JP2001064553A - 熱可逆性物質を含有したインク、記録方法及び記録物 - Google Patents
熱可逆性物質を含有したインク、記録方法及び記録物Info
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- JP2001064553A JP2001064553A JP24388499A JP24388499A JP2001064553A JP 2001064553 A JP2001064553 A JP 2001064553A JP 24388499 A JP24388499 A JP 24388499A JP 24388499 A JP24388499 A JP 24388499A JP 2001064553 A JP2001064553 A JP 2001064553A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な熱処理によって記録された物が偽造さ
れたものか否かが容易に判断できるような偽造防止用と
して好適なインク、該インクを使用した記録方法、該イ
ンクを使用して作成した記録物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも着色剤と水を含むインクに、
有機低分子物質が樹脂中に分散していて、熱により、そ
の透明度(不透明度)に変化が生じるような熱加逆性記
録材料を含有せしめたこと。該インクを使用した記録方
法、及びその記録物。
れたものか否かが容易に判断できるような偽造防止用と
して好適なインク、該インクを使用した記録方法、該イ
ンクを使用して作成した記録物を提供すること。 【解決手段】 少なくとも着色剤と水を含むインクに、
有機低分子物質が樹脂中に分散していて、熱により、そ
の透明度(不透明度)に変化が生じるような熱加逆性記
録材料を含有せしめたこと。該インクを使用した記録方
法、及びその記録物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡単な熱処理によ
って記録された物が偽造されたものか否かが容易に判断
できるような偽造防止用として好適なインク、そのイン
クを使用した記録方法、その記録方法により記録された
記録物などに関する。
って記録された物が偽造されたものか否かが容易に判断
できるような偽造防止用として好適なインク、そのイン
クを使用した記録方法、その記録方法により記録された
記録物などに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速記録が可能であり、しかも普
通紙に特別な定着処理を施さずとも記録が可能であるイ
ンクジェット記録方法は、ランニングコストが安く、カ
ラー化が容易であるという特徴を有することからノンイ
ンパクト記録方法の中でも特に開発に力が入れられ、改
良が加えられ、商品化されてきている。
通紙に特別な定着処理を施さずとも記録が可能であるイ
ンクジェット記録方法は、ランニングコストが安く、カ
ラー化が容易であるという特徴を有することからノンイ
ンパクト記録方法の中でも特に開発に力が入れられ、改
良が加えられ、商品化されてきている。
【0003】このようなインクジェット記録方法は、イ
ンクの液滴を吐出、飛翔させ記録媒体に付着させて記録
を行うものである。
ンクの液滴を吐出、飛翔させ記録媒体に付着させて記録
を行うものである。
【0004】インクとしては、染料や顔料などの着色
剤、これを溶解又は分散する液媒体を基本成分とし、こ
れに必要に応じて各種添加剤が添加されている。
剤、これを溶解又は分散する液媒体を基本成分とし、こ
れに必要に応じて各種添加剤が添加されている。
【0005】そして、このようなインクジェット記録方
法に用いられるインクは、インク自身の変質による変色
が起こりやすいことから、その防止手段が種々施され、
また、液滴となって吐出、飛翔され記録媒体に付着され
た後においても退色しやすいことから、インクに耐光性
を付与する手段や記録媒体に耐光性を改善させるための
手段を施すなどの種々の改善手段が研究されてきてい
る。
法に用いられるインクは、インク自身の変質による変色
が起こりやすいことから、その防止手段が種々施され、
また、液滴となって吐出、飛翔され記録媒体に付着され
た後においても退色しやすいことから、インクに耐光性
を付与する手段や記録媒体に耐光性を改善させるための
手段を施すなどの種々の改善手段が研究されてきてい
る。
【0006】また、一方では、このようなインクジェッ
ト記録方法によって作成された記録物は、インクの性能
向上や記録媒体の特性改善と合いまって、その品質は飛
躍的に向上してきていることから、本来複写されるべき
でない、例えば、商品券、証券、紙幣などの不正な作製
に利用される恐れが出てきた。
ト記録方法によって作成された記録物は、インクの性能
向上や記録媒体の特性改善と合いまって、その品質は飛
躍的に向上してきていることから、本来複写されるべき
でない、例えば、商品券、証券、紙幣などの不正な作製
に利用される恐れが出てきた。
【0007】そこで、本来複写されるべきでないものへ
の悪用をふせぐため、例えば、・蛍光染料を含有するイ
ンクを使って、目視によっては見え難い特定のマーキン
グを施して、特定の情報を記録物に書き込む方法が提案
されている(特公昭62−5079号公報,特公昭62−24024
号公報,特開平9−227817号公報)。・画像読取部と、
画像処理部と、画像処理後の画像情報に基づいて記録紙
上に画像生成を実行する画像生成部と、見た目には容易
に認識できない特珠インクを用いて各種情報を書き込む
情報書込部と、検知センサと、システムコントローラと
を具備する「画像形成装置」も開示されている(特開平
6−059601号公報)。
の悪用をふせぐため、例えば、・蛍光染料を含有するイ
ンクを使って、目視によっては見え難い特定のマーキン
グを施して、特定の情報を記録物に書き込む方法が提案
されている(特公昭62−5079号公報,特公昭62−24024
号公報,特開平9−227817号公報)。・画像読取部と、
画像処理部と、画像処理後の画像情報に基づいて記録紙
上に画像生成を実行する画像生成部と、見た目には容易
に認識できない特珠インクを用いて各種情報を書き込む
情報書込部と、検知センサと、システムコントローラと
を具備する「画像形成装置」も開示されている(特開平
6−059601号公報)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の偽造防止手段は、蛍光発光強度が弱く、励
起エネルギー照射装置を必要としたり、画像形成用とは
別の特殊インクを用いて画像とは別に各種情報を書き込
む必要があり、その書き込みのために特殊な装置を必要
とし、一般のインクジェット記録方法に用いるプリンタ
等に適用することは困難であるという問題点がある。
ような従来の偽造防止手段は、蛍光発光強度が弱く、励
起エネルギー照射装置を必要としたり、画像形成用とは
別の特殊インクを用いて画像とは別に各種情報を書き込
む必要があり、その書き込みのために特殊な装置を必要
とし、一般のインクジェット記録方法に用いるプリンタ
等に適用することは困難であるという問題点がある。
【0009】そこで、本発明は、上記問題点に鑑みてな
