JP2001068027A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2001068027A
JP2001068027A JP23631799A JP23631799A JP2001068027A JP 2001068027 A JP2001068027 A JP 2001068027A JP 23631799 A JP23631799 A JP 23631799A JP 23631799 A JP23631799 A JP 23631799A JP 2001068027 A JP2001068027 A JP 2001068027A
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partition
parallel
plasma display
display panel
substrate
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JP23631799A
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English (en)
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Atsushi Takenaka
淳 竹中
Sukeyuki Nishimura
祐行 西村
Koji Shimada
浩司 島田
Norio Ota
範雄 太田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】輝度を高め、放電空間の各々を分離し、排気の
ときのガスの通り道が確保され、隔壁の強度が向上し、
周知の確立した製造技術で隔壁を形成することが可能な
隔壁形状を有するプラズマディスプレイパネルを提供す
る。 【解決手段】放電空間を分離する隔壁を有するプラズマ
ディスプレイパネルであって、前記隔壁は平行隔壁と、
その平行隔壁に直行する直行隔壁とから成り、前記平行
隔壁は基板の表面に形成された電極に平行し、前記直行
隔壁には、その頂部からその隔壁が形成された前記基板
の表面に達する間隙が存在するようにしたプラズマディ
スプレイパネル。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマディスプレ
イパネルの技術分野に属する。特に、プラズマディスプ
レイパネル(以降、略称として「PDP」を併用する)
の背面板に形成される隔壁の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】図3はAC型カラーPDPの一構成例を
示すもので、前面板と背面板を離した状態で示したもの
である。2枚のガラス基板101、102が互いに平行
に且つ対向して配設されており、両者は背面板となるガ
ラス基板102上に互いに平行に設けられた隔壁103
a〜103fにより一定の間隔に保持される。前面板と
なるガラス基板101の背面板側には、放電維持電極と
して一対の透明電極104a,104bとバス電極10
5a,105bとで構成される表示電極が互いに平行に
形成される。バス電極105a,105bは透明電極1
04a,104bの電気抵抗による電圧低下を防ぐため
の金属電極である。この表示電極を覆って誘電体層10
6が形成されており、さらにその上に保護層107が形
成される。
【0003】また、背面板となるガラス基板102の前
面板側の隔壁103a〜103fの間には表示電極と直
交するようにアドレス電極108a〜108eが互いに
平行に形成される。このアドレス電極を覆って誘電体層
109が形成されており、さらにその上に隔壁103a
〜103fの壁面とセル底面を覆うようにして蛍光面1
10a〜110eが設けられている。各隔壁103a〜
103fの間の蛍光面にはRGB各色で発光する蛍光体
材料の1つが充填され、背面板はそのRGB各色のスト
ライプ状の蛍光面が3つから成る組を多数配列した構造
となる。この前面板と背面板の間にはネオンとキセノン
を混合した希ガスが封入される。
【0004】このAC型カラーPDPは、アドレス電極
と前面板の放電維持電極の一方とにより表示データに基
づいたアドレス放電を行って放電空間に電荷を生成した
