JP2001067033A - 風船状構造体駆動装置及び該風船状構造体駆動装置に用いられる吐吸切替弁装置 - Google Patents

風船状構造体駆動装置及び該風船状構造体駆動装置に用いられる吐吸切替弁装置

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JP2001067033A
JP2001067033A JP24223099A JP24223099A JP2001067033A JP 2001067033 A JP2001067033 A JP 2001067033A JP 24223099 A JP24223099 A JP 24223099A JP 24223099 A JP24223099 A JP 24223099A JP 2001067033 A JP2001067033 A JP 2001067033A
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gas
port
actuator
communication port
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Mineo Akiyama
岑生 秋山
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MAITEKU KK
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    • Y10T137/86574Supply and exhaust
    • Y10T137/86638Rotary valve

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単かつ確実に部分的な動作を行わせること
ができ、かつ軽量化に役立ちコストも抑えることができ
る風船状構造体駆動装置及び吐吸切替弁装置を提供す
る。 【解決手段】 吐吸切替弁装置43の回動羽根を吸込動
作位置まで回動させ、空気流出口と空気通流口とを連通
状態とし、アクチュエータ42側からポンプ装置41へ
向けて空気を排気し、蛇腹部を収縮させる。このときア
クチュエータ42は風船ロボット本体2の腕部の作用部
位B1 ,B2 を引っ張り、風船ロボット本体2は屈曲可
能な余裕部位A1 〜A4 において屈曲して腕部は強制的
に下げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば風船ロボッ
ト等の風船状構造体の駆動のために用いられる風船状構
造体駆動装置及び該風船状構造体駆動装置に用いられる
吐吸切替弁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりキャラクタや動物を象った風船
状構造物が製作されて、広告や装飾等の目的で利用され
ている。
【0003】この風船状構造物は、外形部分を布やフィ
ルム等を用いて縫製加工で作成し、空気孔を通して送風
装置等で内部に空気を送り込んで膨張させ、送風を続け
ることで所定の外形形状を保持するようにしている。
【0004】ところで、例えば風船状構造物としての人
形の腕部分を動かせるように構成することにより、手を
振る動作等を行わせて広告効果を増大させるようにした
ものも提案されている。
【0005】この風船状構造物を部分的に動かす場合
は、内部の所定の部位にロープの一端を固定し、他端を
モータやエアシリンダ等の駆動装置に接続してロープを
引っ張るようにしている。この場合、駆動装置は外部に
設置され、ロープは風船状構造物の内部を経由して駆動
装置まで引き込まれる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の風船状構造物においては、ロープを引く一方で、送
風装置から空気が圧入されて外壁面は外向きに押圧され
ているので、強い引張力を必要とすると共に、全体が動
いてしまう等不要な動きが生じるという欠点がある。
【0007】このため、内部に高圧に耐え得る構造物を
設置し、この構造物を基台として用いて、ロープを滑車
等を経由して引き回す方法も工夫されているが、この場
合も所望の動作を安定的に行わせるためには構造物を堅
牢としたり複雑な機構を設けたりする必要がある等の問
題点がある。
【0008】したがって、特に大型の風船状構造物の場
合には製作のコストがかさみ、かつ重量が増して移動も
困難となるという不具合も生じる。
【0009】そこで、本発明は、簡単かつ確実に部分的
な動作を行わせることができ、かつ軽量化に役立ちコス
トも抑えることができる風船状構造体駆動装置及び該風