されたものであって、その目的とするところは、特殊な
装置を必要とせず、一般のインクジェット記録方法を用
いるプリンタ等にも適用することが可能であり、また、
蛍光染料を使用しないで、簡単な加熱によるだけで容易
に偽造物か否かを判定することができるインク、そのイ
ンクを使用した記録方法、その記録方法により記録され
た記録物などを提供することである。
されたものであって、その目的とするところは、特殊な
装置を必要とせず、一般のインクジェット記録方法を用
いるプリンタ等にも適用することが可能であり、また、
蛍光染料を使用しないで、簡単な加熱によるだけで容易
に偽造物か否かを判定することができるインク、そのイ
ンクを使用した記録方法、その記録方法により記録され
た記録物などを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクに熱加
逆性記録材料、即ち、有機低分子物質が樹脂中に分散し
ている熱加逆性記録材料を含有せしめたことを特徴と
し、このインクを使用して作成された記録物を単に加熱
するだけで、記録画像に変化が生じるようにし、そのこ
とにより、その記録物が偽造物か否かが容易に判別でき
るようにしたものである。
逆性記録材料、即ち、有機低分子物質が樹脂中に分散し
ている熱加逆性記録材料を含有せしめたことを特徴と
し、このインクを使用して作成された記録物を単に加熱
するだけで、記録画像に変化が生じるようにし、そのこ
とにより、その記録物が偽造物か否かが容易に判別でき
るようにしたものである。
【0011】即ち、本発明に係るインクは、「少なくと
も着色剤と水を含むインクにおいて、熱加逆性記録材料
を含有していることを特徴とするインク。」(請求項
1)を要旨(発明を特定する事項)とする。
も着色剤と水を含むインクにおいて、熱加逆性記録材料
を含有していることを特徴とするインク。」(請求項
1)を要旨(発明を特定する事項)とする。
【0012】また、本発明に係るインクは、 ・「前記熱加逆性記録材料は、有機低分子物質が樹脂中
に分散しているものであること」(請求項2) ・「前記有機低分子物質と前記樹脂との割合は、重量比
で、有機低分子/樹脂=1/10〜5/10であるこ
と」(請求項1) ・「前記熱加逆性記録材料と前記着色剤との割合は、重
量比で、加逆性記録材料/着色剤=0.5/1〜3/1
であること」(請求項1) ・「前記着色剤が、水溶性染料および/または顔料であ
ること」の少なくとも1つを発明を特定する事項とする
ことができる。
に分散しているものであること」(請求項2) ・「前記有機低分子物質と前記樹脂との割合は、重量比
で、有機低分子/樹脂=1/10〜5/10であるこ
と」(請求項1) ・「前記熱加逆性記録材料と前記着色剤との割合は、重
量比で、加逆性記録材料/着色剤=0.5/1〜3/1
であること」(請求項1) ・「前記着色剤が、水溶性染料および/または顔料であ
ること」の少なくとも1つを発明を特定する事項とする
ことができる。
【0013】また、本発明に係る記録方法は、 ・「インクを付着させて記録媒体に印字を行う記録方法
であって、インクとして、上記のいずれかに記載のイン
クを用いることを特徴とする記録方法。」(請求項3)
を要旨(発明を特定する事項)とする。
であって、インクとして、上記のいずれかに記載のイン
クを用いることを特徴とする記録方法。」(請求項3)
を要旨(発明を特定する事項)とする。
【0014】また、本発明に係るインクジェト記録方法
は、「インクの液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着
させて印字を行うインクジェット記録方法であって、イ
ンクとして、上記のいずれかに記載のインクを用いるこ
とを特徴とするインクジェト記録方法。」(請求項1)
を要旨(発明を特定する事項)とする。
は、「インクの液滴を吐出し、該液滴を記録媒体に付着
させて印字を行うインクジェット記録方法であって、イ
ンクとして、上記のいずれかに記載のインクを用いるこ
とを特徴とするインクジェト記録方法。」(請求項1)
を要旨(発明を特定する事項)とする。
【0015】また、本発明に係る記録物は、「上記のい
ずれかの記録方法によって記録されたことを特徴とする
記録物。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)
とする。
ずれかの記録方法によって記録されたことを特徴とする
記録物。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)
とする。
【0016】また、本発明に係る記録物の処理方法は、
「 上記の記録物を加熱することにより、記録箇所の透
明性を変化させたことを特徴とする記録物の処理方
法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)とす
る。
「 上記の記録物を加熱することにより、記録箇所の透
明性を変化させたことを特徴とする記録物の処理方
法。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)とす
る。
【0017】また、本発明に係る記録物は、「上記の記
録物の処理方法によって処理されたことを特徴とする記
録物。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)と
する。
録物の処理方法によって処理されたことを特徴とする記
録物。」(請求項1)を要旨(発明を特定する事項)と
する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を挙
げ、本発明について詳細に説明する。
げ、本発明について詳細に説明する。
【0019】本発明に係るインクは、少なくとも着色剤
と水を含むインクにおいて、熱加逆性記録材料を含有し
ていることを特徴とするものである。
と水を含むインクにおいて、熱加逆性記録材料を含有し
ていることを特徴とするものである。
【0020】熱加逆性記録材料とは、膜又はシート状に
形成された材料に特定形状に熱を加えると、その熱を加
えた特定形状部分の透明度(不透明度)に変化が生じ、
その熱を取り除いた後においてもその状態を維持するこ
とができ、また、その特定形状部分に再度熱を加えても
との透明度(不透明度)の状態に戻し、その状態から熱
を取り除くことにより、もとの透明度(不透明度)の状
態のままにすることのできるような材料である(特開昭
63-104879号公報参照)。
形成された材料に特定形状に熱を加えると、その熱を加
えた特定形状部分の透明度(不透明度)に変化が生じ、
その熱を取り除いた後においてもその状態を維持するこ
とができ、また、その特定形状部分に再度熱を加えても
との透明度(不透明度)の状態に戻し、その状態から熱
を取り除くことにより、もとの透明度(不透明度)の状
態のままにすることのできるような材料である(特開昭
63-104879号公報参照)。
【0021】図1は、熱加逆性記録材料の加熱による状
態変化を表わしたものである。
態変化を表わしたものである。
【0022】熱加逆性記録材料は、樹脂母材とその中に
分散された有機低分子物質を主成分とするものからな
り、それを膜又はシート状に形成したものは、例えば、
