JP2001066767A - レジスト組成物およびその使用 - Google Patents

レジスト組成物およびその使用

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JP2001066767A JP2000209547A JP2000209547A JP2001066767A JP 2001066767 A JP2001066767 A JP 2001066767A JP 2000209547 A JP2000209547 A JP 2000209547A JP 2000209547 A JP2000209547 A JP 2000209547A JP 2001066767 A JP2001066767 A JP 2001066767A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 レジスト組成物の反応性イオン・エッチング
耐性を改善する。 【解決手段】 少なくとも1種の有機金属化合物を放射
感応性ポリマーに添加することによって、放射感応性レ
ジスト組成物の反応性イオン・エッチング耐性が強化さ
れる。レジスト組成物をパターン形成し、これをマスク
として使用して、その下にある層にパターンを形成する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマ、特に反
応性イオン・エッチングで使用されるCl2/O2プラズ
マに対する耐性が強化された放射感応性レジスト組成物
に関する。本発明は、前記組成物ならびに前記組成物の
リソグラフィでの使用に関する。例えば、本発明の材料
は、光、電子ビーム、X線およびイオンビーム・リソグ
ラフィ・ツールでのデバイスおよびマスク製造に使用す
るのに適している。
【0002】
【従来の技術】パターン形成されたデバイス、特に超小
型電子デバイスの製造において、完成品を構成するさま
ざまな層をエッチングするプロセスは、最も重要な段階
の一つである。エッチング・プロセスで広く使用されて
いる1つの方法は、エッチングする表面を適当なマスク
で覆うものである。
【0003】マスクは一般に、エッチングから保護する
基板の領域の上にレジスト材料のパターンをイメージ通
りに形成することによって製作される。レジストは通
常、有機ポリマー材料から成る。パターンは、リソグラ
フィ技法によってレジスト材料にイメージ通りに露光す
ることによって形成される。使用される照射は普通、X
線、紫外線または電子ビーム放射である。
【0004】放射感応性材料または組成物は、ポジ型
(放射によって可溶性となる)か、またはネガ型(放射
によって不溶性となる、または架橋を形成する)のどち
らかである。ポジ型感応性組成物は、放射(紫外線光、
X線または電子ビーム)を露出することによって可溶性
(または現像可能)となり、露光しなかった領域をその
ままに残す選択性現像液を使用して除去することができ
る。ネガ型感応性組成物は、化学線放射を当てると不溶
性となる組成物である。適当な溶液を選択することによ
って、組成物の露光しなかった領域を溶解、除去し、露
光部分をそのままに残すことができる。露光したこのよ
うな材料を現像すると、ネガティブ・トーンのイメージ
が得られる。
【0005】バイナリ・マスクの製造は、クロムでコー
ティングしたガラス板などの上に塗布した電子ビーム・
レジストの露光によるパターン画定を含む。次いでこの
イメージを現像し、水溶液ベースのウェット・エッチン
グか、または塩素ベースのプラズマを用いた反応性イオ
ン・エッチングによって、このパターンをクロム中にエ
ッチングする(米国特許第3236413号参照)。
【0006】寸法縮小技術の出現によって、n倍(n=
4〜10X)のフォトマスクも、直径400nm未満に
縮小される。ウェット・エッチングではアンダーカット
すなわち望んでいない拡大が生じるため、反応性イオン
・エッチング(RIE)が利用される(Tsai他の米国特
許第3412149号参照)。RIEでは、レジスト薄
膜の50%超が侵食除去されてしまうことがある。電子
ビーム露光に使用されている特定のレジストは、主鎖分
解を受けるポリマーである。主要な例は、米国特許第3
535137号に記載のポリメタクリル酸メチル(PM
MA)、米国特許第3935332号に記載のポリブテ
ンスルホンなどのポジ型レジストである。PMMA用の
改良されたコントラストをもたらす現像液には、例えば
米国特許第3931435号に記載の酢酸アミル、米国
特許第4078098号に記載のメチルイソブチルケト
ンと水の混合物などがある。これらのレジストおよび共
