JP2001062727A - フロストガラス製品の製造法 - Google Patents
フロストガラス製品の製造法Info
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- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C19/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by mechanical means
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B24—GRINDING; POLISHING
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- B24B1/00—Processes of grinding or polishing; Use of auxiliary equipment in connection with such processes
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- B24C1/06—Methods for use of abrasive blasting for producing particular effects; Use of auxiliary equipment in connection with such methods for producing matt surfaces, e.g. on plastic materials, on glass
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- B24D13/14—Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face
- B24D13/145—Wheels having flexibly-acting working parts, e.g. buffing wheels; Mountings therefor acting by the front face having a brush-like working surface
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作業上も安全で、かつ環境にもやさしいサン
ドブラスト加工方法を用いて、外観はもとより、触感に
おいてケミカルフロスト製品と同じ外観と触感を得るこ
とができるフロスト加工方法を提供するものである。 【構成】 ＃２２０より小さな粒径の研磨材を用いてガ
ラス製品にサンドブラスト加工を施し、さらにブラシ研
磨を行う。
ドブラスト加工方法を用いて、外観はもとより、触感に
おいてケミカルフロスト製品と同じ外観と触感を得るこ
とができるフロスト加工方法を提供するものである。 【構成】 ＃２２０より小さな粒径の研磨材を用いてガ
ラス製品にサンドブラスト加工を施し、さらにブラシ研
磨を行う。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス壜およびコッ
プ、皿などのガラス食器の他、花瓶などのガラス製品へ
のフロスト加工方法に関するものである。
プ、皿などのガラス食器の他、花瓶などのガラス製品へ
のフロスト加工方法に関するものである。
【０００２】
【従来技術】ガラス製品のフロスト加工方法には、大き
く分けて、化学的方法と、機械的方法がある。このう
ち、化学的方法はケミカルフロスト法（あるいはケミカ
ルフロスト加工）とも呼ばれるが、その代表的な例とし
て、弗化水素酸、弗素化合物又は酸を混合し、ガラス
面を不均一に腐食し、微細な凹面を生じさせ、フロスト
面を作る方法がある。一方で、機械的方法の代表的な例
としては、サンドブラスト法（あるいはサンドブラス
ト加工）と呼称され、硅砂などを吹き付けて表面を粗面
化する方法が挙げられる。この他に、ウレタン樹脂な
どの熱硬化性樹脂あるいは光硬化性樹脂にシリカ粉末な
どを混合し、ガラス製品の表面に塗布してフロスト面を
得る方法、あるいは、アルコキシシランを主成分とす
るコーティング材を塗装、焼き付けする方法、シリカ
