JP2001064966A - 基礎杭 - Google Patents

基礎杭

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JP2001064966A
JP2001064966A JP23844899A JP23844899A JP2001064966A JP 2001064966 A JP2001064966 A JP 2001064966A JP 23844899 A JP23844899 A JP 23844899A JP 23844899 A JP23844899 A JP 23844899A JP 2001064966 A JP2001064966 A JP 2001064966A
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pile
steel pipe
diameter
spiral
ground
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Yasuyuki Yoshida
耕之 吉田
Tomikazu Osugi
富美一 大杉
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Chiyoda Geotech Co Ltd
Original Assignee
Chiyoda Geotech Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料コストが高騰化することなく、垂直方向
荷重と曲げモーメントに十分耐えることができる基礎杭
を提供すること。 【解決手段】 杭本体10の上端から最大曲げモーメン
トが作用する4m乃至5mの高さ位置までの間の部分に
設けられる、上端側の杭体には、圧縮荷重と、水平方向
の荷重によって生じる曲げモーメントとの双方に対して
耐久性の有る、直径の大きい鋼管11が使用される。杭
本体10の中間高さ位置から下端側の杭体には、圧縮荷
重に対して耐久性の有る直径、肉厚を有する、鋼管11
よりも直径が小さい鋼管12が使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、比較的軟弱な地盤
に4階以上の中層建造物を施工する際に使用される基礎
杭に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】比較的軟弱な地盤に建
造物を施工する場合、先ず所要本数の基礎杭を所定の間
隔をあけて地盤に埋め込み、次いでこの基礎杭上に建造
物を施工するのが一般的である。この基礎杭として、例
えば、鋼管の下端側外周面に、該外周面に沿って螺旋状
翼を溶接等により接合して構成されたものが知られてい
る。この基礎杭を使用した基礎工法によれば、無排土、
無騒音で、鋼管を継ぎ足しながら地中に所定深さねじ込
まれるもので、ソイルセメント改良杭、コンクリート杭
等を使用した杭基礎工法を適用することが難しい、密集
地での低層、中層の建造物の施工に利用される。この種
の基礎杭上に建造物を施工した場合、基礎杭の上端には
建造物の重量が作用する一方、基礎杭の下端側の螺旋状
翼には地盤からの反力が作用して、建造物が沈下しない
ように支える。
【0003】通常、鋼管からなる基礎杭の設計には、各
杭がそれぞれ受ける垂直方向の荷重に基づいて鋼管の直
径、肉厚が選択されており、杭に作用する曲げモーメン
トにはそれ程注意が払われていないの現状である。基礎
杭は地中に埋設されていて、周囲が地盤によって取り囲
まれており、仮に水平方向の荷重が作用したとしてもそ
れ程大きな影響はなく、垂直方向の荷重に基づいて鋼管
の直径、肉厚を選択すれば、杭に作用する曲げモーメン
トに対しても十分に耐えられると考えられてきたからで
ある。
【0004】しかし、建造物の階数が4階以上になる
と、風等の影響で建造物を支える基礎杭の上端には垂直
方向の荷重の他に水平方向の荷重が作用し、この水平方
向の荷重によって基礎杭には無視できない曲げモーメン
トが生じて、基礎杭の上端部分が水平方向に変位する。
【0005】垂直方向の荷重の他に水平方向の荷重によ
