JP2001069576A - 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング - Google Patents

無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング

Info

Publication number
JP2001069576A
JP2001069576A JP2000213457A JP2000213457A JP2001069576A JP 2001069576 A JP2001069576 A JP 2001069576A JP 2000213457 A JP2000213457 A JP 2000213457A JP 2000213457 A JP2000213457 A JP 2000213457A JP 2001069576 A JP2001069576 A JP 2001069576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code
base station
preamble
symbol
walsh
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000213457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4824852B2 (ja
Inventor
Anand G Dabak
ジー、ダバク アナンド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Texas Instruments Inc
Original Assignee
Texas Instruments Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Texas Instruments Inc filed Critical Texas Instruments Inc
Publication of JP2001069576A publication Critical patent/JP2001069576A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4824852B2 publication Critical patent/JP4824852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0048Walsh
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W76/00Connection management
    • H04W76/10Connection setup

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基地局(10)および無線ユニット(UE)
を含む無線通信ネットワークを提供する。 【解決手段】 無線ユニット(UE)は、基地局(1
0)が指定するタイムスロット中にプリアンブルを送信
することによって基地局(10)との接続を要求する。
開示されるプリアンブルは、セル特定のスクランブルコ
ードと同じ長さになるように、反復されたウォルシュ・
アダマール・コードシンボルである。接続を要求する無
線ユニット(UE)は、利用可能な1つのタイムスロッ
トと1つのウォルシュ・アダマール・コードシンボルを
疑似ランダム的に選択し、コードシンボルから得られる
ビットストリームをスクランブルして基地局(10)に
送信する。基地局(10)は受信した入力ビットストリ
ームをデスクランブルし、シンボルをデインタリーブす
る。シンボルは、伝送プリアンブル判定のために相関器
(104、126、136)に入力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は移動無線通信分野、
特に多重アクセス通信セッションの開始に関するもので
ある。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、移動無線通信の
普及は劇的に広がっている。近い将来、この技術は近代
的な都市部、さらには加入者電話システムの普及が不十
分な郊外または発展途上地域でも、さらに普及すること
が予想される。これに伴って無線トラフィックが増加す
ると、与えられた水準のシステムインフラストラクチャ
に利用可能な通信帯域幅を酷使することになる。したが
って、このようなトラフィック増加を処理するために、
無線通信システムの帯域幅利用の効率化に大きな関心が
集まっている。
【0003】現在のデジタル通信技術では、帯域幅利用
を拡大して無線トラフィックの搬送量を増加させるため
に多重アクセス技術を利用している。現状のアプローチ
において、多重通信通話または無線「接続」の同時動作
を可能にするために、当該分野では時分割多重アクセス
(TDMA)および符号分割多重アクセス(CDMA)
の両方が使用されている。この記述において、「通話」
は音声通信、データ通信、その他あらゆるタイプのデジ
タル通信を表す。TDMA通信は、その名前が示すとお
り、複数の通信にそれぞれタイムスロットを割り当て
て、短い周期で各通話を交互に伝送する。一方、CDM
Aは特定コードで信号を変調することにより、時間およ
び周波数を共有して複数の通信セッションを伝送するこ
とができる。受信側では、コードの適用によって、対応
する通話が復元され、同時に受信した他の通話は除外さ
れる。
【0004】当該分野では基本的なことであるが、無線
通信ネットワークにおける単一の基地局がカバレッジエ
リアあるいは「セル」における複数の移動無線通信と通
信セッションを行う。さらに、各基地局はそのセル内の
無線ユニットに関連して開始の可能性がある新しい通信
セッションに利用可能な残余帯域幅を把握している。こ
れに関連して、基地局は電源オン状態でセル内に存在す
る移動無線ユニット、さらにその識別も把握している。
このように、無線ユニットは電話ネットワークのあらゆ
るところから着信を受けることがあり、また、無線ユニ
ット自体からも発呼によって接続を開始することができ
る。
【0005】無線ユニットが特定の電話番号に電話する
ためには、基地局に接続要求を送る必要がある。従来の
システムによれば、そこで開始シーケンスが実行され、
基地局によって所要通信のチャンネルが割り当てられ、
無線ユニットから応答が帰される。
【0006】例えば、CDMAシステムでは、基地局と
無線ユニットは、両者の間の通信リンクに使用される変
調コードに関して「同意」しなければならない。従来の
CDMAシステムでは、無線ユニットが基地局カバレッ
ジエリア内で固定的な性質をもたないため、コードは先
験的に決定されない。したがって、変調コードの割り当
て前に無線ユニットと基地局が通信する技術が発達し
た。この初期化のための広く使用されている手法による
と、基地局は初期化のために通信フレーム内の予約タイ
ムスロットの数および位置を示す信号をその領域内の未
接続無線ユニットに定期的にブロードキャストする。こ
れらのブロードキャスト信号はそれぞれの無線ユニット
で受信され、ユニットは1つのタイムスロットで信号を
基地局に送って接続を要求することができる。この要求
信号は一般に「プリアンブル」と呼ばれ、それに続いて
送信のメッセージ部分が伝送される。
【0007】しかし、複数の無線ユニットが同時に通信
を確立しようとして、同じタイムスロットで同時にプリ
アンブルを送る可能性も高い。したがって、従来のCD
MA無線通信システムでは、1つの変調コードセットを
指定して、その中から無線ユニットが接続要求のための
コードを選択するようにしている。変調コードセットの
中の異なるコードでコード化された同時受信メッセージ
の送信元を基地局が分離することができるという意味
で、セット内の各コードは互いに直交関係にある。通
常、要求元の無線ユニットは擬似ランダム的に変調コー
ドを選択するので、これらのチャンネル選択コードは一
般に「ランダムアクセス」コードと呼ばれる。あるカバ
レッジエリアにおいて同じタイムスロットで接続要求す
る2つ(または、それ以上)の無線ユニット間で衝突す
る確率は、このランダムアクセスコードによって大幅に
減少する。例えば、16の利用可能なランダムアクセス
コードの1つを使用して、接続要求に利用可能なタイム
スロットが8つとすれば、接続要求する2つの無線ユニ
ットの間で衝突が起こる確率は1/8から1/128に
減少する。
【0008】このランダムアクセスアプローチに関する
例では、送信のプリアンブル部分の生成に256チップ
拡散コードを使用する。この従来のアプローチは「Te
chnical Specification TS
25.213 V2.1.0: Spreading
and Modulation (3rd Gener
ation Partnership Projec
t, 1999)」に記述されている。このアプローチ
に従って通信セッションを要求する際に、無線ユニット
はプリアンブル用として16の署名シンボルから1つを
ランダムに選択する。署名は、プラスまたはマイナスの
複素数A=1+jからなる16シンボルシーケンスで構
成される。[A、A、A、−A、−A、−A、A、−
A、−A、A、A、−A、A、−A A A]が16シ
ンボル署名の1例である。このプリアンブルにおける各
シンボルは256個の連続チップに拡散され、その拡散
プリアンブルが要求元無線ユニットによって変調され、
基地局に送信される。
【0009】しかしながら、無線ユニットの本質である
移動性のため、同時にコード化された要求信号の分離に
