JP2001066932A - 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置

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JP2001066932A
JP2001066932A JP24497899A JP24497899A JP2001066932A JP 2001066932 A JP2001066932 A JP 2001066932A JP 24497899 A JP24497899 A JP 24497899A JP 24497899 A JP24497899 A JP 24497899A JP 2001066932 A JP2001066932 A JP 2001066932A
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Hiroaki Sakai
宏明 酒井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、装置の小型化を図ると共に、定着
体に対する静電オフセット防止のための直流電圧の定着
体から支持部材への放電を防止し、安定して高画質画像
を得ることができる定着装置及びこの定着装置を備える
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 支持部材Yと定着ローラ1の本体部の端
面との間に配設され電圧印加手段Xによる直流電圧の定
着ローラ1から支持部材Yへの放電を防止するよう定着
ローラ1の本体部の端面と支持部材Yの該本体部の端面
に対向する対向部との距離が所定距離以下とならないよ
うに定着ローラ1の軸線方向の移動を規制する樹脂スペ
ーサ24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、未定着状態で現像
剤像を担持する記録媒体を定着体と加圧体との圧接部分
に通すことにより上記記録媒体を加熱及び加圧して上記
記録媒体上に上記現像剤像を定着させる定着装置及びこ
の定着装置を備える画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる画像形成装置に備えられた
定着装置は、定着体たる定着ローラを備えており、該定
着ローラは、例えばアルミニウムや鉄等の芯金上にPF
A、PTFE等の樹脂からなる離型層が形成され、又、
内部に配設された加熱手段たるヒータによって加熱され
るようになっている。
【0003】図8は、かかる定着装置に備えられる定着
ローラ101の軸線方向端部の概略構成を示す長手断面
図である。
【0004】かかる定着装置にあっては、図8に示すよ
うに、定着ローラ101をベアリング116と樹脂製の
断熱ブッシュ117とを介して定着装置のフレーム11
9に保持することにより、プリントスピード及び装置寿
命の向上が図られている。ここで、定着ローラ101は
耐熱性、断熱性の優れるPPS等の樹脂からなる断熱ブ
ッシュ117を介してベアリング116の軸受けと接
し、ストップリング118により定着装置のフレーム1
19に対して長手方向の位置決めされている。尚、一般
にPPSの耐熱温度は約250℃であり、PPSの熱伝
導率は0.1〜0.3W/m・℃である。
【0005】定着ローラ101の温度は、定着ローラ1
01に当接される温度検知素子たるサーミスタによっ
て、定着ローラ101の表面温度として検出され、定着
ローラ101に内蔵されるヒータを温度制御回路によっ
て断続的に作動させることで、上記表面温度が所定の温
度に制御されるようになっている。尚、定着ローラ表面
の清掃のため定着ローラ表面に当接するクリーニング手
段を有する定着装置は、この温度検知素子を通紙域内に
設置することが可能であるが、上記クリーニング手段を
持たない定着装置においては、画像汚れを避けるために
非画像域に設置することが一般的である。
【0006】一方、かかる定着装置は、定着ローラ10
1に圧接回転する加圧ローラを備え、該加圧ローラは、
例えばアルミニウムや鉄等の金属からなる芯金上に、耐
熱性を有し且つ硬度の低いシリコーンゴムやシリコーン
スポンジ等の弾性層が形成され、その表面にPFA、P
TFT等の離型性の高い樹脂により被覆された離型層が
形成されている。
【0007】上述した構成により、現像剤像たるトナー
像を担持した記録媒体たる転写材は、入口ガイドによっ
て定着ローラと加圧ローラとの間のニップ部に導かれ、
加熱且つ加圧されることで定着されることとなる。
【0008】上記入口ガイドは、PBT等の抵抗制御材
(抵抗値108〜1010Ω)で形成するか、若しくは、
ステンレス等の金属でガイド面を構成し定着フレームと
の接点に上記抵抗制御材を用いることが一般的である。
これは、絶縁物等で入口ガイド形成すると、転写材との
摺擦によりガイド面が帯電し、トナーの飛び散り等の弊
害が生じるためである。又、転写材がニップ部を通過す
るときにシワが発生しないように、定着ローラ及び加圧
ローラの長手方向(軸線方向)に適正な逆クラウン形状
を付けるとともに、入口ガイドにより定着ニップヘの侵
入位置を適正化することが一般的に行われている。
【0009】上記定着ニップにおいて加熱且つ加圧され
