JP2001065459A - 油冷式圧縮機 - Google Patents

油冷式圧縮機

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JP2001065459A
JP2001065459A JP24302299A JP24302299A JP2001065459A JP 2001065459 A JP2001065459 A JP 2001065459A JP 24302299 A JP24302299 A JP 24302299A JP 24302299 A JP24302299 A JP 24302299A JP 2001065459 A JP2001065459 A JP 2001065459A
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JP
Japan
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flow path
port
valve
oil
pressure
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JP24302299A
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English (en)
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Makoto Tomizawa
真 富澤
Koji Akashi
廣司 明石
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Kobe Steel Ltd
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Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸気調節弁を不要とし、かつ油分離回収器内
での油の発泡現象を生じることなく連続的に運転しつつ
吐出流路の圧力を適正範囲内に保つことを可能とした油
冷式圧縮機を提供する。 【解決手段】 圧縮機本体21から油分離回収器26を
経て延びる吐出流路25の一部をなすとともに保圧機能
を有する第1流路6と、開閉弁29を備えた放気流路3
1の一部をなすとともに、絞り部11を有する第2流路
7と、放気流路31による圧縮ガスの大気放出時に、大
気連通可能に形成した第3流路8と、第1流路6を第3
流路8に連通させる第4流路9を備えた複合弁1を設け
て、圧縮ガスの急速な大気放出を可能にするとともに、
その前後で緩やかな大気放出を行えるように形成してあ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油注入しつつガス
圧縮する油冷式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、油冷式圧縮機は周知であり、図5
はその典型的な例を示したものである。この油冷式圧縮
機は、圧縮機本体21の吸込口に通じる吸込流路22に
吸込フィルタ23および吸気調節弁24を有するととも
に、圧縮機本体21の吐出口から延びる吐出流路25に
油分離回収器26、安全弁27および保圧逆止弁28を
有している。ここで、吸気調節弁24は吸込みガスの流
量を調節して圧縮機本体21を全負荷運転状態、部分負
荷運転状態、無負荷運転状態のいずれかにするものであ
る。安全弁27は、油分離回収器26から送り出された
圧縮ガスの圧力が異常に高い場合には、この圧縮ガスを
大気に逃がすものである。保圧逆止弁28は、この一次
側の圧力が低下し過ぎるのを防止するとともに、その二
次側からの圧縮ガスの逆流を防止するものである。
【0003】安全弁27と保圧逆止弁28との間の吐出
流路25の部分からは開閉弁29を経て、大気に開口し
た放気流路31が分岐している。油分離回収器26の下
部は油溜まり部32になっており、この油溜まり部32
からは、温度調節弁33、油冷却器34および油フィル
タ35を経て圧縮機本体21内のガス圧縮空間であるロ
