JP2001063418A - シートヒンジ構造 - Google Patents
シートヒンジ構造Info
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- JP2001063418A JP2001063418A JP24757599A JP24757599A JP2001063418A JP 2001063418 A JP2001063418 A JP 2001063418A JP 24757599 A JP24757599 A JP 24757599A JP 24757599 A JP24757599 A JP 24757599A JP 2001063418 A JP2001063418 A JP 2001063418A
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- hinge
- pin
- seat
- stopper pin
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Abstract
なるシートヒンジ構造を提供する。 【解決手段】このシートヒンジ構造は、シートクッショ
ンに固定されるアッパヒンジ10と、アッパヒンジ10
にヒンジピン31回りに回動自在に連結されて車体に固
定されるロアヒンジ20を備えている。ロアヒンジ20
の一方の側壁22に形成した支持孔22aにはストッパ
ピン25がヒンジピン31と平行に移動可能に挿通して
いる。ストッパピン25は、後退位置にあるときその先
端とロアヒンジ20の他方の側壁23との間にヒンジピ
ン31に巻付けられたねじりコイルばね33のロアヒン
ジ20側の端部の通過を許容する隙間を形成し、前進位
置にあるときその先端部をロアヒンジ20の他方の側壁
23に形成した係止孔23aに係止させて前記ねじりコ
イルばね33の端部をその中間部にて係止する。
Description
ートクッションを車体に起立可能に固定するシートヒン
ジ構造に関する。
トSのシートクッションS1の下部一側に固定されるア
ッパヒンジ1と、アッパヒンジ1に回動可能に連結され
て車体BDに取り付けるロアヒンジ2を備えてなり、シ
ートクッションS1を車体BDに起立可能に固定するシ
ートヒンジ構造はよく知られている。この構造において
は、例えばねじりコイルばね等によりアッパヒンジ1を
ロアヒンジ2に対してシートクッションS1を起立する
向きに常に付勢することにより、起立したシートクッシ
ョンS1が例えば車両の走行中等に倒れないようにして
いた。
は、シートクッションS1にアッパヒンジ1を固定した
状態でロアヒンジ2を車体BDに固定するとき、アッパ
ヒンジ1がロアヒンジ2に対して常に一方向に付勢され
ているため、図5の二点鎖線に示すようにシートクッシ
ョンS1を起立した状態に保持しながらロアヒンジ2を
車体BDに対して位置決めし固定しなければならず、作
業が繁雑であった。
を解決するため、車両用シートを車体に取り付ける作業
が容易となるシートヒンジ構造を提供することにある。
ンの下部一側に固定され互いに平行に下方に延びる一対
の側壁を有するアッパヒンジと、車体に固定され互いに
平行に上方に延びる一対の側壁を有するロアヒンジと、
前記両ヒンジの各一対の側壁の先端部を互いに回動自在
に連結するヒンジピンと、前記ヒンジピンに巻付けられ
たねじりコイルばねを備えてなるシートヒンジ構造にお
いて、前記両ヒンジのうちの一方の一対の側壁のうちの
一方に形成した支持孔に前記ヒンジピンと平行に移動可
能に挿通されてなり、前進位置にあるときはその先端部
が前記一対の側壁のうちの他方に形成した係止孔に係止
されるとともに後退位置にあるときは前記先端部と前記
他方の側壁との間に隙間を形成するストッパピンを更に
備え、前記ねじりコイルばねは、前記ストッパピンが前
記前進位置にある状態では一端部にて前記ストッパピン
に係合すると共に他端部にて前記両ヒンジのうちの他方
に係合して前記シートクッションを起立する向きに付勢
し、前記ストッパピンが前記後退位置にある状態では前
記一端が前記ストッパピンの先端部と前記他方の側壁と
の間の隙間内に位置して前記シートクッションの回動を
自由にすることにある。この場合、前記ねじりコイルば
ねの他端部は前記他方のヒンジに固定しておくとよい。
ては、シートクッションにアッパヒンジを固定した後、
ストッパピンを後退位置に保った状態にしておけば、各
ヒンジ間の回動が自由であるため、図5の実線に示すよ
うにシートクッションを安定した状態で車体のフロア上
に載置して、ロアヒンジの車体に対する位置決め及び固
定を行うことができる。したがって、従来のようなシー
トクッションを起立した状態に保持するという繁雑な作
業を必要とせずに、簡単にシートクッションを車体に取
り付けることができる。そして、上記固定後にストッパ
ピンを前進位置に移動させるだけで、ねじりコイルばね
によりシートクッションが起立する向きに付勢されるよ
うになり、起立したシートクッションが車両の走行中等