てトナー像を固着した転写材は、定着ローラ分離爪或い
は加圧ローラ分離爪によりいずれか一方のローラから分
離され、排紙ガイドにより排紙ローラに導かれ装置外へ
排出される。
【0010】かかる定着装置を備える画像形成装置にお
いて、定着ローラによる静電オフセットを防止するた
め、定着ローラにトナーと同極性のDCバイアスを印加
することがある。特に、定着装置がクリーニング手段を
備えない場合、静電オフセット対策として上記対策を行
うことが一般的である。ここで、静電オフセットとはト
ナーが静電的に定着ローラに付着し、定着ローラの次の
周回以降に転写材に再付着されるもので、高速機になる
ほど悪化する傾向にある。
【0011】そこで、従来の画像形成装置にあっては、
マイナスに帯電するネガトナーを用いる画像形成装置の
場合、図8に示すように定着ローラ1の芯金11に対し
てカーボン等による摺動接点を介してDCバイアスを印
加するようになっている。上記DCバイアスの印加電圧
は、プリントスピードやトナーの帯電量により異なる
が、−500Vから−1.5kV程度のDCバイアスを
印加することが一般的である。これにより、定着ニップ
部においてトナーを転写材に引きつけることができ、静
電オフセットを防止できる。
【0012】又、上記のような構成の定着装置を小型化
しようとする場合、図8に示すような絞り素管を用いて
本体部と軸部とを形成し定着ローラを構成することで、
軸受けの小型化を図ることができ、定着装置の断面積を
小さくできる。又、定着ローラの本体部端面を形成する
絞り部分を定着ローラの周面に対し可能な限り垂直に近
づけることで定着ローラの長手方向の小型化を図ること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、定着ロ
ーラにDCバイアスを印加する定着装置において、かか
る小型化を行う場合、定着ローラの長手方向のガタによ
っては定着ローラの本体部端面を形成する絞り部分とベ
アリングの該絞り部分に対向する対向部とが接近するこ
とがある。このとき、印加される電圧の大きさに対して
上記絞り部分とベアリングとの十分なギャップがなくな
り、定着バイアスの放電距離以下になると定着バイアス
は放電により所定の電圧値を得られず(以下、バイアス
リークという)、静電オフセットが発生する虞がある。
【0014】そこで、本発明は、装置の小型化を図ると
共に、定着体に対する静電オフセット防止のための直流
電圧の定着体から支持部材への放電を防止し、安定して
高画質画像を得ることができる定着装置及びこの定着装
置を備える画像形成装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、互いに圧接回転する定着体及び加圧体と、該定着
体を加熱する加熱手段とを備え、定着体は、円筒状の本
体部と該本体部の端面から軸線方向に延びる軸部とを有
し、未定着状態で現像剤像を担持する記録媒体を定着体
と加圧体との圧接部分に通すことにより上記記録媒体を
加熱及び加圧して上記記録媒体上に上記現像剤像を定着
させる定着装置であって、定着体に対する現像剤付着防
止のために定着体に直流電圧を印加する電圧印加手段
と、上記軸部と嵌合し定着体を回転自在に支持する支持
部材とを備える定着装置において、支持部材と定着体の
本体部の端面との間に配設され電圧印加手段による直流
電圧の定着体から支持部材への放電を防止するよう定着
体の本体部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向す
る対向部との距離が所定距離以下とならないように定着
体の軸線方向の移動を規制する規制部材を備えるという
第一の発明によって達成される。
【0016】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、規制部材は、支持部材に取り付けられて
いるという第二の発明によっても達成される。
【0017】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明又は第二の発明において、定着体の軸線方向にお
ける規制部材の厚さは、定着体の本体部の端面と支持部
材の該本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距
離以下とならないように設定という第三の発明によって
も達成される。
【0018】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第三の発明のいずれかにおいて、規制部材は、
電圧印加手段による直流電圧と同等の電圧が付与された
ときの抵抗値が109Ω以上であるという第四の発明に
よっても達成される。
【0019】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、規制部材
は、支持部材の少なくとも一部と一体的に構成されてい
るという第五の発明によっても達成される。
【0020】又、本出願によれば、上記目的は、一連の
画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒体に
記録する画像形成装置であって、第一の発明の定着装置
を備えるという第六の発明によっても達成される。
