JP2001061692A - 気泡浴槽 - Google Patents
気泡浴槽Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 時間の経過に伴って堆積する循環配管の中の
汚れを効率良く洗浄除去し、常に清潔な気泡水を吹き出
す気泡浴槽を提供すること。 【解決手段】 洗剤を貯めおく洗剤タンクを備え、この
洗剤タンクからの洗剤配管を、弁を介して、循環配管に
接続してなる。
汚れを効率良く洗浄除去し、常に清潔な気泡水を吹き出
す気泡浴槽を提供すること。 【解決手段】 洗剤を貯めおく洗剤タンクを備え、この
洗剤タンクからの洗剤配管を、弁を介して、循環配管に
接続してなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽内の水と、空
気とを混合器において気泡水に混合生成し、この気泡水
を浴槽内に設けた吐水口から吹き出すようになした気泡
浴槽に関するものである。
気とを混合器において気泡水に混合生成し、この気泡水
を浴槽内に設けた吐水口から吹き出すようになした気泡
浴槽に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、図５に示す如く、気泡浴槽
は、浴槽１内に設けた吸水口２から浴槽１外に配した循
環配管３にポンプ４の動力を使って導き入れた浴槽１内
の水と、空気吸入口５から取り入れて、空気配管６を通
して運んできた空気とを、混合器７において気泡を含ん
だ気泡水に混合生成し、この気泡水を浴槽１内に設けた
吐水口８から吹き出す構造としている。
は、浴槽１内に設けた吸水口２から浴槽１外に配した循
環配管３にポンプ４の動力を使って導き入れた浴槽１内
の水と、空気吸入口５から取り入れて、空気配管６を通
して運んできた空気とを、混合器７において気泡を含ん
だ気泡水に混合生成し、この気泡水を浴槽１内に設けた
吐水口８から吹き出す構造としている。
【０００３】したがって、入浴中に気泡水が身体に当た
り、血行を促進して、体のコリをほぐし、疲れをとるこ
とができる。
り、血行を促進して、体のコリをほぐし、疲れをとるこ
とができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術においては、時間の経過に伴って循環配管３の
中に汚れが堆積し、この汚れが気泡水の吹き出しと同時
に剥離し、浴槽１内に侵入してしまうことがあった。浴
槽１内への汚れの侵入を防ぐには、汚れてきたと思える
頃にその都度浴槽１内に洗剤を投入し浴槽１内の水を循
環させて、予め循環配管３内の汚れを洗浄除去しておく
必要があった。
来の技術においては、時間の経過に伴って循環配管３の
中に汚れが堆積し、この汚れが気泡水の吹き出しと同時
に剥離し、浴槽１内に侵入してしまうことがあった。浴
槽１内への汚れの侵入を防ぐには、汚れてきたと思える
頃にその都度浴槽１内に洗剤を投入し浴槽１内の水を循
環させて、予め循環配管３内の汚れを洗浄除去しておく
必要があった。
【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、時間の経過に伴って堆積
する循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することにある。
で、その目的とするところは、時間の経過に伴って堆積
する循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の気泡浴槽にあっては、浴槽内に設けた吸水
口から浴槽外に配した循環配管にポンプの動力を使って
導き入れた浴槽内の水と、空気吸入口から取り入れて、
空気配管を通して運んできた空気とを、混合器において
気泡を含んだ気泡水に混合生成し、この気泡水を浴槽内
に設けた吐水口から吹き出すようになした気泡浴槽にお
いて、洗剤を貯めおく洗剤タンクを備え、この洗剤タン
クからの洗剤配管を、弁を介して、空気配管に接続して
なることを特徴としている。
に、本発明の気泡浴槽にあっては、浴槽内に設けた吸水
口から浴槽外に配した循環配管にポンプの動力を使って
導き入れた浴槽内の水と、空気吸入口から取り入れて、
空気配管を通して運んできた空気とを、混合器において
気泡を含んだ気泡水に混合生成し、この気泡水を浴槽内
に設けた吐水口から吹き出すようになした気泡浴槽にお
いて、洗剤を貯めおく洗剤タンクを備え、この洗剤タン
