JP2001062873A - 異方性磁石の製造方法と製造用金型 - Google Patents

異方性磁石の製造方法と製造用金型

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JP2001062873A
JP2001062873A JP23722399A JP23722399A JP2001062873A JP 2001062873 A JP2001062873 A JP 2001062873A JP 23722399 A JP23722399 A JP 23722399A JP 23722399 A JP23722399 A JP 23722399A JP 2001062873 A JP2001062873 A JP 2001062873A
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pole
cavity
magnet
permanent magnet
magnetic field
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JP23722399A
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English (en)
Inventor
Atsushi Kawamoto
淳 川本
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型キャビティ内の磁場を増大させて表面磁
界(磁気特性)が向上した異方性磁石の製造方法と製造
用金型を提供すること。 【解決手段】 磁性材料が収容されたキャビティ11の極
部分にN極側およびS極側の各矩形状面を対向させて複
数のN極用永久磁石12およびS極用永久磁石13を隙間部
を介し交互に並べて配置し、かつN極用永久磁石の隙間
部に面した2面にそのN極側が接すると共にS極用永久
磁石の隙間部に面した2面にそのS極側が接するように
補助用永久磁石14を介在させ、N極側およびS極側の各
矩形状面以外からの漏洩磁場を補助用永久磁石の反発磁
場により抑制してキャビティ内の磁場を増大させたこと
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は異方性磁石の製造方
法と製造用金型に係り、特に、金型キャビティ内の磁場
を増大させて磁気特性が向上した異方性磁石の製造方法
と製造用金型の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8(C)に示す円筒外周面多極、図8
(D)に示す円筒内周面多極および図9に示す角形多極
等の多極着磁用磁石としては、従来、等方性のものと異
方性のものがあり、上記異方性磁石としてラジアル異方
性磁石(図8B参照)と極異方性磁石(図8CとD参
照)が知られている。そして、ラジアル異方性や極異方
性等の異方性磁石は等方性の磁石に較べて原理的に大き
な表面磁界が得られるが、特開昭56−69805号公
報や特開昭60−47409号公報等に記載された従来
の製造方法では磁場配向時における金型キャビティ内の
磁場が十分得られないため、実際のところ満足する磁気
特性は得られていない。特に、異方化に大きな磁界が必
要となる希土類異方性磁石ではこの傾向が顕著であっ
た。
【0003】例えば、上記特開昭56−69805号公
報に記載された異方性磁石の製造方法では、図10
(A)に示すように磁性材料が収容されたキャビティ1
の内周側極部分にN極側およびS極側が対向するように
N極用永久磁石2およびS極用永久磁石3を交互に並べ
て配置し、キャビティ1外部から磁場を印加して上記磁
性材料に対し磁場配向を行っており、また、特開昭60
−47409号公報に記載された異方性磁石の製造方法
では、図10(B)に示すように磁性材料が収容された
キャビティ1の内周側極部分にヨーク4を設け、かつ、
各ヨーク4の後方側に起磁力発生用の永久磁石5を配置
すると共に、相隣るヨーク4間に上記永久磁石5との間
に反発磁気回路を形成させる永久磁石6を設け、キャビ
ティ1外部から磁場を印加して上記磁性材料に対し磁場
配向を行っている。
【0004】しかし、いずれの製造方法も、上述したよ
うに磁場配向時における金型キャビティ内の磁場が十分
得られないため、得られた製品の磁気特性は満足できる
ものではなかった。
【0005】尚、図10(B)においてヨーク4の両側
に配置された永久磁石6に加えて上記ヨーク4の上下両
