JP2001060557A - プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法

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JP2001060557A
JP2001060557A JP2000181745A JP2000181745A JP2001060557A JP 2001060557 A JP2001060557 A JP 2001060557A JP 2000181745 A JP2000181745 A JP 2000181745A JP 2000181745 A JP2000181745 A JP 2000181745A JP 2001060557 A JP2001060557 A JP 2001060557A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイクロ波のエネルギーにより均一なプラズ
マを発生させ、基板に対して面内均一性の高い処理を行
うこと。 【解決手段】 マイクロ波電源部及び導波管を昇降機構
により昇降できるように構成し、これにより導波管の下
端部の拡径部に設けられた平面スロットアンテナの高さ
レベルを調整できるようにし、更にアンテナの下方側の
側周部をシールド部材で囲む。一方真空室の側壁部に窓
を設け、この外に光センサアレイを配置して、プラズマ
のシース領域の下限レベル(シースレベル)を監視す
る。予めシースレベルとアンテナとの理想距離を把握し
ておき、その理想距離が得られるように、検出したシー
スレベルに基づいてアンテナの高さを調整する。またシ
ースレベルとX波のカットオフ密度が得られるレベル
(X0)との差は一定であるので、シースレベルの代り
にX0を監視するようにしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロ波などの
高周波のエネルギーによりプラズマを発生させ、そのプ
ラズマにより半導体ウエハなどの被処理基板に対して処
理を施すプラズマ処理装置及びプラズマ処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスの製造工程の中に、半導
体ウエハ(以下ウエハという)に対してプラズマを用いて
処理を行う工程がある。このようなプラズマ処理を行う
ための装置として図16に示すようなマイクロ波プラズ
マ処理装置が知られている。この装置は、ウエハWの載
置台91を備えた真空室9の天井部に平面スロットアン
テナ92を設け、図示しないマイクロ波電源部93から
マイクロ波を軸部94aを有する同軸の導波管94を介
して前記アンテナ92に導き、このアンテナ92から石
英製のマイクロ波透過窓95を介して真空室9内にマイ
クロ波を供給して、ガス供給部96からの処理ガスをプ
ラズマ化し、そのプラズマにより例えばウエハWの表面
に成膜あるいはエッチング処理を施すように構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところでプラズマは電
気的、物理的、化学的な現象が複雑に絡み合い、そのメ
カニズムは今だ不明な点が多く、プロセス条件をどのよ
うに変えるとプラズマの状態がどうなるのかが明確に把
握されていないのが実情である。このためあるプロセス
条件(圧力やマイクロ波パワ−など)で均一性の高いプ
ラズマが得られたとしても、他のプロセス条件では均一
性が悪くなる場合がある。
【0004】一方プラズマの均一性の程度は処理の面内
均一性例えば膜厚やエッチングの均一性にそのまま反映
されるが、近年半導体デバイスが微細化し、薄膜化して
いることから、結局のところプラズマの均一性の良し悪
しは、歩留まりに大きく影響することになる。従ってプ
ロセス条件によらず常に均一性の高いプラズマを生成す