クからの洗剤配管を、弁を介して、空気配管に接続して
なることを特徴としている。
【０００７】これにより、時間の経過に伴って堆積する
循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清潔な
気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することができる。洗
剤タンクに貯めておいた洗剤を、弁を介して、空気配管
さらには循環配管に注入することにより、手軽な弁操作
のみで洗剤を循環配管へ注入することができる。循環配
管に注入された洗剤は吐水口から浴槽内に入り、浴槽内
の水と混ざって適切な濃度の洗浄液となり、再び吸水口
から循環配管へもどってくる。循環配管の中を何度も循
環することで、内部を奇麗に洗浄することができる。手
軽な弁操作のみで洗剤の注入を行えることは、洗剤を他
の場所より持参する必要もなくなる為、気軽に循環配管
の中を洗浄できる環境が整うことになる。気軽に洗浄で
きることで、洗浄回数も増え、より清潔な気泡水を吹き
出す気泡浴槽となる。又、空気配管に洗剤配管が接続し
ていることで、空気配管内部を洗剤が通り、循環配管の
洗浄と同時に空気配管内部も洗浄できる。
循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清潔な
気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することができる。洗
剤タンクに貯めておいた洗剤を、弁を介して、空気配管
さらには循環配管に注入することにより、手軽な弁操作
のみで洗剤を循環配管へ注入することができる。循環配
管に注入された洗剤は吐水口から浴槽内に入り、浴槽内
の水と混ざって適切な濃度の洗浄液となり、再び吸水口
から循環配管へもどってくる。循環配管の中を何度も循
環することで、内部を奇麗に洗浄することができる。手
軽な弁操作のみで洗剤の注入を行えることは、洗剤を他
の場所より持参する必要もなくなる為、気軽に循環配管
の中を洗浄できる環境が整うことになる。気軽に洗浄で
きることで、洗浄回数も増え、より清潔な気泡水を吹き
出す気泡浴槽となる。又、空気配管に洗剤配管が接続し
ていることで、空気配管内部を洗剤が通り、循環配管の
洗浄と同時に空気配管内部も洗浄できる。
【０００８】そして、上記気泡浴槽は、空気吸入口と洗
剤タンクの洗剤投入口を、それぞれ、浴槽フランジ上面
部に設けるのが好ましい。
剤タンクの洗剤投入口を、それぞれ、浴槽フランジ上面
部に設けるのが好ましい。
【０００９】この場合、空気吸入口と洗剤タンクの洗剤
投入口を浴室、もしくは浴室外のどこかに設置する必要
がなくなり都合が良い。又、浴槽フランジ上面部は人が
跨げる程度の高さに位置する為、洗剤タンクに洗剤を投
入する際背伸びなどをする必要がなく楽に投入できる。
更に、洗剤を投入するとき、過って周囲にこぼすような
ことがあっても浴槽フランジ上面部なら、水を流すだけ
で簡単にこぼれた洗剤を洗い流すことができる。
投入口を浴室、もしくは浴室外のどこかに設置する必要
がなくなり都合が良い。又、浴槽フランジ上面部は人が
跨げる程度の高さに位置する為、洗剤タンクに洗剤を投
入する際背伸びなどをする必要がなく楽に投入できる。
更に、洗剤を投入するとき、過って周囲にこぼすような
ことがあっても浴槽フランジ上面部なら、水を流すだけ
で簡単にこぼれた洗剤を洗い流すことができる。
【００１０】そして、上記気泡浴槽は、気泡水の吐水起
動と停止を操作する操作部を備え、この操作部に配管洗
浄の時期を知らせる報知手段を設けるのが好ましい。
動と停止を操作する操作部を備え、この操作部に配管洗
浄の時期を知らせる報知手段を設けるのが好ましい。
【００１１】この場合、報知手段を別の場所に設ける必
要がない為、施工が簡単になる。加えて、気泡水の起動
と停止を行う際、常に報知手段が目に入るので、循環配
管の洗浄意識が高まる。洗浄意識が高まることで、報知
手段が作動したとき確実に洗浄を行う習慣が身に付き、
より清潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽となる。
要がない為、施工が簡単になる。加えて、気泡水の起動
と停止を行う際、常に報知手段が目に入るので、循環配
管の洗浄意識が高まる。洗浄意識が高まることで、報知
手段が作動したとき確実に洗浄を行う習慣が身に付き、