面にも上記永久磁石5との間に反発磁気回路を形成させ
る永久磁石(図示せず)を設けることで上記特開昭60
−47409号公報に記載の製造方法を改良した方法も
提案(特公平5−62807号公報参照)されている
が、未だ十分ではなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような問
題点に着目してなされたもので、その課題とするところ
は、金型キャビティ内の磁場を増大させて磁気特性が向
上した異方性磁石の製造方法と製造用金型を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、キャビティ内に収容された磁性材料に対しキ
ャビティ外部から磁場を印加して磁場配向する異方性磁
石の製造方法を前提とし、上記キャビティの極部分にN
極側およびS極側の各矩形状面が対向しかつ各矩形状面
の縁部からキャビティとは反対側方向に伸びる4面を有
する2個以上のN極用およびS極用の永久磁石を隙間部
を介し交互に並べて配置し、かつ、上記極部分にN極側
が対向したN極用永久磁石の上記隙間部に面した2面に
そのN極側が接すると共に上記極部分にS極側が対向し
たS極用永久磁石の上記隙間部に面した2面にそのS極
側が接するように補助用永久磁石を介在させ、N極用永
久磁石およびS極用永久磁石の各矩形状面以外からの漏
洩磁場を各隙間部に配置した補助用永久磁石の反発磁場
により抑制して上記キャビティ内の磁場を増大させたこ
とを特徴とするものである。
【0008】そして、この請求項1記載の発明に係る異
方性磁石の製造方法によれば、キャビティ内の磁場形成
手段としてN極用永久磁石およびS極用永久磁石を適用
し、かつ、N極用永久磁石およびS極用永久磁石の各矩
形状面以外からの漏洩磁場を各隙間部に配置した補助用
永久磁石の反発磁場により抑制しているため、漏洩磁場
の低減を図らない特開昭56−69805号公報記載の
方法およびヨークを用いた特開昭60−47409号公
報や特公平5−62807号公報記載の方法に較べて上
記キャビティ内の磁場を増大させることが可能となる。
【0009】次に、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の発明に係る異方性磁石の製造方法を前提とし、上記
N極用永久磁石における矩形状面の縁部から伸びる残り
2面にそのN極側が接する一対の第二補助用永久磁石を
設けると共に、上記S極用永久磁石における矩形状面の
縁部から伸びる残り2面にそのS極側が接する一対の第
二補助用永久磁石を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0010】そして、請求項2記載の発明に係る異方性
磁石の製造方法によれば、N極用永久磁石における矩形
状面の縁部から伸びる残り2面にそのN極側が接する一
対の第二補助用永久磁石を設けると共に上記S極用永久
磁石における矩形状面の縁部から伸びる残り2面にその
S極側が接する一対の第二補助用永久磁石を設けている
ことから、請求項1記載の発明に係る異方性磁石の製造
方法に較べて補助用永久磁石による反発磁界が強まり、
N極用永久磁石およびS極用永久磁石の各矩形状面以外
からの漏洩磁場がより抑制されるため上記キャビティ内
の磁場を更に増大させることが可能となる。
【0011】尚、リング状磁石である図8(C)の円筒
外周面多極磁石と図8(D)の円筒内周面多極磁石を比
較した場合、図8(D)に示す円筒内周面多極磁石の製
造は困難性を有する。これは、円筒内周面多極磁石にお
ける磁場配向の際、磁性材料が収容されたキャビティの
内側に磁場形成手段を配置して上記磁場配向を行うこと
を要するからである。すなわち、キャビティの外側に較
べその内側はスペースが小さいことから、キャビティの
内側に容積の大きい磁場形成手段を配置することができ
ず、その分、上記円筒外周面多極磁石の場合に較べて磁
場配向のための磁場を強くすることが難しいからであ
る。但し、本発明の製造方法においては、従来法に較べ
容積の小さい磁場形成手段を用いた場合でもキャビティ
内に十分な磁場を形成できるため図8(D)に示す円筒
内周面多極磁石の製造法に適している。請求項3に係る
発明はこのような理由からなされている。
【0012】すなわち、請求項3に係る発明は、請求項
1若しくは2記載の発明に係る異方性磁石の製造方法を
前提とし、上記キャビティが円筒形の空間若しくは径寸
法を異にする2つの断面円弧形状の壁面で形成される空