る技術が望まれている。
【0005】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たものであり、その目的は均一性の高いプラズマを得る
ことができ、基板において面内均一性の高い処理を行う
ことのできるプラズマ処理装置及びその方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るプ
ラズマ処理装置は、高周波電源部から平面状のアンテナ
及び高周波透過窓を通じて真空室内にプラズマ生成用の
高周波を供給し、真空室内に供給された処理ガスを前記
高周波のエネルギ−によってプラズマ化し、そのプラズ
マにより、真空室内の載置台に載置された基板に対して
処理を行うプラズマ処理装置において、前記アンテナを
真空室に対して相対的に昇降させるための昇降機構と、
前記アンテナと高周波透過窓との間の領域を囲むように
設けられた電磁波シ−ルド部材と、前記高周波透過窓と
プラズマの発光領域との間に形成される前記高周波のカ
ットオフ密度となる高さレベルを推定する推定部と、こ
の推定部の推定結果に基づいて、アンテナと真空室内に
おける前記プラズマ生成用の高周波のカットオフ密度と
なる高さレベルとの間の領域である前記高周波の空洞領
域が適切な大きさとなるように昇降機構を介してアンテ
ナの高さレベルを制御するための制御部と、 を備えた
ことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、高周波の空洞領域の下
端位置を把握できるので、予め空洞領域の適切な大きさ
を把握しておくことにより、推定部の推定結果に基づい
てアンテナの高さレベルを適切な位置に設定することが
でき、均一なプラズマを生成することができる。
【0008】ここで真空室の側壁に光透過窓を形成し、
前記高周波透過窓とプラズマの発光領域との間に形成さ
れるプラズマのシース領域の下限レベルを光学的に検出
するシース検出部を設け、前記推定部はこのシース検出
部を含み、プラズマのシース領域の下限レベルの検出値
に基づいて前記カットオフ密度となる高さレベルを推定
する構成とすることができる。また前記推定部は、プラ
ズマの上方から検出用の高周波を当該プラズマに入射さ
せる放射部と、その反射波を受波する受波部と、を含
み、前記受波部における受波位置に基づいて、検出用の
高周波のカットオフ密度となる高さレベルを検出し、こ
の高さレベルに基づいて処理用の高周波のカットオフ密
度となる高さレベルを推定する構成とすることができ
る。
【0009】即ちプラズマ生成用の高周波のカットオフ
密度の高さレベルと前記シース領域の下限レベルとは異
なるが、それらの差はほぼ一定と見なせる。またプラズ
マ生成用の高周波のカットオフ密度の高さレベルと前記
検出用の高周波のカットオフ密度の高さレベルとは異な
るが、それらの差もほぼ一定と見なせる。従ってこれら
の検出結果をプラズマ生成用の高周波のカットオフ密度
の高さレベルに代えて用いることができる。ここでい
う、前記カットオフ密度となる高さレベルを推定すると
は、プラズマのシース領域の下限レベルの検出値や前記
検出用の高周波のカットオフ密度の高さレベルの検出結
果を代用する場合も含むが、例えば所定のアルゴリズム
に基づいてプラズマ生成用の高周波のカットオフ密度の
高さレベルを推定する場合も含む。
【0010】また本発明は請求項4に記載したように、
前記アンテナを真空室に対して相対的に昇降させるため
の昇降機構と、前記アンテナと高周波透過窓との間の領
域を囲むように設けられた電磁波シ−ルド部材と、プラ
ズマ処理のレシピ毎にアンテナの高さレベルの設定値を
記憶する記憶部と、 選択されたレシピに応じたアンテ
ナの高さレベルを前記記憶部から読み出して前記昇降機
構を介してアンテナの高さレベルを制御する制御部と、
を備えた構成としてもよい。
