JPH10107692A - 通信方法及び通信装置 - Google Patents

通信方法及び通信装置

Info

Publication number
JPH10107692A
JPH10107692A JP9247056A JP24705697A JPH10107692A JP H10107692 A JPH10107692 A JP H10107692A JP 9247056 A JP9247056 A JP 9247056A JP 24705697 A JP24705697 A JP 24705697A JP H10107692 A JPH10107692 A JP H10107692A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
modulation scheme
carrier frequency
data stream
stream
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9247056A
Other languages
English (en)
Inventor
S Rameshu Narepiri
エス.ラメシュ ナレピリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nokia of America Corp
Original Assignee
Lucent Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lucent Technologies Inc filed Critical Lucent Technologies Inc
Publication of JPH10107692A publication Critical patent/JPH10107692A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04JMULTIPLEX COMMUNICATION
    • H04J13/00Code division multiplex systems
    • H04J13/0007Code type
    • H04J13/004Orthogonal
    • H04J13/0048Walsh
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/02Channels characterised by the type of signal
    • H04L5/12Channels characterised by the type of signal the signals being represented by different phase modulations of a single carrier

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いデータレートアプリケーションをサポー
トするセルラ通信システムを提供し、かつIS−95テ
クノロジー及び既存のIS−95インフラストラクチャ
とコンパチブルにする。 【解決手段】 第一変調方式がキャリア周波数における
第一データストリームに対して適用されて第一変調済み
信号が生成される。第二変調方式がキャリア周波数にお
ける第二データストリームに対して適用されて第二変調
済み信号が生成される。この際、第一及び第二変調済み
信号は単一のキャリア周波数帯内に存在しており、第二
変調済み信号は第一変調済み信号と直交している。第一
及び第二変調済み信号は伝送目的で組み合わせられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は通信に関し、特にセ
ルラ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】電気通信工業会(Telecommunications I
ndustry Assocition)から公表された暫定標準であるI
S−95は、符号分割多重アクセス(CDMA)方式に
基づく既存のセルラ通信標準である。CDMA方式にお
いては、相異なったチャネルが相異なった符号によって
識別され、各々のチャネルに関する信号は利用可能な周
波数帯域全てに亘って拡散される。この方式は、各チャ
ネルが利用可能な周波数帯域のそれぞれ個々の一部であ
る、という点で従来技術に係るアナログ方式とは異なっ
ている。
【0003】図1は、IS−95標準に従うセルラネッ
トワーク100におけるフォワードリンクを示すブロッ
ク図である。通信ネットワークにおけるフォワードリン
クとは、基地局からユーザ(例えばセルラ電話)への通
信経路である。その逆に、リバースリンクとは、ユーザ
から基地局への逆方向の通信経路である。ネットワーク
100は、M個のIS−95信号発生器102(ここ
で、Mは0より大きい整数である)、コンバイナ10
4、及びアンテナ108を含む無線周波数(RF)回路
106を有している。各信号発生器102は、最大64
組の相異なったユーザから狭帯域データストリームを受
信し、その狭帯域データを処理してIS−95標準に従
う通信信号を生成する。ネットワーク100における各
信号発生器102は、相異なったキャリア周波数におい
てIS−95信号を生成する。
【0004】IS−95標準に従うと、各ユーザに対す
る狭帯域データストリームには、特定の符号シーケンス
が乗算され、その後に特定のキャリア周波数で変調され
る。与えられた信号発生器に関しては、各ユーザに関す
る狭帯域データストリームが相異なった符号シーケンス
で符号化されるが、同一のキャリア周波数で変調され
る。複数のユーザに係る狭帯域データを同一キャリア周
波数で変調することの目的は、各ユーザに係る狭帯域デ
ータの全てをキャリア周波数帯全体に亘って拡散するこ
とである。相異なったユーザに係る変調済み信号が互い
に干渉しないことを保証する目的で、符号シーケンス
は、各ユーザに係る変調済み信号が同一キャリア周波数
帯における他の全てのユーザに係る変調済み信号と直交
していうることを保証するように選択される。
【0005】相異なった信号発生器からの信号は、コン
バイナ104によって組み合わせられる。組み合わせら
れた信号はRF回路106によってアンテナ108によ
るあらゆる個数のリモートセルラユニット(例えば移動
体電話)(図示せず)宛の伝送目的で処理される。
【0006】図2は、図1のセルラネットワーク100
における各々の信号発生器102の一部を示すブロック
図である。IS−95標準に従うと、各信号発生器10
2は、単一のキャリア周波数を用いて最大64の相異な
ったユーザからの狭帯域データストリームに対するサポ
ートを実現することが可能である。各々のユーザに対し
ては、ウォルシュ(Walsh)関数あるいはウォルシ
ュシーケンスとしても知られている、64個の直交IS
−95フォワードリンクウォルシュ符号のうちの相異な
った一つが割り当てられている。図2は、信号発生器1
02によってサポートされているユーザのうちの一人に
係るデータストリームに対して実行される処理を示して
いる。すなわち、図2に示されているブロック図は、信
号発生器102内で各々のエンドユーザ及びそれぞれの
狭帯域データに関して反復される。
【0007】詳細に述べれば、ある特定のユーザに関し
ては、畳み込みエンコーダ202が、ユーザの狭帯域デ
ータに対して畳み込み符号化を適用して符号化済み信号
を生成することによって、ある決まった度合のエラー保
護を実現する。ブロックインターリーバ204は、符号
化済み信号に対してブロックインターリーブを適用し
て、インターリーブ済み信号を生成する。ブロックイン
ターリーバ204がデータを時間的にスクランブルする
ことによってさらにエラー保護を実現し得ることは当業
者には公知である。上記とは並列に、長擬雑音(PN)
符号発生器206は符号信号を発生し、それがデシメー
タ208によってデシメートされる。PN符号生成器2
06及びデシメータ208は、通信プロセスに関してあ
る決まった度合のセキュリティを実現する目的で暗号化
を実行する。ブロックインターリーバ204からのイン
ターリーブ済み信号は、乗算器210において、デシメ
ータ208からのデシメート済み符号信号と共に組み合
わせられる。
【0008】その結果乗算器210から得られた信号
は、ウォルシュ符号乗算器212によって、64個の相
異なったウォルシュシーケンスWNのうちの一つと組み
合わせられる。ある信号に独立したウォルシュシーケン
スWNを乗算することにより、各々が相異なったウォル
シュシーケンスによって乗算された、信号発生器102
の他の全てのユーザからの信号と直交する(すなわち、
互いに干渉し合わない)信号が得られる、ということは
当業者には公知である。
【0009】ウォルシュ符号乗算器212によって生成
された信号は、2つの並列した経路に沿って処理され
る。第一の経路においては、乗算器214がウォルシュ
符号乗算器212からの信号を信号PI(t)と組み合
わせ、乗算器214からの信号は乗算器216によって
信号cos(wcmt)と組み合わせられる。ここで、wcm