はある程度の困難が伴う。上述の256チップ拡散コー
ド化ランダムアクセスプリアンブルなどのランダムアク
セスコードによって、理論的に互いに直交する署名が得
られるが、この直交性は基地局での同時受信を前提とす
る。上述のように、基地局によって指定されるタイムス
ロットで複数の移動機からプリアンブルが同時に送信さ
れる。しかし、セル内の様々異なる距離から同時に送信
されたプリアンブルは同時に基地局に到達するとは限ら
ない。従来の256チップ拡散コード化のアプローチに
よると、あるプリアンブルと他のプリアンブルに時間差
があると、コード化署名は必ずしも互いに直交しない。
換言すれば、この従来アプローチにしたがってコード化
された時間差プリアンブルは互い相互相関関係にある。
したがって、情況によっては、従来のCDMA基地局は
複数の無線ユニットから異なるランダムアクセスコード
を常に識別できるとは限らない。
【0010】異なる伝送距離から受信したランダムアク
セスコードの相互相関について、上記に従来手法によっ
て考察した。例えば、無線ユニットの署名を非常に長い
プリアンブルに拡散するためにアップリンク拡散コード
の実数バージョンを使用するいわゆる「長」コードが開
発されている。そのアプローチでは、与えられたセル内
で予想される最長遅延時間よりかなり長いプリアンブル
長が選択される。この長コードは例えば、16ビットゴ
ールド(Gold)コード署名シンボルAの各ビットを
多数のチップ、例えば256チップに拡散するだけで得
られ、この場合、16ビットシンボルは256チップ値
の16シーケンスになって、全長は4096チップであ
る。この長いプリアンブルは、相対的に最大遅延(すな
わち最大距離差)で受信した直交署名間の相互相関を大
幅に減少させる。
【0011】しかし、この長コードアプローチが要求元
の移動無線ユニット間の速度変化に弱いことは従来通り
である。周知のドップラ効果は周期的な信号の移動源に
よる周波数偏移を表す。移動中の自動車、列車、特に飛
行機に搭載される移動無線ユニットの場合、ドップラ偏
移は位相シフトが要求の送信長にわたって蓄積する原因
になる。上述のように、従来の「長」ランダムアクセス
コードは4096チップの長さ(すなわち、16シンボ
ルのそれぞれについて256チップ)をもち、その長さ
にわたって直交署名を解析することにより、異なる無線
ユニットが識別される。このようにコードが長いため、
蓄積されたドップラ位相シフトはコード間の相互相関の
原因となり、同時伝送要求を基地局で識別することがで
きない場合がある。
【0012】伝送信号上のドップラ偏移に対処するため
に、ランダムアクセスチャンネルプリアンブルをコード
化する別のアプローチが考え出された。その1つは、プ
リアンブルの隣接シンボル間の相違によって署名を決定
するディファレンシャルコーディング法を利用する。こ
のディファレンシャルアプローチでは、遅延信号にある
程度の相互相関が見られ、同時送信中の移動無線ユニッ
ト間の距離差に弱い。そのため、ゆっくり移動する送信
機または固定送信機が伝送距離の変化に対して適切な直
交性を示すように、長い(例えば4096チップ)プリ
アンブルにわたるコヒーレントコードディングが使用さ
れ、高速で移動する移動体にはディファレンシャルコー
ディングが利用される。もちろん、移動体の速度に応じ
て異なるランダムアクセスチャンネルコードディングを
実施すると、送信機および基地局の複雑さがかなり増加
する。
【0013】もう1つのアプローチは、高速で移動する
送信機のためのセグメント化非コヒーレントデコーディ
ングを使用するもので、レシーバは、例えば4シンボル
当たり4セグメントシンボル程度の比較的短いセグメン
ト単位でプリアンブルをデコードする。しかし、この方
法によると、セグメントは互いに直交関係にならない。
【0014】
【発明を解決するための手段】したがって、本発明の目
的はセル内の様々な距離からの移動無線伝送に強く、ま
た速度変化の大きい移動機からの伝送にも強いランダム
アクセスチャンネル識別方法を提供することである。
【0015】本発明の目的はさらに、計算効率のよい方
法でプリアンブルのコーディングおよびデコーディング
を実行できるランダムアクセスチャンネル識別方法を提
供することである。
【0016】本発明の目的はさらに、無線通信セッショ
ンを確立する際に送信機の移動に起因する大幅な周波数
オフセットを許容し得るランダムアクセスチャンネル識
別方法を提供することである。
【0017】本発明のその他の目的および利点は、以下
の説明と付図によって当業者に明らかにされる。
【0018】本発明はウォルシュ・アダマール(Wal
sh Hadamard)コードに基づく伝送プリアン
ブルを使用する無線通信システムに適用することができ
る。コードシンボルを複数回反復して拡散を実行するこ
とにより、長コードの長さに対応する長さのプリアンブ
ルが作成され、拡散状態で反復する直交シンボルのプリ
アンブルが作成される。プリアンブルはセル特定の長コ
ードと乗算され、基地局での受信時には、この逆プロセ
スによってプリアンブルが復元される。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明は無線の音声・データ通信
システム、特にカバレッジエリアあるいは「セル」内で
無線ユニットが移動する場合における無線音声・データ
通信システムに関連して記述される。また、本発明に関
する特定の好ましい実施例は、符号分割多重アクセス
(CDMA)タイプの多重通信をセル内の基地局で取り
扱うようなシステムに関連して記述される。しかしなが
ら、本発明は、他の通信システム、例えば時分割多重ア
クセス(TDMA)や他のスペクトル拡散または広帯域
技術を採用する移動無線通信にも適用することが考慮さ
れている。したがって、以下の記述は単なる例示であっ
て、本発明の特許請求範囲に記載された範囲を制限する
ことを意図しない。
【0020】
【実施例】発明の好ましい実施例による無線通信システ
ムの開発例が図1に図示される。図1に示されるよう
に、基地局10はカバレッジエリアあるいはセル14の
中央寄りに配置される。基地局10は従来技術と同様
に、セル14内に物理的に位置する無線ユニットUEと
の間で広帯域またはスペクトル拡散無線通信を行う固定
施設である。図1で示されるように、当該分野で典型的
なものとして、無線ユニットUEはデジタル携帯電話な
どの移動無線ユニットである。セル14内の無線ユニッ
トUEの台数は、時間帯や曜日のほか、セル14内の無
線電話密度に影響する出来事に大きく依存して変動す
る。
【0021】一般に、セル14内の無線ユニットUEの
大部分が移動機であり、任意の時刻にセル14内の伝送
領域のいたるところに散在する。例えば、無線ユニット
UE 2は基地局10のごく近くに位置するが、無線ユニ
ットUEnは基地局10から比較的離れたセル14の周
縁部近くに位置する。その上、無線ユニットUEはセル
14内を移動することが可能である。例えば、無線ユニ
ットUE1は速度vで基地局10から遠ざかることもあ
る。従来技術では、無線ユニットUEの相互距離とそれ
らの移動速度の変動によって、接続要求のためのプリア
ンブルコードの識別が困難になる。後述するように、発
明の好ましい実施例のプリアンブルコーディングによれ
ば、相当な速度で移動する移動体によって相異なる距離
から伝送されるコード化プリアンブルを十分に効率的に
識別することができる。
【0022】この例では、基地局10と無線ユニットU
Eの間で行われる通信は、無線ユニットUEの1つと電
話ネットワーク内における別の電話との間で交わされる
音声通話である。したがって、後述のように基地局10
は無線ユニットUEと広帯域通信するための適切な回路
を有する。さらに、基地局10は個々の無線ユニットU
Eと一般交換電話網(PSTN)の間で通信リンクの交
換をある程度のレベルで実行する交換システム12を有
する。
【0023】上述のように無線ユニットUEは移動無線
電話セットに対応している。図2は典型的な移動無線ユ
ニットUEjの電子回路のブロック配線図である(一般
的に、添え字jは図1で示される無線ユニットUEの1
つを表す)。もちろん、図1で示されるような全体的な
システムにおける無線ユニットUEは、それぞれ異なっ
た回路で構成されると考えられる。したがって、図2で
示される無線ユニットUEjの回路構成は単なる例示で
あって、他の代替的回路構成を本発明で使用することも
可能である。
【0024】図2に示される代表的な回路構成はTDM
AおよびCDMAの広帯域通信を実行するのに通常使用
されるようないわゆる「第2世代」または「2G」ベー
スバンド構成に対応している。無線ユニットUEjの無
線サブシステム22は直接アンテナAに接続されてお
り、アンテナAを介して送受信される信号の電力増幅と
アナログ処理を行う。送信側では、無線サブシステム2
2の変調器27は送信用信号をRF(無線周波数)イン
ターフェース回路30から入力して、シンセサイザ25
の制御によって広帯域の変調アナログ信号を生成する。
パワーアンプ21はアンテナAからの送信用として変調
器27の出力を増幅する。受信側では、アンテナAから
の入力信号をレシーバ23で受信し、シンセサイザ25
の制御によってフィルタにかけられ、処理されて、RF
インターフェース回路30に送られる。
【0025】RFインターフェース回路30は無線ユニ
ットUEjのアナログのベースバンド範囲で入力、出力
の両信号を処理する。送信側において、RFインターフ
ェース回路30はデジタル信号プロセッサ(DSP)3
2からデジタル信号を入力し、特定の伝送プロトコルに
適した適切なフィルタリングと位相変調を実行する。例
