JP2001061336A - 穀粒排出オ−ガの操作装置 - Google Patents

穀粒排出オ−ガの操作装置

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JP2001061336A
JP2001061336A JP23998799A JP23998799A JP2001061336A JP 2001061336 A JP2001061336 A JP 2001061336A JP 23998799 A JP23998799 A JP 23998799A JP 23998799 A JP23998799 A JP 23998799A JP 2001061336 A JP2001061336 A JP 2001061336A
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grain
auger
driving device
discharging
spiral
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JP23998799A
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English (en)
Inventor
Kenji Kono
健治 河野
Masanori Inoue
正典 井上
Shin Takagi
慎 高木
Takeshi Mizumoto
武 水本
Junji Doihara
純二 土居原
Koji Izumi
浩二 泉
Masaji Nakai
正司 中井
Hidenori Okazaki
秀範 岡崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の穀粒排出オ−ガを操作する操作レバ−
は、左右への旋回駆動装置と上下高さを調節する上下駆
動装置とを1本の操作レバ−で操作可能に構成し、伸縮
調節する伸縮駆動装置を別の操作スイッチで操作する構
成としていた。したがって、穀粒排出オ−ガは、穀粒排
出口をトラックのタンクの範囲内において、穀粒の落下
位置を調整(平面内における前後、左右への調整)する
とき、別々にある操作レバ−と操作スイッチとを操作し
なければならず、操作が煩わしい課題があった。 【解決手段】 本発明は、上述した課題を解決するため
に、つぎの如き解決手段を講じた。すなわち、グレンタ
ンクに貯留した穀粒を、機外に排出する穀粒排出オ−ガ
を設ける。該穀粒排出オ−ガは、旋回駆動装置と、上下
駆動装置と、伸縮駆動装置とを連結して構成する。該伸
縮駆動装置は、少なくとも前記旋回駆動装置と同一の操
作装置によって操作可能に構成した穀粒排出オ−ガの操
作装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒排出オ−ガの
操作装置に関するもので、農業機械の技術分野に属す
る。
【0002】
【従来の技術】従来からコンバインは、刈取穀稈を脱穀
する脱穀装置と、脱穀後の穀粒を収納貯溜するためのグ
レンタンクとを併設して刈取脱穀作業を連続的に行うこ
とができる構成としている。そして、グレンタンクは、
作業の進行にともなって順次貯溜される穀粒が満杯に達
すると、内装している排出螺旋から、揚穀装置、穀粒排
出オ−ガを利用して、貯溜穀粒を待機中のトラックのタ
ンクに搬出する構成としている。
【0003】そして、前記穀粒排出オ−ガは、旋回駆動
装置と、上下駆動装置と、伸縮駆動装置とを連結して、
穀粒の排出作業にあたり、旋回、上下、伸縮の各操作を
行いながら、穀粒排出口をトラックのタンクに合わせて
排出作業を行なう構成となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来から穀粒排出オ−
ガは、先端部に開口した穀粒排出口をトラックのタンク
に合わせて搬出場所を決めるために、旋回駆動装置と、
上下駆動装置と、伸縮駆動装置とに連結して構成してい
る。そして、穀粒排出オ−ガは、旋回駆動装置によって
平面内で左右に旋回し、上下駆動装置によって上下高さ
を調節し、伸縮駆動装置によって伸縮させて長さを調節