ネットワーク100のm番目の信号発生器に対するキャ
リア周波数である。第二の経路においては、乗算器21
8がウォルシュ符号乗算器212からの信号を信号PQ
(t)と組み合わせ、乗算器218からの信号は乗算器
220によって信号(−sin(wcmt))と組み合わせら
れる。PI(t)及びPQ(t)は、クワドラチャ位相シ
フトキーイング(QPSK)スペクトル拡散変調におい
て用いられる短PN符号の、それぞれインフェーズ及び
クワドリフェーズ部分である。乗算器214及び218
は、信号がキャリア周波数帯全体に亘って拡散されてい
ることを保証するために、出力を白色化している。乗算
器216及び220は、それらの信号をキャリア周波数
cmで変調する。
【0010】乗算器216及び220からの信号は、加
算ノード222において組み合わせられ、図1の相異な
ったIS−95信号発生器102からコンバイナ104
宛に伝送される最大64個の相異なった出力信号のうち
の一つが生成される。乗算器214−220及び加算ノ
ード222が信号変調器/拡散器(スプレッダ)として
機能していることは当業者には公知である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】IS−95標準に従っ
たネットワークは、各々のキャリア周波数毎に64ユー
ザに限定されている。さらに、各々のエンドユーザは、
電話ベースの音声信号等の比較的低データレートの通信
に限定されている。IS−95標準に従うと、各々のデ
ータストリームは最大9600ビット/秒(bps)に
制限されている。よって、IS−95ネットワークは、
複数の移動電話ユーザによる通常の利用に関して充分で
あるとしても、高データレートアプリケーションをサポ
ートすることは不可能である。それゆえ、必要とされて
いるものは、従来技術に係るIS−95ネットワークに
よってサポートされているものよりも高いデータレート
アプリケーションをサポートするセルラ通信システムで
ある。このような通信ネットワークに関する装置は非常
に高価であり、かつIS−95ネットワークに係るイン
フラストラクチャが既に存在しているため、逆にIS−
95テクノロジー及び既存のIS−95インフラストラ
クチャとコンパチブルであるような解を実現することが
望ましい。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信信号を生
成する方式及び装置を指向したものである。本発明の一
実施例に従って、第一変調方式がキャリア周波数におけ
る第一データストリームに対して適用されて第一変調済
み信号が生成される。第二変調方式がキャリア周波数に
おける第二データストリームに対して適用されて第二変
調済み信号が生成される。この際、第一及び第二変調済
み信号は単一のキャリア周波数帯内に存在しており、第
二変調済み信号は第一変調済み信号と直交している。第
一及び第二変調済み信号は伝送目的で組み合わせられ
る。
【0013】本発明の別の実施例に従って、変調装置は
第一変調器、第二変調器、及びコンバイナを有してい
る。第一変調器は、キャリア周波数における第一データ
ストリームに対して第一変調方式を適用するように適合
されており、第一変調済み信号を生成する。第二調器
は、キャリア周波数における第二データストリームに対
して第二変調方式を適用するように適合されており、第
二変調済み信号を生成する。この際、第一及び第二変調
済み信号は単一のキャリア周波数帯内に存在しており、
第二変調済み信号は第一変調済み信号と直交している。
コンバイナは、第一及び第二変調済み信号を伝送目的で
組み合わせるように適合されている。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、従来技術に係るIS−
95通信システムよりも高いデータレートを実現してよ
り多くのユーザをサポートする広帯域通信システムを指
向するものである。しかしながら、本発明に係る広帯域
通信システムは、既存のIS−95テクノロジーとコン
パチブルであって既存のIS−95インフラストラクチ
ャと共に機能することが可能である。
【0015】図3は、本発明の一実施例に従った、通信
ネットワーク300のフォワードリンクを示すブロック
図である。ネットワーク300は、M個の従来技術に係
るIS−95信号発生器102(M個の相異なったキャ
リア周波数の各々に対して1つずつ)、広帯域信号発生
器302、及びM個の広帯域変調/拡散ユニット303
を有している。さらに、ネットワーク300は、コンバ
イナ304とアンテナ308を含む無線周波数(RF)
回路306を有している。信号発生器102、コンバイ
ナ304、及びRF回路306は、図1に示されてい
る、従来技術に係るIS−95通信ネットワークにおけ
る対応するブロックと同様に−実際には全く同一に−機
能する。
【0016】図1に示されているIS−95ネットワー
ク100の場合と同様、広帯域ネットワーク300は、
M個の相異なったキャリア周波数で動作するM個の相異
なった信号発生器102を有している。ここで、IS−
95信号発生器102の各々は、最大64の相異なった
ユーザからの狭帯域データストリームを同時に処理する
ことが可能である。各IS−95信号発生器102は、
それぞれのユーザに係る狭帯域データを変調して固有の
キャリア周波数全体に亘って拡散する。
【0017】しかしながら、IS−95ネットワーク1
00とは異なり、信号発生器302及びM個の広帯域ユ
ニット303は、広帯域ネットワーク300に、最大M
×64の付加的基本レートチャネルに係る広帯域データ
ストリームを処理する能力を提供する。この際、各々の
広帯域ユーザには、そのユーザのニーズに依存して単一
あるいは複数個の基本レートチャネルが割り当てられ
る。これらM×64個の広帯域データストリームは、最
大M×64の狭帯域ユーザに係る狭帯域データストリー
ムの処理と同時に処理される。広帯域データストリーム
の各々に関しては、広帯域信号発生器302がM個の相
異なった符号化済みストリームを生成する。この際、M
個の符号化済みストリームの各々は、広帯域データスト
リーム内の全ての情報を含んでいる。M個の符号化済み
ストリームは、各々相異なった広帯域ユニット303宛
に伝送され、変調されて、相異なったM個のキャリア周
波数帯のうちのそれぞれに亘って拡散される。よって、
各広帯域データストリームは、変調され、M個の相異な
ったキャリア周波数の全てに亘って拡散される。この
際、M個の変調済み信号は、各々、データストリームに
係る全ての情報を含んでいる。
【0018】広帯域ユニット303からの広帯域信号
は、コンバイナ304によって、IS−95信号発生器
102からの狭帯域信号と組み合わせられる。このよう
にして得られた組み合わせ済み信号は、RF回路306
によって処理され、アンテナ308によって種々のリモ
ートセルラユニット(例えば移動体電話)(図示せず)
宛に送出される。
【0019】広帯域信号発生器図4は、図3のネットワ
ーク300における広帯域信号発生器302の一部を示
すブロック図である。図4は、最大M×64個の広帯域
データストリームに関して広帯域信号発生器302によ
って実行される処理を示している。すなわち、図4に示
されたブロック図は、広帯域信号発生器302内で各広
帯域データストリームに関して反復される。
【0020】詳細に述べれば、畳み込みエンコーダ40
2は、広帯域信号に対して畳み込み符号化を適用し、符
号化済み信号を生成する。ブロックインターリーバ40
4は、符号化済み信号に対してブロックインターリーブ
を適用し、インターリーブ済み信号を生成する。これら
の処理とは並列に、長PN符号発生器406が符号信号
をを生成し、デシメータ408がそれらをデシメートす
る。ブロックインターリーバ404からのインターリー
ブ済み信号はデシメータ408からのデシメート済み符
号信号と乗算器410によって組み合わせられる。広帯
域信号発生器302のブロック402−410は、図2
のIS−95信号発生器102のブロック202−21
0が狭帯域IS−95信号に作用するのと同様の方式
で、広帯域信号に作用する。
【0021】本発明に係る広帯域信号発生器302と図
1に示された従来技術に係るIS−95信号発生器10
2との差異は、図1の信号発生器102の乗算器212
が図4に示されているようにウォルシュ(Walsh)
エンコーダ412によって置換されていることである。
ウォルシュエンコーダ412は、乗算器410によって
生成された信号に対してオーバーレイウォルシュ符号化
を適用し、M個の符号化済み出力ストリームを生成す
る。これらのそれぞれが、図3の広帯域変調/拡散ユニ
ット303の各々に対するものである。ウォルシュエン
コーダ412の処理は、次節においてさらに詳細に記述
される。
【0022】ウォルシュエンコーダ 以下に示す式(1)によって記述される再帰的関係式を
用いることによってウォルシュ−アダマール(Wals
h−Hadamard)行列が生成され得ることは当業
者には公知である:
【数1】 ここで、各行列要素wnバーは、対応する行列要素wn
論理反転である。デジタル技術の範囲では、1の論理反
転が0であり、0の論理反転が1であることは当業者に