粒子や金属酸化物を低融点ガラスなどをバインダーとし
て塗布焼付する方法がある。
く分けて、化学的方法と、機械的方法がある。このう
ち、化学的方法はケミカルフロスト法（あるいはケミカ
ルフロスト加工）とも呼ばれるが、その代表的な例とし
て、弗化水素酸、弗素化合物又は酸を混合し、ガラス
面を不均一に腐食し、微細な凹面を生じさせ、フロスト
面を作る方法がある。一方で、機械的方法の代表的な例
としては、サンドブラスト法（あるいはサンドブラス
ト加工）と呼称され、硅砂などを吹き付けて表面を粗面
化する方法が挙げられる。この他に、ウレタン樹脂な
どの熱硬化性樹脂あるいは光硬化性樹脂にシリカ粉末な
どを混合し、ガラス製品の表面に塗布してフロスト面を
得る方法、あるいは、アルコキシシランを主成分とす
るコーティング材を塗装、焼き付けする方法、シリカ
粒子や金属酸化物を低融点ガラスなどをバインダーとし
て塗布焼付する方法がある。
【０００３】これらのうち、フロストガラス製品の製造
に最も良く使用されているのは、の弗化水素酸を用い
たエッチングであるが、公害の原因となる弗酸を大量に
扱うので、作業者にとって労働衛生上好ましくなく、そ
の対策を個々に講じなければならなかった。一方で、
の方法では、ガラス生地の表面を機械的に傷付け、粗面
化するため、ガラス表面の凹凸が粗大になり、触感が悪
くなってしまうという欠点を有していた。即ち、従来の
サンドブラスト加工によるガラス製品は、外観はもとよ
り、触感はザラつき、ケミカルフロスト加工した製品と
は明かに差があった。の方法では、有機物の皮膜のた
め、耐熱性が低く、また、表面硬度が低く、その改善が
求められていた。さらに、の方法では、厚膜化が困難
で、有機溶剤を用いるため、作業環境の悪化が問題とな
っていた。の方法では、塗料製造時に、ガラス粉末と
溶媒とをポットミルに入れて長時間混合する必要があ
り、また、有機溶媒を用いる場合には、公害、作業環境
の悪化の問題があり、取扱いには十分な注意が必要であ
った。各々の加工方法には上記したような欠点を有する
ため、ケミカルフロストと同等の触感を有するととも
に、作業上も安全であり、かつ環境にもやさしい加工方
法への変更が望まれていた。
に最も良く使用されているのは、の弗化水素酸を用い
たエッチングであるが、公害の原因となる弗酸を大量に
扱うので、作業者にとって労働衛生上好ましくなく、そ
の対策を個々に講じなければならなかった。一方で、
の方法では、ガラス生地の表面を機械的に傷付け、粗面
化するため、ガラス表面の凹凸が粗大になり、触感が悪
くなってしまうという欠点を有していた。即ち、従来の
サンドブラスト加工によるガラス製品は、外観はもとよ
り、触感はザラつき、ケミカルフロスト加工した製品と
は明かに差があった。の方法では、有機物の皮膜のた
め、耐熱性が低く、また、表面硬度が低く、その改善が
求められていた。さらに、の方法では、厚膜化が困難
で、有機溶剤を用いるため、作業環境の悪化が問題とな
っていた。の方法では、塗料製造時に、ガラス粉末と
溶媒とをポットミルに入れて長時間混合する必要があ
り、また、有機溶媒を用いる場合には、公害、作業環境
の悪化の問題があり、取扱いには十分な注意が必要であ
った。各々の加工方法には上記したような欠点を有する
ため、ケミカルフロストと同等の触感を有するととも
に、作業上も安全であり、かつ環境にもやさしい加工方
法への変更が望まれていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな問題点を解決して、微粉級研磨材を用いたサンドブ
ラスト加工とブラシ研磨を行うことにより、ケミカルフ
ロスト加工した製品と同じ外観と触感を得るフロスト加
工方法を提供するものである。しかも、作業上も安全
で、かつ環境にもやさしい加工方法によるものである。
うな問題点を解決して、微粉級研磨材を用いたサンドブ
ラスト加工とブラシ研磨を行うことにより、ケミカルフ
ロスト加工した製品と同じ外観と触感を得るフロスト加
工方法を提供するものである。しかも、作業上も安全
で、かつ環境にもやさしい加工方法によるものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記を解決するためにな
された本発明のフロストガラス製品の製造法は、＃２２