しながら穀粒排出口をトラックのタンクに合わせる操作
をしていた。
【0005】従来の操作レバ−は、左右への旋回駆動装
置と上下高さを調節する上下駆動装置とを1本の操作レ
バ−で操作できる構成とし、伸縮して長さを調節する伸
縮駆動装置を別の操作スイッチで操作する構成としてい
た。したがって、穀粒排出オ−ガは、穀粒排出口をトラ
ックのタンクの範囲内において、穀粒の落下位置を調整
(平面内における前後、左右調整)するとき、別々にあ
る操作レバ−と操作スイッチとを操作しなければなら
ず、操作が煩わしい課題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために、次の如き技術手段を講ずるものであ
る。すなわち、グレンタンク1に貯留した穀粒を、機外
に排出する穀粒排出オ−ガ2を設け、該穀粒排出オ−ガ
2は、旋回駆動装置3と、上下駆動装置4と、伸縮駆動
装置5とを連結して構成し、該伸縮駆動装置5は、少な
くとも前記旋回駆動装置3と同一の操作装置6によって
操作可能に構成した穀粒排出オ−ガの操作装置としたも
のである。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したから、
従来型の課題を解決して穀粒排出オ−ガの穀粒排出位置
の調整操作がきわめて楽になり、穀粒をトラックのタン
クの全面に満遍なく排出することが容易となった効果が
ある。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。まず、グレンタンク1は、図1に示すように、走
行装置7上に図示は省略しているが、脱穀装置に併設し
て搭載し、脱穀装置から一番揚穀装置を介して搬送され
てきた脱穀・選別後の穀粒を貯溜できる構成としてい
る。そして、排出螺旋8は、図1に示すように、グレン
タンク1の底部に軸装して設け、始端側を機外の伝動軸
9にクラッチ装置10を介して連結し、終端側を揚穀筒
11の下部まで延長して、内装している揚穀螺旋12の
下端部に接続して構成している。なお、グレンタンク1
は、透明な素材によって構成すると内部確認ができて便
利である。
【0009】そして、穀粒排出オ−ガ2は、図1で解る
ように、前記揚穀筒11の上部に上下方向へ回動自由に
接続する固定搬送筒13と、これに接続する伸縮移動搬
送筒14とから構成している。そして、固定搬送筒13
は、図1に示すように、基部を前記揚穀筒11の上部に
連結し、先端部を外方に延長して設け、その筒内には、
始端部を前記揚穀螺旋12に接続した搬送螺旋15を内
装して、揚穀筒11から受け継いだ穀粒を搬送する構成
としている。
【0010】そして、伸縮移動搬送筒14は、図1に示
すように、先端部に穀粒排出口16を開口して設け、基
部側を、前記固定搬送筒13の先端側から摺動自由に挿
入嵌合して連結している。そして、伸縮螺旋17は、図
1に示すように、上記伸縮移動搬送筒14内において、
先端部を穀粒排出口16の上方位置に軸受して後部を固
定搬送筒13側に延長して前記搬送螺旋15に伝動可能
に接続し、伸縮可能で、且つ、回転駆動されながら穀粒
の搬送を行う構成としている。
【0011】このように、穀粒排出オ−ガ2は、固定搬
送筒13に対して伸縮移動搬送筒14を伸縮可能に接続
し、揚穀螺旋12の上部から搬送螺旋15が受け継いだ
穀粒を、更に、伸縮螺旋17が受け継いで穀粒排出口1
6まで搬送する構成としている。なお、伸縮螺旋17
は、その外径を搬送螺旋15の外径より大きく形成する
と、搬送下手側の搬送能力が増大するから、途中の穀粒
詰まりをなくすることができる。
【0012】そして、旋回駆動装置3は、図1に示すよ
うに、旋回制御モ−タ3aに連結した駆動ギヤ19を、
基部揚穀筒11aに対して旋回自由に嵌合した上部揚穀
筒11bの旋回ギヤ18に歯合して構成している。した
がって、揚穀筒11は、旋回制御モ−タ3aを正転又は
逆転駆動すれば、駆動ギヤ19から旋回ギヤ18を介し
て上部揚穀筒11bが、基部揚穀筒11aに対して左旋
回又は右旋回することができる。
【0013】そして、上下駆動装置4は、図1に示すよ
うに、制御油圧シリンダ4aの基部を揚穀筒11の上方