【0011】本発明に係るプラズマ処理方法は、高周波
電源部から平面状のアンテナ及び高周波透過窓を通じて
真空室内にプラズマ生成用の高周波を供給し、真空室内
に供給された処理ガスを前記高周波のエネルギ−によっ
てプラズマ化し、そのプラズマにより、真空室内の載置
台に載置された基板に対して処理を行うプラズマ処理方
法において、アンテナと真空室内における前記高周波の
カットオフ密度となる高さレベルとの間の領域である高
周波の空洞領域が適切な大きさとなるように、真空室に
対するアンテナの高さレベルを制御した後、基板に対し
てプラズマ処理を行うことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態にかか
るプラズマ処理装置を説明するが、その前に装置構成を
考え出すに至った着眼点について述べておく。先ず図1
6に示す従来装置を用い、載置台91の中にCCDカメ
ラを設けると共に載置台91の上面部を石英により構成
してCCDカメラにより真空室9内にて発生したプラズ
マを観察するようにした。そして真空室9内にガス供給
部96からアルゴンガスを供給すると共にマイクロ波電
源部93から例えば2.45GHzのマイクロ波を導入
してアルゴンガスをプラズマ化し、マイクロ波のパワ−
と真空室9内の圧力とを変えてプラズマを観察したとこ
ろ、明るさが一様である条件とばらつきがある条件とが
あった。
【0013】図1はCCDカメラの画像の一例を便宜的
に表した図であり、(a)は明るさの均一な領域の中に
例えば特に明るい領域が点在している状態つまり明るさ
にばらつきがある状態をとらえた画像であり、(b)は
全体の明るさが一様な状態をとらえた画像である。
【0014】以下にプロセス条件とプラズマの状態との
対応結果の一例を示す。
【0015】 圧力 マイクロ波パワ− プラズマの状態 A 50mTorr 2Kw 明るさにばらつきあり B 100mTor 2Kw 明るさが一様 C 50mTorr 5Kw 明るさが一様 更に上述の各プロセス条件において真空室9の径方向に
おけるイオン電流の大きさを測定したところ図2に示す
結果が得られた。条件Aにおいては真空室9の壁面から
中心部に向かうに連れてイオン電流が大きくなっている
が、条件B、Cにおいては壁面の近傍から中心部に至る
までイオン電流はほぼ同じ大きさで、似通った傾向にあ
る(B、Cは便宜上同じグラフとして示してある)。
【0016】イオン電流はプラズマ中の電子密度に関係
しており、一方プラズマのシ−ス領域(壁の近傍にてプ
ラズマが発光していない領域)の大きさが電子密度に関
係していることから、本発明者はプラズマの上方に位置
するマイクロ波の空洞領域(キャビティ)の大きさに関
係していることに着眼した。この空洞領域はアンテナ9
2とマイクロ波のカットオフ密度となる位置との間に形
成される領域であり、図3にてSを付して斜線領域で示
す。
【0017】図4は真空室9内における窓95の下面か
らの距離と電子密度との関係を測定した図であり、窓9
5からある距離だけ離れた位置にプラズマ生成用のマイ
クロ波のカットオフ密度X0 が存在する。図5に示すよ
うにX0 となるレベル(以下X0 レベルという)におい
ては上からくるプラズマ生成用のマイクロ波が反射され
る。またプラズマの壁部に近い部分は発光しないシ−ス
領域となっているが、X0 レベルは、このシ−ス領域の
下限レベル(以下シ−スレベルという)L0 よりも下方
側に位置し、これらのレベル差はほぼ一定である。
【0018】X0 レベルにおいてはマイクロ波が反射さ
れることから、このレベルは例えば図5に示すようにア
ンテナ92と窓95との間の電磁シ−ルド部材からなる
側面部に設けた放射部97より電磁波を斜め下方でかつ
真空室9の例えば中心部に向けて放射し、その反射波を
受波部98により検出してその受波位置(受波した高さ
位置)に基づいて反射点レベルを求めることにより分か