る曲げモーメントに耐えるようにするには、杭本体を構
成する全ての鋼管に直径の大きいものを使用するか、あ
るいは肉厚の厚いものを使用すればよいが、これでは基
礎杭自体の材料コストが高騰化する問題が生じる。
【0006】本発明は、材料コストが高騰化することな
く、垂直方向荷重と曲げモーメントに十分耐えることが
できる基礎杭を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願の発明者は上記問題
を解決すべく、杭本体の上端に水平方向の荷重が作用し
たときの杭本体に作用する曲げモーメント分布を検討し
たところ、杭本体の上端側に曲げモーメントが作用し、
下端側には殆ど曲げモーメントが作用しないことを知見
した。すなわち、杭本体の上端側では垂直方向荷重と曲
げモーメントが作用するのに対し、下端側では垂直方向
荷重のみであり、杭本体の下端側の鋼管には垂直方向荷
重に耐えるものであればよく、あえて直径の大きいもの
を使用しなくてもよいことが判明した。
【0008】本発明は上記知見に基づいてなされたもの
で、埋設する深さに合わせて複数本の杭体をつなぎ合わ
せて構成した杭本体の下端側杭体の外周面、あるいは下
端側杭体の下端部に、該外周面に沿って螺旋状翼、ある
いは該下端部に沿って螺旋状底板を設けてなる基礎杭に
おいて、杭本体の上端側の杭体の直径を、下端側の杭体
の直径よりも大きく形成してなることを特徴とする。
【0009】上端側の杭体のうち、下端側杭体の直径よ
りも大きくするのは、杭本体の上端に水平方向の荷重が
作用したとき、最大曲げモーメントが生じる箇所の杭体
であることが好ましい。
【0010】また、上端側の杭体の直径は下端側の杭体
の直径の1.5倍乃至2.0倍であることが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の基礎杭の第1実施
例を示す、一部省略して示した正面図、図2は図1の基
礎杭の代替例を示す一部省略して示した正面図、図3は
本発明の基礎杭の第2実施例を示す、一部省略して示し
た正面図、図4は本発明の基礎杭の第3実施例を示す、
一部省略して示した正面図、図5は本発明の基礎杭の第
4実施例を示す、一部省略して示した正面図、図6は本
発明の基礎杭の第5実施例を示す、一部省略して示した
正面図、図7は図6の基礎杭の螺旋状底板の斜視図、図
8は図6の代替例を示す一部省略して示した正面図、図
9は図6の別の代替例を示す一部省略して示した正面図
である。
【0012】図1に示す第1実施例の基礎杭は、杭体と
しての鋼管を所要本数つなぎ合わせて構成した杭本体1
0からなる。杭本体10の上端から最大曲げモーメント
が作用する4m乃至5mの高さ位置(杭本体10の上端
から測定した距離)までの間の部分に設けられる、上端
側の杭体には、垂直方向の荷重(圧縮荷重)と、水平方
向の荷重によって生じる曲げモーメントとの双方に対し
て耐久性の有る、直径の大きい鋼管11が使用される。
杭本体10の中間高さ位置(杭本体10の上端から測定
して6m位の位置)から下端側の杭体には、垂直方向の
荷重(圧縮荷重)に対して耐久性の有る直径、肉厚を有
する、鋼管11よりも直径が小さい鋼管12が使用され
る。
【0013】鋼管11は、例えば、その直径が鋼管12
の直径の略1.5倍乃至2倍程度である。鋼管11の直
径が、鋼管12の直径の1.5倍よりも小さいとき、例
えば1.2倍や1.3倍程度のときには、鋼管12とそ
れ程変わらなく、曲げモーメントに対しては若干問題が
生じて、水平方向の変位(杭頭変位)があり、建造物を
安定して支えることができない。また、鋼管11の直径
が、鋼管12の直径の2.0倍よりも大きいとき、例え
ば3.0倍、4.0倍のときには圧縮荷重と曲げモーメ
ントに対して充分に耐久性があるものの、必要以上の強
度を有し、不経済である。耐久性と経済性の両方の観点
からすると、鋼管11の直径を、鋼管12の直径の略
1.5倍乃至2倍程度にするのが好ましい。
【0014】鋼管の直径と水平方向荷重による杭頭の変
位との関係を説明する。直径と肉厚の異なる3本の鋼管
を使用し、これら鋼管の上端に同じ垂直方向荷重P(P