部分に枢着連結し、先端部を固定搬送筒13側に連結し
て作動油の供給、排出操作によって伸縮作動させ、穀粒
排出オ−ガ2が基部を支点に先端側が上下方向に作動で
きる構成としている。つぎに、伸縮駆動装置5は、図1
に示すように、揚穀筒11の上部位置に装備した伸縮制
御モ−タ5aに減速装置を介して螺旋軸20の基端部を
連結して強制駆動する構成としている。そして、移動装
置21は、上記螺旋軸20の螺旋溝に係合して強制的に
軸方向に移動するように設け、前記伸縮移動搬送筒14
の基部側に一体的に連結して構成している。そして、伸
縮制御モ−タ5aは、図2に示すように、操縦席の操作
レバ−6(操作装置6に相当する)に接続したスイッチ
によって、レバ−を上側に操作すれば正転(伸縮移動搬
送筒14が伸長する)し、レバ−を下側に操作すれば逆
転駆動(伸縮移動搬送筒14が縮小する)する構成とし
ている。
【0014】そして、伸縮駆動装置5は、図1に示すよ
うに、縮小側と伸長側との終端部にそれぞれリミットセ
ンサS1、S2を設けて前記移動装置21が到達して接触
すると、前記伸縮制御モ−タ5aを自動停止する構成と
している。そして、上記操作レバ−6は、穀粒排出オ−
ガ2の旋回制御モ−タ3a(旋回駆動装置3)のスイッ
チ操作を可能に接続しており、左に操作すれば左旋回と
なり、右に操作すれば右旋回となる構成としている。こ
のように、操作レバ−6は、図2に示したように、一本
の操作レバ−を前後に操作すれ伸び、縮みし、左又は右
に操作すれば左又は右に旋回ができる構成とし、制御油
圧シリンダ4a(上下駆動装置4)を別の操作レバ−2
2で操作できる構成としている。なお、別の操作レバ−
22は、前後操作によって穀粒排出オ−ガ2を下げ、上
げできる構成としている。
【0015】以上述べたように、本発明は、操縦座席に
設けた一本の操作レバ−6によって伸縮駆動装置5と旋
回駆動装置3とを操作できる構成にしているから、穀粒
の排出作業にあたり、穀粒排出オ−ガ2の排出位置合わ
せが大変楽になった。グレンタンク1が満杯に達して穀
粒の排出作業を行なうときは、まず、穀粒排出オ−ガ2
の穀粒排出口16をトラックのタンクに合わせて作業を
開始する。
【0016】そして、穀粒排出作業は、穀粒をトラック
のタンク全体に満遍に排出するために、穀粒排出口16
を、平面視でタンクの範囲内で前後、左右に微調整しな
がら行なうが、本発明の場合、穀粒排出オ−ガは、前後
移動(伸縮駆動装置5による)と左右移動(旋回駆動装
置3)が一本の操作レバ−6によって操作できるから、
従来に比較して、大変楽に行なうことができる。
【0017】つぎに、旋回駆動装置3と上下駆動装置4
と伸縮駆動装置5とを備えた穀粒排出オ−ガ2の他の実
施例を説明する。まず、穀粒排出オ−ガ2は、図3に示
す実施例の場合、旋回駆動装置3と上下駆動装置4と
は、上述した図1の実施例と同一に構成しているが、伸
縮駆動装置5を他の構成にしている。
【0018】すなわち、穀粒排出オ−ガ2は、固定搬送
筒13の先端部に折り曲げ自由に作動搬送筒23を縦軸
回りで回転できるように枢着連結し、固定搬送筒13の
先端部に設けたモ−タ24と駆動ギヤ25により、作動
搬送筒23の伸縮ギヤ26を伝動して左右に折り曲がっ
て伸縮できる構成としている。この場合、作動搬送筒2
3は、図4で解るように、モ−タ24によって駆動ギヤ
25を駆動し、伸縮ギヤ26を回転すると、先端の穀粒
排出口16が揚穀筒11に近づき縮小することができ
る。
【0019】別実施例1 つぎに、図5乃至図7に基づいて別実施例1を説明す
る。別実施例1は、穀粒排出オ−ガ2の穀粒排出口16
に関し、穀粒排出オ−ガ2の傾斜角度の変化にかかわら
ず、常に下方に向かって穀粒の排出ができる穀粒排出口
16を構成している。
【0020】まず、穀粒排出口16は、左右に固定側板
30を設け、その前後に、上部を枢着した前後側板31
を垂下して設けて構成している。そして、前後側板31
は、一体作動ができるように連結し、更に、規制ワイヤ
−32で動きを規制して構成している。以上のように構
成すると、穀粒排出口16は、穀粒排出オ−ガ2が傾斜
したとき(図6および図7参照)でも、水平のとき(図
