JP2001067506A - 在宅・外出判定システム - Google Patents

在宅・外出判定システム

Info

Publication number
JP2001067506A
JP2001067506A JP23995299A JP23995299A JP2001067506A JP 2001067506 A JP2001067506 A JP 2001067506A JP 23995299 A JP23995299 A JP 23995299A JP 23995299 A JP23995299 A JP 23995299A JP 2001067506 A JP2001067506 A JP 2001067506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
detection signal
home
entrance
communication path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP23995299A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP23995299A priority Critical patent/JP2001067506A/ja
Publication of JP2001067506A publication Critical patent/JP2001067506A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】住宅等の建物利用者が操作することなく確実に
在宅・外出の判定を簡単な構成で行うことができる在宅
・外出判定システムを提供すること。 【解決手段】ネットワークコントローラ22又はホスト
コンピュータ27は、玄関人感センサ23からの検知信
号を受け取った後、一定時間ta1の間、居室人感セン
サ24,25からの検知信号を無視し、一定時間ta1
後の所定時間ta2の間に居室人感センサ24,25か
らの検知信号を受け取った場合、人が建物である住宅1
内に存在すると判定する在宅・外出判定システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の建物利用者が
外出しているか否かを監視する在宅・外出判定システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば高齢者が入居している個別
住宅や集合住宅における個別用の緊急システムとして
は、健康状態異変や呼出ボタンの呼び出しを検知したと
き、廊下非常灯で知らせると同時に、緊急警報電話機か
ら電話回線を介して消防署や福祉施設等の通報先へ音声
で通報する様にしたものが考えられている。この様なシ
ステムにおいては、在・不在等の在宅管理も高齢者の安
否確認に必要な項目である。
【0003】この在宅管理のシステムとしては、 「(1)不在(外出)を知らせるボタンや在室(在宅)
を知らせるボタンが設けられた検出ユニットを玄関に取
り付けておいて、住宅の利用者が外出するときに不在ボ
タンを押し、外出先から戻ったときに在室ボタンを押す
様にしたもの。 (2)在宅管理の他の方法としては、玄関キー又はキー
ホルダーの検出器を玄関脇に取り付けておいて、玄関キ
ー又はキーホルダーを検出器に掛けるか挿入するかする
ことにより、在宅を検出する様にしたもの。」等が考え
られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来の在宅管
理システムでは、本人が検出ユニットのボタンを押す操
作をするか、或いは、玄関キーやキーホルダーを検出器
に掛けるか又は挿入する必要がある。
【0005】しかしながら、この(1),(2)のシス
テムでは、本人がボタンを押し忘れたり、本人が玄関キ
ーやキーホルダーを検出器に掛け忘れたり又は挿入し忘
れたりする場合も考えられる。特に、対象者が高齢者の
場合、ボタンを操作したり、玄関キーを特定の場所に掛
けさせたりする等の特定の動作を強制しても、この動作
を確実に実行してもらうのが困難である。そして、この
特定の動作をし忘れた場合には、住宅等の建物利用者の
在宅・外出の判定を誤るものであった。
【0006】また、(2)のシステムを既設住宅に適用
する場合、玄関ドアのキーの変更や検出器の取付の工事
等が発生し、望ましいものではない。
【0007】そこで、本発明は、住宅等の建物利用者が
操作することなく確実に在宅・外出の判定を簡単な構成
で行うことができる在宅・外出判定システムを提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1の発明は、建物内に設けられた通信路と、
前記通信路に接続され、出入り口付近で人体を検知する
第1のセンサと、前記通信路に接続され、前記出入り口
以外の建物内で人体を検知する第2のセンサと、前記通
信路に接続され、前記第1と第2のセンサからの検知信
号をもとに人の存在を監視するコントローラと、からな
る在宅・外出判定システムであって、前記コントローラ
は、前記第1のセンサからの検知信号を受け取った後、
一定時間の間、前記第2のセンサからの検知信号を無視
するように設定され、一定時間後の所定時間の間に前記
第2のセンサからの検知信号を受け取った場合、人が前