る。
【0019】しかしながら放射部97からプラズマ生成
用のマイクロ波と同じ周波数のマイクロ波を放射する
と、受波部98では放射部97からのマイクロ波なのか
アンテナ92から放射されたマイクロ波なのかが分から
なくなる。そこで放射部97からはプラズマ生成用のマ
イクロ波の周波数と異なる検出用のマイクロ波を放射す
るようにする。この場合検出用のマイクロ波のカットオ
フ密度となるレベル(以下X1レベルという)が分か
る。X0とX1との関係は相互の周波数の差に依存する
が、ほぼX1=X0+α(ただしここで用いる「=」の記
号は近似等号である)の関係にある。αはX1とX0との
差であり、ほぼ一定とみなせるので、X1レベルを検出
してX0レベルに代用しても問題はない。検出用のマイ
クロ波の周波数は例えば数GHz〜30GHz程度であ
る。周波数の下限については真空室の形状に基づいて波
長を考えると数GHz程度であり、周波数の上限につい
ては、周波数がカットオフ密度(電子密度)の平方根に
比例することを考慮するとせいぜい30GHz程度であ
る。前記受波部98は受波素子を多数接近させて縦に配
列し、受波した受波素子に基づいて受波位置を求めても
よいが、受波素子を上下にスキャンして受波位置を求め
てもよい。またX0 レベルとシ−スレベルとの離間距離
はほぼ一定であることから光学的にシ−スレベルを検出
してX0 レベルに代用することもできる。
【0020】ここで種々のプロセス条件でX0 レベルが
どの位置にあるかを具体的に調べたところ、図6に示す
結果が得られた。図6におけるX0 レベルは窓95の下
面からX0 レベルまでの距離である。この結果から分か
るようにマイクロ波パワ−を上げていくとX0 レベルが
窓95に近付き、また圧力を上げていくとX0 レベルが
窓95に近づく。
【0021】このようにマイクロ波の空洞領域の大きさ
がプロセス条件により変わり、そしてプロセス条件によ
りプラズマの状態が変わることから、プラズマの状態は
空洞領域の大きさに関係し、このため空洞領域の大きさ
を管理することにより、プロセス条件にかかわらず常に
明るさの一様な均一なプラズマが得られると考えられ
る。具体的には、適切な空洞領域の大きさを予め把握し
ておき、実際に処理を行うときにはX0 レベルの位置を
検出し、アンテナ92の高さを調整して適切な空洞領域
の大きさとなるようにする。即ちあるプロセス条件下で
は、アンテナ92の高さを変えてもX0 レベルの位置は
ほぼ変わらないことから、アンテナ92とX0 レベルと
の距離が適切な空洞領域の上下長さになるように調整す
る。
【0022】以下に述べる本発明の実施の形態にかかる
プラズマ処理装置は、このような技術を具現化したもの
であり、その構成を図7に示す。1は例えば円筒状の真
空室であり、この真空室1には基板であるウエハWの載
置台2が設けられると共に、底部には真空排気を行うた
めの排気管11が接続されている。前記載置台2には例
えば13.56MHzの高周波電源部21に接続された
バイアス印加用の電極22が埋設されると共に、図示し
ない温度調整部が設けられていてウエハWを所定の温度
に調整できるように構成されている。真空室1の天井部
には誘電体例えば石英よりなるマイクロ波透過窓23が
配置されており、この窓23の上方には多数のスロット
31が形成された平面状のアンテナ32が当該窓23に
対向するように設けられている。
【0023】前記アンテナ32の中央部には導波路であ
る同軸の導波管33の軸部33aの一端部が接続されて
いる。同軸の導波管33の外管33bの下端部は外側に
折り曲げられて広げられ更に下側に屈曲して偏平な円筒
状の拡径部34をなしている。同軸の導波管33の他端
部の側面には導波路である矩形状の導波管35の一端部
が接続されており、この矩形状の導波管35の他端部に
は図示しないインピ−ダンス整合部を介してマイクロ波
