JP2001061783A - 眼科装置 - Google Patents

眼科装置

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JP2001061783A JP24564299A JP24564299A JP2001061783A JP 2001061783 A JP2001061783 A JP 2001061783A JP 24564299 A JP24564299 A JP 24564299A JP 24564299 A JP24564299 A JP 24564299A JP 2001061783 A JP2001061783 A JP 2001061783A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源供給時の初期化動作に掛かる時間を短く
して、効率良く検眼が行える眼科装置を提供すること。 【解決手段】 被検眼を検眼する眼科装置において、電
源供給により駆動可能となる駆動部と、電源供給の開始
時に前記駆動部の初期化動作を行う初期化手段と、電源
を遮断する指令を行う指令手段と、該指令に基づいて電
源を遮断する前に前記駆動部の初期化動作を近傍まで行
う略初期化手段と、を備えることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等で使用
される眼科装置に関する。
【0002】
【従来技術】屈折力を測定する装置や、被検眼に視標を
呈示する視力検査装置等の眼科装置は、検眼のための光
学系を移動する移動機構等の駆動部を有するものが多
い。屈折力測定装置では、検眼用の光学系を被検眼にオ
ートアライメントするように移動したり、光学系の一部
である雲霧用の視標を移動する。視力検査装置では、視
標板を回転移動して視標を切換えたり、マスク板を切換
えて視標に必要なマスクを掛ける。
【0003】ところで、このように光学系(又はその一
部)を移動する移動機構を備える検眼装置では、電源供
給時には光学系をリセット確認位置まで移動した後、予
め設定された初期位置に移動する初期化動作を行うこと
により測定可能な状態に入るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、眼科装
置の電源が遮断される時期は測定を終了したときであり
(測定が途中で中止された場合も含む)、光学系の移動
は最後の被検眼で測定した状態で停止したままである。
次に電源投入された時には、光学系は最後に停止した位
置からリセット確認位置まで移動させなければならず、
この間が長いと電源投入からの初期化作業に要する時間
がかかり、測定を開始できるまでの時間が長いという問
題があった。
【0005】本発明は、上記従来装置の問題点に鑑み、
電源供給時の初期化動作に掛かる時間を短くして、効率
良く検眼が行える眼科装置を提供することを技術課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とす
る。
【0007】(1) 被検眼を検眼する眼科装置におい
て、電源供給により駆動可能となる駆動部と、電源供給
の開始時に前記駆動部の初期化動作を行う初期化手段
と、電源を遮断する指令を行う指令手段と、該指令に基
づいて電源を遮断する前に前記駆動部の初期化動作を近
傍まで行う略初期化手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0008】(2) (1)の眼科装置において、前記
駆動部は検眼のための光学系を移動する移動手段であ
り、前記初期化動作とは前記光学系を所定の初期位置に
移動する動作であることを特徴とする。
【0009】(3) (2)の眼科装置において、前記
光学系を所定の初期位置に移動させるための原点位置を
検知する検知手段を持ち、前記略初期化手段は前記検知
手段の近傍前記光学系を移動する手段であることを特徴
とする。
【0010】(4) (1)の眼科装置において、前記
駆動部はコンピュータ回路の駆動であり、前記略初期化
手段は前記コンピュータ回路でのメモリ内容を初期値設
定する手段であることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図1は実施形態である眼屈折力自
動測定装置の外観概略図を示す図であり、測定装置1は