０より小さな粒径の研磨材を用いてガラス製品にサンド
ブラスト加工を施し、さらにブラシ研磨を行うことを特
徴とするものである。さらに、ブラシ研磨後、水洗いす
るかもしくは水をかけながらブラシ研磨するものであ
る。
された本発明のフロストガラス製品の製造法は、＃２２
０より小さな粒径の研磨材を用いてガラス製品にサンド
ブラスト加工を施し、さらにブラシ研磨を行うことを特
徴とするものである。さらに、ブラシ研磨後、水洗いす
るかもしくは水をかけながらブラシ研磨するものであ
る。
【０００６】
【発明実施の形態】以下に本発明の実施の形態を詳細に
説明する。本発明でいうケミカルフロスト加工したガラ
ス製品と同等の触感とは、表面粗さＲａが０．５〜１．
２μｍ付近のことをいい、好ましくは０．５〜０．９μ
ｍがよい。
説明する。本発明でいうケミカルフロスト加工したガラ
ス製品と同等の触感とは、表面粗さＲａが０．５〜１．
２μｍ付近のことをいい、好ましくは０．５〜０．９μ
ｍがよい。
【０００７】本発明で使用する研磨材の材質は、セラミ
ックス、ガラスなど、ガラス表面をくもり状にするもの
であればよく、粒径は、♯２２０より小さな微粒級の研
磨材であればよい。一般に、サンドブラスト加工で使用
されているＡｌ2Ｏ3♯２２０では、ガラスの表面粗さＲ
ａ≒２．０μｍであり粗い。また、ＳｉＣその他の研磨
材についても同様に粒度が大きいと表面の凹凸は大きく
粗い。粒度が小さくなれば表面の凹凸も小さくなるが、
加工時間は長くなる。スチールは、加工に時間を要する
うえ、粒度を小さくしても微小な凹凸をつくることがで
きず、Ｒａは大きくなってしまうので適さない。なお、
ＳｉＣ、ガラスビーズは、同じ粒径であればＡｌ2Ｏ3よ
りＲａが大きくなるので、より微粒のものがよい。目的
とする表面粗さＲａ＝１．０μｍ以下が得やすく、また
加工の速さからＡｌ2Ｏ3の♯４００が研磨材として最も
望ましい。
ックス、ガラスなど、ガラス表面をくもり状にするもの
であればよく、粒径は、♯２２０より小さな微粒級の研
磨材であればよい。一般に、サンドブラスト加工で使用
されているＡｌ2Ｏ3♯２２０では、ガラスの表面粗さＲ
ａ≒２．０μｍであり粗い。また、ＳｉＣその他の研磨
材についても同様に粒度が大きいと表面の凹凸は大きく
粗い。粒度が小さくなれば表面の凹凸も小さくなるが、
加工時間は長くなる。スチールは、加工に時間を要する
うえ、粒度を小さくしても微小な凹凸をつくることがで
きず、Ｒａは大きくなってしまうので適さない。なお、
ＳｉＣ、ガラスビーズは、同じ粒径であればＡｌ2Ｏ3よ
りＲａが大きくなるので、より微粒のものがよい。目的
とする表面粗さＲａ＝１．０μｍ以下が得やすく、また
加工の速さからＡｌ2Ｏ3の♯４００が研磨材として最も
望ましい。
【０００８】サンドブラスト加工のみでケミカルフロス
ト加工並みの表面粗さＲａ≒１．０μｍを得ることはで
きる。（例えば、Ａｌ2Ｏ3♯４００研磨材を使用したサ
ンドブラスト加工） しかし、サンドブラスト加工では、ガラス製品の表面に
微小なガラス粉が付着しており、粉っぽさが残ってしま
う。また、微小なクラックが多数あるため、白っぽさが
目立つことになる。そのため、２次処理が必要、不可欠
となってくる。そこで、本発明では、２次処理として行
うブラシ研磨により、ケミカルフロスト加工と同様な外
観、触感が得られるようにした。ここで、ブラシ研磨と
は、回転するブラシに製品を押しつける作業を言うが、
この方法に限定するものではない。ブラシは、その材質
を特定するものではないが、研磨材入りナイロンブラシ
が作業性の速さから望ましい。
ト加工並みの表面粗さＲａ≒１．０μｍを得ることはで
きる。（例えば、Ａｌ2Ｏ3♯４００研磨材を使用したサ
ンドブラスト加工） しかし、サンドブラスト加工では、ガラス製品の表面に
微小なガラス粉が付着しており、粉っぽさが残ってしま
う。また、微小なクラックが多数あるため、白っぽさが
目立つことになる。そのため、２次処理が必要、不可欠
となってくる。そこで、本発明では、２次処理として行
うブラシ研磨により、ケミカルフロスト加工と同様な外
観、触感が得られるようにした。ここで、ブラシ研磨と
は、回転するブラシに製品を押しつける作業を言うが、
この方法に限定するものではない。ブラシは、その材質
を特定するものではないが、研磨材入りナイロンブラシ