は公知である。同様に、アナログ技術の範囲では、+V
の論理反転が−Vであり、−Vの論理反転が+Vであ
る。IS−95フォワードリンクにおいては、64かけ
64のウォルシュ−アダマール行列w64のn番目の行を
読み出すことによって得られるウォルシュシーケンス
が、信号間のアイソレーション(すなわち直交性)を実
現する。与えられたキャリア周波数内でこのアイソレー
ションを維持し、各々のキャリアに対して同一のシーケ
ンスを用いることによって次元性を低減してしまうこと
を避けるために、以下に示されるアプローチが用いられ
る。
【0023】M個のIS−95キャリア周波数(ここ
で、Mは2の整数乗で表わされる整数)が存在すると仮
定すると、M×64かけM×64の行列は、IS−95
信号発生器のフォワードリンクにおいて用いられる元の
64かけ64の行列w64から構成される。例えば、2キ
ャリア、すなわちM=2の場合には、128かけ128
の行列w128は、次の式(2)によって与えられる:
【数2】 この際、行列w128は、2個のマクロ行及び2個のマク
ロ列、並びに128個のマイクロ行及び128個のマイ
クロ列を有しているとみなされる。ここで、マクロ行及
びマクロ列は、それぞれ行列w64全体を表わしており、
マイクロ行及びマイクロ列は、それぞれ各行列w64の個
々の行及び列を表わしている。行列w128の2つのマク
ロ列は、各々、システムにおけるM=2キャリアのそれ
ぞれに対して割り当てられたウォルシュシーケンス全体
を表わしている。各マイクロ行は、128個の可能な広
帯域データストリームのそれぞれ相異なった一つを表わ
している。式(2)に示された方式は、128個のデー
タストリームの全てが、相異なっていてかつ互いに直交
し、にもかかわらず元の64個のIS−95ウォルシュ
符号に基づいたウォルシュ符号を有している、というこ
とを保証する。
【0024】同様に、4キャリア、すなわちM=4の場
合には、256かけ256の行列w256が、次の式
(3)によって与えられる:
【数3】 この場合には、256個の可能な広帯域データストリー
ムが存在し、それぞれの信号が元の64個のIS−95
ウォルシュ符号の相異なった直交する組み合わせを用い
て、4つのキャリア周波数に亘って拡散される。
【0025】図5は、本発明の一実施例に従った、図4
のウォルシュエンコーダ412のブロック図である。ウ
ォルシュエンコーダ412は、ネットワーク300のそ
れぞれのキャリア周波数毎に、M個の乗算器段を有して
いる。ウォルシュエンコーダ412は、図4の乗算器4
10によって生成された信号を受信し、それぞれ図3の
広帯域ユニット303の各々に対するM個の符号化済み
出力信号を生成する。
【0026】ウォルシュエンコーダ412の各々の乗算
器段は、乗算器502及びマルチプレクサ(mux)5
04を有している。mux504は、データストリーム
に関して選択されたウォルシュ符号シーケンスWN及び
その論理反転、という2つの入力信号を受け取る。mu
x504は、さらに、上記2種のウォルシュ符号のいず
れが乗算器502へ供給されるかを決定する制御信号も
受け取る。乗算器502は、選択されたウォルシュ符号
シーケンスと図4の乗算器410によって生成された信
号とを組み合わせる。ウォルシュエンコーダ412によ
って生成されたM個の信号の各々は、広帯域データスト
リームに係る情報の全てを含んである。M個の信号は、
ウォルシュ符号WNあるいはその論理反転と乗算される
ことによって、互いに相異なっている。
【0027】式(3)に示された例を用いると、4つの
キャリア周波数が存在することが仮定される。この場合
には、1番目のデータストリームに関しては、信号に
は、それぞれが各々の4つのキャリア周波数に対応し
て、第一ウォルシュシーケンス(すなわち行列w64の第
一行)が4回適応される。他方65番目のデータストリ
ームに関する信号には、第一ウォルシュシーケンスが第
一及び第三キャリア周波数に関して適用され、第一ウォ
ルシュシーケンスの論理反転が第二及び第四キャリア周
波数に関して適用される。その結果、得られる信号は直
交しており互いに干渉しあわない。同様に、129番目
のデータストリームに関する信号及び193番目のデー
タストリームに関する信号は、互いにかつ1番目及び6
5番目のデータストリームに関する信号と直交するよう
な、第一ウォルシュシーケンスの組み合わせを用いる。
よって、同一のウォルシュシーケンスが、相異なった4
つのデータストリームに関する広帯域データを4つの相
異なったキャリア周波数に亘って拡散するために用いら
れる。
【0028】上述された、式(1)−(3)を用いたウ
ォルシュ符号化方式が2のあらゆる整数べき乗個のキャ
リアに関して拡張され得ることは当業者には公知であ
る。
【0029】本発明の望ましい実施例においては、ウォ
ルシュエンコーダ412はオーバーレイウォルシュエン
コーダである。オーバーレイウォルシュエンコーダが、
特定のパターンに従ってウォルシュ符号を割り当てる、
ということは当業者には公知である。本発明に係る一実
施例においては、図3の広帯域信号発生器302によっ
て処理される各々の広帯域データストリームは、K個の
基本レートチャネルに対応している。ここで、Kは2の
整数べき(すなわち、1、2、4、...)であり、各
々の基本レートチャネルは最大9600bpsのデータ
レートに対応している。Kが1よりも大きい場合には、
広帯域データストリームはK個の並列データストリーム
に変換され、各々が図5のM個の乗算器502に対して
伝負うされてM個の符号化済みストリームに変換され
る。このK個の並列データストリームに対して選択され
たウォルシュ符号シーケンスは、以下の公知のパターン
に従うものである:
【0030】K=1の場合には、データストリーム#1
には、ウォルシュ符号Wiが割り当てられる。ここで、
0≦i≦63である。
【0031】K=2の場合には、並列データストリーム
#1にはウォルシュ符号Wiが割り当てられ、並列デー
タストリーム#2にはウォルシュ符号Wi+32が割り当て
られる。ここで、0≦i≦31である。
【0032】K=4の場合には、並列データストリーム
#1にはウォルシュ符号Wiが割り当てられ、並列デー
タストリーム#2にはウォルシュ符号Wi+16が割り当て
られ、並列データストリーム#3にはウォルシュ符号W
i+32が割り当てられ、並列データストリーム#4にはウ
ォルシュ符号Wi+48が割り当てられる。ここで、0≦i
≦15である。Kが最大64までの値の場合にこのパタ
ーンをどのように拡張するかは当業者には公知である。
このようにオーバーレイウォルシュ符号化を用いること
の一つの利点が、トランスミッタにおける変調段とレシ
ーバにおける復調段の双方において回路をより効率的に
利用することであることも、当業者には公知である。
【0033】広帯域変調/拡散ユニット 図6は、図3のネットワーク300における広帯域変調
/拡散ユニット303の各々を示すブロック図である。
各広帯域ユニット303は、広帯域信号発生器302に
よって生成されたM個の符号化済みストリームのうちの
一つを処理する。本発明の一実施例に従って、各広帯域
データストリームに関する広帯域信号発生器302によ
って生成された符号化済みデータストリームは、変調さ
れ、M個のIS−95信号発生器102によって用いら
れる同数M個のキャリア周波数に亘って拡散される。広
帯域信号が狭帯域IS−95信号と干渉しないことを保
証するために、広帯域信号は、各々のデータストリーム
に係る広帯域信号が他の全ての広帯域データストリーム
に係る広帯域信号と全てのIS−95ユーザに係る狭帯
域信号との双方に対して直交していることを保証するよ
うに設計されたQPSK関数を用いて符号化される。各
広帯域ユニット303のQPSKスペクトル拡散変調方
式はこの直交性を保証する。
【0034】詳細に述べれば、広帯域信号発生器302
からの信号は、2つの並列した経路に沿って処理され
る。第一経路においては、乗算器602が広帯域信号発
生器302からの信号と信号−PQ(t)とを組み合わ
せ、その結果得られた信号が乗算器604において信号
cos(wcmt と組み合わせられる。ここで、wcmはm番
目のキャリア周波数である。第二経路においては、乗算
器606が広帯域信号発生器302からの信号をP
I(t)と組み合わせ、その結果得られた信号が乗算器
608において信号sin(wcmt)と組み合わせられる。
図2に関連して既に記述されているように、PI(t)
及びPQ(t)は、それぞれ、QPSK変調において用
いられる短PN符号のインフェーズ及びクワドリフェー
ズ成分である。関数−PQ(t)は、PQ(t)の論理反
転である。前述されているものと同様、乗算器604及
び608は信号をキャリア周波数wcmによって変調す
る。乗算器604及び608からの信号は、加算ノード
610において組み合わせられて、ユニット303の出
力信号が生成される。この信号は、図3のコンバイナ3
04宛に伝送される。
【0035】図2において、乗算器214−220と加
算ノード222によってインプリメントされたIS−9
5変調方式は、QPSK変調方式の第一バージョンと考
えることができる。この第一バージョンにおいては、キ
