JP2001059271A - ドーム状屋根の構築工法 - Google Patents

ドーム状屋根の構築工法

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JP2001059271A
JP2001059271A JP11236753A JP23675399A JP2001059271A JP 2001059271 A JP2001059271 A JP 2001059271A JP 11236753 A JP11236753 A JP 11236753A JP 23675399 A JP23675399 A JP 23675399A JP 2001059271 A JP2001059271 A JP 2001059271A
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tension
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Toshiyuki Kawazoe
俊之 川添
Isao Shimoda
勲 下田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドーム状屋根の内部屋根構造体を屋根外周構
造体上のリフトアップ装置でリフトアップさせドーム状
屋根を構築するに際し、吊り上げ時に屋根外周構造体に
加わる曲げモーメントを完全に除去し、従来の屋根外周
構造体の補強や大掛かりな支持構造体を不要とし、補強
材・仮設構造体の削減により工期の短縮・コストの低減
を図る。 【解決手段】下部構造体2上に、外周テンションリング
1Cを有する屋根外周構造体1Bを構築し、この構造体
1Bの内側に支持構台11aを介してリフトアップ装置
12を配設し、支持構台11aと下部構造体2を連結す
る引張材16と、この引張材16と外周テンションリン
グ1C間に配設される圧縮材17とを有する支持架構1
5を配設し、引張材16に張力を導入した状態で、内部
屋根構造体1Aをリフトアップ装置12によりリフトア
ップし、所定の高さまで上昇した構造体1Aの外周端部
を構造体1Bの内周端部に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、大空間構造物にお
ける曲線または多角形で構成されるドーム状屋根をリフ
トアップ工法により施工するための構築工法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】大規模なドーム状屋根を構築する場合、
総足場のベント工法を用いると、仮設足場の設置・解体
等の作業により、工期・コストの増大につながるという
問題があり、地組みした屋根を正規の位置までリフトア
ップさせるリフトアップ工法により施工されることが多
い。このようなリフトアップ工法によるドーム状屋根の
構築工法に関して、本出願人は、次に示すような工法を
既に出願している。
【0003】(1) ドーム状屋根の構築工法(特願平09-1
35329) 図5に示すように、基礎3上に、ドーム状屋根1を支持
する下部構造体2と、ドーム状屋根の中央部分を構成す
る内部屋根構造体1Aを構築した後、下部構造体2上
に、外周テンションリング1Cを有しドーム状屋根1の
外周部分を構成する屋根外周構造体1Bを構築し、この
屋根外周構造体1Bの内側にリフトアップ架台11を介
してリフトアップ装置12を配設すると共に、屋根外周
構造体1Bの内周端部と下部構造体2を連結する引張材
16と、この引張材16と外周テンションリング1C間
に配設される圧縮材17とを有する支持架構15を配設
し、引張材16に張力を導入して圧縮材17により外周
テンションリング1Cに水平方向の圧縮力を付与し、外
周テンションリング1Cに圧縮応力を発生させた状態
で、内部屋根構造体1Aをリフトアップ装置によりリフ
トアップし、この時、外周テンションリング1Cに発生
する引張応力と前記圧縮応力とを相殺し、変形を抑制す
る。そして、所定の高さまで上昇した内部屋根構造体1
Aの外周端部を屋根外周構造体1Bの内周端部に連結す
るものである。
【0004】以上のような工法において、下部構造体2
の上に、放射線方向にローラー支持されている屋根外周