後、前面板上の表示電極対に交流電圧を印加し放電空間
に電界を生成することにより放電させる構造である。こ
の場合、交流をかけているために電界の向きは周期に対
応して変化する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一般にディスプレイ装
置において画質を向上させることは常に重要な課題であ
り、このAC型カラーPDPにおいても同様である。蛍
光面を発光させた場合の輝度を高めることは、その画質
を向上させる一つの方法である。従来、輝度を高めるた
めに各種の方法が提案されているが決定的な解決策はな
く、それらの方法の積み重ねにより少しづつ輝度が高め
られている。蛍光面の発光面積を広くすることは、一般
にその蛍光面に紫外線が効率よく作用する等により発光
効率が改善されることとなり、輝度が高くなることにつ
ながる。ところが図3に示すように、蛍光面109は隔
壁103の壁面とセル底面を覆うようにして設けられて
おり、蛍光面109は隔壁103の壁面とセル底面の形
状に制約される。すなわち蛍光面109の表面は隔壁1
03の壁面とセル底面の形状によって決まる単純な形状
となり、それによって発光面積が制約されている。
【0006】また、単位発光領域の各々を分離して、発
光させるべきでない領域に紫外線や可視光が漏れること
による不正発光を抑制することも、その画質を向上させ
る一つの方法である。ところが図3に示すように、隔壁
はストライプ状の形状を有しており、隔壁が隣接する方
向には紫外線や可視光がほとんど漏れることがないが、
隔壁が延長される方向には紫外線や可視光が多量に漏れ
るものである。なお隔壁をこのようにストライプ状の形
状とする理由は幾つかあるが、隔壁の形成が容易、放電
空間の排気やガス充填を短時間で実施できることもその
理由である。
【0007】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたものである。その目的は、輝度を高め、放電空間の
各々を分離し、排気のときのガスの通り道が確保され、
隔壁の強度が向上し、周知の確立した製造技術で隔壁を
形成することが可能な隔壁形状を有するプラズマディス
プレイパネルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題は下記の本発
明によって解決される。すなわち、本発明の請求項1に
係るプラズマディスプレイパネルは、放電空間を分離す
る隔壁を有するプラズマディスプレイパネルであって、
前記隔壁は平行隔壁と、その平行隔壁に直行する直行隔
壁とから成り、前記平行隔壁は基板の表面に形成された
電極に平行し、前記直行隔壁には、その頂部からその隔
壁が形成された前記基板の表面に達する間隙が存在する
ようにしたものである。本発明によれば、平行隔壁と直
行隔壁とによって放電空間が囲まれるから蛍光体の塗布
面積が大きくなるとともに放電空間の各々が分離する。
また平行隔壁と直行隔壁とが支え合うから隔壁の強度が
向上する。また隔壁には間隙が存在するから排気のとき
のガスの通り道が確保される。また間隙は隔壁の頂部か
ら隔壁が形成された基板の表面に達する間隙であるか
ら、隔壁パターンを変更するだけで従来の隔壁形成技術
を適用することができる。
【0009】また本発明の請求項2に係るプラズマディ
スプレイパネルは、請求項1に係るプラズマディスプレ
イパネルにおいて、前記間隙は各々の放電空間に対して
存在するようにしたものである。本発明によれば、間隙
が各々の放電空間に対して存在するから排気のときのガ
スの通り道が極めて良好に確保される。また本発明の請
求項3に係るプラズマディスプレイパネルは、請求項1
または2に係るプラズマディスプレイパネルにおいて、
前記間隙の幅は隣接する隔壁間距離に対して1/10〜
1/2の寸法であるようにしたものである。本発明によ
れば、好適な形状効果が得られる。すなわち、排気のと
きのガスの通り道の確保するためには1/10以上とす
ることが好ましく、輝度を高め、放電空間の各々を分離
するためには1/2以下とすることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明について実施の形態により
説明を行う。本発明のプラズマディスプレイにおける隔