ャリア周波数の余弦関数cos(wcmt)に対して、QPS
K変調方式のインフェーズ成分PI(t)とウォルシュ
乗算器212からの信号とを組み合わせることによって
生成されたインフェーズ信号が乗算される。さらに、キ
ャリア周波数の正弦関数sin(wcmt)に対して、QPS
K変調方式のクワドリフェーズ成分PQ(t)とウォル
シュ乗算器212からの信号とを組み合わせることによ
って生成されたクワドリフェーズ信号が乗算される。
【0036】図6の広帯域ユニット303によってイン
プリメントされた変調方式は、図2のIS−95コンポ
ーネントによってインプリメントされたQPSK変調方
式の第二バージョンと考えることができる。この第二バ
ージョンにおいては、キャリア周波数の余弦関数cos(w
cmt)に対して、QPSK変調方式のクワドリフェーズ
成分の論理反転−PQ(t)と広帯域信号発生器302
からの信号とを組み合わせることによって生成されたク
ワドリフェーズ信号が乗算される。さらに、キャリア周
波数の正弦関数sin(wcmt)に対して、QPSK変調方
式のインフェーズ成分PI(t)と広帯域信号発生器3
02からの信号とを組み合わせることによって生成され
たクワドリフェーズ信号が乗算される。
【0037】図2に示されたインプリメンテーションに
関して、以下の説明が成り立つ: ・ウォルシュ乗算器212からの信号は第一データスト
リームである。 ・乗算器214は、第一データストリームとQPSK変
調方式の第一すなわちインフェーズ成分とを組み合わせ
て、第一インフェーズ信号とも呼称される、第一ストリ
ームに係る第一成分信号を生成する。 ・乗算器218は、第一データストリームとQPSK変
調方式の第二すなわちクワドリフェーズ成分とを組み合
わせて、第一クワドリフェーズ信号とも呼称される、第
一ストリームに係る第二成分信号を生成する。 ・乗算器216と220及び加算ノード222は、第一
ストリームに関する第一成分信号と第二成分信号を変調
して第一変調済み信号を生成する。 ・詳細に述べれば、乗算器216は、第一インフェーズ
信号とキャリア周波数の余弦関数とを乗算して第一スト
リーム余弦信号を生成する。 ・乗算器220は、第一クワドリフェーズ信号とキャリ
ア周波数の正弦関数とを乗算して第一ストリーム正弦信
号を生成する。 ・加算ノード222は、第一ストリーム余弦関数と第一
ストリーム正弦関数とを組み合わせて第一変調済み信号
を生成する。 同様に、図6に示されたインプリメンテーションに関し
て、以下の説明が成り立つ: ・広帯域信号発生器302からの信号は第二データスト
リームである。 ・乗算器602は、第二データストリームとQPSK変
調方式の第二すなわちクワドリフェーズ成分の論理反転
とを組み合わせて、第二クワドリフェーズ信号とも呼称
される、第二ストリームに係る第二成分信号を生成す
る。 ・乗算器606は、第二データストリームとQPSK変
調方式の第一すなわちインフェーズ成分とを組み合わせ
て、第一インフェーズ信号とも呼称される、第二ストリ
ームに係る第一成分信号を生成する。 ・乗算器604と608及び加算ノード610は、第二
ストリームに関する第一成分信号と第二成分信号を変調
して第二変調済み信号を生成する。 ・詳細に述べれば、乗算器604は、第二クワドリフェ
ーズ信号とキャリア周波数の余弦関数とを乗算して第二
ストリーム余弦信号を生成する。 ・乗算器608は、第二インフェーズ信号とキャリア周
波数の正弦関数とを乗算して第二ストリーム正弦信号を
生成する。 ・加算ノード610は、第二ストリーム余弦関数と第二
ストリーム正弦関数とを組み合わせて第二変調済み信号
を生成する。
【0038】広帯域データストリームに係るQPSK変
調方式のダイにバージョンを用いることにより、各広帯
域ユニット303によって生成された変調済み信号が、
対応するIS−95信号発生器102によって同一のキ
ャリア周波数帯に関して変調されて拡散されたIS−9
5信号に対して直交していることが補償される。直交性
を実現する目的で広帯域ユニット303がQPSK変調
方式の別のバージョンをインプリメントすることが可能
である、ということは当業者には公知である。例えば、
乗算器602及び606は、IS−95信号に対して直
交している変調済み信号を生成する目的で、広帯域信号
発生器302からの信号に対してそれぞれ+PQ(t)
及び−PI(t)を乗算することも可能である。他の組
み合わせには余弦関数及び/あるいは正弦関数の符号を
変更することが含まれる、ということに留意されたい。
【0039】前述されているように、広帯域信号発生器
302及び広帯域ユニット303は、各広帯域データス
トリームに係る広帯域データを変調してM個のキャリア
周波数全てに亘って拡散する目的で組み合わせられてい
る。各々の広帯域データストリームに関して広帯域ユニ
ット303によって生成されたM個の変調済み信号は、
単一のマルチバンド信号を構成していると見なすことが
できる。同時に、各IS−95信号発生器102は、各
狭帯域ユーザに係る狭帯域データを変調して対応するキ
ャリア周波数に亘って拡散する。図7は、図3の広帯域
ネットワーク300によって生成された、フォワードリ
ンクに係る代表的なパワースペクトルを示した図であ
る。IS−95トラフィックは、各キャリア周波数帯に
おいて最大64の相異なったユーザを含むように、M個
のキャリア周波数帯に亘って拡散されている。同時に、
最大M×64の相異なった広帯域データストリームに係
る広帯域トラフィックが、M個のキャリア周波数帯全体
に亘って拡散されている。
【0040】図3に示されているように、広帯域ネット
ワーク300は、従来技術に係るIS−95狭帯域トラ
フィックと本発明に係る広帯域ネットワークの双方をサ
ポートする。それゆえ、広帯域ネットワークは、従来技
術に係るIS−95技術とのコンパチビリティを有して
いる(後方コンパチブルである)。そのため、本発明は
既存のIS−95インフラストラクチャと共に動作する
ようにインプリメントされ得るので、既存のハードウエ
アを置換するための費用を回避することができる。
【0041】ここで、広帯域ネットワーク300によっ
て生成された変調済み信号の全てが、少なくとも3つの
相異なった側面、すなわち周波数、符号あるいは位相、
のいずれかにおいて互いに直交であることが保証されて
いる、ということに留意されたい。これらの変調済み信
号には、IS−95信号発生器102によって生成され
た最大M×64個の変調済み信号及びM個の広帯域ユニ
ット303によって生成された最大M×64個のマルチ
バンド信号が含まれる。相異なったキャリア周波数帯に
おけるIS−95変調済み信号は、周波数ドメインにお
いて互いに直交している。同一のキャリア周波数帯に存
在するIS−95変調済み信号は、従来技術に係るIS
−95ウォルシュ符号ベースのCDMAアクセス方式の
結果として、符号ドメインにおいて互いに直交してい
る。加えて、広帯域データストリームに関して生成され
た広帯域信号は、図4のウォルシュエンコーダ412に
よってインプリメントされたマルチバンドCDMAアク
セス方式の結果として、符号ドメインにおいて互いに直
交している。同一のキャリア周波数帯内のそれぞれのI
S−95変調済み信号とそれぞれの広帯域変調済み信号
との間の相互直交性は、IS−95変調済み信号が広帯
域変調済み信号と同一のウォルシュ符号シーケンスによ
って符号化された場合においても、各広帯域ユニット3
03によって変調目的で選択された独自のQPSK関数
によって保証されている。このような変調済み信号全て
の間の相互直交性は、あらゆる変調済み信号がネットワ
ーク300内で他の変調済み信号とは干渉しあわない、
ということを保証する。
【0042】レシーバアーキテクチャ 図8には、本発明の一実施例に従った、図3の広帯域ネ
ットワークによって送出されたデータを回復する目的で
設計されたレシーバ800のブロック図が示されてい
る。レシーバ800は、従来技術に係るIS−95狭帯
域信号あるいは本発明の係る広帯域信号もしくはそれら
双方を同時に回復するために用いられる。ここで、レシ
ーバ800が、広帯域ネットワーク300によって送出
されたIS−95信号及び広帯域データを回復する目的
のレシーバに係る可能なインプリメンテーションのうち
の一つであることに留意されたい。
【0043】図8には、図3のアンテナ308によって
送出された無線周波数(RF)信号を受信して処理する
アンテナ及びコンバータは示されていない。RF信号
は、クワドラチャダウンコンバートされて適切なレート
でサンプリングされ、入力信号のインフェーズ部分I
(t)及びクワドリフェーズ部分Q(t)に対応するデ
ジタルストリームが生成される。図8に示されたチャネ
ライザは、インフェーズ部分及びクワドリフェーズ部分
を、それぞれが広帯域ネットワーク300のM個のキャ
リア周波数の各々に対応するように、M個のチャネルに
分岐する。M個のチャネルの各々は、以下に記述される
ものと同様の並列経路に沿って処理される。
【0044】各経路における第一乗算器は、レシーバの
逆拡散機能を実行する。W0コリレータは未変調のIS
−95パイロットチャネルを抽出する。これは、IS−