被検者自身で測定が可能に構成されている。
【0012】1aは基台であり、基台1aには被検者の
顔を固定するための顔固定ユニット2が固設されてい
る。3は本体部、4は光学系を収納した測定部である。
5は測定部4を粗動するためのジョイスティックであ
り、ジョイスティック5を左右に倒すと測定部4は本体
部3の水平面上をX方向(左右方向)に移動し、ジョイ
スティック5を前後に倒すと測定部4が本体部3に対し
てY方向(上下方向)に移動する。また、測定部4は自
動アライメントに対応できるように、本体部3に対して
XYZ方向に移動するようになっている。9はIDカー
ド読取器であり、通信ケーブルで測定装置1と接続され
ている。
【0013】次に、装置の光学系及び制御系の概略構成
を図2に基づいて説明する。
【0014】<光学系>10は測定光学系を示す。11
は近赤外領域に波長を持つ2個の測定用光源であり、光
軸L1を中心に回動可能に配置されている。12は集光
レンズ、13はスポット開口を持つ移動可能なターゲッ
ト板、14は投影レンズ、15はビームスプリッタ、2
0は対物レンズ、21はビームスプリッタ、22、24
はリレーレンズ、23は被検眼Eの角膜と共役な位置に
配置されている帯状の角膜反射除去マスク、25はター
ゲット板13とともに移動する移動レンズ、26は結像
レンズである。27は測定用受光素子であり、受光素子
27は測定用光源11および角膜反射除去マスク23と
同期して光軸を中心に回動する。
【0015】30は固視標光学系を示し、31はハーフ
ミラー、32は光軸上を移動可能な第1リレーレンズで
あり、第1リレーレンズ32は、光軸上を移動すること
によって被検眼の雲霧を行う。この移動はパルスモータ
61が送りネジ62を回転させ、送りネジ62に付けら
れた雌ネジ63が直線運動をし、雌ネジ63につけられ
た第1リレーレンズ32が移動することによって行われ
る。64は遮光板、65は光センサであり、光センサ6
5は遮光板64の移動により原点位置(リセット位置)
を検出する。33は第2リレーレンズ、34は第2リレ
ーレンズ33の焦点位置に配置されている固視標、35
は集光レンズ、36は照明ランプである。
【0016】45は視軸方向からアライメント指標を投
影する正面指標投影光学系であり、点光源46からの近
赤外光はリレーレンズ47、ハーフミラー31、ビーム
スプリッタ21、対物レンズ20を介して略平行光束と
された後、ビームスプリッタ15で反射されて被検眼E
に上下左右方向のアライメンのための指標を投影する。
【0017】40は被検眼Eに対する装置の作動距離を
検出するためのアライメント指標を投影する距離指標投
影光学系であり、測定光軸L1を挟んで対称に配置され
た2組の第1投影光学系40a、40bと、この第1投
影光学系40a、40bより狭い角度に配置された光軸
を持ち測定光軸L1 を挟んで対称に配置された2組の第
2投影光学系40c、40dを備える。第1投影光学系
40a、40bは、近赤外光を出射する点光源41a、
41b、スポット絞り42a、42b、コリメータレン
ズ43a、43bを持ち、略平行光束の光により被検眼
Eに無限遠の指標を投影する。一方、第2投影光学系4
0c、40dは、近赤外光を出射する点光源41c、4
1dを持ち、発散光束により被検眼Eに有限遠の指標を
投影する。
【0018】50はアライメント指標の検出及び指標検
出光学系である。被検眼に形成されたアライメント指標
は、ビームスプリッタ15で反射された後、対物レンズ
51、ミラー52を介してCCDカメラ53に撮像され
る。
【0019】<制御系>CCDカメラ53からの出力信
号は、画像処理部77に取り込まれる。制御部70は画
像処理部77からの信号により指標像の位置、瞳孔位置
等を得る。110は測定部4を本体部3に対してX方向
に移動させるX方向駆動系、100はY方向に移動させ
るY方向駆動系、120はZ方向に移動させるZ方向駆
動系である。
【0020】測定部4は、図3に示すY方向(上下方
向)駆動系100により、図4に示すX方向(左右方
向)駆動系110及びZ方向(前後方向、作動距離方
向)駆動系120により、本体部3に対してXYZ方向
にそれぞれ移動する。Y方向駆動系100は、本体部3
側に固定されたパルスモータ100aによりギアを介し
て送りネジ101を回転させることにより、Yテーブル