重合体は全て、W. Moreau著「Semiconductor Lithograp
hy」(Plenum Press社刊、1989年)の第3章に出て
いる。しかしこれらのレジストは、RIEエッチングに
対して耐性ではなく、したがってRIEプロセスによっ
てパターンを転写することができない。
【0007】反応性イオン・エッチングに対しては、日
本ゼオン社製のZEPという市販レジスト(米国特許第
3236397号参照)が使用されている。ZEPは、
α−クロロメタクリル酸エステルとα−メチルスチレン
の共重合体(PCMMS)から成る。ポリα−クロロメ
タクリル酸エステルの共重合体は、米国特許第4359
481号、4011351号および4454222号に
記載されている。好ましい例が、日本ゼオン社からZE
P7000電子ビーム・レジストとして市販されている
ポリ(α−クロロアクリル酸エステル−α−メチルスチ
レン)共重合体を対象とする米国特許第4259407
号に記載されているものである。米国特許第42594
07号は、3−ペンタノンに別のケトンを混合したもの
などのケトン現像液を論じている。米国特許第4454
222号では、α−クロロアクリル酸トリフルオロメチ
ル−メタクリル酸共重合体に対して、スプレー現像モー
ドで、MIBK(4−メチル−2−ブタノン)およびイ
ソプロパノールを含む現像液、または2−ブタノンとの
混合物が提案されている。米国特許第4414313号
には、ポリ(α−クロロアクリル酸エステル−メタクリ
ル酸)共重合体に対してジメチルアセトアミドとトルエ
ンの混合物を現像液として使用することが記載されてい
る。米国特許第4359481号、4011351号、
4454222号、4259407号、および4414
313号の開示は、参照によって本明細書に組み込まれ
る。
【0008】ZEPレジストは、ZED300(メチル
エチルケトン/アニソール、重量比93/7)、ZED
400(ジグリム/メチルエチルケトン、重量比20/
80)、およびZED500(ジエチルケトン/マロン
酸ジエチル、重量比50/50)から成ることが好まし
い市販の現像液を使用する。
【0009】クロム・マスク製造にZEP型のレジスト
を使用することに加えて、このレジストならびに半導体
製造で使用される露光ツールおよび現像液モードを用い
て、その他のマスク、基板またはシリコン・ウェーハの
直接露光を、露光し現像することもできる。
【0010】レジストを現像し、所望のマスクを形成し
た後に、基板およびマスクを、エッチングする基板を侵
食し、マスクをそのままに残す化学溶液に浸すことがで
きる。これらの湿式化学プロセスでは、エッチングした
表面に明確なエッジを残すことが難しい。これは、薬品
がマスクをアンダーカットし、等方性イメージが形成さ
れるためである。言い換えると、従来の湿式化学プロセ
スでは、現在のプロセス要件に合致する最適な寸法を達
成するのに必要と考えられる解像度は得られない。
【0011】また、このようなウェット・エッチング・
プロセスは、環境および安全性の観点からも望ましくな
い。
【0012】湿式化学現像に関連したこのようなさまざ
まな欠点を考慮して、環境の観点からプロセスを改善
し、エッチングのコストを相対的に低減させる、いわゆ
る「ドライ・プロセス」がさまざまに提案されている。
さらに、これらの「ドライ・プロセス」は、プロセス制
御に優れ、アスペクト比の高いイメージが得られるとい
う潜在的な利点を有する。さらに、350nm未満のフ
ィーチャ・サイズを有するパターンを製作するときに
は、ドライ・エッチング・プロセスが必須である。
【0013】このような「ドライ・プロセス」は一般
に、容器内に気体を通し、この気体中にプラズマを生じ
させる段階を含む。次いで、この気体中の化学種を使用
して、チェンバまたは容器内に置かれた基板をエッチン
グする。このような「ドライ・プロセス」の代表的な例
は、プラズマ・エッチング、スパッタ・エッチングおよ
び反応性イオン・エッチングである。
【0014】反応性イオン・エッチングでは、明確な、
垂直にエッチングされた側壁が得られる。
【0015】超小型電子デバイスおよびマスクを製造す
る際の難問の1つは、良好なリソグラフィ性能を示し、
後段の基板へのパターン転写の際に高いドライ・エッチ
ング耐性を示すレジストを開発することである。ドライ
・エッチング化学種には、反射防止コーティングに対し
て現在使用されているO2、マスク製造時のクロム・エ
ッチングに対して現在使用されているCl2/O2、ポリ
シリコンをエッチングするためのCl2ベースのプラズ
マ、および酸化物をエッチングするためのCF4などの
フルオロカーボン・ベースのプラズマなどがある。これ