=39.01tf)と水平方向荷重Q(Q=4.5t
f)とを作用させたときの杭頭の変位yを求めたところ
以下の結果が得られた。
【0015】サンプル1(直径D=216.3mm、肉厚t=
8.3mm、重量W=42.1kgf/m)ではy=0.80cmであった。 サンプル2(直径D=294.0mm、肉厚t=6.0mm、重量W
=42.6kgf/m)ではy=0.65cmであった。
【0016】サンプル3(直径D=391.0mm、肉厚t=
4.5mm、重量W=42.9kgf/m)ではy=0.54cmであった。 また、鋼管の直径、肉厚を変え、また垂直方向荷重P、
水平方向荷重Qを変えて杭頭の変位yを求めた。鋼管の
上端にP=400tf、Q=29.5tfを作用させた
ところ以下の結果がえられた。
【0017】サンプル4(直径D=508mm、肉厚t=18m
m、重量W=217.5kgf/m)ではy=1.89cmであった。 サンプル5(直径D=752mm、肉厚t=12mm、重量W=2
19.0kgf/m)ではy=1.44cmであった。
【0018】サンプル6(直径D=989mm、肉厚t=9m
m、重量W=217.5kgf/m)ではy=1.20cmであった。 すなわち、鋼管の直径を大きく設定することにより、杭
頭変位を小さく抑えることができる。そして、鋼管の直
径を大きく設定することによって、重量が重くならない
ように肉厚の薄いものを使用しても、断面二次モーメン
ト(Icm4)を大きくとることができるので、曲げこわ
さ(EI:Eは縦弾性係数、Iは断面二次モーメント)
が大きくとれ、杭頭変位を小さく抑えることが可能とな
る。サンプル1では、直径D=216.3mm、肉厚t=8.3mm
で、杭頭変位は0.80cmであるのに対し サンプル3では
直径D=294.0mm(直径が略1.4倍)、肉厚t=6.0mm
(肉厚が略0.72倍)で、杭頭変位は0.65cmである。
また、サンプル4では、直径D=508mm、肉厚t=18mm
で、杭頭変位は1.89cmであるのに対し、サンプル3では
直径D=989mm(直径が略2倍)、肉厚t=9mm(肉厚が
半分)で、杭頭変位は1.20cmである。
【0019】鋼管11と鋼管12とは、例えば、鋼管1
1の下端面に円盤状又はリング状の接続板16の上面を
溶接する一方、この接続板16の下面に鋼管12の上端
面を溶接することにより、接続される。
【0020】鋼管12の下端開口部は底板13により閉
じられ、該底板13に略山形状の板部材14が固定され
る。また、鋼管12の外周面の下端側から上端側に向け
て略等間隔に3枚の螺旋状翼15a、15b、15cが
設けられる。
【0021】板部材14は、基礎杭を地盤中に回転推進
するに際し、螺旋状翼15aよりも先に地盤中に食い込
んで螺旋状翼15aを地盤に対して位置決めし、螺旋状
翼15aの回転芯ずれを防止するように、掘削刃又は回
転芯すれ防止用先導部材として機能する。
【0022】螺旋状翼15aはその外径が鋼管12の直
径の2倍乃至3倍に設定され、該螺旋状翼15aから上
方に配置される螺旋状翼15b、15cにしたがって外
径が順次大きくなるように設定される。最上部に位置す
る螺旋状翼15cの外径は鋼管12の直径の5倍乃至6
倍に設定される。各螺旋状翼15a、15b、15cに
は、その下面周縁に沿って周壁151a、151b、1
51cが一体に形成してある。これら周壁151a、1
51b、151cは、基礎杭の埋設後、各螺旋状翼15
a、15b、15cの底面側の土砂が逃げないように圧
密し(包み込むように拘束して圧密し)、土砂の保持力
を高める。
【0023】上記第1実施例の基礎杭を地盤中に埋め込
むには、先ず、杭本体10を埋設しようとする地面上に
起立させて、杭本体10の上端(鋼管11の上端)を図
示しない回動押し込み駆動装置に取り付ける。この後、
回動押し込み駆動装置によって杭本体10を回転しつつ
地盤中に押し込むようにすると、まず板部材14が地盤
に食い込んで、螺旋状翼15a、15b、15cの地盤
に対する位置決めをする。次いで、螺旋状翼15aが板
部材14と共に掘削刃として杭本体10の推進方向にあ
る土砂を掘削軟化して杭本体10を地盤中に回転推進す