ータ室、軸受・軸封部等の油供給箇所に至る油供給流路
36が延びている。また、温度調節弁33からは油冷却
器34と油フィルタ35との間の油供給流路36の部分
に合流するバイパス流路37が延びている。この温度調
節弁33は、油溜まり部32からの油の温度が高い場合
には、この油を油冷却器34に導いて冷却した後、逆に
この油の温度が低い場合にはこの油をバイパス流路37
に導いて、冷却することなく、上記油を上記油供給箇所
に至らせるものである。
【0004】そして、吸込フィルタ23、吸気調節弁2
4を介して圧縮機本体21の吸込口から吸込んだガスが
油供給流路36より油注入を受けつつ圧縮され、圧縮ガ
スは圧縮機本体21の吐出口より油を伴って油分離回収
器26へと送り出される。この吐出口には、上記軸受・
軸封部に供給された油も戻され、この油も圧縮ガスとと
もに油分離回収器26に導かれる。油分離回収器26で
は、油と圧縮ガスが分離され、分離された油は一旦油溜
まり部32に溜められた後、油供給両路36に送り出さ
れ、循環使用に供される。一方、油分離されたクリーン
な圧縮ガスは油分離回収器26の上部から延びる吐出流
路25の部分に送り出される。
【0005】ところで、この吐出流路25の部分への圧
縮ガスの供給が続いているときに、ユーザ側での圧縮ガ
スの需要が減少すると、この部分の圧力は異常に上昇す
ることとなる。このため、このような圧力の異常上昇時
には、吸気調節弁24を閉じて無負荷運転状態に移行す
るとともに、開閉弁29を開状態にして、放気流路31
より圧縮ガスを大気放出して吐出流路25の圧力を降下
させるようになっている。また、吐出流路25の圧力が
高い状態下で、圧縮機本体21を起動すると圧縮機本体
21の駆動部に過大な負荷を与えることになり、駆動部
の寿命を短くしたり、焼損事故を招くことがあり、好ま
しくない。このため、圧縮機本体21を停止させる際に
は、一旦開閉弁29を開状態にして、放気流路31より
圧縮ガスを大気に逃がし、吐出流路25の圧力を下げて
おき、圧縮機本体21の再起動に備えるようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した油冷式圧縮機
の場合、装置の構造を単純化するため、メンテナンスの
手間をできるだけ少なくするために、吸気調節弁24を
省くことが望まれているが、これがなければ、吸込みガ
ス流量を調節することによる吐出流路25の圧力調節が
できず、圧縮機本体21を連続的に運転しながら吐出流
路25の圧力を適正範囲内に保つことができなくなる。
また、放気流路31から圧縮ガスを大気に放出した際
に、油分離回収器26内の圧力が急激に低下するため、
油溜まり部32の油が発泡して油面レベルが上昇し、油
分離回収器26内の油分離エレメントに達し、油分離エ
レメントが油まみれになることがある。
【0007】このような状態になると、ユーザ側にクリ
ーンな油ではなく、油を含んだ圧縮ガスを供給して、多
大な損害を発生することとなる。さらに、ひどい場合に
は、油分離回収器26から油が溢れ出て、放気流路31
から圧縮機外に油が漏れ出て、その周囲を汚染するおそ
れがあるという問題がある。本発明は、斯る従来の問題
点をなくすことを課題としてなされたもので、吸気調節
弁を不要とし、かつ油分離回収器内での油の発泡現象を
生じることなく連続的に運転しつつ吐出流路の圧力を適
正範囲内に保つことを可能とした油冷式圧縮機を提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、圧縮機本体から延びる吐出流路に、圧縮
ガスから油を分離して回収する油分離回収器を設けた油
冷式圧縮機において、上記油分離回収器に連通する第1
ポートと、ユーザ側に向けて圧縮ガスを送り出す第2ポ
ートと、開閉弁を介して大気に連通する第3ポートと、
大気に開口した第4ポートと、上記第1、第2ポートを
連通させ、上記吐出流路の一部をなすとともに、第1弁
空間部を介在させた第1流路と、上記第1ポートと上記
第1弁空間部との間の上記第1流路の部分から分岐し、
絞り部を介して上記第3ポートまで延びる第2流路と、
上記絞り部の二次側の第2流路の部分から分岐して、上
記第4ポートまで延びるとともに、第2弁空間部を介在
