JP2001062168A - 自動刺繍機の設定装置 - Google Patents

自動刺繍機の設定装置

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JP2001062168A
JP2001062168A JP28187899A JP28187899A JP2001062168A JP 2001062168 A JP2001062168 A JP 2001062168A JP 28187899 A JP28187899 A JP 28187899A JP 28187899 A JP28187899 A JP 28187899A JP 2001062168 A JP2001062168 A JP 2001062168A
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Yasushi Okazaki
康 岡崎
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Happy Industrial Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】針番号の指定、あるいは表示器に表示される表
示色の指定で、刺繍模様の縫製に合わせた使用針の設定
が、刺繍模様の表示色変更を確認しながら行える。 【解決の手段】自動刺繍機の設定装置は、予め表示色を
設定する表示色設定手段1と、使用針番号の設定を指定
する設定針指定手段2と、針番号と対応した表示色に変
換する針色変換手段3と、画像メモリー4と、変更対象
となる表示色データを選択する現表示色選択手段7と、
画像メモリーの画素データの現表示色を指定表示色に変
更する画素データ変更手段5と、使用針の記憶保持位置
に針番号を記憶保持させる針順記憶手段6とを有する。
この構成をとれば、使用針の設定あるいは変更の操作
が、使用針番号の入力、あるいは、表示色の指定で行う
ことができ、さらに表示される柄模様の表示色が短時間
に新しい針番号設定の表示色に変わるので、使用針の設
定を表示で確認しながら行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、刺繍模様を視覚
表示可能な操作表示装置と設定入力手段を備えた自動刺
繍機に関する。
【0002】
【従来技術】従来、自動刺繍機では、刺繍模様を縫い上
げる針の使用順序と各種機構の制御情報を設定入力でき
る設定装置や、刺繍縫い上げる刺繍模様を表示装置に表
示し、縫製前に刺繍模様を確認出来る物が知られてい
る。このような従来の刺繍機においては、針に取り付け
られた糸色の表示器による表示色と使用針の設定入力を
関連づけた構成はとられていなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような自動刺繍機
では、表示器で表示される刺繍模様の画像データは、縫
製する刺繍データを選択した時作成され、表示色は予め
設定してある表示色データが使われる。このため刺繍模
様の画像データ作成後に針の使用順序を変更したり、使
用針を変更した場合、針に取り付けられた糸色と表示模
様の表示色が一致せず、縫い上がりのイメージを正確に
捉えられず、針の使用順序の設定を間違えても縫われる
まで気付かず、製品をロスしたり、刺繍縫いの途中で作
業を中止して修正作業に入らなければならなくなり、莫
大な修正時間がかかるという問題があった。また、刺繍
イメージを合わせるには、糸色に合わせた新たな表示色
を設定し、刺繍模様の画像データを刺繍データの先頭か
ら再作成しなければならず、縫い模様の画像データが作
成されるまで作業者は待つことになり、機械の使い勝手
が悪かった。
【0004】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、表示器に表示される刺繍模様
のなかで、針の指定により変更される表示色だけを新し
い表示色に変更することができるので、使用針の設定、
あるいは使用順序の変更設定が単純な操作で、しかも、
表示器で表示される柄模様の表示色を確認しながら確実
に行える自動刺繍機の設定装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に、本発明の自動刺繍機の設定装置は、縫い針に取り付
けられた糸色に合わせた表示色データを針番号に対応さ
せて設定記憶する表示色設定手段と、設定された表示色
データと針番号を互いにデータ変換可能な針色変換手段
と、設定対象または変更対象となる表示色データを選択
する現表示色選択手段と、新たに設定入力する針データ