に倒れることが防止できるようになる。
パピンの移動方向を前記ヒンジピンと平行な方向に規制
するカラーを設けることが好ましい。これによれば、簡
単な構成でストッパピンをヒンジピンと平行な方向に移
動可能に支持することができ、ストッパピンを簡単かつ
確実に前進位置と後退位置との間で移動させることがで
きる。
を参照して説明する。図1〜4に示したシートヒンジ構
造は、アッパヒンジ10及びロアヒンジ20を備えてい
る。
取付孔11aにて図示しないボルトにより車両用シート
のシートクッション(図5の符号S1参照)の下部一側
に固定されるものであり、互いに平行に下方に延びる一
対の側壁12,13を有している。ロアヒンジ20は、
底板21に形成した切り欠き21a及び取付孔21bに
て図示しないボルトにより車体(図5の符号BD参照)
に固定されるものであり、互いに平行に上方に延びる一
対の側壁22,23を有している。
の各下端部とロアヒンジ20の一対の側壁22,23の
各上端部は、ヒンジピン31によりそれぞれ互いに回動
自在に連結されている。ヒンジピン31の外周には、樹
脂により形成した円筒状のカラー32を介して、ねじり
コイルばね33がヒンジピン31回りに回転可能に巻付
けられている。ねじりコイルばね33のアッパヒンジ1
0側の端部(請求項1における他端部に対応)は、図示
しないボルトによりアッパヒンジ10の天板11に固定
される固定板34に把持されて、天板11の裏面に固定
されている。
0の一方の側壁22には支持孔22aが形成されてお
り、支持孔22aの内周には樹脂により円筒状に形成し
たカラー24が組付けられている。カラー24は、図4
にて詳細に示すように、基端部に形成した係止片24a
を支持孔22aの内周に係止させるとともに、基端に形
成したフランジ部24bに形成した係止片24cを側壁
22に設けた係止孔22bに係止させて、側壁22にヒ
ンジピン31と平行に固定されている。なお、係止片2
4aは、周方向に所定間隔おきに複数個設けられている
(同実施形態においては120度おきに3個設けられて
おり、うち一つのみを図示)。
ー24の内周面上を摺動して軸方向すなわちヒンジピン
31と平行な方向に移動可能に挿通している。図2に示
すように、ストッパピン25が後退位置にあるとき、ス
トッパピン25の先端とロアヒンジ20の他方の側壁2
3との間には、ねじりコイルばね33のロアヒンジ20
側の端部(請求項1における一端部に対応)の通過を許
容する隙間が形成される。これにより、アッパヒンジ1
0に固定したシートクッションは、ねじりコイルばね3
3を回動させながら自由に回動できる状態となる。
とき、ストッパピン25は先端部のくびれた部分がロア
ヒンジ20の他方の側壁23に形成した係止孔23a内
に入って抜け止め係止される。このとき、ねじりコイル
ばね33のロアヒンジ20側の端部は、ストッパピン2
5より後方(図1における右側)に位置していれば、シ
ートクッションが横臥する向き(図1における時計方
向)にねじりコイルばね33が回動したときストッパピ
ン25の中間部に係止される。これにより、ねじりコイ
ルばね33は、シートクッションが起立する向きにアッ
パヒンジ10を付勢することになる。
クッションにアッパヒンジ10を固定した後、ストッパ
ピン25を後退位置に保った状態にしておけば、各ヒン
ジ10,20間の回動が自由であるため、図5の実線に
示すようにシートクッションを安定した状態で車体のフ
ロア上に載置して、ロアヒンジ20の車体に対する位置
決め及び固定を行うことができる。したがって、従来の
ようなシートクッションを起立した状態に保持するとい
う繁雑な作業を必要とせずに、簡単にシートクッション
を車体に取り付けることができる。
起立させてアッパヒンジ10及びねじりコイルばね33
を図1の二点鎖線に示す状態とし、ストッパピン25を
前進位置に移動させれば、ねじりコイルばね33のロア
ヒンジ20側の端部はストッパピン25に係止されて時
計方向の回動が阻止されるようになる。これにより、シ
ートクッションを倒せばねじりコイルばね33が撓んで
シートクッションは起立する向きに付勢されるようにな
り、起立したシートクッションが車両の走行中等に倒れ
ることは防止される。この場合、ストッパピン25は、
ロアヒンジ20の一方の側壁22に形成した支持孔22
aの内周にヒンジピン31と平行に組付けた円筒状のカ
ラー24に挿通しているため、簡単かつ確実に前進位置
と後退位置との間で移動させることができる。
ジ20側にストッパピン25を設けて、ねじりコイルば
ね33のロアヒンジ20側の端部をストッパピン25に
係止させるようにしたが、ストッパピン25をアッパヒ
ンジ10側に設けて、ねじりコイルばね33のアッパヒ
ンジ10側の端部をストッパピン25に係止させるよう
にしてもよい。この場合、固定板34を省略してねじり
コイルばね32のアッパヒンジ10側の端部をストッパ
ピン25が後退位置にあるとき自由に回動できるように
するとともに、ねじりコイルばね33のロアヒンジ10