えば、コード化デジタルビットストリームの多重チャン
ネルをDSP32からRFインターフェース回路30に
送ることができる。RFインターフェース回路30はこ
れらのディジタルデータをアナログ変換し、選択された
変換ビットストリームを位相偏移によって同相(I)お
よび直交(Q)アナログ信号成分の両方を生成し、上記
無線サブシステム22の変調器27に送るための適切な
信号になるようにアナログフィルタリングを施す。
【0026】受信側では、無線サブシステム22のレシ
ーバ23で受信したアナログ信号をRFインターフェー
ス回路30がDSP32による処理に適したデジタル形
式に変換する。例えば、受信信号の同相(I)、直交
(Q)成分は分離されてフィルタにかけられる。そし
て、RFインターフェース回路30によってA/D変換
を実行して、別々にフィルタにかけられた受信信号の各
成分に対応するデジタルビットストリームをDSP32
に入力することができる。
【0027】DSP32は送信用信号と受信信号の両方
に適切なデジタル信号処理を施す。これに関係して、D
SP32はオーディオインターフェース34に接続さ
れ、そのオーディオインターフェースは入出力用のマイ
クロホンMとスピーカSにそれぞれ接続される。オーデ
ィオインターフェース34は必要なA/D変換回路を有
し、マイクロホンMから入力される音に基づいてサンプ
リングされたビットストリームディジタル信号を生成す
るためにフィルタリングを行う一方、D/A変換回路を
有し、受信、処理された通信に対応するアナログの信号
でスピーカSを駆動するためにフィルタリングおよび増
幅を行う。
【0028】DSP32によって実行されるデジタル機
能は当然、無線ユニットUEjが使用する通信プロトコ
ルに依存する。受信側において、DSP32は受信した
デジタル拡散信号からデータ信号を検索するためにRF
インターフェース回路30からのデータをチャンネルデ
コーディングするなどの機能を実行し、続いて、チャン
ネルデコードされたデータからのスピーチシンボルのデ
コーディングを逆離散フーリエ変換(IDFT)等の手
法によって実行する。また、受信信号に対するイコライ
ゼーション、エラー修正、復号の各処理も適宜実行され
る。受信側のDSP32によって処理された信号はつぎ
に、オーディオインターフェース34に入力され、増幅
の後、スピーカSから出力される。
【0029】送信側では、実質的に逆の動作が行われ
る。マイクロホンMからオーディオインターフェース3
4を経て入力されるデジタルサンプリングされた音声入
力は、例えばシンボルDFT動作によってコード化さ
れ、そのシンボルはチャンネルコードでデジタルスペク
トル拡散信号にコード化される。そして、必要なプレイ
コライゼーションやフィルタリングと共に、スクランブ
リングあるいは他の暗号化処理が実行される。このよう
に処理されたデジタル信号は上述のようにRFインター
フェース回路30に入力される。
【0030】本発明の好ましい実施例によれば、DSP
32は無線ユニットUEjから送信されるプリアンブル
コードの生成機能を備えている。これらのプリアンブル
コードは、無線電話通話などの通信セッションの開始を
要求するためにアンテナAから送信される。この好まし
い実施例によると、無線ユニットUEjが自動車、列
車、飛行機などの高速輸送手段上で使用されている場合
に基地局10(図1)から無線ユニットUEjまでの広
い距離範囲にわたって識別可能なように、これらの直交
プリアンブルコードが選択される。これらのプリアンブ
ルの生成については以下に詳しく述べる。
【0031】これに関連して、DSP32は送受信の両
動作に必要なかなりのデジタル処理能力を備えることが
好ましい。DSP32としての使用するために好適なデ
ジタル信号プロセッサの一例に、テキサス・インスツル
メンツ社製デジタル信号プロセッサのTMS320c5
xファミリがある。
【0032】図2に示されるように、無線ユニットUE
jには、その他の支援回路も設けられる。この例では、
マイクロコントローラ36はデータ経路以外の無線ユニ
ットUEjを制御する。そのようなコントロール機能に
は、リソース管理、オペレーティングシステム管理、ヒ
ューマンインターフェース管理が含まれ、これに関係し
て、マイクロコントローラ36はフラッシュメモリ33
(オペレーティングシステムおよびユーザ設定の記憶
用)、SIMカード35(拡張機能用)、キーパッド3
7、ユーザディスプレイ38のようなファンクションと
一緒に動作する。さらに、図1に示されるように、無線
ユニットUEjは無線ユニットUEjのバッテリ状態をモ
ニタし、スリープモード等の節電機能を実行するために
バッテリ・インターフェースおよび電力制御サブシステ
ム31を有する。
【0033】第二/第三世代トランシーバ基地局用とし
て、発明の好ましい実施例による基地局の構造例につい
て図3を参照しながら説明する。当業者には明らかな通
り、この特定の構成は単なる例示であって、他の基地局
構成も本発明に従って使用可能である。
【0034】図3に示されるように、基地局10は増幅
送信信号を1つ以上の基地局アンテナBSAから送出す
るとともに、それらアンテナBSAから受信した信号を
増幅するための増幅器42を有する。RFインターフェ
ース・ファンクション44は、適切な送受信フォーマッ
ティング/フィルタリング回路を含む。さらに、RFイ
ンターフェース・ファンクション44は、増幅された受
信信号をデジタル化するA/D変換器と、伝送信号をア
ナログ化するD/A変換器を含む。このように、RFイ
ンターフェース・ファンクション44がベースバンド・
インターフェース45とデジタル的に接続されることに
より、RFインターフェース・ファンクション44とベ
ースバンド装置40の間で適切な信号フォーマッティン
グが行われる。
【0035】ベースバンド装置40は物理層インターフ
ェース55およびネットワークインターフェースアダプ
ター56を介してE1またはT1クラス等の末端ネット
ワークあるいは図3で示されるパケットネットワークと
通信する。物理層インターフェース55およびネットワ
ークインターフェースアダプター56は従来のサブシス
テムであって、ネットワークタイプおよび基地局10に
好適な対応インターフェースに従って選択される。図1
の構成では、ネットワークインターフェースアダプター
56は交換システム12とのインターフェースを行う。
【0036】ベースバンド装置40は基地局10で無線
通信を処理する際にデジタル信号処理機能を実行する。
このファンクションを実行するために、ベースバンド装
置40は、1つ以上の高性能デジタル信号プロセッサ
(DSP)装置、例えばテキサス・インスツルメンツ社
製DSPのTMS320c5xおよびTMS320c6
xクラスのものと、基地局10のデジタル処理条件に好
適なメモリおよび外部ファンクションとを含むサブシス
テムになると考えられる。図3では、ベースバンド装置
40の構造面よりも機能面の構成を示しているが、当業
者には明らかなとおり、この機能的説明により、従来の
集積回路を使用して基地局10の所要能力に応じたベー
スバンド装置40を容易に実現することができる。
【0037】送信側において、ベースバンド装置40は
図3で示されるように、物理層インターフェース55と
ベースバンド・インターフェース45の間に接続される
エンコード/変調ファンクション54を含む。エンコー
ド/変調ファンクション54は物理層インターフェース
55からディジタルデータを受け取って、特定のプロト
コルに適したデジタル処理機能を実行する。例えば、エ
ンコード/変調ファンクション54は最初に、受信ディ
ジタルデータをシンボルにコード化する。これらのシン
ボルは選択されたチップレートに従って拡散コードによ
ってチップシーケンスに拡散され、また、この過程でシ
ンボルが多重サブチャネルに拡散されることもある。通
常、受信側の無線ユニットUEがこの基地局10からの
送信と隣接セルからの送信を区別することができるよう
に、拡散シンボルにセル特定のスクランブリングコード
が適用される。つぎに、拡散シンボルが変調されるが、
一般に多重サブチャネルは同相(I)および直交(Q)
グループに分割されるので、最終的な変調信号には両方
の成分が含まれる。スペクトル拡散信号はチャンネルひ
ずみに対する適切なフィルタリングおよびプレイコライ
ゼーションの後にベースバンド・インターフェース45
に印加され、RFインターフェース・ファンクション4
4および増幅器42を経てアンテナBSAから送出され
る。
【0038】受信側では、RFインターフェース・ファ
ンクション44で受信信号のデジタル化の後、入力デジ
タル信号がベースバンド・インターフェース45からベ
ースバンド装置40に送られる。これらの信号は、詳細
に後述するチップレート復調/逆拡散ファンクション4
8に印加され、デジタル化された受信データから伝送シ
ンボルが得られる。基地局10がそのセル14内の複数
の無線ユニットUEから複数チャンネルを介して信号を
受信することを考慮して、チャンネル推定ファンクショ
ン46はランダムなチャンネル変化を想定する。チャン
ネル推定ファンクション46およびチップレート復調・
逆拡散ファンクション48の出力はシンボルユーザ検出
・結合ファンクションに供給されて、復調データが各チ
ャンネルに関連づけられた後、チャンネル毎すなわち通
話毎にシンボルデコードファンクション52によって受
信シンボルは物理層インターフェース55およびネット
ワークインターフェース・ファンクション56を介する
ネットワーク通信に適したビットストリームにデコード
される。
【0039】上述のように、本発明は図1に例示する無
線電話ユニットUEなどの移動機による接続要求の生成