を指定する設定針指定手段と、表示器に表示される表示
点毎の表示点情報を画素データとして記憶する画像メモ
リーと、画像メモリーの画素データを読み出し、画素デ
ータの表示色が現表示色かを判定し、現表示色であれば
指定表示色に変更する画素データ変更手段と、設定対象
となった使用針順の記憶保持位置に針番号を記憶保持さ
せる針順記憶手段とを備えている。
【0006】
【作用】前記の構成を有する本発明の自動刺繍機の設定
装置では、設定針指定手段で指定された針番号、あるい
は表示色データにより、予め表示色設定手段で設定され
た針番号と表示色データから、針色変換手段で指定され
た針番号と表示色データに変換し、画像メモリーに記憶
されている画素データのなかの現表示色選択手段で選択
された表示色画素データを、前記、指定された表示色の
画素データへ画素データ変更手段で変更し、指定された
針番号を針順記憶手段で記憶保持する。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の設定装置を備え
た自動刺繍機の制御装置のブロック図で、CPU11に
自動刺繍機の制御プログラムや初期データが記憶されて
いるROM12、機械制御用データを記憶する第1のR
AM13、及び刺繍データや刺繍パラメータを読み書き
出来る柄メモリーとして第2のRAM14が接続されて
いる。また、CPU11に操作盤制御装置15を介して
自動刺繍機の運転制御データの入力、パラメータまたは
刺繍データの選択の設定、運転を指示するスイッチ類を
有する設定操作盤16が接続されている。また、CPU
11には刺繍データを記憶した記憶媒体18、あるいは
パーソナルコンピュータに代表される外部接続機器19
より、刺繍データを入力するデータ入力装置17が接続
されている。さらに、刺繍機の各種情報を表示するため
の表示器21が画像メモリー20を介して接続されてい
る。また、CPU11には刺繍縫い動作を実行する各機
構部を制御するための機構制御部22接続されており、
この機構制御部22には、主軸モーター24、Xモータ
ー26、Yモーター27が各々のモーター駆動回路2
3、25を通して接続され制御される。さらに、多数の
刺繍縫い針の中から、刺繍針を選択切り変えする針棒選
択装置の駆動モーター29が、モーター駆動回路28を
通して、機構制御部22に接続されている。また、機構
制御部22には選択されている針棒位置を検出する針位
置検出器30、各補助機構部を動かすモーター、ソレノ
イドを制御する補助機構制御部31、各種位置検出のセ
ンサー信号を入力するセンサー入力部32が接続されて
いる。
【0008】この様に構成された本実施例の制御装置で
は、予め複数模様の刺繍データをデータ入力装置17よ
り入力し、柄データ記憶手段である第2のRAM14に
記憶させておく。図3のフローチャートを用いて本実施
例の制御装置での基本的処理を説明する。刺繍機の電源
が入れられると、CPU11は所定の初期化処理プログ
ラム(S1)が実行され、その後、作業者からのスイッ
チ操作の指示を待つスイッチ入力待ち(S2)へと移行
する。作業者が表示色設定の指示スイッチを押せば、C
PU11は表示色設定の指示であると判断し(S3)、
表示色設定処理(S10)へと移行する。使用針の設定
指示と判断されれば(S4)、使用針設定処理(S5
0)、運転スイッチと判断されれば(S5)、運転処理
(S70)へと移行するようプログラムされている。
【0009】以下図4のフローチャートを用いて、本発
明の実施例のうち表示色の設定処理について説明する。
作業者は縫い針にかけられた糸色の設定を行うため、操
作盤6のスイッチを操作し、糸色の設定メニューを呼び
出す。前述のようにCPU11はスイッチの操作により
入力された指示に従って、表示色設定手段である縫い針
に取り付けられた糸色の表示色を設定する処理を実行す
る。この表示色設定処理では、作業者からの設定対象と
なる針番号の指示を受けると(S11)、針色変換手段
で用いる第1のRAM13にある針色変換テーブルの、
該指定針に対応する格納アドレスを針番号をもとに計算
して割り出す(S12)。次に、CPU11はこの計算
した格納アドレスから、現在設定されている表示色デー
タを読み出し(S13)、表示装置21に対し、表示色
データの表示色サンプルを表示させる(S14)。次に
CPU11は指示スイッチの入力を待つ(S15)。作
業者が表示色の変更を行うべく、設定操作盤16にあ
る、色の色相変更スイッチ、明暗変更スイッチを押せ
ば、CPU11はこのスイッチ指示を判断し(S16、
S17)、それぞれの判断に従って表示色データに対す
る所定の計算を行い、新たな表示色データを算出する