間を有しており、このキャビティにおける内周側の極部
分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向するように
N極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に並
べて配置したことを特徴とするものである。
【0013】次に、請求項4〜6に係る発明は、それぞ
れ請求項1〜3に係る発明に対応した異方性磁石製造用
金型の構成を特定した発明に関する。
【0014】すなわち、請求項4に係る発明は、キャビ
ティ内に収容された磁性材料に対しキャビティ外部から
磁場を印加して磁場配向する異方性磁石の製造用金型を
前提とし、上記キャビティの極部分にN極側およびS極
側の各矩形状面が対向しかつ各矩形状面の縁部からキャ
ビティとは反対側方向に伸びる4面を有する2個以上の
N極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に並
べて配置し、かつ、上記極部分にN極側が対向したN極
用永久磁石の隙間部に面した2面にそのN極側が接する
と共に上記極部分にS極側が対向したS極用永久磁石の
隙間部に面した2面にそのS極側が接するように補助用
永久磁石を上記隙間部に介在させたことを特徴とし、請
求項5に係る発明は、請求項4記載の発明に係る異方性
磁石の製造用金型を前提とし、上記N極用永久磁石にお
ける矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのN極側が
接する一対の第二補助用永久磁石を設けると共に、上記
S極用永久磁石における矩形状面の縁部から伸びる残り
2面にそのS極側が接する一対の第二補助用永久磁石を
設けたことを特徴とし、また、請求項6に係る発明は、
請求項4若しくは5記載の発明に係る異方性磁石の製造
用金型を前提とし、上記キャビティが円筒形の空間若し
くは径寸法を異にする2つの断面円弧形状の壁面で形成
される空間を有しており、このキャビティにおける内周
側の極部分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向す
るようにN極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し
交互に並べて配置したことを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0016】まず、図1(A)は図9に示した角形多極
に係る異方性磁石の製造用金型の概略説明図、図1
(B)はこの金型の一部を構成する磁場形成手段として
の磁石群の概略斜視図を示している。
【0017】すなわち、この製造用金型10は、アルミ
ニウム、非磁性ステンレス等の非磁性材料で形成されか
つ異方性SmCo系等の磁性粉単体若しくは磁性粉とバ
インダー等から成る磁性材料(図示せず)が収容された
直線状のキャビティ11と、このキャビティ11の極部
分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向しかつ隙間
部を介し交互に並べて配置された直方体形状を有する複
数のN極用永久磁石12並びにS極用永久磁石13と、
各隙間部に配置されかつN極用永久磁石12の上記隙間
部に面した2面にそのN極側が接すると共に上記S極用
永久磁石13の隙間部に面した2面にそのS極側が接す
る補助用永久磁石14とでその主要部が構成され、か
つ、この金型10の周囲には上記非磁性材料から成る装
置部材(図示せず)が配置されている。
【0018】そして、この製造用金型10においては、
キャビティ11近傍に配置されたN極用永久磁石12お
よびS極用永久磁石13におけるN極側およびS極側の
各矩形状面以外からの漏洩磁場が各隙間部に配置された
補助用永久磁石14の反発磁場により抑制されるため、
漏洩磁場の低減を図らない特開昭56−69805号公
報記載の方法およびヨークを用いた特開昭60−474
09号公報や特公平5−62807号公報記載の方法に
較べて上記キャビティ11内の磁場を増大させる(すな
わち、各N極用永久磁石12のN極側矩形状面側からキ
ャビティ11方向へ向かう磁界およびキャビティ11側
から各S極用永久磁石13のS極側矩形状面方向へ向か
う磁界を強める)ことが可能となる。
【0019】従って、上記キャビティ11内に収容され
た磁性材料の磁場配向時における磁場が十分得られるた
め、上述した従来法に較べて表面磁界(磁気特性)が向