95信号及び広帯域信号に関するチャネル利得及び位相
に関するリファレンスとして用いられる。Wkコリレー
タはデータチャネルを抽出する。パイロットチャネルは
濾波されてその共役が取られ、それぞれのチャネルにお
ける位相変移を除去する目的で、データチャネルに対し
て乗算される。このようにして処理されたデータは、実
部と虚部とに分割される。実部のデータストリームは受
信されたRF信号中のIS−95データに対応してい
る。このIS−95データは、従来技術に係る回復処理
を用いて回復される(すなわち、逆インターリーブされ
て復号化される)。虚部のデータストリームは、受信さ
れたRF信号中のそのチャネルに関する広帯域データに
対応している。
【0045】M個のチャネル全てに係る広帯域データは
互いに加算され、総広帯域データストリームが生成され
る。この総広帯域データストリームは、IS−95回復
処理において実行されるものと同様の広帯域処理を用い
て逆インターリーブされて復号化される。
【0046】ここで、図3に示された広帯域ネットワー
ク300が、図1に示された従来技術に係るIS−95
ネットワーク100によってサポートされるものよりも
実質的に高いデータレートを有する通信をサポートする
ことに留意されたい。さらに、本発明は、キャリア周波
数の個数(M)あるいはウォルシュコードの個数(6
4)を増大させることなくサポート可能なデータストリ
ーム数を実質的に倍にする。
【0047】以上の本発明に係る説明においては、通信
ネットワークにおけるフォワードリンク、すなわち基地
局から移動体ユニット(例えばセルラ電話)への通信、
に焦点を合わせてきた。ここで、リバースリンク(すな
わち移動体ユニットから基地局への通信)が、IS−9
5標準に従った狭帯域信号か、あるいはフォワードリン
クに関して記述されてきたものと同様の広帯域信号かの
いずれかであることに留意されたい。多くのアプリケー
ションにおいては、リバースリンクは従来技術に係るI
S−95狭帯域信号で充分であり、一方フォワードリン
クは本発明に係る広帯域信号であることが望ましい。例
えば、一例として、自動車内に設置されている移動体ユ
ニットが、最近接基地局からの地図及びその他の方向情
報を要求することがある。この場合には、リバースリン
クでのデータ要求には比較的狭い帯域のみしか必要とし
ないが、フォワードリンクでのデータ伝送には広い帯域
が必要とされる。このようなシステムにおいては、フォ
ワードリンクは本発明に係る広帯域信号に基づいたもの
となり、リバースリンクは従来技術に係るIS−95信
号を用いる。
【0048】ここで、本発明が種々の方法でインプリメ
ントされ得ることに留意されたい。例えば、処理が全て
ハードウエアによってインプリメントされることも可能
である。あるいは、デジタル処理の多くがソフトウエア
によってインプリメントされ得る。関連して、処理はア
ナログあるいはデジタルもしくはその一部がそれぞれの
形態でインプリメントされ得ることに留意されたい。さ
らに、本発明は、IS−95技術以外の状況下でもイン
プリメントされ得ることに留意されたい。例えば、ウォ
ルシュ符号以外の符号シーケンスも、その結果得られた
信号間の直交性が保証される場合には、利用され得る。
【0049】図6に関連して記述された実施例において
は、本発明はQPSK変調を用いてインプリメントされ
ている。本発明は、例えば双位相シフトキーイング(B
PSK)変調を含む、他の変調方式に基づいてもインプ
リメントされ得ることに留意されたい。
【0050】図4に関連して記述された実施例において
は、本発明はCDMA手法を用いてインプリメントされ
ている。本発明は、例えば周波数分割多重アクセス(F
DMA)手法あるいは時分割多重アクセス(TDMA)
手法を含む、他の変調方式に基づいてもインプリメント
され得ることに留意されたい。ある種の実施例において
は単一アクセス手法に基づいている場合もあり得る。
【0051】図6に関連して記述された実施例において
は、本発明は、各周波数帯内のIS−95信号と広帯域
信号との間の直交性を保証する目的で、複数個の相異な
ったキャリア周波数帯においてスペクトル拡散変調方式
がインプリメントされている。単一キャリア周波数帯に
依拠したシステムにおいてもこの種の変調方式がインプ
リメントされ得ることに留意されたい。
【0052】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0053】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、従
来技術に係るIS−95ネットワークによってサポート
されているものよりも高いデータレートアプリケーショ
ンをサポートし、かつIS−95テクノロジー及び既存
のIS−95インフラストラクチャとコンパチブルであ
る変調方式及びその装置が実現される。
【0054】また、従来技術に係るIS−95ネットワ
ークによってサポートされているものよりも高いデータ
レートアプリケーションをサポートするセルラ通信シス
テムが提供でき、IS−95テクノロジー及び既存のI
S−95インフラストラクチャとコンパチブルであるよ
うな解を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 IS−95標準に従うセルラネットワークの
フォワードリンクを示すブロック図。
【図2】 図1のIS−95セルラネットワークの各々
の信号発生器の一部を示す図。
【図3】 本発明の一実施例に従う通信ネットワークの
フォワードリンクを示すブロック図。
【図4】 図3のネットワークの広帯域信号発生器の一
部を示すブロック図。
【図5】 図4の広帯域信号発生器の各々のウォルシュ
エンコーダを示すブロック図。
【図6】 図3のネットワークの各々の広帯域変調/拡
散ユニットを示すブロック図。
【図7】 図3の広帯域ネットワークによって生成され
るフォワードリンクに係る代表的なパワースペクトルを
示す図。
【図8】 図3の広帯域ネットワークによって送信され
るデータを回復するように設計されたレシーバを示すブ
ロック図。
【符号の説明】
100 IS−95ネットワーク 102 IS−95信号発生器 104 コンバイナ 106 RF回路 108 アンテナ 202 畳み込みエンコーダ 204 ブロックインターリーバ 206 長PN符号生成器 208 デシメータ 210、212、214、216、218、220 乗
算器 222 加算ノード 300 広帯域ネットワーク 302 広帯域信号発生器 303 広帯域変調/拡散ユニット 304 コンバイナ 306 RF回路 308 アンテナ 402 畳み込みエンコーダ 404 ブロックインターリーバ 406 長PN符号生成器 408 デシメータ 410 乗算器 412 ウォルシュエンコーダ 502 乗算器 504 マルチプレクサ 602、604、606、608 乗算器 610 加算ノード 800 レシーバ
フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A.

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信信号を生成する方法において、当該
    方法が、 (a)第一変調済み信号を生成する目的でキャリア周波
    数における第一データストリームに第一バージョンの変
    調方式を適用する段階; (b)第二変調済み信号を生成する目的で前記キャリア
    周波数における第二データストリームに第二バージョン
    の変調方式を適用する段階;この際、前記第一及び第二
    変調済み信号は単一のキャリア周波数帯内に存在し、前
    記第二変調済み信号は前記第一変調済み信号と直交して
    いる;及び、 (c)前記第一及び第二変調済み信号を伝送目的で組み
    合わせる段階;を有することを特徴とする通信方法。
  2. 【請求項2】 前記変調方式がクワドラチャ位相シフト
    キーイング(QPSK)変調方式であることを特徴とす
    る請求項1記載の通信方法。
  3. 【請求項3】 前記第一バージョンの変調方式が前記第
    二バージョンの変調方式と位相に関して直交しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 前記変調方式が2つの並列経路において
    適用される第一部分と第二部分とを有しており、 第一経路は前記キャリア周波数の余弦関数、第二経路は
    前記キャリア周波数の正弦関数をそれぞれ有しており、 前記第一バージョンにおいては前記第一経路が前記変調
    方式の前記第一部分と前記キャリア周波数の余弦関数を
    有しかつ前記第二経路が前記変調方式の前記第二部分と
    前記キャリア周波数の正弦関数を有しており、 前記第二バージョンにおいては前記第一経路が前記変調
    方式の前記第二部分と前記キャリア周波数の余弦関数を
    有しかつ前記第二経路が前記変調方式の前記第一部分と
    前記キャリア周波数の正弦関数を有していることを特徴
    とする請求項1記載の通信方法。
  5. 【請求項5】 前記変調方式の前記第一部分がQPSK