【0021】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明において、規制部材は、支持部材に取り付けられ
ているという第七の発明によっても達成される。
【0022】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明又は第七の発明において、定着体の軸線方向におけ
る規制部材の厚さは、定着体の本体部の端面と支持部材
の該本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離
以下とならないように設定という第八の発明によっても
達成される。
【0023】更に、本出願によれば、上記目的は、第六
の発明乃至第八の発明のいずれかにおいて、規制部材
は、電圧印加手段による直流電圧と同等の電圧が付与さ
れたときの抵抗値が109Ω以上であるという第九の発
明によっても達成される。
【0024】又、本出願によれば、上記目的は、第六の
発明乃至第九の発明のいずれかにおいて、規制部材は、
支持部材の少なくとも一部と一体的に構成されていると
いう第十の発明によっても達成される。
【0025】即ち、本出願にかかる第一の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を規制する。
【0026】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、支持部に取り付けられた規制部材が、定着体の本体
部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する対向部
との距離が所定距離以下とならないように定着体の軸線
方向の移動を規制する。
【0027】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を該軸線方向
における規制部材の厚さによって規制する。
【0028】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を規制すると
共に、定着体から規制部材の伝達による支持部材への電
圧印加手段による直流電圧の放電を防止する。
【0029】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、支持部材と一体的に構成された規制部材が、定着体
の本体部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する
対向部との距離が所定距離以下とならないように定着体
の軸線方向の移動を規制する。
【0030】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を規制する。
【0031】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、支持部に取り付けられた規制部材が、定着体の本体
部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する対向部
との距離が所定距離以下とならないように定着体の軸線
方向の移動を規制する。
【0032】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を該軸線方向
における規制部材の厚さによって規制する。
【0033】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を規制すると
共に、定着体から規制部材の伝達による支持部材への電
圧印加手段による直流電圧の放電を防止する。
【0034】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、支持部材と一体的に構成された規制部材が、定着体
の本体部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する
対向部との距離が所定距離以下とならないように定着体
の軸線方向の移動を規制する。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0036】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態にかかる画像形成装置について図1に基づき説
明する。
【0037】図1は、本実施形態の画像形成装置を具現
化した一例の概略構成図である。
【0038】かかる画像形成装置は、図1に示すよう
に、ドラム状の回転自在な潜像担持体たる感光体30
と、画像情報提供装置等からの画像情報に応じた露光処
理工程により感光体30の外周面に上記画像情報に応じ
た静電潜像を形成するための露光装置31、感光体30
上の静電潜像を現像剤により現像する現像装置33と、
記録媒体たる転写材Pに転写処理工程を施すための転写
体34と、転写処理済みの転写材Pに加熱及び加圧によ
り定着処理を施すようになっている定着装置10とを備
えている。
【0039】次に、本実施形態にかかる画像形成装置に
おける一連の画像形成プロセスに関して説明する。
【0040】先ず、画像形成装置への一連の画像形成プ
ロセスの開始指示のために画像形成装置の本体に設けら
れたコピースタートボタン等(図示せず)が押されるな