壁形状の一例を図1、図2に示す。直行隔壁に隔壁の頂
部から隔壁が形成された基板の表面に達する間隙が存在
する一例を図1に示す。図1(A)は斜視図、図1
(B)は上面図(隔壁頂部の形状を示す)、図1(C)
は側面図である。図1(A)において、1a,1b,1
cは平行隔壁、2a,2bは直行隔壁、3aa,3a
b,3ba,3bbは間隙、5a,5b,5cは隔壁の
頂部、6は基板の表面である。隔壁が形成された基板6
の表面には電極も形成されている(図1には図示せず、
図3を参照)。平行隔壁1a,1b,1cは、その電極
に平行する隔壁または隔壁の部分である。また、直行隔
壁2a,2bは平行隔壁1a,1b,1cと同じ高さで
あってその電極に直行する隔壁または隔壁の部分であ
る。
【0011】直行隔壁2a,2bには、隔壁の頂部5
a,5b,5cから基板6の表面に達する間隙3aa,
3ab,3ba,3bbが存在する。図1に示す一例に
おいては、間隙3aa,3ab,3ba,3bbは直行
隔壁2a,2bと電極とが交差する部位の上、またはそ
の部位を含む近傍の上に存在する。放電空間は平行隔壁
1a,1b,1cと直行隔壁2a,2bとによって区分
され囲まれた各領域であるから、間隙3aa,3ab,
3ba,3bbは各々の放電空間に対して存在する。こ
の間隙3aa,3ab,3ba,3bbの幅は、隣接す
る隔壁間距離(ピッチ)に対して0.35程度の寸法と
なっている。本発明において、一般的には、この寸法は
隣接する隔壁間距離に対して1/10〜1/2程度の寸
法が適当である。その理由はすでに説明したように、排
気のときのガスの通り道を確保するためには1/10以
上とすることが好ましく、輝度を高め、放電空間の各々
を分離するためには1/2以下とすることが好ましいた
めである。
【0012】隔壁の頂部5a,5b,5cの形状は、図
1(A)、図1(B)に示すように、平行隔壁の部分は
従来の隔壁(図3参照)と同様の形状となっており、そ
れに直行隔壁の部分が付加された形状となっている。ま
た、この隔壁の頂部5a,5b,5cは同一平面に存在
し、その隔壁の頂部5a,5b,5cとほぼ同一形状の
まま立ち下がり(図1に示す一例では下方がやや広が
る)基板6の表面まで達する。このような立体形状を隔
壁は有する。このように、図1に示す一例においては、
平行隔壁と直行隔壁とによって放電空間が囲まれるから
蛍光体の塗布面積が大きくなるとともに放電空間の各々
が分離する。従来の隔壁形状の輝度を100%としたと
きの相対輝度として約130%が得られる。また平行隔
壁と直行隔壁とが支え合うから隔壁の強度が向上する。
また隔壁には間隙が存在するから排気のときのガスの通
り道が確保される。また間隙は隔壁の頂部から隔壁が形
成された基板の表面に達する間隙であるから、隔壁パタ
ーンを変更するだけで従来の隔壁形成技術を適用するこ
とができる。
【0013】直行隔壁に隔壁の頂部から隔壁が形成され
た基板の表面に達する間隙が存在する一例を図2に示
す。図2(A)は斜視図、図2(B)は上面図(隔壁頂
部の形状を示す)、図2(C)は側面図である。図2
(A)において、1a,1b,1cは平行隔壁、2a,
2bは直行隔壁、3aa,3ab,3ba,3bbは間
隙、5a,5b,5cは隔壁の頂部、6は基板の表面で
ある。隔壁が形成された基板6の表面には電極も形成さ
れている(図2には図示せず、図3を参照)。平行隔壁
1a,1b,1cは、その電極に平行する隔壁または隔
壁の部分である。また、直行隔壁2a,2bは平行隔壁
1a,1b,1cと同じ高さであってその電極に直行す
る隔壁または隔壁の部分である。
【0014】直行隔壁2a,2bには、隔壁の頂部5
a,5b,5cから基板6の表面に達する間隙3aa,
3ab,3ba,3bbが存在する。図2に示す一例に
おいては、間隙3aa,3ab,3ba,3bbは直行
隔壁2a,2bと平行隔壁1a,1b,1cとが交差す
る部位の一方の側だけに存在する。しかも、隣接する直
行隔壁2a,2bに存在する間隙3aa,3baと間隙
3ab,3bbとは互いに交差する部位の反対側に存在
し、互い違いとなっている。放電空間は平行隔壁1a,
1b,1cと直行隔壁2a,2bとによって区分され囲
まれた各領域であるから、間隙3aa,3ab,3b
a,3bbは各々の放電空間に対して存在する。この間