らのプラズマは例に過ぎず、本発明の範囲を限定するも
のではない。i線リソグラフィに使用される従来のノボ
ラック/ジアゾナフトキノン・レジストは、現在までの
ところ最も良いドライ・エッチング耐性を示す。ZEP
は、従来のポリブテンスルホン(PBS)・ウェット・
エッチング・プロセスに代えて、当業界が先進のマスク
製作用に採用している電子ビーム・レジストである。Z
EPは、PBSプロセスを相当に改良するが、Cl2
2に対するドライ・エッチング耐性は十分とは言えな
い(エッチング速度1.95nm/s)。ノボラックは
1.4nm/sである。
【0016】マスク製造(バイナリ、減衰位相シフト・
マスク、交番位相シフト・マスク)およびデバイス製造
での使用を目的としたドライ・エッチング耐性が向上し
た放射感応性組成物を開発する必要がある。
【0017】ある種のレジスト材料にO2エッチング耐
性を与える目的で、シリコンおよびゲルマニウムが使用
されている。例えば、米国特許第4764247号、4
935094号、5733706号、およびMicroelect
ronic Engineering,3,279(1985)を参照さ
れたい。しかしこれらは、Cl2/O2反応性イオン・エ
ッチングに対するマスクを提案していない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、イメージング
照射に対して感応性であり、反応性イオン・エッチング
に対する耐性が強化されたレジスト組成物を提供する。
本発明のフォトレジスト組成物は一般に、Cl2/O2
ラズマ、O2、Cl2、CF4などのフルオロカーボンを
含むさまざまなプラズマを使用した反応性イオン・エッ
チングに対して強化された耐性を示す。当業者なら理解
しているであろうが、Cl2/O2プラズマは、Cl2
よびO2化学種のプラズマの分解に起因するClおよび
O原子を含むプラズマを指す。
【0020】具体的には、本発明のレジスト組成物は、
放射感応性ポリマーおよび少なくとも1種の有機金属化
合物を含む。
【0021】本発明はさらに、放射感応性のポリマーな
らびにイットリウム、アルミニウム、鉄、チタン、ジル
コニウム、ハフニウムおよびこれらの混合物から成るグ
ループから選択された少なくとも1種の金属の少なくと
も1種の有機金属化合物を含むレジスト組成物に関す
る。
【0022】本発明はさらに、レジストのパターンを形
成する方法に関する。この方法は、 a)放射感応性レジスト・ポリマーおよび少なくとも1
種の有機金属化合物を含むレジスト組成物の層を基板上
に形成する段階と、 b)レジスト組成物層をイメージ通りに露光する段階
と、 c)レジストを現像し、これによってパターンを形成す
る段階とを含む。
【0023】本発明の他の態様は、基板上にパターンを
形成する方法に関する。この方法は、 a)パターン形成する層を基板上に形成する段階と、 b)放射感応性レジスト・ポリマーおよび少なくとも1
種の有機金属化合物を含むレジスト組成物の層を、パタ
ーン形成する層の上に形成する段階と、 c)レジスト組成物の層をイメージ通りに露光する段階
と、 d)レジストを現像し、所望のパターンを形成する段階
と、 e)パターン形成する層にレジストをマスクとして反応
性イオン・エッチングを実施し、これによって基板上に
所望のパターンを形成する段階とを含む。
【0024】本発明の他の態様は、レジストのパターン
を形成する方法に関する。この方法は、 a)放射感応性レジスト・ポリマーならびにイットリウ
ム、アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニ
ウムおよびこれらの混合物から成るグループから選択さ
れた少なくとも1種の金属の少なくとも1種の有機金属
化合物を含むレジスト組成物の層を基板上に形成する段
階と、 b)レジスト組成物層をイメージ通りに露光する段階
と、 c)レジストを現像し、これによってパターンを形成す
る段階とを含む。
【0025】本発明の他の態様は、基板上にパターンを
形成する方法に関する。この方法は、 a)パターン形成する層を基板上に形成する段階と、 b)放射感応性レジスト・ポリマーならびにイットリウ
ム、アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニ
ウムおよびこれらの混合物から成るグループから選択さ
れた少なくとも1種の金属の少なくとも1種の有機金属
化合物を含むレジスト組成物の層を、パターン形成する
層の上に形成する段階と、 c)レジスト組成物層をイメージ通りに露光する段階
と、 d)レジストを現像し、所望のパターンを形成する段階