5参照)と同様に常に下方に向かって開口している。し
たがって、穀粒は、下方に向かって排出され周囲に飛び
散ることがほとんどない。
【0021】別実施例2 つぎに、図8乃至図10に基づいて別実施例2を説明す
る。別実施例2は、穀粒排出オ−ガ2のオ−ガ受け35
に関し、作業時、コンバインの格納時によって使い分け
できる構成にしている。すなわち、オ−ガ受け35は、
脱穀装置の上面に固着した支持台36上にねじ37を設
けた取付板38を設けている。そして、左右受具39を
取り付けた調節板40は、前記取付板38上に図示しな
い長孔によって左右方向に移動調節自由にして前記ねじ
37により固定する構成としている。
【0022】以上のように、オ−ガ受け35は、取付板
38に対して、調節板40を左右に移動できる構成にす
ると、作業中には外側に位置して作業を楽にし、コンバ
インを納屋に格納するときには周囲の邪魔にならないよ
うに、内側に位置させて穀粒排出オ−ガ2を内側に収納
して受け止め支持することができる。 別実施例3 つぎに、図11乃至図13に基づいて別実施例3を説明
する。
【0023】別実施例3は、折り畳み式の穀粒排出オ−
ガ2において、複雑な伸縮螺旋を廃して伸縮可能な穀粒
排出口45を構成した。まず、固定搬送筒13は、搬送
螺旋15を内装軸架して基部を揚穀筒11に連結して外
方に延長して構成している。そして、折り曲げ筒46
は、搬送螺旋47を内装軸架して基部を前記固定搬送筒
13の先端部に縦軸48を回動支点にして横側に折り曲
げできるように枢着している。そして、穀粒排出筒49
は、基部側を前記折り曲げ筒46に先端側から摺動自由
に差し込み、先端部に穀粒排出口45を開口して構成し
ている。そして、伸縮駆動装置50は、伸縮制御モ−タ
51に連結した駆動螺旋52に、穀粒排出筒49に固定
している移動装置53を螺合して伸縮可能に構成してい
る。
【0024】以上のように構成された穀粒排出オ−ガ2
は、非作業時には図11に示す仮想線のように折り畳ん
で収納でき、作業中は、図12(縮小時)および図13
(伸長時)に示すように伸縮させながら作業ができる。
実施例の穀粒排出筒49は、独自の搬送手段がなく、搬
送螺旋47の搬送圧力で穀粒を搬送することになる。 別実施例4 つぎに、図14乃至図16に基づいて別実施例4を説明
する。
【0025】別実施例4は、穀粒排出オ−ガ2の上下調
節を、昇降油圧シリンダ55と手動調節とができる構成
にしたものである。すなわち、穀粒排出オ−ガ2は、従
来から公知のように、基部を揚穀筒11に上下回動自由
に枢着して、昇降油圧シリンダ55によって上下調節が
できる構成にしている。そして、実施例の場合、昇降油
圧シリンダ55は、中間枠56と穀粒排出オ−ガ2との
間に装備し、その中間枠56と揚穀筒11との間にロッ
ク装置57とガスダンパ58とを設けて構成している。
そして、ガスダンパ58は、穀粒排出オ−ガ2の先端部
分に設けたレバ−59によってロック・開放操作ができ
る構成としている。
【0026】なお、ロック装置57は、複数のロック孔
60、60’、60”に選択的にロックピン61を挿入
して係止できる構成にしている。以上の構成によって、
穀粒排出オ−ガ2は、ロック孔60にロックピン61を
係止した状態では昇降油圧シリンダ55によって上下調
節ができ、ロック装置57を開放すると手動操作で自由
に上下調節ができる特徴がある。
【0027】別実施例5 つぎに、図17乃至図19に基づいて別実施例5を説明
する。別実施例5は、穀粒排出オ−ガ2の上下等の調節
を行なうために設けている把手65をオペレ−タの体格
や立っている場所に合わせて上下方向或は前後方向に位
置調節ができる構成にしたものである。
【0028】まず、穀粒排出オ−ガ2は、図17に示す
ように、基部にガスダンパ66を設けて、揚穀筒11側
を回動支点にオペレ−タが把手65を握って上下に、或
は左右に調節できる構成としている。そして、図18に
示す構成例の把手65は、支持パイプ67に上下摺動自
由に差し込んで、ねじ68によって係脱自由に係止する
構成とし、図19に示す構成例の把手65は、穀粒排出
オ−ガ2の長手方向に取り付け位置を変更できる構成と
している。