船状構造体駆動装置に用いられる吐吸切替弁装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、屈曲可能な部位が設けられ
た風船状構造体の駆動装置であって、気体の供給又は吸
引によって変位する変位部材と、前記変位部材に気体を
供給又は吸引する気体吐吸装置と、前記気体吐吸装置か
らの気体の供給と吸引とを切り換える吐吸切替弁装置
と、少なくとも前記気体吐吸装置及び前記吐吸切替弁装
置を制御する制御部とを有し、前記吐吸切替弁装置の切
替えによって前記気体吐吸装置から気体を供給し又は前
記気体吐吸装置へ気体を吸引させて前記変位部材を変位
させ、この変位を所定の部位に作用させることによっ
て、前記風船状構造体の部分を変位させることを特徴と
する。
【0011】上記課題を解決するために、請求項2記載
の発明は、内部に加圧気体が充満されることによって輪
郭が形成され、輪郭が形成された状態で屈曲可能な部位
を有する風船状構造体を前記屈曲可能な部位で屈曲させ
る風船状構造体駆動装置であって、気体を吐き出す吐出
口及び気体を吸い込む吸込口を有するポンプ装置と、前
記風船状構造体の内部に配置され、伸縮自在の胴部を有
し、通流口を通じて気体が流出入することによって容積
が変化して前記胴部が伸縮するアクチュエータと、内部
で変位可能な隔壁が内蔵された弁本体を有し、前記弁本
体の所定の部位には、前記吐出口と接続された気体流入
用の第1の通流口、前記吸込口と接続された気体流出用
の第2の通流口、前記通流口と接続された気体流出入用
の第3の通流口、及び開放されている気体流出入用の第
4の通流口が設けられ、前記隔壁は、前記第1の通流口
と前記第2の通流口とを連通する第1の配置状態と、前
記第1の通流口と前記第3の通流口とを連通すると共に
前記第2の通流口と前記第4の通流口とを連通する第2
の配置状態と、前記第2の通流口と前記第3の通流口と
を連通すると共に前記第1の通流口と前記第4の通流口
とを連通する第3の配置状態とのうちのいづれか1つの
配置状態とされる吐吸切替弁装置とを備え、前記アクチ
ュエータの可動部は、前記風船状構造体内部の所定の作
用部位に接続し、前記作用部位に前記可動部の運動が伝
達されることによって、所定の前記屈曲可能な部位にお
いて屈曲することを特徴とする。
【0012】上記課題を解決するために、請求項3記載
の発明は、請求項2記載の風船状構造体駆動装置であっ
て、前記アクチュエータが作動状態にあり、前記所定の
屈曲可能な部位において屈曲する際には、前記加圧気体
の圧力を所定量減じるように制御されることを特徴とす
る。
【0013】上記課題を解決するために、請求項4記載
の発明は、請求項2又は3記載の風船状構造体駆動装置
であって、前記吐出口と前記第1の通流口、前記吸込口
と前記第2の通流口、及び前記アクチュエータの通流口
と前記第3の通流口は、それぞれ可撓性を有する配管に
よって接続されることを特徴とする。
【0014】上記課題を解決するために、請求項5記載
の発明は、請求項2から4のうちのいずれか1項に記載
の風船状構造体駆動装置であって、前記アクチュエータ
は、前記風船状構造体内部に設けられて内部に加圧気体
が充満されることによって輪郭が形成されると共に外殻
部において所定の強度が維持される内部構造体によって
支持されることを特徴とする。
【0015】上記課題を解決するために、請求項6記載
の発明は、内部に加圧気体が充満されることによって輪
郭が形成され輪郭が形成された状態で屈曲可能な部位を
有する風船状構造体を、気体圧を駆動力とするアクチュ
エータによって前記屈曲可能な部位で屈曲させる風船状
構造体駆動装置に用いられ、前記アクチュエータに接続
して駆動用の前記気体の流出入の切替えを行う吐吸切替
弁装置であって、内部で変位可能な隔壁が内蔵された弁
本体を有し、前記弁本体の所定の部位には、ポンプ装置
から気体が流入する第1の通流口、ポンプ装置へ気体が
流出する第2の通流口、前記アクチュエータに接続する
第3の通流口、及び開放された第4の通流口が設けら
れ、前記隔壁は、前記第1の通流口と前記第2の通流口
とを連通する第1の配置状態と、前記第1の通流口と前
記第3の通流口とを連通すると共に前記第2の通流口と
前記第4の通流口とを連通する第2の配置状態と、前記
第2の通流口と前記第3の通流口とを連通すると共に前
記第1の通流口と前記第4の通流口とを連通する第3の
配置状態とのうちのいづれか1つの配置状態とされるこ
とを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項7記載
の発明は、請求項6記載の風船状構造体駆動装置に用い
られる吐吸切替弁装置であって、前記弁本体は断面が略