T0以下の常温では白濁不透明の状態にある。これをT1
〜T3の温度に加熱すると、透明になり、この状態でT0
以下の常温に戻しても透明のままである。更にT3以上
の温度に加熱すると、最大透明度と最大不透明度との中
間の半透明状態になる。次ぎにこの温度を下げていく
と、再び透明状態をとることなく、最初の白濁不透明状
態に戻る。また、この不透明状態のものをT0〜T3間の
温度に加熱した後、T0以下の常温に冷却した場合に
は、透明と不透明の間の中間の状態をとることができ
る。また、前記常温で透明になったものも再びT3以上
の温度に加熱し、常温に戻せば、再び白濁不透明状態に
戻る。
分散された有機低分子物質を主成分とするものからな
り、それを膜又はシート状に形成したものは、例えば、
T0以下の常温では白濁不透明の状態にある。これをT1
〜T3の温度に加熱すると、透明になり、この状態でT0
以下の常温に戻しても透明のままである。更にT3以上
の温度に加熱すると、最大透明度と最大不透明度との中
間の半透明状態になる。次ぎにこの温度を下げていく
と、再び透明状態をとることなく、最初の白濁不透明状
態に戻る。また、この不透明状態のものをT0〜T3間の
温度に加熱した後、T0以下の常温に冷却した場合に
は、透明と不透明の間の中間の状態をとることができ
る。また、前記常温で透明になったものも再びT3以上
の温度に加熱し、常温に戻せば、再び白濁不透明状態に
戻る。
【0023】即ち、常温で不透明及び透明の両形態とそ
の中間の状態をとることができるものである。
の中間の状態をとることができるものである。
【0024】本発明における熱加逆性記録材料に使用さ
れる樹脂としては、透明性が良く、機械的に安定で、且
つ成膜性の良い樹脂が好ましく、そのような樹脂として
はポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビ
ニル−アクリレート共重合体などの塩化ビニル系共重合
体;ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル
共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体
などの塩化ビニリデン系共重合体;ポリエチレンタレフ
タレートなど等のポリエステル;ポリオレフィン;ポリ
アミド;ポリイミド;ポリアクリレート又はポリメタク
リレート或いはアクリレート−メタクリレート共重合
体;ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポ
リ酢酸ビニル;シリコン樹脂などが挙げれられる。
れる樹脂としては、透明性が良く、機械的に安定で、且
つ成膜性の良い樹脂が好ましく、そのような樹脂として
はポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体、
塩化ビニル−酢酸ビニル−マレイン酸共重合体、塩化ビ
ニル−アクリレート共重合体などの塩化ビニル系共重合
体;ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン−塩化ビニル
共重合体、塩化ビニリデン−アクリロニトリル共重合体
などの塩化ビニリデン系共重合体;ポリエチレンタレフ
タレートなど等のポリエステル;ポリオレフィン;ポリ
アミド;ポリイミド;ポリアクリレート又はポリメタク
リレート或いはアクリレート−メタクリレート共重合
体;ポリビニルアルコール、ポリビニルブチラール、ポ
リ酢酸ビニル;シリコン樹脂などが挙げれられる。
【0025】それらの樹脂は、単独で或いは2種以上混
合して使用される。
合して使用される。
【0026】本発明における熱加逆性記録材料に使用さ
れる有機低分子物質としては、図1の温度T0〜T3を測
定することに応じて適宜選択すればよいが、融点30〜
200℃、特に、60〜150℃程度のものが好まし
い。そのような有機低分子物質としては、アルカノー
ル;アルカンジオール;ハロゲンアルカノールまたはハ
ロゲンアルカンジオール;アルキルアミン;アルカン;
アルケン;アルキン;ハロゲンアルカン;ハロゲンアル
ケン;ハロゲンアルキン;シクロアルカン;シクロアル
ケン;シクロアルキン;飽和又は不飽和モノまたはジカ
ルボン酸またはこれらのエステル、アミド、またはアン
モニウム塩;飽和または不飽和ハロゲン脂肪酸またはこ
れらのエステル、アミド、またはアンモニウム塩;アリ
ルカルボン酸またはそれらのエステル、アミド、または
アンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸またはそれ
らのエステル、アミド、またはアンモニウム塩、チオア
ルコール;チオカルボン酸またはそれらのエステル、ア
ミン、またはアンモニウム塩;チオアルコールのカルボ
ン酸エステル等が挙げれられる。
れる有機低分子物質としては、図1の温度T0〜T3を測
定することに応じて適宜選択すればよいが、融点30〜
200℃、特に、60〜150℃程度のものが好まし
い。そのような有機低分子物質としては、アルカノー
ル;アルカンジオール;ハロゲンアルカノールまたはハ
ロゲンアルカンジオール;アルキルアミン;アルカン;
アルケン;アルキン;ハロゲンアルカン;ハロゲンアル
ケン;ハロゲンアルキン;シクロアルカン;シクロアル
ケン;シクロアルキン;飽和又は不飽和モノまたはジカ
ルボン酸またはこれらのエステル、アミド、またはアン
モニウム塩;飽和または不飽和ハロゲン脂肪酸またはこ
れらのエステル、アミド、またはアンモニウム塩;アリ
ルカルボン酸またはそれらのエステル、アミド、または
アンモニウム塩;ハロゲンアリルカルボン酸またはそれ
らのエステル、アミド、またはアンモニウム塩、チオア
ルコール;チオカルボン酸またはそれらのエステル、ア
ミン、またはアンモニウム塩;チオアルコールのカルボ
ン酸エステル等が挙げれられる。
【0027】それらの有機低分子物質は、単独で或いは
2種以上混合して使用される。それらの化合物の炭素数
は、10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜3
0が好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和し
ていても飽和していなくても良く、またハロゲン置換さ
れていても良い。いずれにても有機低分子物質は、分子
中に酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少なくとも1種、
例えば、−OH,−COOH,−CONH,−COO
R,−NH−,−NH2,−S−,−S−S−,−O
−,ハロゲン等を含む化合物であることが好ましい。
2種以上混合して使用される。それらの化合物の炭素数
は、10〜60、好ましくは10〜38、特に10〜3
0が好ましい。エステル中のアルコール基部分は飽和し
ていても飽和していなくても良く、またハロゲン置換さ
れていても良い。いずれにても有機低分子物質は、分子
中に酸素、窒素、硫黄及びハロゲンの少なくとも1種、
例えば、−OH,−COOH,−CONH,−COO
R,−NH−,−NH2,−S−,−S−S−,−O
−,ハロゲン等を含む化合物であることが好ましい。