【0029】別実施例6 つぎに、図20乃至図23に基づいて別実施例6を説明
する。別実施例6は、穀粒排出オ−ガ2の左右旋回調節
と伸縮調節とを、手動、又は、手動と自動との組み合わ
せによって行なう簡易型に関するものである。まず、穀
粒排出オ−ガ2は、基部を揚穀筒11に取り付けた固定
搬送筒13に先端側から伸縮移動搬送筒14を挿入して
摺動自由に構成している。したがって、穀粒排出口16
は、揚穀筒11に対して手動による押し引き操作によっ
て遠近調節できる構成となっている。
【0030】そして、揚穀筒11は、図20と図21と
に示す構成例では、旋回制御モ−タ3aと駆動ギヤ19
と旋回ギヤ18とによって、旋回する構成としている。
そして、旋回制御モ−タ3aは、図21の構成例では、
ブレ−キ装置70が設けられ、モ−タ停止時には常に制
動力が働き、揚穀筒11の旋回ができない構成としてい
る。そして、ブレ−キ装置70は、図21に示すよう
に、伸縮移動搬送筒14の先端側に設けたスイッチ71
によってブレ−キ装置70を解除できる構成としてい
る。
【0031】以上のように構成された穀粒排出オ−ガ2
は、伸縮を手動操作で、左右への旋回操作を自動で行な
うことができる。その上、図21の構成例は、スイッチ
71の操作によってブレ−キ装置70を解除すると、手
動操作で旋回もできる。つぎに、図22と図23に示す
構成例の穀粒排出オ−ガ2は、旋回ロックピン72と伸
縮ロックピン73とを設けて、旋回作動と伸縮作動とを
不能に係止する構成としている。そして、解除レバ−7
4は、伸縮移動搬送筒14の先端側に設け、操作ワイヤ
−75と連動杆76とを介して、前記旋回ロックピン7
2と伸縮ロックピン73とのロック解除ができる構成と
している。
【0032】この構成によると、穀粒排出オ−ガ2は、
解除レバ−74の解除操作によって旋回ロックピン72
と伸縮ロックピン73とを解除すれば、手動操作によっ
て自由に旋回、伸縮ができる。また、穀粒排出オ−ガ2
は、操作が必要ないときには、旋回ロックピン72と伸
縮ロックピン73とによってロックすることにより、固
定状態が確保される。
【0033】別実施例7 つぎに、図24乃至図28に基づいて別実施例7を説明
する。別実施例7は、グレンタンク1から機外に排出す
る穀粒量を、稲の品種等に応じて調節する装置に関し、
底部に軸装した排出螺旋8の上側に設けた螺旋カバ−8
0の調節によって行なうものである。
【0034】まず、排出螺旋8は、グレンタンク1の底
部に軸装して設け、図25に示す矢印方向に回転しなが
ら貯留した穀粒を揚穀螺旋側に搬送して、機外に搬出す
る構成としている。そして、螺旋カバ−80は、排出螺
旋8の上側において、軸方向に沿って配置して設け、タ
ンク内部の穀粒が一度に螺旋に供給されるのを防止し、
適量の搬送ができる構成としている。そして、螺旋カバ
−80は、外側の操作レバ−81によって回動できるよ
うに円弧状の長孔82を通した連杆83で連結して支持
し、図26の位置から図27の位置まで回動して位置の
調節ができる構成としている。
【0035】以上のように構成したから、螺旋カバ−8
0は、排出螺旋8の回転方向に対して取り込み側(図2
6参照)に位置調節すると、排出穀粒量が少なくなり、
逆側(図27参照)に位置調節すると、排出穀粒の取り
込み幅が広くなって多量の穀粒が排出螺旋8に供給され
る。 別実施例8 つぎに、図29および図30に基づいて別実施例8を説
明する。
【0036】別実施例8は、グレンタンク1に設けた排
出螺旋8を、他の搬送螺旋12とは別のモ−タによって
単独に伝動する構成とし、螺旋カバ−を設けない構成に
したものである。すなわち、排出螺旋8は、図29に示
すように、グレンタンク1の底部に軸装し、貯留穀粒を
一方側に搬送して揚穀螺旋12の下部に供給して受け継
がせる構成とし、モ−タ90に連結して伝動可能に構成
している。そして、モ−タ90は、始動すると、回転速
度が徐々に上がる構成のタイプを使用している。
【0037】そして、揚穀螺旋12は、図29に示すよ
うに、機体のエンジンから伝動機構によって伝動される
構成としている。別実施例8は、上述のように構成され
ているから、排出螺旋8は、モ−タ90を始動すると徐