構造体1B、リフトアップ架台11・リフトアップ装置
12、引張材16・圧縮材17を備えた支持架構15を
設置して、内部屋根構造体1Aのリフトアップを行うた
め、従来のような仮設の内部支柱を無くすことができ、
工期の短縮およびコストの削減を図ることができる。ま
た、引張材16と圧縮材17を備えた支持架構15によ
り下部構造体2に偏心曲げが作用することがなく、さら
に圧縮材16の圧縮力が外周テンションリング1Cに作
用し、リフトアップ時の荷重による外周テンションリン
グ1Cの円周方向の拡大変形を防止することができ、大
規模なドーム状屋根のリフトアップを比較的簡単な支持
架構で容易に安定して行うことができる。
【0005】(2) 大張間架構の構築工法(特願平10-373
259) 図6に示すように、下部構造体2の上に屋根外周構造体
1Bを構築し、この屋根外周構造体1Bの上に、支持構
台11aを束材11bと斜材11cにより支持してなる
リフトアップ架台11を円周方向に間隔をおいて複数設
けると共に、各リフトアップ架台11を外側リング材3
1と内側リング材32等からなる平面視でリング状の支
持構造体30で連結一体化し、各リフトアップ架台11
の上にリフトアップ装置12を配置し、基礎3上で内部
屋根構造体1Aを構築し、リフトアップ装置12の作動
により前記内部屋根構造体1Aを引き上げ、所定高さま
でリフトアップした内部屋根構造体1Aを前記屋根外周
構造体1Bに固定する工法である。
【0006】以上のような工法において、リフトアップ
装置12で吊り上げた内部屋根構造体1Aにより、リフ
トアップ架台11には鉛直荷重Va と水平力Ha が作用
するが、リフトアップ架台11がリング状に連結されて
いるため(水平力Ha がリング状に連結された支持構台
によりリング状圧縮力に変換されて釣り合い状態を保持
する)、屋根外周構造体1Bとリフトアップ架台11の
束材11bの接合部には鉛直反力Vb と水平反力Hb
加わる。この鉛直反力と水平反力による回転モーメント
V ,MH は、屋根外周構造体1Bを鉛直反力により内
側へ垂れ下げる方向と、また水平反力により上側へ押し
上げる方向となり、それぞれが相殺する方向に作用す
る。これにより、屋根外周構造体1Bに作用する回転モ
ーメントを除去し、鉛直反力Vb と水平反力Hb の合力
を屋根外周構造体1Bの部材中心軸方向に向けることが
でき、屋根外周構造体1Bには軸力のみを作用させるこ
とができ、これにより、仮設材を削減することができ、
また設計も明確・容易となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の従来技
術(1) では、図5(b) に示すように、内部屋根構造体1
Aをリフトアップする際の偏心荷重Va が屋根外周構造
体1Bにてこ反力Vb として作用するため、屋根外周構
造体1Bを支持架台で補強することや屋根外周構造体1
B自体を補強することが必要になるなどの問題があっ
た。
【0008】また、前述の従来技術(2) では、リフトア
ップ架台11を連結一体化する支持構造体30が大掛か
りなものとなり、さらに基別対応となって支持構造体3
0の転用が難しく、コスト高となる問題があった。
【0009】本発明は、前述のような問題点を解消すべ
くなされたもので、その目的は、ドーム状屋根の内部屋
根構造体を屋根外周構造体上に設置したリフトアップ装
置を用いてリフトアップさせドーム状屋根を構築するに
際し、吊り上げ時に屋根外周構造体に加わる曲げモーメ
ントを完全に除去することができ、従来の屋根外周構造
体の補強や大掛かりな支持構造体が不要となり、補強材
および仮設構造体の削減により工期の短縮およびコスト
の低減を図ることのできるドーム状屋根の構築工法を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のドーム状屋根の
構築工法は、図1に示すように、基礎上3に、ドーム状
屋根1を支持する下部構造体2と、ドーム状屋根1の中
央部分を構成する内部屋根構造体1Aを構築した後、前
記下部構造体2上に、外周テンションリング1Cを有し
ドーム状屋根1の外周部分を構成する屋根外周構造体1
Bを構築し、この屋根外周構造体1Bの内側に支持構台