記建物内に存在すると判定する在宅・外出判定システム
としたことを特徴とする。
【0009】この構成によれば、出入り口の第1のセン
サや出入り口以外の第2のセンサが人(人体)を検知す
ると、第1と第2のセンサからの検知信号が通信路を介
してコントローラに伝送される。この通信路としては電
灯線を利用することができ、電灯線や無線を利用した場
合には特に配線工事をすることなく、センサやコントロ
ーラを設置できる。そして、コントローラは、前記第1
のセンサからの検知信号を受け取った後、一定時間の
間、前記第2のセンサからの検知信号を無視するように
設定され、一定時間後の所定時間の間に前記第2のセン
サからの検知信号を受け取った場合、人が前記建物内に
存在すると判定する。この結果、コントローラによる検
知信号等のデータに基づく外出の有無の判定ミスを少な
くできる。この様にして住宅利用者が操作することなく
確実に在宅・外出の判定を簡単な構成で行うことができ
る。
【0010】また、上記目的を達成するため、請求項2
の発明は、建物内に設けられた通信路と、前記通信路に
接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセンサ
と、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物内
で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続さ
れたコントローラと、前記コントローラに通信回線を介
して接続されたホストコンピュータと、からなる在宅・
外出判定システムであって、前記コントローラは、前記
第1と第2のセンサからの検知信号を通信回線を介して
前記ホストコンピュータに伝送するようになされ、前記
ホストコンピュータは、前記第1のセンサからの検知信
号を受け取った後、一定時間の間、前記第2のセンサか
らの検知信号を無視するように設定され、一定時間後の
所定時間の間に前記第2のセンサからの検知信号を受け
取った場合、人が前記建物内に存在すると判定する在宅
・外出判定システムとしたことを特徴とする。
【0011】この構成においても、出入り口の第1のセ
ンサや出入り口以外の第2のセンサが人(人体)を検知
すると、第1と第2のセンサからの検知信号が通信路を
介してコントローラに伝送される。この通信路としては
電灯線を利用することができ、電灯線や無線を利用した
場合には特に配線工事をすることなく、センサやコント
ローラを設置できる。そして、コントローラは、前記第
1と第2のセンサからの検知信号を前記通信路を介して
受け取ったときに、受け取った検知信号を前記通信回線
を介して前記ホストコンピュータに伝送する。
【0012】しかも、前記ホストコンピュータは、前記
第1のセンサからの検知信号を受け取った後、一定時間
の間、前記第2のセンサからの検知信号を無視するよう
に設定され、一定時間後の所定時間の間に前記第2のセ
ンサからの検知信号を受け取った場合、人が前記建物内
に存在すると判定する。この結果、ホストコンピュータ
による検知信号等のデータに基づく外出の有無の判定ミ
スを少なくできる。この様にして住宅利用者が操作する
ことなく確実に在宅・外出の判定を簡単な構成で行うこ
とができる。
【0013】更に、上記目的を達成するため、請求項3
の発明は、建物内に設けられた通信路と、前記通信路に
接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセンサ
と、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物内
で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続さ
れたコントローラと、前記コントローラに通信回線を介
して接続されたホストコンピュータと、からなる在宅・
外出判定システムであって、前記コントローラは、前記
第1と第2のセンサからの検知信号を通信回線を介して
前記ホストコンピュータに伝送するようになされ、前記
第1のセンサからの検知信号を受け取った後、一定時間
の間、第2のセンサからの検知信号を無視又は前記ホス
トコンピュータに伝送しないようにし、前記ホストコン
ピュータは、前記玄関のセンサからの検知信号を受け取
った後から一定時間後の所定時間の間に前記第2のセン
サからの検知信号を受け取った場合、前記人が建物内に
存在すると判定する在宅・外出判定システムとしたこと
を特徴とする。
【0014】この構成においても、出入り口の第1のセ
ンサや出入り口以外の第2のセンサが人(人体)を検知
すると、第1と第2のセンサからの検知信号が通信路を
介してコントローラに伝送される。この通信路としては
電灯線を利用することができ、電灯線や無線を利用した
場合には特に配線工事をすることなく、センサやコント
ローラを設置できる。そして、コントローラは、前記セ
ンサからの検知信号を前記通信路を介して受け取ったと
きに、受け取った検知信号を前記通信回線を介して前記
ホストコンピュータに伝送する。
【0015】しかも、前記コントローラは、前記第1の
センサからの検知信号を受け取った後、一定時間の間、
第2のセンサからの検知信号を無視又は前記ホストコン
ピュータに伝送しないようにし、前記ホストコンピュー