側の端部をロアヒンジ10に固定するようにするとよ
い。
イルばね33のアッパヒンジ10側の端部を固定板34
によりアッパヒンジ10に固定するようにしており、こ
のようにすればストッパピン25は図1に示すようにシ
ートクッションを起立させた状態で押込んで前進位置と
するだけでねじりコイルばね33のロアヒンジ20側の
端部に対しシートクッションの倒れを防止する側に係合
されるので好都合である。しかしながら、アッパヒンジ
10側端部は、必ずしもアッパヒンジ10に固定する必
要はない。
側面図である。
ンジ、22,23…側壁、22a…支持孔、23a…係
止孔、24…カラー、25…ストッパピン、31…ヒン
ジピン、33…ねじりコイルばね。
Claims (3)
- 【請求項1】車両用シートのシートクッションの下部一
側に固定され互いに平行に下方に延びる一対の側壁を有
するアッパヒンジと、 車体に固定され互いに平行に上方に延びる一対の側壁を
有するロアヒンジと、 前記両ヒンジの各一対の側壁の先端部を互いに回動自在
に連結するヒンジピンと、 前記ヒンジピンに巻付けられたねじりコイルばねを備え
てなるシートヒンジ構造において、 前記両ヒンジのうちの一方の一対の側壁のうちの一方に
形成した支持孔に前記ヒンジピンと平行に移動可能に挿
通されてなり、前進位置にあるときはその先端部が前記
一対の側壁のうちの他方に形成した係止孔に係止される
とともに後退位置にあるときは前記先端部と前記他方の
側壁との間に隙間を形成するストッパピンを更に備え、 前記ねじりコイルばねは、前記ストッパピンが前記前進
位置にある状態では一端部にて前記ストッパピンに係合
すると共に他端部にて前記両ヒンジのうちの他方に係合
して前記シートクッションを起立する向きに付勢し、前
記ストッパピンが前記後退位置にある状態では前記一端
が前記ストッパピンの先端部と前記他方の側壁との間の
隙間内に位置して前記シートクッションの回動を自由に
することを特徴とするシートヒンジ構造。 - 【請求項2】前記支持孔の内周に前記ストッパピンの移
動方向を前記ヒンジピンと平行な方向に規制するカラー
を設けたことを特徴とする前記請求項1に記載のシート
ヒンジ構造。 - 【請求項3】前記ねじりコイルばねの他端部を前記他方
のヒンジに固定したことを特徴とする前記請求項1に記
載のシートヒンジ構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24757599A JP4341115B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | シートヒンジ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24757599A JP4341115B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | シートヒンジ構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001063418A true JP2001063418A (ja) | 2001-03-13 |
JP4341115B2 JP4341115B2 (ja) | 2009-10-07 |
Family
ID=17165547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24757599A Expired - Lifetime JP4341115B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | シートヒンジ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4341115B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321304A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Shiroki Corp | タンブルシート |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24757599A patent/JP4341115B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006321304A (ja) * | 2005-05-18 | 2006-11-30 | Shiroki Corp | タンブルシート |
JP4712440B2 (ja) * | 2005-05-18 | 2011-06-29 | シロキ工業株式会社 | タンブルシート |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4341115B2 (ja) | 2009-10-07 |
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