上した異方性磁石を製造することができる。
【0020】また、図2に示すように上記N極用永久磁
石12におけるN極側矩形状面の縁部から伸びる残り2
面にそのN極側が接する一対の第二補助用永久磁石1
5、16を設けると共に、上記S極用永久磁石13にお
けるS極側矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのS
極側が接する一対の第二補助用永久磁石17、18を設
けてもよい。
【0021】そして、このような構造にすることにより
上記補助用永久磁石14と第二補助用永久磁石15、1
6、17、18による反発磁界が強まるため、図1
(B)に示した金型に較べてN極用永久磁石12および
S極用永久磁石13におけるN極側およびS極側の各矩
形状面以外からの漏洩磁場が更に抑制される。
【0022】従って、上記キャビティ11内の磁場を更
に増大させる(すなわち、各N極用永久磁石12のN極
側矩形状面側からキャビティ11方向へ向かう磁界およ
びキャビティ11側から各S極用永久磁石13のS極側
矩形状面方向へ向かう磁界を更に強める)ことが可能に
なるため、表面磁界(磁気特性)がより向上した異方性
磁石を製造することができる。
【0023】次に、図3は、図8(C)に示した円筒外
周面多極に係る異方性磁石の製造用金型の概略説明図で
ある。
【0024】すなわち、この製造用金型20は、上記非
磁性材料で形成されかつ異方性SmCo系等の磁性粉単
体若しくは磁性粉とバインダー等から成る磁性材料(図
示せず)が収容された円筒形状のキャビティ21と、こ
のキャビティ21の外極部分(すなわち、キャビティ2
1外周側の極部分)にN極側およびS極側の各矩形状面
が対向しかつ隙間部を介し交互に並べて配置された略直
方体形状を有する複数のN極用永久磁石22並びにS極
用永久磁石23と、各隙間部に配置されかつN極用永久
磁石22の上記隙間部に面した2面にそのN極側が接す
ると共に上記S極用永久磁石23の隙間部に面した2面
にそのS極側が接する補助用永久磁石24とでその主要
部が構成され、かつ、この金型20の周囲には非磁性材
料から成る図示外の装置部材が配置されている。
【0025】そして、この製造用金型20においても、
キャビティ21近傍に配置されたN極用永久磁石22お
よびS極用永久磁石23におけるN極側およびS極側の
各矩形状面以外からの漏洩磁場が各隙間部に配置された
補助用永久磁石24の反発磁場により抑制されるため、
上記キャビティ21内の磁場を増大させる(すなわち、
各N極用永久磁石22のN極側矩形状面側からキャビテ
ィ21方向へ向かう磁界およびキャビティ21側から各
S極用永久磁石23のS極側矩形状面方向へ向かう磁界
を強める)ことが可能となる。
【0026】従って、上記キャビティ21内に収容され
た磁性材料の磁場配向時における磁場が十分得られるた
め、上述した従来法に較べて表面磁界(磁気特性)が向
上した円筒外周面多極に係る異方性磁石を製造すること
ができる。
【0027】尚、図3の金型20においては上記キャビ
ティ21内周側に非磁性材料で構成された装置部材(図
示せず)が配置されているが、非磁性の装置部材に代え
て鉄、コバルト、ニッケル等強磁性体から成る部材を配
置することにより円筒外周面多極に係るラジアル異方性
磁石(図8B参照)を製造することが可能となる。ま
た、図3においては円筒形状を有するキャビティ21が
適用されているが、このキャビティ21に代え、径寸法
を異にする2つの断面円弧形状の非磁性壁面で形成され
たキャビティを用いてもよい。この場合、略扇形状の異
方性磁石を製造することができる。
【0028】次に、図4(A)は、図8(D)に示した
円筒内周面多極に係る異方性磁石の製造装置の概略説明
図、図4(B)は、図4(A)のB−B面断面図であ
る。
【0029】すなわち、この製造装置は、上記非磁性材
料で形成されかつ異方性SmCo系等の磁性粉単体若し
くは磁性粉とバインダー等から成る磁性材料(図示せ
ず)が収容された円筒形状のキャビティ31と、このキ
ャビティ31の内極部分(すなわち、キャビティ31内
周側の極部分)にN極側およびS極側の各矩形状面が対
向しかつ隙間部を介し交互に並べて配置された略直方体
形状を有する複数のN極用永久磁石32並びにS極用永
久磁石33と、各隙間部に配置されかつN極用永久磁石
32の上記隙間部に面した2面にそのN極側が接すると
共に上記S極用永久磁石33の隙間部に面した2面にそ
のS極側が接する補助用永久磁石34とでその主要部が