どにより、感光体30が矢印K1方向に規定周速度にて
回転駆動を開始されると共に、規定バイアスが印加され
ている帯電体32と感光体30とが互いに摺接し合うこ
とにより感光体30の外周面が規定電位分布に帯電せし
められる。
【0041】次に、原稿からの画像情報に応じて感光体
30の外周面の帯電処理済みの部位が露光装置31によ
り走査及び露光されることにより上記画像情報に応じた
静電潜像が上記部位に形成されたのち、現像装置33の
現像剤により上記静電潜像が顕像に可視像化され、所定
枚数の転写材Pを収容可能であると共に画像形成装置の
本体にて取り外し自在に支持されたカセット35から回
転自在な給紙ローラ36等により感光体30と転写体3
4との間に形成された空間へと所定のタイミング等にて
搬送されてきた転写材Pに転写体34により上記顕像が
転写される。
【0042】そして、転写処理済みの転写材Pは、定着
装置10により定着処理が施されたのち画像形成装置の
本体にて回転自在に支持された排紙ローラ7により機外
へと排紙され上記本体の一側面に取り付けられたトレイ
37上に積層されることにより、一連の画像形成プロセ
スが終了することとなる。
【0043】図2は、本実施形態の定着装置を具現化し
た一例たる定着装置10の概略構成を説明する模式的断
面図である。
【0044】定着装置10は、互いに圧接回転する定着
体たる定着ローラ1及び加圧体たる加圧ローラ2と、定
着ローラ1を加熱する加熱手段たるヒータ4と、定着ロ
ーラ1に対する現像剤付着防止のための電圧印加手段X
と、定着ローラを回転自在に支持する支持部材Yと、規
制部材たる樹脂スペーサ24とを備えている。
【0045】定着ローラ1は、円筒状の本体部と該本体
部の端面から軸線方向に延びる軸部とを有している。
【0046】本実施形態にかかる定着装置は、樹脂スペ
ーサ24が、支持部材Yと定着ローラ1の本体部の端面
との間に配設され電圧印加手段Xによる直流電圧の定着
ローラ1から支持部材Yへの放電を防止するよう定着ロ
ーラ1の本体部の端面と支持部材Yの該本体部の端面に
対向する対向部との距離が所定距離以下とならないよう
に定着ローラ1の軸線方向の移動を規制することを特徴
とする。
【0047】定着装置10は、定着体たる定着ローラ1
を備えており、定着ローラ1は、例えばアルミニウムや
鉄等の芯金上にPFA、PTFE等の樹脂からなる離型
層が形成され、又、内部に配設された加熱手段たるヒー
タ4によって加熱されるようになっている。
【0048】定着装置10は、A3(297m)幅を最
大通紙サイズとする転写材を装置の通紙中心を基準とし
て搬送する中央基準の例であり、ヒータ4は120V入
力時に800Wの定格出力がでるものを使用し、ヒータ
配光も通紙基準に対して対称な分布になっている。
【0049】定着ローラ1は、表層にPFAの離型層1
2を被覆しているアルミニウムを芯金11とする直径4
0mm、厚さ3.0mmのローラであり、長手方向(軸
線方向)端部を直径31mmまで絞ることによりベアリ
ング16及び断熱ブッシュ17の小径化が図られてい
る。
【0050】加圧ローラ2は、ステンレスの芯金13上
にシリコーンスポンジの弾性層14、表層にPFAの離
型層15を有し、直径30mm、製品硬度50℃のもの
を用いており、定着ローラ1に対して200Nの加圧力
をかけることで定着ローラ1との間に5.0mmのニッ
プ幅を形成するようになっている。
【0051】本実施形態にかかる定着装置10において
は、図2に示すように、定着ローラ1表面の温度を検知
するための温度検知素子3が画像域外に配設されている
ので温度検知素子3へのトナー付着がなく、定着ローラ
1の芯金11に−750VのDCバイアスを印加するこ
とにより定着ローラ1による静電オフセットを防止する
ことによりクリーニング手段を不要としている。この構
成においてA4横送りで30枚/分のプリントを可能に
する。
【0052】図3は、定着装置10に備えられた定着ロ
ーラ1の軸線方向端部部分の概略構成を示す断面図であ
り、定着ローラ1の芯金11とその軸受け周辺部とを拡
大したものである。
【0053】図3に示すように、定着装置10に備えら
れた定着ローラ1は、駆動ギヤ20によって駆動される
ようになっている。
【0054】支持部材Yは、図3に示すように、ベアリ
ング16と、断熱ブッシュ17と、ストップリング18
と、フレーム19とを有しており、定着ローラ1を回転
自在に支持するようになっている。
【0055】電圧印加手段Xにあっては、SUS等の耐
腐食性と導通性に優れる金属で構成される給電板21
に、板バネ23によりカーボン製のチップ22が押しつ
けられ、定着ローラ1に電圧を印加するようになってい
る。
【0056】本実施形態では、定着ローラ1の長手方向
のガタにより定着ローラ1の芯金11が形成する本体部
端面とベアリング16の該本体部端面と対向する対向部
との距離が一定値よりも接近しないように規制すること
で定着バイアスのリークを防止できるようになってい
る。又、上記本体部端面と上記対向部との距離の最小値
は、定着ローラ1に印加される電圧値により算出され、
好ましくは1kV当り1m以上のギャップを確保するこ
とにより定着バイアスのリークを防止できるようになっ
ている。
【0057】本実施形態では、定着ローラ1のフランジ