が作業性の速さから望ましい。
【０００９】ナイロンブラシに混入される研磨材は、♯
２４０以下の微小なものであればよいが、表面を軽く研
磨するためには、♯３２０〜♯５００が望ましい。さら
に洗浄することで、微小なガラス粉を完全に除去でき
る。なお、洗浄しながら（水をかけながら）ブラシ研磨
してもよい。
２４０以下の微小なものであればよいが、表面を軽く研
磨するためには、♯３２０〜♯５００が望ましい。さら
に洗浄することで、微小なガラス粉を完全に除去でき
る。なお、洗浄しながら（水をかけながら）ブラシ研磨
してもよい。
【００１０】また、本発明で得られるフロストガラス製
品は、表面凹凸が小さいので、転写印刷が可能となり、
このため、デザインなどの幅が広がる。
品は、表面凹凸が小さいので、転写印刷が可能となり、
このため、デザインなどの幅が広がる。
【００１１】
【実施例】実施例を下記に示す。 （実施例１）板サイズ７５×３０×２ｍｍｔの青板を用
いて、研磨材を各種変更してその表面粗さを測定した。
サンドブラスト加工におけるショットのエアー圧は３．
５ｋｇ／ｃｍ２で行った。その結果を表１に示す。
いて、研磨材を各種変更してその表面粗さを測定した。
サンドブラスト加工におけるショットのエアー圧は３．
５ｋｇ／ｃｍ２で行った。その結果を表１に示す。
【００１２】
【表１】
【００１３】この結果から、研磨材としてＡｌ2Ｏ3＃４
００が最もよいことがわかる。
００が最もよいことがわかる。
【００１４】（実施例２）次に、実施例１の同種の青板
を用いて、Ａｌ2Ｏ3＃４００サンドブラスト加工品を使
用して、その後の２次処理を各種変更してその表面粗
さ、ガラス粉末除去効果および触感を確認した。その結
果を表２に示す。なお、同種の青板を用いて酸フロスト
をしたものは表面粗さＲａ（μｍ）＝０．８４であっ
た。また、Ａｌ 2Ｏ3＃４００サンドブラスト加工品その
ものは表面粗さＲａ（μｍ）＝０．９９であった。この
結果から、ブラシ研磨でのガラス粉末除去効果は高く、
触感もケミカルフロスト加工した製品と同等の触感が得
られることが確認された。
を用いて、Ａｌ2Ｏ3＃４００サンドブラスト加工品を使
用して、その後の２次処理を各種変更してその表面粗
さ、ガラス粉末除去効果および触感を確認した。その結
果を表２に示す。なお、同種の青板を用いて酸フロスト
をしたものは表面粗さＲａ（μｍ）＝０．８４であっ
た。また、Ａｌ 2Ｏ3＃４００サンドブラスト加工品その
ものは表面粗さＲａ（μｍ）＝０．９９であった。この
結果から、ブラシ研磨でのガラス粉末除去効果は高く、
触感もケミカルフロスト加工した製品と同等の触感が得
られることが確認された。
【００１５】
【表２】
【００１６】（実施例３） 実施例 無地タンブラーをＡｌ2Ｏ3♯４００を用いてサンドブラ
スト加工し、その後、ナイロンブラシ（研磨材♯５００
入り）で、ブラシ研磨後、水洗いした。得られたフロス
ト加工タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝０．７１
であった。また、外観、触感ともにケミカルフロスト品
と同等であった。
スト加工し、その後、ナイロンブラシ（研磨材♯５００
入り）で、ブラシ研磨後、水洗いした。得られたフロス
ト加工タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝０．７１
であった。また、外観、触感ともにケミカルフロスト品
と同等であった。
【００１７】実施例 無地タンブラーをＡｌ2Ｏ3♯４００を用いてサンドブラ
スト加工し、その後、水をかけながらナイロンブラシ
（研磨材♯３２０入り）で、ブラシ研磨した。得られた
フロスト加工タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝
０．８０であった。また、外観、触感ともにケミカルフ
ロスト品と同等であった。
スト加工し、その後、水をかけながらナイロンブラシ
（研磨材♯３２０入り）で、ブラシ研磨した。得られた
フロスト加工タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝
０．８０であった。また、外観、触感ともにケミカルフ
ロスト品と同等であった。