構成され、かつ、キャビティ31と磁石群とで構成され
る金型の周囲には非磁性材料から成る装置部材300が
配置されている。
【0030】そして、この製造装置においても、キャビ
ティ31近傍に配置されたN極用永久磁石32およびS
極用永久磁石33におけるN極側およびS極側の各矩形
状面以外からの漏洩磁場が各隙間部に配置された補助用
永久磁石34の反発磁場により抑制されるため、上記キ
ャビティ31内の磁場を増大させる(すなわち、各N極
用永久磁石32のN極側矩形状面側からキャビティ31
方向へ向かう磁界およびキャビティ31側から各S極用
永久磁石33のS極側矩形状面方向へ向かう磁界を強め
る)ことが可能となる。
【0031】従って、上記キャビティ31内に収容され
た磁性材料の磁場配向時における磁場が十分得られるた
め、上述した従来法に較べて表面磁界(磁気特性)が向
上した円筒内周面多極に係る異方性磁石を製造すること
ができる。
【0032】尚、図4(B)の金型においては上記キャ
ビティ31内周側に非磁性材料で構成された装置部材3
00が配置されているが、非磁性の装置部材300に代
えて鉄、コバルト、ニッケル等強磁性体から成る部材を
配置することにより円筒内周面多極に係るラジアル異方
性磁石(図8B参照)を製造することが可能となる。ま
た、図4(B)においては円筒形状を有するキャビティ
31が適用されているが、このキャビティ31に代え、
径寸法を異にする2つの断面円弧形状の非磁性壁面で形
成されたキャビティを用いてもよい。この場合、略扇形
状の異方性磁石を製造することができる。また、図4
(B)においてはキャビティ31の内周面とN極用永久
磁石32、S極用永久磁石33および補助用永久磁石3
4の各先端とが接触した状態で配置されているが、図1
(A)および図3に示すように上記内周面と各磁石先端
との間に隙間を設けても当然のことながらよく、また、
キャビティ31内周面と各磁石先端との間に、WC系あ
るいはTiC系等非磁性超硬材料から成る磁石保護用の
部材を介在させてもよい。
【0033】次に、図4(B)の金型においては略直方
体形状のN極用永久磁石32並びにS極用永久磁石33
が適用されているが、図5および図6に示すように略三
角柱状のN極用永久磁石42並びにS極用永久磁石43
を適用しかつその隙間部に補助用永久磁石44を配置す
る構成に変更してもよい。また、漏洩磁場のより低減を
図るため、図7に示すように上記N極用永久磁石42に
おけるN極側矩形状面の縁部から伸びる残り2面にその
N極側が接する一対の第二補助用永久磁石45、46を
設けると共に、上記S極用永久磁石43におけるS極側
矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのS極側が接す
る一対の第二補助用永久磁石47、48を設けてもよ
い。
【0034】尚、本発明において適用できる上記永久磁
石としては、フェライト磁石、アルニコ磁石、Fe−C
r−Co磁石、希土類コバルト磁石、Pt−Co磁石、
Mn−Al−C磁石、Sm−Fe−N系磁石、Nd−F
e−B系磁石等公知の永久磁石が挙げられる。
【0035】また、本発明に係る製造方法および製造用
金型により製造された異方性樹脂磁石若しくは異方性焼
結磁石の用途については任意であり、例えば、ステッピ
ングモータ、DCモータ、DCブラシレスモータ、AC
モータ等公知のモータ用ロータ若しくはステーター、リ
ニアモータ用ムーバー若しくはステーター、磁気エンコ
ーダ用磁石等が挙げられる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例について具体的に説明
する。
【0037】[実施例1]図3に示すようにキャビティ
21の外周側に、N極用永久磁石22並びにS極用永久
磁石23と各隙間部に補助用永久磁石24を円弧状に順
次並べて配置し、N6極、S6極の磁場がキャビティ2
1内に生じるように設定した。
【0038】尚、上記N極用永久磁石22、S極用永久
磁石23および補助用永久磁石24としてはNd−Fe
−B系焼成磁石[住友特殊金属(株)社製 ネオマック
ス39SH]を適用し、その大きさは、高さ10mm、
内径20mm、外径40mmの扇状で、かつ、これ等扇
状磁石22、23、24の広がり角度は等間隔(各15
度)とした。また、キャビティ21の大きさは、高さ1
0mm、内径16.5mm、外径19.5mmとした。
【0039】そして、上記N極用永久磁石22並びにS
極用永久磁石23の各N極側並びにS極側先端から0.