させた第3流路と、この第2弁空間部と上記第1弁空間
部とを連通させる第4流路と、上記第1弁空間部に往復
動可能に収容され、上記第1ポート側の流路内の圧力が
低下し過ぎるのを防止する保圧用弁体と、上記第2弁空
間部に往復動可能に収容され、この第2弁空間部より上
記第2流路側の第3流路の部分と上記第4流路とを常時
非連通状態に保つとともに、上記第3ポートにおける圧
力が大気圧よりも高い場合には、上記第2弁空間部を上
記第4ポートとは遮断する一方、上記第3ポートにおけ
る圧力が上記第4流路内の圧力よりも低い場合には、上
記第2弁空間部を上記第4ポートに連通させる放気用弁
体とからなる複合弁を上記吐出流路に介在させた構成と
した。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態を図面
にしたがって説明する。図1〜4は、本発明に係る油冷
式圧縮機の第1〜第4の状態を示したもので、図5に示
す油冷式圧縮機と共通する部分については、同一番号を
付して説明を省略する。この油冷式圧縮機では、吸込流
路22から上述した吸気調節弁24を省いて簡単な構造
となっている。また、この油冷式圧縮機は油分離回収器
26より下流側の吐出流路25の部分から放気流路31
が分岐する箇所に複合弁1を介在させた構造となってい
る。
【0010】この複合弁1は、油分離回収器26に連通
する第1ポート2と、ユーザ側に向けて圧縮ガスを送り
出す第2ポート3と、開閉弁29を介して大気に連通す
る第3ポート4と、大気に開口した第4ポート5とを有
している。また、複合弁1内には、第1流路6、第2流
路7、第3流路8および第4流路9が形成してある。第
1流路6は、第1、第2ポート2,3を連通させ、吐出
流路25の一部をなすとともに、第1弁空間部10を介
在させたものである。第2流路7は、第1ポート2と第
1弁空間部10との間の第1流路6の部分から分岐し、
絞り部11を介して第3ポート4まで延びて放気流路3
1の一部をなしている。第3流路8は、絞り部11の二
次側の第2流路7の部分から分岐して、第4ポート5ま
で延びるとともに、第2弁空間部12を介在させたもの
である。第4流路9は、第2弁空間部12と第1弁空間
部10とを連通させるように形成してある。
【0011】また、第1弁空間部10には、往復動可能
に保圧用弁体13が収容してある。この保圧用弁体13
は背後のばね14により圧縮ガスの流れに逆らう方向に
常時付勢され、第1ポート2側の流路内の圧力が必要最
低圧力(例:5atg)にまで降下すると保圧用弁体13
は弁座に当接して第1ポート2と第1弁空間部10とを
遮断し、その圧力がさらに低下するのを防止する働きを
する。換言すれば、この保圧用弁体13は、第1ポート
2側の圧力が必要最低圧力まで降下しない限り、保圧用
弁体13は弁座から離れて、第1ポート2からの圧縮ガ
スが第1弁空間部10内に流入するのを許容する。さら
に、第2弁空間部12には、往復動可能に放気用弁体1
5が収容してある。そして、この放気用弁体15によ
り、第2弁空間部12より第2流路7側の第3流路8の
部分と第4流路9とを常時非連通状態に保つとともに、
第3ポート4における圧力が大気圧よりも高い場合に
は、放気用弁体15は第4ポート5側の弁座に当接して
第2弁空間部12を第4ポート5から遮断する一方、第
3ポート4における圧力が第4流路9内の圧力よりも低
い場合には、放気用弁体15は第2流路7側の弁座に当
接して第2弁空間部12を第4ポート5に連通させるよ
うになっている。
【0012】第2ポート2からユーザ側に延びる吐出流
路25の部分には逆止弁16が設けてあり、放気流路3
1からの圧縮ガスの大気放出時に逆止弁16の二次側部
分の圧縮ガスが放気流路31から失われる無駄を防止し
ている。また、第1弁空間部10の二次側の吐出流路2
5の部分、図示する実施形態の場合、逆止弁16の二次
側の吐出流路25の部分の圧力を検出し、この圧力が高
くなり許容上限圧力に達すると、放気流路31に設けた
開閉弁29を開状態にし、この圧力がこの許容上限圧力
よりも低い場合には、開閉弁29を閉状態にする圧力ス
イッチ17が設けてある。なお、開閉弁29は圧縮機本