円形であり、前記第1、第2及び第3の通流口は前記弁
本体の壁部に設けられ、前記隔壁は前記弁本体の略中心
軸の周りに回動することによって、前記第1、第2又は
第3の配置状態のうちのいずれか1つの配置状態とされ
ることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0018】実施の形態1.図1は本発明の実施の形態
1に係る風船状構造体としての風船ロボットの概略構成
を模式的に示す図、図2は同風船ロボット本体の外観を
示す斜視図、図3は同風船ロボットの要部の構成を示す
図、図4は同風船ロボットを構成する気体圧駆動装置と
しての空圧駆動装置の構成を示す斜視図、図5は同空圧
駆動装置を構成する吐吸切替弁装置の構成を示す斜視
図、図6は同吐吸切替弁装置の構成を示す分解斜視図、
図7は同空圧駆動装置を構成するアクチュエータの動作
を説明するための説明図、図8は同吐吸切替弁装置の動
作を説明するための説明図、図9は同風船ロボットの動
作を説明するための説明図である。
【0019】図1乃至図3に示すように、この実施の形
態1に係る風船ロボット1は、内部に加圧空気が充満さ
れることによって輪郭が形成され、例えば布やフィルム
等を用いて縫製加工で作成されて外形部分を構成する風
船ロボット本体2と、風船ロボット本体2内部に加圧空
気を送り込む輪郭形成用送風装置3と、風船ロボット本
体2の所定の部位を屈曲させるための空圧駆動装置4
と、風船ロボット本体2内部に設けられて内部に比較的
高圧の加圧気体が充満されることによって輪郭が形成さ
れると共に外殻部において所定の強度が維持され、風船
ロボット本体2の作用部位近傍の所定の載置面51にア
クチュエータを固定して支持する内部構造体5と、内部
構造体5内部に加圧空気を送り込む内部構造体用送風装
置6と、例えば風船ロボット本体2の屈曲動作に連動さ
せて所定の音声メッセージ等を出力する音声出力装置7
と、輪郭形成用送風装置3や空圧駆動装置4等構成各部
を制御する駆動制御装置8とを有している。
【0020】風船ロボット本体2は輪郭が形成された状
態で屈曲可能な余裕部位A1 〜A4を有している。ここ
で、風船ロボット本体2が図1に示すような両腕部分が
挙がった万歳のポーズをとっているときは、風船ロボッ
ト本体2の余裕部位A1 ,A3 は、襞が形成されて折り
畳まれた状態となっている。
【0021】図1及び図3乃至図5に示すように、空圧
駆動装置4は、空気を吐き出す吐出口41aと空気を吸
い込む吸込口41bとを有するポンプ装置(気体吐吸装
置)41と、通気口42aを通じて空気が流出入するこ
とによって容積が変化して伸縮運動を行い、可稼板が風
船ロボット本体2の腕部の所定の作用部位B1 ,B2近
傍にそれぞれ配置されて接続した作用部位B1 ,B2 を
引っ張り又は弛緩させるアクチュエータ(変位部材)4
2,42と、ポンプ装置41と各アクチュエータ42と
の間の給排気経路上に介在し各アクチュエータ42に対
して給気するか又は排気するかの切替えを行う吐吸切替
弁装置43とを有している。
【0022】各アクチュエータ42は、例えば内部構造
体5の載置面51上に固定される固定板421と、作用
部位B1 ,B2 に接続される可動板(可動部)422と
が、蝶番423によって二枚貝状に開閉可能に結合さ
れ、固定板421と可動板422との間に胴体が上記開
閉方向に伸縮自在の蛇腹部424によって形成されてな
り、可動板422の中央部には可撓配管45が接続され
アクチュエータ42内部の給排気を行うための通気口4
2aが設けられている。
【0023】また、各アクチュエータ42には固定板4
21と可動板422との間の開き量を検知するための変
位センサ425が取り付けられている。
【0024】この変位センサ425としては、例えば直
動式のポテンショメータが用いられ、上記開き量に対応
して電圧値が変化する変位検出信号が駆動制御装置8へ
送られるようになっている。
【0025】アクチュエータ42の可動板422の運動
は、風船ロボット本体2内部の所定の作用部位B1 ,B
2 において作用し、風船ロボット本体2は所定の屈曲可
能な余裕部位A1 〜A4 において屈曲する。
【0026】吐吸切替弁装置43は、回動可能な回動羽
根(隔壁)431aが内蔵された略円筒形状の弁本体4
31と、回動羽根431aを回動させるための羽根駆動
モータ432aと、回動羽根431aの回動位置を検知
するための位置センサ433a,433b,433cと
を有している。
【0027】弁本体431は、略円筒形状の枠体431
bと底板431cと天板431dとを有し、枠体431
bの壁部には、吐出口41aと可撓配管46を介して接
続された空気流入口431pと、吸込口41bと可撓配