    変調方式のインフェーズ部分でありかつ前記変調方式の
    前記第二部分が前記QPSK変調方式のクワドリフェー
    ズ部分であることを特徴とする請求項4記載の通信方
    法。
  6. 【請求項6】 前記第一変調済み信号がIS−95信号
    であり、前記段階(a)が、 (1)第一インフェーズ信号を生成する目的で前記第一
    データストリームをQPSK変調方式のインフェーズ部
    分と組み合わせる段階; (2)第一ストリーム余弦信号を生成する目的で前記第
    一インフェーズ信号に前記キャリア周波数の余弦関数を
    乗算する段階; (3)第一クワドリフェーズ信号を生成する目的で前記
    第一データストリームを前記QPSK変調方式のクワド
    リフェーズ部分と組み合わせる段階; (4)第一ストリーム正弦信号を生成する目的で前記第
    一クワドリフェーズ信号に前記キャリア周波数の正弦関
    数を乗算する段階;及び、 (5)前記第一変調済み信号を生成する目的で前記第一
    ストリーム余弦信号と前記第一ストリーム正弦信号を組
    み合わせる段階;を有しており、前記段階(b)が、 (1)第二クワドリフェーズ信号を生成する目的で前記
    第二データストリームを前記QPSK変調方式のクワド
    リフェーズ部分と組み合わせる段階; (2)第二ストリーム余弦信号を生成する目的で前記第
    二クワドリフェーズ信号に前記キャリア周波数の余弦関
    数を乗算する段階; (3)第二インフェーズ信号を生成する目的で前記第二
    データストリームを前記QPSK変調方式のインフェー
    ズ部分と組み合わせる段階; (4)第二ストリーム正弦信号を生成する目的で前記第
    二インフェーズ信号に前記キャリア周波数の正弦関数を
    乗算する段階;及び、 (5)前記二一変調済み信号を生成する目的で前記第二
    ストリーム余弦信号と前記第二ストリーム正弦信号を組
    み合わせる段階;を有していることを特徴とする請求項
    1記載の通信方法。
  7. 【請求項7】 前記第一データストリーム及び前記第二
    データストリームが同一のウォルシュ(Walsh)符
    号シーケンスを用いて符号化されることを特徴とする請
    求項6記載の通信方法。
  8. 【請求項8】 前記第一データストリーム及び前記第二
    データストリームが同一の符号分割多重アクセス(CD
    MA)符号シーケンスを用いて符号化されることを特徴
    とする請求項1記載の通信方法。
  9. 【請求項9】 通信信号を生成する装置において、当該
    装置が、 (a)第一変調済み信号を生成する目的でキャリア周波
    数における第一データストリームに第一バージョンの変
    調方式を適用する手段; (b)第二変調済み信号を生成する目的で前記キャリア
    周波数における第二データストリームに第二バージョン
    の変調方式を適用する手段;この際、前記第一及び第二
    変調済み信号は単一のキャリア周波数帯内に存在し、前
    記第二変調済み信号は前記第一変調済み信号と直交して
    いる;及び、 (c)前記第一及び第二変調済み信号を伝送目的で組み
    合わせる手段;を有することを特徴とする通信装置。
  10. 【請求項10】 通信信号を生成する装置において、当
    該装置が、第一変調器、第二変調器、及びコンバイナを
    有しており、 前記第一変調器が第一変調済み信号を生成する目的でキ
    ャリア周波数における第一データストリームに第一バー
    ジョンの変調方式を適用するように適合させられてお
    り、 前記第二変調器が第二変調済み信号を生成する目的で前
    記キャリア周波数における第二データストリームに第二
    バージョンの変調方式を適用するように適合させられて
    おり、 前記第一及び第二変調済み信号は単一のキャリア周波数
    帯内に存在し、 前記第二変調済み信号は前記第一変調済み信号と直交し
    ており、 前記コンバイナが前記第一及び第二変調済み信号を伝送
    目的で組み合わせるように適合させられていることを特
    徴とする通信装置。
  11. 【請求項11】 前記変調方式がクワドラチャ位相シフ
    トキーイング(QPSK)変調方式であることを特徴と
    する請求項10記載の通信装置。
  12. 【請求項12】 前記第一バージョンの変調方式が前記
    第二バージョンの変調方式と位相に関して直交している
    ことを特徴とする請求項10記載の通信装置。
  13. 【請求項13】 前記変調方式が2つの並列経路におい
    て適用される第一部分と第二部分とを有しており、 第一経路は前記キャリア周波数の余弦関数、第二経路は
    前記キャリア周波数の正弦関数をそれぞれ有しており、 前記第一バージョンにおいては前記第一経路が前記変調
    方式の前記第一部分と前記キャリア周波数の余弦関数を
    有しかつ前記第二経路が前記変調方式の前記第二部分と
    前記キャリア周波数の正弦関数を有しており、 前記第二バージョンにおいては前記第一経路が前記変調
    方式の前記第二部分と前記キャリア周波数の余弦関数を
    有しかつ前記第二経路が前記変調方式の前記第一部分と
    前記キャリア周波数の正弦関数を有していることを特徴
    とする請求項10記載の通信装置。
  14. 【請求項14】 前記変調方式の前記第一部分がQPS
    K変調方式のインフェーズ部分でありかつ前記変調方式
    の前記第二部分が前記QPSK変調方式のクワドリフェ
    ーズ部分であることを特徴とする請求項13記載の通信
    装置。
  15. 【請求項15】 前記第一変調済み信号がIS−95信
    号であり、前記第一変調器が、 (1)第一インフェーズ信号を生成する目的で前記第一
    データストリームをQPSK変調方式のインフェーズ部
    分と組み合わせ; (2)第一ストリーム余弦信号を生成する目的で前記第
    一インフェーズ信号に前記キャリア周波数の余弦関数を
    乗算し; (3)第一クワドリフェーズ信号を生成する目的で前記
    第一データストリームを前記QPSK変調方式のクワド
    リフェーズ部分と組み合わせ; (4)第一ストリーム正弦信号を生成する目的で前記第
    一クワドリフェーズ信号に前記キャリア周波数の正弦関
    数を乗算し;及び、 (5)前記第一変調済み信号を生成する目的で前記第一
    ストリーム余弦信号と前記第一ストリーム正弦信号を組
    み合わせるように適合させられており、前記第二変調器
    が、 (1)第二クワドリフェーズ信号を生成する目的で前記
    第二データストリームを前記QPSK変調方式のクワド
    リフェーズ部分と組み合わせ; (2)第二ストリーム余弦信号を生成する目的で前記第
    二クワドリフェーズ信号に前記キャリア周波数の余弦関
    数を乗算し; (3)第二インフェーズ信号を生成する目的で前記第二
    データストリームを前記QPSK変調方式のインフェー
    ズ部分と組み合わせ; (4)第二ストリーム正弦信号を生成する目的で前記第
    二インフェーズ信号に前記キャリア周波数の正弦関数を
    乗算し;及び、 (5)前記二一変調済み信号を生成する目的で前記第二
    ストリーム余弦信号と前記第二ストリーム正弦信号を組
    み合わせるように適合させられていることを特徴とする
    請求項10記載の通信装置。
  16. 【請求項16】 前記第一データストリーム及び前記第
    二データストリームが同一のウォルシュ符号シーケンス
    を用いて符号化されることを特徴とする請求項15記載
    の通信装置。
  17. 【請求項17】 前記第一データストリーム及び前記第
    二データストリームが同一の符号分割多重アクセス符号
    シーケンスを用いて符号化されることを特徴とする請求
    項10記載の通信装置。
JP9247056A 1996-09-13 1997-09-11 通信方法及び通信装置 Pending JPH10107692A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/712,832 US5805567A (en) 1996-09-13 1996-09-13 Orthogonal modulation scheme
US08/712832 1996-09-13

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10107692A true JPH10107692A (ja) 1998-04-24

Family

ID=24863737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9247056A Pending JPH10107692A (ja) 1996-09-13 1997-09-11 通信方法及び通信装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5805567A (ja)