電源部36が設けられている。このマイクロ波電源部3
6は昇降機構4により昇降される保持台41に保持され
ている。従ってこの昇降機構4によりマイクロ波電源部
36及び導波管33、54が昇降できる。昇降機構4と
しては例えばモ−タにより昇降量が調整できるジャッキ
あるいはボ−ルネジやエアシリンダを用いたものなどを
使用することができる。
【0024】一方前記窓23の周縁部には電磁波シ−ル
ド部材例えば金属からなる円筒部42が立設されてお
り、この円筒部42の内面と前記導波管33の拡径部3
4の外面との間には、当該拡径部34の周方向に沿って
リング状に形成され、断面がU字状に形成された板バネ
43が介設されている。既述のように導波管33は昇降
することから、この板バネ43はアンテナ32の下方側
と導波管33の外部とを仕切ると共に拡径部34のガイ
ドの役割を果たしている。
【0025】前記導波管33の軸部33aは筒状に構成
されており、この中にガス供給部であるガス供給管5が
貫通されて設けられている。前記窓23における中心部
には図8に示すように孔24が穿設されていてこの孔2
4に金属リング51が嵌め込まれている。前記ガス供給
管5の先端部は前記金属リング51の折り返し部に溶接
されて固定されている。軸部33aの下方側には、ガス
供給管5を囲むように伸縮自在な電磁波シ−ルド部材例
えば径が各段ごとに小さくなる複数段の金属筒52a、
52b、52cが相互に抜けないように嵌め込まれた電
磁波シ−ルド部材52が設けられている。前記ガス供給
管5の基端部は、導波管33の内管33a及び外管33
bの管壁を当該管壁に対して動けるように貫通してお
り、ガス供給管5が固定された状態で導波管33が昇降
できるように構成されている。
【0026】前記真空室1の側壁には例えば石英からな
る光透過窓61が設けられており、この窓61の外側に
は、プラズマのシ−スレベル(シ−ス領域の下限レベ
ル)を検出するための検出部62が設けられている。こ
の検出部62は例えば各々光軸が水平な多数の光センサ
が上下に配列してなる光センサアレイを用いることがで
き、プラズマが発光している領域に対応する光センサは
オン、シ−ス領域に対応する光センサはオフであること
から、シ−スレベルが分かる。この検出部62からの検
出信号は制御部63に送られ、この制御部63はさらに
前記昇降機構4からレベル信号を取り込んでいる。即ち
制御部63は前記昇降機構4のモ−タに接続されたエン
コ−ダのパルスなどに基づいてアンテナ32の高さレベ
ルを把握しており、アンテナ32の高さレベルとシ−ス
レベルとに基づいて、後述するようにどのくらいアンテ
ナ32を昇降させればよいかを演算してその演算結果に
応じた制御信号を昇降機構4に出力するように構成され
ている。
【0027】次に上述実施の形態の作用について説明す
る。先ず基板であるウエハWに対してプラズマ処理例え
ばポリシリコン膜の成膜処理を行う前にその処理に応じ
たマイクロ波の空洞領域の適切な大きさを調べておく。
【0028】これは例えば既述のようにCCDカメラで
プラズマを観測して明るさの均一なプラズマが得られる
ときの空洞領域を把握してもよいし、あるいは実際にテ
ストウエハWを用い、良好な処理結果が得られるときの
空洞領域を把握してもよい。そしてこの適切な空洞領域
の大きさを制御部63に記憶しておく。この空洞領域の
大きさは、定義からすればアンテナ32と前記X0 レベ
ルとの間であるが、前記シ−スレベルとX0 レベルとの
距離はほぼ一定であるので、シ−スレベルを検出してア
ンテナ32の高さを制御する場合には、アンテナ32と
当該シ−スレベルとの間の適切な距離Hを記憶しても、
空洞領域の大きさを記憶することと実質同じである。
【0029】そして今、あるレシピ(圧力、マイクロ波
パワ−などのプロセス条件の組み合わせ)によりウエハ
Wに対して処理を行う場合、その前にこのレシピにより