と、 e)パターン形成する層にレジストをマスクとして反応
性イオン・エッチングを実施し、これによって基板上に
所望のパターンを形成する段階とを含む。
【0026】本発明はさらに、パターン形成された層を
その上に有する基板を含む構造であって、パターン形成
された層が、放射感応性レジスト・ポリマーおよび少な
くとも1種の有機金属化合物を含む構造に関する。
【0027】本発明の他の態様は、パターン形成された
層をその上に有する基板を含む構造であって、パターン
形成された層が、放射感応性レジスト・ポリマーならび
にイットリウム、アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニ
ウム、ハフニウムおよびこれらの混合物から成るグルー
プから選択された少なくとも1種の金属の少なくとも1
種の有機金属化合物を含む構造に関する。
【0028】本発明の他の態様は、放射感応性ポリマー
ならびに融溶シリカ、その他の二酸化ケイ素、滑石、雲
母、アルミニウム、チタン、銅、ニッケルなどの金属、
二酸化チタン、クロム、酸化銅、酸化アルミニウム、酸
化ニッケルなどの金属酸化物、および金属窒化物、金属
炭化物などのその他の金属化合物から成るグループから
選択された少なくとも1種の充填材を含み、反応性イオ
ン・エッチングに対する耐性が改善されたレジスト組成
物に関する。
【0029】本発明はさらに、放射感応性レジストのパ
ターンを形成する方法に関する。この方法は、 a)放射感応性レジスト・ポリマーおよび少なくとも1
種の先に開示した充填材を含む放射感応性レジスト組成
物の層を基板上に形成する段階と、 b)レジスト組成物層をイメージ通りに露光する段階
と、 c)レジストを現像し、これによってパターンを形成す
る段階とを含む。
【0030】本発明はさらに、基板上にパターンを形成
する方法に関する。この方法は、 a)パターン形成する層を基板上に形成する段階と、 b)放射感応性レジスト・ポリマーおよび少なくとも1
種の先に開示した充填材を含む放射感応性レジスト組成
物の層を、パターン形成する層の上に形成する段階と、 c)放射感応性レジスト組成物の層をイメージ通りに露
光する段階と、 d)レジストを現像し、所望のパターンを形成する段階
と、 e)パターン形成する層にレジストをマスクとして反応
性イオン・エッチングを実施し、これによって基板上に
所望のパターンを形成する段階とを含む。
【0031】本発明の他の態様は、パターン形成された
層をその上に有する基板を含む構造であって、パターン
形成された層が、放射感応性レジスト・ポリマーおよび
少なくとも1種の先に開示した充填材を含む構造に関す
る。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明によれば、さまざまな有機
金属化合物を放射感応性組成物に加えると、反応性イオ
ン・エッチング、特にCl2/O2プラズマ中での反応性
イオン・エッチングに対する組成物の耐性を強化するこ
とができることが分かった。Cl2/O2プラズマの苛酷
な環境は、エッチング・プロセスに耐える使用可能なレ
ジスト組成物の選択を厳しく制限する。本発明で使用す
る有機金属化合物は、レジストの耐性を製造プロセスで
使用するのに十分な程度に増大させる。
【0033】これらの有機金属化合物は、レジストのリ
ソグラフィ特性に悪い影響を与えることなく、反応性イ
オン・エッチングに対する耐性を強化する。
【0034】本発明に基づいて使用する有機金属化合物
は、イットリウム、アルミニウム、鉄、チタン、ジルコ
ニウムおよびハフニウムの有機金属化合物である。有機
金属化合物の混合物を使用すること、および所望ならば
金属の混合物を含む有機金属化合物を使用することもで
きる。
【0035】本発明で使用する特定の有機金属化合物の
例としては、トリスヘキサフルオロアセチルアセトン酸
イットリウム、トリス(2,2,6,6−テトラメチ
ル)−3,5−ヘプタンジオン酸イットリウム、トリス
(ジフェニルアセチルアセトン酸)イットリウム、1,
2−ジフェロセニルエタン、トリス(2,2,6,6−
テトラメチル)−3,5−ヘプタンジオン酸アルミニウ
ム、乳酸アルミニウム、アルミニウム−8−ヒドロキシ
キノリン、ビス(シクロペンタジエニル)チタンペンタ
スルフィド、ビス(ペンタメチルシクロペンタジエニ
ル)ハフニウムジクロライド、アセチルアセトン酸ジル
コニウム、テトラ(2,2,6,6−テトラメチル)−
3,5−ヘプタンジオン酸)ジルコニウム、テトラ
(1,5−ジフェニルペンタン−2,4−ジオン)ジル
コニウム、フェロセンアルデヒド、フェロセンメタノー
ル、フェロセンエタノール、フェロセンカルボン酸、フ