る。次いで、螺旋状翼15b、15cが該土砂を更に掘
削軟化して杭本体10を地盤中に回転推進する。杭本体
10は、土砂をその側部に押し出しながら、横振れする
ことなく地盤中に所定の深さまで回転推進されて埋め込
まれる。
【0024】杭本体10は、埋設後、その上に施工した
建造物が軟弱地盤中に沈下しないように支持する。この
とき、杭本体10の上端部分には、建造物の重量による
垂直方向荷重と建造物が風等の影響を受けたときの水平
方向荷重とが作用し、また杭本体10の下端と螺旋状翼
15a、15b、15cには、垂直方向荷重による地盤
からの反力が作用する。垂直方向荷重(圧縮力)の他に
水平方向荷重が作用する杭本体10の上端部分には、下
端側に比して直径の大きい鋼管11が使用されているの
で、水平方向の変位が生じるおそれなく建造物を軟弱地
盤上に支持することができる。また、杭本体10の上端
部分にのみ直径の大きい鋼管11を使用しているので、
杭本体10全体を直径の大きい鋼管を使用して構成する
場合に比して、材料コストを低減することができる。ま
た、鋼管11と鋼管12との接続部分には段部が生じ、
この段部が地盤反力を受け止めるようになるので、基礎
杭の支持力を高めることが出来る。
【0025】また、鋼管12の下端側から上端側に向か
って螺旋状翼15a、15b、15cを配置しているの
で、地盤への各螺旋状翼15a、15b、15cの食い
込みによって僅かな押圧力により杭本体10を回転させ
るだけで、杭本体10を地盤中へ回転推進させることが
できる。また、螺旋状翼15a、15b、15は、鋼管
12の上端側に配置されるものほど外径が大きくなって
いるので、全体として上方に広がった円錐形状となり、
地盤からの垂直方向の反力を受けるだけではなく、建造
物が風等の影響を受けて杭本体10を地盤から抜き出す
力に対してこれに抵抗する、いわゆるくさび効果が働
き、建造物を安定した状態で支持することが出来る。
【0026】さらに、各螺旋状翼15a、15b、15
cには、周壁151a、151b、151cが一体に形
成してあるので、埋設後、各螺旋状翼15a、15b、
15cの底面側の土砂が逃げないように圧密し(包み込
むように拘束して圧密し)、土砂の保持力を高め、この
結果、大きな支持力が得られる。この点については、第
5に示す本発明の基礎杭の第5実施例において詳細に説
明する。
【0027】上記第1実施例では、上端側に鋼管11を
使用し、下端側に鋼管12を使用して杭本体10を構成
した場合を示したが、最大曲げモーメントが作用する上
端から4m乃至5mの箇所にのみ鋼管11を設けるよう
にしてもよい。すなわち、上端部分には鋼管12を、そ
して最大曲げモーメントが作用する上端から4m乃至5
mの部分にのみ鋼管11を使用し、そこから下端側にか
けては鋼管12を使用するようにしてもよい。
【0028】図2は図1に示す基礎杭の代替例を示す。
本代替例では、図1に示す基礎杭から螺旋状翼15b、
15cを省いたもので、他の部分については図1の基礎
杭と同じ構成である。鋼管11と鋼管12とは、例えば
鋼管11の下端面に円盤状又はリング状の接続板16a
を溶接する一方、鋼管12の上端面に接続板16aと同
じ直径の円盤状又はリング状の接続板16bを溶接し
て、接続板16a、16bどうしを溶接することにより
接続される。
【0029】図3は本発明の第2実施例を示す。本第2
実施例では、上記第1実施例と同様に、杭本体20は、
垂直方向の荷重(圧縮荷重)と水平方向の荷重によって
生じる曲げモーメントとの双方に耐える、直径の大きい
鋼管21と、垂直方向の荷重(圧縮荷重)に耐える直
径、肉厚を有する、鋼管21よりも直径が小さい鋼管2
2とから構成される。鋼管21は、杭本体20の上端か
ら最大曲げモーメントが作用する4m乃至5mの高さ位
置までの間の部分までの間の部分に使用され、鋼管22
は、杭本体20の中間高さ位置(杭本体20の上端から
測定して6m位の位置)から下端側に使用される。鋼管
21と鋼管22は、例えば鋼管21の下端面に円盤状又
はリング状の接続板23aを溶接する一方、鋼管22の
上端面に接続板23aと同じ直径の円盤状又はリング状