管47を介して接続された空気流出口431qと、通気
口42aと可撓配管45を介して接続された空気通流口
431rとが、周回方向に沿って略等間隔にすなわち空
気流入口431p、空気流出口431q及び空気通流口
431rの各軸方向が互いに略120°の角度をなすよ
うに設けられ、また、天板431dには開放状態の空気
通流口431sが設けられている。
【0028】図6に示すように、回動羽根431aは、
回動軸となる駆動シャフト431eの上端側及び下端側
にそれぞれ固定された上側羽根固定バー431f及び下
側羽根固定バー431gの側面に取り付けられた状態で
オイレス431h,431iを介在させて、枠体431
b内に回動可能に収納され、回動羽根431aが収納さ
れ天板431dが被せられた状態でオイレス431hを
用いて羽根側スプロケット431jが取り付けられ、さ
らにセンサドグ431kが設けられている。
【0029】また、羽根駆動モータ432aは、枠体4
31bの壁部の空気流入口431pと空気流出口431
qとの間に取り付けられ、羽根駆動モータ432aの軸
にはモータ取付金具432bを介してモータ側スプロケ
ット432cが取り付けられ、このモータ側スプロケッ
ト432cと羽根側スプロケット431jとには駆動チ
ェーン434が掛け渡されて、羽根駆動モータ432a
の回動に従って回動羽根431aが回動するように構成
されている。
【0030】ここで、回動羽根431aは、回動羽根4
31aの一方の面の法線方向と空気通流口431rの軸
方向とが略一致するように位置決めされて、空気流入口
431pと空気流出口431qとを連通状態とすると共
に、空気通流口431rと、空気流入口431p、空気
流出口431q及び空気通流口431sとを非連通状態
として、アクチュエータ42とポンプ装置41との間の
空気の通流を遮断する動作停止位置(第1の配置状態)
と、回動羽根431aの上記法線方向と空気流出口43
1qの軸方向とが略一致するように位置決めされて、空
気流入口431pと空気通流口431rとを連通状態と
すると共に、空気通流口431r及び空気流入口431
pと、空気流出口431q及び空気通流口431sとを
非連通状態として、アクチュエータ42側へ空気の供給
を可能とする吐出動作位置(第2の配置状態)と、回動
羽根431aの上記法線方向と空気流入口431pの軸
方向とが略一致するように位置決めされて、空気流出口
431qと空気通流口431rとを連通状態とすると共
に、空気流出口431q及び空気通流口431rと、空
気流入口431p及び空気通流口431sとを非連通状
態として、アクチュエータ42側からの空気の排気を可
能とする吸込動作位置(第3の配置状態)とのうちのい
づれか1つの回動位置に位置決めされる(図8参照)。
【0031】これらの動作停止位置、吐出動作位置及び
吸込動作位置はそれぞれ位置センサ433a,433
b,433cによって検知される。
【0032】音声出力装置7は、所定の音声メッセージ
等が記録され駆動制御装置7の制御に従って音声信号を
出力するレコーダ71と、レコーダ71から出力された
音声信号を増幅してスピーカに与えるアンプ72と、ス
ピーカ73,73とを有している。
【0033】図1及び図3に示すように、駆動制御装置
8は、CPUを有し各種センサからの検知信号に基づき
所定の制御プログラムに従って各部を制御する制御部8
1と、制御部81による制御下で所定のドライバ制御プ
ログラムに従って後述するドライバを制御するシーケン
サ82と、羽根駆動用モータ432a及びポンプ装置4
1のモータ411をそれぞれ駆動するドライバ83,8
4と、起動を開始させるためのスタータ85とを有して
いる。
【0034】ここで、制御部81は、アクチュエータ4
2を作動させて、風船ロボット本体2を所定の屈曲可能
な余裕部位A1 〜A4 において屈曲させる際には、加圧
気体の圧力を所定量減圧するように輪郭形成用送風装置
3を制御する。
【0035】次に、動作について説明する。
【0036】まず、制御部81の制御によって、輪郭形
成用送風装置3及び内部構造体用送風装置6は、それぞ
れ風船ロボット本体2及び内部構造体5内部に、加圧空
気を送り込んで膨張させて所定の輪郭を形成させる。
【0037】同時に制御部81は位置センサ433a,
433b,433cから送られてくる位置検知信号に基
づいてシーケンサ82を介してドライバ83,84を動
作させて、羽根駆動用モータ432aを駆動させ、回動
羽根431aを吐出動作位置まで回動させると共にポン
プ装置41を駆動させる。
【0038】図8(b)に示すように、回動羽根431
aが吐出動作位置にあることにより、空気流入口431