部(軸部)に樹脂スペーサ24を挿入した後、ベアリン
グ16、断熱ブッシュ17を挿入する。これにより、定
着ローラ1の長手方向にガタが生じた場合でも、定着ロ
ーラ1の本体部端面を形成する絞り部とベアリング16
との距離が一定値以上に近づくことを防止する。又、樹
脂スペーサ24の抵抗値が、図3に示すように密着状態
の最短経路B1−B2において109Ωとなる樹脂材料
を選択する。本実施形態ではPPSにより樹脂スペーサ
24を構成することにより、B1−B2間に1000V
印可した場合でも樹脂スペーサ24の抵抗値が1010Ω
を満足するようになっている。
【0058】これにより、定着ローラ1の軸線方向にお
いて、定着ローラ1の芯金11、樹脂スペーサ24、ベ
アリング軸受けが密着状態になった場合でも定着バイア
スのリークを防止する。この樹脂スペーサ24は、図4
に示すように断熱ブッシュ17と同様にスリットを入れ
ることにより、熱膨張による破壊若しくは変形を防止す
る。但し、上記スリット部が定着ローラ1とベアリング
16との最短経路となるため、断熱ブッシュ17の厚み
を放電しない距離だけ確保することにより、最短経路C
1−C2からのリークを防止する。本実施形態では、B
1−B2、C1−C2ともに1.5mとすることでバイ
アスリークに対する距離の確保に加え、機械的強度を両
立した。
【0059】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について図5に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0060】第一の実施形態は定着ローラ1に樹脂スペ
ーサ24を装着し、定着ローラ1とベアリング16との
距離を確保するものであるが、本実施形態では、図5に
示すように、ベアリング16側に樹脂スペーサ24を装
着し、定着ローラ1とベアリング16との距離を確保す
るものである。この場合も同様にB1−82の抵抗値を
109Ω以上確保するとともに、定着ローラ1とベアリ
ング16の距離を確保できるよう樹脂スペーサ24及び
断熱ブッシュ17の厚みを1.5mとした。
【0061】これにより、定着ローラ1に印加されるバ
イアスは−750Vであるため、最も距離が縮まった状
態でも定着バイアスリークを防止することができる。
【0062】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について図6に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0063】第二の実施形態では、樹脂スペーサ24は
回転できないため、定着ローラ1と樹脂スペーサ24が
密着状態になると摺擦により樹脂スペーサ24が削れる
虞がある。
【0064】そこで、図6に示すように、第三の実施形
態では樹脂スペーサ24をベアリング内輪に装着し、た
とえ樹脂スペーサ24と定着ローラ1が密着しても共に
回転することで、定着バイアスのリークと樹脂スペーサ
の削れとを防止する。
【0065】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態について図7に基づき説明する。尚、第一の実
施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0066】本実施形態では、これまでの実施形態で説
明したような樹脂スペーサ24を使用することなく、断
熱ブッシュの構成により定着バイアスのリークを防止す
る。通常は定着ローラ1のフランジ(軸部)に対してベ
アリング16、断熱ブッシュ17、ストップリング18
の順でフレームに固定される。
【0067】本実施形態では、図7に示すように定着ロ
ーラ1のフランジに対して断熱ブッシュ17´、ベアリ
ング16、ストップリング18の順に装着し、断熱ブッ
シュ17´のガタを外側方向ではなく中心方向へとる。
【0068】つまり、従来は断熱ブッシュのストッパ部
がベアリングの外側になるように配設するが、本実施形
態ではベアリング16の内側(定着ローラ1の軸線方向
中央側)にストッパ部がくるように配設する。
【0069】これにより、定着ローラ1のガタによって
定着ローラ1とベアリング16がバイアスリークを生じ
る距離まで接近することを防止する。この場合もB1−
B2、C1−C2の距離はバイアスがリークしない空間
距離を確保すると共に、その間にバイアスと同等の電圧
を印可したときの抵抗値が109Ω以上を満足する必要
がある。
【0070】よって、本実施形態では、樹脂スペーサ2
4を用いることなくこれまでの部品点数で定着バイアス
のリークを防止できる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる第
一の発明によれば、規制部材が、定着体の本体部の端面
と支持部材の該本体部の端面に対向する対向部との距離
が所定距離以下とならないように定着体の軸線方向の移
動を規制するようになっているので、装置の小型化を図
ると共に、定着体に対する静電オフセット防止のための
直流電圧の定着体から支持部材への放電を防止し、安定
して高画質画像を得ることができる。
【0072】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