(S20、S21)。この表示色データを先に計算した
表示色記憶エリアの格納アドレス位置に記憶させる(S
22)。この指示スイッチが設定針の変更を指示するス
イッチと判断されれば(S18)、上記の処理を新たに
指示された針番号に対して実行する(S11〜S17、
S20〜S22)。自動刺繍機に搭載された各針に対し
て、上記設定が行われると図9に示されるように、針番
号と表示色データを対応させ、針番号毎に判別可能な記
憶形態で第1のRAM13に記憶され、針色変換手段で
用いる針色変換テーブルができあがる。また、設定終了
の指示スイッチであると判断されれば(S19)、糸色
の設定処理を終了し、スイッチ入力待ち(S2)へと戻
る。表示色記憶手段である第1のRAM13は蓄電池で
バックアップされ記憶保持されるので、作業者は本実施
例で示される糸色の設定を毎回行う必要はなく、使用糸
の変更時のみ実施すればよい。
【0010】本発明の実施例を図5のフローチャートで
示される動作例を用いて説明する。作業者が刺繍機の運
転に先立ち、縫う針の使用順序を設定する目的で、設定
操作盤16のスイッチを操作し、CPU11が使用針の
設定スイッチであると判断すると、使用針設定処理を実
行する。この使用針設定処理では、CPU11はRAM
13にある刺繍縫い運転時に使用針の切り変え回数をカ
ウントする運転針順カウンタの現在値を読み出し、同じ
RAM13にある設定処理用の作業用針順カウンタにセ
ットし初期化する(S31)。次にCPU11は針順カ
ウンタの値より所定の演算を実行し、この番号に対応し
たRAM14の記憶アドレスを求め(S32)、このア
ドレスに記憶されている使用針番号を読み出し(S3
3)、針番号と表示色の変換テーブルを用いて、読み出
した針番号に対応した表示色データを選択し(S3
4)、この表示色データを現表示色データとして画素デ
ータ変更処理で利用できるよう第1のRAM13の所定
作業エリアに記憶する。次にCPU11は、この現表示
色データをもとに表示器の所定位置に表示されるよう対
応した画像メモリーアドレスに、使用針の表示色サンプ
ルと柄模様の表示を実行し(S35)、新たに針番号を
設定する針番号入力処理を実行する(S40)。針番号
入力処理では、新たに指定された針番号、あるいは表示
色データより、針番号と対応した表示色データをもと
め、該表示色データで表示器に表示されている柄模様の
変更対象色を新たな指定された表示色に変更する。次に
CPU11は、針順カウンタの値、針順番号より所定の
演算を行い、この番号に対応した第2のRAM14の記
憶アドレスを求め、このアドレス位置に針番号入力処理
で指定された針番号データを書き込み保存する(S3
6)。次にCPU11は設定操作盤16のスイッチが押
されるのを待ち(S37)、スイッチが押されれば、押
されたスイッチが設定終了のスイッチであるか(S3
8)、他の使用針順の設定を行う、針順番指定スイッチ
であるのかを判断する(S39)。押されたスイッチが
設定終了のスイッチであると判断すれば処理を終了し、
スイッチ入力待ち(S2)へ戻る。また、針順番指定ス
イッチであると判断すると、この指定された針順番に対
しても同様の使用針の設定を実行する。(S32〜S3
9)
【0011】次に図6のフローチャートを用いて本発明
の実施例である、針番号入力処理について詳述する。こ
の針番号入力処理では、CPU11は作業用針番号カウ
ンタを1針とし、表示色設定手段で設定される第1のR
AM13にある針番号と表示色の針色変換テーブルアド
レスを先頭アドレスに初期化する(S41)。次にCP
U11は、操作盤16にあるスイッチが押されるのを待
ち、スイッチが押されたと判断すれば(S42)、該ス
イッチが針番号を指定するスイッチであるのか(S4
3)、表示色を指定するスイッチであるのかを判断する
(S44)。他のスイッチであると判断されれば再びス
イッチが押されるのを待つ処理へ戻る。押されたスイッ
チが表示色の指定と判断すれば、CPU11は現在の針
色変換テーブルアドレスに格納された表示色データを読
み出して(S45)、スイッチ指示により指定された表
示色データと比較し、同じ表示色データであるか判断す
る(S46)。異なる表示色データであれば、CPU1
1は針色変換テーブルのアドレスと針番号カウンタを次
に進める(S47)。このとき針番号カウンタもしく
は、変換テーブルアドレスが変換テーブルの領域を越え
ているか確認し(S48)、変換テーブル領域外となれ
ば、該当針番号と表示色データが無いことをあらわすた
め、表示色データと針番号データを初期値で初期化する
(S49)。CPU11がまだ変換テーブル領域内と判