と、対応の基地局10における接続要求の受信およびデ
コーディングとに関するものである。図4、図5を用い
て、発明の好ましい実施例による接続要求プリアンブル
生成動作の原理を以下に説明する。
【0040】例えば図2のように構成された移動体ユー
ザユニットUEなどの送信要素を図1のシステムにおい
て使用する場合のデータフローを図4に示す。この例で
は、データビットストリームx(k)は、例えば最終デ
ータメッセージの一部としての伝送シンボルストリーム
に対応する。このビットストリームx(k)は動作58
で拡散コードh(k)と乗算される。ビットストリーム
x(k)の各ビットは当該分野で周知のように、拡散動
作58によって複数の「チップ」に拡散される。実際
は、拡散動作58においてビットストリームx(k)の
各ビットは特定のコードh(k)で変調された一連のサ
ンプルすなわちチップに変換され、この動作58におけ
るチップレートはビットストリームx(k)のデータレ
ートの整数倍である。そして、特定のチャンネルのパワ
ーを調整するために、利得段60において動作58によ
る拡散出力に利得率βが適用される。
【0041】ビットストリームx(k)に対応するチャ
ンネルは、加算器62でつぎに直交成分(Q)と結合さ
れる同相成分(I)である。当該分野で周知のように、
図4で示すような単独のデータチャンネルは、加算器6
2によってそのデータチャンネルとは位相が90°異な
る制御チャンネルと結合して伝送することが可能であ
り、この直交構成によって受信側でデータとコントロー
ル情報の分離が可能になる。また、当該分野で周知のよ
うに、伝送は多重データチャンネル上に実行され、分離
を可能にするために各チャンネルは直交拡散コードh
(k)のセットのうち、それぞれ異なったコードを受信
する。多重データチャンネルを同相と直交グループに分
離し、加算器62の前段で結合することも当該分野で周
知である。記述を簡潔にするため、図4ではビットスト
リームx(k)に対する1つだけのデータチャンネルが
示されているが、当業者には容易に理解されるように、
本発明は多重チャンネル伝送にも実施することができ
る。
【0042】つぎに、加算器62からのIおよびQ成分
は、動作64においてスクランブルコードc(k)でス
クランブルされる。同一セル(例えば、図1のセル1
4)で行われるすべての送信が同一スクランブルコード
を使用するという意味で、スクランブルコードc(k)
はセル特定である。したがって、スクランブルコードc
(k)を使用することによって、それぞれのシステム要
素は、そのセル内の通信と、他のセルから受信したかも
しれない通信とを識別することができる。通常、スクラ
ンブルコードc(k)は「長」コード、例えば4096
チップ長のコードである。
【0043】スクランブル動作64の後、スクランブル
された拡散信号は、動作66、68において送信用とし
てそれぞれ同相および直交成分に変調される。一般にス
クランブルコードc(k)に複素係数が含まれると、動
作66、68による同相、直交出力成分は一般に、加算
器62への同相、直交入力成分に対応しない。
【0044】伝送に適用される図4のコーディングはも
ちろん受信側で完全に復元可能である。
【0045】音声またはデータ通信ペイロードのほか
に、基地局10との接続を要求するために図4のスキー
ムにしたがって無線ユニットUEでプリアンブルが生成
される。図1との関連で述べたように、本発明による
と、基地局10から大きく離れた場所をかなりな速度で
移動する無線ユニットUEから同時に要求された場合で
も直交性が得られるように、特定の拡散コードh(k)
が選択される。
【0046】発明の好ましい実施例によると、動作58
で適用される拡散コードh(k)は1セットの直交ウォ
ルシュ・アダマール・コードから選択された1つの反復
に相当する。実際に、入力ビットストリームx(k)を
「1」と仮定しているので、動作58の出力はウォルシ
ュ・アダマール・コードシンボルそのものである。そし
て、この拡散コード出力とセル特定のスクランブルコー
ドが動作64で乗算される。詳細は後述するが、受信側
における変換動作を容易にする意味で、ウォルシュ・ア
ダマール・コードの選択は特に有用である。
【0047】代表的な発明の好ましい実施例によると、
スクランブルコードc(k)は長さ225−1の実数値ゴ
ールドコードの4096チップセグメントである。同相
専用チャンネルアップリンクスクランブルコードと同じ
方法でセル特定のスクランブルコードc(k)を形成
し、それを、直交ゴールドコードの256の直交409
6チップセグメントの1つとして選択するのが好まし
い。なお、その256のコードはコード生成時に異なる
初期シフトレジス値から決定される。その結果として得
られたスクランブルコードc(k)は、それぞれ異なる
ウォルシュ・アダマール・コードに対応する16の可能
なプリアンブルコードh(k)と関連づけられる。
【0048】周知のように、長さ16のウォルシュ・ア
ダマール・コードhm(k)は、m=0,1,..,1
5として以下のように表される。
【表1】 この代表例によると、選択されたプリアンブルコードh
(k)はつぎに説明するようなインタリーブ方式で25
6回繰り返される。
【0049】もちろん、これ以外のプリアンブルコード
長と反復の組み合わせも同様に使用可能である。例え
ば、長さ32のアダマール・コードを128回繰り返し
ても、4096チップ・スクランブルコードに対応す
る。アプリケーションによっては、長さの異なるスクラ
ンブルコードが使用可能であって、その場合、さらに多
くのコード長と反復回数の組み合わせが得られる。
【0050】m=0、1、…、15としたとき、16の
ウォルシュ・アダマール・コードh m(k)のセットを
想定し、n=0、1、…、255としたとき、256の
スクランブルコードCn(k)のセットを想定する。た
だし、各コードhmは16チップ長、各コードCnは40
96チップ長である。図4の動作64で出力されるm番
目のプリアンブルはn番目のスクランブルコードsmn
対応し、次のように表される。
【数1】 は、長さ16のウォルシュ・アダマール・コードの25
6回反復に相当する。図5で示されるように、発明の好
ましい実施例によるプリアンブル70の構成は、16の
可能なウォルシュ・アダマール・コードシンボルhm
256回繰り返して作成した4096チップの1つから
成る。言い換えれば、256コードシンボルhmのそれ
ぞれの中で第1ビットが同じであり、256コードシン
ボルhmのそれぞれの中で第2ビットが同じであり、以
下同様になる。ゴールドコードの場合は、シンボルの各
ビットは複数チップ分だけ繰り返され、続いて次のビッ
トはそのチップ分だけ繰り返され、以下同様であり、こ
の点において、プリアンブルシンボル70の上記構成
は、従来のゴールドコード化プリアンブルと好対照を示
している。また、図5で示されるように、プリアンブル
シンボル70は上述のとおり、送信前に特定のセル特定
スクランブルコードcnと乗算される。
【0051】もちろん、ウォルシュ・アダマール・コー
ドシンボルの反復数は適用される「長」コードの長さに
よって異なり、図5に関わる上記構成は単なる例示であ
る。現在の規格に対応する別の例では3840チップ長
コードが使用される。その場合、長さ16のウォルシュ
・アダマール・コードが240回繰り返される。
【0052】発明の好ましい実施例に従って接続を要求
する際に無線ユニットUEおよび基地局10で行われる
全体的な動作について、図6を用いて説明する。以下の
記述から明らかにされる通り、図6で示される動作は、
発明の好ましい実施例による図2の無線ユニットUEの
構成に含まれるDSP32によって主として実行され
る。もちろん、図6の動作を実行する特定の回路は、無
線ユニットUEを実現するために使用される特定の構成
に依存する。図6で示されるように、この動作は、例え
ば基地局10のサービスエリアであるセル14に無線ユ
ニットUEが入ったときに無線ユニットUEがセル14
からセル特定のスクランブルコードcnを受信する過程
72で開始される。このセル特定のスクランブルコード
nは無線ユニットUEによって接続要求用プリアンブ
ルおよびペイロードの送信用に使用される。
【0053】過程74において、無線ユニットUEは、
任意の無線ユニットUEが接続要求のためにプリアンブ
ルを伝送することのできる特定の周期的タイムスロット
を示すブロードキャスト・メッセージを基地局10から
受信する。当該分野で周知のとおり、基地局10からの
ブロードキャストは周期的に行われ、無線ユニットUE
は接続要求に現在利用可能なタイムスロットに関する最
新情報を受信することができる。もちろん、使用可能時
間スロットの数は、セル内で発生する呼の瞬時トラフィ
ックに依存して時間的に変化する。デシジョン過程76
において、無線ユニットUEは、そのユーザが発呼する
か否かを決定する。否(デシジョン76がNO)の場
合、無線ユニットUEは、接続要求に使用可能なタイム
スロットに関する次のブロードキャストを受信するため
に過程74に戻ってデシジョン76を繰り返す。
【0054】ユーザが発呼する場合(デシジョン76は
YES)、無線ユニットUEは過程78において、接続
要求の発信に使用可能なタイムスロットの1つを選択す
るとともに、プリアンブルを構成するためにウォルシュ
・アダマール・コードhmの1つを選択する。発明の好
ましい実施例によると、同一セル14内の別の無線ユニ
ットUEが接続要求のために同じタイムスロットと同じ
ウォルシュ・アダマール・コードを選択する確率を最小
にするために、過程78における選択動作は擬似ランダ
ム選択アルゴリズムによって実行される。その結果、長