EP (1) EP0829982B1 (ja)
JP (1) JPH10107692A (ja)
CA (1) CA2212439A1 (ja)
DE (1) DE69719886T2 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6678311B2 (en) 1996-05-28 2004-01-13 Qualcomm Incorporated High data CDMA wireless communication system using variable sized channel codes
US6826169B1 (en) * 1996-12-20 2004-11-30 Fujitsu Limited Code multiplexing transmitting apparatus
US6173007B1 (en) 1997-01-15 2001-01-09 Qualcomm Inc. High-data-rate supplemental channel for CDMA telecommunications system
EP1612959B1 (en) * 1997-06-17 2009-12-30 QUALCOMM Incorporated Reduced peak-to-average amplitude multichannel link
US6285669B1 (en) * 1997-07-17 2001-09-04 Nortel Networks Limited CDMA direct spread overlay system and method of operation
US6389000B1 (en) * 1997-09-16 2002-05-14 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for transmitting and receiving high speed data in a CDMA communication system using multiple carriers
EP2259453A1 (en) * 1998-02-26 2010-12-08 Sony Corporation Base station, communication terminal and communication method
JP3058270B2 (ja) 1998-04-22 2000-07-04 日本電気株式会社 Cdma通信方法、スペクトラム拡散通信システム、基地局、および端末装置
US6724741B1 (en) 1998-06-29 2004-04-20 L-3 Communications Corporation PN code selection for synchronous CDMA
US6091760A (en) * 1998-06-29 2000-07-18 L-3 Communications Corporation Non-recursively generated orthogonal PN codes for variable rate CDMA
US6212220B1 (en) * 1999-02-23 2001-04-03 Tantivy Communications, Inc. Method and apparatus for creating non-interfering signals using non-orthogonal techniques
US6973140B2 (en) * 1999-03-05 2005-12-06 Ipr Licensing, Inc. Maximizing data rate by adjusting codes and code rates in CDMA system
US7593380B1 (en) 1999-03-05 2009-09-22 Ipr Licensing, Inc. Variable rate forward error correction for enabling high performance communication
US6785323B1 (en) * 1999-11-22 2004-08-31 Ipr Licensing, Inc. Variable rate coding for forward link
US6925067B2 (en) * 1999-04-23 2005-08-02 Qualcomm, Incorporated Configuration of overhead channels in a mixed bandwidth system
US6614776B1 (en) * 1999-04-28 2003-09-02 Tantivy Communications, Inc. Forward error correction scheme for high rate data exchange in a wireless system
US6577614B1 (en) 1999-05-27 2003-06-10 Qwest Communications International Inc. System and method for OTA over CDMA data channel
KR100336627B1 (ko) * 1999-08-13 2002-05-16 조정남 이기종 이동 통신 시스템의 동시 서비스 방법 및 그 장치
US6721339B2 (en) * 1999-08-17 2004-04-13 Lucent Technologies Inc. Method of providing downlink transmit diversity
KR100325637B1 (ko) * 1999-08-23 2002-03-06 김대기 이기종 이동통신 시스템의 서비스 방법 및 그 장치
US6515980B1 (en) * 1999-09-22 2003-02-04 Ericsson Inc. Methods and apparatus for interference cancellation using complex interference orthogonalization techniques
ATE403983T1 (de) * 1999-10-29 2008-08-15 Qualcomm Inc System und methode für die erhöhung von vorwärtsverbindungskapazität in einem satellitenkommunikationssystem
AU1655001A (en) * 1999-11-02 2001-05-14 Broadcom Corporation A method and apparatus for the detection and classification of collisions on a shared access rf network
US6973063B1 (en) * 2000-03-21 2005-12-06 Ericsson, Inc. Methods, systems and apparatus for precompensating for interference among transmitted coded signals
US6975584B1 (en) * 2000-09-29 2005-12-13 Qualcomm, Incorporated Communication system method and apparatus
US6714599B1 (en) * 2000-09-29 2004-03-30 Qualcomm, Incorporated Method and apparatus for efficient processing of signal in a communication system
EP1217733A1 (en) * 2000-12-20 2002-06-26 Lucent Technologies Inc. Filtercombiner with broadband branch
US7277382B1 (en) * 2001-01-09 2007-10-02 Urbain A. von der Embse Hybrid walsh encoder and decoder for CDMA
US7394792B1 (en) 2002-10-08 2008-07-01 Urbain A. von der Embse Multi-scale CDMA
US7352796B1 (en) * 2001-02-13 2008-04-01 Urbain Alfred von der Embse Multiple data rate complex Walsh codes for CDMA
US7002903B2 (en) * 2001-05-23 2006-02-21 Lucent Technologies Inc. Automatic verification of Walsh code orthogonality