ェロセンジカルボン酸、1,2−ジフェロセンエタン、
1,3−ジフェロセンプロパン、1,4−ジフェロセン
ブタンおよびデカメチルフェロセンなどがある。
【0036】好ましい化合物は、イットリウム、ジルコ
ニウム、チタンおよびハフニウムの有機金属化合物であ
る。鉄およびアルミニウム化合物は低温加熱処理を使用
するときには有効であるが、高温加熱処理を使用すると
きには必ずしも有効ではない。例えば、この点を示す図
1を参照されたい。
【0037】使用する有機金属化合物の量は、放射感応
性ポリマーの重量に対して、一般的に約0.1〜約25
重量%、より一般的には約0.1〜約10重量%、好ま
しくは約0.2〜約5重量%、最も好ましくは約0.3
〜約1重量%である。
【0038】これらの有機金属化合物は、化学的に増幅
されたレジストおよび非化学的に増幅されたレジストを
含むさまざまなレジスト・ポリマーとともに使用するこ
とができる。レジストの例には、アクリル酸エステル/
メタクリル酸エステル/クロロアクリル酸エステル・ベ
ースのレジスト(単独重合体および共重合体)、α−ク
ロロメチルアクリル酸エステルとメチルスチレンの共重
合体であるZEP、ポリスルホン、ノボラック/ジアゾ
ナフトキノン、Shipley APEXなどのポリヒドロキシスチ
レン・ベースのレジスト、UV−Xベースのレジスト、
脂環式化合物ベースのレジスト、含シリコン・レジスト
などがある。当業界で現在使用されている電子ビーム・
レジストの中で、日本の日本ゼオン社製の市販レジスト
ZEPは当業界で広く受け入れられている。
【0039】有機金属化合物はレジスト溶媒に可溶でな
ければならず、沈殿を生じてはならない。当業者は、本
開示を読めばそれ程多くの実験によらなくとも特定のレ
ジストに対する特定の有機金属化合物を選択することが
できよう。
【0040】組成物は、有機金属化合物に加えてまたは
有機金属化合物の代わりに充填材を含むことができる。
適当な充填材には、融溶シリカ、その他の二酸化ケイ
素、滑石、雲母、アルミニウム、チタン、銅、ニッケル
などの金属、二酸化チタン、クロム、酸化銅、酸化アル
ミニウム、酸化ニッケルなどの金属酸化物、金属窒化
物、金属炭化物などのその他の金属化合物などがある。
これらの量は一般に、約0.1〜約15%である。さら
に、所望ならば、組成物に従来の添加剤を含めることが
できる。
【0041】以下に、水晶板上に金属クロムのパターン
を形成することによってマイクロリソグラフィ用の光学
マスクを製造する際の一般的な製造順序を示す。 1.金属クロムの薄膜を水晶板の表面に形成する。 2.この金属層を、電子ビーム・レジストでコーティン
グする。 3.電子ビームでレジストにパターンを形成する。 4.水晶板を、適当な現像液で現像する。 5.露出したクロム薄膜を、ウェット・エッチングまた
はドライ・エッチングでエッチングする。 6.残ったレジストを除去する。
【0042】
【実施例】本発明をさらに説明するために非限定的な例
を以下に示す。
【0043】実施例1 ZEP7000Aレジスト約10gにヘキサフルオロア
セチルアセトン酸イットリウム約50mgを加えた。こ
の溶液を室温で約18時間撹拌し、次いで0.2マイク
ロメートルのフィルタを通過させた。Siウェーハ上に
薄膜をスピン・コートし、約180℃約3分間、および
約100℃約3分間の塗布後ベーク(post apply bak
e:PAB)を実施した。この薄膜を、RIE Cl2
2プラズマ・エッチングおよび電子ビーム・パターン
形成に使用した。エッチング速度は1.40nm/秒
(業界標準であるノボラックで得られるレートと同じで
ある)であり、パターン解像度はライン・イン・スペー
ス(lines in space)で0.10マイクロメートルであ
ることが分った。ZEP7000Aは、アニソール中に
固形分を15%含む溶液である。ZEP7000Aのエ
ッチング速度は1.95nm/秒である。
【0044】実施例2 ZEP7000Aレジスト約10gに、トリス(2,
2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオン)
イットリウム約46mgを実施例1と同様に加えた。こ
の溶液をSiウェーハ上にスピン・コートした。この薄
膜に対して、RIEエッチングおよび電子ビーム・パタ
ーン形成を実施した。エッチング速度は1.45nm/
秒、解像度は、孤立した線およびライン・イン・スペー
スで0.10マイクロメートルであることが分った。
【0045】実施例3 ZEP7000Aレジスト約10gに、トリス(2,
2,6,6−テトラメチルヘプタン−3,5−ジオン)