断すれば、更新された針色変換テーブルアドレスで示さ
れる表示色データを読み出し、スイッチ指示された表示
色と同じか比較する。これを変換テーブル領域内である
間、繰り返して順次比較判断される(S45〜S4
8)。CPU11が針色変換テーブルの表示色データと
スイッチ指示された表示色データが同じであると判断す
れば、現在の作業用針番号カウンタの値を指定針番号と
してセットする(S50)。前記、スイッチの指定が針
番号であるとCPU11が判断すれば、このスイッチで
入力指定された針番号をセットする(S51)。次にC
PU11は、このようにして指定された針番号と、前記
針色変換テーブルの先頭アドレスとで所定の演算を行
い、指定針番号に対応した変換テーブルアドレスを求め
(S52)、該アドレスで示される使用針と表示色デー
タの針色変換テーブルの表示色データを読み出す(S5
3)。次にCPU11は読み出した表示色データで、柄
模様の表示色を変更するため画素データ変更処理へ移行
し(S60)、画素データ変更処理で新しい表示色の画
素データへ変更して処理を終了する。
【0012】画素データ変更手段である画素データ変更
処理を、図7のフローチャートを用いて説明する。CP
U11は第1のRAM13の作業領域に予め設定されて
いる、柄模様の表示に関する画像メモリー設定データを
もとに所定の演算を行い、表示色の変更対象となる画素
数と変更対象となる画像メモリー20の先頭アドレスを
求め(S61)、同じくRAM13に先に記憶された変
更対象となる針番号と現表示色データを読す(S6
2)。次に、CPU11は、前記所定の演算で求めた画
像メモリーアドレスをもとに、画像メモリー20の画素
データを読み出す(S63)。この画素データは、すで
に実施例で述べてある表示色データと同じ構成をとり、
このデータが表示器に出力表示される時、信号変換器を
使用して表示色信号が作成されるよう構成しても良い
し、画素データとして画像メモリー20から読み書きさ
れる時、変換される構成をとるのも良い。このようにし
て読み出された画像メモリー20の画素データを、CP
U11は、先に読み出した変更対象となる現表示色デー
タと同じであるか判断し(S65)、同じであると判断
すれば、画素データを読み出した現在の画像メモリーア
ドレス位置に新しい表示色の画素データとして書き込む
(S65)。次にCPU11は、画像メモリーアドレス
を次へ進め(S66)、演算で求めた画素点数を−1
し、0になったかを確認する手法で全画素点に対し、前
記処理を実行したか判断する(S67)。全画素点に対
し実施していないと判断されれば、変更対象となる現表
示色と画素データが同じか判断し、同じであれば新しい
表示色での画素データ更新の一連の処理を全画素点に実
施する。(S63〜S47)この様にして、新しい表示
色に変更された画像メモリー20の画素データは表示器
21へ出力されて表示され、柄模様の指定された色部分
のみが新しく設定された表示色に変更することができ
る。
【0013】作業者は実施例で説明した設定操作を行
い、刺繍模様を縫い上げるのに必要な針の使用順序と使
用針番号を設定する。一連の設定を終了し、作業者が刺
繍機の運転を行うべく、運転スイッチを押すと、CPU
11は実際に刺繍縫い動作を実行する為の刺繍機の運転
処理に移行する。この運転処理では、CPU11は運転
針順カウンタを元に、カウンタ値に対応した針番号を第
2のRAM4の所定位置より読み出し、この針番号デー
タで針棒制御部を制御し、次の縫製対象となる針に切り
変える動作を行う。次にCPU11は刺繍模様を縫製さ
せる為、柄メモリーより刺繍データを読み出して、この
刺繍データに対応して刺繍機の主軸モーター24、Xモ
ーター26、Yモーター27、または各機構制御部を適
時制御し、刺繍縫いを実行する。刺繍データが、針交換
ファンクションであれば、機械の刺繍縫い動作を一時停
止させ、運転針順カウンタを次に進め、この更新された
針選択カウンタをもとにカウンタ値に対応した針番号を
第2のRAM14の所定位置よりより読み出し、針棒制
御部を制御する。このように実施例で説明した使用針設
定処理で設定された針番号に従って、刺繍動作が実行さ
れることになる。
【0014】前記、実施例では刺繍縫い運転を実行する
前に行われる使用針の設定処理で説明したが、運転途中
で行われる設定操作盤16からの手動操作による針選択
切り変え動作においても、使用針と表示色を対応させた
柄模様の表示が本発明の構成で実現できる。この場合
は、実施例にあるスイッチによる指定針番号の入力を、
針位置検出器30からの入力より算出した針番号か、針
選択切り変えの手動操作スイッチと対応した針番号を、