【００１８】比較例 従来のサンドブラスト品として、無地タンブラーをＡｌ
2Ｏ3♯２２０を用いてサンドブラスト加工後、エアーブ
ロウし、フロスト加工タンブラーを得た。表面粗さＲａ
（μｍ）＝１．９６であった。また、外観は白っぽく、
触感はザラザラ感があった。
2Ｏ3♯２２０を用いてサンドブラスト加工後、エアーブ
ロウし、フロスト加工タンブラーを得た。表面粗さＲａ
（μｍ）＝１．９６であった。また、外観は白っぽく、
触感はザラザラ感があった。
【００１９】比較例 無地タンブラーをＡｌ2Ｏ3♯４００を用いてサンドブラ
スト加工後、エアーブロウし、フロスト加工タンブラー
を得た。表面粗さＲａ（μｍ）＝１．０５であった。ま
た、外観は白っぽく、触感は粉っぽさが残り、やや粗い
感じであった。
スト加工後、エアーブロウし、フロスト加工タンブラー
を得た。表面粗さＲａ（μｍ）＝１．０５であった。ま
た、外観は白っぽく、触感は粉っぽさが残り、やや粗い
感じであった。
【００２０】実施例 無地タンブラーをＡ♯５００を用いてサンドブラスト加
工し、その後、ナイロンブラシで、ブラシ研磨後、水洗
いした。得られたフロスト加工タンブラーは、表面粗さ
Ｒａ（μｍ）＝０．８で、外観、触感ともにケミカルフ
ロスト品と同等であった。
工し、その後、ナイロンブラシで、ブラシ研磨後、水洗
いした。得られたフロスト加工タンブラーは、表面粗さ
Ｒａ（μｍ）＝０．８で、外観、触感ともにケミカルフ
ロスト品と同等であった。
【００２１】実施例 無地タンブラーをＣ♯５００を用いてサンドブラスト加
工し、その後、ナイロンブラシ（研磨材♯６００入り）
で、ブラシ研磨後、水洗いした。得られたフロスト加工
タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝０．７６で、外
観、触感ともにケミカルフロスト品と同等であった。
工し、その後、ナイロンブラシ（研磨材♯６００入り）
で、ブラシ研磨後、水洗いした。得られたフロスト加工
タンブラーは、表面粗さＲａ（μｍ）＝０．７６で、外
観、触感ともにケミカルフロスト品と同等であった。
【００２２】
【表３】
【００２３】（実施例４） 実施例 無地タンブラーにサンドブラスト加工（Ａｌ2Ｏ3♯４０
０）後、ナイロンブラシ（研磨材＃５００入り）でブラ
シ研磨をし、水洗いした。次に転写紙を水に濡らして貼
り付け、その後転写紙が完全に乾くまで１２時間乾燥し
た。そのタンブラーを電気炉に室温から入れ、５８０℃
まで昇温後、１０分間保持して焼付けた。そのまま電気
炉内で室温まで徐冷した後取り出し、実施例とした。
０）後、ナイロンブラシ（研磨材＃５００入り）でブラ
シ研磨をし、水洗いした。次に転写紙を水に濡らして貼
り付け、その後転写紙が完全に乾くまで１２時間乾燥し
た。そのタンブラーを電気炉に室温から入れ、５８０℃
まで昇温後、１０分間保持して焼付けた。そのまま電気
炉内で室温まで徐冷した後取り出し、実施例とした。
【００２４】実施例 無地タンブラーにサンドブラスト加工（Ａｌ2Ｏ3♯４０
０）後、ナイロンブラシ（研磨材＃３２０入り）でブラ
シ研磨を水をかけながら行った。その後、実施例と同
様にして実施例を得た。
０）後、ナイロンブラシ（研磨材＃３２０入り）でブラ
シ研磨を水をかけながら行った。その後、実施例と同
様にして実施例を得た。
【００２５】比較例 無地タンブラーにサンドブラスト加工（Ａｌ2Ｏ3♯２２
０）後、水洗いした。その後、実施例と同様にして比
較例を得た。
０）後、水洗いした。その後、実施例と同様にして比
較例を得た。
【００２６】比較例 無地タンブラーにサンドブラスト加工（Ａｌ2Ｏ3♯４０
０）後、水洗いした。その後、実施例と同様にして比
較例を得た。
０）後、水洗いした。その後、実施例と同様にして比
較例を得た。
【００２７】比較例 酸フロスト加工したタンブラーに、転写紙を水に濡らし
て貼り付け、実施例と同様にして比較例を得た。こ
れらの目視での焼付け状態を表４に示す。
て貼り付け、実施例と同様にして比較例を得た。こ
れらの目視での焼付け状態を表４に示す。
【００２８】
【表４】
【００２９】
【発明の効果】以上のように、本発明のフロストガラス
製品の製造法は、粉級研磨材を用いたサンドブラスト加
工とブラシ研磨を行うことによってケミカルフロスト加
工した製品と同じ外観と触感を得ることができ、しか