タは、前記玄関のセンサからの検知信号を受け取った後
から一定時間後の所定時間の間に前記第2のセンサから
の検知信号を受け取った場合、前記人が建物内に存在す
ると判定する。この結果、ホストコンピュータによる検
知信号等のデータに基づく外出の有無の判定ミスを少な
くできる。この様にして住宅利用者が操作することなく
確実に在宅・外出の判定を簡単な構成で行うことができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0017】図1に示した建物の一例である住宅1は、
図2に示したような間取りになっている。図2において
住宅1は、出入り口としての玄関2,サニタリ室として
の浴室3,洗面室4,居室であるダイニング(ダイニン
グ・キッチン)5,居室であるリビング6,居室である
和室7等を有する。この居室は寝室を兼ねていることも
ある。
【0018】8は玄関2のドア開口2aを開閉する玄関
ドア,2bは玄関2から和室7まで延びる廊下、3aは
浴室3内の浴槽本体3aである。洗面室4には、洗面器
4aが設置されていると共に、洗濯機9が配置されてい
る。また、ダイニング5の玄関2側に設けた開口5aは
ドア10で開閉可能に設けられている。このダイニング
5内には、流し台11,ダイニングテーブル12,椅子
13,冷蔵庫14等が配設されている。更に、リビング
6には、書棚14,テレビ15,椅子16等が配置され
ている。
【0019】そして、ダイニング5とリビング6との間
は二点鎖線で示したような引戸17を設けて仕切っても
よいが、この引戸17を本実施例におけるように外して
ダイニング5とリビング6を一連としてもよい。また、
リビング6と和室7との間は襖等の引戸18で開閉可能
に設けられ、和室7と廊下2bとの間の開口7aはスラ
イドドア(引戸)19で開閉される様になっている。
【0020】この様な間取りの住宅1には、図1に示し
たように電灯線(通信路)20が配線されている。図1
は電灯線20を概念的に示したもので、実際には電灯線
20は天井裏や床下或いは住宅の壁部21内等に配線さ
れる。この電灯線20には多数のコンセントC1〜Cn
が接続されている。
【0021】また、ダイニング5にはネットワークコン
トローラ22が配設され、玄関2の内壁面2cには第1
のセンサとしての玄関人感センサ23が取り付けられ、
リビング6の内壁面6aには第2のセンサとしての居室
人感センサ24が取り付けられ、和室7の内壁面7bに
は第2のセンサとしての居室人感センサ25が取り付け
られている。この人感センサ23〜25には、人体から
発する赤外線の移動を検出可能な焦電センサが用いられ
る。また、本実施例では、リビング6とダイニング5と
の間は解放されていて、居室人感センサ24はリビング
6とダイニング5の両方に人がいるか否かを検出できる
ようにダイニング5に向けて配置されている。居室人感
センサ25は、スライドドア(引戸)19が開いている
場合には、和室7と廊下2b及び玄関2の先(玄関先)
まで検出できるように配置されている。ここで、人感セ
ンサは各室に設けてもよい。
【0022】ネットワークコントローラ22はプラグ2
2aをコンセントC1に接続され、玄関人感センサ23
はプラグ23aを介してコンセントC2に接続され、居
室人感センサ24,25はプラグ24a,25aを介し
てコンセントC3,C4に接続されている。この様に、
コンセントC1〜Cnのいずれかを用いてネットワーク
コントローラ22や人感センサ23〜25を電灯線20
に接続するのみでよいので、本システムの設置に特に工
事等は必要がない。
【0023】この多数のコンセントC1〜Cnのうち、
コンセントC2は玄関2の壁面2cに取り付けられ,コ
ンセントC1はダイニング5の内壁面5bに取り付けら
れ,コンセントC3及びC4はリビング6の内壁面6a
及び和室7の内壁面7bにそれぞれ取り付けられている
(図2ではコンセントC1〜Cnの取り付け状態の図示
を省略)。
【0024】上述の人感センサ23〜25は、人体から
発する赤外線の有無を常に検知する様になっている。
【0025】また、ネットワークコントローラ22に
は、ISDN公衆回線網やアナログ公衆回線網等の広域
ネットワーク(通信回線)26を介してホストコンピュ
ータ27に接続されている。そして、ネットワークコン
トローラ22は、人感センサ23,24,25からの検
知信号を電灯線(通信路)20を介して受け取ったとき
に、受け取った検知信号を広域ネットワーク(通信回
線)26を介してホストコンピュータ27に伝送するよ
うに設定されている。
【0026】そして、ネットワークコントローラ22
は、第1のセンサである玄関人感センサ23からの検知
信号を受け取った後、図示しないタイマーを作動させ
て、一定時間ta1(ta1>t)、第2のセンサであ
る居室人感センサ24,25からの検知信号を無視する
様に設定されている。
【0027】しかも、ネットワークコントローラ22
は、一定時間ta1経過後の所定時間ta2の間に居室
である居室人感センサ24,25からの検知信号を受け
取った場合、即ち時間t1からt2までの間に居室人感
センサ24,25からの検知信号を受け取った場合、人
が建物内に存在すると判定するように設定されている。
また、ネットワークコントローラ22は、一定時間ta
1経過後の所定時間ta2の間に居室である居室人感セ