さ16のウォルシュ・アダマール・コードhmが利用可
能な上述の好ましい実施例では、選択過程78において
上記リストの16コードhmの1つがランダムに選択さ
れる。
【0055】過程80において、無線ユニットUEのD
SP32は、最後のサンプリングコードの長さを合わせ
るために十分な回数だけコードシンボルを繰り返すこと
により、選択されたウォルシュ・アダマール・コードh
mをインタリーブ形式で拡散する。4096チップ・ス
クランブルコードcnを使用するこの例では、長さ16
のウォルシュ・アダマール・コードhmが256回繰り
返され(16×256=4096)。図5に関連して上
述したインタリーブ形式でコードシンボルが効果的に拡
散される。つぎに、基地局10から受信したセル特定の
スクランブルコードcnにしたがって拡散コードシンボ
ルを多重化するために、無線ユニットUEは過程82を
実行する。また、スクランブルされた信号を必要に応じ
てオーバサンプリングすることも可能である。このプリ
アンブルは変調され、過程78で選択された使用可能タ
イムスロット期間中に無線ユニットUEから基地局10
へ送信される。
【0056】過程86において基地局10はプリアンブ
ルを受信する。図2に示される代表的構成の基地局10
に含まれる増幅器42、RFインターフェース44、ベ
ースバンド・インターフェース46などの回路におい
て、このプリアンブルに対応する受信信号に増幅、A/
D変換、フィルタリング等の処理が施される。その結果
として得られたデジタル信号は、基地局10のチップレ
ート復調・逆拡散ファンクションによって逆スクランブ
ル、復調、逆拡散され、無線ユニットUEが選択、送信
した特定のウォルシュ・アダマール・コードシンボルh
mは復元される。
【0057】発明の好ましい実施例によるチップレート
復調・逆拡散ファンクション48の代表的構造が図7に
示されており、これは図6の方法に従って動作する。
【0058】詳細は後述するが、この構造によると、入
力デジタル信号は最初に、発明の好ましい実施例による
過程88における様々なインタリーブ拡散コードシンボ
ルをデインタリーブするために、一連のタップ付き遅延
線100に印加される。図7で示されるように、例示遅
延線1000の各遅延線100は一連の遅延段Dを含
む。オーバサンプリング・ファクタをnとして、各遅延
線100の長さは16nである。タップは最初の遅延段
Dの前に位置し、その後はn番目ごとの遅延段の前に位
置する。図7に示される遅延線1000の例では、タッ
プ間に2つの遅延段Dが入るように、オーバサンプリン
グ・ファクタはn=2である。遅延線1000の出力は
遅延線1001の入力に印加され、順次次の遅延線に印
加される。長さ16のウォルシュ・アダマール・コード
を256回拡散するこの例では、チップレート復調・逆
拡散ファンクション48に含まれる遅延線100の個数
は、図のシーケンスにおける最後の遅延線が100255
であることから明らかなように256である。
【0059】遅延線100からのタップは、逆拡散器1
02のうち適当な何個かに接続される。入力ビットスト
リームの対応ビットを合成してコードシンボル用ビット
値に戻すための回路または機能が逆拡散器102で形成
され、それによって各ビットのチップ数が単一ビット値
に「逆拡散」される。さらに、逆拡散器102は送信時
に実行された拡散コードとスクランブルコードcnの乗
算の逆操作を行うためにセル特定のスクランブルコード
の適切な係数を入力ビットに加える。長さ16のウォル
シュ・アダマール・コードのこの例において、逆拡散器
102を16インスタンス(すなわち、逆拡散器102
0〜10215)設けると、各逆拡散器102は図7に示
すように256の長さになる。シンボルの繰り返しを行
う発明の好ましい実施例によると、シンボル内のビット
は上述のように反復の間にインタリーブされる。一連の
逆拡散器1020〜10215の逆拡散器102の位置に
対応するタップ位置から256の遅延線100の各タッ
プに接続される各逆拡散器102によって図6のフロー
に示すデインタリーブ動作が実行される。例えば、第1
の逆拡散器1020は図示されるように遅延線1000
ら第1タップと、さらに遅延線1001〜100255の2
55個のそれぞれからも第1タップが接続される。第2
の逆拡散器1021は図示されるように遅延線1000
らn遅延段後の第2タップと、さらに遅延線1001
100255の255個のそれぞれからも第2タップが接
続される。この例では、残りの逆拡散器1022〜10
15のすべてに対して、この構成が続く。各逆拡散器1
02への入力タップの組み合わせが分析されて出力ビッ
トが生成され、逆拡散器102からの出力の組み合わせ
によって、この実施例における16ビットのシンボルが
構成される。
【0060】16の逆拡散器1020〜10215の出力
は16ビットシンボルとして変換・コード相関ファンク
ション104に印加され、変換・コード相関ファンクシ
ョン104は過程94で例えば相関に基づいてこのシン
ボルとセット中の可能なウォルシュ・アダマール・コー
ドhmのそれぞれとを比較する。この例では、変換・コ
ード相関ファンクション104は長さ16のウォルシュ
・アダマール変換を実行して、その結果を可能なコード
mのための各変換に関連させる。16の出力が生成さ
れ、各出力は可能なコードhmの1つと関連づけられて
いて、受信ビットストリームとその関連コードhmとの
相関程度を表す。そして、これらの出力は基地局10に
おいて例えばシンボルユーザ検出・合成ファンクション
50(図3)で解析され、デコードされたプリアンブル
に対応する要求を送信した無線ユニットUEのアイデン
ティティが識別される。このデコードされたプリアンブ
ルが有効であると仮定して、過程96で基地局10が要
求元無線ユニットUEから要求された接続を開始するこ
とにより、音声またはデータペイロード情報の通信が可
能になる。
【0061】この好ましい実施例によると、プリアンブ
ルコードの分解能において大きな利点が得られる。図5
に例示される拡散プリアンブルコードのインターリービ
ングにより、コード化シンボルがコヒーレントである期
間が短くなり、直交状態が維持される。上記例では、そ
れぞれのシンボルは16チップの期間(の適用オーバサ
ンプリング・ファクタ倍)はコヒーレントで、256回
繰り返される。このようにコヒーレントな期間が短い
と、その期間中の蓄積ドップラ位相シフトの影響が小さ
いので、高速で移動する移動機のプリアンブルが確実に
識別される。一方、長いコード長にわたってシンボルの
反復を行うと、セル内の様々な距離に位置する無線ユニ
ットから伝送されるプリアンブルを識別することができ
る。上記例では、長さ16のコードシンボルが256回
繰り返され、その結果、4096チップシンボルが得ら
れ、受信遅延時間に大きな変動がある場合でも識別する
ことができる。
【0062】さらに、図7に関する例で述べたように、
発明の好ましい実施例によるプリアンブルコーディング
はデコードの際に特に効率的である。図7において、そ
れぞれの逆拡散器102を互いに並列動作させることに
より、全体の逆拡散過程90(図6)を一度に実行する
ことができる。また、発明の好ましい実施例のプリアン
ブルコーディングのための予想計算量は従来のゴールド
コーディング以下と推測される。その結果、高速で移動
し距離も様々に異なる場合にプリアンブルを正確に識別
する本発明の利益は、計算費用をかけることなく実現さ
れ、さらに計算量も軽減される。
【0063】上述のように、本発明は様々な構成で実行
することができる。さらに、上記のコーディングおよび
デコーディングは、上述した従来の長コヒーレントコー
ドやセグメントコードを含めた従来のアプローチと組み
合わせて実行可能なように考慮されている。そのような
組み合わせでは、基地局は本発明によるプリアンブルや
従来技術によるプリアンブルの受信、デコードを行い、
その場合、最大相関が得られるアプローチを基地局で使
用するように考慮されている。
【0064】これに関連して、図8に第2の好ましい発
明実施例によるチップレート復調・逆拡散ファンクショ
ン48’の構造の詳細を示す。この第2実施例は入力プ
リアンブルのセグメント型ノンコヒーレント・デコーデ
ィングに対応しており、この特定例では、4つのセグメ
ントはそれぞれ64シンボル長であって、各シンボルは
長さ16のウォルシュ・アダマール・コードである。も
ちろん、他のセグメント長も、必要に応じて異なるコー
ド長と組み合わせて使用することができる。代替例とし
て4096チップ長コードと長さ16のウォルシュ・ア
ダマール・コードの場合、セグメントの長さおよび数は
それぞれ、32シンボルが8セグメントと、128シン
ボルが2セグメントからなる。
【0065】図8で示されるように、ここでも入力デー
タストリームは、図7の例と同様に遅延線100で受信
される。前述と同様に、遅延線100は256個の遅延
線1000〜100255を備えており、オーバサンプリン
グ・ファクタをnとして、各遅延線には16×nの遅延
段Dが含まれる。前述と同様に、遅延線100からは長
さ方向に沿ってタップが引き出され、この例では409
6の出力タップT(0)〜T(4093)が引き出され
ている。これらの出力Tはインタリーブ形式で逆拡散器
1220〜12263に印加される。なお、この実施例で
は逆拡散器の長さ64である。
【0066】この第2の好ましい発明実施例によると、
各コードシンボルは、4096チップ長のコード全体の
長さにわたってコヒーレントであると言うよりも、64
シンボルのセグメントとして考えられる。したがって、
逆拡散器122への入力は遅延線100のサブセットか