の接続板23bを溶接して、接続板23a、23bどう
しを互いに溶接することにより、接続される。
【0030】鋼管22の下端には該下端開口部を閉じな
いようにリング状の底板24が取り付けられ、この底板
24にはそこから下方に突出する一対の掘削刃25a、
25bが直径方向で互いに対向するようにして取り付け
られる。鋼管22の外周面には、その下端側から上端側
にかけて鋼管22の直径の2倍乃至3倍の外径を有す
る、略一巻きの螺旋状翼26a、26b、26c、26
dが略等間隔に設けられる。各螺旋状翼26a、26
b、26c、26dのピッチはそれらの外径の略4分の
一に設定され、またこれら螺旋状翼26a、26b、2
6c、26d間の間隔は該ピッチの整数倍に設定され
る。
【0031】本第2実施例の基礎杭によれば、上記第1
実施例の場合と同様に杭本体20の材料コストが高騰化
することなく、水平方向の変位が生じるおそれなく建造
物を軟弱地盤上に支持することができる。また、杭本体
20を地盤中に埋設する際、掘削刃25a、25bによ
る土砂の掘削、軟化、流動化と、螺旋状翼26a、26
b、26c、26dによる土砂、地盤への食い込みとに
よって、小さな押圧力を伴って杭本体20を回転させる
だけで効率よく地盤中に無排土で埋設することができ
る。また、各螺旋状翼26a、26b、26c、26d
のピッチは、それらの外径の略4分の一という回転推進
に適したピッチに設定してあるので、杭本体の地盤中へ
の回転推進に際し、地盤に押し込む押圧力は僅かで済
む。また、各螺旋状翼26a、26b、26c、26d
の相互間の間隔がそれらのピッチの整数倍に設定されて
いるので、螺旋状翼26b、26c、26dは螺旋状翼
26aの回転軌跡に沿って進むことになり、地盤への食
い込み抵抗が大幅に軽減され、少ない動力で杭本体20
の回転推進が出来る。地盤への埋設後は、鋼管21と鋼
管22との間の段部でも地盤反力を受けることができ
る。
【0032】図4は本発明の基礎杭の第3実施例を示
す。本第3実施例では、上記第1実施例、第2実施例と
同様に、杭本体30は、垂直方向の荷重(圧縮荷重)と
水平方向の荷重によって生じる曲げモーメントとの双方
に耐える、直径の大きい鋼管31と、垂直方向の荷重
(圧縮荷重)に耐える直径、肉厚を有する、鋼管31よ
りも直径が小さい鋼管32とから構成される。鋼管31
は、杭本体30の上端から最大曲げモーメントが作用す
る4m乃至5mの高さ位置までの間の部分までの間の部
分に使用され、鋼管32は、杭本体30の中間高さ位置
(杭本体30の上端から測定して6m位の位置)から下
端側に使用される。鋼管31と鋼管32は、上記第2実
施例と同様に、鋼管31の下端面に円盤状又はリング状
の接続板33aを溶接する一方、鋼管32の上端面に接
続板33aと同じ直径の円盤状又はリング状の接続板3
3bを溶接して、接続板33a、33bどうしを互いに
溶接することにより、接続される。
【0033】鋼管32の下端には該下端開口部を閉じる
ようにして底板34が設けられ、この底板34にはここ
から下方に垂直に突出する掘削刃35が設けられる。ま
た、鋼管32の下端部には、その外周面から突出して傾
斜する掘削刃36とが設けられる。鋼管32の外周面に
は、その下端側から上端側にかけて略一巻きの螺旋状翼
37a、37b、37cが略等間隔に設けられる。螺旋
状翼37aはその外径が鋼管32の直径の2倍乃至3倍
に設定され、該螺旋状翼37aから上方に配置される螺
旋状翼37b、37cにしたがって外径が順次大きくな
るように設定される。
【0034】本第3実施例の基礎杭によれば、上記第
1、第2実施例の場合と同様に杭本体30の材料コスト
が高騰化することなく、水平方向の変位が生じるおそれ
なく建造物を軟弱地盤上に支持することができる。ま
た、杭本体30を地盤中に埋設する際、掘削刃34,3
5による土砂の掘削、軟化、流動化で、杭本体30の地
盤への埋設を容易する。また、螺旋状翼37a、37
b、37cによる土砂、地盤への食い込によって回転推
進力を受けるので、小さな押圧力を伴って杭本体30を
回転させるだけで効率よく地盤中に無排土で埋設するこ
とができる。また、螺旋状翼37a、37b、37c