隙3aa,3ab,3ba,3bbの幅は、隣接する隔
壁間距離(ピッチ)に対して0.2程度の寸法となって
いる。本発明において、一般的には、この寸法は隣接す
る隔壁間距離に対して1/10〜1/2程度の寸法が適
当である。その理由はすでに説明したように、排気のと
きのガスの通り道を確保するためには1/10以上とす
ることが好ましく、輝度を高め、放電空間の各々を分離
するためには1/2以下とすることが好ましいためであ
る。
【0015】隔壁の頂部5a,5b,5cの形状は、図
2(A)、図2(B)に示すように、平行隔壁の部分は
従来の隔壁(図3参照)と同様の形状となっており、そ
れに直行隔壁の部分が付加された形状となっている。ま
た、この隔壁の頂部5a,5b,5cは同一平面に存在
し、その隔壁の頂部5a,5b,5cとほぼ同一形状の
まま立ち下がり(図2に示す一例では下方がやや広が
る)基板6の表面まで達する。このような立体形状を隔
壁は有する。このように、図2に示す一例においては、
平行隔壁と直行隔壁とによって放電空間が囲まれるから
蛍光体の塗布面積が大きくなるとともに放電空間の各々
が分離する。従来の隔壁形状の輝度を100%としたと
きの相対輝度として約140%が得られる。また平行隔
壁と直行隔壁とが支え合うから隔壁の強度が向上する。
また隔壁には間隙が存在するから排気のときのガスの通
り道が確保される。また間隙は隔壁の頂部から隔壁が形
成された基板の表面に達する間隙であるから、隔壁パタ
ーンを変更するだけで従来の隔壁形成技術を適用するこ
とができる。
【0016】本発明のプラズマディスプレイパネルの隔
壁形成には、上述のように従来の隔壁形成技術を適用す
ることができるのであるが、ここで、その技術の幾つか
の例を簡単に説明しておく。第1の隔壁形成技術とし
て、サンドブラスト法について説明する。まず、基板上
に所定の厚さでリブペースト(隔壁材料)を塗布し乾燥
する。その塗布乾燥したリブペースト(単にリブペース
トと呼ぶ)の表面にDFR(dry film resist )を貼り
合わせ、隔壁パターンを有するフォトマスクを介して露
光する。勿論、このフォトマスクは、前述した図1
(B)、図2(B)のような隔壁パターンを有する。こ
れを現像(および硬膜化処理)することにより、その隔
壁パターンを有するサンドブラスト用マスクをリブペー
スト上に形成する。
【0017】次に、サンドブラスト用マスクの形成面側
からサンドブラスト処理すると、そのマスクが存在しな
い表面においてだけリブペーストの研削が進行して掘り
下げられ、残存する部分として隔壁パターン形状のリブ
ペーストが得られる。サンドブラスト処理が終了する
と、剥離溶液を用いてサンドブラスト用マスクを剥離除
去する。そして、基板ごと隔壁パターン形状のリブペー
ストを焼成することにより基板上に隔壁を固着形成す
る。
【0018】次に、第2の隔壁形成技術として、サンド
ブラスト用マスクパターン印刷法について説明する。前
述のサンドブラスト法におけるDRFに代えて、印刷ペ
ーストを印刷することによって、隔壁パターンのサンド
ブラスト用マスクを形成する。勿論、この印刷における
印刷版は、前述した図1(B)、図2(B)のような隔
壁パターンを有する。スクリーン印刷、グラビア印刷、
等の印刷法を適用してサンドブラスト用マスクを形成す
るから、露光過程、現像過程、等が不要となり隔壁形成
過程が簡略化する。
【0019】次に、第3の隔壁形成技術として、スクリ
ーン印刷法について説明する。隔壁パターンを有するス
クリーン印刷版を用いて基板上にリブペーストを印刷
し、その印刷されたリブペーストを乾燥する。勿論、こ
のスクリーン印刷版は、前述した図1(B)、図2
(B)のような隔壁パターンを有する。1回の印刷では
所望の隔壁高さを得ることはできないため、この印刷と
乾燥とを繰り返し行い刷り重ねて積層する。所望の隔壁
高さが得られるまで積層を行った後、焼成を行い基板上
に隔壁を形成する。
【0020】次に、第4の隔壁形成技術として、型シー
トのシート凹部にリブペーストを充填して転写する転写
工程を含む転写法について説明する。この転写法におい
て用いられる型シートは、次のようにして製造される。
隔壁の形状に対応する版凹部を有するロール凹版を準備
する。勿論、このロール凹版は、前述した図1(A)、