イットリウム約31mgを実施例1と同様に加えた。C
2/O2プラズマ中でのRIEエッチング速度は1.6
7nm/秒であった。
【0046】実施例4 ZEP7000Aレジスト溶液約10gに、1,2−ジ
フェロセニルエタン約27mgを加えた。この溶液を実
施例1と同様に処理し、RIEエッチング速度を調べ
た。RIEエッチング速度は1.80nm/秒であるこ
とが分った。
【0047】実施例5 ZEP7000Aレジスト溶液約10gに、トリス
(2,2,6,6−テトラメチル)−3,5−ヘプタン
ジオン酸アルミニウム約41mgを加え、次いで180
℃のPABを実施した。この溶液を実施例1と同様に使
用し、RIEエッチング速度を調べた。速度は、添加剤
なしのZEP薄膜の場合と同一であることが分った。よ
り低い約110℃のPABを実施した薄膜のエッチング
速度は約1.70nm/秒とより低い値を示した。
【0048】実施例6 ZEP7000Aレジスト溶液約10gに、フェロセニ
ルアルデヒド約100mgを実施例1と同様に加えた。
このレジストでSiウェーハをスピン・コートし、形成
された薄膜をエッチング速度測定に使用した。この配合
で調製した薄膜のエッチング速度は1.95nm/秒で
あり、純粋なZEPのそれと同じであった。
【0049】実施例7 フェロセニルアルデヒドを(鉄原子として)2%含むZ
EP薄膜を実施例6と同様に形成した。ただしPABは
100℃とした。この薄膜の初期RIE速度は1.02
nm/秒であったが、エッチングが進むにつれてコンス
タントに低下した。
【0050】他の有機金属添加剤を用いて実施例6の結
果を得た。いくつかのフェロセン化合物は、塗布後ベー
ク(PAB)段階中に薄膜から昇華し、エッチング時に
薄膜中に鉄原子は見られなかった。これらのフェロセン
化合物は単一のフェロセン基を有することが共通してい
た。これらの化合物の例は、フェロセン、フェロセンメ
タノール、フェロセンカルボン酸、ベンゾイルフェロセ
ン、アセチルフェロセン、ジアセチルフェロセンであ
る。薄膜中に添加金属原子が存在するかどうかを判定す
るのに選択した分析法は、RBS(ラザフォード後方散
乱)法である。フェロセンメタノールを含む2枚のZE
P薄膜の分析結果の一例を図1に示す。1枚は180℃
で加熱処理し、もう1枚は100℃で処理した。180
℃で加熱処理することによって鉄が失われることが明ら
かである。エッチング結果に対するPABの影響は、実
施例7で最も良く現れた。実施例6(PAB180℃)
ではエッチング速度に影響を与えなかったフェロセニル
・アルデヒドが、実施例7(PAB100℃)では、エ
ッチング速度に明らかな影響を与えた。しかし、1,2
−ジフェロセニルエタンを使用し、PABを180℃と
したときには、1,2−ジフェロセニルエタンが薄膜中
に残り、エッチング速度は1.65nm/秒となった。
フェロセニルアルデヒドで経験したのと同様の結果が実
施例5のアルミニウムでも得られた。
【0051】実施例1および2に記載したイットリウム
化合物は、180℃のPAB中でもレジストから昇華し
なかった。このことは、これらの化合物を用いたRBS
実験から明らかである。実施例1のイットリウム化合物
のRBSスペクトルを図2に示す。実施例1に記載した
ヘキサフルオロアセチルアセトン酸イットリウムを含む
ZEP7000Aの電子ビーム・リソグラフィの結果を
図3に示す。この添加剤を用いたときの解像度は125
ナノメートルである。この特定の添加剤を添加すると、
PAB(塗布後ベーク)感度がZEPで見られたよりも
高くなることも観察された。ZEPおよび実施例1で述
べたイットリウム添加剤を添加したZEPのPAB感度
を示すプロットを図4に示す。ZEPポリマーの分子量
がPABによって変化することも分かった。推奨のとお
りにZEPを単独で180℃3分間加熱処理した場合、
ポリマーの分子量は118098であることが分った。
実施例1のイットリウム添加剤をレジストに添加し、同
じPABを使用したところ、分子量は64145に低下
した。この結果は、実施例2のイットリウム化合物では
得られなかった。この場合には、180℃のPABの後
も分子量は変化しなかった。実施例2で使用したイット
リウム添加剤、すなわちトリス(2,2,6,6−テト
ラメチル−3,5−ヘプタンジオン酸)イットリウム
は、実施例1で使用したイットリウム化合物とは違い、
ZEPのPAB感度に不利な影響を与えなかった。実施
例2に記載したとおりに調製したこの化合物を含む薄膜
のPAB感度のプロットを図5に示す。実施例2のイッ
トリウム添加剤を含むZEPの解像度は100ナノメー
トルであった。図6に、この添加剤を用いて得られたプ