支持部に取り付けられた規制部材が、定着体の本体部の
端面と支持部材の該本体部の端面に対向する対向部との
距離が所定距離以下とならないように定着体の軸線方向
の移動を規制するようになっているので、装置の小型化
を図ると共に、定着体に対する静電オフセット防止のた
めの直流電圧の定着体から支持部材への放電を防止し、
安定して高画質画像を得ることができる。
【0073】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を該軸線方向
における規制部材の厚さによって規制するようになって
いるので、装置の小型化を図ると共に、定着体に対する
静電オフセット防止のための直流電圧の定着体から支持
部材への放電を防止し、安定して高画質画像を得ること
ができる。
【0074】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該本体
部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下とな
らないように定着体の軸線方向の移動を規制すると共
に、定着体から規制部材の伝達による支持部材への電圧
印加手段による直流電圧の放電を防止するようになって
いるので、装置の小型化を図ると共に、定着体に対する
静電オフセット防止のための直流電圧の定着体から支持
部材への放電を防止し、安定して高画質画像を得ること
ができる。
【0075】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、支持部材と一体的に構成された規制部材が、定着体
の本体部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する
対向部との距離が所定距離以下とならないように定着体
の軸線方向の移動を規制するようになっているので、装
置の小型化を図ると共に、定着体に対する静電オフセッ
ト防止のための直流電圧の定着体から支持部材への放電
を防止し、安定して高画質画像を得ることができる。
【0076】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該本体
部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下とな
らないように定着体の軸線方向の移動を規制するように
なっているので、装置の小型化を図ると共に、定着体に
対する静電オフセット防止のための直流電圧の定着体か
ら支持部材への放電を防止し、安定して高画質画像を得
ることができる。
【0077】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、支持部に取り付けられた規制部材が、定着体の本体
部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する対向部
との距離が所定距離以下とならないように定着体の軸線
方向の移動を規制するようになっているので、装置の小
型化を図ると共に、定着体に対する静電オフセット防止
のための直流電圧の定着体から支持部材への放電を防止
し、安定して高画質画像を得ることができる。
【0078】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該本体
部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下とな
らないように定着体の軸線方向の移動を該軸線方向にお
ける規制部材の厚さによって規制するようになっている
ので、装置の小型化を図ると共に、定着体に対する静電
オフセット防止のための直流電圧の定着体から支持部材
への放電を防止し、安定して高画質画像を得ることがで
きる。
【0079】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、規制部材が、定着体の本体部の端面と支持部材の該
本体部の端面に対向する対向部との距離が所定距離以下
とならないように定着体の軸線方向の移動を規制すると
共に、定着体から規制部材の伝達による支持部材への電
圧印加手段による直流電圧の放電を防止するようになっ
ているので、装置の小型化を図ると共に、定着体に対す
る静電オフセット防止のための直流電圧の定着体から支
持部材への放電を防止し、安定して高画質画像を得るこ
とができる。
【0080】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
支持部材と一体的に構成された規制部材が、定着体の本
体部の端面と支持部材の該本体部の端面に対向する対向
部との距離が所定距離以下とならないように定着体の軸
線方向の移動を規制するようになっているので、装置の
小型化を図ると共に、定着体に対する静電オフセット防
止のための直流電圧の定着体から支持部材への放電を防
止し、安定して高画質画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す模式的断面図である。
【図2】図1の画像形成装置に備えられた定着装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】図2の定着装置に備えられた定着体の軸線方向