も、作業上も安全で、かつ環境にもやさしい加工方法で
ある。さらに、微細な凹凸を得られるため、転写印刷が
可能となる。よって本発明は従来の問題点を一掃したフ
ロストガラス製品の製造法として価値が高く、業界に寄
与するところは極めて大きいものがある。
製品の製造法は、粉級研磨材を用いたサンドブラスト加
工とブラシ研磨を行うことによってケミカルフロスト加
工した製品と同じ外観と触感を得ることができ、しか
も、作業上も安全で、かつ環境にもやさしい加工方法で
ある。さらに、微細な凹凸を得られるため、転写印刷が
可能となる。よって本発明は従来の問題点を一掃したフ
ロストガラス製品の製造法として価値が高く、業界に寄
与するところは極めて大きいものがある。
Claims (3)
- 【請求項１】 ＃２２０より小さな粒径の研磨材を用い
てガラス製品にサンドブラスト加工を施し、さらにブラ
シ研磨を行うことを特徴とするフロストガラス製品の製
造法。 - 【請求項２】 ブラシ研磨後、水洗いすることを特徴と
する請求項１に記載のフロストガラス製品の製造法。 - 【請求項３】 水をかけながらブラシ研磨することを特
徴とする請求項１または２に記載のフロストガラス製品
の製造法。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23942999A JP2001062727A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | フロストガラス製品の製造法 |
| EP01104261A EP1236696B1 (en) | 1999-08-26 | 2001-02-22 | Method for producing frosted glas product |
| US09/791,582 US6527628B2 (en) | 1999-08-26 | 2001-02-26 | Method for producing frost glass product |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23942999A JP2001062727A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | フロストガラス製品の製造法 |
| EP01104261A EP1236696B1 (en) | 1999-08-26 | 2001-02-22 | Method for producing frosted glas product |
| US09/791,582 US6527628B2 (en) | 1999-08-26 | 2001-02-26 | Method for producing frost glass product |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001062727A true JP2001062727A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=27224132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23942999A Pending JP2001062727A (ja) | 1999-08-26 | 1999-08-26 | フロストガラス製品の製造法 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6527628B2 (ja) |
| EP (1) | EP1236696B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001062727A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002316840A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-31 | Ishizuka Glass Co Ltd | フロストガラス製品及びその製法 |
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