pと空気通流口431rとは連通状態となり、ポンプ装
置41から吐き出された空気はアクチュエータ42に供
給される。なお、このとき空気通流口431sから弁本
体431に空気が流入し空気流出口431qからポンプ
装置41側へ吸い込まれる。
【0039】アクチュエータ42においては、内部に充
分空気が供給されると蛇腹部424が伸長した状態とな
る。制御部81は変位センサ425から送られてくるア
クチュエータ42の開き量すなわち容積に対応した変位
検知信号によって、図7(a)に示すように、蛇腹部4
24が充分伸長した状態にあることを検知すると、回動
羽根431aを動作停止位置まで回動させる。
【0040】このとき、図8(a)に示すように、アク
チュエータ42とポンプ装置41との間の通流は遮断さ
れ、空気流入口431pと空気流出口431qとが連通
状態となることによってポンプ装置41の吐出口41a
から吐き出された空気は吸込口41bに戻る。これによ
りアクチュエータ42の容積は保持され可動板422は
停止する。
【0041】このとき、風船ロボット本体2は輪郭形成
用送風装置3から送られてくる空気の圧力に任せて膨張
し、図9(a)に示すように、両腕部分が挙がった万歳
のポーズをとることとなる。
【0042】この後も、制御部81は、風船ロボット本
体2を動かすための所定の動作演出プログラムに従って
各部を制御する。例えばシーケンサ82を介して再びド
ライバ83を動作させて羽根駆動用モータ432aを駆
動させ、回動羽根431aを吸込動作位置まで回動させ
る。
【0043】図8(c)に示すように回動羽根431a
が吸込動作位置にあることにより、空気流出口431q
と空気通流口431rとは連通状態となり、アクチュエ
ータ42側からポンプ装置41へ向けて空気が排気され
る。なお、このとき空気流入口431pから流入した空
気は空気通流口431sから弁本体431外へ放出され
る。
【0044】アクチュエータ42においては、内部から
空気が吸い出されることによって、図7(b)に示すよ
うに、蛇腹部424が収縮し、可動板422が固定板4
21側へ動いて風船ロボット本体2の腕部の作用部位B
1 ,B2 を引っ張り、図9(b)に示すように、風船ロ
ボット本体2は屈曲可能な余裕部位A1 〜A4 において
屈曲して腕部は強制的に下げられる。
【0045】このとき、風船ロボット本体2の余裕部位
A1 ,A3 は折り畳まれた状態から伸張された状態に変
化し、逆に余裕部位A2 ,A4 は伸張された状態から折
り畳まれた状態に変化する。
【0046】なお、制御部81は、このアクチュエータ
42による引張操作の間は、加圧気体の圧力を所定量減
圧するように輪郭形成用送風装置3を制御する。
【0047】この後、制御部81は、再び作用部位B1
,B2 を弛緩させるように制御し、上述した腕部の上
下運動を繰り返す。
【0048】一方、例えば腕部の上下運動の間、制御部
81は、音声出力装置7を制御して、風船ロボット本体
2の動作に対応した所定の音声メッセージ等を出力させ
る。
【0049】以上説明したように、本実施の形態1によ
れば、アクチュエータ42は小型軽量でありながら強い
操作力を有しており、かつ、所定の作用部位B1 ,B2
を例えば部分的に引っ張ることによって所定の屈曲可能
な余裕部位A1 〜A4 が屈曲するので、簡単かつ確実に
部分的な運動を全体が動くことなく安定的に行わせるこ
とができ、例えば予めプログラムされた一連の所望の運
動を円滑に行わせることができる。
【0050】また、アクチュエータ42を、堅牢な内部
構造体5の載置面51上に固定することによって、例え
大型のアクチュエータであっても、これを確実に支持し
て安定動作されることができ、しかも、作用部位近傍に
容易に配置することができるので、例えばロープ等を引
き回すことなく、直接アクチュエータによって必要な箇
所だけを正確かつ確実に変位させることができる。
【0051】また、全体の軽量化に役立ち、製作のコス
トも抑えることができる。
【0052】また、制御部81は、所定の屈曲可能な余
裕部位A1 〜A4 において屈曲する際には、加圧気体の
圧力を所定量減じるように輪郭形成用送風装置3を制御
するので、より弱い力で簡単に運動を行わせることがで
きる。
【0053】また、吐吸切替弁装置43はポンプ装置4
1及びアクチュエータ42と可撓配管45,46,47
によって接続されるので、作用部位B1 ,B2 の位置に
かかわらず配置場所が限定されない。
【0054】実施の形態2.図10は本発明の実施の形
態2に係る風船状構造体としての風船ロボットの要部の
概略構成を模式的に示す図であって、同図(a)は各ア
クチュエータが伸長状態のときの様子を示す図、同図