【0028】更に具体的には、これらの化合物には、ラ
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラキン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル、ラウリル酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドコシル等の高級脂肪酸のエ
ステル等がある。
ウリン酸、ドデカン酸、ミリスチン酸、ペンタデカン
酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ノナデカ
ン酸、アラキン酸、オレイン酸等の高級脂肪酸;ステア
リン酸メチル、ステアリン酸テトラデシル、ステアリン
酸オクタデシル、ラウリル酸オクタデシル、パルミチン
酸テトラデシル、ベヘン酸ドコシル等の高級脂肪酸のエ
ステル等がある。
【0029】中でも本発明では、高級脂肪酸、特にパル
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等
の炭素数16以上の高級脂肪酸が好ましく、炭素数16
〜24の高級脂肪酸が更に好ましい。
ミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、リグノセリン酸等
の炭素数16以上の高級脂肪酸が好ましく、炭素数16
〜24の高級脂肪酸が更に好ましい。
【0030】また、有機低分子物質が、液晶であるもの
としては、例えば、ベンジリレン系、ベンジジン系、
4,4’−ジアルコキシジフェニル系、4,4’−ジア
ルコキシベンゼン系、エトキシフェニルアゾフェニルエ
ステル系、ベンジリデン系、シアナックアシッド系、ア
ルコキシベンゾイックアシッド系、コステリンカルボン
酸エステル系、コステリンカルボン酸アルコール系の液
晶などが挙げられる。
としては、例えば、ベンジリレン系、ベンジジン系、
4,4’−ジアルコキシジフェニル系、4,4’−ジア
ルコキシベンゼン系、エトキシフェニルアゾフェニルエ
ステル系、ベンジリデン系、シアナックアシッド系、ア
ルコキシベンゾイックアシッド系、コステリンカルボン
酸エステル系、コステリンカルボン酸アルコール系の液
晶などが挙げられる。
【0031】これらの有機低分子液晶は、単独で或いは
2種以上混合して使用される。
2種以上混合して使用される。
【0032】熱加逆性記録材料に使用される有機低分子
物質の樹脂に対する割合は、重量比で、有機低分子物質
/樹脂=1/10〜5/10である。
物質の樹脂に対する割合は、重量比で、有機低分子物質
/樹脂=1/10〜5/10である。
【0033】有機低分子物質の樹脂に対する割合が、1
/10未満の時には透明性の変化が生じにくいという問
題があり、また、5/10を超えるときには樹脂中に分
散しにくいという問題がある。
/10未満の時には透明性の変化が生じにくいという問
題があり、また、5/10を超えるときには樹脂中に分
散しにくいという問題がある。
【0034】上記の樹脂及び有機低分子物質の溶剤は、
樹脂及び有機低分子物質の種類によって適宜選択されう
るが、例えば、テトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭
素、エタノール、トルエン、ベンゼン、ジメチルスルホ
キシド等の有機溶剤が挙げられる。
樹脂及び有機低分子物質の種類によって適宜選択されう
るが、例えば、テトラヒドロフラン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、クロロホルム、四塩化炭
素、エタノール、トルエン、ベンゼン、ジメチルスルホ
キシド等の有機溶剤が挙げられる。
【0035】本発明に係るインクに使用される着色材
は、特に限定されるものではなく、任意の水溶性染料及
び/又は顔料が使用される。
は、特に限定されるものではなく、任意の水溶性染料及
び/又は顔料が使用される。
【0036】このうち、水溶性染料としては、例えば、
直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染
料、分散性染料が挙げられる。
直接染料、酸性染料、食用染料、塩基性染料、反応性染
料、分散性染料が挙げられる。
【0037】特に好ましい染料としては、 C.I.ダイレクトレッド2, 4, 9, 23, 26, 31, 39, 62, 6
3, 72, 75, 76, 79, 80,81, 83, 84, 89, 92, 95, 111,
173, 184, 207, 211, 212, 214, 218, 221, 223,224,
225, 226, 227, 232, 233, 240, 241, 242, 243, 247、 C.I.ダイレクトバイオレット7, 9, 47, 48, 51, 66, 9
0, 93, 94, 95, 98, 100,101、 C.I.ダイレクトイエロー8, 9, 11, 12, 27, 28, 29, 3
3, 35, 39, 41, 44, 50,53, 58, 59, 68, 86, 87, 93,
95, 96, 98, 100, 106, 108, 109, 110, 130,132, 14
2, 144, 161, 163、 C.I.ダイレクトブルー1, 10, 15, 22, 25, 55, 67, 68,
71, 76, 77, 78, 80, 84, 86, 87, 90, 98, 106, 108,
109, 151, 156, 158, 159, 160, 168, 189, 192,193,
194, 199, 200, 201, 202, 203, 207, 211, 213, 214,
218, 225, 229,236,237, 244, 248, 249, 251, 252, 26
4, 270, 280, 288, 289, 291、 C.I.ダイレクトブラック9, 17, 19, 22, 32, 51, 56, 6
2, 69, 77, 80, 91, 94,97, 108, 112, 113, 114, 117,
118, 121, 122, 125, 132, 146, 154, 166, 168,173,
199、 C.I.アシッドレッド35, 42, 52, 57, 62, 80, 82, 111,
114, 118, 119, 127, 128, 131, 143, 151, 154, 158,
249, 254, 257, 261, 263, 266, 289, 299, 301,305,
336, 337, 361, 396, 397、 C.I.アシッドバイオレット5, 34, 43, 47, 48, 90, 10
3, 126、 C.I.アシッドイエロー17, 19, 23, 25, 39, 40, 42, 4
4, 49, 50, 61, 64, 76,79, 110, 127, 135, 143, 151,
159, 169, 174, 190, 195, 196, 197, 199, 218,219,
222, 227、 C.I.アシッドブルー9, 25, 40, 41, 62, 72, 76, 78, 8
0, 82, 92, 106, 112, 113, 120, 127:1, 129, 138, 14