予めプラズマを発生させ、検出部62によりシ−スレベ
ルを検出する。制御部63はアンテナ32とシ−スレベ
ルとの距離が前記距離Hとなるように昇降機構4に制御
信号を送ってアンテナ32の高さレベルを制御する。図
9はこのような様子を示す図であり、例えば空洞領域
(ここでいう空洞領域はアンテナ32とシ−スレベルと
の間の領域である)の大きさがH+h1 だとすると、ア
ンテナ32の高さレベルをh1 だけ下げて(このときX
0 レベルは動かない)空洞領域の大きさをHとする。な
お既述のように検出用の高周波のカットオフ密度となる
レベルであるX1 レベルを検出する場合においても全く
同様であり、この場合Hはアンテナ32からX1 レベル
までの距離となる。
【0030】以上においてシースレベル検出部62及び
制御部63は、X0レベルを推定する推定部に相当す
る。また図5に示す放射部97及び受波部98を用いて
X1レベルを検出する場合には、これら及び制御部が推
定部に相当する。X0レベルを推定するとは、シースレ
ベルやX1レベルを代用する場合も、シースレベルやX1
レベルに基づいて例えばアルゴリズムを用いてX0レベ
ルを推定する場合も含まれる意味である。
【0031】このような調整を行った後、ウエハWを真
空室1内に搬入して載置台2上に載置し、真空室1内を
真空排気して所定の真空度例えば10-6Torrまで真
空引きし、ガス供給管5から処理ガス、例えば成膜ガス
であるモノシラン(SiH4)ガス及びキャリアガスで
あるArガスを真空室1内に供給する。そしてマイクロ
波電源部36から例えば2.45GHz、2.5kwの
プラズマ生成用のマイクロ波を出力すると共に、バイア
ス電源部21から載置台2に例えば13.56MHz、
1.5kwのバイアス電力を印加する。
【0032】マイクロ波電源部36からのマイクロ波は
導波管35、33を介して拡径部34内に伝播され、ア
ンテナ32のスロット31を通って真空室1内に供給さ
れる。このマイクロ波によりモノシランガスがプラズマ
化され、電離して生成された活性種がウエハW表面に付
着してポリシリコン膜が生成される。
【0033】またレシピを変える場合にはウエハWに対
して処理を行う前に上述のようにしてアンテナ32の高
さレベルを調整する。ここで空洞領域の適切な大きさH
は、実際に用いる処理ガス例えばモノシランガスを用い
て予め計測しておくが、例えばガス種が異なっていて
も、空洞領域の適切な大きさが似通っている場合にはそ
の値をHとして用いることもできる。
【0034】このような実施の形態によれば、レシピを
変えても空洞領域の大きさを適切な大きさに合わせ込ん
でプラズマを発生させているため、常に均一性の高いプ
ラズマを得ることができ、基板において面内均一性の高
い処理例えば膜厚の均一な処理を行うことができる。こ
こで図7に示す装置を用い、アンテナ32の高さ位置が
電子密度に及ぼす影響を調べたところ図10〜図12に
示す結果が得られた。図10は、真空室9内にArガス
を導入して圧力を30mTorr(3.99Pa)に設
定し、マイクロ波電源部36から例えば2.45GH
z、2kwのマイクロ波を出力すると共に、バイアス電
源部21から載置台2に13.56MHz、1.5kw
のバイアス電力を印加してプラズマを発生させ、窓23
の下面から10.8cm下がった所をプローブで真空室
9の直径に沿ってスキャンして電子密度を測定した結果
であり、横軸に真空室9の径方向の位置、縦軸に電子密
度をとっている。なお横軸の27(cm)の位置は真空
室9の中央部である。このような実験を同様にして圧力
を50mTorr(6.66Pa)に設定して行ったと
ころ図11に示す結果が得られた。図10と図11との
結果を比較すると、圧力が30mTorrの場合に比べ
て50mTorrの方が、プラズマの均一性が劣ってい
ることが分かる。そこでアンテナ32の高さ位置を0.