11aを介してリフトアップ装置12を配設すると共
に、前記支持構台11aと下部構造体2を連結する引張
材16と、この引張材16と外周テンションリング1C
間に配設される少なくとも1つの圧縮材17とを有する
支持架構15を配設し、前記引張材16に張力を導入し
た状態で、内部屋根構造体1Aをリフトアップ装置12
によりリフトアップし、所定の高さまで上昇した内部屋
根構造体1Aの外周端部を屋根外周構造体1Bの内周端
部に連結することを特徴とする。
【0011】以上のような構成において、図4に示すよ
うに、内部屋根構造体1Aのリフトアップ時に、リフト
アップ架台11には、内部屋根構造体1Aによる下向き
の吊り荷重Vb と構造物中心に向かう水平力Ha が作用
するが、支持架構15の引張材16による斜め下向きの
張力Ta の水平反力Hva により相殺され、束材5と屋
根外周構造体1Bの接合部には、鉛直反力(張力Ta
鉛直分力Va +吊り荷重Vb )と水平反力Hvb が働
き、この鉛直反力と水平反力との合力Nb は屋根外周構
造体1Bの部材中心軸方向に向けることができ、屋根外
周構造体1Bに加わる力を軸力のみとすることができ、
吊り上げ時に屋根外周構造体に加わる曲げモーメントを
完全に除去することができ、また支持架構15の圧縮材
17により外周テンションリング1Cに圧縮力Cが作用
し、吊荷重により外周テンションリング1Cに発生する
引張力を前記圧縮力が相殺するため、外周テンションリ
ング1Cの円周方向の拡大変形を防止することができ
る。これにより、従来の屋根外周構造体の補強や大掛か
りな支持構造体が不要となり、補強材および仮設構造体
の削減により工期の短縮およびコストの低減が図られ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示する一実施
形態に基づいて説明する。図1、図2は、本発明のドー
ム状屋根の構築工法の一例を示す断面図、平面図であ
り、図3は本発明のドーム状屋根の構築工法を工程順に
示した断面図である。図4はリフトアップ時の概略荷重
状態を示したものである。
【0013】図1,図2に示すように、大空間トラス構
造物は、ドーム状屋根1と、これを支持する下部構造体
2からなり、ドーム状屋根1は、ドーム状屋根の中央部
分を構成するドーム状の内部屋根構造体1Aと、ドーム
状屋根の外周部分を構成するリング状の屋根外周構造体
1Bとに分割されて構築される。屋根外周構造体1Bの
最外周部分には、ドーム状屋根が完成した状態でドーム
状屋根の自重による引張力を負担する外周テンションリ
ング1Cが設けられている。
【0014】このようなドーム状屋根1において、本発
明では、図1に示すように、屋根外周構造体1Bの内周
部における上面にリフトアップ架台11を構築し、この
リフトアップ架台11の上にリフトアップ装置12を設
置し、引張材16と圧縮材17などから構成される支持
架構15により内部屋根構造体1Aのリフトアップ時に
屋根外周構造体1Bを支持すると共に、屋根外周構造体
1Bの外周テンションリング1Cに水平方向の圧縮力を
付与する。
【0015】リフトアップ架台11は、図1に示すよう
に、支持構台11aを束材11bと斜材11cで支持し
て構成され、支持構台11aの内側にリフトアップ装置
12が設置される。リフトアップ架台11およびリフト
アップ装置12は、図2に示すように、屋根外周構造体
1Bの円周方向に間隔をおいて多数配設される。リフト
アップ装置12は、図1に示すように、ベアロックジャ
ッキなどのジャッキ13と、吊上げロッド14などから
なり、ジャッキ13を支持構台11a上に設置し、吊上
げロッド14を上部と下部の把持機構で交互に把持して
ジャッキ13を昇降させることにより、吊上げロッド1
4を尺取り式に上昇させる昇降装置である。
【0016】支持架構15の引張材16は、図1に示す
ように、例えばワイヤケーブルであり、一端を支持構台
11aの外周端部に固定し、圧縮材17の先端に設けた
滑車18に巻き付けた後、他端を張力調整器20を介し
て下部構造体2の外周部分2bの下部外面に固定する。
なお、引張材16は、ワイヤケーブルに限らず、棒材と
し、両端部をピン接合するようにしてもよい。圧縮材1
7は外側に向かって突出するように外周テンションリン