らだけである。例えば、最初の逆拡散器1220は最初
の64の遅延線1000〜10063の各第1タップ(す
なわち、第1遅延段Dの前にあるタップ)に接続され、
図8の用語に従えば、これらの入力は入力T(0)、T
(16)、T(32)、...、T(1008)であ
る。次の逆拡散器1221は最初の64の遅延線1000
〜10063の第2タップ、すなわちT(1)、T(1
7)、...、T(1009)に接続される。このよう
に、逆拡散器1220〜12215は最初の64の遅延線
100の各タップ、すなわち線T(0)〜T(102
3)上の最初の1024タップに接続される。したがっ
て、この発明実施例によれば、これら最初の16の逆拡
散器が長さ16のウォルシュ・アダマール・コードシン
ボルの最初の64反復のインタリーブサンプルを逆拡散
することにより、4つのセグメントの第1セグメントの
シンボルが逆拡散される。
【0067】64反復の次のセグメントは、次グループ
の遅延線100(すなわち、遅延線10064〜100
127)の各第1タップに接続される逆拡散器12216
ら始まる。なお、これら第1タップは線T(1024)
〜T(2032)上にある。長さ64の各逆拡散器12
0〜12215の第1セグメントと同様に、残りの逆拡
散器12216〜12263はさらに3つのセグメントで構
成される。シンボルに適用される4セットの逆拡散器1
22は入力されたセル特定のコードを、送信時に64シ
ンボルのセグメントにセグメント化されたセル特定のコ
ードが適用された程度に分割する。図8の用語に従え
ば、逆拡散器1220の出力は線V(0)上に現れ、逆
拡散器1221の出力は線V(1)上に現れ、以下同様
に、最後の逆拡散器12263の出力はV(63)上に現
れる。
【0068】この例においては、逆拡散器122からの
64の出力V(0)〜V(63)は長さ16のウォルシ
ュ・アダマール・コードシンボルを表す16のグループ
で、4つのウォルシュ・アダマール変換・コード相関フ
ァンクション1240〜1243の1つに印加される。具
体的には、最初のウォルシュ・アダマール変換・コード
相関ファンクション1240にはV(15)から出力V
(0)、2番目のウォルシュ・アダマール変換・コード
相関ファンクション1241にはV(31)から出力V
(16)、ウォルシュ・アダマール変換・コード相関フ
ァンクション1242にはV(47)から出力V(3
2)、そしてウォルシュ・アダマール変換・コード相関
ファンクション1243にはV(63)から出力V(4
8)がそれぞれ供給される。図7に関連して述べた通
り、ウォルシュ・アダマール変換・コード相関ファンク
ション124は、入力シンボルを変換してその変換シン
ボルと長さ16の可能な16のウォルシュ・アダマール
・コード値とを比較し、そして各ファンクション124
は、入力シンボルが出力に対応するコード値と整合する
程度を表す16の出力Xを生成する。
【0069】この第2の好ましい実施例では、ウォルシ
ュ・アダマール変換・コード相関ファンクション124
からの出力Xは、それぞれのシンボル値との対応を決定
するためにセグメント論理ファンクション1260〜1
2615に印加される。長さ16のコードに対する可能な
ウォルシュ・アダマール・コード値の数は16であるの
で、この実施例では、セグメント論理ファンクション1
26の数は16である。これに関連して、セグメント論
理ファンクション1260は、表の上部に示されるウォ
ルシュ・アダマール・コード値h0に対応し、一般的に
表現すれば、セグメント論理ファンクション126
mは、ウォルシュ・アダマール・コード値hmに対応す
る。図8で示されるように、セグメント論理ファンクシ
ョン1260には、ウォルシュ・アダマール変換・コー
ド相関ファンクション1240から出力X(0)、ウォ
ルシュ・アダマール変換・コード相関ファンクション1
241からの出力X(1)、ウォルシュ・アダマール変
換・コード相関ファンクション1242からの出力X
(2)、ウォルシュ・アダマール変換・コード相関ファ
ンクション1243からの出力X(3)がそれぞれ供給
される。これらの出力X(0)〜X(3)はそれぞれ、
対応するウォルシュ・アダマール変換・コード相関ファ
ンクション124に印加されるシンボルとウォルシュ・
アダマール・コードシンボル値h0との整合度を表す。
同様に、残り15のセグメント論理ファンクション12
1〜12615にも、対応するシンボルに対してウォル
シュ・アダマール変換・コード相関ファンクション12
4のそれぞれから入力が印加される。
【0070】この第2の好ましい実施例では、セグメン
ト論理ファンクション126はそれぞれの入力信号振幅
の電力加算を実行する。具体的に、セグメント論理ファ
ンクション1260の例をとれば、電力加算は以下のよ
うになる。
【数2】 それぞれ対応するウォルシュ・アダマール・コードシン
ボルhに対してセグメント論理ファンクション126か
ら得られる加算結果は、どのシンボルがプリアンブルと
して無線ユニットUEからの伝送されたのかを表すよい
指標になる。発明のこの実施例によると、コヒーレンシ
を必要とする期間が64シンボルに制限されるので、デ
コーディングのセグメント化によって、さらにドップラ
ーシフト偏移の影響を受け難くし、その一方で、それぞ
れのセグメントがコード識別動作に寄与する。
【0071】ここで図9を用いて、第3の好ましい実施
例によるチップレート復調/逆拡散ファンクション4
8”の構造について説明する。ファンクション48”の
要素のうち、図8のファンクション48’と共通する要
素には同じ参照符号が付けられており、それら要素につ
いては新たに説明を加えない。
【0072】この第3の好ましい実施例によると、セグ
メント論理ファンクション136は差動符号化コードシ
ンボルを検出し、また、この例では64シンボルのセグ
メントに配列される。この実施例では、プリアンブルは
セグメントごとのシンボルについて最大化された一連の
相違に対応している。
【0073】この例では、図9で示されるチップレート
復調/逆拡散ファンクション48”の信号経路は、図8
におけるファンクション48’の信号経路と同じであ
る。同様に、セグメント論理ファンクション1360
は、ウォルシュ・アダマール変換・コード相関ファンク
ション1240からの出力X(0)、ウォルシュ・アダ
マール変換・コード相関ファンクション1241からの
出力X(1)、ウォルシュ・アダマール変換・コード相
関ファンクション1242からの出力X(2)、ウォル
シュ・アダマール変換・コード相関ファンクション12
3からの出力X(3)がそれぞれ印加される。同様
に、残り15のセグメント論理ファンクション1361
〜13615にも、対応するシンボルに対してウォルシュ
・アダマール変換・コード相関ファンクション124の
それぞれから入力が印加される。
【0074】この好ましい実施例に従って差分値を求め
る際に、セグメント論理ファンクション1360によっ
て実行される機能は下記に対応する。
【数3】 ただし、*は複素共役を表す。残りのセグメント論理フ
ァンクション1361〜13615も、それぞれの入力に
応答して同じ差動動作を実行する。このようにして、セ
グメント論理ファンクション136のうち、差動動作に
基づいて最大振幅出力を生成するものが、差動符号化さ
れた伝送プリアンブル値を示す。
【0075】コーディング、デコーディングに関する上
記および他の代替実施例を本発明に適用しても、演算操
作を効果的にして様々な伝送処理および移動体速度で良
好な性能を達成することができる。
【0076】好ましい実施例に従って本発明を記述して
きたが、これら実施例は変更や代替が可能であって、本
発明の利点および恩恵を受けるそれら変更、代替物は当
業者には明らかなように、この明細書および付図にに関
連するものである。それら変更および代替物は特許請求
の範囲に記載された発明の範囲に包含される。
【0077】(関連出願)本願は、米国特許法119条
(e)(1)のもとで、1999年6月11日出願の予
備出願No.60/138,713(TI−29324
PS)1999年6月15日出願の予備出願No.60
/139,334(TI−29324PS1)1999
年7月8日出願の予備出願No.60/142,889
(TI−29324PS2)の利益を主張する。これら
の内容は、参照し本願に組み込まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の好ましい実施例による無線通信システム
のセルを示すブロック図。
【図2】発明の好ましい実施例による図1の無線通信シ
ステムの移動無線電話を示すブロック図。
【図3】発明の好ましい実施例による図1の無線通信シ
ステムの基地局を示すブロック図。
【図4】無線通信のコーディングにおけるデータフロー
を示す機能図。
【図5】発明の好ましい実施例に従ってプリアンブルを
生成するためのコードシンボル構成を示す図。
【図6】発明の好ましい実施例による無線ユニットおよ
び基地局の動作を説明するフローチャート。
【図7】発明の第1の好ましい実施例により基地局に設
けられたチップレート復調/逆拡散回路のブロック図。
【図8】発明の第2の好ましい実施例により基地局に設
けられたチップレート復調/逆拡散回路のブロック図。
【図9】発明の第3の好ましい実施例により基地局に設
けられたチップレート復調/逆拡散回路のブロック図。
【符号の説明】 10 基地局 12 交換システム 14 セル 21 パワーアンプ 22 無線サブシステム 23 受信機 25 シンセサイザ 27 変調器 30 RFインターフェース回路 32 DSP 34 オーディオインターフェース 40 ベースバンド装置 UE 無線ユニット