ンサ24,25からの検知信号を受け取らない場合、即
ち時間t1からt2までの間に居室人感センサ24,2
5からの検知信号を受け取らない場合、人が外出したこ
とを判定するように設定されている。
【0028】次に、この様な構成のシステムの作用を説
明する。
【0029】ネットワークコントローラ22は、人感セ
ンサ23〜25を作動制御して、人体から発する赤外線
の有無を検知させる。そして、玄関や居室の人感センサ
23〜25が人(人体)を検知すると、人感センサ23
〜25からの検知信号が電灯線20を介してネットワー
クコントローラ22に伝送される。
【0030】例えば、和室7に人がいる場合、居室人感
センサ25が人を検出して検知信号Si(i=0,1,
2・・・n)を出力し、図3,図4に示した如く、検知信
号Siを電灯線20を介してネットワークコントローラ
22に伝送する。また、人が玄関2にいるときには、玄
関人感センサ23が人を検出して検知信号aを出力し、
この検知信号aをネットワークコントローラ22に電灯
線20を介して伝送する。
【0031】そして、ネットワークコントローラ22
は、人感センサ23〜25からの検知信号を電灯線20
を介して受け取ったときに、受け取った検知信号を通信
回線である広域ネットワーク26を介してホストコンピ
ュータ27に伝送する。
【0032】ところで、上述したように、居室人感セン
サ25は、スライドドア(引戸)19が開いている場合
には、和室7と廊下2b及び玄関2先まで検出できるよ
うに配置されている。この結果、玄関人感センサ23が
人の検知信号aをネットワークコントローラ22に伝送
した後に、居室人感センサ25が玄関2や玄関先で人を
検出して検知信号S4を出力した場合、検知信号S4が
ネットワークコントローラ22に伝送される。
【0033】従って、ネットワークコントローラ22
は、玄関人感センサ23からの検知信号aを受け取った
後、一定時間(例えばta1又はta1+ta2)に居
室人感センサ24,25からの検知信号が無い場合、人
が外出し、検知信号がある場合在宅していると判定する
ように設定されていると、検知信号aを受け取った後に
一定時間t2以内に居室人感センサ25が玄関先の人を
検知した場合、人が外出していないと判定する。
【0034】この場合、実際には人が外出したにも拘わ
らず、玄関人感センサ23が人を検知した直後、所定時
間t以内で居室人感センサ25が人を検知してしまう
と、ネットワークコントローラ22は人が在宅している
と誤判定をする。また、ネットワークコントローラ22
は、人が在宅している場合において、居室人感センサ2
4,25からの人の検知信号が無いとき、緊急事態が発
生したものと判定をする様に設定されている場合、上述
の誤判定後に更に誤判定を繰り返すことになり、好まし
くない。
【0035】そこで、本発明では、ネットワークコント
ローラ22は、第1のセンサである玄関人感センサ23
からの検知信号を受け取った後、一定時間ta1(ta
1>t)、居室人感センサ24,25からの検知信号の
有無にかかわらず、この信号を無視してから、一定時間
ta1経過後の、即ち時間ta2の間に居室人感センサ
24,25からの検知信号を受け取った場合、人が建物
内に存在すると判定するように設定されている。
【0036】また、ネットワークコントローラ22は、
第1のセンサである玄関人感センサ23からの検知信号
を受け取った後、一定時間ta1(ta>t)、居室人
感センサ24,25からの検知信号の有無にかかわら
ず、この信号を無視してから、一定時間ta1経過後
の、即ち時間ta2の間に居室人感センサ24,25か
らの検知信号を受け取らない場合、人が外出したことを
判定するように設定されている。図3において、時間t
a1における居室人感センサ25からの検知信号S4は
無視される。そして、図4に示すように時間ta2で居
室人感センサ25からの検知信号S5があれば在宅であ
ると判定し、図3のように時間ta2で居室人感センサ
25からの検出信号がなければ、外出であると判定す
る。
【0037】また、ネットワークコントローラ22は、
前で述べたように玄関人感センサ23からの検知信号を
受け取った後、一定時間ta1以内の間、居室である居
室人感センサ24,25からの検知信号を無視する。こ
の結果、ネットワークコントローラ22による検知信号
等のデータに基づく外出の有無の判定ミスを少なくでき
る。この様にして住宅利用者が操作することなく確実に
在宅・外出の判定を簡単な構成で行うことができる。 (変形例1)上述した例では、ネットワークコントロー
ラ22により住宅利用者が外出したか否かの判定を行う
ように設定されているが、この機能はホストコンピュー
タ27に持たせることができる。以下、この点について
説明する。
【0038】ネットワークコントローラ22は、第1と
第2のセンサである人感センサ23及び24,25から
の検知信号を通信回線である広域ネットワーク20を介
してホストコンピュータ27に伝送するように設定され
ている。
【0039】しかも、ホストコンピュータ27は、第1
のセンサである人感センサ23からの検知信号をネット
ワークコントローラ22及び広域ネットワーク20を介
して受け取った後、一定時間ta1(ta1>t)、居
室人感センサ24,25からの検知信号を無視するよう
に設定されている。