グ1Cの外周端面に基部が取り付けられている。この圧
縮材17は1本用いた場合を示しているが、これに限ら
ず、外周テンションリング1Cから上方に突出する圧縮
材を追加してもよい。このような支持架構15は、図2
に示すように、リフトアップ架台11およびリフトアッ
プ装置12に対応させて屋根外周構造体1Bの円周方向
に間隔をおいて多数配設されている。
【0017】以上のようなドーム状屋根1を次のような
手順で構築する(図3参照)。 (1) 図3(i)に示すように、構築を予定する基礎3上
に下部構造体2と内部屋根構造体1Aとを構築する。下
部構造体2は、例えば中央部分2aと外周部分2bを構
築しておき、基礎3および下部構造体2の中央部分2a
の上に、多数の仮設ベント4を組み立て、これら仮設ベ
ント4上で内部屋根構造体1Aをクローラクレーン等を
用い構築する。
【0018】(2) 内部屋根構造体1Aの構築が終了する
と、その下部に拘束機構5を取り付ける。この拘束機構
5は、例えば、図2に示すように、内部屋根構造体1A
の外周端面から所定距離だけ内側に入った位置で下面か
ら垂設される束材6と、この束材6の下端部同士を連結
するケーブルや鉄骨等の枠材7と、束材6の下端と内部
屋根構造体1Aの外周端部に設けられる滑車群8,9
と、この滑車群に巻掛けられる緊張ケーブル10などか
らなる。束材6は同一円周状の格点位置に設けられ、枠
材7により平面視で多角形の枠体が構成され、緊張ケー
ブル10が放射状に配設され、緊張ケーブル10を緊張
することで、内部屋根構造体1Aを設計通りの形状に変
形・保持する。
【0019】(3) 図3(ii) に示すように、下部構造体
2の外周部分2bの上にリング状の屋根外周構造体1B
を大型クローラクレーン等を用い構築し、外周テンショ
ンリング1Cを外周部分2bの上に設置して固定する。
【0020】(4) 図3(iii)に示すように、屋根外周構
造体1Bの内周部における上面にリフトアップ架台11
を円周方向に間隔をおいて多数構築し、このリフトアッ
プ架台11の上にリフトアップ装置12を設置する。さ
らに、外周テンションリング1Cに圧縮材17を取り付
け、リフトアップ架台11と下部構造体2との間に引張
材16を張設する。
【0021】(5) 張力調整器20により引張材16に張
力を導入してリフトアップ架台11に外側へ向かう引張
力を与えると共に、圧縮材17により外周テンションリ
ング1Cに圧縮力を導入し、この状態で、リフトアップ
装置12の吊上げロッド14の下端を、地組みされた内
部屋根構造体1Aの外周端部に連結し、図3(iv) に示
すように、内部屋根構造体1Aを設計高さよりも若干上
方までリフトアップさせる。この状態から内部屋根構造
体1Aの外周端部を屋根外周構造体1Bの内周端部を直
接連結し、あるいはつなぎ部材1Dを介して連結する。
【0022】(6) 内部屋根構造体1Aをリフトアップ装
置12によりジャッキダウンさせ、内部屋根構造体1A
と一体となった屋根外周構造体1Bに支持させる。その
後、内部屋根構造体1Aの拘束機構5の緊張を解除して
撤去し、リフトアップ架台11およびリフトアップ装置
12、支持架構15を解体撤去する。これにより、ドー
ム状屋根1が完成する。
【0023】図4は、リフトアップ時の概略荷重状態を
示し、リフトアップ架台11には、内部屋根構造体1A
による下向きの吊り荷重Vb と構造物中心に向かう水平
力H a が作用するが、リフトアップ架台11には支持架
構15の引張材16により斜め下向きの張力Ta が作用
し、この張力Ta の水平反力Hva と水平力Ha が釣り
合うため、束材5と屋根外周構造体1Bの接合部には、
鉛直反力(張力Ta の鉛直分力Va +吊り荷重Vb )と
水平反力Hvb が働く。この鉛直反力と水平反力との合
力Nb は屋根外周構造体1Bの部材中心軸方向に向ける
ことができ、屋根外周構造体1Bに加わる力を軸力のみ
とすることができる。また、支持架構15の圧縮材17
により外周テンションリング1Cに圧縮力Cが作用し、
吊荷重により外周テンションリング1Cに発生する引張
力を前記圧縮力が相殺するため、外周テンションリング
1Cの円周方向の拡大変形を防止することができる。
【0024】なお、上記の説明では、内部屋根構造体を