より清潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽となる。
【００１２】そして、上記気泡浴槽の報知手段は、気泡
水の吐水時間が所定の累積時間を超えた時に作動して報
知されるものであることが好ましい。
水の吐水時間が所定の累積時間を超えた時に作動して報
知されるものであることが好ましい。
【００１３】この場合、吐水時間の計測のみで報知内容
を制御する為、簡単な構造とすることができる。循環配
管の中の汚れは、時の経過に伴ってひどくなる傾向があ
り、時間管理による制御は、簡単な構造と適切な報知を
両立できる。
を制御する為、簡単な構造とすることができる。循環配
管の中の汚れは、時の経過に伴ってひどくなる傾向があ
り、時間管理による制御は、簡単な構造と適切な報知を
両立できる。
【００１４】そして、上記気泡浴槽の報知手段は、ポン
プの回転数の変化に応じて作動して報知されるものであ
ることが好ましい。
プの回転数の変化に応じて作動して報知されるものであ
ることが好ましい。
【００１５】この場合、循環配管の中の汚れに対して正
確に配管洗浄の時期を報知することができる。循環配管
の中の汚れがひどくなると配管抵抗は増加する。配管抵
抗が増加すると、ポンプの回転数は自然と減少する。減
少した回転数に連動して報知することで、正確な報知が
可能となる。又、増加した配管抵抗に対応してポンプの
回転数を上げるようになしたポンプを備えた場合には、
増加したポンプの回転数に連動して報知することにして
も良い。
確に配管洗浄の時期を報知することができる。循環配管
の中の汚れがひどくなると配管抵抗は増加する。配管抵
抗が増加すると、ポンプの回転数は自然と減少する。減
少した回転数に連動して報知することで、正確な報知が
可能となる。又、増加した配管抵抗に対応してポンプの
回転数を上げるようになしたポンプを備えた場合には、
増加したポンプの回転数に連動して報知することにして
も良い。
【００１６】
【発明の実施の形態】図１乃至図３は、本発明の請求項
１乃至請求項４に対応する第一の実施の形態の気泡浴槽
を示し、図４は、本発明の請求項５に対応する第二の実
施の形態による気泡浴槽の配管抵抗とポンプの回転数の
関係を表した性能図である。
１乃至請求項４に対応する第一の実施の形態の気泡浴槽
を示し、図４は、本発明の請求項５に対応する第二の実
施の形態による気泡浴槽の配管抵抗とポンプの回転数の
関係を表した性能図である。
【００１７】図１は、本発明の第一の実施の形態の気泡
浴槽を示す概略構成図である。図２は、同気泡浴槽の洗
剤注入状態を示す概略構成図である。図３は、同気泡浴
槽の空気導入状態を示す概略構成図である。図４は、第
二の実施の形態による気泡浴槽の配管抵抗とポンプの回
転数の関係を表した性能図である。
浴槽を示す概略構成図である。図２は、同気泡浴槽の洗
剤注入状態を示す概略構成図である。図３は、同気泡浴
槽の空気導入状態を示す概略構成図である。図４は、第
二の実施の形態による気泡浴槽の配管抵抗とポンプの回
転数の関係を表した性能図である。
【００１８】第一の実施の形態の気泡浴槽は、浴槽１内
に設けた吸水口２から浴槽外に配した循環配管３にポン
プ４の動力を使って導き入れた浴槽１内の水と、空気吸
入口５から取り入れて、空気配管６を通して運んできた
空気とを、混合器７において気泡を含んだ気泡水に混合
生成し、この気泡水を浴槽１内に設けた吐水口８から吹
き出すようになした気泡浴槽において、洗剤を貯めおく
洗剤タンク９を備え、この洗剤タンク９からの洗剤配管
１０を、三方弁１１を介して、空気配管６に接続してな
る。
に設けた吸水口２から浴槽外に配した循環配管３にポン
プ４の動力を使って導き入れた浴槽１内の水と、空気吸
入口５から取り入れて、空気配管６を通して運んできた
空気とを、混合器７において気泡を含んだ気泡水に混合
生成し、この気泡水を浴槽１内に設けた吐水口８から吹
き出すようになした気泡浴槽において、洗剤を貯めおく
洗剤タンク９を備え、この洗剤タンク９からの洗剤配管
１０を、三方弁１１を介して、空気配管６に接続してな
る。
【００１９】又、該実施の形態の気泡浴槽においては、
空気吸入口５と洗剤タンク９の洗剤投入口１２を、それ
ぞれ、浴槽フランジ１３上面部に設けてもいる。
空気吸入口５と洗剤タンク９の洗剤投入口１２を、それ
ぞれ、浴槽フランジ１３上面部に設けてもいる。