(b)は各アクチュエータが収縮状態のときの様子を示
す図、図11は同風船ロボット本体の外観を示す図であ
って、同図(a)は各アクチュエータが伸長状態のとき
の様子を示す図、同図(b)は各アクチュエータが収縮
状態のときの様子を示す図である。
【0055】この実施の形態2が上述した実施の形態1
と異なるところは、内部構造体を用いずにアクチュエー
タを風船ロボット本体2Aを構成する外殻の内面側に直
接取り付けられた点である。
【0056】図10及び図11に示すように、この実施
の形態2に係る風船ロボット1Aは、犬を象った風船ロ
ボット本体2Aと、風船ロボット本体2Aの所定の部位
を屈曲させるための空圧駆動装置4Aと、輪郭形成用送
風装置と音声出力装置と駆動制御装置(図示略)とを備
えている。
【0057】空圧駆動装置4Aは、例えば前脚の作用部
位B3 を上下させて体全体を起立させたり伏臥させたり
する中型のアクチュエータ42Aと、口を開閉させる小
型のアクチュエータ42Bと、眼を開閉させる超小型の
アクチュエータ42Cとを有している。
【0058】各アクチュエータ42A,42B,42C
にはそれぞれ対応する可撓配管45A,45B,45C
が接続されて空気の流出入が行われてアクチュエータ4
2A,42B,42Cが独立に伸縮するように構成され
ている。
【0059】例えば、図10(a)、図11(a)に示
すように、アクチュエータ42A,42B,42Cに同
時に空気を流入させて伸長させることによって、前脚を
立てて起立し、かつ口及び眼を開いた状態を保持する。
【0060】また、図10(b)、図11(b)に示す
ように、アクチュエータ42A,42B,42Cから同
時に空気を吸い込んで収縮させることによって、伏臥さ
せ、かつ口及び眼を閉じた状態へ移行させる。
【0061】以上説明したように、本実施の形態2によ
れば、上述した実施の形態1と略同一の効果を得ること
ができる。加えて、内部構造体を必要とせずに例えば眼
や口の開閉等の繊細な動作から体全体の大きな動作まで
円滑かつ確実に行うことができ、これらの動作の組み合
わせによって複雑な動作を容易に行わせることができ
る。
【0062】以上、本発明の実施の形態を詳述してきた
が、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものでは
ない。
【0063】例えば、上述した実施の形態1では、例と
して風船ロボット本体2の腕部の上下運動を行う場合に
ついて述べたが、もちろんこれに限らず、例えば首を振
る運動や上体を曲げる運動等を組み合わせるようにして
も良い。
【0064】また、弁本体431に設ける空気流入口、
空気流出口及び空気通流口は、1組とは限らず、複数組
設けて複数のアクチュエータに接続可能なように構成し
ても良い。
【0065】また、アクチュエータは二枚貝状とは限ら
ず円筒形状であっても良い。
【0066】また、例えば風船ロボット本体2の部位A
1 ,A3 を折り畳んで屈曲が容易なように構成したが、
この部位に他の部位と比べて伸縮率の高い材料を用いる
ようにしても良い。
【0067】また、変位センサとして、回転式のポテン
ショメータ425Aを用いて、例えば図12(a)に示
す伸長状態や同図(b)に示す収縮状態の開き量に応じ
た変位検出信号を生成するようにしても良い。
【0068】また、ポンプ装置は吐出し用と吸込み用と
で別々に設けるようにしても良い。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、変位部材の可動部は風船状構造体の内部の
所定の部位に接続してこの部位に変位部材の変位が伝達
されるので、この部位を例えば部分的に引っ張ったり押
したりすることによって屈曲可能な部位が屈曲するの
で、簡単かつ確実に部分的な運動又は部分的な運動を組
み合わせた複雑な運動を行わせることができる。
【0070】また、変位部材を例えば上記所定の部位の
近傍に配置することによって、ロープ等を引き回すこと
なく、直接変位部材によって必要な部位を正確かつ確実
に効率的に変位させることができ、しかも無用な動きを
抑えることができる。
【0071】また、全体の軽量化に役立ち、製作のコス
トも低減することができる。
【0072】また、請求項2記載の発明によれば、アク
チュエータの可動部は風船状構造体の内部の所定の作用
部位に接続して作用部位に運動が伝達されるので、作用
部位を例えば部分的に引っ張ったり押したりすることに
よって所定の屈曲可能な部位が屈曲するので、簡単かつ
確実に部分的な運動又は部分的な運動を組み合わせた複
雑な運動を行わせることができる。
【0073】また、アクチュエータを例えば上記所定の