102に固設された雌ネジ部103を上昇(下降)さ
せ、Yテーブル102の上下動を可能にしている。10
4はYテーブル102に固設されたガイド軸である。X
方向駆動系110は、Yテーブル102に固設されたパ
ルスモータ110aにより送りネジ111を回転させる
ことにより、Xテーブル112に固設された雌ネジ部1
13を左右に移動させ、Xテーブル112の左右動を可
能にしている。114はYテーブル102に固設された
ガイド溝、115はXテーブル112に固設されたガイ
ド軸である。Z方向駆動系120はX方向駆動系110
と同様な構成であり、パルスモモータ120aの回転に
よりZテーブル122がZ方向に移動する。このような
駆動系により、Zテーブル122に搭載される測定部4
がXYZの各方向に移動する。
【0021】各XYZ駆動系には、本体部3に対する測
定部4の各XYZ方向の原点位置と移動限界を検出する
移動位置検出機構200が備わっている。移動位置検出
機構200は、例えばX方向の検出では図6に示すよう
に、Yテーブル102に固設されたフォトセンサ220
a,220bと、Xテーブル112に固設された切り欠
き部221aを持つ遮光板221を備え、フォトセンサ
220aは遮光板221の端による遮光状態の切り替わ
りのタイミングにより原点位置を検出し、遮光状態によ
りXテーブル112がいずれの方向にあるか検出する。
フォトセンサ220bは遮光板221の移動に伴う切り
欠き部221aの遮光状態の切換りにより、両側の移動
限界を検出する。Y及びZの移動位置検出も基本的に同
様な構成により、それぞれの原点位置と移動限界を検出
する。
【0022】なお、X方向の原点位置は本体部3の中央
位置に設けてあり、X方向における測定部4の初期位置
は本体部3の中央位置から平均的な瞳孔間距離の1/2
の距離分(例えば、64mm/2=32mm)だけ右眼
方向に設定してあり、右眼からの測定開始を速やかに行
えるようにしている。Y方における初期位置は可動範囲
の中央位置である。Z方向における初期位置は患者眼と
測定部との接触を避けるため最も患者眼から離れる側で
ある。
【0023】また、X方向駆動系110とY方向駆動系
100は、制御部70に接続されたジョイスティック5
の操作により動かすことができる。制御部70には他に
プリンタ6、通信用ポート7、メモリ8、電源の供給/
遮断を行う電源回路80、受信部81を介したIDカー
ド読取器9が繋がれている。通信用ポート7にはコンピ
ュータなどの外部情報収集装置300が接続される。8
2は装置の電源スイッチである。
【0024】以上のような装置における動作を説明す
る。
【0025】測定を開始するに際して、被検者は自分の
IDカードをIDカード読取器9に差し込む。IDカー
ド読取器9はIDカードが入れられると、測定装置1の
主電源をONにする指令信号を測定装置に送る。測定装
置1はそれまで通信の受信部81のみ電源が入っている
省電力モードの状態になっている。この信号を受信し
て、電源回路80から主電源が供給され、動作モードと
なる。検者が付き添わずに測定を行う眼科装置では、普
段は省電力モードにしておき、使用時にのみ主電源が入
るようにすることにより、消費電力を節約できると共に
装置構成部材の寿命を延ばすことができる。
【0026】主電源が入ることにより、制御部70は各
駆動部の初期化動作を実行する。固視標光学系30で
は、第1リレーレンズ32を図2上の右側へ一旦移動さ
せ、光センサ65により原点位置(リセット位置)を確
認する。その後、パルスモータ61を所定パルス数回転
することにより、第1リレーレンズ32を初期位置へ移
動する。第1リレーレンズ32の初期位置は、図2に示
すように、可動範囲の中央で、被検眼の屈折力のプラス
/マイナスを考慮し、0ディオプタに相当する位置とし
ている。
【0027】また、測定部4のXYZの各駆動系10
0,110,120も初期化動作が行われる。X方向駆
動系110では、遮光板221の端がフォトセンサ22
0aにより検出できる方向へ移動し、フォトセンサ22
0aが原点位置を確認したら、パルスモータ110aを
所定パルス数分だけ駆動して、測定部4を右眼測定用の
初期位置へ移動する。Y方向駆動系100、Z方向駆動
系120も同様に初期位置へ移動する。
【0028】初期化動作が完了すると測定可能な状態に
なるので、被検者は自分の顎を顎台2に載せ、測定窓4