【００２０】又、該実施の形態の気泡浴槽においては、
気泡水の吐水起動と停止を操作する操作パネル１４を備
え、この操作パネル１４に配管洗浄の時期を知らせる報
知ランプ１５を設けてもいる。
気泡水の吐水起動と停止を操作する操作パネル１４を備
え、この操作パネル１４に配管洗浄の時期を知らせる報
知ランプ１５を設けてもいる。
【００２１】又、該実施の形態の気泡浴槽においては、
報知ランプ１５は、気泡水の吐水時間が所定の累積時間
を超えた時に作動して報知されるものとしてもいる。
報知ランプ１５は、気泡水の吐水時間が所定の累積時間
を超えた時に作動して報知されるものとしてもいる。
【００２２】循環配管３の内部を洗浄する配管洗浄運転
は、まず浴槽１に湯を張った状態で操作パネル１４に設
けた洗浄ボタン１６を押す。すると図２に示すように、
三方弁１１が洗剤タンク９側に切り替わり、循環運転が
行われる。配管洗浄運転を制御する制御装置１７によ
り、所定時間この運転が行われ所定量の洗剤を浴槽１内
に送り込む。次に図３に示すように三方弁１１が空気吸
入口５側に切り替わる。すると、空気配管６に残った洗
剤が浴槽１内に吸い込まれ、浴槽１と循環配管３の中を
何度も循環し汚れを落とす。所定時間運転後、制御装置
１７の働きで停止する。次に吐水口８をキャップなどで
塞いで循環運転を行う。すると、ポンプ４の圧力で洗剤
混じりの洗浄液が空気配管６の中を逆流し、空気吸入口
５がら三方弁１１間の配管内部を洗浄する。洗浄後、洗
浄液を排水し、新しい水を浴槽１に張って再び循環運転
を行い、浴槽１と循環配管３の内部をすすぐ。次に吐水
口をキャップなどで塞いで循環運転を行う。すると、ポ
ンプ４の圧力ですすぎ水が空気配管６の中を逆流し、空
気吸入口５がら三方弁１１間の配管内部をすすいで配管
洗浄運転を終了する。
は、まず浴槽１に湯を張った状態で操作パネル１４に設
けた洗浄ボタン１６を押す。すると図２に示すように、
三方弁１１が洗剤タンク９側に切り替わり、循環運転が
行われる。配管洗浄運転を制御する制御装置１７によ
り、所定時間この運転が行われ所定量の洗剤を浴槽１内
に送り込む。次に図３に示すように三方弁１１が空気吸
入口５側に切り替わる。すると、空気配管６に残った洗
剤が浴槽１内に吸い込まれ、浴槽１と循環配管３の中を
何度も循環し汚れを落とす。所定時間運転後、制御装置
１７の働きで停止する。次に吐水口８をキャップなどで
塞いで循環運転を行う。すると、ポンプ４の圧力で洗剤
混じりの洗浄液が空気配管６の中を逆流し、空気吸入口
５がら三方弁１１間の配管内部を洗浄する。洗浄後、洗
浄液を排水し、新しい水を浴槽１に張って再び循環運転
を行い、浴槽１と循環配管３の内部をすすぐ。次に吐水
口をキャップなどで塞いで循環運転を行う。すると、ポ
ンプ４の圧力ですすぎ水が空気配管６の中を逆流し、空
気吸入口５がら三方弁１１間の配管内部をすすいで配管
洗浄運転を終了する。
【００２３】なお、途中で強制終了できるよう止ボタン
を設け、更にこの止ボタンを利用して、入浴中に過って
配管洗浄運転をしないよう、配管洗浄運転は洗浄ボタン
１６と止ボタンを同時に２、３秒程度押すことによって
起動するようになしても良い。
を設け、更にこの止ボタンを利用して、入浴中に過って
配管洗浄運転をしないよう、配管洗浄運転は洗浄ボタン
１６と止ボタンを同時に２、３秒程度押すことによって
起動するようになしても良い。
【００２４】又、配管洗浄運転の時期については、制御
装置１７に組み込んだタイマーによって作動する報知ラ
ンプ１５で知ることができる。このタイマーは気泡水の
吐水時間の累積時間を計測し、所定の値を超えた時に報
知ランプ１５を作動させる。配管洗浄運転を行った後は
リセットされ、再び累積時間の計測を開始する。
装置１７に組み込んだタイマーによって作動する報知ラ
ンプ１５で知ることができる。このタイマーは気泡水の
吐水時間の累積時間を計測し、所定の値を超えた時に報
知ランプ１５を作動させる。配管洗浄運転を行った後は
リセットされ、再び累積時間の計測を開始する。
【００２５】したがって、以上説明した気泡浴槽による
と、時間の経過に伴って堆積する循環配管３の中の汚れ
を効率良く洗浄除去し、常に清潔な気泡水を吹き出す気
泡浴槽を提供することができる。洗剤タンク９に貯めて
おいた洗剤を、三方弁１１を介して、空気配管６さらに
は循環配管３に注入することにより、手軽な弁操作のみ
で洗剤を循環配管３へ注入することができる。循環配管