は、鋼管32の上端側に配置されるものほど外径が大き
くなっているので、全体として上方に広がった円錐形状
となり、地盤からの垂直方向の反力を受けるだけではな
く、建造物が風等の影響を受けて杭本体30を地盤から
抜き出す力に対してこれに抵抗する、いわゆるくさび効
果が働き、建造物を安定した状態で支持することが出来
る。地盤への埋設後は、鋼管31と鋼管32との間の段
部でも地盤反力を受けることができる。
【0035】図5は本発明の基礎杭の第4実施例を示
す。本第4実施例では、上記第1実施例乃至第3実施例
と同様に、杭本体40は、垂直方向の荷重(圧縮荷重)
と水平方向の荷重によって生じる曲げモーメントとの双
方に耐える、直径の大きい鋼管41と、垂直方向の荷重
(圧縮荷重)に耐える直径、肉厚を有する、鋼管41よ
りも直径が小さい鋼管42とから構成される。鋼管41
は、杭本体40の上端から最大曲げモーメントが作用す
る4m乃至5mの高さ位置までの間の部分までの間の部
分に使用され、鋼管42は、杭本体40の中間高さ位置
(杭本体40の上端から測定して6m位の位置)から下
端側に使用される。鋼管41と鋼管42は、上記第1実
施例と同様に、例えば、鋼管41の下端面に円盤状又は
リング状の接続板43の上面を溶接する一方、この接続
板43の下面に鋼管42の上端面を溶接することによ
り、接続される。
【0036】鋼管42の下端部は、長さの短い管部材4
5内に挿入されて溶接等により固定される。すなわち、
鋼管42の下端部を管部材45の底部に達するまで挿入
した後、管部材45の上端部と該上端部付近の鋼管42
の外周面とをそれらの全周にわたって溶接等することに
より、鋼管42が管部材45から抜け出ないように固定
される。
【0037】管部材45の底面は、底板46により閉じ
られる。この底板46には、一対の階段状の掘削刃47
a、47bが径方向において互いに対向するように設け
られる。
【0038】管部材45の外周面には、略一巻きの掘削
刃兼用の螺旋状翼44が溶接等により固定される。螺旋
状翼44は、鋼管42の直径の略5倍乃至6倍前後の直
径を有し、その周縁下面に折り曲げ加工等により周壁4
4aが一体に設けられる。周壁44aは、基礎杭の埋設
後、螺旋状翼44の底面側の土砂が逃げないように(包
み込むように拘束して)圧密し、土砂に対する保持力を
高めるものである。
【0039】本第4実施例の基礎杭によれば、上記第
1、第2、第3実施例の場合と同様に杭本体40の材料
コストが高騰化することなく、水平方向の変位が生じる
おそれなく建造物を軟弱地盤上に支持することができ
る。また、螺旋状翼44は、鋼管42の直径の略5倍乃
至6倍前後の直径を有しているので、螺旋状翼42に作
用する地盤からの反力(地盤反力)は杭本体40のみの
場合に受ける地盤反力に比して単位面積当たり略25分
の1から36分の1程度になり(建造物の荷重を杭本体
40のみで支える場合に比して略25分の1から36分
の1程度に分散して杭本体40の下方に位置する強度の
ある地盤に伝達するようになり)、このため軟弱地盤の
下方に位置する深い地層(硬い地盤)まで杭本体40を
埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮いた状態で
埋め込んでも、不同沈下を防止して、建造物を軟弱地盤
上に支えることが出来る。地盤への埋設後は、鋼管41
と鋼管42との間の段部でも地盤反力を受けることがで
きる。また、螺旋状翼44の周縁下面に折り曲げ加工等
により周壁44aが一体に設けられているので、杭本体
40を地盤中に回転推進させると、周壁44aが螺旋状
翼44の底面側の土砂が逃げないように(包み込むよう
に拘束して)圧密し(圧縮し)、土砂に対する保持力を
高めることができ、大きな支持力が得られる。すなわ
ち、螺旋状翼44の下側では、周壁44aにより土砂が
逃げないように拘束されて圧縮される結果、螺旋状翼4
4の下側から離れた部分に比して地盤が硬くなり、大き
な支持力が得られる。
【0040】図10は、螺旋状翼44及び周壁44aの
効果を示すグラフである。鋼管42は、JIS344
4、一般構造用炭素鋼鋼管で、その直径は直径138.