aを介して測定部4内の固視標が右眼で見えるように、
必要によりジョイステック5を操作して大まかなアライ
メントを行う。ジョイステック5を左右に倒せば、測定
部4は制御部70からの信号によりX方向に動き、ジョ
イステック5を前後に倒せば、測定部4は制御部70か
らの信号によりY方向に上下する。
【0029】XY方向のおよそのアライメントができ、
被検眼角膜に投影されたアライメント指標像の検出が装
置により検出されると、制御部70によって各駆動系が
作動して自動アライメントが行われるようになる。制御
部70はアライメント指標像の内で、中央に位置する点
光源46による指標像の検出情報に基づいて、XY方向
の駆動を行う。測定部4のZ方向の初期位置は安全のた
め被検者から離れた位置にあるので、点光源46による
指標像が検出できるようになった後にZ方向駆動系12
0を駆動させて前進させる。Z方向のアライメント状態
の判定は、投影光学系40a、40bによる無限遠指標
像と投影光学系40c、40dによる有限遠指標像の像
高さ(像間隔)を比較することにより行う。これは、無
限遠指標と有限遠指標を投影した場合、作動距離が変化
しても無限遠指標による像高さ(像間隔)は変化しない
が、有限遠指標による像高さ(像間隔)は変化するとい
う特性を利用するものである(特開平6−46999号
参照)。そして、各方向のアライメント状態が共に所定
の許容範囲に入れば、制御部70はトリガ信号を自動的
に発して測定を実行する。
【0030】測定用光源11に照明されたターゲット板
13の指標は被検眼に投影され、眼底で反射した指標像
が受光素子27により検出される。受光素子27で受光
した眼底反射光の受光信号に基づき、移動レンズ25と
ともにターゲット板13を被検眼の眼底と共役な位置に
くるように移動する。次に、パルスモータ61の駆動に
より第1リレーレンズ32を移動して被検眼に適当なデ
ィオプタ分だけ雲霧をかける。その後、測定用光源11
及び受光素子27を光軸回りに180度回転させる。回
転中、受光素子27からの信号によりターゲット板13
が移動し、その移動量を図示なきポテンショメータが検
出して各径線方向の屈折力値を求める。制御部70は、
この屈折力値に所定の処理を施すことによって被検眼の
屈折力データを得る。
【0031】右眼の測定終了後、測定部4は制御部70
の制御により左眼測定用の位置に移動される。平均的瞳
孔間距離64mmなどを設定移動量とすることができ
る。固視標が見えない場合は、被検者は右眼の時と同
様、測定窓4aを介して測定部4内の固視標が左眼で見
えるように、ジョイステック5を操作してアライメント
を行う。その後、制御部70は画像処理部77による指
標検出情報に基づく精密なアライメントを完了させて測
定を自動的に実行する。
【0032】両眼の測定結果が得られると、制御部70
はプリンタ6から測定データをプリントアウトすると共
に、通信ポート7から測定データ及び被検者のIDを外
部情報収集装置300へ出力する。外部情報収集装置3
00は測定装置1からのデータを受信し、測定データが
正しく受信されたことが確認されると、受信完了信号を
測定装置1側へ送信する。測定データが正しく受信され
たか否かの確認は、測定装置1側からの送信データにチ
ェックサム等のデータの整合性をチェックするデータを
付加しておけば良い。
【0033】制御部70は外部情報収集装置300から
の受信完了信号をトリガとして、各駆動系の略初期化動
作を行った後に、自動的に電源回路80から供給される
電源をシャットダウンし、省電力モードとなる。略初期
化動作及び省電力モードへの移行は、制御部70が時間
を計測し、信号の受信から定時間経過後に行っても良
い。
【0034】ここで略初期化動作とは、電源が供給され
たときに行う各駆動部の初期化動作を、電源供給が遮断
される前に近傍まで行っておくことである。第1リレー
レンズ32の駆動系では、図5に示す様に、制御部70
が遮光板64を光センサ65の近傍に移動させて停止さ
せる。この状態で、電源が遮断されれば、次に電源が入
れられた時にすぐに遮光板64が光センサ65に入り原
点位置の確認が瞬時に行うことができ、第1リレーレン
ズ32を初期位置へ移動するまでの時間を短縮できる。
また、測定部4の各XYZ方向各駆動系100,11
0,120の略初期化動作は、電源が落ちる前に遮光板