３に注入された洗剤は吐水口８から浴槽１内に入り、浴
槽１内の水と混ざって適切な濃度の洗浄液となり、再び
吸水口２から循環配管３へもどってくる。循環配管３の
中を何度も循環することで、内部を奇麗に洗浄すること
ができる。手軽な弁操作のみで洗剤の注入を行えること
は、洗剤を他の場所より持参する必要もなくなる為、気
軽に循環配管３の中を洗浄できる環境が整うことにな
る。気軽に洗浄できることで、洗浄回数も増え、より清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽となる。又、空気配管６
に洗剤配管１０が接続してなることで、空気配管６内部
を洗剤が通り、循環配管３の洗浄と同時に空気配管６内
部も洗浄できる。
と、時間の経過に伴って堆積する循環配管３の中の汚れ
を効率良く洗浄除去し、常に清潔な気泡水を吹き出す気
泡浴槽を提供することができる。洗剤タンク９に貯めて
おいた洗剤を、三方弁１１を介して、空気配管６さらに
は循環配管３に注入することにより、手軽な弁操作のみ
で洗剤を循環配管３へ注入することができる。循環配管
３に注入された洗剤は吐水口８から浴槽１内に入り、浴
槽１内の水と混ざって適切な濃度の洗浄液となり、再び
吸水口２から循環配管３へもどってくる。循環配管３の
中を何度も循環することで、内部を奇麗に洗浄すること
ができる。手軽な弁操作のみで洗剤の注入を行えること
は、洗剤を他の場所より持参する必要もなくなる為、気
軽に循環配管３の中を洗浄できる環境が整うことにな
る。気軽に洗浄できることで、洗浄回数も増え、より清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽となる。又、空気配管６
に洗剤配管１０が接続してなることで、空気配管６内部
を洗剤が通り、循環配管３の洗浄と同時に空気配管６内
部も洗浄できる。
【００２６】又、この場合、空気吸入口５と洗剤タンク
９の洗剤投入口１２を浴室、もしくは浴室外のどこかに
設置する必要がなくなり都合が良い。又、浴槽フランジ
１３上面部は人が跨げる程度の高さに位置する為、洗剤
タンク９に洗剤を投入する際背伸びなどをする必要がな
く楽に投入できる。更に、洗剤を投入するとき、過って
周囲にこぼすようなことがあっても浴槽フランジ１３上
面部なら、水を流すだけで簡単にこぼれた洗剤を洗い流
すことができる。
９の洗剤投入口１２を浴室、もしくは浴室外のどこかに
設置する必要がなくなり都合が良い。又、浴槽フランジ
１３上面部は人が跨げる程度の高さに位置する為、洗剤
タンク９に洗剤を投入する際背伸びなどをする必要がな
く楽に投入できる。更に、洗剤を投入するとき、過って
周囲にこぼすようなことがあっても浴槽フランジ１３上
面部なら、水を流すだけで簡単にこぼれた洗剤を洗い流
すことができる。
【００２７】又、この場合、報知ランプ１５を別の場所
に設ける必要がない為、施工が簡単になる。加えて、気
泡水の起動と停止を行う際、常に報知ランプ１５が目に
入るので、循環配管３の洗浄意識が高まる。洗浄意識が
高まることで、報知ランプ１５が作動したとき確実に洗
浄を行う習慣が身に付き、より清潔な気泡水を吹き出す
気泡浴槽となる。
に設ける必要がない為、施工が簡単になる。加えて、気
泡水の起動と停止を行う際、常に報知ランプ１５が目に
入るので、循環配管３の洗浄意識が高まる。洗浄意識が
高まることで、報知ランプ１５が作動したとき確実に洗
浄を行う習慣が身に付き、より清潔な気泡水を吹き出す
気泡浴槽となる。
【００２８】又、この場合、吐水時間の計測のみで報知
内容を制御する為、簡単な構造とすることができる。循
環配管の中の汚れは、時の経過に伴ってひどくなる傾向
があり、時間管理による制御は、簡単な構造と適切な報
知を両立できる。
内容を制御する為、簡単な構造とすることができる。循
環配管の中の汚れは、時の経過に伴ってひどくなる傾向
があり、時間管理による制御は、簡単な構造と適切な報
知を両立できる。
【００２９】第二の実施の形態の気泡浴槽は、報知ラン
プ１５は、ポンプ４の回転数の変化に応じて作動し、報
知されるものであることを特徴とし、それを除く構成は
上記第一の実施の形態の気泡浴槽と同じとする。
プ１５は、ポンプ４の回転数の変化に応じて作動し、報
知されるものであることを特徴とし、それを除く構成は
上記第一の実施の形態の気泡浴槽と同じとする。
【００３０】循環配管３がつまると配管抵抗が大きくな