ロファイルを示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】フェロセンアルデヒドを3重量%含むZEP薄
膜のラザフォード後方散乱スペクトルを示す図である。
曲線「a」は100℃で3分間加熱処理した薄膜を表
し、曲線「b」は180℃で3分間加熱処理した薄膜を
表す。右側の複数のピークは、高温での加熱処理後にフ
ェロセンアルデヒドが存在していないことを示す。
【図2】異なる2段階の温度で加熱処理したイットリウ
ムを3重量%含むZEP薄膜のラザフォード後方散乱ス
ペクトルを示す図である。いずれの温度でも薄膜中にイ
ットリウムが保持されていることを示す。
【図3】本明細書の実施例1に基づくZEP薄膜のリソ
グラフィ結果を示す顕微鏡写真から書きおこした図であ
る。
【図4】ヘキサフルオロアセチルアセトン酸イットリウ
ムを含むZEP薄膜のPAB感度を、ZEP単独のPA
B感度との比較で示す図である。
【図5】トリス(2,2,6,6−テトラメチル−3,
5−ヘプタンジオン酸)イットリウムを含む実施例2に
基づくZEP薄膜のPAB感度を示す図である。
【図6】トリス(2,2,6,6−テトラメチル−3,
5−ヘプタンジオン酸)イットリウムを含む実施例2に
基づくZEP薄膜のリソグラフィ結果を示す顕微鏡写真
から書きおこした図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/027 H01L 21/30 502R (72)発明者 マリー・アンゲロプロス アメリカ合衆国10566 ニューヨーク州コ ートランド・マナー イーストヒル・ロー ド 30 (72)発明者 アリ・アヴィラム アメリカ合衆国10520 ニューヨーク州ク ロトン・オン・ハドソン ブランブルブッ シュ・ロード 444 (72)発明者 エドワード・ディー・バービチ アメリカ合衆国10514 ニューヨーク州チ ャパクワ マッケソン・ヒル・ロード 23 (72)発明者 ティモシー・アラン・ブランナー アメリカ合衆国06877 コネチカット州リ ッジフィールド ウェストモーランド・ロ ード 27 (72)発明者 トマス・ベンジャミン・フォーレ アメリカ合衆国05468 バーモント州ジョ ージア ギバリー・ロード 52 (72)発明者 シー・リチャード・グアルニエリ アメリカ合衆国10589 ニューヨーク州ソ マーズ アナロック・ドライブ 11 (72)発明者 ラニー・ダブリュー・クウオン アメリカ合衆国12590 ニューヨーク州ワ ッピンガーズ・フォールズ マイナ・ドラ イブ 31 (72)発明者 カレン・イー・ペトリーリョ アメリカ合衆国10541 ニューヨーク州マ ホパック ロングビュー・ドライブ 23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放射感応性ポリマーと、イットリウム、ア
    ルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニウムお
    よびこれらの混合物から成る群から選択された金属の有
    機金属化合物とを含み、反応性イオン・エッチングに対
    する耐性が改善されたレジスト組成物。
  2. 【請求項2】前記金属が、イットリウム、チタン、ジル
    コニウム、ハフニウム、およびそれらの混合物から成る
    群から選択される、請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】前記有機金属化合物の量が、前記放射感応
    性ポリマーの重量に対して約0.1〜約25重量%であ
    る、請求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】前記有機金属化合物が、ヘキサフルオロア
    セチルアセトン酸イットリウム、トリス(2,2,6,
    6−ヘキサメチル)−3,5−ヘプタンジオン酸イット
    リウム、ジフェニルアセチルアセトン酸イットリウム、
    1,2−ジフェロセニルエタン、トリス(2,2,6,
    6−テトラメチル)−3,5−ヘプタンジオン酸アルミ
    ニウム、乳酸アルミニウム、アルミニウム−8−ヒドロ
    キシキノリン、ビス(t−ブチルシクロペンタジエニ
    ル)チタンジクロライド、ビス(シクロペンタジエニ
    ル)チタンベンスタルフィド、トリフルオロアセチルア
    セトン酸ジルコニウム(IV)、テトラ(1,5−ジフ
    ェニルペンタン−2,4−ジオン)ジルコニウム、テト
    ラ(2,2,6,6−テトラメチル)−3,5−ヘプタ