221がフォトセンサ220aの近傍(図6の位置付
近)で停止する様に各駆動系を動かす。
【0035】電源を入れてからの初期化動作の実行時に
は、必ず原点位置を確認するための移動動作が伴うの
で、このような略初期化動作を電源が落ちる前に実行し
ておくことにより、原点位置を確認するための各駆動系
の移動時間が少なくなり、結果的に電源を入れてからの
初期化動作の時間を短縮して、すぐに測定可能な状態へ
移行することができる。各駆動ごとの初期化に要する時
間が長く掛からないものであっても、通常、各初期化動
作は個別に行われるので、トータル的にかなりの時間を
短縮することができる。
【0036】また、制御部70やメモリ8、画像処理部
77等を含むコンピュータ回路の駆動、例えば、メモリ
ー内容等の初期値設定等も、電源が遮断する前に略初期
化動作として行っておくと良い。そして、電源供給時に
はチェック作業のみにしておけば、電源供給時における
コンピュータ回路の立ち上げである初期化動作に掛かる
時間をも短縮して、短時間で測定可能な状態に移行する
ことができる。
【0037】なお、測定装置1の電源供給を遮断するた
めの切っ掛けの信号は、患者がIDカード読取器9から
測定の間挿入されているIDカードを抜き取った時に、
IDカード読取器9から入力されるようにしても良い。
【0038】本実施例では眼屈折力自動測定装置の固視
標駆動、XYZ駆動を例にして説明したが、本発明の意
図はこれに限定するものではない。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電源が遮断される前に装置の初期化動作が近傍まで行わ
れるので、電源を入れてからすぐに装置が使用でき、検
眼を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の装置の外観概略図を示す図である。
【図2】実施例の装置の光学系を上から見たときの概略
配置図である。
【図3】Y方向駆動系を示す図である。
【図4】X及びZ方向駆動系を示す図である。
【図5】第1リレーレンズ駆動系の略初期化動作を示す
図である。
【図6】測定部の各XYZ方向の移動位置検出機構及び
略初期化動作を示す図である。
【符号の説明】
4 測定部 8 メモリ 32 第1リレーレンズ 61 パルスモータ 64 遮光板 65 光センサ 70 制御部 80 電源回路 100 Y方向駆動系 100a パルスモモータ 102 Yテーブル 110 X方向駆動系 110a パルスモモータ 112 Xテーブル 120 Z方向駆動系 120a パルスモモータ 122 Zテーブル 220a フォトセンサ 220b フォトセンサ 221 遮光板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検眼を検眼する眼科装置において、電
    源供給により駆動可能となる駆動部と、電源供給の開始
    時に前記駆動部の初期化動作を行う初期化手段と、電源
    を遮断する指令を行う指令手段と、該指令に基づいて電
    源を遮断する前に前記駆動部の初期化動作を近傍まで行
    う略初期化手段と、を備えることを特徴とする眼科装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1の眼科装置において、前記駆動
    部は検眼のための光学系を移動する移動手段であり、前
    記初期化動作とは前記光学系を所定の初期位置に移動す
    る動作であることを特徴とする眼科装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の眼科装置において、前記光学
    系を所定の初期位置に移動させるための原点位置を検知
    する検知手段を持ち、前記略初期化手段は前記検知手段
    の近傍前記光学系を移動する手段であることを特徴とす
    る眼科装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の眼科装置において、前記駆動
    部はコンピュータ回路の駆動であり、前記略初期化手段
    は前記コンピュータ回路でのメモリ内容を初期値設定す
    る手段であることを特徴とする眼科装置。
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