US7104534B2 (en) 2001-06-08 2006-09-12 Broadcom Corporation System and method for detecting collisions in a shared communications medium
US20040208646A1 (en) * 2002-01-18 2004-10-21 Seemant Choudhary System and method for multi-level phase modulated communication
US7376235B2 (en) * 2002-04-30 2008-05-20 Microsoft Corporation Methods and systems for frustrating statistical attacks by injecting pseudo data into a data system
US7203294B2 (en) * 2002-08-06 2007-04-10 At&T Corp. System and method for dynamically routing communications
US7599390B2 (en) * 2004-07-21 2009-10-06 Rambus Inc. Approximate bit-loading for data transmission over frequency-selective channels
US7289617B2 (en) * 2004-12-22 2007-10-30 Aol Llc Phone line supervisory controls
US8509321B2 (en) * 2004-12-23 2013-08-13 Rambus Inc. Simultaneous bi-directional link
TWI284867B (en) * 2005-07-01 2007-08-01 Ind Tech Res Inst Cipher method and system for multicast service
US9363126B2 (en) * 2007-12-21 2016-06-07 Google Technology Holdings LLC Method and apparatus for IFDMA receiver architecture
US8238472B2 (en) * 2008-11-21 2012-08-07 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Carrier separation frequency error adjustment for UL multiple carrier operation
SG176334A1 (en) 2010-05-26 2011-12-29 Agency Science Tech & Res Low-power low-complexity qpsk rf transmitter based on injection-lock technology

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5103459B1 (en) * 1990-06-25 1999-07-06 Qualcomm Inc System and method for generating signal waveforms in a cdma cellular telephone system
IL118832A (en) * 1992-01-16 1998-03-10 Qualcomm Inc Method and device for data integration and transmission and overuse
JPH0831838B2 (ja) * 1992-03-18 1996-03-27 国際電信電話株式会社 スペクトラム拡散通信システム
US5237292A (en) * 1992-07-01 1993-08-17 Space Systems/Loral Quadrature amplitude modulation system with compensation for transmission system characteristics
CA2127616C (en) * 1993-07-16 1999-02-09 Osamu Kato Mobile communication unit
ATE271293T1 (de) * 1993-11-01 2004-07-15 Qualcomm Inc Verfahren und vorrichtung zur übertragung von digitaldaten mit variabler rate
US5414728A (en) * 1993-11-01 1995-05-09 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for bifurcating signal transmission over in-phase and quadrature phase spread spectrum communication channels
KR960003102B1 (ko) * 1993-12-01 1996-03-04 재단법인 한국전자통신연구소 씨.디.엠.에이(cdma) 이동통신 기지국 변조장치의 채널 변조회로 및 그를 이용한 변조장치
US5623485A (en) * 1995-02-21 1997-04-22 Lucent Technologies Inc. Dual mode code division multiple access communication system and method

Also Published As

Publication number Publication date
DE69719886T2 (de) 2003-11-27
US5805567A (en) 1998-09-08
DE69719886D1 (de) 2003-04-24
EP0829982A1 (en) 1998-03-18
CA2212439A1 (en) 1998-03-13
EP0829982B1 (en) 2003-03-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH10107692A (ja) 通信方法及び通信装置
JPH10107691A (ja) 通信信号の生成方法
JP2785489B2 (ja) 複合波形形成方法および装置
JP2851706B2 (ja) 異なったpnシーケンスにより拡散された2つのデータ信号の直角多重化
CA2174344C (en) Variable rate signal transmission in a spread spectrum communication system using coset coding
US5235614A (en) Method and apparatus for accommodating a variable number of communication channels in a spread spectrum communication system
RU2214057C2 (ru) Сжатие сигналов связи с расширенным спектром прямой последовательности
CA2284330C (en) Method and apparatus for generating a complex scrambling code sequence
JP3614439B2 (ja) 多数のcdma/fdma信号のデジタル発生及び結合のための実用的手段
KR100354337B1 (ko) 대역 확산 통신 방식에서의 확산 변조 방식을 이용한송수신방식 및 송수신장치
US6781980B1 (en) CDMA transmitter and method generating combined high-rate and low-rate CDMA signals
US5838733A (en) Method and apparatus for mitigating signal distortion in a communication system
JP2002536864A (ja) Cdma通信におけるピーク・平均率を減少させる装置及び方法
EP0978179B1 (en) High rate data transmission using a plurality of low data rate channels
JPH08509590A (ja) 通信システムにおいて拡散符号の使用を時分割多重化する方法および装置
KR960000353B1 (ko) 스프레드 스펙트럼 통신 시스템내 가변수의 통신 채널 수용 방법 및 그 장치
US5668806A (en) Spread spectrum communication apparatus
EP0990313B1 (en) Reduced peak-to-average amplitude multichannel link