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局との接続を要求する無線通信ユニ
    ットの動作方法であって、 無線通信ユニットがプリアンブルを送信するための少な
    くとも1つのタイムスロットを表す信号を基地局から受
    信するステップと、 複数の直交コードの1つをプリアンブル用として選択す
    るステップと、 選択された直交コードを使用することにより、選択され
    たコードのシンボルとして配列され、選択された反復数
    の拡散コードを生成するステップと、 拡散コードに対応するプリアンブル信号を基地局に送信
    するステップとを含む前記方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、拡散コー
    ドを生成する前記ステップ後に基地局と関連するスクラ
    ンブルコードと拡散コードとを乗算する前記方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の方法であって、前記拡散
    コードの長さが前記スクランブルコードの長さに対応す
    る前記方法。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の方法であって、前記複数
    の直交コードが1セットのウォルシュ・アダマール(W
    alsh Hadamard)コードに対応する前記方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法であって、ウォルシ
    ュ・アダマール・コードの前記セットが長さ16のウォ
    ルシュ・アダマール・コードのセットから成り、 前記生成ステップでウォルシュ・アダマール・コードの
    シンボルが256回繰り返され、 スクランブルコードの長さを4096チップとした前記
    方法。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の方法であって、 ウォルシュ・アダマール・コードの前記セットが長さ1
    6のウォルシュ・アダマール・コードのセットから成
    り、 前記生成ステップでウォルシュ・アダマール・コードの
    シンボルを240回繰り返し、 スクランブルコードの長さを3840チップとした前記
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の方法であって、前記複数
    の直交コードが1セットのウォルシュ・アダマール・コ
    ードに対応する前記方法。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の方法であって、前記選択
    ステップで擬似ランダム選択アルゴリズムを実行する前
    記方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の方法であって、無線通信
    ユニットがプリアンブルを送信するための複数のタイム
    スロットを表す信号を、前記受信ステップで受信する前
    記方法において、さらに、 プリアンブルを送信するために前記複数のタイムスロッ
    トの1つを選択するステップを含む前記方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の方法であって、さら
    に、 送信したプリアンブルを処理するための基地局の動作ス
    テップを含む前記方法において、前記動作ステップが、 送信プリアンブルを受信するステップと、 シンボルの各反復からの対応ビットをグループ化するた
    めに拡散コードからビットをデインタリーブするステッ
    プと、 シンボルを復元するためにグループ化ビットを逆拡散す
    るステップと、 選択された直交コードを識別するために復元シンボルの
    相関をとるステップとを含む前記方法。
  11. 【請求項11】 無線ユニットから送信されたプリアン
    ブルコードを復元するための基地局動作方法であって、 プリアンブルに対応する信号を受信するステップと、 信号をビットストリーム状に構成するステップと、 あるシンボル長の複数の反復それぞれからの対応ビット
    を複数グループにグループ化するためにビットストリー
    ムからのビットをデインタリーブするステップと、 プリアンブルコードの長さに対応する長さのシーケンス
    で複数のシンボルビットを復元するために前記複数グル
    ープのそれぞれのビットを逆拡散するステップと、 1セットの直交コードの1つに対応するコードを識別す
    るためにシーケンスの相関をとるステップとを含む前記
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法であって、前記
    デインタリーブステップが一連のタップ付き遅延線にビ
    ットストリームを供給するステップと、 各タップ付き遅延線からの対応タップをグループ化する
    ステップとを含む前記方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の方法であって、さら
    に、 前記相関ステップでコードが識別された時、プリアンブ
    ルの送信元無線ユニットとの接続を開始するステップを
    含む前記方法。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の方法であって、 前記デインタリーブステップで生成されるグループ数は
    ビットストリームにおけるセグメント数とプリアンブル
    コード長との積に相当し、 前記逆拡散ステップで複数のシンボルビットをセグメン
    ト数とプリアンブルコード長との積に相当する長さのシ
    ーケンスに復元し、 前記相関ステップにおいて、コードを確認するために複
    数セグメントのそれぞれから対応シンボルビットのそれ
    ぞれの相関をとる前記方法。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の方法であって、前記
    相関ステップにおいて、複数セグメントのそれぞれから
    の対応シンボルビットの電力総和を計算する前記方法。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の方法であって、前記
    相関ステップにおいて、複数セグメントのそれぞれから
    の対応シンボルビットの差分値を計算する前記方法。
  17. 【請求項17】 請求項14記載の方法であって、セグ
    メント数を4とし、各セグメントが64シンボルを含む
    ものとした前記方法。
  18. 【請求項18】 請求項14記載の方法であって、セグ
    メント数を8とし、各セグメントが32シンボルを含む
    ものとした前記方法。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の方法であって、セグ
    メント数を2とし、各セグメントが128シンボルを含
    むものとした前記方法。
  20. 【請求項20】 信号送受信用アンテナと、前記アンテ
    ナで送受信される信号を増幅、処理するためにアンテナ
    に接続された無線サブシステムと、 受信信号をデジタル形式に変換し、デジタル信号をアン
    テナから送信可能な形式に変換するために無線サブシス
    テムに接続された回路、 送受信信号にデジタル操作を施すためのプログラマブル
    ディジタル回路とを有する無線通信ユニットであって、 無線通信ユニットがプリアンブルを送信するための少な
    くとも1つのタイムスロットを表す信号を基地局から受
    信するステップと、 複数の直交コードの1つをプリアンブル用として選択す
    るステップと、 選択された直交コードを使用することにより、選択され
    たコードのシンボルとして配列され、選択された反復数
    の拡散コードを生成するステップと、 拡散コードに対応するプリアンブル信号を基地局に送信
    するステップとを含む動作を実行することによって基地
    局との接続を要求するように前記プログラマブルディジ
    タル回路をプログラムした前記無線通信ユニット。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の方法であって、前記
    プログラマブルディジタル回路によって実行される動作
    において、さらに、拡散コードの生成後に、基地局に関
    連するスクランブルコードと拡散コードを乗算するステ
    ップを含む前記無線通信ユニット。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の方法であって、前記
    複数の直交コードが1セットのウォルシュ・アダマール
    ・コードに対応する前記方法。
  23. 【請求項23】 無線通信ネットワークのための基地局
    であって、 通信信号を送受信するための少なくとも1個の基地局ア
    ンテナと、 前記アンテナとの間でフォーマッティング/フィルタリ
    ング用信号を送受信するために前記アンテナと接続され
    る無線周波数インターフェース回路と、 前記無線周波数インターフェース回路と電話ネットワー
    クの間に接続され、基地局でデータが送受信されるとき
    にデジタル動作を実行するベースバンド回路とを有する
    前記基地局において、前記ベースバンド回路が、 電話ネットワークから受信され基地局からアンテナを通
    して送信されるディジタルデータのコード化および変調
    を行う回路と、 無線ユニットから送信されたプリアンブルコードを復元
    する復調・逆拡散回路とを有し、前記復調・逆拡散回路
    がプリアンブルコードを含む受信信号に対応するビット
    ストリームを受信する一連の遅延線と、 一連の遅延線のタップ位置にそれぞれ接続され、それぞ
    れの遅延線の対応位置からの対応ビットを生成して、そ
    こからシンボルのビットを送出する複数の逆拡散器ファ
    ンクションと、 複数の逆拡散器ファンクションのそれぞれで表されるシ
    ンボルと1セットの直交コードとを比較し、そのセット
    の各直交コードのそれぞれと前記シンボルとの相関関係
    を表す信号を生成するコード相関ファンクションと含む
    前記基地局。
  24. 【請求項24】 請求項23記載の基地局であって、前
    記複数の直交コードが1セットのウォルシュ・アダマー
    ル・コードに対応する前記基地局。
JP2000213457A 1999-06-11 2000-06-09 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング Expired - Lifetime JP4824852B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US142889 1988-01-11
US13871399P 1999-06-11 1999-06-11
US138713 1999-06-11
US13933499P 1999-06-15 1999-06-15
US139334 1999-06-15
US14288999P 1999-07-08 1999-07-08