7φであった。螺旋状翼44及び周壁44aはJISG
3101、一般構造用圧延鋼材で、螺旋状翼44の直径
は700φであった。スウェーデン式サウンディング試
験法(JIS−A1221−1995)に基づいて地盤
の硬さ(換算N値)を測定した。螺旋状翼44及び周壁
44aの効果を試験するためだけなので、鋼管41を使
用せずに、鋼管42のみで杭本体を構成した基礎杭を使
用した。比較のために、先ず、基礎杭を埋設する前の地
盤の硬さ(換算N値)を各深さ毎に測定した。次いで、
同じ箇所に基礎杭を埋め込みつつ各深さ毎に螺旋状翼4
4の近傍の地盤の硬さ(換算N値)を随時測定した。図
10のグラフでは白丸(○)が螺旋状翼44近傍の地盤
の換算N値を表し、黒四角(■)が基礎杭を埋設する前
の地盤の換算N値を表す。グラフから明らかなように、
深度7mでは換算N値が5ポイントも大きくなり、大き
な支持力が得られることが確認された。
【0041】図6は本発明の基礎杭の第5実施例を示
す。本第5実施例では、上記第1実施例乃至第4実施例
と同様に、杭本体50は、垂直方向の荷重(圧縮荷重)
と水平方向の荷重によって生じる曲げモーメントとの双
方に耐える、直径の大きい鋼管51と、垂直方向の荷重
(圧縮荷重)に耐える直径、肉厚を有する、鋼管51よ
りも直径が小さい鋼管52とから構成される。鋼管51
は、杭本体50の上端から最大曲げモーメントが作用す
る4m乃至5mの高さ位置までの間の部分までの間の部
分に使用される。鋼管52は、杭本体50の中間高さ位
置(杭本体50の上端から測定して6m位の位置)から
下端側に使用される。鋼管51と鋼管52は、上記第
2,3実施例と同様に、例えば、鋼管51の下端面に円
盤状又はリング状の接続板53aを溶接する一方、鋼管
52の上端面に接続板53aと同じ直径の円盤状又はリ
ング状の接続板53bを溶接して、接続板53a、53
bどうしを互いに溶接することにより、接続される。
【0042】鋼管52の下端部分は、その下端外周に沿
って略一周にわたり螺旋状に切り欠けられ、該切り欠き
部分に沿って鋼管52の直径の5倍乃至6倍前後の直径
を有する略一巻きの掘削刃兼用の螺旋状底板54が溶接
等により固定される。
【0043】螺旋状底板54は、図7に示すように、鋼
管52の直径の5倍乃至6倍前後の直径を有する環状円
盤に、その中心部に達する半径方向の切り込みを入れ、
該切り込みを介して該環状円盤を鋼管52の螺旋状に切
り欠いた下端面に沿うように折り曲げ加工して形成され
る。
【0044】螺旋状底板54には、その始端と終端との
間の隙間を閉じる閉じ板54aが設けられ、またその中
央部に鋼管52への土砂の進入を許容する土砂進入孔5
4bが設けられる。また、螺旋状底板54の下面には、
杭本体50の推進方向に突出する略台形状の先導部材5
5が、土砂進入孔54bを横切るようにして設けられ
る。この先導部材55は、杭本体50の地盤への回転推
進に際し、螺旋状底板54よりも先に地盤に食い込んで
螺旋状底板54を地盤に対して位置決めをし、螺旋状底
板54の回転芯ずれを防止するものである。
【0045】本第5実施例の基礎杭によれば、上記第1
乃至第4実施例の場合と同様に杭本体50の材料コスト
が高騰化することなく、水平方向の変位が生じるおそれ
なく建造物を軟弱地盤上に支持することができる。ま
た、上記第4実施例と同様に、螺旋状底板54は、鋼管
52の直径の略5倍乃至6倍前後の直径を有しているの
で、螺旋状底板54に作用する地盤からの反力は杭本体
50のみの場合に受ける地盤反力に比して単位面積当た
り略25分の1から36分の1程度になり(建造物の荷
重を杭本体50のみで支える場合に比して略25分の1
から36分の1程度に分散して杭本体50の下方に位置
する強度のある地盤に伝達するようになり)、このため
軟弱地盤の下方に位置する深い地層(硬い地盤)まで杭
本体50を埋め込むことなく、軟弱地盤中にあたかも浮
いた状態で埋め込んでも、不同沈下を防止して、建造物
を軟弱地盤上に支えることが出来る。また、鋼管52の
下端部を螺旋状に切り欠いて、該切り欠き部に沿って螺
旋状底板54を固定しているので、螺旋状底板54に地
盤反力による曲げモーメントが作用しても、この曲げモ
ーメントは鋼管52に作用せず、鋼管52の肉厚を厚く
設定する必要はない。地盤への埋設後は、鋼管51と鋼
管52との間の段部でも地盤反力を受けることができ
る。
【0046】図8は図6に示す第5実施例の基礎杭の代
替例を示す。図6に示す部分と同一構成部分には同一符
号が付してある。本代替例では、螺旋状底板54の下面
に、階段状の刃を有する掘削刃56a,56bを、螺旋
状底板54の中心から半径方向に延び且つ螺旋状底板5
4の下面に対して互いに反対方向に傾斜するように固定
する。掘削刃56a、56bの螺旋状底板54の下面に
対する傾斜角度は、例えば40°乃至45°に設定され
る。
【0047】掘削刃56a、56bは、先導部材55と
同様に、杭本体50の回転推進に際し、螺旋状底板54
よりも先に地盤に食い込んで螺旋状底板54を地盤に対
して位置決めをし、螺旋状底板54の回転芯ずれを防止
する。そして、掘削刃56a、56bは、螺旋状底板5