3, 175, 181, 205, 207, 220, 221, 230, 232, 247, 25
8, 260, 264, 271, 277, 278, 279, 280, 288, 290, 32
6、 C.I.アシッドブラック7, 24, 29, 48, 52:1, 172、 C.I.リアクティブレッド3, 13, 17, 19, 21, 22, 23, 2
4, 29, 35, 37, 40, 41,43, 45, 49, 55、 C.I.リアクティブバイオレット1, 3, 4, 5, 6, 7, 8,
9, 16, 17, 22, 23, 24,26, 27, 33, 34、 C.I.リアクティブイエロー2, 3, 13, 14, 15, 17, 18,
23, 24, 25, 26, 27, 29,35, 37, 41, 42、 C.I.リアクティブブルー2, 3, 5, 8, 10, 13, 14, 15,
17, 18, 19, 21, 25, 26,27, 28, 29, 38、 C.I.リアクティブブラック4, 5, 8, 14, 21, 23, 26, 3
1, 32, 34、 C.I.ベーシックレッド12, 13, 14, 15, 18, 22, 23, 2
4, 25, 27, 29, 35, 36,38, 39, 45, 46、 C.I.ベーシックバイオレット1, 2, 3, 7, 10, 15, 16,
20, 21, 25, 27, 28, 35,37, 39, 40, 48、 C.I.ベーシックイエロー1, 2, 4, 11, 13, 14, 15, 19,
21, 23, 24, 25, 28, 29, 32, 36, 39, 40、 C.I.ベーシックブルー1, 3, 5, 7, 9, 22, 26, 41, 45,
46, 47, 54, 57, 60, 62, 65, 66, 69, 71、 C.I.ベーシックブラック8、 C.I.フードブラック1, 2等が挙げられる。
3, 72, 75, 76, 79, 80,81, 83, 84, 89, 92, 95, 111,
173, 184, 207, 211, 212, 214, 218, 221, 223,224,
225, 226, 227, 232, 233, 240, 241, 242, 243, 247、 C.I.ダイレクトバイオレット7, 9, 47, 48, 51, 66, 9
0, 93, 94, 95, 98, 100,101、 C.I.ダイレクトイエロー8, 9, 11, 12, 27, 28, 29, 3
3, 35, 39, 41, 44, 50,53, 58, 59, 68, 86, 87, 93,
95, 96, 98, 100, 106, 108, 109, 110, 130,132, 14
2, 144, 161, 163、 C.I.ダイレクトブルー1, 10, 15, 22, 25, 55, 67, 68,
71, 76, 77, 78, 80, 84, 86, 87, 90, 98, 106, 108,
109, 151, 156, 158, 159, 160, 168, 189, 192,193,
194, 199, 200, 201, 202, 203, 207, 211, 213, 214,
218, 225, 229,236,237, 244, 248, 249, 251, 252, 26
4, 270, 280, 288, 289, 291、 C.I.ダイレクトブラック9, 17, 19, 22, 32, 51, 56, 6
2, 69, 77, 80, 91, 94,97, 108, 112, 113, 114, 117,
118, 121, 122, 125, 132, 146, 154, 166, 168,173,
199、 C.I.アシッドレッド35, 42, 52, 57, 62, 80, 82, 111,
114, 118, 119, 127, 128, 131, 143, 151, 154, 158,
249, 254, 257, 261, 263, 266, 289, 299, 301,305,
336, 337, 361, 396, 397、 C.I.アシッドバイオレット5, 34, 43, 47, 48, 90, 10
3, 126、 C.I.アシッドイエロー17, 19, 23, 25, 39, 40, 42, 4
4, 49, 50, 61, 64, 76,79, 110, 127, 135, 143, 151,
159, 169, 174, 190, 195, 196, 197, 199, 218,219,
222, 227、 C.I.アシッドブルー9, 25, 40, 41, 62, 72, 76, 78, 8
0, 82, 92, 106, 112, 113, 120, 127:1, 129, 138, 14
3, 175, 181, 205, 207, 220, 221, 230, 232, 247, 25
8, 260, 264, 271, 277, 278, 279, 280, 288, 290, 32
6、 C.I.アシッドブラック7, 24, 29, 48, 52:1, 172、 C.I.リアクティブレッド3, 13, 17, 19, 21, 22, 23, 2
4, 29, 35, 37, 40, 41,43, 45, 49, 55、 C.I.リアクティブバイオレット1, 3, 4, 5, 6, 7, 8,
9, 16, 17, 22, 23, 24,26, 27, 33, 34、 C.I.リアクティブイエロー2, 3, 13, 14, 15, 17, 18,
23, 24, 25, 26, 27, 29,35, 37, 41, 42、 C.I.リアクティブブルー2, 3, 5, 8, 10, 13, 14, 15,
17, 18, 19, 21, 25, 26,27, 28, 29, 38、 C.I.リアクティブブラック4, 5, 8, 14, 21, 23, 26, 3
1, 32, 34、 C.I.ベーシックレッド12, 13, 14, 15, 18, 22, 23, 2
4, 25, 27, 29, 35, 36,38, 39, 45, 46、 C.I.ベーシックバイオレット1, 2, 3, 7, 10, 15, 16,
20, 21, 25, 27, 28, 35,37, 39, 40, 48、 C.I.ベーシックイエロー1, 2, 4, 11, 13, 14, 15, 19,
21, 23, 24, 25, 28, 29, 32, 36, 39, 40、 C.I.ベーシックブルー1, 3, 5, 7, 9, 22, 26, 41, 45,
46, 47, 54, 57, 60, 62, 65, 66, 69, 71、 C.I.ベーシックブラック8、 C.I.フードブラック1, 2等が挙げられる。
【0038】本発明において、上記のような染料を使用
する場合、各インクヘの染料の添加量は、染料の種類、
溶媒成分の種類、要求特性等によって決定されるが各イ
ンク全重量に対し、0.2〜7重量%、好ましくは0.
5〜5重量%の範囲で添加するのがよい。
する場合、各インクヘの染料の添加量は、染料の種類、
溶媒成分の種類、要求特性等によって決定されるが各イ
ンク全重量に対し、0.2〜7重量%、好ましくは0.