前記実施例のスイッチによる指定針番号に置き換えるこ
とにより、この針選択切り変え操作により入力された新
しい針番号での柄模様の表示を再描画することなく、操
作進行に従った短時間での確認表示を行うことが可能で
あり、非常に使い勝手の良い操作表示装置とすることが
できる。
【0015】
【発明の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、使用針の選択、あるいは、使用順序の変更指示を従
来同様の簡単な操作による使用針の入力だけで、刺繍縫
いされる刺繍模様を、指定針で形成される縫い模様の糸
色と表示装置で表示される表示色を一致表示させたり、
表示装置に表示された表示色の指定で使用針番号を設定
でき、さらに、これら操作指定に対応して表示装置に表
示された刺繍模様の中の変更対象表示色だけを新しい表
示色に変更できるので、表示に要する待ち時間がなくな
り、表示装置による使用針の設定と確認が単純操作で短
時間でできるので、使用針の設定間違いによる製品のロ
スや、修正作業を無くすことが可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例の自動刺繍機の制御装置のブロ
ック図である。
【図3】本発明の実施例の自動刺繍機の基本処理を説明
するフローチャートである。
【図4】本発明の表示色の設定動作を説明するフローチ
ャートである。
【図5】本発明の使用針設定処理を説明するフローチャ
ートである。
【図6】本発明の針番号入力動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】本発明の画素データ変更動作を説明するフロー
チャートである。
【図8】本発明の針色変換手段の針色変換テーブルを説
明する概念図である。
【符号の説明】
1・・・表示色設定手段、2・・・針変更指定手段、3
・・・針色変換手段、4・・・画像メモリー、5・・・
画素データ変更手段、6・・・針順記憶手段、7・・・
現表示色選択手段、11・・・CPU、12・・・RO
M、13・・・第1のRAM、14・・・第2のRA
M、15・・・操作盤制御装置、16・・・設定操作
盤、17・・・データ入力装置、18・・・記憶媒体、
19・・・外部接続機器、20・・・画像メモリー、2
1・・・表示器、22・・・機構制御部、23・・・主
軸モーター駆動回路、24・・・主軸モーター、25・
・・X、Yモーター駆動回路、26・・・Xモーター、
27・・・Yモーター、28・・・針選択機構モーター
駆動回路、29・・・針棒選択機構駆動モーター、30
・・・針位置検出器、31・・・補助機構制御装置、3
2・・・位置センサー入力部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械の運転動作を指示するファンクショ
    ンと刺繍枠のX、Y移動データで構成される刺繍データ
    に基ずいて、針棒を順次選択切り変えて刺繍縫いを実行
    する縫い動作実行手段と、形成される刺繍模様を視覚表
    示可能な表示器と設定入力手段で構成される設定装置を
    備えた自動刺繍機において、 縫い針に取り付けられた糸色に合わせた表示色データを
    針番号に対応させて設定記憶する表示色設定手段と、設
    定された表示色データと針番号を互いにデータ変換可能
    な針色変換手段と、設定対象または変更対象となる表示
    色データを選択する現表示色選択手段と、新たに設定入
    力する針データを指定する設定針指定手段と、表示器に
    表示される表示点毎の表示点情報を画素データとして記
    憶する画像メモリーと、画像メモリーの画素データを読
    み出し、画素データの表示色が現表示色かを判定し、現
    表示色であれば指定表示色に変更する画素データ変更手
    段と、設定対象となった使用針順の記憶保持位置に針番
    号を記憶保持させる針順記憶手段とを備え、 設定針指定手段で指定された針番号、あるいは表示色デ
    ータにより、予め表示色設定手段で設定された針番号と
    表示色データから、針色変換手段で指定された針番号と
    表示色データに変換し、画像メモリーに記憶されている
    画素データのなかの現表示色選択手段で選択された表示
    色画素データを、前記、指定された表示色の画素データ
    へ画素データ変更手段で変更し、指定された針番号を針
    順記憶手段で記憶保持することを特徴とする自動刺繍機
    の設定装置。
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