り、配管抵抗に負けないように回転数を上げるポンプ４
の機能を利用して、報知ランプ１５の制御を行う。ポン
プ４から制御装置１７に対して随時回転数の信号が送ら
れていて、その情報をもとに制御装置１７はポンプ４に
電力を供給している。配管抵抗とポンプ４の回転数には
図４のような関係があり、配管が詰まり配管抵抗が大き
くなるとポンプ４の回転数が大きくなる。一定以上にポ
ンプ４の回転数が大きくなった場合には、制御装置１７
が報知ランプ１５に信号を送り、報知ランプ１５が作動
する。
り、配管抵抗に負けないように回転数を上げるポンプ４
の機能を利用して、報知ランプ１５の制御を行う。ポン
プ４から制御装置１７に対して随時回転数の信号が送ら
れていて、その情報をもとに制御装置１７はポンプ４に
電力を供給している。配管抵抗とポンプ４の回転数には
図４のような関係があり、配管が詰まり配管抵抗が大き
くなるとポンプ４の回転数が大きくなる。一定以上にポ
ンプ４の回転数が大きくなった場合には、制御装置１７
が報知ランプ１５に信号を送り、報知ランプ１５が作動
する。
【００３１】したがって、以上説明した気泡浴槽による
と、循環配管３の中の汚れに対して正確に配管洗浄の時
期を報知することができる。増加した配管抵抗に対応し
てポンプの回転数を上げるようになしたポンプ４を備
え、増加したポンプ４の回転数に連動して報知すること
で正確な報知が可能となる。
と、循環配管３の中の汚れに対して正確に配管洗浄の時
期を報知することができる。増加した配管抵抗に対応し
てポンプの回転数を上げるようになしたポンプ４を備
え、増加したポンプ４の回転数に連動して報知すること
で正確な報知が可能となる。
【００３２】なお、ポンプ４を配管抵抗が大きくなった
際、自然に回転数が減少してしまうポンプとした場合
も、この回転数の変化に応じて報知ランプ１５が作動す
るようになしても良い。この場合も、正確な報知が可能
となる。
際、自然に回転数が減少してしまうポンプとした場合
も、この回転数の変化に応じて報知ランプ１５が作動す
るようになしても良い。この場合も、正確な報知が可能
となる。
【００３３】
【発明の効果】上述の如く、請求項１記載の発明によれ
ば、循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することができ
る。
ば、循環配管の中の汚れを効率良く洗浄除去し、常に清
潔な気泡水を吹き出す気泡浴槽を提供することができ
る。
【００３４】そして、請求項２記載の発明によれば、空
気吸入口と洗剤タンクの洗剤投入口を他の場所に設置す
る必要がなくなりスペースを節約できる。
気吸入口と洗剤タンクの洗剤投入口を他の場所に設置す
る必要がなくなりスペースを節約できる。
【００３５】そして、請求項３記載の発明によれば、報
知手段を別の場所に設ける必要がない為、施工が簡単に
なる。
知手段を別の場所に設ける必要がない為、施工が簡単に
なる。
【００３６】そして、請求項４記載の発明によれば、報
知手段を簡単な構造とすることができる。
知手段を簡単な構造とすることができる。
【００３７】そして、請求項５記載の発明によれば、正
確に配管洗浄の時期を報知することができる。
確に配管洗浄の時期を報知することができる。
【図１】本発明の第一の実施の形態である気泡浴槽を示
す構成概略図である。
す構成概略図である。
【図２】同気泡浴槽の洗剤注入状態を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図３】同気泡浴槽の空気導入状態を示す概略構成図で
ある。
ある。
【図４】本発明の気泡浴槽の第二の実施の形態による気
泡浴槽の配管抵抗とポンプの回転数の関係を表した性能
図である。
泡浴槽の配管抵抗とポンプの回転数の関係を表した性能
図である。
【図５】本発明の従来例である気泡浴槽を示す構成概略
図である。
図である。
１ 浴槽 ２ 吸水口 ３ 循環配管 ４ ポンプ ５ 空気吸入口 ６ 空気配管 ７ 混合器 ８ 吐水口 ９ 洗剤タンク １０ 洗剤配管 １１ 三方弁 １２ 洗剤投入口 １３ 浴槽フランジ １４ 操作パネル １５ 報知ランプ １６ 洗浄ボタン １７ 制御装置
Claims (5)
- 【請求項１】 浴槽内に設けた吸水口から浴槽外に配し
た循環配管にポンプの動力を使って導き入れた浴槽内の
水と、空気吸入口から取り入れて、空気配管を通して運
んできた空気とを、混合器において気泡を含んだ気泡水