図2(A)のような隔壁の対応する版凹部を有する。こ
のロール凹版のすくなくとも版凹部に電離放射線硬化樹
脂を充填するとともに、フィルム基材をロール凹版に接
触させる。その接触している間に電離放射線を照射して
フィルム基材とロール凹版に介在する電離放射線樹脂を
硬化させ電離放射線硬化樹脂層とする。その後、フィル
ム基材に固着した電離放射線硬化樹脂層をフィルム基材
とともに版凹部から剥離して、隔壁形状と逆凹凸形状の
シート凹部を有する型シートを得る。
【0021】この型シートを用い隔壁を次のようにして
形成する。まず、この型シートのシート凹部にリブペー
ストを充填する。次に、リブペーストを充填した型シー
トをガラス基板に密着後、型シートを剥離して、ガラス
基板の表面にガラスペーストを転写する。そして、転写
したリブペーストを焼成してガラス基板に隔壁を形成す
る。
【0022】なお隔壁の構造を示す図において、線画で
形状を描く関係で、3平面または2平面が交差してでき
る隅を点または線で描いてあり、隅が極端な鋭角に形成
されているような印象を与える。しかし、図において点
または線で描いてある隅は、出隅(出っ張った隅)も入
隅(引っ込んだ隅)も、サンドブラスト処理を行うこと
により実際の隔壁においては丸みを有する(Rが付
く)。図は簡略化されたものであり、隔壁の構造の細部
を正確に示すものではない。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に係るプ
ラズマディスプレイパネルによれば、輝度を高め、放電
空間の各々を分離し、排気のときのガスの通り道が確保
され、隔壁の強度が向上し、周知の確立した製造技術で
隔壁を形成することが可能な隔壁形状を有するプラズマ
ディスプレイパネルが提供される。また本発明の請求項
2に係るプラズマディスプレイパネルによれば、間隙が
各々の放電空間に対して存在するから排気のときのガス
の通り道が極めて良好に確保される。また本発明の請求
項3に係るプラズマディスプレイパネルによれば、好適
な形状効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプラズマディスプレイにおける隔壁形
状の一例(その1)を示す図である。
【図2】本発明のプラズマディスプレイにおける隔壁形
状の一例(その2)を示す図である。
【図3】AC型カラーPDPの一構成例を示すもので、
前面板と背面板を離した状態で示したものである。
【符号の説明】
1a,1b,1c 平行隔壁 2a,2b 直行隔壁 3aa,3ab,3ba,3bb,4aa,4ba,4
ca 間隙 5a,5b,5c 隔壁の頂部 6 基板の表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島田 浩司 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 (72)発明者 太田 範雄 東京都新宿区市谷加賀町一丁目1番1号 大日本印刷株式会社内 Fターム(参考) 5C040 GF01 GF03 GF12 GF14 MA03 MA20 MA22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電空間を分離する隔壁を有するプラズマ
    ディスプレイパネルであって、前記隔壁は平行隔壁と、
    その平行隔壁に直行する直行隔壁とから成り、 前記平行隔壁は基板の表面に形成された電極に平行し、 前記直行隔壁には、その頂部からその隔壁が形成された
    前記基板の表面に達する間隙が存在する、 ことを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】請求項1記載のプラズマディスプレイパネ
    ルにおいて、前記間隙は各々の放電空間に対して存在す
    ることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のプラズマディスプ
    レイパネルにおいて、前記間隙の幅は隣接する隔壁間距
    離に対して1/10〜1/2の寸法であることを特徴と
    するプラズマディスプレイパネル。
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