【0040】また、ホストコンピュータ27は、第1の
センサである人感センサ23からの検知信号をネットワ
ークコントローラ22及び広域ネットワーク20を介し
て受け取った後、一定時間ta1(ta1>t)、居室
人感センサ24,25からの検知信号の有無にかかわら
ず、この信号を無視してから、一定時間ta1経過後
の、即ち時間ta2の間(t1〜t2)に居室人感セン
サ24,25からの検知信号を受け取った場合、人が建
物内に存在すると判定するように設定されている。
【0041】更に、ホストコンピュータ27は、第1の
センサである人感センサ23からの検知信号をネットワ
ークコントローラ22及び広域ネットワーク20を介し
て受け取った後、一定時間ta1(ta1>t)、居室
人感センサ24,25からの検知信号の有無にかかわら
ず、この信号を無視してから、一定時間ta1経過後
の、即ち時間ta2の間に居室人感センサ24,25か
らの検知信号をネットワークコントローラ22及び広域
ネットワーク20を介して受け取った場合、人が前記建
物内に存在すると判定する。
【0042】この様にホストコンピュータ27は、玄関
人感センサ23からの検知信号を受け取った後、一定時
間ta1以内の間、居室である居室人感センサ24,2
5からの検知信号を無視する。この結果、ホストコンピ
ュータ27による検知信号等のデータに基づく外出の有
無の判定ミスを少なくできる。この様にして住宅利用者
が操作することなく確実に在宅・外出の判定を簡単な構
成で行うことができる。 (変形例2)また、変形例1においては、ホストコンピ
ュータ27が玄関人感センサ23からの検知信号を受け
取った後、このホストコンピュータ27がタイマーを作
動させて一定時間ta1以内の間、居室である居室人感
センサ24,25からの検知信号を無視する様に設定さ
れているが、必ずしもこの構成のみに限定されるもので
はない。例えば、変形例1において、ネットワークコン
トローラ22が玄関人感センサ23からの検知信号を受
け取った後、一定時間ta1、ネットワークコントロー
ラ22が居室人感センサ24,25からの検知信号を単
に無視するか、又、居室人感センサ24,25からの検
知信号をネットワークコントローラ22がホストコンピ
ュータ27に伝えなくする様に設定しても良い。
【0043】この構成においては、ホストコンピュータ
27により人が外出したか否かの判定する場合、ホスト
コンピュータ27による判定ミスを更に少なくできる。
この様にして住宅利用者が操作することなく確実に在宅
・外出の判定を簡単な構成で行うことができる。 (その他)尚、人感センサ23〜25からネットワーク
コントローラ22への通信路として電灯線20を用いて
いるが、この通信路としては無線通信を用いることがで
きる。また、玄関人感センサ23には、マット式の感圧
センサを用いることもできる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
在宅・外出判定システムは、建物内に設けられた通信路
と、前記通信路に接続され、出入り口付近で人体を検知
する第1のセンサと、前記通信路に接続され、前記出入
り口以外の建物内で人体を検知する第2のセンサと、前
記通信路に接続され、前記第1と第2のセンサからの検
知信号をもとに人の存在を監視するコントローラと、か
らなる在宅・外出判定システムであって、前記コントロ
ーラは、前記第1のセンサからの検知信号を受け取った
後、一定時間の間、前記第2のセンサからの検知信号を
無視するように設定され、一定時間後の所定時間の間に
前記第2のセンサからの検知信号を受け取った場合、人
が前記建物内に存在すると判定する様に構成されている
ので、住宅利用者が操作することなく確実に在宅・外出
の判定を簡単な構成で行うことができる。
【0045】また、請求項2の発明の在宅・外出判定シ
ステムは、建物内に設けられた通信路と、前記通信路に
接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセンサ
と、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物内
で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続さ
れたコントローラと、前記コントローラに通信回線を介
して接続されたホストコンピュータと、からなる在宅・
外出判定システムであって、前記コントローラは、前記
第1と第2のセンサからの検知信号を通信回線を介して
前記ホストコンピュータに伝送するようになされ、前記
ホストコンピュータは、前記第1のセンサからの検知信
号を受け取った後、一定時間の間、前記第2のセンサか
らの検知信号を無視するように設定され、一定時間後の
所定時間の間に前記第2のセンサからの検知信号を受け
取った場合、人が前記建物内に存在すると判定する構成
としたので、ホストコンピュータによる検知信号等のデ
ータに基づく外出の有無の判定ミスを少なくできる。こ
の様にして住宅利用者が操作することなく確実に在宅・
外出の判定を簡単な構成で行うことができる。
【0046】更に、請求項3の発明の在宅・外出判定シ
ステムは、建物内に設けられた通信路と、前記通信路に
接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセンサ
と、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物内
で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続さ
れたコントローラと、前記コントローラに通信回線を介
して接続されたホストコンピュータと、からなる在宅・
外出判定システムであって、前記コントローラは、前記
第1と第2のセンサからの検知信号を通信回線を介して
前記ホストコンピュータに伝送するようになされ、前記
第1のセンサからの検知信号を受け取った後、一定時間
の間、第2のセンサからの検知信号を無視又は前記ホス
トコンピュータに伝送しないようにし、前記ホストコン
ピュータは、前記玄関のセンサからの検知信号を受け取
った後から一定時間後の所定時間の間に前記第2のセン
サからの検知信号を受け取った場合、前記人が建物内に
存在すると判定する構成としたので、ホストコンピュー
タによる検知信号等のデータに基づく外出の有無の判定
ミスを更に確実に少なくできる。この様にして住宅利用
者が操作することなく確実に在宅・外出の判定を簡単な
構成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る在宅・外出判定システムの概略
説明図である。
【図2】図1の在宅・外出判定システムにおけるセンサ
の配置例を示す説明図である。
【図3】図1,2に示した在宅・外出判定システムにお
ける検知信号の説明図である。
【図4】在宅・外出判定システムにおける判定タイミン
グの説明図である。
【符号の説明】
1・・・住宅(建物) 2・・・玄関(出入り口) 5・・・ダイニング(居室) 6・・・リビング(居室) 7・・・和室(居室) 20・・・電灯線(通信路) 22・・・ネットワークコントローラ 23・・・玄関人感センサ(第1のセンサ) 24,25・・・居室人感センサ(第2のセンサ) 27・・・ホストコンピュータ Ta1・・・一定時間 ta2・・・所定時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物内に設けられた通信路と、前記通信路
    に接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセン
    サと、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物
    内で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続
    され、前記第1と第2のセンサからの検知信号をもとに
    人の存在を監視するコントローラと、からなる在宅・外
    出判定システムであって、前記コントローラは、前記第
    1のセンサからの検知信号を受け取った後、一定時間の
    間、前記第2のセンサからの検知信号を無視するように
    設定され、一定時間後の所定時間の間に前記第2のセン
    サからの検知信号を受け取った場合、人が前記建物内に
    存在すると判定することを特徴とする在宅・外出判定シ
    ステム。
  2. 【請求項2】建物内に設けられた通信路と、前記通信路
    に接続され、出入り口付近で人体を検知する第1のセン
    サと、前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物
    内で人体を検知する第2のセンサと、前記通信路に接続
    されたコントローラと、前記コントローラに通信回線を
    介して接続されたホストコンピュータと、からなる在宅
    ・外出判定システムであって、前記コントローラは、前
    記第1と第2のセンサからの検知信号を通信回線を介し
    て前記ホストコンピュータに伝送するようになされ、前
    記ホストコンピュータは、前記第1のセンサからの検知
    信号を受け取った後、一定時間の間、前記第2のセンサ
    からの検知信号を無視するように設定され、一定時間後
    の所定時間の間に前記第2のセンサからの検知信号を受
    け取った場合、人が前記建物内に存在すると判定するこ
    とを特徴とする在宅・外出判定システム。
  3. 【請求項3】建物内に設けられた通信路と、 前記通信路に接続され、出入り口付近で人体を検知する
    第1のセンサと、 前記通信路に接続され、前記出入り口以外の建物内で人
    体を検知する第2のセンサと、 前記通信路に接続されたコントローラと、前記コントロ
    ーラに通信回線を介して接続されたホストコンピュータ
    と、からなる在宅・外出判定システムであって、 前記コントローラは、前記第1と第2のセンサからの検
    知信号を通信回線を介して前記ホストコンピュータに伝
    送するようになされ、前記第1のセンサからの検知信号
    を受け取った後、一定時間の間、第2のセンサからの検
    知信号を無視又は前記ホストコンピュータに伝送しない
    ようにし、 前記ホストコンピュータは、前記玄関のセンサからの検
    知信号を受け取った後から一定時間後の所定時間の間に
    前記第2のセンサからの検知信号を受け取った場合、前
    記人が建物内に存在すると判定することを特徴とする在
    宅・外出判定システム。