々に回転速度が上昇するから、螺旋カバ−がなくてもタ
ンク内の穀粒を搬送することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、一部破断した側面図
である。
【図2】本発明の実施例であって、操作レバ−の平面図
である。
【図3】本発明の実施例であって、側面図である。
【図4】本発明の実施例であって、作用平面図である。
【図5】本発明の別実施例1であって、一部破断した側
面図である。
【図6】本発明の別実施例1であって、一部破断した側
面図である。
【図7】本発明の別実施例1であって、一部破断した側
面図である。
【図8】本発明の別実施例2であって、正面図である。
【図9】本発明の別実施例2であって、正面図である。
【図10】本発明の別実施例2であって、正面図であ
る。
【図11】本発明の別実施例3であって、作用平面図で
ある。
【図12】本発明の別実施例3であって、側断面図であ
る。
【図13】本発明の別実施例3であって、側断面図であ
る。
【図14】本発明の別実施例4であって、平面図であ
る。
【図15】本発明の別実施例4であって、側面図であ
る。
【図16】本発明の別実施例4であって、断面図であ
る。
【図17】本発明の別実施例5であって、作用側面図で
ある。
【図18】本発明の別実施例5であって、作用側面図で
ある。
【図19】本発明の別実施例5であって、作用側面図で
ある。
【図20】本発明の別実施例6であって、側断面図であ
る。
【図21】本発明の別実施例6であって、側断面図であ
る。
【図22】本発明の別実施例6であって、側断面図であ
る。
【図23】本発明の別実施例6であって、平面図であ
る。
【図24】本発明の別実施例7であって、内部側面図で
ある。
【図25】本発明の別実施例7であって、図24のS1
−S1断面図である。
【図26】本発明の別実施例7であって、断面図であ
る。
【図27】本発明の別実施例7であって、断面図であ
る。
【図28】本発明の別実施例7であって、背面図であ
る。
【図29】本発明の別実施例8であって、側断面図であ
る。
【図30】本発明の別実施例8であって、正断面図であ
る。
【符号の説明】
1 グレンタンク 2 穀粒排出オ−ガ 3
旋回駆動装置 4 上下駆動装置 5 伸縮駆動装置 6
操作装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水本 武 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 土居原 純二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 泉 浩二 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 中井 正司 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 (72)発明者 岡崎 秀範 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内 Fターム(参考) 2B396 JA04 JC07 KC05 KE03 LA07 LE02 LE03 LE04 LE05 LE09 LE18 LG07 LP03 LP08 LP12 LP17 LR02 LR08 LR13 LR19 MA07 MJ15 PA03 PA12 PA13 PA30 PA43 PA46 QA02 QC01 QE25 QG05 RA10 RA25

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グレンタンクに貯留した穀粒を、機外に
    排出する穀粒排出オ−ガを設け、該穀粒排出オ−ガは、
    旋回駆動装置と、上下駆動装置と、伸縮駆動装置とを連
    結して構成し、該伸縮駆動装置は、少なくとも前記旋回
    駆動装置と同一の操作装置によって操作可能に構成した
    穀粒排出オ−ガの操作装置。
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