作用部位の近傍に配置することによって、ロープ等を引
き回すことなく、直接アクチュエータによって必要な部
位を正確かつ確実に効率的に変位させることができ、し
かも無用な動きを抑えることができる。
【0074】また、請求項3記載の発明によれば、風船
状構造体を所定の屈曲可能な部位において屈曲させる際
には、加圧気体の圧力を所定量減じるように制御される
ので、より弱い力で簡単に運動を行わせることができ
る。
【0075】また、請求項4記載の発明によれば、吐吸
切替弁装置はポンプ装置及びアクチュエータと可撓性を
有する配管によって接続されるので、操作対象物の位置
にかかわらず配置場所が限定されない。
【0076】また、請求項5記載の発明によれば、アク
チュエータを内部構造体によって支持して風船状構造体
内部の例えば作用部位近傍に安定した状態で配置するこ
とができるので、確実にかつ正確に風船状構造体に屈曲
動作を行わせることができる。
【0077】また、請求項6記載の発明によれば、弁本
体内の隔壁の配置状態を選択することによって、第1の
通流口から第3の通流口へ向けて気体を通流させ、第3
の通流口から第2の通流口へ向けて気体を通流させ、又
は第3の通流口を第1及び第2の通流口と遮断状態とす
ることができるので、第3の通流口に気体圧を駆動力と
するアクチュエータを接続することによって、上記アク
チュエータへの気体の吐出動作とこのアクチュエータか
らの気体の吸込動作と間の切替えを自在に行うことがで
きる。
【0078】また、請求項7記載の発明によれば、隔壁
を弁本体の略中心軸の周りに回動させることによって、
第1乃至第3の配置状態とされるので、第3の通流口に
気体圧を駆動力とするアクチュエータを接続することに
よって、気体の吐出動作と吸込動作との間の切替動作を
高速にかつ確実に行うようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る風船状構造体とし
ての風船ロボットの概略構成を模式的に示す図である。
【図2】同風船ロボットの外観を示す斜視図である。
【図3】同風船ロボットの要部の構成を示す図である。
【図4】同風船ロボットを構成する気体圧駆動装置とし
ての空圧駆動装置の構成を示す斜視図である。
【図5】同空圧駆動装置を構成する吐吸切替弁装置の構
成を示す斜視図である。
【図6】同吐吸切替弁装置の構成を示す分解斜視図であ
る。
【図7】同空圧駆動装置を構成するアクチュエータの動
作を説明するための説明図である。
【図8】同吐吸切替弁装置の動作を説明するための説明
図である。
【図9】同風船ロボットの動作を説明するための説明図
である。
【図10】本発明の実施の形態2に係る風船状構造体と
しての風船ロボットの要部の概略構成を模式的に示す図
であって、同図(a)は各アクチュエータが伸長状態の
ときの様子を示す図、同図(b)は各アクチュエータが
収縮状態のときの様子を示す図である。
【図11】同風船ロボット本体の外観を示す図であっ
て、同図(a)は各アクチュエータが伸長状態のときの
様子を示す図、同図(b)は各アクチュエータが収縮状
態のときの様子を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態1の変形例に係る風船ロ
ボットのアクチュエータの動作を説明するための説明図
である。
【符号の説明】
1,1A 風船ロボット(風船状構造体) 3 輪郭形成用送風装置 4 空圧駆動装置(気体圧駆動装置) 41 ポンプ装置(気体吐吸装置) 41a 吐出口 41b 吸込口 42 アクチュエータ(変位部材) 42a 通気口(通流口) 424 蛇腹部(胴部) 43 吐吸切替弁装置 431 弁本体 431a 回動羽根(隔壁) 431p 空気流入口(第1の通流口) 431q 空気流出口(第2の通流口) 431r 空気通流口(第3の通流口) 431s 空気通流口(第4の通流口) 45〜47,45A〜47A 可撓配管(配管)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屈曲可能な部位が設けられた風船状構造
    体の駆動装置であって、 気体の供給又は吸引によって変位する変位部材と、前記
    変位部材に気体を供給又は吸引する気体吐吸装置と、前
    記気体吐吸装置からの気体の供給と吸引とを切り換える
    吐吸切替弁装置と、少なくとも前記気体吐吸装置及び前
    記吐吸切替弁装置を制御する制御部とを有し、 前記吐吸切替弁装置の切替えによって前記気体吐吸装置
    から気体を供給し又は前記気体吐吸装置へ気体を吸引さ
    せて前記変位部材を変位させ、この変位を所定の部位に
    作用させることによって、前記風船状構造体の部分を変
