-29 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電源システムおよび充電方法 |
| WO2010007091A1 (en) * | 2008-07-16 | 2010-01-21 | International Business Machines Corporation | Intrinsically balanced direct current uninterruptible power supply |
| JP2012034535A (ja) * | 2010-08-02 | 2012-02-16 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | 電池制御装置を備えた蓄電装置 |
| CN103872724A (zh) * | 2012-12-11 | 2014-06-18 | 三菱重工业株式会社 | 充电控制装置、电池系统以及充电控制方法 |
| WO2014155986A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | ソニー株式会社 | 蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法 |
| WO2021088537A1 (zh) * | 2019-11-07 | 2021-05-14 | 中车大连机车车辆有限公司 | 一种电池组并联充放电控制方法和系统 |
-
1991
- 1991-03-07 JP JP3040336A patent/JPH04281339A/ja active Pending
Cited By (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202241A (ja) * | 2006-01-24 | 2007-08-09 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 電源システムならびに電源システム制御のためのプログラムおよびそれを記録した記録媒体 |
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| JP2014117103A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 充電制御装置、電池システム、及び充電制御方法 |
| US9438061B2 (en) | 2012-12-11 | 2016-09-06 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Controlling charging current supplied to plurality of cell modules connected in parallel |
| WO2014155986A1 (ja) * | 2013-03-28 | 2014-10-02 | ソニー株式会社 | 蓄電装置、蓄電システムおよび蓄電装置の制御方法 |
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| WO2021088537A1 (zh) * | 2019-11-07 | 2021-05-14 | 中车大连机车车辆有限公司 | 一种电池组并联充放电控制方法和系统 |
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