体21を停止させた場合にも、再起動時の負荷軽減のた
めに、開閉弁29は一定時間だけ開状態になるようにな
っている。
【0013】次に、上記構成からなる油冷式圧縮機の作
動状態について説明する。図1は、吐出流路25の圧力
が適正範囲内に保たれた通常運転時の状態である第1の
状態を示している。この場合、開閉弁29は閉状態にな
っており、保圧用弁体13は弁座から離れて第1ポート
2から第2ポート3へと圧縮ガスが流れ、複合弁1内の
各流路は高圧に保たれている。この結果、放気用弁体1
5は第4ポート5側の弁座に当接して第2弁空間部12
は大気から遮断されている。
【0014】図2は、圧縮ガスの大気放出開始時の状態
である第2状態を示している。ユーザ側での圧縮ガスの
需要が減少して、圧力スイッチ17が上限設定圧力
(例:8.8atg)を検出した場合、或は圧縮機本体2
1を停止させた場合にこの状態となる。この場合、開閉
弁29は開状態になっており、保圧用弁体13の一次側
における第1流路6の部分から絞り部11を介して緩や
かに圧縮ガスの大気放出が始まる。第2弁空間部12は
大気から遮断されたままとなっている。
【0015】図3は、圧縮ガスの大気放出開始直後の状
態である第3の状態を示している。この場合、絞り部1
2の二次側の圧力が低下しているのに対して、第2弁空
間部12の内、第4流路9に連通する部分は高圧状態に
保たれているため、放気用弁体15は第2流路7側に移
動して第2流路7側の弁座に当接する。即ち、第1弁空
間部10は、第4流路9および第2弁空間部12の第4
ポート5側の第3流路8を介して大気に連通し、第4ポ
ート5からも圧縮ガスの大気放出が行われる。したがっ
て、圧縮ガスの大気放出開始直後は、大気放出が放気流
路31および第4ポート5の両方から行われるため、保
圧用弁体13の一次側で急速減圧が始まる。
【0016】図4は、圧縮ガスの大気放出終了近くにな
った時の状態である第4の状態を示している。この場
合、例えばユーザ側での圧縮ガスの使用により、逆止弁
16の二次側での圧力が降下して、圧力スイッチ17が
下限設定圧力(例:7.0atg)を検出することにより
開閉弁29が閉状態となり、しばらくは第4ポート5か
らの大気放出のみとなる。この間、第2流路7内の圧力
が徐々に上昇してゆき、やがて放気用弁体15は移動し
て第4ポート5側の弁座に当接して、第1の状態に戻
り、圧縮ガスの大気放出は終了する。
【0017】なお、圧縮機本体21の停止時における圧
縮ガスの大気放出についても、基本的には上述したよう
に第1の状態から第4の状態まで移行してゆき、第1の
状態へと戻るが、開閉弁29の開閉は圧力スイッチ17
による検出圧力に基づいて行われるのではなく、圧縮機
本体21の停止時に開状態となり、それから一定時間経
過することにより閉状態になる。また、圧力の異常上昇
時に行われる圧縮ガスの大気放出時には保圧用弁体13
は弁座から離れたままの状態に保たれ、流路遮断するこ
とはないのに対して、圧縮機本体21の停止時における
大気放出時には、保圧用弁体13の一次側の圧力が上記
下限設定圧力以下に低下する場合があり得る。しかし、
その場合でも保圧用弁体13による保圧機能によりこの
一次側の圧力が必要最低圧力よりも低くなることはない
ようになっている。
【0018】このように、吸気調節弁を備えていないこ
の油冷式圧縮機では、圧縮機本体21の運転を続行しつ
つ、圧縮ガスの大気放出を緩やかに開始して、急速な大
気放出に移行し、その後緩やかな大気放出を経てこの大
気放出を終了し、吐出側の圧力を適正範囲内に保つこと
ができるようになっている。したがって、この大気放出
の際に油分離回収器26で発泡現象が生じるのを防止で
き、ユーザ側へ油が漏れるのを防止でき、装置の周辺を
汚染するのも防止できる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、圧縮機本体から延びる吐出流路に、圧縮ガス
から油を分離して回収する油分離回収器を設けた油冷式
圧縮機において、上記油分離回収器に連通する第1ポー
トと、ユーザ側に向けて圧縮ガスを送り出す第2ポート
と、開閉弁を介して大気に連通する第3ポートと、大気