5〜5重量%の範囲で添加するのがよい。
【0039】また、顔料としては、無機顔料、有機顔料
を使用することができる。
を使用することができる。
【0040】無機顔料としては、例えば、チタンブラッ
ク、チタニウムイエロー、群青、紺青、コバルトブル
ー、カーボンブラック、等を使用することができ、ま
た、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ,不溶性
アゾ顔料,縮合アゾ顔料,キレ−トアゾ顔料などを含
む)、多環式顔料(フタロシアニン顔料,ペリレン顔
料,ペリノン顔料,アントラキノン顔料,キナクリドン
顔料,ジオキサジン顔料,チオインジゴ顔料,イソイン
ドリノン顔料,キノフラロン顔料など)、ニトロ顔料、
ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用することが
できる。
ク、チタニウムイエロー、群青、紺青、コバルトブル
ー、カーボンブラック、等を使用することができ、ま
た、有機顔料としては、アゾ顔料(アゾレーキ,不溶性
アゾ顔料,縮合アゾ顔料,キレ−トアゾ顔料などを含
む)、多環式顔料(フタロシアニン顔料,ペリレン顔
料,ペリノン顔料,アントラキノン顔料,キナクリドン
顔料,ジオキサジン顔料,チオインジゴ顔料,イソイン
ドリノン顔料,キノフラロン顔料など)、ニトロ顔料、
ニトロソ顔料、アニリンブラックなどを使用することが
できる。
【0041】例えば、ブラックインクに使用されるカー
ボンブラックとして、 ・三菱化学社製の No.2300,No.900,MCF88,No.33,N
o.40,No.45,No.52,MA7,MA8,MA100,No.2200B, ・コロンビア社製のラベン(Raven)5750,5250,5000,3
500,1255,700, ・キャボット社製のリーガル (Regal)400R,330R,660
R,モーグル(Mogul)L,モナーチ(Monarch)700,800,88
0,900,1000,1100,1300,1400, ・デグッサ社製のカラーブラックFW1,FW2,FW2V,FW1
8,FW200,S150,S160,S170,プリンテックス(Printe
x)35,U,V,140U,スペシャルブラック6,5,4A,4等
が挙げられ、 ○イエローインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントイエロー1,2,3, 12, 13, 14C, 16,
17, 73, 74, 75, 83, 93,95, 97, 98, 114, 128, 129,
151, 154等が挙げられ、 ○マゼンタインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントレッド5,7, 12, 48(Ca), 48(Mn), 57
(Ca), 57:1, 112, 123,168, 184, 202等が挙げられ、 ○シアンインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントブルー1, 2, 3, 15:3, 15:34, 16, 2
2, 60, ・C.I.バットブルー4, 60等が挙げられる。
ボンブラックとして、 ・三菱化学社製の No.2300,No.900,MCF88,No.33,N
o.40,No.45,No.52,MA7,MA8,MA100,No.2200B, ・コロンビア社製のラベン(Raven)5750,5250,5000,3
500,1255,700, ・キャボット社製のリーガル (Regal)400R,330R,660
R,モーグル(Mogul)L,モナーチ(Monarch)700,800,88
0,900,1000,1100,1300,1400, ・デグッサ社製のカラーブラックFW1,FW2,FW2V,FW1
8,FW200,S150,S160,S170,プリンテックス(Printe
x)35,U,V,140U,スペシャルブラック6,5,4A,4等
が挙げられ、 ○イエローインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントイエロー1,2,3, 12, 13, 14C, 16,
17, 73, 74, 75, 83, 93,95, 97, 98, 114, 128, 129,
151, 154等が挙げられ、 ○マゼンタインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントレッド5,7, 12, 48(Ca), 48(Mn), 57
(Ca), 57:1, 112, 123,168, 184, 202等が挙げられ、 ○シアンインクに使用される顔料としては、 ・C.I.ピグメントブルー1, 2, 3, 15:3, 15:34, 16, 2
2, 60, ・C.I.バットブルー4, 60等が挙げられる。
【0042】本発明において、上記のような無機顔料,
有機顔料を使用する場合、各インクヘの顔料の添加量
は、顔料の種類、溶媒成分の種類、要求特性等によって
決定されるが各インク全重量に対し、0.5〜25重量
%、好ましくは2〜15重量%である。
有機顔料を使用する場合、各インクヘの顔料の添加量
は、顔料の種類、溶媒成分の種類、要求特性等によって
決定されるが各インク全重量に対し、0.5〜25重量
%、好ましくは2〜15重量%である。
【0043】また、インク中での熱加逆性記録材料の着
色材に対する割合は、重量比で、熱加逆性記録材料/着
色材=0.5/1〜3/1であり、熱加逆性記録材料の
着色材に対する割合に対する割合が、0.5/1未満の
時には透明性の変化が生じにくいという問題があり、ま
た、3/1を超えるときにはヘッド適性を欠き、ヘッド
のノズル目詰り等を起こし易いという問題がある。
色材に対する割合は、重量比で、熱加逆性記録材料/着
色材=0.5/1〜3/1であり、熱加逆性記録材料の
着色材に対する割合に対する割合が、0.5/1未満の
時には透明性の変化が生じにくいという問題があり、ま
た、3/1を超えるときにはヘッド適性を欠き、ヘッド
のノズル目詰り等を起こし易いという問題がある。
【0044】本発明に係るインクは、少なくとも着色剤
と水と熱加逆性記録材料を含有しているが、その他に、
水溶性の有機溶媒、目詰まり防止のための湿潤剤等を含
有することが好ましい。
と水と熱加逆性記録材料を含有しているが、その他に、
水溶性の有機溶媒、目詰まり防止のための湿潤剤等を含
有することが好ましい。
【0045】水溶性の有機溶媒としては、例えば、メチ
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、 sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコールなどの炭素数1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドなどのアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ールなどのケトンまたはケトンアルコール類;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリア
ルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チオジグリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコールなど
のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリコール類;
グリセリン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル(またはエチル)エーテル、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテルなどの多価ア
ルコールの低級アルキルエーテル類などが挙げられる。
ルアルコール、エチルアルコール、n−プロピルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、 sec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコー
ル、イソブチルアルコールなどの炭素数1〜4のアルキ
ルアルコール類;ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミドなどのアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ールなどのケトンまたはケトンアルコール類;テトラヒ
ドロフラン、ジオキサンなどのエーテル類;ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコールなどのポリア
ルキレングリコール類;エチレングリコール、プロピレ
ングリコール、ブチレングリコール、トリエチレングリ
コール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チオジグリコー
ル、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコールなど
のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリコール類;
グリセリン、エチレングリコールメチルエーテル、ジエ
チレングリコールメチル(またはエチル)エーテル、ト
リエチレングリコールモノメチルエーテルなどの多価ア
ルコールの低級アルキルエーテル類などが挙げられる。
【0046】これらの多くの水溶性有機溶媒の中でも、
ジエチレングリコールなどの多価アルコール類、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテルなどの多価アルコールの低
級アルキルエーテル類が好ましい。
ジエチレングリコールなどの多価アルコール類、トリエ
チレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレング
リコールモノエチルエーテルなどの多価アルコールの低
級アルキルエーテル類が好ましい。
【0047】目詰まりを防止するための湿潤剤として
は、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
1,3プロパンジオール、1,5ペンタンジオール等の
高沸点低揮発性の多価アルコール類が用いられ、その他
N−メチル2−ピロリドン、1,3ジメチルイミダゾリ
ジノン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等の含窒素有機溶剤、尿素、糖等
の固体で吸湿性の高い添加剤等も用いることができる。
は、グリセリン、エチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ヘキシレングリコール、
ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、
1,3プロパンジオール、1,5ペンタンジオール等の
高沸点低揮発性の多価アルコール類が用いられ、その他
N−メチル2−ピロリドン、1,3ジメチルイミダゾリ
ジノン、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、
トリエタノールアミン等の含窒素有機溶剤、尿素、糖等
の固体で吸湿性の高い添加剤等も用いることができる。
【0048】添加量は4〜30重量%が望ましく、好ま
しくは7〜20重量%である。
しくは7〜20重量%である。
【0049】また、本発明に係るインクには、その他の
添加剤として従来公知の各種の分散剤、蛍光増白剤、p
H調整剤、防カビ剤、防錆剤等も必要に応じて添加する
ことができる。
添加剤として従来公知の各種の分散剤、蛍光増白剤、p
H調整剤、防カビ剤、防錆剤等も必要に応じて添加する
ことができる。
【0050】
【実施例】次に、本発明の実施例を比較例とともに挙
げ、本発明を具体的に説明するが、ここで、以下の実施
例および比較例で使用するインクの基本液を示す。な
お、以下の組成比での“数値の単位”は、すべて“wt
%”である。 〈ブラックインクの基本液〉−1 〈組成比〉 ・C.I.ダイレクトブラック 154 5 ・トリエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル(TEG-mBE) 10 ・ジエチレングリコ−ル 8 ・サ−フィノ−ル 465 0.8 ・Proxel XL-2 :防腐剤(ZENECA社製) 0.3 ・ベンゾトリアゾ−ル:腐食防止剤(関東化学社製) 0.005 ・超純水 75.895 [計 100.000] 〈ブラックインクの基本液〉−2 〈組成比〉 ・カ−ボンブラックMA7 (三菱化学社製) 5 ・トリエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル(TEG-mBE) 10 ・ジエチレングリコ−ル 18 ・サ−フィノ−ル 465 0.8 ・Proxel XL-2:腐食防止剤(ZENECA社製) 0.3 ・ベンゾチリアゾ−ル:腐食防止剤(関東化学社製) 0.005 ・スチレン−アクリル酸共重合体アンモニウム塩 (分子量7000) 1 ・グランド−ルPP-1000 (大日本インキ製: スチレンアクリル樹脂エマルジョン,樹脂分45%) 3 ・超純水 61.895 [計 100.000] 〈実施例に用いる熱加逆性記録材料の調整〉 組成比 熱加逆性記録材料 ・ベヘン酸 3 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30 ・テトラヒドロフラン 67 [計 100] 熱加逆性記録材料 ・ベヘン酸 10 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20 ・テトラヒドロフラン 70 [計 100] 熱加逆性記録材料 ・プロピオン酸コレステロ−ル 5 ・ポリビニルアルコ−ル 20 ・ジメチルスルホキシド 75 [計 100] [実施例1〜6,比較例1〜2]表1に示す配合割合
で、ブラックインクの基本液と熱加逆性記録材料とを均
一に混合し、各実施例及び比較例のインクを調整した。
げ、本発明を具体的に説明するが、ここで、以下の実施
例および比較例で使用するインクの基本液を示す。な
お、以下の組成比での“数値の単位”は、すべて“wt
%”である。 〈ブラックインクの基本液〉−1 〈組成比〉 ・C.I.ダイレクトブラック 154 5 ・トリエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル(TEG-mBE) 10 ・ジエチレングリコ−ル 8 ・サ−フィノ−ル 465 0.8 ・Proxel XL-2 :防腐剤(ZENECA社製) 0.3 ・ベンゾトリアゾ−ル:腐食防止剤(関東化学社製) 0.005 ・超純水 75.895 [計 100.000] 〈ブラックインクの基本液〉−2 〈組成比〉 ・カ−ボンブラックMA7 (三菱化学社製) 5 ・トリエチレングリコ−ルモノブチルエ−テル(TEG-mBE) 10 ・ジエチレングリコ−ル 18 ・サ−フィノ−ル 465 0.8 ・Proxel XL-2:腐食防止剤(ZENECA社製) 0.3 ・ベンゾチリアゾ−ル:腐食防止剤(関東化学社製) 0.005 ・スチレン−アクリル酸共重合体アンモニウム塩 (分子量7000) 1 ・グランド−ルPP-1000 (大日本インキ製: スチレンアクリル樹脂エマルジョン,樹脂分45%) 3 ・超純水 61.895 [計 100.000] 〈実施例に用いる熱加逆性記録材料の調整〉 組成比 熱加逆性記録材料 ・ベヘン酸 3 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 30 ・テトラヒドロフラン 67 [計 100] 熱加逆性記録材料 ・ベヘン酸 10 ・塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体 20 ・テトラヒドロフラン 70 [計 100] 熱加逆性記録材料 ・プロピオン酸コレステロ−ル 5 ・ポリビニルアルコ−ル 20 ・ジメチルスルホキシド 75 [計 100] [実施例1〜6,比較例1〜2]表1に示す配合割合
で、ブラックインクの基本液と熱加逆性記録材料とを均
一に混合し、各実施例及び比較例のインクを調整した。