JP23995299A 1999-08-26 1999-08-26 在宅・外出判定システム Withdrawn JP2001067506A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23995299A JP2001067506A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 在宅・外出判定システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23995299A JP2001067506A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 在宅・外出判定システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001067506A true JP2001067506A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17052276

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23995299A Withdrawn JP2001067506A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 在宅・外出判定システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001067506A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322006A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Yamatake Corp 接点出力装置
JP2011205226A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
CN113160471A (zh) * 2021-04-30 2021-07-23 中国银行股份有限公司 一种基于手机银行生成健康码的方法及系统

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005322006A (ja) * 2004-05-10 2005-11-17 Yamatake Corp 接点出力装置
JP2011205226A (ja) * 2010-03-24 2011-10-13 Panasonic Electric Works Co Ltd インターホンシステム
CN113160471A (zh) * 2021-04-30 2021-07-23 中国银行股份有限公司 一种基于手机银行生成健康码的方法及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7765033B2 (en) Intelligent device control system
FI109843B (fi) Ihmisen fysiologisilla signaaleilla ohjautuva kiinteistöautomaation ohjausjärjestelmä
US7894942B2 (en) Intelligent device control system
JP6223951B2 (ja) 個室管理システム
JP2008517377A (ja) 遠隔危険状態検出器の相互接続を試験する方法
CN110428585A (zh) 一种独居老人监护系统以及监护判定方法
KR100821934B1 (ko) 공중화장실용 사용상태 표시장치 및 표시방법
JP2002083387A (ja) 照明システム
JP2001067506A (ja) 在宅・外出判定システム
JP6676086B2 (ja) 浴室異常検知システム
JP2002024966A (ja) 在宅安否遠隔確認システム
CN210515604U (zh) 一种独居老人监护系统
JP2001185369A (ja) 照明制御装置および照明器具
JP2005305123A (ja) 個室使用状況報知システム
JP2017212003A5 (ja)
JP2017212003A (ja) 個室管理システム
US20040246122A1 (en) Detection system and signaling device
JPH1186168A (ja) 異常検知装置及び異常検知システム
JP3755423B2 (ja) 給湯器システムおよび情報共有型給湯器システム
JPH119559A (ja) 生活異常検知システム
JPH11159859A (ja) 入浴監視装置
JP2572663B2 (ja) 緊急無線通報システム
JPH119560A (ja) 生活異常検知システム
JPH0422334A (ja) 人の異常状態検出装置
WO2023037415A1 (ja) 行動監視システムおよびその省電力化方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090401

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20090417