に開口した第4ポートと、上記第1、第2ポートを連通
させ、上記吐出流路の一部をなすとともに、第1弁空間
部を介在させた第1流路と、上記第1ポートと上記第1
弁空間部との間の上記第1流路の部分から分岐し、絞り
部を介して上記第3ポートまで延びる第2流路と、上記
絞り部の二次側の第2流路の部分から分岐して、上記第
4ポートまで延びるとともに、第2弁空間部を介在させ
た第3流路と、この第2弁空間部と上記第1弁空間部と
を連通させる第4流路と、上記第1弁空間部に往復動可
能に収容され、上記第1ポート側の流路内の圧力が低下
し過ぎるのを防止する保圧用弁体と、上記第2弁空間部
に往復動可能に収容され、この第2弁空間部より上記第
2流路側の第3流路の部分と上記第4流路とを常時非連
通状態に保つとともに、上記第3ポートにおける圧力が
大気圧よりも高い場合には、上記第2弁空間部を上記第
4ポートとは遮断する一方、上記第3ポートにおける圧
力が上記第4流路内の圧力よりも低い場合には、上記第
2弁空間部を上記第4ポートに連通させる放気用弁体と
からなる複合弁を上記吐出流路に介在させた構成として
ある。
【0020】そして、この複合弁により、圧縮ガスの急
速な大気放出が可能になるとともに、その前後で緩やか
な大気放出がなされるようになっている。このため、吸
気調節弁を不要とし、かつ油分離回収器内での油の発泡
現象を生じることなく連続的に運転しつつ吐出流路の圧
力を適正範囲内に保つことが可能になるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る油冷式圧縮機の第1の状態を示
す図である。
【図2】 本発明に係る油冷式圧縮機の第2の状態を示
す図である。
【図3】 本発明に係る油冷式圧縮機の第3の状態を示
す図である。
【図4】 本発明に係る油冷式圧縮機の第4の状態を示
す図である。
【図5】 従来の油冷式圧縮機を示す図である。
【符号の説明】 1 複合弁 2 第1ポート 3 第2ポート 4 第3ポート 5 第4ポート 6 第1流路 7 第2流路 8 第3流路 9 第4流路 10 第1弁空間部 11 絞り部 12 第2弁空間部 13 保圧用弁体 14 ばね 15 放気用弁体 16 逆止弁 17 圧力スイッチ 21 圧縮機本体 25 吐出流路 26 油分離回収器 29 開閉弁 31 放気流路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体から延びる吐出流路に、圧縮
    ガスから油を分離して回収する油分離回収器を設けた油
    冷式圧縮機において、上記油分離回収器に連通する第1
    ポートと、ユーザ側に向けて圧縮ガスを送り出す第2ポ
    ートと、開閉弁を介して大気に連通する第3ポートと、
    大気に開口した第4ポートと、上記第1、第2ポートを
    連通させ、上記吐出流路の一部をなすとともに、第1弁
    空間部を介在させた第1流路と、上記第1ポートと上記
    第1弁空間部との間の上記第1流路の部分から分岐し、
    絞り部を介して上記第3ポートまで延びる第2流路と、
    上記絞り部の二次側の第2流路の部分から分岐して、上
    記第4ポートまで延びるとともに、第2弁空間部を介在
    させた第3流路と、この第2弁空間部と上記第1弁空間
    部とを連通させる第4流路と、上記第1弁空間部に往復
    動可能に収容され、上記第1ポート側の流路内の圧力が
    低下し過ぎるのを防止する保圧用弁体と、上記第2弁空
    間部に往復動可能に収容され、この第2弁空間部より上
    記第2流路側の第3流路の部分と上記第4流路とを常時
    非連通状態に保つとともに、上記第3ポートにおける圧
    力が大気圧よりも高い場合には、上記第2弁空間部を上
    記第4ポートとは遮断する一方、上記第3ポートにおけ
    る圧力が上記第4流路内の圧力よりも低い場合には、上
    記第2弁空間部を上記第4ポートに連通させる放気用弁
    体とからなる複合弁を上記吐出流路に介在させたことを
    特徴とする油冷式圧縮機。
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