【0051】実施例1〜6及び比較例1〜2の各インク
について、以下に示す評価方法にて評価試験を行ない、
その結果を表1に示した。 〈評価方法〉 ○印字 印字試験機としてセイコーエプソン社製のインクジェッ
トプリンタ“MJ−930C”を使用し、実施例及び比
較例で調整したインクを評価用紙上に光学濃度が1.0
となるようにベタ印字にて記録した。
について、以下に示す評価方法にて評価試験を行ない、
その結果を表1に示した。 〈評価方法〉 ○印字 印字試験機としてセイコーエプソン社製のインクジェッ
トプリンタ“MJ−930C”を使用し、実施例及び比
較例で調整したインクを評価用紙上に光学濃度が1.0
となるようにベタ印字にて記録した。
【0052】なお、評価用紙は、富士ゼロックス社製の
“Xerox P”紙を使用した。 ○加熱 記録後1日間放置乾燥し、その後評価用紙に100℃に
加熱したアイロンを3秒間押しあてた。 ○判定 インクジェットした印刷部分の表面状態(透明性)の変
化を目視し、以下の基準にしたがって判定した。 ・明瞭に目視で判断できる場合 A ・明瞭ではないが目視で判断できる場合 B ・目視で判断できない場合 C とした。
“Xerox P”紙を使用した。 ○加熱 記録後1日間放置乾燥し、その後評価用紙に100℃に
加熱したアイロンを3秒間押しあてた。 ○判定 インクジェットした印刷部分の表面状態(透明性)の変
化を目視し、以下の基準にしたがって判定した。 ・明瞭に目視で判断できる場合 A ・明瞭ではないが目視で判断できる場合 B ・目視で判断できない場合 C とした。
【0053】
【表1】 表1の評価結果から、熱加逆性記録材料を含有している
本発明の実施例1〜6に記載のインクを使用して記録し
たものは、目視によってその表面状態(透明性)の変化
を確認することができるが、比較例1〜2に記載のイン
クを使用して記録したものは、目視によってはその表面
状態(透明性)の変化を確認することができないことが
わかる。
本発明の実施例1〜6に記載のインクを使用して記録し
たものは、目視によってその表面状態(透明性)の変化
を確認することができるが、比較例1〜2に記載のイン
クを使用して記録したものは、目視によってはその表面
状態(透明性)の変化を確認することができないことが
わかる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、以上詳記したとおり、インク
に熱加逆性記録材料を含有せしめることにより、そのイ
ンクを使用して記録した記録物については、単に熱を加
えるという簡単な手段にて記録物の画像の変化を認識す
ることができ、特別な手段を用いずとも、加熱によって
はなんらの変化もない本物と違う偽造物か否かの判断を
容易に行なうことができるという優れた効果を奏する。
に熱加逆性記録材料を含有せしめることにより、そのイ
ンクを使用して記録した記録物については、単に熱を加
えるという簡単な手段にて記録物の画像の変化を認識す
ることができ、特別な手段を用いずとも、加熱によって
はなんらの変化もない本物と違う偽造物か否かの判断を
容易に行なうことができるという優れた効果を奏する。
【図1】本発明における熱加逆性記録材料の熱に対する
変化の状態を説明するための図である。
変化の状態を説明するための図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 FC01 2H086 BA05 BA55 BA56 BA59 BA62 4J039 AD01 AD04 AD05 AD06 AD07 AD08 AD10 AD11 AD14 AD21 AE06 AE08 AE09 AE11 BA04 BA23 BA35 BA38 BC02 BC05 BC07 BC09 BC12 BC17 BC19 BC20 BC33 BC36 BC39 BC54 BC60 BC69 BE01 BE03 BE04 BE05 BE06 BE08 CA03 CA06 EA15 EA16 EA17 EA19 EA29 EA33 EA44 GA13 GA24
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも着色剤と水を含むインクにお
いて、熱加逆性記録材料を含有していることを特徴とす
るインク。 - 【請求項2】 前記熱加逆性記録材料は、有機低分子物
質が樹脂中に分散しているものであることを特徴とする
請求項1に記載のインク。 - 【請求項3】 前記有機低分子物質と前記樹脂との割合
は、重量比で、有機低分子/樹脂=1/10〜5/10
であることを特徴とする請求項2に記載のインク。 - 【請求項4】 前記熱加逆性記録材料と前記着色剤との
割合は、重量比で、加逆性記録材料/着色剤=0.5/
1〜3/1であることを特徴とする請求項1に記載のイ
ンク。 - 【請求項5】 前記着色剤が、水溶性染料および/また
は顔料であることを特徴とする請求項1に記載のイン
ク。 - 【請求項6】 インクを付着させて記録媒体に印字を行
う記録方法であって、インクとして、請求項1〜5のい
ずれかに記載のインクを用いることを特徴とする記録方
法。 - 【請求項7】 インクの液滴を吐出し、該液滴を記録媒
体に付着させて印字を行うインクジェット記録方法であ
って、インクとして、請求項1〜6のいずれかに記載の
インクを用いることを特徴とするインクジェト記録方
法。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の記録方法によ
って記録されたことを特徴とする記録物。 - 【請求項9】 請求項7に記載の記録物を加熱すること
により、記録箇所の透明性を変化させたことを特徴とす
る記録物の処理方法。 - 【請求項10】 請求項9に記載の記録物の処理方法に
よって処理されたことを特徴とする記録物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24388499A JP2001064553A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 熱可逆性物質を含有したインク、記録方法及び記録物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24388499A JP2001064553A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 熱可逆性物質を含有したインク、記録方法及び記録物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001064553A true JP2001064553A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17110429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24388499A Withdrawn JP2001064553A (ja) | 1999-08-30 | 1999-08-30 | 熱可逆性物質を含有したインク、記録方法及び記録物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001064553A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017126874A1 (en) | 2016-01-18 | 2017-07-27 | Lg Electronics Inc. | Electronic device |
-
1999
- 1999-08-30 JP JP24388499A patent/JP2001064553A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2017126874A1 (en) | 2016-01-18 | 2017-07-27 | Lg Electronics Inc. | Electronic device |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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