5mm引き上げ、圧力を50mTorrに設定して同様
の実験を行ったところ図12に示す結果が得られた。図
12の結果から分かるようにアンテナ32の高さ位置を
引き上げたことによりプラズマの均一性が回復してい
る。以上の実験から、ガス圧力を上昇させてプラズマ濃
度が増加した場合、つまり電子密度が増加した場合には
既述のシースレベルが高くなり(窓23に近くなり)、
このためアンテナ32の高さ位置を引き上げてアンテナ
32、プラズマ間の距離を保証することにより同様のプ
ラズマの均一性が得られることが裏付けられる
【0035】なお本発明ではアンテナ32側を動かす変
わりに真空室1側を昇降させてもよい。またプラズマ処
理としてはエッチングやアッシングであってもよい。更
に処理ガスをプラズマ化するための電源部としてはマイ
クロ波電源部に限らずRF電源部やUHF電源部でもよ
く、本明細書ではこれらを高周波電源部として扱ってい
る。またプラズマを生成する手法は例えばマイクロ波と
磁場とによる電子サイクロトロン共鳴を起こして処理ガ
スをプラズマ化する方法でもよい。
【0036】以上において本発明は、図13に示すよう
に、予めレシピ毎に空洞領域が適切な大きさになるアン
テナ32の高さレベルを求めて記憶部71に記憶してお
き、レシピ設定部72にて選択されたレシピに応じたア
ンテナ位置をCPU73により読み出し、そのアンテナ
位置となるようにCPU73から制御信号をコントロ−
ラ74を介して昇降機構4に与えるようにしてもよい。
この場合、アンテナ32の適切な高さレベルは、例えば
各レシピ毎にシ−スレベルを検出し、既に把握している
空洞領域の適切な大きさHに基づいて決定してもよい
が、例えば各レシピ毎にアンテナ32の高さを変えて処
理の状態を把握し、その結果からアンテナ32の適切な
高さを決定するようにしてもよい。なおアンテナ32を
上下動させる構造は、上述の構造に限らずアンテナ32
の周縁部と透過窓23周縁部との間に金属ベローズ体を
設けるようにしてもよい。
【0037】ここでアンテナ32と透過窓23との間の
領域を囲む前記電磁波シールド部材42に相当する壁部
分及び真空室1を共に円筒状として構成すると、図14
に示すようにアンテナ32と窓23との間の壁部分40
で囲まれた空洞領域に起因する、真空室1内の電界強度
分布と、真空室1内の空洞領域に起因する電界強度分布
とが強調されるおそれがある。そこで前記壁部分40及
びアンテナ32については、円筒状とするつまり横断面
形状を円形とする代りに非軸対称な形状例えば六角形等
の多角形としかつ真空室1は円筒状とするか、あるいは
壁部分40及びアンテナ32の平面形状を円形としかつ
真空室1の横断面形状を多角形としてもよい。図15
(a)はこのような構成を横断面形状で略解的に示す図
である。更にまた図15(b)に示すように両者をいず
れもn(この例では6)角形とし、角部の位置を周方向
でずらしてもよい。また非軸対称な形状としては多角形
に限らず特殊な曲線であってもよい。このように壁部分
40と真空室1との横断面形状を異ならせれば、両者の
マイクロ波モードを異ならせることができ、上述の電界
強度分布の強調を低減あるいは避けることができ、プラ
ズマの均一性が向上する。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、均一性の
高いプラズマを得ることができ、基板において面内均一
性の高い処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラズマの観察結果を示す説明図である。
【図2】プラズマ中のイオン電流の大きさを示す特性図
である。
【図3】マイクロ波の空洞領域を示す略解側面図であ
る。
【図4】マイクロ波の透過窓に対する真空室内の位置と
電子密度との関係を示す特性図である。
【図5】X波のカットオフ密度となる位置上でマイクロ
波が反射する様子を示す説明図である。
【図6】プロセス条件とX波のカットオフ密度となる位
置との関係を示す説明図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るプラズマ処理装置の
全体構成を示す縦断側面図である。
【図8】図7に示すプラズマ処理装置の一部を拡大して
示す断面図である。
【図9】アンテナの高さを調整する前と調整した後とに
おけるマイクロ波の空洞部を示す説明図である。
【図10】真空室内の位置と電子密度との関係を示す特
性図である。
【図11】真空室内の位置と電子密度との関係を示す特
性図である。
【図12】真空室内の位置と電子密度との関係を示す特
性図である。
【図13】本発明の他の実施の形態における制御系を示
すブロック図である。
【図14】マイクロ波の透過窓の上側と下側との電界強
度分布が共振する様子を模式的に示す説明図である。
【図15】マイクロ波の透過窓の上側部分と真空室との
内壁の横断面形状を示す説明図である。
【図16】従来のプラズマ処理装置を示す縦断側面図で
ある。
【符号の説明】