5mm離れたキャビティ21内の磁場を測定したところ
最大9.7kOeであり、配向成形に十分な値であっ
た。
【0040】すなわち、この金型で成形した樹脂磁石の
表面磁束密度を測定したところ3200Gで良好な特性
が得られた。
【0041】尚、使用した樹脂磁石ペレットは、住友金
属鉱山(株)社製 Wellmax-S3A-12(磁性粉:SmFe
N、樹脂材料:ナイロン)で、成形条件は、型締め圧:
50T、射出温度:260℃、金型温度:60℃であ
り、また、成形磁石の着磁条件は、外周12極着磁ヨー
クを1000μF、1600V、最大着磁磁界30kG
とした。
【0042】また、上記表面磁束密度は、横川電気
(株)社製ガウスメータを用い、プローブを磁石外周側
に接触させて測定した。
【0043】[実施例2]図4(B)に示すようにキャ
ビティ31の内周側に、N極用永久磁石32並びにS極
用永久磁石33と各隙間部に補助用永久磁石34を円弧
状に順次並べて配置し、N6極、S6極の磁場がキャビ
ティ31内に生じるように設定した。
【0044】尚、N極用永久磁石32、S極用永久磁石
33および補助用永久磁石34としてはNd−Fe−B
系焼成磁石[住友特殊金属(株)社製 ネオマックス3
9SH]を適用し、その大きさは、高さ10mm、内径
5mm、外径20mmの扇状で、かつ、これ等扇状磁石
32、33、34の広がり角度は等間隔(各15度)と
した。また、キャビティ31の大きさは、高さ10m
m、内径20.5mm、外径23mmとした。
【0045】そして、上記N極用永久磁石32並びにS
極用永久磁石33の各N極側並びにS極側先端から0.
5mm離れたキャビティ31内の磁場を測定したところ
最大6.7kOeであり、配向成形に十分な値であっ
た。
【0046】すなわち、この金型で成形した樹脂磁石の
表面磁束密度を測定したところ2200Gで良好な特性
が得られた。
【0047】尚、使用した樹脂磁石ペレットは、住友金
属鉱山(株)社製 Wellmax-S3A-12(磁性粉:SmFe
N、樹脂材料:ナイロン)で、成形条件は、型締め圧:
50T、射出温度:230℃、金型温度:60℃であ
り、また、成形磁石の着磁条件は、内周12極着磁ヨー
クを1000μF、1600V、最大着磁磁界30kG
とした。
【0048】また、上記表面磁束密度は、横川電気
(株)社製ガウスメータを用い、プローブを磁石外周側
に接触させて測定した。
【0049】[比較例1]図10(A)に示すようにキ
ャビティ1の内周側に、N極用永久磁石2並びにS極用
永久磁石3を円弧状に順次並べて配置し、N6極、S6
極の磁場がキャビティ1内に生じるように設定した。
【0050】尚、N極用永久磁石2並びにS極用永久磁
石3としてはNd−Fe−B系焼成磁石[住友特殊金属
(株)社製 ネオマックス39SH]を適用し、その大
きさは、高さ10mm、内径5mm、外径20mmの扇
状で、かつ、これ等扇状磁石2、3の広がり角度は等間
隔(各30度)とした。また、キャビティ1の大きさ
は、高さ10mm、内径20.5mm、外径23mmと
した。
【0051】そして、上記N極用永久磁石2並びにS極
用永久磁石3の各N極側並びにS極側先端から0.5m
m離れたキャビティ1内の磁場を測定したところ最大
4.1kOeであり、配向成形には不十分な値であっ
た。
【0052】すなわち、この金型で成形した樹脂磁石の
表面磁束密度を測定したところ1500Gであり、実施
例2に係る樹脂磁石の2200Gより劣っていた。
【0053】尚、使用した樹脂磁石ペレット、成形条
件、成形磁石の着磁条件、および、表面磁束密度の測定
条件等は実施例2と同一である。
【0054】[比較例2]図10(B)に示すようにキ
ャビティ1の内周側に、起磁力発生用の永久磁石5が後
方側に設けられたヨーク4と各隙間部に永久磁石6を円
弧状に順次並べて配置し、N6極、S6極の磁場がキャ
ビティ1内に生じるように設定した。
【0055】尚、各ヨーク4と永久磁石6の大きさは、
高さ10mm、内径5mm、外径20mmの扇状で、か
つ、これ等扇状磁石4、6の広がり角度は等間隔(各1
5度)とし、また、永久磁石6としてはNd−Fe−B
系焼成磁石[住友特殊金属(株)社製 ネオマックス3
9SH]を適用した。また、キャビティ1の大きさは、
高さ10mm、内径20.5mm、外径23mmとし
た。
【0056】そして、上記ヨーク4先端から0.5mm
離れたキャビティ1内の磁場を測定したところ最大3.