    ンジオン酸ジルコニウム、アセチルアセトン酸ジルコニ
    ウム、およびビス(ペンタメチルシクロペンタジエニ
    ル)ハフニウムジクロライドからなる群から選択され
    る、請求項1に記載の組成物。
  5. 【請求項5】シリカ、ケイ素、滑石、雲母、金属、それ
    らの酸化物、およびそれらの化合物から成るグループか
    ら選択された少なくとも1つの成分をさらに含む、請求
    項1に記載の組成物。
  6. 【請求項6】均一溶液である、請求項1に記載の組成
    物。
  7. 【請求項7】放射感応性レジストのパターンを形成する
    方法において、 a)放射感応性レジスト・ポリマーと、イットリウム、
    アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニウム
    およびこれらの混合物から成る群から選択された金属の
    有機金属化合物とを含む放射感応性レジスト組成物の層
    を基板上に形成する段階と、 b)前記レジスト組成物層をイメージ通りに照射に露光
    する段階と、 c)前記レジストを現像し、これによって前記パターン
    を形成する段階とを含む方法。
  8. 【請求項8】前記レジスト・ポリマーが電子ビーム・レ
    ジスト・ポリマーであり、前記照射が電子ビーム照射で
    ある、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】基板上にパターンを形成する方法におい
    て、 a)パターン形成する層を基板上に形成する段階と、 b)放射感応性レジスト・ポリマーと、イットリウム、
    アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニウム
    およびこれらの混合物から成る群から選択された少なく
    とも1種の金属の少なくとも1種の有機金属化合物とを
    含む放射感応性レジスト組成物の層をパターン形成する
    前記層の上に形成する段階と、 c)前記放射感応性レジスト組成物層をイメージ通りに
    照射に露光する段階と、 d)前記レジストを現像し、所望のパターンを形成する
    段階と、 e)パターン形成する前記層に前記レジストをマスクと
    して反応性イオン・エッチングを施し、これによって前
    記基板上に前記所望のパターンを形成する段階を含む方
    法。
  10. 【請求項10】前記反応性イオン・エッチングが、Cl
    2/O2プラズマ、Cl2プラズマ、O2プラズマおよびフ
    ルオロカーボン・プラズマから成る群から選択された少
    なくとも1つの成分を使用したプラズマを含む、請求項
    9に記載の方法。
  11. 【請求項11】前記レジスト・ポリマーが電子ビーム・
    レジスト・ポリマーであり、前記照射が電子ビーム照射
    である、請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記基板が水晶板を含み、パターン形成
    する前記層が金属クロム含む、請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】パターン形成された層をその上に有する
    基板を含む構造であって、パターン形成された前記層
    が、放射感応性レジスト・ポリマーと、イットリウム、
    アルミニウム、鉄、チタン、ジルコニウム、ハフニウム
    およびこれらの混合物から成る群から選択された金属の
    有機金属化合物とを含む構造。
  14. 【請求項14】前記基板上の前記基板とパターン形成さ
    れた前記放射感応性レジスト・ポリマー層の間に位置す
    るパターン形成された第2の層をさらに含む、請求項1
    3に記載の構造。
  15. 【請求項15】前記放射感応性レジスト・ポリマーが電
    子ビーム・レジスト・ポリマーである、請求項13また
    は14に記載の構造。
  16. 【請求項16】前記基板が水晶板を含み、パターン形成
    された前記第2の層が金属クロムを含む、請求項15に
    記載の構造。
  17. 【請求項17】α−クロロアクリル酸エステルのポリマ
    ーと少なくとも1種の有機金属化合物とを含む組成物。
  18. 【請求項18】前記α−クロロアクリル酸エステルのポ
    リマーが、α−クロロアクリル酸エステルとメチルスチ
    レンの共重合体である、請求項17に記載の組成物。
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