4が地盤に食い込んだ後は螺旋状底板54と共に杭本体
50の推進方向の土砂を掘削軟化する。また、掘削刃5
6a、56bは、螺旋状底板54の補強リブとして機能
し、螺旋状底板54の肉厚を厚く設定しなくても地盤反
力による曲げモーメントに耐えることができる。
【0048】図9は図6に示す第5実施例の基礎杭の別
の代替例を示す。図6に示す部分と同一構成部分には同
一符号が付してある。本代替例では、螺旋状底板54
に、その下面周縁に沿って周壁57が溶接等で固定され
る。この周壁57は、杭本体50の埋設後、螺旋状底板
54の下面側の土砂が逃げないようにして(包み込むよ
うに拘束して)圧密し、土砂の保持力を高める。
【0049】本発明の基礎杭は、上端側の杭体と下端側
の杭体とを具備し、下端側の杭体に螺旋状翼、螺旋状底
板を設けたものにおいて、上端側の杭体の直径を、下端
側の杭体の直径よりも大きく設定した点に特徴を有する
ものであり、下端側の杭体に設けられる螺旋状翼や螺旋
状底板の形状、直径、個数等は上記実施例に示すものに
限定されるものではない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基礎杭に
よれば、杭本体の上端側の杭体の直径を、下端側の杭体
の直径よりも大きく形成してなるので、杭本体によって
支えられる建造物の階数が高くなるに伴って上端側の杭
体に垂直方向の荷重の他に曲げモーメントが作用するよ
うになっても何ら支障が生じない。また、杭本体を構成
する杭体の全体に直径の大きいものを使用せず、曲げモ
ーメントが作用する上端側の杭体にのみに直径の大きい
ものを使用するので、杭本体の材料コストが高騰化する
おそれがない。
【0051】また、上端側の杭体のうち、最大曲げモー
メントが作用する部分にのみ直径の大きいものを使用す
るようにすれば、必要な強度を確保しつつ、杭本体の材
料コストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基礎杭の第1実施例を示す、一部省略
して示した正面図である。
【図2】図1の基礎杭の代替例を示す一部省略して示し
た正面図である。
【図3】本発明の基礎杭の第2実施例を示す、一部省略
して示した正面図である。
【図4】本発明の基礎杭の第3実施例を示す、一部省略
して示した正面図である。
【図5】本発明の基礎杭の第4実施例を示す、一部省略
して示した正面図である。
【図6】本発明の基礎杭の第5実施例を示す、一部省略
して示した正面図である。
【図7】図6の基礎杭の螺旋状底板の斜視図である。
【図8】図6の代替例を示す一部省略して示した正面図
である。
【図9】図6の別の代替例を示す一部省略して示した正
面図である。
【図10】螺旋状翼44及び周壁44aの効果を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
10,20,30,40,50 杭本体 11,21,31,41,51 上端側の杭体(鋼管) 12,22,32,42,52 下端側の杭体(鋼管) 15a、15b、15c 螺旋状翼 26a、26b、26c、26d 螺旋状翼 37a、37b、37c 螺旋状翼 44 螺旋状翼 54 螺旋状底板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 埋設する深さに合わせて複数本の杭体を
    つなぎ合わせて構成した杭本体の下端側杭体の外周面、
    あるいは下端側杭体の下端部に、該外周面に沿って螺旋
    状翼、あるいは該下端部に沿って螺旋状底板を設けてな
    る基礎杭において、 前記杭本体の上端側の杭体の直径を、前記下端側の杭体
    の直径よりも大きく形成してなることを特徴とする基礎
    杭。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基礎杭にして、 前記上端側の杭体は、前記杭本体の上端に水平方向荷重
    が作用したとき、最大曲げモーメントが生じる箇所の杭
    体であることを特徴とする基礎杭。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の基礎杭にして、 前記上端側の杭体の直径は前記下端側の杭体の直径の
    1.5倍乃至2.0倍であることを特徴とする基礎杭。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003027475A (ja) * 2001-07-17 2003-01-29 Jukankyo Sekkeishitsu:Kk 回転貫入鋼管杭
JP2004107978A (ja) * 2002-09-18 2004-04-08 Nippon Steel Corp 回転圧入鋼管杭
CN106368210A (zh) * 2016-10-17 2017-02-01 重庆大学 一种大直径空心钢制螺纹桩及其施工方法
JP2020111977A (ja) * 2019-01-15 2020-07-27 株式会社刃 管状杭

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