3kOeであり、配向成形には不十分な値であった。
【0057】すなわち、この金型で成形した樹脂磁石の
表面磁束密度を測定したところ1200Gであり、実施
例2に係る樹脂磁石の2200Gより劣っていた。
【0058】尚、使用した樹脂磁石ペレット、成形条
件、成形磁石の着磁条件、および、表面磁束密度の測定
条件等は実施例2と同一である。
【0059】[比較例3]図10(B)においてヨーク
4の両側に配置された永久磁石6に加え上記ヨーク4の
上下両面にも永久磁石5との間に反発磁気回路を形成さ
せる永久磁石(図示せず)を設けた点を除き比較例2と
同一の条件で金型を構成した。
【0060】そして、上記ヨーク4先端から0.5mm
離れたキャビティ1内の磁場を測定したところ最大4.
6kOeであり、配向成形には不十分な値であった。
【0061】すなわち、この金型で成形した樹脂磁石の
表面磁束密度を測定したところ1600Gであり、実施
例2に係る樹脂磁石の2200Gより劣っていた。
【0062】尚、使用した樹脂磁石ペレット、成形条
件、成形磁石の着磁条件、および、表面磁束密度の測定
条件等は実施例2と同一である。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る異方性磁石の
製造方法および請求項4記載の発明に係る製造用金型に
よれば、キャビティ内の磁場形成手段としてN極用永久
磁石およびS極用永久磁石を適用し、かつ、N極用永久
磁石およびS極用永久磁石の各矩形状面以外からの漏洩
磁場を各隙間部に配置した補助用永久磁石の反発磁場に
より抑制しているため、漏洩磁場の低減を図らない特開
昭56−69805号公報記載の方法およびヨークを用
いた特開昭60−47409号公報や特公平5−628
07号公報記載の方法等に較べて上記キャビティ内の磁
場を増大させることが可能となる。
【0064】従って、上記キャビティ内に収容された磁
性材料の磁場配向時における磁場が十分得られるため、
表面磁界(磁気特性)が向上した異方性磁石を製造でき
る効果を有する。
【0065】また、請求項2記載の発明に係る異方性磁
石の製造方法および請求項5記載の発明に係る製造用金
型によれば、N極用永久磁石における矩形状面の縁部か
ら伸びる残り2面にそのN極側が接する一対の第二補助
用永久磁石を設けると共に上記S極用永久磁石における
矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのS極側が接す
る一対の第二補助用永久磁石を設けていることから、請
求項1若しくは4記載の発明に較べて補助用永久磁石に
よる反発磁界が強まり、N極用永久磁石およびS極用永
久磁石の各矩形状面以外からの漏洩磁場がより抑制され
るため上記キャビティ内の磁場を更に増大させることが
可能となる。
【0066】従って、表面磁界(磁気特性)が更に向上
した異方性磁石を製造できる効果を有する。
【0067】また、請求項3記載の発明に係る異方性磁
石の製造方法および請求項6記載の発明に係る製造用金
型によれば、上記キャビティが円筒形の空間若しくは径
寸法を異にする2つの断面円弧形状の壁面で形成される
空間を有しており、このキャビティにおける内周側の極
部分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向するよう
にN極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に
並べて配置しているため、表面磁界(磁気特性)が向上
した円筒内周面多極に係る異方性磁石を製造できる効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は本発明の実施の形態に係る異方性
磁石の製造用金型の概略説明図、図1(B)はこの金型
の一部を構成する磁場形成手段としての磁石群の概略斜
視図。
【図2】他の実施の形態に係る磁場形成手段としての磁
石群の概略斜視図。
【図3】他の実施の形態に係る異方性磁石の製造用金型
の概略説明図。
【図4】図4(A)は他の実施の形態に異方性磁石の製
造装置の概略説明図、図4(B)は図4(A)のB−B
面断面図。
【図5】他の実施の形態に係る異方性磁石の製造用金型
の概略説明図。
【図6】図5の製造用金型に適用された磁場形成手段と
しての磁石群の概略斜視図。
【図7】他の実施の形態に係る磁場形成手段としての磁
石群の概略斜視図。
【図8】図8(A)はリング状磁石の概略斜視図、図8
(B)はラジアル異方性磁石の説明図、図8(C)は極
異方性である円筒外周面多極磁石の説明図、図8(D)
は極異方性である円筒内周面多極磁石の説明図。
【図9】角形多極磁石の説明図。
【図10】図10(A)は従来法に係る製造用金型の概