    位させることを特徴とする風船状構造体駆動装置。
  2. 【請求項2】 内部に加圧気体が充満されることによっ
    て輪郭が形成され、輪郭が形成された状態で屈曲可能な
    部位を有する風船状構造体を前記屈曲可能な部位で屈曲
    させる風船状構造体駆動装置であって、 気体を吐き出す吐出口及び気体を吸い込む吸込口を有す
    るポンプ装置と、 前記風船状構造体の内部に配置され、伸縮自在の胴部を
    有し、通流口を通じて気体が流出入することによって容
    積が変化して前記胴部が伸縮するアクチュエータと、 内部で変位可能な隔壁が内蔵された弁本体を有し、前記
    弁本体の所定の部位には、前記吐出口と接続された気体
    流入用の第1の通流口、前記吸込口と接続された気体流
    出用の第2の通流口、前記通流口と接続された気体流出
    入用の第3の通流口、及び開放されている気体流出入用
    の第4の通流口が設けられ、前記隔壁は、前記第1の通
    流口と前記第2の通流口とを連通する第1の配置状態
    と、前記第1の通流口と前記第3の通流口とを連通する
    と共に前記第2の通流口と前記第4の通流口とを連通す
    る第2の配置状態と、前記第2の通流口と前記第3の通
    流口とを連通すると共に前記第1の通流口と前記第4の
    通流口とを連通する第3の配置状態とのうちのいづれか
    1つの配置状態とされる吐吸切替弁装置とを備え、 前記アクチュエータの可動部は、前記風船状構造体内部
    の所定の作用部位に接続し、前記作用部位に前記可動部
    の運動が伝達されることによって、所定の前記屈曲可能
    な部位において屈曲することを特徴とする風船状構造体
    駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記アクチュエータが作動状態にあり、
    前記所定の屈曲可能な部位において屈曲する際には、前
    記加圧気体の圧力を所定量減じるように制御されること
    を特徴とする請求項2記載の風船状構造体駆動装置。
  4. 【請求項4】 前記吐出口と前記第1の通流口、前記吸
    込口と前記第2の通流口、及び前記アクチュエータの通
    流口と前記第3の通流口は、それぞれ可撓性を有する配
    管によって接続されることを特徴とする請求項2又は3
    記載の風船状構造体駆動装置。
  5. 【請求項5】 前記アクチュエータは、前記風船状構造
    体内部に設けられて内部に加圧気体が充満されることに
    よって輪郭が形成されると共に外殻部において所定の強
    度が維持される内部構造体によって支持されることを特
    徴とする請求項2から4のうちのいずれか1項に記載の
    風船状構造体駆動装置。
  6. 【請求項6】 内部に加圧気体が充満されることによっ
    て輪郭が形成され輪郭が形成された状態で屈曲可能な部
    位を有する風船状構造体を、気体圧を駆動力とするアク
    チュエータによって前記屈曲可能な部位で屈曲させる風
    船状構造体駆動装置に用いられ、前記アクチュエータに
    接続して駆動用の前記気体の流出入の切替えを行う吐吸
    切替弁装置であって、 内部で変位可能な隔壁が内蔵された弁本体を有し、前記
    弁本体の所定の部位には、ポンプ装置から気体が流入す
    る第1の通流口、ポンプ装置へ気体が流出する第2の通
    流口、前記アクチュエータに接続する第3の通流口、及
    び開放された第4の通流口が設けられ、 前記隔壁は、前記第1の通流口と前記第2の通流口とを
    連通する第1の配置状態と、前記第1の通流口と前記第
    3の通流口とを連通すると共に前記第2の通流口と前記
    第4の通流口とを連通する第2の配置状態と、前記第2
    の通流口と前記第3の通流口とを連通すると共に前記第
    1の通流口と前記第4の通流口とを連通する第3の配置
    状態とのうちのいづれか1つの配置状態とされることを
    特徴とする風船状構造体駆動装置に用いられる吐吸切替
    弁装置。
  7. 【請求項7】 前記弁本体は断面が略円形であり、前記
    第1、第2及び第3の通流口は前記弁本体の壁部に設け
    られ、前記隔壁は前記弁本体の略中心軸の周りに回動す
    ることによって、前記第1、第2又は第3の配置状態の
    うちのいずれか1つの配置状態とされることを特徴とす
    る請求項6記載の風船状構造体駆動装置に用いられる吐
    吸切替弁装置。
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