に混合生成し、この気泡水を浴槽内に設けた吐水口から
吹き出すようになした気泡浴槽において、洗剤を貯めお
く洗剤タンクを備え、この洗剤タンクからの洗剤配管
を、弁を介して、空気配管に接続してなることを特徴と
する気泡浴槽。 - 【請求項２】 空気吸入口と洗剤タンクの洗剤投入口
を、それぞれ、浴槽フランジ上面部に設けたことを特徴
とする請求項１記載の気泡浴槽。 - 【請求項３】 気泡水の吐水起動と停止を操作する操作
部を備え、この操作部に配管洗浄の時期を知らせる報知
手段を設けたことを特徴とする請求項１乃至請求項２記
載の気泡浴槽。 - 【請求項４】 報知手段は、気泡水の吐水時間が所定の
累積時間を超えた時に作動して報知されるものであるこ
とを特徴とする請求項３記載の気泡浴槽。 - 【請求項５】 報知手段は、ポンプの回転数の変化に応
じて作動して報知されるものであることを特徴とする請
求項３記載の気泡浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23853099A JP2001061692A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 気泡浴槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23853099A JP2001061692A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 気泡浴槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001061692A true JP2001061692A (ja) | 2001-03-13 |
Family
ID=17031632
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23853099A Pending JP2001061692A (ja) | 1999-08-25 | 1999-08-25 | 気泡浴槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001061692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003070867A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Sakai Medical Co Ltd | 入浴装置および消毒システム |
| JP2003070868A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Sakai Medical Co Ltd | 扉開閉式入浴装置および消毒システム |
-
1999
- 1999-08-25 JP JP23853099A patent/JP2001061692A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003070867A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Sakai Medical Co Ltd | 入浴装置および消毒システム |
| JP2003070868A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-11 | Sakai Medical Co Ltd | 扉開閉式入浴装置および消毒システム |
| JP4657527B2 (ja) * | 2001-09-04 | 2011-03-23 | 酒井医療株式会社 | 扉開閉式入浴装置および消毒システム |
| JP4707896B2 (ja) * | 2001-09-04 | 2011-06-22 | 酒井医療株式会社 | 入浴装置および消毒システム |
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Legal Events
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| A977 | Report on retrieval |
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