略説明図、図10(B)は他の従来法に係る製造用金型
の概略説明図。
【符号の説明】
10 製造用金型 11 キャビティ 12 N極用永久磁石 13 S極用永久磁石 14 補助用永久磁石

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】キャビティ内に収容された磁性材料に対し
    キャビティ外部から磁場を印加して磁場配向する異方性
    磁石の製造方法において、 上記キャビティの極部分にN極側およびS極側の各矩形
    状面が対向しかつ各矩形状面の縁部からキャビティとは
    反対側方向に伸びる4面を有する2個以上のN極用およ
    びS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に並べて配置
    し、かつ、上記極部分にN極側が対向したN極用永久磁
    石の上記隙間部に面した2面にそのN極側が接すると共
    に上記極部分にS極側が対向したS極用永久磁石の上記
    隙間部に面した2面にそのS極側が接するように補助用
    永久磁石を介在させ、N極用永久磁石およびS極用永久
    磁石の各矩形状面以外からの漏洩磁場を各隙間部に配置
    した補助用永久磁石の反発磁場により抑制して上記キャ
    ビティ内の磁場を増大させたことを特徴とする異方性磁
    石の製造方法。
  2. 【請求項2】上記N極用永久磁石における矩形状面の縁
    部から伸びる残り2面にそのN極側が接する一対の第二
    補助用永久磁石を設けると共に、上記S極用永久磁石に
    おける矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのS極側
    が接する一対の第二補助用永久磁石を設けたことを特徴
    とする請求項1記載の異方性磁石の製造方法。
  3. 【請求項3】上記キャビティが円筒形の空間若しくは径
    寸法を異にする2つの断面円弧形状の壁面で形成される
    空間を有しており、このキャビティにおける内周側の極
    部分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向するよう
    にN極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に
    並べて配置したことを特徴とする請求項1若しくは2記
    載の異方性磁石の製造方法。
  4. 【請求項4】キャビティ内に収容された磁性材料に対し
    キャビティ外部から磁場を印加して磁場配向する異方性
    磁石の製造用金型において、 上記キャビティの極部分にN極側およびS極側の各矩形
    状面が対向しかつ各矩形状面の縁部からキャビティとは
    反対側方向に伸びる4面を有する2個以上のN極用およ
    びS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に並べて配置
    し、かつ、上記極部分にN極側が対向したN極用永久磁
    石の隙間部に面した2面にそのN極側が接すると共に上
    記極部分にS極側が対向したS極用永久磁石の隙間部に
    面した2面にそのS極側が接するように補助用永久磁石
    を上記隙間部に介在させたことを特徴とする異方性磁石
    の製造用金型。
  5. 【請求項5】上記N極用永久磁石における矩形状面の縁
    部から伸びる残り2面にそのN極側が接する一対の第二
    補助用永久磁石を設けると共に、上記S極用永久磁石に
    おける矩形状面の縁部から伸びる残り2面にそのS極側
    が接する一対の第二補助用永久磁石を設けたことを特徴
    とする請求項4記載の異方性磁石の製造用金型。
  6. 【請求項6】上記キャビティが円筒形の空間若しくは径
    寸法を異にする2つの断面円弧形状の壁面で形成される
    空間を有しており、このキャビティにおける内周側の極
    部分にN極側およびS極側の各矩形状面が対向するよう
    にN極用およびS極用の永久磁石を隙間部を介し交互に
    並べて配置したことを特徴とする請求項4若しくは5記
    載の異方性磁石の製造用金型。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013105964A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Nichia Chem Ind Ltd 円柱状ボンド磁石の製造方法

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