端部分の概略構成を示す模式的断面図である。
【図4】樹脂スペーサの斜視図である。
【図5】本発明の第二の実施形態にかかる定着装置に備
えられた定着体の軸線方向端部分の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図6】本発明の第三の実施形態にかかる定着装置に備
えられた定着体の軸線方向端部分の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図7】本発明の第四の実施形態にかかる定着装置に備
えられた定着体の軸線方向端部分の概略構成を示す模式
的断面図である。
【図8】従来の定着装置に備えられた定着体の軸線方向
端部分の概略構成を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ(定着体) 2 加圧ローラ(加圧体) 4 ヒータ(加熱手段) 10 定着装置 17´ 断熱ブッシュ(規制部材) 24 樹脂スペーサ(規制部材) P 転写材(記録媒体) X 電圧印加手段 Y 支持部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに圧接回転する定着体及び加圧体
    と、該定着体を加熱する加熱手段とを備え、定着体は、
    円筒状の本体部と該本体部の端面から軸線方向に延びる
    軸部とを有し、未定着状態で現像剤像を担持する記録媒
    体を定着体と加圧体との圧接部分に通すことにより上記
    記録媒体を加熱及び加圧して上記記録媒体上に上記現像
    剤像を定着させる定着装置であって、定着体に対する現
    像剤付着防止のために定着体に直流電圧を印加する電圧
    印加手段と、上記軸部と嵌合し定着体を回転自在に支持
    する支持部材とを備える定着装置において、支持部材と
    定着体の本体部の端面との間に配設され電圧印加手段に
    よる直流電圧の定着体から支持部材への放電を防止する
    よう定着体の本体部の端面と支持部材の該本体部の端面
    に対向する対向部との距離が所定距離以下とならないよ
    うに定着体の軸線方向の移動を規制する規制部材を備え
    ることを特徴とする定着装置。
  2. 【請求項2】 規制部材は、支持部材に取り付けられて
    いることとする請求項1に記載の定着装置。
  3. 【請求項3】 定着体の軸線方向における規制部材の厚
    さは、定着体の本体部の端面と支持部材の該本体部の端
    面に対向する対向部との距離が所定距離以下とならない
    ように設定されていることとする請求項1又は請求項2
    に記載の定着装置。
  4. 【請求項4】 規制部材は、電圧印加手段による直流電
    圧と同等の電圧が付与されたときの抵抗値が109Ω以
    上であることとする請求項1乃至請求項3のいずれか一
    項に記載の定着装置。
  5. 【請求項5】 規制部材は、支持部材の少なくとも一部
    と一体的に構成されていることとする請求項1乃至請求
    項4のいずれか一項に記載の定着装置。
  6. 【請求項6】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項1に記載の定着装置を備えることを特徴とする画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 規制部材は、支持部材に取り付けられて
    いることとする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 定着体の軸線方向における規制部材の厚
    さは、定着体の本体部の端面と支持部材の該本体部の端
    面に対向する対向部との距離が所定距離以下とならない
    ように設定されていることとする請求項6又は請求項7
    に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 規制部材は、電圧印加手段による直流電
    圧と同等の電圧が付与されたときの抵抗値が109Ω以
    上であることとする請求項6乃至請求項8のいずれか一
    項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 規制部材は、支持部材の少なくとも一
    部と一体的に構成されていることとする請求項6乃至請
    求項9のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009204955A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Brother Ind Ltd 熱定着装置および画像形成装置
JP2011164164A (ja) * 2010-02-05 2011-08-25 Ricoh Co Ltd 現像ローラー駆動機構、及びそれを備える画像形成装置
WO2015146268A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置、およびこれを備えた画像形成装置

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