1 真空室 2 載置台 23 マイクロ波の透過窓 W 半導体ウエハ 32 アンテナ 33 導波管 36 マイクロ波電源部 4 昇降機構 42 筒状部 43 板バネ 5 ガス供給管 61 窓 62 シースレベル検出部 63 制御部 71 記憶部 72 レシピ設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000166801 後藤 尚久 東京都八王子市城山手2−8−1 (72)発明者 石井 信雄 東京都港区赤坂五丁目3番6号 東京エレ クトロン株式会社内 (72)発明者 八坂 保能 京都府宇治市木幡須留5−107 (72)発明者 安藤 真 神奈川県川崎市幸区小倉1−1 I−312 (72)発明者 後藤 尚久 東京都八王子市城山手2−8−1

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電源部から平面状のアンテナ及び
    高周波透過窓を通じて真空室内にプラズマ生成用の高周
    波を供給し、真空室内に供給された処理ガスを前記高周
    波のエネルギ−によってプラズマ化し、そのプラズマに
    より、真空室内の載置台に載置された基板に対して処理
    を行うプラズマ処理装置において、 前記アンテナを真空室に対して相対的に昇降させるため
    の昇降機構と、 前記アンテナと高周波透過窓との間の領域を囲むように
    設けられた電磁波シ−ルド部材と、 前記高周波透過窓とプラズマの発光領域との間に形成さ
    れる前記高周波のカットオフ密度となる高さレベルを推
    定する推定部と、 この推定部の推定結果に基づいて、アンテナと真空室内
    における前記プラズマ生成用の高周波のカットオフ密度
    となる高さレベルとの間の領域である前記高周波の空洞
    領域が適切な大きさとなるように昇降機構を介してアン
    テナの高さレベルを制御するための制御部と、 を備え
    たことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 【請求項2】 真空室の側壁に光透過窓を形成し、前記
    高周波透過窓とプラズマの発光領域との間に形成される
    プラズマのシース領域の下限レベルを光学的に検出する
    シース検出部を設け、前記推定部はこのシース検出部を
    含み、プラズマのシース領域の下限レベルの検出値に基
    づいて前記カットオフ密度となる高さレベルを推定する
    ことを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記推定部は、プラズマの上方から検出
    用の高周波を当該プラズマに入射させる放射部と、その
    反射波を受波する受波部と、を含み、前記受波部におけ
    る受波位置に基づいて、検出用の高周波のカットオフ密
    度となる高さレベルを検出し、この高さレベルに基づい
    てプラズマ生成用の高周波のカットオフ密度となる高さ
    レベルを推定することを特徴とする請求項1記載のプラ
    ズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 高周波電源部から平面状のアンテナ及び
    高周波透過窓を通じて真空室内にプラズマ生成用の高周
    波を供給し、真空室内に供給された処理ガスを前記高周
    波のエネルギ−によってプラズマ化し、そのプラズマに
    より、真空室内の載置台に載置された基板に対して処理
    を行うプラズマ処理装置において、 前記アンテナを真空室に対して相対的に昇降させるため
    の昇降機構と、 前記アンテナと高周波透過窓との間の領域を囲むように
    設けられた電磁波シ−ルド部材と、 プラズマ処理のレシピ毎にアンテナの高さレベルの設定
    値を記憶する記憶部と、 選択されたレシピに応じたアンテナの高さレベルを前記
    記憶部から読み出して前記昇降機構を介してアンテナの
    高さレベルを制御する制御部と、を備えたことを特徴と
    するプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 高周波電源部から平面状のアンテナ及び
    高周波透過窓を通じて真空室内にプラズマ生成用の高周
    波を供給し、真空室内に供給された処理ガスを前記高周
    波のエネルギ−によってプラズマ化し、そのプラズマに
    より、真空室内の載置台に載置された基板に対して処理
    を行うプラズマ処理方法において、 アンテナと真空室内における前記プラズマ生成用の高周
    波のカットオフ密度となる高さレベルとの間の領域であ
    る高周波の空洞領域が適切な大きさとなるように、真空
    室に対するアンテナの高さレベルを制御した後、基板に
    対してプラズマ処理を行うことを特徴とするプラズマ処
    理方法。
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