地上で組み立てることのみ記載したが、屋根葺き仕上げ
などを行えることは当然のことである。また、リフトア
ップ装置にジャッキを用いたが、これに限らずウインチ
等の揚重機が使えることはいうまでもない。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のような構成からなるの
で、次のような効果を奏する。 (1) リフトアップ装置の支持構台と下部構造体を連結す
る引張材と圧縮材による支持架構により、屋根外周構造
体に加わる力を軸力のみとすることができ、吊り上げ時
に屋根外周構造体に加わる曲げモーメントを完全に除去
することができ、また圧縮材の圧縮力により外周テンシ
ョンリングの円周方向の拡大変形を防止することがで
き、従来の屋根外周構造体の補強や大掛かりな支持構造
体が不要となり、補強材および仮設構造体の削減により
工期の短縮およびコストの低減を図ることができる。
【0026】(2) 支持架構は引張材と圧縮材による簡単
な構成とすることができ、他のドーム状屋根の構築にも
転用することができ、コストの低減を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のドーム状屋根の構築工法の一例を示す
部分断面図である。
【図2】本発明のドーム状屋根の構築工法の一例を示す
部分平面図である。
【図3】本発明のドーム状屋根の構築工法を工程順に示
す断面図である。
【図4】本発明におけるリフトアップ時の荷重状態を示
す概略図である。
【図5】従来の引張材と圧縮材による支持架構を用いた
構築工法を示したものであり、(a) は部分断面図、(b)
は荷重状態を示す概略断面図である。
【図6】従来のリング状の支持構造体を用いた構築工法
を示したものであり、(a) は部分断面正面図、(b) は荷
重状態を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1……ドーム状屋根 1A…内部屋根構造体 1B…屋根外周構造体 1C…外周テンションリング 1D…つなぎ部材 2…下部構造体 2a…中央部分 2b…外周部分 3……基礎 4……仮設ベント 5……拘束機構 6……束材 7……枠材 8,9…滑車群 10……緊張ケーブル 11……リフトアップ架台 11a…支持構台 11b…束材 11c…斜材 12……リフトアップ装置 13……ジャッキ 14……吊上げロッド 15……支持架構 16……引張材 17……圧縮材 18……滑車 20……張力調整器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基礎上に、ドーム状屋根を支持する下部
    構造体と、ドーム状屋根の中央部分を構成する内部屋根
    構造体を構築した後、前記下部構造体上に、外周テンシ
    ョンリングを有しドーム状屋根の外周部分を構成する屋
    根外周構造体を構築し、この屋根外周構造体の内側に支
    持構台を介してリフトアップ装置を配設すると共に、前
    記支持構台の上部と下部構造体を連結する引張材と、こ
    の引張材と外周テンションリング間に配設される少なく
    とも1つの圧縮材とを有する支持架構を配設し、前記引
    張材に張力を導入した状態で、内部屋根構造体をリフト
    アップ装置によりリフトアップし、所定の高さまで上昇
    した内部屋根構造体の外周端部を屋根外周構造体の内周
    端部に連結することを特徴とするドーム状屋根の構築工
    法。
JP11236753A 1999-08-24 1999-08-24 ドーム状屋根の構築工法 Withdrawn JP2001059271A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103510711A (zh) * 2012-06-29 2014-01-15 中国有色金属工业第六冶金建设有限公司 穹顶结构安装中顶环的吊装方法
JP2017089097A (ja) * 2015-11-02 2017-05-25 三井住友建設株式会社 主塔または橋脚の構築方法

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