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010211190A Division JP5275311B2 (ja) 1999-06-11 2010-09-21 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001069576A true JP2001069576A (ja) 2001-03-16
JP4824852B2 JP4824852B2 (ja) 2011-11-30

Family

ID=27385216

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000213457A Expired - Lifetime JP4824852B2 (ja) 1999-06-11 2000-06-09 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング
JP2010211190A Expired - Fee Related JP5275311B2 (ja) 1999-06-11 2010-09-21 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング
JP2013089446A Expired - Fee Related JP5687303B2 (ja) 1999-06-11 2013-04-22 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング

Family Applications After (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010211190A Expired - Fee Related JP5275311B2 (ja) 1999-06-11 2010-09-21 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング
JP2013089446A Expired - Fee Related JP5687303B2 (ja) 1999-06-11 2013-04-22 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP1059818B1 (ja)
JP (3) JP4824852B2 (ja)
AT (1) ATE354920T1 (ja)
DE (1) DE60033470T2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067698A1 (fr) * 2000-03-09 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Dispositif et procede de reception de preambule
WO2002039622A1 (en) * 2000-10-17 2002-05-16 Electronics And Telecommunications Research Institute Random access channel access apparatus for mobile satellite communication system and method therefor
JP2007049659A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 無線通信システム及び無線通信方法並びに通信装置
KR100690725B1 (ko) 2004-09-08 2007-03-09 엘지전자 주식회사 위성방송수신기의 채널 전환 장치
JP2010518724A (ja) * 2007-02-12 2010-05-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 高速ueアクセス方法及び手順
JP2012029243A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線通信装置
JP2016129365A (ja) * 2010-04-04 2016-07-14 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおける制御情報の送信方法及び装置
US9948442B2 (en) 2010-01-17 2018-04-17 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in a wireless communication system

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3415579B2 (ja) 2000-11-09 2003-06-09 松下電器産業株式会社 マッチドフィルタおよび相関検出演算方法
DE10065238A1 (de) * 2000-12-27 2002-07-04 Alcatel Sa Funkbetriebenes Telekommunikatonssystem
US6930470B2 (en) 2001-03-01 2005-08-16 Nortel Networks Limited System and method for code division multiple access communication in a wireless communication environment
WO2002071652A2 (en) * 2001-03-01 2002-09-12 Nortel Networks, Ltd. System and method for wireless code division multiple access communication
JP3860762B2 (ja) 2002-02-14 2006-12-20 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 移動通信システム、チャネル同期確立方法、及び移動局
CN1323501C (zh) * 2002-06-17 2007-06-27 上海贝尔有限公司 一种宽带码分多址的前缀检测器
CN101166362B (zh) * 2006-10-20 2011-03-16 华为技术有限公司 发起和检测反向接入的方法及设备
KR20080036493A (ko) 2006-10-23 2008-04-28 엘지전자 주식회사 이동통신 시스템에서의 망 접속 방법 및 이를 지원하는단말기

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178386A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Fujitsu Ltd Cdmaシステム及びその送受信装置及びランダムアクセス方法
JP2001521349A (ja) * 1997-10-23 2001-11-06 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 移動通信システムにおけるランダムアクセス

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259724B1 (en) * 1996-10-18 2001-07-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Random access in a mobile telecommunications system
US6282232B1 (en) * 1997-04-09 2001-08-28 Spacenet, Inc. Methods and apparatus for burst-mode CDMA DSSS communications receiving systems
US6163533A (en) * 1997-04-30 2000-12-19 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Random access in a mobile telecommunications system
US6393047B1 (en) * 1998-06-16 2002-05-21 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Quadriphase spreading codes in code division multiple access communications

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10178386A (ja) * 1996-12-18 1998-06-30 Fujitsu Ltd Cdmaシステム及びその送受信装置及びランダムアクセス方法
JP2001521349A (ja) * 1997-10-23 2001-11-06 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 移動通信システムにおけるランダムアクセス

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001067698A1 (fr) * 2000-03-09 2001-09-13 Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd. Dispositif et procede de reception de preambule
WO2002039622A1 (en) * 2000-10-17 2002-05-16 Electronics And Telecommunications Research Institute Random access channel access apparatus for mobile satellite communication system and method therefor
US7324465B2 (en) 2000-10-17 2008-01-29 Electronics And Telecommunications Research Institute Random access channel access apparatus for mobile satellite communication system and method therefor
KR100690725B1 (ko) 2004-09-08 2007-03-09 엘지전자 주식회사 위성방송수신기의 채널 전환 장치
JP2007049659A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Samsung Yokohama Research Institute Co Ltd 無線通信システム及び無線通信方法並びに通信装置
US8862172B1 (en) 2007-02-12 2014-10-14 Lg Electronics Inc. Methods and procedures for high speed UE access
US8787957B2 (en) 2007-02-12 2014-07-22 Lg Electronics Inc. Methods and procedures for high speed UE access
JP2010518724A (ja) * 2007-02-12 2010-05-27 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 高速ueアクセス方法及び手順
US9445437B2 (en) 2007-02-12 2016-09-13 Lg Electronics Inc. Methods and procedures for high speed UE access
US9578660B2 (en) 2007-02-12 2017-02-21 Lg Electronics Inc. Methods and procedures for high speed UE access
US9713172B2 (en) 2007-02-12 2017-07-18 Lg Electronics Inc. Methods and procedures for high speed UE access
US9948442B2 (en) 2010-01-17 2018-04-17 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in a wireless communication system
USRE47912E1 (en) 2010-01-17 2020-03-17 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in wireless communication system
US10721045B2 (en) 2010-01-17 2020-07-21 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting control information in a wireless communication system
JP2016129365A (ja) * 2010-04-04 2016-07-14 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線通信システムにおける制御情報の送信方法及び装置
JP2012029243A (ja) * 2010-07-27 2012-02-09 Panasonic Electric Works Co Ltd 無線通信装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1059818A2 (en) 2000-12-13
DE60033470T2 (de) 2007-10-31
EP1059818A3 (en) 2002-02-13
EP1059818B1 (en) 2007-02-21
JP2011035921A (ja) 2011-02-17
JP4824852B2 (ja) 2011-11-30
DE60033470D1 (de) 2007-04-05
JP2013150358A (ja) 2013-08-01
JP5275311B2 (ja) 2013-08-28
JP5687303B2 (ja) 2015-03-18
ATE354920T1 (de) 2007-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5687303B2 (ja) 無線移動通信セッション開始のための改良型ランダムアクセス・プリアンブル・コーディング
US7173919B1 (en) Random access preamble coding for initiation of wireless mobile communications sessions
CN1052361C (zh) 消除扩展频谱噪声的方法和设备
JP4230111B2 (ja) 選択された相関特性を有する直交アダマール基準シーケンスに基づく通信方法と装置
RU2150789C1 (ru) Способ и устройство для передачи данных с переменной скоростью в системе связи с использованием неортогональных каналов переполнения
JP4589911B2 (ja) ランダムアクセスチャネルのプリアンブルに関連づけた符号を発生する方法
JP2785489B2 (ja) 複合波形形成方法および装置
HU216989B (hu) Eljárás és rendszer jelek modulálására szórt spektrumú hírközlési jeleket alkalmazó hírközlési rendszerben
JPH10107691A (ja) 通信信号の生成方法
JPH09504667A (ja) 異なったpnシーケンスにより拡散された2つのデータ信号の直角多重化
JPH10107692A (ja) 通信方法及び通信装置
JPH1079722A (ja) マルチコード符号分割多重アクセス受信器
JPH11504777A (ja) 多重アクセス移動通信システムの多レートコード化及び検出方法及び装置
JPH10513319A (ja) データ伝送方法、送信装置および受信装置
JP2601030B2 (ja) 拡散スペクトル通信システムおける通信チャネル数を調整する装置および方法
US7505427B2 (en) Apparatus and method for improving signal-to-noise ratio in a multi-carrier CDMA communication system
US7508750B2 (en) Apparatus and method for improving signal-to-noise ratio in a multi-carrier CDMA communication system
EP1505739B1 (en) Improved random access preamble coding for initiation of wireless mobile communications sessions
TWI514788B (zh) 傳送裝置、接收裝置及應用於正交分頻多工分碼多重存取系統中的方法
US7433385B1 (en) Code division multiple access communication
JP2002217780A (ja) スペクトル拡散通信方式及びスペクトル拡散通信機
JP2002033715A (ja) マルチキャリア通信装置及びマルチキャリア通信方法
JP2000078103A (ja) 通信システム
JPH09232994A (ja) 通信装置
Waheed et al. Evaluation performance between OFDM and CDMA in perspective of wireless communication

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070611

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091027

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100127

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100201

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100301

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100304

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100325

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100330

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100426

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100521

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110909

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4824852

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term